JP3498670B2 - 画像編集装置 - Google Patents

画像編集装置

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JP3498670B2
JP3498670B2 JP2000068003A JP2000068003A JP3498670B2 JP 3498670 B2 JP3498670 B2 JP 3498670B2 JP 2000068003 A JP2000068003 A JP 2000068003A JP 2000068003 A JP2000068003 A JP 2000068003A JP 3498670 B2 JP3498670 B2 JP 3498670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された画像の
所望の部分を切り出して出力することができる画像編集
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】読取装置によって読み取られた画像に対
して操作者が出力範囲を指定すると、、指定された範囲
の画像を部分的に出力する画像編集装置が知られてい
る。そのような画像編集装置は、例えば、地方自治体に
おいて、戸籍抄本や住民票などの各種証明書を原本から
編集して発行する証明書発行装置に利用されている。
【0003】証明書発行装置には、種々の自動編集機能
が備えられている。例えば、戸籍原本や住民票原本の画
像における各部分の位置情報があらかじめ登録される。
そして、操作者は、原本を読取装置にセットして原稿読
取のためのスイッチ操作を行う。また、必要な画像部分
に対応する位置情報をスイッチで指定する。すると、証
明書発行装置が、原稿を読み取り、さらに、指定された
部分を切り出して出力する。その場合、操作者が原稿を
所定位置に正しく設定し、所望の画像部分をスイッチ指
定すれば、所望の画像部分を出力させることができる。
従って、簡単な操作によって、戸籍抄本や住民票などの
各種証明書を得ることができる。
【0004】しかし、そのような画像編集装置を用いた
場合に、原稿の設定位置がずれてしまうと、画像編集装
置における読取装置がずれた画像を読み取ってしまう。
その結果、本来切り出されるべき位置と実際の切り出し
位置とがずれてしまい、所望の画像からずれた画像が出
力されてしまう。すなわち、操作者は、原稿を厳密に読
取装置にセットしなければならず、設定操作が煩わしい
という問題がある。
【0005】操作者がより簡便に所望の画像を得ること
ができる画像編集装置として、画像中の罫線を自動認識
するものがある。そのような画像編集装置は、読み取っ
た画像中の罫線を検出し、検出した罫線位置とあらかじ
め登録されている情報とを比較して、例えば戸籍原本の
各欄の境界位置を特定する。従って、画像編集装置にお
ける読取装置への原稿設定位置がずれても、画像編集装
置は、操作者が所望する欄の画像を出力することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一つの地方自
治体でも、様式が異なる複数種類の原稿が存在する。従
って、その地方自治体において用いられる証明書発行装
置等の画像編集装置には、様式が異なる複数種類の原稿
がセットされる可能性がある。よって、画像編集装置に
は、複数種類の各原稿に対応した情報があらかじめ登録
されている。そして、操作者は、セットされた原稿がい
ずれの様式の原稿であるのかを判断し、判断した原稿種
類を画像編集装置に設定して、所望の部分を切り出すた
めの操作を行う。従って、読取装置が読み取る原稿がい
ずれの様式のものであるのかを操作者が判断しなければ
ならないという煩わしさが残る。
【0007】そこで、本発明は、原稿の画像の指定され
た部分を切り出して出力する装置であって複数種類の様
式の原稿がセットされうる画像編集装置において、いず
れの様式の原稿を扱う場合にも、操作者が簡単な操作で
誤りなく画像編集を行うことができる画像編集装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による画像編集装
置は、開始罫線位置と終了罫線位置との間の領域である
欄を複数含む入力画像における指定された欄を抽出して
出力する画像編集装置であって、それぞれが複数の欄を
含む複数の様式のそれぞれについて、各欄に対応した開
始罫線位置と終了罫線位置の情報を格納した帳票情報格
納手段と、入力画像中の罫線の位置を検出する罫線検出
手段と、帳票情報格納手段に格納されている情報を用い
て入力画像に対応する様式を特定し、特定した様式に従
って入力画像中の指定された欄を抽出する画像編集手段
とを備え、画像編集手段が、複数の様式のそれぞれに対
して、帳票情報格納手段に格納されている各開始罫線位
置のそれぞれと各終了罫線位置のそれぞれについて、罫
線検出手段が検出した各罫線の位置のうちで位置の差が
許容範囲内にある罫線の位置との差を算出し、各開始罫
線位置と各終了罫線位置のそれぞれについて算出された
差の累積値を算出してそれを様式に対応する差の程度と
し、最も小さい差の程度に対応する様式を入力画像に対
応する様式として特定する照合手段を含むことを特徴と
する。照合手段は、検出された罫線位置とあらかじめ格
納されている罫線位置とを比較することによって様式を
特定するので、特定処理は容易である。
【0009】画像編集装置は、入力画像中の抽出を示
す情報を入力する入力手段と、画像編集手段が抽出した
画像における欄を出力する出力手段とを備え、画像編集
手段が、照合手段が特定した様式における入力手段によ
る抽出を画像から抽出する編集手段とを含む構成であ
ってもよい。
【0010】そのような構成によれば、操作者は、帳票
情報格納手段に格納されているどの情報を用いて画像編
集を行うのか判断する必要はなく、画像編集作業が簡略
化される。
【0011】 照合手段が、複数の様式のそれぞれに
して帳票情報格納手段に格納されている各開始罫線位
置のそれぞれと各終了罫線位置のそれぞれについて、罫
線検出手段が検出した各罫線の位置のうちで位置の差が
許容範囲内にある罫線の位置との差を順に算出し、差の
程度が許容範囲外となった様式を入力画像に対応する様
式から除外するように構成されていてもよい。
【0012】画像編集装置は、画像を読み取る読取手段
と、読取手段が出力する画像データを入力画像として
納する記憶手段とを備えていてもよい。そのような構成
によれば、読取手段が一体化された装置が実現される。
【0013】編集手段が、抽出したの画像を接合して
出力するように構成されていてもよい。そのように構成
されている場合には、編集結果を戸籍抄本などの形式で
直ちに出力できる。
【0014】出力手段は印刷手段を含む構成であっても
よい。印刷手段を含む場合には、編集結果を、必要とす
る人に直ちに提供できる。
【0015】また、出力手段は、ファクシミリ送信機能
を有する送信手段を含む構成であってもよい。送信手段
を含む場合には、編集結果を、例えば地方自治体におけ
る出先機関に供給することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による画像編集装
置の一例である証明書発行装置の構成例を示すブロック
図である。図1に示すように、スキャナなどの読取部1
で原稿が読み取られる。読み取られた原稿の画像データ
は、記憶部2における入力画像記憶部21で記憶され
る。制御部5における主制御部51は、操作部4に入力
された指令に応じて読取部1を起動するとともに、編集
結果をプリンタ等の記録部6またはファクシミリ通信を
行う送信部7に出力する制御を行う。表示部3には、選
択メニュー等が表示される。
【0017】制御部5は、照合部52および編集部53
とを含む。照合部52は、入力画像記憶部21に記憶さ
れている画像データから罫線を検出するとともに、検出
した罫線位置と、記憶部2における帳票辞書22に記憶
されている帳票情報とを照合する。編集部52は、操作
者の選択に応じて照合部52の照合結果を用いて画像デ
ータ中の所望の画像を切り出す。なお、照合部52は罫
線検出手段および照合手段の実現例であり、編集部53
は編集手段の実現例である。そして、この実施の形態で
は、画像編集手段は、照合部52と編集部53とを含む
ものである。
【0018】次に、図2〜図5を参照して動作について
説明する。ここでは、読取部1に戸籍原本(戸籍原稿)
がセットされ、戸籍原稿中の必要な欄を切り出して戸籍
抄本を編集する場合を例にする。図2(A)は戸籍原稿
の例を示し、図2(B)は編集された戸籍抄本の例を示
す。図3は罫線検出処理を説明するための説明図、図4
は帳票情報を説明するための説明図、図5は照合部52
の動作を示すフローチャートである。
【0019】図2(A)に示す戸籍原稿例では、ある世
帯の構成員に関する氏名や経歴などが4つの欄に分けて
記載されている。戸籍原稿において、各欄は、通常、右
から、基本欄、第1欄、第2欄、第3欄と呼ばれる。
【0020】操作者は、図2(A)に示すような戸籍原
稿を読取部1にセットする。そして、操作部4から選択
操作を行う。証明書発行装置には、各種証明書を発行す
るためのユーザインタフェースが用意されている。例え
ば、表示部3の画面にメニューが表示され、操作者がメ
ニュー画面において該当処理を選択する。操作部4がタ
ッチセンサであれば、該当処理、この場合には戸籍抄本
編集処理のボタンをタッチする。
【0021】すると、例えば、表示装置3の画面に抄本
作成欄選択メニューが表示される。抄本作成欄選択メニ
ューは、戸籍原稿における各欄すなわち基本欄と各人の
欄のうちのいずれを戸籍抄本に記載するかを選択させる
メニューである。
【0022】この例では、操作者は、図2(B)に示す
戸籍抄本を編集するために、抄本作成欄選択メニューか
ら基本欄と第2欄とを選択する選択操作入力および選択
終了操作入力を行う。選択終了操作は、例えば、抄本作
成欄選択メニューにおける「確定」ボタンを押下する操
作である。選択操作入力に応じて、操作部4は、基本欄
および第2欄の選択を示す指令情報を主制御部51に出
力する。また、操作部4は、選択終了操作入力に応じて
選択終了情報を主制御部51に出力する。
【0023】主制御部51は、選択終了情報が入力され
ると、読取部1を起動する。すると、読取部1は、セッ
トされている原稿を読み取り、読み取った原稿の画像デ
ータを入力画像記憶部21に格納する。読取部1から読
み取り完了の通知を受けると、主制御部51は、照合部
52に対して罫線検出処理を開始するように指示する。
【0024】照合部52は、その指示に応じて、入力画
像記憶部21に記憶されている画像データを読み出して
画像中の罫線を検出する処理を行う。例えば、罫線方向
(主走査方向:X方向)に延びる各ラインについて黒画
素数をカウントし、一定数以上黒画素が連続している場
合に罫線であるとする。そして、図3に示すように、副
走査方向の罫線座標X(1)〜X(5)、・・・を確定
する。ここで、最初に検出された罫線(第1罫線)の位
置X(1)の座標を0とする。第1罫線の座標値を0と
するのは、原稿のセット位置がずれても、様式が同じ原
稿ならば同じ罫線位置情報が得られるようにするためで
ある。
【0025】次に、照合部52は、図5のフローチャー
トに示すように、得られた罫線位置情報と帳票辞書22
中の帳票情報を照合して切り出し位置を決定する。
【0026】図4は、帳票辞書22にあらかじめ記憶さ
れている帳票情報を説明するための説明図である。帳票
辞書22には、各様式(帳票)の各欄の開始罫線位置と
終了罫線位置の情報である帳票情報が記憶されている。
例えば、図4に示すような帳票fにおける開始罫線位置
Sf(0)〜Sf(3)と、終了罫線位置Ef(0)〜
Ef(3)とが記憶されている。ここで、基本欄の罫線
開始位置Sf(0)の座標を0とする。そして、m種類
の様式(帳票)があれば、図4に示されたような開始罫
線位置と終了罫線位置の情報がm種類記憶される。
【0027】照合部52は、まず、帳票カウンタfに1
を設定し、最小距離MINに適当な初期値を設定し、該
当帳票Fに0を設定する(ステップS1)。帳票カウン
タfは、現在どの様式の帳票情報を照合しているのかを
示すカウンタである。最小距離MINは、画像データか
ら検出された開始罫線位置および終了罫線位置と帳票情
報における開始罫線位置および終了罫線位置との差のう
ちの最小値を示すデータである。そして、該当帳票F
は、検出された開始罫線位置および終了罫線位置と帳票
情報における開始罫線位置および終了罫線位置との差が
最も小さい帳票種類を示すデータである。なお、ここで
は、帳票種類(様式の種類)は、1から順に番号付けが
なされている。例えば、m種類の帳票種類があれば、各
帳票種類は、1、・・・、mの番号で特定される。
【0028】次に、照合部52は、欄ポインタnに0を
設定し、一致度Dに初期値として0を設定する(ステッ
プS2)。そして、第n欄の、開始罫線位置Sf(n)
を、検出された罫線座標X(1)、・・・と比較し、差
が許容範囲(±α)内に収まっている罫線座標があるか
否か判定する(ステップS3)。最初はn=0であるか
らSf(0)について比較が行われる。なお、欄ポイン
タnは、帳票におけるどの欄について照合を行っている
のかを示すデータである。また、一致度Dは、画像デー
タから検出された開始罫線位置および終了罫線位置と帳
票情報における開始罫線位置および終了罫線位置との差
の程度を示す値である。
【0029】差が許容範囲(±α)内に収まっている罫
線座標が存在しない場合には、読取部1で読み取られた
原稿は、今扱っている帳票種類のものではないと判断し
て、ステップS9に移行する。なお、許容範囲(±α)
は、読取部1の読取精度や帳票における罫線間隔等を考
慮して決められている。
【0030】ステップS3で開始罫線位置Sf(n)と
の差が許容範囲(±α)内に収まっている罫線座標X
(j)があることが確認された場合には、第n欄の、終
了罫線位置Ef(n)を、検出された罫線座標X
(1)、・・・と比較し、差が許容範囲(±α)内に収
まっている罫線座標があるか否か判定する(ステップS
4)。最初はn=0であるからEf(0)について比較
が行われる。そのような罫線座標が存在しない場合に
は、読取部1で読み取られた原稿は、今扱っている帳票
種類のものではないと判断して、ステップS9に移行す
る。
【0031】ステップS4で終了罫線位置Ef(n)と
の差が許容範囲(±α)内に収まっている罫線座標X
(k)があることが確認された場合には、Sf(n)と
X(j)との差、およびEf(n)とX(k)との差を
一致度Dに加算するとともに、欄ポインタnの値を1増
やす(ステップS5)。そして、まだ照合処理(画像デ
ータから検出された罫線座標と帳票情報との照合)を行
っていない欄がある場合にはステップS3に戻る。全て
の欄について照合処理が完了したらステップS7に移行
する。
【0032】欄ポインタnの値を更新しつつステップS
3〜ステップS5の処理が繰り返し実行され、ステップ
S6からステップS7に移行した場合には、今扱ってい
る帳票種類の全ての欄について照合処理が完了したこと
になる。そして、一致度Dには、各欄についてのSf
(n)とX(j)との差およびEf(n)とX(k)と
の差の累積値が格納されている。すなわち、画像データ
における各欄の区切りの罫線位置と今扱っている帳票種
類における各欄の区切りの罫線位置との差の程度が一致
度Dとして残っている。
【0033】照合部52は、一致度Dと最小距離MIN
とを比較して、一致度DがMINよりも小さければ(ス
テップS7)、その一致度Dを最小距離MINに設定す
る。また、該当帳票Fに、今扱っている帳票種類を特定
する値に相当する帳票カウンタfの値を設定する(ステ
ップS8)。一致度DがMIN以上であれば、最小距離
MINおよび該当帳票Fを更新せずにステップS9に移
行する。
【0034】ステップS9において、帳票カウンタfの
値を1増やす。そして、まだ照合処理が完了していない
帳票種類がある場合にはステップS2に戻る(ステップ
S10)。また、全ての帳票種類について照合処理が完
了したら処理を終了する。
【0035】処理が終了した時点で、該当帳票Fには、
一致度Dが最も小さいものに対応した帳票種類を特定す
る値が設定されている。照合部52は、帳票種類を特定
する値を主制御部51に知らせる。主制御部51は、編
集部53に対して、帳票種類を示す情報と、操作部4か
ら入力されている所望欄を示す情報とを出力する。編集
部53は、入力画像記憶部21に格納されている画像デ
ータから必要な部分を、主制御部51から通知された帳
票種類に応じた帳票情報(開始罫線位置および終了罫線
位置)を用いて切り出す。そして、切り出した各画像デ
ータを図2(B)に示すように接合し、さらに認証文を
付加したデータを出力画像記憶部23に格納する。
【0036】操作者が基本欄と第2欄とを指定していた
場合には、図2(B)に示すような戸籍抄本の画像デー
タが出力画像記憶部23に格納される。
【0037】出力画像記憶部23に格納された画像デー
タは、主制御部51の指示に応じて記録部6または送信
部7に出力される。主制御部51は、操作部4に入力さ
れた出力指示操作に応じて、記録部6または送信部7に
画像データを出力させる制御を行う。
【0038】記録部6に画像データが出力された場合に
は、戸籍諸本がプリントアウトされる。送信部7に画像
データが出力された場合には、送信部7は、例えば地方
自治体の出先機関(支所)等に設置されているファクシ
ミリ装置に通信回線を介して画像データを送信する。
【0039】以上のように、この実施の形態では、画像
編集装置は、読み取った画像データから罫線座標を検出
し、あらかじめ記憶されている各帳票情報と検出した罫
線座標とを比較することによって、画像データがどの種
類の様式のものであるのかを自動的に検出する。そし
て、その様式に応じて、指定された部分の画像を切り出
す。よって、操作者は、読取部1にセットした原稿がど
の様式のものであるのかを意識しなくてよく、画像編集
処理を簡便に実行することができる。
【0040】上記の実施の形態では、画像が読取部1で
読み取られる構成の画像編集装置を例示したが、画像デ
ータが外部から入力される構成の画像編集装置にも本発
明を適用できる。また、画像出力手段として、記録部6
と送信部7との双方を備えた画像編集装置を例示した
が、いずれか一方のみが設けられている構成の画像編集
装置にも本発明を適用できる。
【0041】また、上記の実施の形態では、戸籍原本か
ら戸籍抄本を作成する場合について説明したが、住民票
の台帳から個人の住民票を作成する場合や、その他、原
本となる画像から部分的に画像を切り出す他の用途にも
本発明を適用できる。
【0042】なお、上記の実施の形態では、読み取った
原稿に対応した帳票情報が帳票辞書22に存在すること
を前提として説明したが、読み取った原稿に対応した帳
票情報が帳票辞書22に未登録である場合、すなわち、
図5に示された照合処理が完了した時点で該当帳票Fの
値が0のままである場合も考えられる。そのような場合
には、新たに帳票情報を生成して帳票辞書22に登録す
ることが望ましい。
【0043】その場合、例えば、入力画像記憶部21内
の画像データから検出された罫線座標を元に新たな帳票
情報を作成したり、表示部3に画像データを表示して操
作者に必要な位置情報を指定させて新たな帳票情報を作
成すればよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画像編
集装置を、帳票情報格納手段に格納されている情報を用
いて画像の様式を特定し、特定した様式に従って画像中
の指定されたを抽出するように構成したので、操作者
は原稿の様式を認識せずにすみ、簡単な操作で誤りなく
画像編集を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像編集装置の一例である証明
書発行装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】 戸籍原本および戸籍抄本の例を示す説明図で
ある。
【図3】 罫線検出処理を説明するための説明図であ
る。
【図4】 帳票情報を説明するための説明図である。
【図5】 照合部の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 読取部 2 記憶部 3 表示部 4 操作部 5 制御部 6 記録部 7 送信部 21 入力画像記憶部 22 帳票辞書 23 出力画像記憶部 51 主制御部 52 照合部 53 編集部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06T 7/60 200 G06T 7/60 200K 300 300Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 G06F 19/00 300

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開始罫線位置と終了罫線位置との間の領
    域である欄を複数含む入力画像における指定された欄を
    抽出して出力する画像編集装置において、 それぞれが複数の欄を含む複数の様式のそれぞれについ
    て、各欄に対応した開始罫線位置と終了罫線位置の情報
    を格納した帳票情報格納手段と、 前記入力画像中の罫線の位置を検出する罫線検出手段
    と、 前記帳票情報格納手段に格納されている情報を用いて入
    力画像に対応する様式を特定し、特定した様式に従って
    入力画像中の指定された欄を抽出する画像編集手段とを
    備え、 前記画像編集手段は、複数の様式のそれぞれに対して、 前記帳票情報格納手段に格納されている各開始罫線位置
    のそれぞれと各終了罫線位置のそれぞれについて、前記
    罫線検出手段が検出した各罫線の位置のうちで位置の差
    が許容範囲内にある罫線の位置との差を算出し、 各開始罫線位置と各終了罫線位置のそれぞれについて算
    出された差の累積値を算出してそれを様式に対応する差
    の程度とし、 最も小さい差の程度に対応する様式を入力画像に対応す
    る様式として特定する照合手段を含むことを特徴とする
    画像編集装置。
  2. 【請求項2】 入力画像中の抽出欄を示す情報を入力す
    る入力手段と、 画像編集手段が抽出した画像における欄を出力する出力
    手段とを備え、 前記画像編集手段は、照合手段が特定した様式における
    前記入力手段による抽出欄を入力画像から抽出する編集
    手段とを含む請求項1記載の画像編集装置。
  3. 【請求項3】 照合手段は、 複数の様式のそれぞれに対して前記帳票情報格納手段
    に格納されている各開始罫線位置のそれぞれと各終了罫
    線位置のそれぞれについて、前記罫線検出手段が検出し
    た各罫線の位置のうちで位置の差が許容範囲内にある罫
    線の位置との差を順に算出し、 差の程度が許容範囲外となった様式を入力画像に対応す
    る様式から除外する請求項2記載の画像編集装置。
  4. 【請求項4】 画像を読み取る読取手段と、読取手段が
    出力する画像データを入力画像として格納する記憶手段
    とを備え、 画像編集手段は、前記記憶手段内の入力画像を対象に処
    理を行う請求項3記載の画像編集装置。
  5. 【請求項5】 編集手段は、抽出した欄の画像を接合し
    て出力する請求項4記載の画像編集装置。
  6. 【請求項6】 出力手段は印刷手段を含む請求項1から
    請求項5のうちのいずれか1項に記載の画像編集装置。
  7. 【請求項7】 出力手段は、ファクシミリ送信機能を有
    する送信手段を含む請求項1から請求項6のうちのいず
    れか1項に記載の画像編集装置。
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