JPH0724386B2 - 音声放送受信装置 - Google Patents

音声放送受信装置

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JPH0724386B2
JPH0724386B2 JP61224576A JP22457686A JPH0724386B2 JP H0724386 B2 JPH0724386 B2 JP H0724386B2 JP 61224576 A JP61224576 A JP 61224576A JP 22457686 A JP22457686 A JP 22457686A JP H0724386 B2 JPH0724386 B2 JP H0724386B2
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hysteresis
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audio
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寛 菅原
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 A産業上の利用分野 本発明は音声放送受信装置に関し、例えば自動車等に搭
載されるFM放送受信装置に適用し得るものである。
B発明の概要 本発明は、第1及び第2の受信系の受信状態をヒステリ
シス比較器により比較して、第1及び第2の受信系より
得られる音声信号を切り換えるようになされた音声放送
受信装置において、受信状態に応じてヒステリシス比較
器のヒステリシス特性を変更し得るようにすることによ
り、常に良好な受信音声信号を得ることができる。
C従来の技術 従来、例えば自動車等に搭載されるFM放送受信装置にお
いては、自動車等の移動に伴い受信状態が時々刻々変化
するため、例えばフロントガス及びリアガラスに指向性
が異なる2つのアンテナを配設し、各アンテナによる受
信波を第1及び第2の選局復調回路で音声信号に変換
し、このうち受信状態の良好な音声信号を選択して放送
波をできるだけ安定に受信するいわゆるダイバーシテイ
受信方式のものが用いられている。
すなわち第3図に示すように、2つのアンテナ1及び2
によつて受信された第1及び第2の受信波RF1及びRF2
は、それぞれ第1及び第2の選局復調回路3及び4に入
力される。これにより得られた第1及び第2の音声信号
AD1及びAD2は、それぞれ受信系切換スイツチ5の切換入
力端a及びbに入力される。
これに加えて、各選局復調回路3及び4において、電界
の強さに基づくAGC(automatic gain control)信号
を、第1及び第2の比較信号COM1及びCOM2として導出し
て、比較器6に入力するようになされている。
ここで比較器6の比較出力CNTは、第1及び第2の比較
信号COM1及びCOM2のレベルの大小を比較し、これに基づ
いて、受信系切換スイツチ5を切り換え得るようになさ
れ、例えば比較信号COM1(又はCOM2)のレベルが比較信
号COM2(又はCOM1)のレベルと比較して大きいときは、
受信系切換スイツチ5を、切換入力端a(又はb)側に
切換制御し、これによりアンテナ1及び選局復調回路3
でなる第1の受信系(又はアンテナ2及び選局復調回路
4でなる第2の受信系)によつて得た音声信号AD1(又
はAD2)を増幅部(図示せず)及び出力部(図示せず)
に与え、これにより受信音声を得るようになされてい
る。
D発明が解決しようとする問題点 ところがこのようなFM放送受信装置においては、第1及
び第2の選局復調回路3及び4のAGC回路より導出する
第1及び第2の比較信号COM1及びCOM2の信号成分として
は、受信電界強度を表す信号のみならず、音声信号やノ
イズ(以下これをノイズ成分と称す)が重畳しているお
それがある。
このため例えば第1のアンテナによる受信状態が良好
で、第2のアンテナによる受信状態が不良なときには、
第2のアンテナによる受信信号RF2により多くのノイズ
成分が混入する。これにより、第2の比較信号COM2に含
まれるノイズ成分のレベルが第1の比較信号COM1の信号
レベルより大きくなつたときには、その期間の間だけ、
比較器6から出力される切換信号CNTのレベルが反転す
ることにより受信系切換スイツチ5が間欠的に切換動作
して第2の音声信号AD2を選択するおそれがあり、聴感
上聞き難い受信音声となることを避け得ない。
このような受信系切換スイツチ5の誤動作を防止するた
め、比較器6に入力する第1及び第2の比較信号COM1及
びCOM2を積分することによつて、ノイズ成分を除去する
ものが、用いられているが、このようにすると、回路応
答性の悪化を避け得ず、電界の急激な変動に追従し得な
い問題がある。
またこのような比較器6として、ヒステリシス動作特性
を有する構成のものを適用して比較信号COM1及びCOM2に
含まれるノイズ成分による誤動作を防止する方法が提案
されている。すなわち、差動増幅回路構成の比較器の抵
抗回路でなる正帰還ループを設けたいわゆるヒステリシ
ス比較器を用い、十分なヒステリシス幅をもち得るよう
に抵抗値を大きく選定した構成のものが提案されてい
る。しかしこのようにすると、ノイズ成分がヒステリシ
ス幅を越えない程度に小さいときには、受信系切換スイ
ツチ5を切換動作させることができないため、受信電界
強度の変動が直接受信音声の変動となる頻度が多くなる
という問題があり、解決策としては未だ不十分である。
本発明は以上の点を考慮してされたもので、応答速度を
低下させることなく、かつノイズが小さいときにも確実
に受信電界強度に応動し得、かくして良好に受信系の切
換タイミングの制御を行い得るダイバーシテイ受信方式
の音声放送受信装置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、第1及
び第2の受信系1、3及び2、4により得た第1及び第
2の音声信号AD1及びAD2のうち受信レベルの良好なもの
を選択するように切り換える切換手段5を介して、受信
音声信号を得るようになされたダイバーシテイ受信方式
の音声放送受信装置において、第1及び第2の受信系
1、3及び2、4より得た受信電界強度に応じた第1及
び第2の比較信号COM1及びCOM2を比較し、その比較結果
に基づいて、切換手段5の第1及び第2の音声信号A1及
びAD2への切換動作を制御するヒステリシス比較器11
と、第1及び第2の比較信号COM1及びCOM2の信号成分を
検出し、その検出結果に基づいて、ヒステリシス比較器
11のヒステリシス特性を制御する信号成分検出部10とを
具えるようにする。
F作用 信号成分検出部10により、比較信号COM1及びCOM2の信号
成分を検出し、その検出結果に基づいて、ヒステリシス
比較器11のヒステリシス特性を制御することにより、第
1及び第2の音声信号AD1及びAD2の切換動作を制御し
得、これにより常に良好な受信系で音声受信をなし得
る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第3図との対応部分に同一符号を付して示す第1図にお
いて、第1及び第2の比較信号COM1及びCOM2は、それぞ
れ信号成分検出部10の第1及び第2のノイズ検出回路12
及び13に与えられる。
第1及び第2のノイズ検出回路12及び13は、ノイズ成分
のみを通過させるフイルタと、それを直流化する積分器
より構成されており、これにより比較信号COM1及びCOM2
に含まれているノイズ成分が直流化されそれぞれダイオ
ードD1及びD2を介して接続点Cに送出される。
接続点Cは、保護抵抗R1を介して接地されると共に、第
2の比較器14の反転入力端に接続されている。
かくして接続点Cにおいては、第1及び第2の比較信号
COM1及びCOM2に含まれるノイズ成分のうちレベルの大き
いものが優先選択され、これが比較器14の反転入力端に
入力されて、非反転入力端に入力されるヒステリシス制
御基準電圧Vdefと比較される。これにより比較器14は、
ノイズ成分がヒステリシス制御基準電圧Vdefより大きい
ときに論理「L」レベルに立ち下がり、かつ小さいとき
に論理「H」レベルに立ち上がる比較出力をヒステリシ
ス回路16にヒステリシス制御信号CHIとして与える。
また第1の比較信号COM1が直接比較器15の反転入力端に
与えられると共に、第2の比較信号COM2が抵抗R2を介し
て比較器15の非反転入力端に与えられる。比較器15の入
出力端間には、第2図に示すように、ヒステリシス制御
信号CHIの立上り及び立下りによつてオフ、オン動作す
るヒステリシス幅切換スイツチSW及び抵抗R4の直列回路
と抵抗R3とを並列接続してなるヒステリシス回路16を介
して正帰還ループが形成され、全体としてヒステリシス
比較器11を構成するようになされている。
以上の構成において、第1及び第2の比較信号COM1及び
COM2に含まれるノイズ成分がヒステリシス制御基準電圧
Vdefより小さいときには、比較器14のヒステリシス制御
信号CHIが理論「H」レベルに立ち上がる。これにより
ヒステリシス回路16のヒステリシス幅切換スイツチSWは
オフ制御され、かくしてヒステリシス比較器11のヒステ
リシス特性は、第1の正帰還ループを形成する抵抗R3に
よつて決定され、第1のヒステリシス幅を有するように
なる。
これに対して第1及び第2の比較信号COM1及び又はCOM2
に含まれるノイズ成分がヒステリシス制御基準電圧Vdef
より大きいとき、比較器14のヒステリシス制御信号CHI
は論理「L」レベルに立ち下がる。これによりヒステリ
シス回路16のヒステリシス幅切換スイツチSWはオン制御
され、かくしてヒステリシス比較器11のヒステリシス特
性は、第2の正帰還ループを形成する抵抗R3及び抵抗R4
の合成抵抗によつて決定され、第1のヒステリシス幅よ
り広い第2のヒステリシス幅を有するようになる。
そこで、例えば第1及び第2のアンテナ1及び2が共に
良好な受信状態であるときは、第1及び第2の比較信号
COM1及びCOM2に含まれるノイズ成分はいずれも小さなレ
ベルとなり、これによりヒステリシス比較器11のスイツ
チSWがオフ動作することによりヒステリシス幅の比較的
狭い第1のヒステリシス幅を有するように制御される。
かくして、受信系切換スイツチ5は比較信号COM1及びCO
M2の信号のレベルの変化に迅速に応動して、第1及び第
2の音声信号AD1及びAD2のうち良好な音声信号に切り換
え得るように、制御され、これにより良好な受信音声を
得るようになされている。
また例えば第1のアンテナ1(又は第2のアンテナ2)
による受信状態が良好で、他方のアンテナ2(又は1)
による受信状態が不良なときには、第2の比較信号COM2
(又は第1の比較信号COM1)に含まれるノイズ成分は大
きなレベルとなり、このレベルがヒステリシス制御基準
電圧Vdefより大きくなると、ヒステリシス比較器11のス
イツチSWがオン動作することによりヒステリシス幅の広
い第2のヒステリシス幅を呈するように制御される。
かくして、受信系切換スイツチ5は、比較信号COM2(又
はCOM1)に含まれるノイズ成分の値に応じて、応動し得
ないようになされ、第1の音声信号AD1(又は第2の音
声信号AD2)のみを継続して受信するように制御され
る。
以上の構成によれば、信号成分検出部10によつて第1及
び第2の比較信号COM1及びCOM2の信号成分を検出し、そ
の検出結果により、第1及び第2の比較信号COM1及びCO
M2を比較するヒステリシス比較器16のヒステリシス幅を
制御することにより、いかなる受信状態においても適切
に受信系を切り換えることができ、かくして良好な受信
音声を得ることのできるダイバーシテイ受信方式の音声
放送受信装置を実現できる。
なお、上述の実施例においては、信号成分検出部の出力
としてデイジタル的に変化するヒステリシス制御信号CH
Iを用いて、これによりヒステリシス幅切換スイツチSW
を制御したが、本発明はこれに限らず、例えばアナログ
的に変化するヒステリシス制御電圧を用いて、電圧可変
抵抗等を制御し、これによりヒステリシス比較器のヒス
テリシス特性を連続的に可変し得るようにしても良い。
また上述の実施例においては、比較信号COM1及びCOM2の
信号成分から、ノイズ成分を検出し、これによりヒステ
リシス比較器16を制御するように構成したが、これに代
え、例えば比較信号の信号レベル自体を検出し、これを
用いて制御するようにしても良い。
さらに、上述の実施例においては、自動車搭載用のFM放
送受信装置に本発明を適用した場合の実施例を示した
が、本発明はこれに限らず船舶、航空機等の他の移動体
に搭載されるFM放送受信装置にも適用し得る。
さらに上述の実施例においては、FM放送受信装置に本発
明を適用したが、本発明はFM放送に限らず、例えばAM放
送等、他の音声放送受信装置に広く適用し得る。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、音声やノイズによる誤動
作を防止し、いかなる電波状態の場所においても良好な
ダイバーシテイ効果を得ることができるダイバーシテイ
受信方式の音声放送受信装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるFM放送受信装置の一実施例を示す
ブロツク図、第2図はそのヒステリシス比較器を示す接
続図、第3図は従来のダイバーシテイ受信方式のFM放送
受信装置を示すブロツク図である。 1、2……アンテナ、3、4……第1及び第2の選局復
調回路、5……受信系切換スイツチ、10……信号成分検
出部、11……ヒステリシス比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の受信系により得た第1及び
    第2の音声信号のうち受信レベルの良好なものを選択す
    るように切り換える切換手段を介して受信音声信号を得
    るようになされたダイバーシテイ受信方式の音声放送受
    信装置において、 上記第1及び第2の受信系より得た受信電界強度に応じ
    た第1及び第2の比較信号を比較し、当該比較結果に基
    づいて、上記切換手段の上記第1及び第2の音声信号へ
    の切換動作を制御するヒステリシス比較器と、 上記第1及び第2の比較信号の信号成分を検出し、当該
    検出結果に基づいて、上記ヒステリシス比較器のヒステ
    リシス特性を制御する信号成分検出部と を具えることを特徴とする音声放送受信装置。
JP61224576A 1986-09-22 1986-09-22 音声放送受信装置 Expired - Lifetime JPH0724386B2 (ja)

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JP61224576A JPH0724386B2 (ja) 1986-09-22 1986-09-22 音声放送受信装置

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JPS6379428A JPS6379428A (ja) 1988-04-09
JPH0724386B2 true JPH0724386B2 (ja) 1995-03-15

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JPH02296421A (ja) * 1989-05-11 1990-12-07 Fujitsu Ltd ダイバーシチ受信機
KR100312964B1 (ko) * 1999-06-18 2001-11-03 오희범 다중카메라 영상 합성시스템 및 영상 합성 방법
WO2011121939A1 (ja) * 2010-03-30 2011-10-06 パナソニック株式会社 放送受信装置および車載ラジオ

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