JPH02296421A - ダイバーシチ受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ダイバーシチ受信機、特に車載用切替型スペスダイバー
シチ受信機に関し、 強受信電界レベル時のダイナミック５ｒＮＡＤ特性を改
善することを目的とし、 第１の受信部分および第２の受信部分と、第１第２の受
信部分から出力される受信電界強度に対応するレベルの
信号を対数増幅した後、検波して該第１．第２の受信部
分の受信電界強度の平均レベルを検出する電界強度検出
手段と２人力する制御信号に対応して該第１または該第
２の受信部分の受信電界強度の平均レベルを送出する第
１の切替手段と１人力する制御信号に対応して第１また
は第２の受信部分からの復調出力を送出する第２の切替
手段とを有するダイバーシチ受信機において、所定のヒ
ステリシス幅を有し、該受信電界強度の平均レベルの高
低を比較して、高い方を選択する制御信号を送出する電
界強度比較手段を設け、該受信電界強度に対応して該制
御信号の切替幅を連続的に変化させる構成にする。

〔産業上の利用分野〕

本発明はダイバーシチ受信機、特に車載用切替型スペー
スダイバーシチ受信機に関するものである。

一般に、移動通信では移動機と基地局間の見通しがない
ことが普通であるから、受信波は多数の反射波や回折波
などの合成であり、空間的に定在波が立っている状態に
ある。この為、移動機がこの定在波中を走行すると受信
波は強電界と弱電界とが頻繁に現れて常時フェージング
を受ける。

そこで、例えば２つの受信入力のうち品質のよい方に切
り替える切替形スペースダイハーシチ受信を行うことに
よりフェージングの影響を軽減しているが６強受信電界
レベル時でもダイナミック５ＩＮＡＤ特性が劣化しない
様にすることが必要である。

〔従来の技術〕 第５図は従来例のブロック図、第６図は第５図の動作説
明図を示す。尚、第６図の左側の符号は第５図中の同じ
符号の部分の波形を示す。以下第６図を参照して第５図
の動作を説明する。

先ず２例えば８００ＭＨ２帯の受信信号はアンテナ＾ア
ンテナＢを介して受信部１１．２１に加えられ１例えば
４５５Ｋｌｌｚの第２中間周波帯の信号（以下、　ＩＰ
−ＡＩＦ−８と省略する）に周波数変換された後、スイ
ッチ３１と復調器１２．２２に加えられる。

さて、スイッチ３１はスイッチ制御器３５により一定周
期ｔてオン／オフを繰り返しているので、　ＩＰ八とＩ
Ｐ−８は交互にサンプリングされて幅りのサンプリング
された信号く以下、ＰＡ旧言号と省略する）に変換され
２時分割で対数増幅器３２に加えられる。

そこで、ＰＡＭ信号は対数増幅器３２で対数増幅された
後、包絡線検波器３３で包絡線部分が取り出され、スイ
ッチ３１と同期して動作するスイッチ３４を介してＩＰ
−Ａから得られたＰＡＭ信号は増幅器３６に、ＩＰ−８
から得られたＰＡＭ信号は増幅器３８に加えられてそれ
ぞれ増幅された後２低域通過型フィルタで３７、３９テ
平滑化された信号（以下、Ｒ５５Ｉ−Ａ、　Ｒ５５ＩＢ
と省略する）が比較器７１に加えられる。

尚、Ｒ５５Ｉ−＾及びＲ５５Ｉ−、Ｂのレベルは第６図
−■に示す様に受信電界レベルに対応して変動している
。

また、比較器７１は２つの平均化されたレベルを比較し
て常にレベルの高い方を選択する制御信号を送出するの
で、スイッチ４１から受信電界レベルの高い方の受信電
界強度平均レベルが（第６図−■参照）、スイッチ５１
から受信電界レベルの高い方の復調器出力がそれぞれ送
出される。

（発明が解決しようとする課題〕 ここで、第７図の左側に示す様に受信電界レベルの低い
部分では、上記の様に受信電界レベルを切り替える方が
切り替えない場合よりもダイナミック５ＩＮＡＤ特性（
後述する）が良くなる。尚５図中の実線は切替ＲＳＳ　
ｒ出力、−点鎖線はＲ５５Ｉ−Ａの出力５点線はＲ３５
Ｉ−Ｂの出力、即ち切り替えない場合に対応するもので
ある。

しかし、受信電界レベルが高い部分では、切り替えを行
うと切替えを行わない場合よりもダイナミック５ｒＮＡ
Ｄ特性が１例えば２〜３ｄＢ劣化すると云う問題がある
。

本発明は強受信電界レベルの時のダイナミンク５ＩＮＡ
Ｄ特性を改善することを目的とする。

ここで、　５ＩＮＡＤとは変調をかけた時の（信号Ｓ＋
雑音Ｎ＋歪Ｄ）のレベルと信号Ｓをフィルタで除去した
時のく雑音Ｎ十歪Ｄ）のレベルの比であるがこれは実際
の使用状態におけるＳ／Ｎを示す。

また、上記の様に移動通信ではフェージングを常時受け
るが、フェージング深い所ではほぼ雑音に近いレベルに
なる。そこで、受信機の感度を測定する際、そのまま５
ＩＮＡＤを測れば大きく変動するので、その平均レベル
を求める。これをダイナミック５ｒＮＡＤ　と云う。

〔課題を解決する為の手段］ 第１図は本発明の原理ブロック図を示す。

図中、３は該第１．第２の受信部分から出力される受信
電界強度に対応するレベルの信号を対数増幅した後、検
波して該第１．第２の受信部分の受信電界強度の平均レ
ベルを検出する電界強度検出手段で、４は入力する制御
信号に対応して該第１または該第２の受信部分の受信電
界強度の平均レベルを送出する第１の切替手段である。

また５　５は入力する制御信号に対応して第１または第
２の受信部分からの復調出力を送出する第２の切替手段
で、６は所定のヒステリシス幅を有し、該受信電界強度
の平均レベルの高低を比較して、高い方を選択する制御
信号を送出する電界強度比較手段である。

〔作用〕

一般に、切替形スペースダイバーシチは切替時の振幅飛
躍および位相の跳躍現象により雑音が生ずるが、受信電
界レベルが低い時はダイナミック５ＩＮＡＤが低いので
この雑音の影響は少ない。しかし、受信電界レベルが高
くなるとダイナミック５ＩＮＡＤは高くなり、上記の雑
音の影響が現れてダイナミック５ｌ）ｉＡＤが劣化する
。

そこで、受信電界レベルが高い時にはダイハシチの切替
幅を広くして切替えを抑えてダイナミック５ＩＮＡＤが
劣化しない様にするが、受信電界レベルが低い時はダイ
バーシチの切替幅を狭くして切替えを積極的に行ってダ
イナミック５ＩＮＡＤの改善を行う様にする。尚、この
切替幅は対数増幅器と比較器とを組み合わせることによ
り、受信電界レベルに対応して連続的に可変できる。

これにより２強受信電界レベルの時のダイナミック５Ｉ
ＮＡＤ特性を改善することができる。

〔実施例〕

第２図は本発明の原理ブロック図、第３図は第２図中の
対数増幅器、比較器の動作説明図、第４図は第２図の動
作説明図を示す。ここで、全図を通じて同一符号は同一
対象物を示す。

また、受信部１１．復調器１２は第１の受信部分１の構
成部分、受信部２１．復調器２２は第２の受信部分２の
構成部分、スイッチ３１．３４．対数増幅器３２゜包路
線検波器３３．スイッチ制御器３５．増幅器３６゜３８
、低域通過型フィルタ３７．３９は電界強度検出手段３
の構成部分、スイッチ４１は第２の切り替え手段４の構
成部分、スイッチ５１は第１の切り替え手段５の構成部
分、比較器６１．抵抗１１．は電界強度比較手段６の構
成部分を示す。

以下、第３図、第４図を参照して第２図の動作を説明す
る。

先ず、受信信号は受信部１１．２１で第２中間周波帯の
信号ＩＰ−Ａ、　ＩＰ−８に変換された後、スイッチ３
１と復調器１２．２２に加えられる。

スイッチ３１はスイッチ制御器３５により一定周期して
オン／オフを繰り返しているので、　ＩＰ−ＡとＩＦＢ
は交互にサンプリングされて幅ｔのＰＡＭＡ号に変換さ
れて時分割出力された後２出力が入力電圧の対数に比例
する対数増幅器３２に加えられる。

ここで、対数増幅器の利得を１例えば６ｄＢとすると、
第３図中の■に示す様に入力レベル２の時は出力レベル
は４に、入力レベル２０の時は出力レベルは４０となり
１人出力レベル差は入力レベルが低い時は小さく、高く
なると太き（なる。尚、入力レベルは受信電界レベルに
対応している。また。

レベルの単位はμＶ、またはｍＶ、　またはνである。

この様な特性を持つ対数増幅器の出力は包路線検波器３
３で包路線部分が取り出され、スイッチ３１と同期して
動作するスイッチ３４を介してＩＰ−ＡのＰＡ門倍信号
増幅器３６．低域通過型フィルタ３７を介して、　ＩＰ
−Ｂ信号は増幅器３８．低域通過型フィルタを介して比
較器６１に加えられる。

次に、比較器６１は出力側から抵抗Ｒ，を介して非反転
入力に帰還をかけて入出力特性にヒステリシス幅を持た
せているが、説明を簡単にする為に。

ヒステリシス幅が６　ｄＢ、また比較器に加えられる入
力レベルの値は上記対数増幅器の出力レベルの値と同じ
とする。尚、第３図中の■の線は■の線よりも６ｄＢ下
がった線で８　この間隔が６ｄＢのヒステリシスを示す
。

さて、比較器６１は入力した２つの包短絡線部分のレベ
ルを比較して入力レベルが３０（第３図のａ点）の時に
制御信号を送出したとすると、入力レベルが１５（第３
図のｂ点）になった時に再び制御信号が送出される。

しかし、入力レベルが４（第３図のａ°点）の時に制御
信号を送出したとすると５人力レベルが２（第３図のｂ
°点）になった時に再び制御信号が送出される。

即ち、この比較器は入力レベルが高い時は大きい切替幅
で、低い時は小さい切替幅で動作し、切替幅は連続的に
変化する。

これにより、スイッチ４１は受信電界レベルが高い時は
ダイハーシチの切替えが抑えられ、低い時は切替えが積
極的に行われるので、第４図に示す様に強受信電界レベ
ルの時のダイナミック５ＩＮＡＤ特性が改善できる。

Ｃ発明の効果〕 以上詳細に説明した欅に本発明によれば１強受信電界レ
ベルの時のダイナミック５ｒＮＡＤ特性が改善できると
云う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例のブロック図、第３図は第２図
中の対数増幅器、比較器の動作説明図、 第４図は第２図の動作説明図°、 第５図は従来例のブロック図、 第６図は第５図の動作説明図、 第７図は問題点の説明図を示す。 図において。 １．２は第１．第２の受信部分、 ３は電界強度検出手段、 ４は第２の切替手段、 ５は第１の切替手段、 ６は電界強度比較手段を示す。 ！２．Ｄｒ？　／フナ寸ｔＪｑ＆宕【　　ど乙す１ヒ著
艮　Ｉでづ１１名）Ｌ日月２第　　３　図 ｖ２ジ１惇説明図 第　そ刀

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 第１の受信部分（１）および第２の受信部分（２）と、
   第１、第２の受信部分から出力される受信電界強度に対
   応するレベルの信号を対数増幅した後、検波して該第１
   、第２の受信部分の受信電界強度の平均レベルを検出す
   る電界強度検出手段（３）と、入力する制御信号に対応
   して該第１または該第２の受信部分の受信電界強度の平
   均レベルを送出する第１の切替手段（４）と、入力する
   制御信号に対応して第１または第２の受信部分からの復
   調出力を送出する第２の切替手段（５）とを有するダイ
   バーシチ受信機において、 所定のヒステリシス幅を有し、該受信電界強度の平均レ
   ベルの高低を比較して、高い方を選択する制御信号を送
   出する電界強度比較手段（６）を設け、該受信電界強度
   に対応して該制御信号の切替幅を連続的に変化させるこ
   とを特徴とするダイバーシチ受信機。