JP2000354211A - テレビジョン受信機 - Google Patents
テレビジョン受信機Info
- Publication number
- JP2000354211A JP2000354211A JP11163457A JP16345799A JP2000354211A JP 2000354211 A JP2000354211 A JP 2000354211A JP 11163457 A JP11163457 A JP 11163457A JP 16345799 A JP16345799 A JP 16345799A JP 2000354211 A JP2000354211 A JP 2000354211A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- intermediate frequency
- switch
- signal
- television receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＳＡＷフィルタを切り換えてもＩＦ回路にお
いて常に最適なディレーポイントとすることができ、Ｓ
／Ｎや混変調特性を改善することができるテレビジョン
受信機を提供する。 【解決手段】 チューナ２は、テレビジョン放送波を受
信してＩＦ信号を出力する。スイッチ３は、ＩＦ信号を
ＳＡＷフィルタ４，５のいずれかに選択的に入力する。
ＩＦ回路６は、ＳＡＷフィルタ４，５より出力されたＩ
Ｆ信号を検波する。スイッチ３によるＳＡＷフィルタ
４，５の選択に応じて、マイコン８によってトランジス
タ１０をオン・オフして可変抵抗７と抵抗９の並列接続
と可変抵抗７のみとを切り換えることにより、ＩＦ回路
６におけるディレーポイントを調整する。
いて常に最適なディレーポイントとすることができ、Ｓ
／Ｎや混変調特性を改善することができるテレビジョン
受信機を提供する。 【解決手段】 チューナ２は、テレビジョン放送波を受
信してＩＦ信号を出力する。スイッチ３は、ＩＦ信号を
ＳＡＷフィルタ４，５のいずれかに選択的に入力する。
ＩＦ回路６は、ＳＡＷフィルタ４，５より出力されたＩ
Ｆ信号を検波する。スイッチ３によるＳＡＷフィルタ
４，５の選択に応じて、マイコン８によってトランジス
タ１０をオン・オフして可変抵抗７と抵抗９の並列接続
と可変抵抗７のみとを切り換えることにより、ＩＦ回路
６におけるディレーポイントを調整する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の方式のテレ
ビジョン信号を受信するテレビジョン受信機に関する。
ビジョン信号を受信するテレビジョン受信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のテレビジョン受信機の一例
を示すブロック図である。図２において、アンテナ１よ
り入力されたテレビジョン放送波は、チューナ２によっ
て受信されて中間周波（ＩＦ）信号とされる。ＩＦ信号
は、スイッチ３を介してＳＡＷフィルタ４もしくは５に
入力される。ＳＡＷフィルタ４，５は、所望の映像中間
周波数及び音声中間周波数を通過させる特性を有するも
のであり、各テレビジョン方式の周波数特性に応じたも
のである。ＳＡＷフィルタ４，５の出力はＩＦ回路６に
入力される。スイッチ３は、マイクロコンピュータ（以
下、マイコンと略記する）８によって切り換え制御され
る。ＳＡＷフィルタ４，５は、受信するテレビジョン方
式に応じて切り換えられる。なお、テレビジョン方式と
は、Ｍ方式，Ｎ方式，Ｉ方式等である。
を示すブロック図である。図２において、アンテナ１よ
り入力されたテレビジョン放送波は、チューナ２によっ
て受信されて中間周波（ＩＦ）信号とされる。ＩＦ信号
は、スイッチ３を介してＳＡＷフィルタ４もしくは５に
入力される。ＳＡＷフィルタ４，５は、所望の映像中間
周波数及び音声中間周波数を通過させる特性を有するも
のであり、各テレビジョン方式の周波数特性に応じたも
のである。ＳＡＷフィルタ４，５の出力はＩＦ回路６に
入力される。スイッチ３は、マイクロコンピュータ（以
下、マイコンと略記する）８によって切り換え制御され
る。ＳＡＷフィルタ４，５は、受信するテレビジョン方
式に応じて切り換えられる。なお、テレビジョン方式と
は、Ｍ方式，Ｎ方式，Ｉ方式等である。
【０００３】ＩＦ回路６のＡＧＣディレー端子には、可
変抵抗７が接続されている。ＩＦ回路６のＡＧＣ出力端
子からは、チューナ２におけるゲインを調整するための
ＲＦＡＧＣ信号が出力される。なお、ＡＧＣとは自動ゲ
イン制御を意味する。可変抵抗７を調整することによっ
てＩＦ回路６におけるディレーポイントが調整され、こ
れに伴って、ＲＦＡＧＣ信号が調整される。ＲＦＡＧＣ
信号はチューナ２に入力され、チューナ２は所定のゲイ
ンに調整されたＩＦ信号を出力する。ＩＦ回路６はＩＦ
信号を検波して出力する。
変抵抗７が接続されている。ＩＦ回路６のＡＧＣ出力端
子からは、チューナ２におけるゲインを調整するための
ＲＦＡＧＣ信号が出力される。なお、ＡＧＣとは自動ゲ
イン制御を意味する。可変抵抗７を調整することによっ
てＩＦ回路６におけるディレーポイントが調整され、こ
れに伴って、ＲＦＡＧＣ信号が調整される。ＲＦＡＧＣ
信号はチューナ２に入力され、チューナ２は所定のゲイ
ンに調整されたＩＦ信号を出力する。ＩＦ回路６はＩＦ
信号を検波して出力する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図２に示す従来のテレ
ビジョン受信機において、例えばスイッチ３をＳＡＷフ
ィルタ４側にした状態で可変抵抗７を調整して、ＩＦ回
路６のディレーポイントを最適に設定したとする。この
場合、スイッチ３をＳＡＷフィルタ５側に切り換える
と、ＳＡＷフィルタ４，５の特性の違いによってＩＦ回
路６のディレーポイントは最適とはならない。その結
果、Ｓ／Ｎや混変調特性が悪化するという問題点があっ
た。
ビジョン受信機において、例えばスイッチ３をＳＡＷフ
ィルタ４側にした状態で可変抵抗７を調整して、ＩＦ回
路６のディレーポイントを最適に設定したとする。この
場合、スイッチ３をＳＡＷフィルタ５側に切り換える
と、ＳＡＷフィルタ４，５の特性の違いによってＩＦ回
路６のディレーポイントは最適とはならない。その結
果、Ｓ／Ｎや混変調特性が悪化するという問題点があっ
た。
【０００５】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、所望の映像中間周波数及び音声中間周波数
を通過させるフィルタを切り換えてもＩＦ回路において
常に最適なディレーポイントとすることができ、Ｓ／Ｎ
や混変調特性を改善することができるテレビジョン受信
機を提供することを目的とする。
ものであり、所望の映像中間周波数及び音声中間周波数
を通過させるフィルタを切り換えてもＩＦ回路において
常に最適なディレーポイントとすることができ、Ｓ／Ｎ
や混変調特性を改善することができるテレビジョン受信
機を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、テレビジョン放送波を受
信して中間周波信号を出力するチューナ（２）と、所望
の映像中間周波数及び音声中間周波数を通過させる特性
の異なる複数のフィルタ（４，５）と、前記中間周波信
号を前記複数のフィルタの内の１つに選択的に入力する
スイッチ（３）と、前記フィルタより出力された中間周
波信号を検波するＩＦ回路（６）とを備えたテレビジョ
ン受信機において、前記スイッチによる前記複数のフィ
ルタの選択に応じて、前記ＩＦ回路におけるディレーポ
イントを調整する調整手段（７〜１０）を設けて構成し
たことを特徴とするテレビジョン受信機を提供するもの
である。
の技術の課題を解決するため、テレビジョン放送波を受
信して中間周波信号を出力するチューナ（２）と、所望
の映像中間周波数及び音声中間周波数を通過させる特性
の異なる複数のフィルタ（４，５）と、前記中間周波信
号を前記複数のフィルタの内の１つに選択的に入力する
スイッチ（３）と、前記フィルタより出力された中間周
波信号を検波するＩＦ回路（６）とを備えたテレビジョ
ン受信機において、前記スイッチによる前記複数のフィ
ルタの選択に応じて、前記ＩＦ回路におけるディレーポ
イントを調整する調整手段（７〜１０）を設けて構成し
たことを特徴とするテレビジョン受信機を提供するもの
である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテレビジョン受信
機について、添付図面を参照して説明する。図１は本発
明のテレビジョン受信機の一実施例を示すブロック図で
ある。なお、図１において、図２と同一部分には同一符
号が付してある。
機について、添付図面を参照して説明する。図１は本発
明のテレビジョン受信機の一実施例を示すブロック図で
ある。なお、図１において、図２と同一部分には同一符
号が付してある。
【０００８】図１において、アンテナ１より入力された
テレビジョン放送波は、チューナ２によって受信されて
中間周波（ＩＦ）信号とされる。ＩＦ信号は、スイッチ
３を介してＳＡＷフィルタ４もしくは５に入力される。
ＳＡＷフィルタ４，５は、所望の映像中間周波数及び音
声中間周波数を通過させる特性を有するものであり、各
テレビジョン方式の周波数特性に応じたものである。Ｓ
ＡＷフィルタ４，５の出力はＩＦ回路６に入力される。
スイッチ３は、マイクロコンピュータ（以下、マイコン
と略記する）８によって切り換え制御される。ＳＡＷフ
ィルタ４，５は、受信するテレビジョン方式に応じて切
り換えられる。なお、テレビジョン方式とは、Ｍ方式，
Ｎ方式，Ｉ方式等である。
テレビジョン放送波は、チューナ２によって受信されて
中間周波（ＩＦ）信号とされる。ＩＦ信号は、スイッチ
３を介してＳＡＷフィルタ４もしくは５に入力される。
ＳＡＷフィルタ４，５は、所望の映像中間周波数及び音
声中間周波数を通過させる特性を有するものであり、各
テレビジョン方式の周波数特性に応じたものである。Ｓ
ＡＷフィルタ４，５の出力はＩＦ回路６に入力される。
スイッチ３は、マイクロコンピュータ（以下、マイコン
と略記する）８によって切り換え制御される。ＳＡＷフ
ィルタ４，５は、受信するテレビジョン方式に応じて切
り換えられる。なお、テレビジョン方式とは、Ｍ方式，
Ｎ方式，Ｉ方式等である。
【０００９】ＩＦ回路６のＡＧＣディレー端子には、可
変抵抗７と抵抗９が並列接続されている。抵抗９にはス
イッチ素子であるトランジスタ１０が接続されている。
ＩＦ回路６のＡＧＣ出力端子からは、チューナ２におけ
るゲインを調整するためのＲＦＡＧＣ信号が出力され
る。なお、ＡＧＣとは自動ゲイン制御を意味する。マイ
コン８は、トランジスタ１０のオン・オフを切り換える
ことにより、ＩＦ回路６のＡＧＣディレー端子に、可変
抵抗７のみを接続する第１の状態と、可変抵抗７と抵抗
９との双方を接続する第２の状態とを切り換えることが
できる。
変抵抗７と抵抗９が並列接続されている。抵抗９にはス
イッチ素子であるトランジスタ１０が接続されている。
ＩＦ回路６のＡＧＣ出力端子からは、チューナ２におけ
るゲインを調整するためのＲＦＡＧＣ信号が出力され
る。なお、ＡＧＣとは自動ゲイン制御を意味する。マイ
コン８は、トランジスタ１０のオン・オフを切り換える
ことにより、ＩＦ回路６のＡＧＣディレー端子に、可変
抵抗７のみを接続する第１の状態と、可変抵抗７と抵抗
９との双方を接続する第２の状態とを切り換えることが
できる。
【００１０】トランジスタ１０をオフして可変抵抗７の
みとした第１の状態と、トランジスタ１０をオンして可
変抵抗７と抵抗９との並列接続とした第２の状態は、そ
れぞれ、ＳＡＷフィルタ４，５の一方を選択した際のＩ
Ｆ回路６における最適なディレーポイントとなるよう設
定されている。従って、ＳＡＷフィルタ４，５のいずれ
を選択してもディレーポイントが最適に調整され、これ
に伴って、ＲＦＡＧＣ信号が調整される。ＲＦＡＧＣ信
号はチューナ２に入力され、チューナ２は所定のゲイン
に調整されたＩＦ信号を出力する。ＩＦ回路６はＩＦ信
号を検波して出力する。
みとした第１の状態と、トランジスタ１０をオンして可
変抵抗７と抵抗９との並列接続とした第２の状態は、そ
れぞれ、ＳＡＷフィルタ４，５の一方を選択した際のＩ
Ｆ回路６における最適なディレーポイントとなるよう設
定されている。従って、ＳＡＷフィルタ４，５のいずれ
を選択してもディレーポイントが最適に調整され、これ
に伴って、ＲＦＡＧＣ信号が調整される。ＲＦＡＧＣ信
号はチューナ２に入力され、チューナ２は所定のゲイン
に調整されたＩＦ信号を出力する。ＩＦ回路６はＩＦ信
号を検波して出力する。
【００１１】マイコン８によってトランジスタ１０をオ
ン・オフ制御する代わりに、図１に示すように、Ｉ2Ｃ
バスによる制御によってＩＦ回路６のディレーポイント
を直接調整してもよい。この場合、外付けの可変抵抗７
と抵抗９やトランジスタ１０は不要となる。また、特に
図示しないが、可変抵抗７の抵抗値をマイコン８によっ
て調整することによって、ＩＦ回路６のディレーポイン
トを調整するよう構成してもよい。ＳＡＷフィルタ４，
５の切り換えに伴って、ＩＦ回路６のディレーポイント
を最適な値に調整するものであれば、全て本発明に含ま
れる。また、ＳＡＷフィルタの数は、本実施例のように
２個に限定されるものではない。本実施例ではＳＡＷフ
ィルタと称したが、所望の映像中間周波数及び音声中間
周波数を通過させるフィルタであれば全て本発明の範囲
内である。
ン・オフ制御する代わりに、図１に示すように、Ｉ2Ｃ
バスによる制御によってＩＦ回路６のディレーポイント
を直接調整してもよい。この場合、外付けの可変抵抗７
と抵抗９やトランジスタ１０は不要となる。また、特に
図示しないが、可変抵抗７の抵抗値をマイコン８によっ
て調整することによって、ＩＦ回路６のディレーポイン
トを調整するよう構成してもよい。ＳＡＷフィルタ４，
５の切り換えに伴って、ＩＦ回路６のディレーポイント
を最適な値に調整するものであれば、全て本発明に含ま
れる。また、ＳＡＷフィルタの数は、本実施例のように
２個に限定されるものではない。本実施例ではＳＡＷフ
ィルタと称したが、所望の映像中間周波数及び音声中間
周波数を通過させるフィルタであれば全て本発明の範囲
内である。
【００１２】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のテ
レビジョン受信機は、所望の映像中間周波数及び音声中
間周波数を通過させる複数のフィルタの選択に応じて、
ＩＦ回路におけるディレーポイントを調整する調整手段
を設けて構成したので、フィルタを切り換えてもＩＦ回
路において常に最適なディレーポイントとすることがで
き、Ｓ／Ｎや混変調特性を改善することができる。
レビジョン受信機は、所望の映像中間周波数及び音声中
間周波数を通過させる複数のフィルタの選択に応じて、
ＩＦ回路におけるディレーポイントを調整する調整手段
を設けて構成したので、フィルタを切り換えてもＩＦ回
路において常に最適なディレーポイントとすることがで
き、Ｓ／Ｎや混変調特性を改善することができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】従来例を示すブロック図である。
１ アンテナ ２ チューナ ３ スイッチ ４，５ ＳＡＷフィルタ ６ ＩＦ回路 ７ 可変抵抗 ８ マイクロコンピュータ ９ 抵抗 １０ トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項１】テレビジョン放送波を受信して中間周波信
号を出力するチューナと、所望の映像中間周波数及び音
声中間周波数を通過させる特性の異なる複数のフィルタ
と、前記中間周波信号を前記複数のフィルタの内の１つ
に選択的に入力するスイッチと、前記フィルタより出力
された中間周波信号を検波するＩＦ回路とを備えたテレ
ビジョン受信機において、 前記スイッチによる前記複数のフィルタの選択に応じ
て、前記ＩＦ回路におけるディレーポイントを調整する
調整手段を設けて構成したことを特徴とするテレビジョ
ン受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11163457A JP2000354211A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | テレビジョン受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11163457A JP2000354211A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | テレビジョン受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000354211A true JP2000354211A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15774257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11163457A Pending JP2000354211A (ja) | 1999-06-10 | 1999-06-10 | テレビジョン受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000354211A (ja) |
-
1999
- 1999-06-10 JP JP11163457A patent/JP2000354211A/ja active Pending
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