JP2000069584A - 車載用オーディオシステムのトーンコントロール機構 - Google Patents

車載用オーディオシステムのトーンコントロール機構

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JP2000069584A
JP2000069584A JP23366598A JP23366598A JP2000069584A JP 2000069584 A JP2000069584 A JP 2000069584A JP 23366598 A JP23366598 A JP 23366598A JP 23366598 A JP23366598 A JP 23366598A JP 2000069584 A JP2000069584 A JP 2000069584A
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JP
Japan
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tone control
audio signal
control circuit
preset
tone
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Application number
JP23366598A
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English (en)
Inventor
Yoshiya Nakamura
良哉 中村
Kiyoshi Hosoya
清 細谷
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Panasonic Automotive Systems Malaysia Sdn Bhd
Original Assignee
Sanyo Automedia Sdn Bhd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のオーディオ信号源の切り換えで自動的
にトーンコントロールが最適のプリセット状態になる車
載用オーディオシステムのトーンコントロール機構を提
供する。 【構成】 コントロールアンプ10は、複数のオーディ
オ信号源の入力信号IN1、・・INnのセレクタスイ
ッチ1と、音量調整用ボリュームコントロール回路2
と、バランスコントロール回路3と、トーンコントロー
ル回路4と、出力アンプ5とからなり、これに加えてト
ーンコントロール回路4における低音部調整(BAS
S)用のボリュームの設定、及び高音部調整(TREB
LE)用ボリュームのプリセットの設定を記憶させるプ
リセットメモリ7と、これらを制御する制御用CPU8
が備わっているトーンコントロール機構であり、セレク
タスイッチ1が切り換わるとCPU8はプリセットメモ
リ7から当該セレクトされたオーディオ信号源のプリセ
ット状態のデータを読み出してこれに従ってトーンコン
トロール回路4を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AM/FMラジオ
放送、カセットテープ、CD(コンパクトディスク)、
MD(ミニディスク)、DVD(デジタルビデオディス
ク)等々、複数の異なるオーディオ信号源を備えた車載
用オーディオシステムのトーンコントロール機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用オーディオシステムのオー
ディオ信号源、つまりプログラムソースとして使用され
る機器には、AM/FMラジオチューナー、コンパクト
カセットテープデッキ、CDプレーヤー、MDプレーヤ
ーがあり、さらには今後DAT、DVDプレーヤー等の
デジタル信号源も普及が予想される。
【0003】そして、現在の一般的な車載用オーディオ
システムは、AM/FMラジオチューナーに加えてコン
パクトカセットテープデッキやCDプレーヤー、MDプ
レーヤーを組み合わせたものが多く、複数のオーディオ
信号源を備えている。
【0004】上記各オーディオ信号源の出力電圧はまち
まちで、μVのオーダから数Vにまで及ぶ。したがっ
て、システムのオーディオアンプは上記複数の異なる信
号源の入力信号を選別、もしくは混合(ミキシング)
し、増幅し、レベルや特性を調整するなどの機能を持つ
コントロールアンプ(プリアンプ)と、その信号を受け
てスピーカーを駆動するパワーアンプ(メインアンプ)
とから構成されている。
【0005】上記コントロールアンプはパワーアンプの
前に置かれ、各種オーディオ信号源の入力信号のセレク
タ(切換回路)またはミキシング回路とボリューム及び
バランスコントロール、トーンコントロール、その他必
要に応じてグラフィックイコライザ等の機能が追加され
た構成であり、種々のオーディオ信号源の信号入力を整
理統合し、目的とする望ましいオーディオ信号を作り上
げる役目を果たしている。
【0006】上記コントロールアンプ中のトーンコント
ロール(音質調整)回路は、出力アンプの前に置かれ、
回路方式にはCR減衰形やNFB形(ネガティブフィー
ドバック)等があるが、何れもCR回路の低音部調整
(BASS)用のボリュームと高音部調整(TREBL
E)用ボリュームのツマミを手動で回して周波数特性を
調整するものが一般で、複数のオーディオ信号源のセレ
クタとは無関係に調整されるようになっている。即ち、
一度設定したトーンコントロールの設定状態は新たに手
動で再調整しない限り全てのオーディオ信号源に対して
効果が及び、個々のオーディオ信号源とは個別に対応し
ていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トーン
コントロールは聞き手の好みの領域が大きく関わる所で
ある。例えばオーディオマニアはラジオは聴き易くする
ために高音域を落として聞き、一方で、CDはメリハリ
を付けて聴くために低音と高音を強調したいと考える場
合もあるだろう。
【0008】また、選択するオーディオ信号源によっ
て、各周波数特性やダイナミックレンジは異なる。
【0009】このために従来はオーディオ信号源をセレ
クタスイッチによって切り替える度にトーンコントロー
ルのチューニングを当該オーディオ信号源に合わせて手
動で行う必要があった。
【0010】畢竟、前記従来のトーンコントロール機構
では、全てのオーディオ信号源において共通にしかトー
ンコントロールのプリセットができないので、多くのユ
ーザーは再プリセット操作の面倒を嫌ってトーンコント
ロールは1つのプリセット固定で我慢してしまうのが現
状であった。
【0011】本発明は上記従来の車載用オーディオシス
テムのトーンコントロール機構の問題点に鑑みてなされ
たものであり、トーンコントロールを複数の異なるオー
ディオ信号源に対して個別にプリセットを設定できるよ
うにして、信号源の選択(セレクタスイッチ操作)と対
応させて常にセレクタスイッチの切り換えとともに最適
のトーンコントロールが自動的に得られるようにしたト
ーンコントロール機構を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、複数の異なるオーディオ信号源を備えた車
載用オーディオシステムのトーンコントロール機構にお
いて、前記各オーディオ信号源における個別のトーンコ
ントロールプリセット状態の条件データをプリセットデ
ータとして記憶し読み出す手段と、信号源セレクタスイ
ッチと、前記信号源セレクタスイッチによって選択され
た信号源のトーンコントロールプリセット状態が自動的
に設定される手段と、を備えることを特徴とする車載用
オーディオシステムのトーンコントロール機構を提供す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0014】図1は本発明に係る車載用オーディオシス
テムのトーンコントロール機構を説明するためのコント
ロールアンプのブロック回路図である。
【0015】図1において、コントロールアンプ10
は、CD、MD、AM/FMラジオチューナー等々各種
オーディオ信号源の入力信号IN1、IN2、・・IN
nのセレクタスイッチ(ファンクションスイッチともい
う)1と、音量調整用ボリュームコントロール回路2
と、バランスコントロール回路3と、トーンコントロー
ル回路4と、出力アンプ5とからなり、これに加えてト
ーンコントロール回路における低音部調整(BASS)
用のボリュームの設定、及び高音部調整(TREBL
E)用ボリュームのプリセットの設定を記憶させるプリ
セットメモリ7(例えばフラッシュEPROMやSRA
M等)と、これらを制御する制御用CPU8が備わって
いる。なお、上記音量調整用ボリューム2とバランスコ
ントロール回路3やトーンコントロール回路4は事実上
電子ボリュームとして一つのLSIチップに集約されて
いる。また、図中のBAはバッファアンプである。
【0016】上記制御用CPU8はIN1のオーディオ
信号源(CD)がセレクトされた状態でトーンコントロ
ール調整が行われそのプリセットスイッチが押される
と、そのトーンコントロールプリセット状態の条件デー
タをIN1のオーディオ信号源(CD)のプリセットデ
ータとしてプリセットメモリ7に記憶し、同様にしてI
Nnのオーディオ信号源(例えばMDやコンパクトカセ
ットテープやFMラジオ)がセレクトされた状態でトー
ンコントロール調整が行われてそのプリセットスイッチ
が押されると、そのトーンコントロールプリセット状態
の条件データを別個にプリセットメモリ7に記憶する。
【0017】次に、制御用CPU8はセレクトスイッチ
1によってオーディオ信号源が切り換えられると、プリ
セットメモリ7から切り換えられた新しいオーディオ信
号源に対応するトーンコントロールプリセット状態の条
件データ読み出してトーンコントロール回路4をそのプ
リセット状態になるようにソフト制御する(プログラム
ソフトは予めCPU内蔵のROMにインプットしてお
く)。
【0018】以上のように本発明では、前記複数のオー
ディオ信号源IN1、IN2・・における個別のトーン
コントロールプリセット状態の条件データをプリセット
データとして記憶し読み出す手段(プリセットメモリ7
と制御用CPU8)と、信号源セレクタスイッチ1と、
前記信号源セレクタスイッチ1によって選択された信号
源のトーンコントロールプリセット状態が自動的に設定
される手段(CPU8)と、を備えている。
【0019】念のために付言すれば、本発明に係るトー
ンコントロール機構は、従来の車載用オーディオシステ
ムに何ら付加的部品を必要としない。プリセットメモリ
7やCPU8は既存のLSIチップを利用可能である
し、プログラムソフトの追加で対応できる。而してコス
ト増なくして極めてユーザーにとって便利な自動トーン
コントロールが実現するのである。
【0020】以上詳述したように、車載用オーディオシ
ステム(家庭用オーディオシステムにも当てはまる)に
おいては、今後多数のオーディオ信号源がシステム化さ
れるものと予想され、オーディオ信号源を頻繁に変更す
ることが前提になる。
【0021】然るに、本発明の車載用オーディオシステ
ムのトーンコントロール機構は、ユーザー本位の最適の
トーンコントロールが各オーディオ信号源に対応して自
動的に切り替えられるという従来のトーンコントロール
のマニュアル調整の煩わしさを解消した誠に有用な発明
であることは毫も疑いない。
【0022】
【発明の効果】本発明の車載用オーディオシステムのト
ーンコントロール機構は、上記の如くオーディオ信号源
毎にトーンコントロールを調整、プリセットできるの
で、信号源(ファンクション)の切り換えによって自動
的に最適な音質に設定できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用オーディオシステムのトー
ンコントロール機構を説明するためのブロック回路図で
ある。
【符号の説明】
1 セレクタスイッチ 2 音量調整用ボリュームコントロール回路 3 バランスコントロール回路 4 トーンコントロール回路 5 出力アンプ 7 プリセットメモリ 8 制御用CPU 10 コントロールアンプ IN1・・INn オーディオ信号源の入力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細谷 清 群馬県邑楽郡大泉町坂田一丁目1番1号 エフ・エム・エス・オーディオ・センディ リアン・バハド内 Fターム(参考) 3D020 BA02 BC03 BD05 BE03 5D020 CE03 5J030 AA03 AA10 AB03 AC01 AC08 AC11 AC20 AC21 AC23

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なるオーディオ信号源を備えた車
    載用オーディオシステムのトーンコントロール機構にお
    いて、前記各オーディオ信号源における個別のトーンコ
    ントロールプリセット状態の条件データをプリセットデ
    ータとして記憶し読み出す手段と、信号源セレクタスイ
    ッチと、前記信号源セレクタスイッチによって選択され
    た信号源のトーンコントロールプリセット状態が自動的
    に設定される手段と、を備えることを特徴とする車載用
    オーディオシステムのトーンコントロール機構。
JP23366598A 1998-08-20 1998-08-20 車載用オーディオシステムのトーンコントロール機構 Pending JP2000069584A (ja)

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