JPH0513068Y2 - - Google Patents

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JPH0513068Y2
JPH0513068Y2 JP12987188U JP12987188U JPH0513068Y2 JP H0513068 Y2 JPH0513068 Y2 JP H0513068Y2 JP 12987188 U JP12987188 U JP 12987188U JP 12987188 U JP12987188 U JP 12987188U JP H0513068 Y2 JPH0513068 Y2 JP H0513068Y2
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JP
Japan
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sound quality
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har
control circuit
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 音質調整可能なラジオ受信機を兼用した交通情
報受信機において、交通情報受信時は自動的に中
域を強調する音質に変更して、アナウンスを開き
易くする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、HiFi化されたラジオ受信機を兼用
した交通情報受信機に関する。
国内では一般に1620KHzで交通情報(HAR)
を放送しており、これは通常のAMラジオ受信機
で受信できる。交通情報受信機はこの様なラジオ
受信機にHARスイツチを追加し、これをオンに
するだけで、ワンタツチでHARを受信できるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
最近の車載用ラジオ受信機は音量のみならず音
質も調整できる電子ボリユームを用いてHi−fi化
される傾向にあるため、ミユージツクソースの受
信品質は著しく改善されている。
ところが、アナウンスだけの交通情報を聞くに
はHiFi化されたラジオ受信機では低域や高域の
ノイズが目立つのでそれを我慢するか、手動で音
質を調整して(高、低音部を下げて)アナウンス
が聞き易くなるようにする必要がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、音質調整回路にもバス、トレブ
ル、オートラウドネス等があるため、手動調整で
はこれら何種類もの調整を交通情報受信時と通常
の放送復帰時にそれぞれ行なうことが必要となる
煩雑さがある。
本考案はこれらの音質調整を自動化し、HAR
スイツチを押すだけでよい様にしようとするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理図で、1はAMラジオ受
信機のリニア回路(フロントエンドからマルチア
ウトまで)、2は電子ボリユームを使用したオー
デイオ制御回路、3はミユート回路、4はスピー
カSPを駆動するアンプ回路、5はマイクロコン
ピユータを使用した制御部、6はHARスイツチ
である。
制御部5は受信周波数を指定するN値をリニア
回路1へ出力するが、この他に本考案では該制御
部5はオーデイオ制御回路2へも音質設定用の信
号(HAR出力)を出力する。またオーデイオ制
御回路2には、該HAR出力を受けると強制的に
音質を、高、低域を抑えて中域を強調した、交通
情報を聞きやすい音質に変更する回路を加えてお
く。
〔作用〕
オーデイオ制御回路2は電子ボリユームで音量
と音質を任意に設定できる。制御部5はリニア回
路1の受信周波数を決定するN値(PLLシンセ
サイザ方式の分周比)を出力するが、HARスイ
ツチ6がオンになると該N値をHAR受信用の値
に変更する。この値は予め登録してある。同時に
オーデイオ制御回路2へのHAR出力をオンにし、
その音質をHAR受信用に自動的に切替える。
HARスイツチ6をオフすると(もう1度押す)
と制御部5はN値を元の受信値に戻し、同時に
HAR出力をオフにしてオーデイオ制御回路2の
音質を手動設定されている一般放送用の特性に戻
す。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例を示す回路図で、主
としてオーデイオ制御回路2の内部を詳細に示し
たものである。21はオーデイオ制御回路2の中
心となる電子ボリユーム1Cで、音量制御端子
VOL、バス制御端子BAS、トレブル制御端子
TRE、オートラウドネス制御端子A・L、基準
電圧出力端子REF等を有する。
通常動作時は端子REFの一定電圧を手動可変
抵抗RV1〜RV3で分割した電圧が各端子BAS、
TRE、A・Lの制御電圧になる。例えば可変抵
抗RV1で端子BASの電圧を高くすると第3図の
ように低域が強調され、該電圧を低くすると強調
度が低下する。また可変抵抗RV2で端子TREの
電圧を高くすると高域が強調され、該電圧を低く
すると強調度が低下する。これが通常のバス/ト
レブル調整である。
これに対し、オートラウドネスは低域と高域を
強調するラウドネスの強調度を音量に応じて変化
させる(小音量ほど強調する)ものであり、その
ボリユームRV3は端子VOLの電圧を変化させる
可変抵抗(図示せず)と連動している。このボリ
ユームRV3で端子A・Lの電圧を最大するとラウ
ドネスは非動作となるが(特性はフラツト)、該
電圧を低下させる(音量を絞る)とラウドネスが
動作し、低下度合いに応じて低域と高域が強調さ
れる。
Q1〜Q4はHAR受信時の音質切替え用に追加さ
れたトランジスタである。HARスイツチ6がオ
ンになると制御部5はHAR出力をH(ハイ)レベ
ルにすると共に、N値を1620KHz相当の値に変更
する。HAR出力がHになるとトランジスタQ1
Q3がオンし、端子BAS、TREが強制的に接地さ
れる。同時にトランジスタQ4がオンして端子
A・Lを端子REFの電圧にする。
端子BASが0Vになるとバスは第4図の実線の
ように最小になり、また端子TREが0Vになると
トレブルも同図の実線のように最小になる。さら
に端子A・Lが最高電圧になるとオートラウドネ
スは非動作となり、第4図の実線のようにフラツ
トな特性になる。オーデイオ制御回路2の音質特
性はこれらを総合したものであるから、全体とし
て中域が強調された(低・高域が抑圧された)ア
ナウンスの聞き易い特性となる。
HARの聴取を終えてスイツチ6をオフにする
とHAR出力はL(ロー)になり、トランジスタ
Q1〜Q4が全てオフになるので、端子BAS、
TRE、A・Lの電圧は可変抵抗RV1〜RV3で設
定された値に復帰する。同時にN値も元の一般放
送受信値に復帰する。
従つて、操作者はHARスイツチ6の操作だけ
で受信周波数と音質を同時に変更することがで
き、一般放送(特にミユージツクはHi−fiで再生
し、HARは低・高域のノイズ成分を抑えた状態
で聞くことができる。尚、本実施例では音質調整
用に電子ボリユームを用いたが、モータドライブ
式の回転ボリユームを用いたり、スイツチング素
子により固定抵抗に切換える方式も可能である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、音質調整可
能なラジオ受信機を兼用する交通情報受信機にお
いて、ワンタツチで交通情報を受信できるスイツ
チを押したとき、同時に音質を交通情報受信用に
自動的に切替えるようにしたので、煩雑な音質調
整をすることなくアナウンスによる交通情報を明
瞭に聞くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、第2図は本考案の一
実施例を示す回路図、第3図は本考案による交通
情報受信時の周波数特性図、第4図はバス/トレ
ブルの周波数特性図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 再生音の音質調整可能なオーデイオ制御回路2
    と、交通情報スイツチ6がオンになるとリニア回
    路1の受信周波数を交通情報周波数に設定する制
    御部5を有したラジオ受信機兼用の交通情報受信
    機において、 該制御部5はスイツチ6がオンになると該オー
    デイオ制御回路2に対し音質設定信号を出力する
    ようにされ、オーデイオ制御回路は該音質設定信
    号を受けると音質を、低、高域を抑えて中域を強
    調したものに変更する回路Q1〜Q4を付加されて
    なることを特徴とする交通情報受信機。
JP12987188U 1988-10-03 1988-10-03 Expired - Lifetime JPH0513068Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12987188U JPH0513068Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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JP12987188U JPH0513068Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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Publication Number Publication Date
JPH0251426U JPH0251426U (ja) 1990-04-11
JPH0513068Y2 true JPH0513068Y2 (ja) 1993-04-06

Family

ID=31384548

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JP12987188U Expired - Lifetime JPH0513068Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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JPH0251426U (ja) 1990-04-11

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