JP2994876B2 - Fmステレオチューナ - Google Patents

Fmステレオチューナ

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JP2994876B2 JP4258299A JP25829992A JP2994876B2 JP 2994876 B2 JP2994876 B2 JP 2994876B2 JP 4258299 A JP4258299 A JP 4258299A JP 25829992 A JP25829992 A JP 25829992A JP 2994876 B2 JP2994876 B2 JP 2994876B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FMステレオチューナ
のIF帯域周波数特性とステレオセパレーション、及び
FM多重信号受信技術に関し、特に、FM多重復調とF
Mステレオ復調の入力信号を共用化したカーオーディオ
等の移動受信に利用されるFMステレオチューナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】FM受信機では、隣接波による妨害が発
生することが知られている。このような隣接妨害が発生
した場合には、IF(中間周波)段の帯域を決定してい
るセラミックフィルタ等の周波数帯域を広帯域から狭帯
域に切り替えることが従来より行なわれている。
【0003】その従来のFMステレオチューナの構成を
図4に示す。同図において、FMステレオチューナはア
ンテナ11、フロントエンド部12、広帯域IF増幅部
13、狭帯域IF増幅部14、広帯域IF増幅部13及
び狭帯域IF増幅部14の出力を切り替えるスイッチ部
15、スイッチ部15の出力をFM復調するFM復調器
16、FM復調器16の出力信号を用いて隣接妨害を検
出してスイッチ部15を切り替える信号selを生成す
る隣接妨害検出部17、ステレオセパレーションを得る
ために周波数特性の補正を行なう周波数特性補正器3
1、ステレオ復調器7、及びFM多重復調器9から構成
されている。
【0004】図5に狭帯域IF増幅部13のIF帯域特
性と選択度の関係説明図、並びにベースバンド復調特性
(選択度=大)を、図6に広帯域IF増幅部14のIF
帯域特性と選択度の関係説明図、並びにベースバンド復
調特性(選択度=小)をそれぞれ示す。つまり、隣接妨
害検出部17により隣接妨害が検出された場合には、選
択信号selによってスイッチ部15を狭帯域IF増幅
部13側に切り替えることにより、選択度を大きく取り
隣接妨害の影響を少なくしている。
【0005】しかしながら、このような従来のFMステ
レオチューナの構成では、FM多重復調器9において、
FM復調器16の出力信号よりFM多重信号を復調する
ための信号を得ているため、IF帯域周波数特性に応じ
てFM多重信号帯の振幅が変化してしまうので、FMス
テレオチューナの必要選択度から求められたIF帯域周
波数特性ではなく、FM多重復調の観点から求められた
値に設定する必要が生じる。
【0006】従って、FMステレオチューナの選択度を
向上させて隣接妨害等の影響を少なくしようとすればす
る程、逆にFM多重復調性能が低下して、場合によって
は復調できないという問題が生じる。
【0007】具体例として、欧州では、FM多重信号と
してRDS(Radio Data System )なる方式により、ベ
ースバンド57[kHz]帯に信号が存在しているが、
更に±50[kHz]という狭いチャネル間隔による強
い隣接妨害も存在しており、前述の問題が現実のものと
なっている(図5参照)。
【0008】この問題の対策として、ベースバンド57
[kHz]帯だけを増幅するバンドパスアンプを設けて
周波数特性を補正することが考えられるが、4次、6次
の受動型共振回路、逐次型アクティブフィルタ等が必要
となり回路コストが高くつく他、調整工数及びコストの
増加を招く。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
FMステレオチューナでは、FM復調器の出力信号から
FM多重信号を復調するための信号を得ているため、I
F帯域周波数特性に応じてFM多重信号帯の振幅が変化
してしまうので、FMステレオチューナの必要選択度か
ら求められたIF帯域周波数特性ではなく、FM多重復
調の観点から求められた値に設定する必要が生じ、FM
ステレオチューナの選択度を向上させて隣接妨害等の影
響を少なくしようとすればする程、逆にFM多重復調性
能が低下して、場合によっては復調できないという問題
があった。
【0010】この問題の対策方法として、ベースバンド
57[kHz]帯だけを増幅して周波数特性を補正する
ことが考えられるが、回路コストが高くつく他、調整工
数及びコストの増加を招くという欠点があった。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するもので、
その目的は、必要とされるチューナの選択度(≒帯域
幅)に応じてステレオフルセパレーションを行ない、F
M多重復調とFMステレオ復調の入力信号を共用化する
ことにより、FM多重信号帯の振幅値を同時に増幅させ
て復調可能とし、隣接妨害の影響をより少なくするこ
と、並びにFM多重復調性能の向上を両立させたFMス
テレオチューナを提供することである。
【0012】また他の目的は、FM多重信号帯の振幅値
の増幅機能をステレオフルセパレーションのための調整
機能と併用することにより、回路コスト、並びに調整工
数及びコストを抑えたFMステレオチューナを提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴は、図1に示す如く、隣接妨害
の状況に応じて、当該FMステレオチューナの中間周波
帯域特性における選択度を変更して受信信号を増幅する
選択度設定手段1と、前記選択度設定手段1の出力をF
M復調するFM復調器3と、前記選択度設定手段1の設
定した選択度に応じて、ステレオフルセパレーションが
得られるように周波数特性を補正する周波数特性補正手
段5とを具備し、前記周波数特性補正手段5の出力によ
りFM多重復調することである。
【0014】また、本発明の第2の特徴は、図2に示す
如く、FMフロントエンド部12と、前記FMフロント
エンド部12の出力を受ける第1のIF帯域増幅部13
と、前記FMフロントエンド部12の出力を受け、前記
第1のIF帯域増幅部13よりも狭帯域の第2のIF帯
域増幅部14と、前記第1及び第2のIF帯域増幅部1
3及び14の出力を切り替えるスイッチ部15と、前記
スイッチ部15で切替出力される第1若しくは第2のI
F帯域増幅部13及び14の出力をFM復調するFM復
調器16と、前記FM復調器16の出力に隣接妨害が生
じていることを検出した場合には、前記スイッチ部15
が前記第2のIF帯域増幅部14の出力を選択するよう
制御する隣接妨害検出部17と、前記スイッチ部17の
切り替えに応じて、ステレオフルセパレーションが得ら
れるようにFM多重信号を含んだコンポジット信号の周
波数特性を補正する周波数特性補正手段5と、前記周波
数特性補正手段5の出力によりステレオ復調するステレ
オ復調器7とを具備し、前記周波数特性補正手段5の出
力によりFM多重復調することである。
【0015】また、本発明の第3の特徴は、請求項1に
記載のFMステレオチューナにおいて、前記選択度設定
手段1、FM復調器3、及び周波数特性補正手段5は、
ワンチップ上に構成されることである。
【0016】更に、本発明の第4の特徴は、請求項2に
記載のFMステレオチューナにおいて、前記FMフロン
トエンド部12、第1のIF帯域増幅部13、第2のI
F帯域増幅部14、スイッチ部15、FM復調器16、
隣接妨害検出部17、周波数特性補正手段5、及びステ
レオ復調器7は、ワンチップ上に構成されることであ
る。
【0017】
【作用】本発明の第1の特徴のFMステレオチューナで
は、図1に示す如く、選択度設定手段1により隣接妨害
の状況に応じて、当該FMステレオチューナの中間周波
帯域特性における選択度を変更し、周波数特性補正手段
5により、選択度設定手段1の設定した選択度に応じて
ステレオフルセパレーションが得られるように周波数特
性を補正した後、ステレオ復調器7で周波数特性補正手
段5の出力によりステレオ復調すると共に、FM多重復
調器9で周波数特性補正手段5の出力によりFM多重復
調するようにしている。
【0018】これにより、必要とされるFMステレオチ
ューナの中間周波帯域特性における選択度が設定されれ
ば、ステレオフルセパレーションを得る必要性から、ス
テレオサブ信号帯の振幅または位相を平坦化するため
に、周波数特性補正手段5により調整を行なうこととな
るが、ステレオフルセパレーションが得られるような周
波数特性の補正を行なうことで、同時にFM多重信号帯
の信号レベルも増幅されて、結果としてFM多重復調可
能な信号を得ることができる。
【0019】従って、必要とされるチューナの選択度に
応じたステレオフルセパレーション化とFM多重信号帯
の振幅値設定とが同時に可能となり、隣接妨害の影響を
より少なくすること、並びにFM多重復調性能の向上を
両立化できる。また、FM多重信号帯の振幅値の増幅機
能をステレオフルセパレーションのための調整機能と併
用することにより、回路コスト、並びに調整工数及びコ
ストを抑えることができる。
【0020】また、本発明の第2の特徴のFMステレオ
チューナでは、図2に示す如く、隣接妨害検出部17に
より、FM復調器16の出力に隣接妨害が生じているこ
とを検出した場合には、スイッチ部15が第2のIF帯
域増幅部14の出力を選択するように、即ち中間周波帯
域特性における選択度が大となるように制御する。
【0021】一方、周波数特性補正手段5では、スイッ
チ部15により選ばれた選択度の大小に応じてステレオ
フルセパレーションが得られるようにFM多重信号を含
んだコンポジット信号の周波数特性を補正した後、ステ
レオ復調器7で周波数特性補正手段5の出力によりステ
レオ復調すると共に、FM多重復調器9で周波数特性補
正手段5の出力によりFM多重復調するようにしてい
る。
【0022】これにより、第1の特徴のFMステレオチ
ューナと同様の効果を得ることができる。
【0023】また、本発明の第3の特徴のFMステレオ
チューナでは、選択度設定手段1、FM復調器3、及び
周波数特性補正手段5は、ワンチップ上に構成され、更
に、本発明の第4の特徴のFMステレオチューナでは、
FMフロントエンド部12、第1のIF帯域増幅部1
3、第2のIF帯域増幅部14、スイッチ部15、FM
復調器16、隣接妨害検出部17、周波数特性補正手段
5、及びステレオ復調器7は、ワンチップ上に構成され
る。
【0024】これにより、回路全体の所要面積を少なく
して集積度を高めることができると共に、チップ内の設
計を工夫することにより温度特性が優れ、また特性のば
ら付きのより少ないFMステレオチューナを実現でき
る。更に、電源、接地、及びリファレンス電圧端子の一
本化等により外付け部品をより少なくすることができ、
コストの低減を図ることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
【0026】図2に本発明の一実施例に係るFMステレ
オチューナの構成図を示す。同図において、図4(従来
例)と重複する部分には同一の符号を附して説明を省略
する。
【0027】本実施例のFMステレオチューナは、アン
テナ11と、FMフロントエンド部12と、FMフロン
トエンド部12の出力を受ける広帯域IF増幅部13
と、同じく狭帯域IF増幅部14と、広帯域IF増幅部
13及び狭帯域IF増幅部14の出力を切り替えるスイ
ッチ部15と、スイッチ部15で切替出力される広帯域
IF増幅部13若しくは狭帯域IF増幅部14の出力を
FM復調するFM復調器16と、FM復調器16の出力
に隣接妨害が生じていることを検出した場合には、スイ
ッチ部15が狭帯域IF増幅部14の出力を選択するよ
う選択信号selにより制御する隣接妨害検出部17
と、スイッチ部17の切り替えに応じて、ステレオフル
セパレーションが得られるようにFM多重信号を含んだ
コンポジット信号の周波数特性を補正する周波数特性補
正手段5と、周波数特性補正手段5の出力によりステレ
オ復調するステレオ復調器7と、周波数特性補正手段5
の出力によりFM多重復調するFM多重復調器9とから
構成されている。
【0028】周波数特性補正手段5は、広帯域IF増幅
部13の選択度に応じて周波数特性を補正する第1周波
数特性補正器21と、狭帯域IF増幅部14の選択度に
応じて周波数特性を補正する第2周波数特性補正器22
と、スイッチ部15と同一の制御により切り換えられる
スイッチ部23とから成る。
【0029】隣接妨害検出部17により、FM復調器1
6の出力に隣接妨害が生じていることを検出した場合に
は、スイッチ部15は狭帯域IF増幅部14の出力を選
択してFM復調器16に出力する。即ち、中間周波帯域
特性における選択度は大となり、隣接妨害による影響は
少なくなる。
【0030】一方、周波数特性補正手段5では、スイッ
チ部15により選ばれた選択度の大小に応じて、ステレ
オ復調においてステレオフルセパレーションが得られる
ようにFM多重信号を含んだコンポジット信号の周波数
特性を補正する。
【0031】例えば図3は、本実施例における狭帯域I
F増幅部14のIF帯域特性と選択度の関係説明図、並
びにベースバンド復調特性を示している。第2周波数特
性補正器22では、選択度が小であるとして周波数特性
を補正するが、図3の(より小さい)破線に示すような
周波数特性を持つので、合成された周波数特性は図3の
一点鎖線のようになり、ステレオフルセパレーションを
可能にする。また同時に、ベースバンド57[kHz]
帯における振幅が大となり、FM多重復調器9の感度を
越えるので、FM多重信号の復調が可能となる。
【0032】このように、必要とされるFMステレオチ
ューナの中間周波帯域特性における選択度が設定されれ
ば、ステレオフルセパレーションを得る必要性から、ス
テレオサブ信号帯の振幅または位相を平坦化するため
に、周波数特性補正手段5により設定を行なうこととな
るが、ステレオフルセパレーションが得られるような周
波数特性の補正を行なうことで、同時にFM多重信号帯
の信号レベルも増幅されて、結果としてFM多重復調可
能な信号を得ることができる。
【0033】従って、必要とされるチューナの選択度に
応じたステレオフルセパレーション化とFM多重信号帯
の振幅値設定とが同時に可能となり、隣接妨害の影響を
より少なくすること、並びにFM多重復調性能の向上を
両立化できる。また、FM多重信号帯の振幅値の増幅機
能をステレオフルセパレーションのための調整機能と併
用することにより、回路コスト、並びに調整工数及びコ
ストを抑えることができる。更に、同時設定可能である
ことから、各機能をLSIへシステムオンチップ化でき
る。
【0034】例えば、FMフロントエンド部12、広帯
域IF増幅部13、狭帯域IF増幅部14、スイッチ部
15、FM復調器16、隣接妨害検出部17、周波数特
性補正手段5、及びステレオ復調器7をワンチップ上に
構成することにより、回路全体の所要面積を少なくして
集積度を高めることができると共に、チップ内の設計を
工夫することにより温度特性が優れ、また特性のばら付
きのより少ないFMステレオチューナを実現できる。更
に、電源、接地、及びリファレンス電圧端子の一本化等
により外付け部品をより少なくすることができ、コスト
の低減を図ることができる。
【0035】尚、本実施例の変形例として、周波数特性
補正手段5は、1つの周波数特性補正器を用いて、選択
信号selに基づいて周波数特性の補正量を可変とする
ように構成することも考えられる。
【0036】また、スイッチ部15を、選択信号sel
に基づき、広帯域IF増幅部13に所定の比率を乗じた
ものと狭帯域IF増幅部14に所定の比率を乗じたもの
とを加算して出力するシェアリング部で構成し、帯域特
性を連続的に変化させることも考えられる。
【0037】更に、スイッチ部15、広帯域IF増幅部
13、及び狭帯域IF増幅部14を、選択信号selに
基づいて帯域が可変となる可変帯域IF増幅部で構成す
ることも考えられる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、選択度設
定手段により隣接妨害の状況に応じて、当該FMステレ
オチューナの中間周波帯域特性における選択度を変更
し、周波数特性補正手段により、選択度設定手段の設定
した選択度に応じてステレオフルセパレーションが得ら
れるように周波数特性を補正することとしたので、必要
とされるFMステレオチューナの中間周波帯域特性にお
ける選択度が設定されれば、ステレオフルセパレーショ
ンを得る必要性から、ステレオサブ信号帯の振幅または
位相を平坦化するために、周波数特性補正手段により設
定を行なうこととなるが、ステレオフルセパレーション
が得られるような周波数特性の補正を行なうことで、同
時にFM多重信号帯の信号レベルも増幅されて、FM多
重復調可能な信号を得ることができ、結果として、必要
とされるチューナの選択度に応じたステレオフルセパレ
ーション化とFM多重信号帯の振幅値設定とが同時に可
能となり、隣接妨害の影響をより少なくすること、並び
にFM多重復調性能の向上を両立化でき、更に、回路コ
スト、並びに調整工数及びコストを抑えたFMステレオ
チューナを提供することができる。
【0039】更に、構成要素をワンチップ上に構成する
ことにより、回路全体の所要面積を少なくして集積度を
高めることができると共に、チップ内の設計を工夫する
ことにより温度特性が優れ、また特性のばら付きのより
少ないFMステレオチューナを実現でき、更に、電源、
接地、及びリファレンス電圧端子の一本化等により外付
け部品をより少なくすることができ、コストの低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係るFMステレオチューナ
の構成図である。
【図3】本発明の実施例における狭帯域IF増幅部のI
F帯域特性と選択度の関係説明図、並びにベースバンド
復調特性である。
【図4】従来のFMステレオチューナの構成図である。
【図5】従来例のFMステレオチューナにおける狭帯域
IF増幅部のIF帯域特性と選択度の関係説明図、並び
にベースバンド復調特性(選択度=大)である。
【図6】従来例のFMステレオチューナにおける広帯域
IF増幅部のIF帯域特性と選択度の関係説明図、並び
にベースバンド復調特性(選択度=小)である。
【符号の説明】
1 選択度設定手段 3 FM復調器 5 周波数特性補正手段 7 ステレオ復調器 9 FM多重復調器 11 アンテナ 12 FMフロントエンド部 13 広帯域IF増幅部(第1のIF帯域増幅部) 14 狭帯域IF増幅部(第2のIF帯域増幅部) 15 スイッチ部 16 FM復調器 17 隣接妨害検出部 21 第1周波数特性補正器 22 第2周波数特性補正器 23 スイッチ部 sel 選択信号 31 周波数特性補正器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FMフロントエンド部と、 前記FMフロントエンド部の出力を受ける第1のIF帯
    域増幅部と、 前記FMフロントエンド部の出力を受け、前記第1のI
    F帯域増幅部よりも狭帯域の第2のIF帯域増幅部と、 前記第1及び第2のIF帯域増幅部の出力を切り替える
    スイッチ部と、 前記スイッチ部で切替出力される第1若しくは第2のI
    F帯域増幅部の出力をFM復調するFM復調器と、 前記FM復調器の出力に隣接妨害が生じていることを検
    出した場合には、前記スイッチ部が前記第2のIF帯域
    増幅部の出力を選択するよう制御する隣接妨害検出部
    と、 前記スイッチ部の切り替えに応じて、FM多重復調信号
    が復調可能となるように、FM多重信号を含んだコンポ
    ジット信号の周波数特性を補正する周波数特性補正手段
    と、 前記周波数特性補正手段の出力によりステレオ復調する
    ステレオ復調器とを有し、 前記周波数特性手段の出力によりFM多重復調すること
    を特徴とするFMステレオチューナ。
  2. 【請求項2】 前記FMフロントエンド部、第1のIF
    帯域増幅部、第2のIF帯域増幅部、スイッチ部、FM
    復調器、隣接妨害検出部、周波数特性補正手段、及びス
    テレオ復調器は、ワンチップ上に構成されることを特徴
    とする請求項2に記載のFMステレオチューナ。
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