JPH07243205A - 足場装置 - Google Patents
足場装置Info
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- JPH07243205A JPH07243205A JP3620394A JP3620394A JPH07243205A JP H07243205 A JPH07243205 A JP H07243205A JP 3620394 A JP3620394 A JP 3620394A JP 3620394 A JP3620394 A JP 3620394A JP H07243205 A JPH07243205 A JP H07243205A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 足場板支持体３の一側を上側のフランジ２の
下面に当接し取付け装置５で足場板支持体３を桁１のフ
ランジ２に固定し、足場板支持体３に複数枚の足場板４
を掛渡すようにして設置し、また手摺り支持体６に上方
から手摺り用支柱７ａを挿入し、ピン１４を手摺り支持
体６側から挿入し、手摺り用支柱７ａに貫通することに
よって手摺り装置７を手摺り支持体６に取付け、このよ
うにして足場装置を仮設した桁１を、所定の位置まで吊
り上げ、足場板４に乗って桁１架設用の足場板を設置
し、桁１の架設作業を行う。 【効果】 足場板および手摺り装置を設置した足場装置
の仮設作業を地上で行った後、桁を所定の位置まで吊り
上げて桁架設作業用の足場板の設置をするので、従来よ
りも広い場所、すなわち複数枚の足場板の上で、また手
摺り装置を有する場所で、安全かつ容易に桁架設用の足
場板を設置することができる。
下面に当接し取付け装置５で足場板支持体３を桁１のフ
ランジ２に固定し、足場板支持体３に複数枚の足場板４
を掛渡すようにして設置し、また手摺り支持体６に上方
から手摺り用支柱７ａを挿入し、ピン１４を手摺り支持
体６側から挿入し、手摺り用支柱７ａに貫通することに
よって手摺り装置７を手摺り支持体６に取付け、このよ
うにして足場装置を仮設した桁１を、所定の位置まで吊
り上げ、足場板４に乗って桁１架設用の足場板を設置
し、桁１の架設作業を行う。 【効果】 足場板および手摺り装置を設置した足場装置
の仮設作業を地上で行った後、桁を所定の位置まで吊り
上げて桁架設作業用の足場板の設置をするので、従来よ
りも広い場所、すなわち複数枚の足場板の上で、また手
摺り装置を有する場所で、安全かつ容易に桁架設用の足
場板を設置することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は足場装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、橋桁（例えば合成桁）の架設時に
用いられる足場装置は、図８に示すように、Ｉ桁５０の
フランジ５１上面にスタッドジベル５２を設け、このス
タッドジベル５２に仮設の足場板５３を取付け、このよ
うに仮設の足場板５３を取付けたＩ桁５０をクレーンに
よりＩ桁架設位置まで吊り上げて設置し、その後、図９
に示すように、Ｉ桁５０のフランジ５１上面に取付けた
仮設の足場板５３を利用してＩ桁５０どうしのフランジ
５１上面や、フランジ５１の上面から張出すようにして
足場パイプ（ころばしともいう）５４を配置してこれを
固定し、これら足場パイプ５４に桁架設用の足場板５５
を横架するようにしている。
用いられる足場装置は、図８に示すように、Ｉ桁５０の
フランジ５１上面にスタッドジベル５２を設け、このス
タッドジベル５２に仮設の足場板５３を取付け、このよ
うに仮設の足場板５３を取付けたＩ桁５０をクレーンに
よりＩ桁架設位置まで吊り上げて設置し、その後、図９
に示すように、Ｉ桁５０のフランジ５１上面に取付けた
仮設の足場板５３を利用してＩ桁５０どうしのフランジ
５１上面や、フランジ５１の上面から張出すようにして
足場パイプ（ころばしともいう）５４を配置してこれを
固定し、これら足場パイプ５４に桁架設用の足場板５５
を横架するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の足場装置で
は、仮設の足場板５３はフランジ５１と同程度の幅しか
なく、このような足場板５３を設けたＩ桁５０を架設位
置まで吊り上げて、仮設の足場板５３を利用して桁架設
用の足場板５５を設置するようにしているので、桁架設
用の足場板５５を充分な広さのない場所で、かつ高所で
の組立て作業となり危険であり、また桁架設用の足場板
５５の設置に手間が掛かる。
は、仮設の足場板５３はフランジ５１と同程度の幅しか
なく、このような足場板５３を設けたＩ桁５０を架設位
置まで吊り上げて、仮設の足場板５３を利用して桁架設
用の足場板５５を設置するようにしているので、桁架設
用の足場板５５を充分な広さのない場所で、かつ高所で
の組立て作業となり危険であり、また桁架設用の足場板
５５の設置に手間が掛かる。
【０００４】そこで本発明は上記課題を解決し得る足場
装置の提供を目的とする。
装置の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、構造物の桁を架設するために、該
桁をなす型鋼に取付けられる足場装置であって、前記型
鋼のフランジの側方に所定間隔を有して水平方向に突出
する複数本の足場板支持体と、該各足場板支持体の一側
を前記フランジの表面に着脱自在に取付けるための取付
け装置と、前記足場板支持体に横架される足場板と、前
記各足場板支持体の他側に手摺り支持体を介して取付け
られる手摺り装置とから構成されたものである。
決するための手段は、構造物の桁を架設するために、該
桁をなす型鋼に取付けられる足場装置であって、前記型
鋼のフランジの側方に所定間隔を有して水平方向に突出
する複数本の足場板支持体と、該各足場板支持体の一側
を前記フランジの表面に着脱自在に取付けるための取付
け装置と、前記足場板支持体に横架される足場板と、前
記各足場板支持体の他側に手摺り支持体を介して取付け
られる手摺り装置とから構成されたものである。
【０００６】
【作用】上記課題解決手段において、構造物の桁をなす
型鋼のフランジに、複数の足場板支持体の各一側を取付
け装置によって取付け、足場板を足場板支持体に横架
し、また手摺り装置を足場板支持体の他側に手摺り支持
体を介して取付けた後、桁を架設位置まで吊り上げ、足
場板支持体に設置した足場板上で、桁架設用の足場板を
設置する。
型鋼のフランジに、複数の足場板支持体の各一側を取付
け装置によって取付け、足場板を足場板支持体に横架
し、また手摺り装置を足場板支持体の他側に手摺り支持
体を介して取付けた後、桁を架設位置まで吊り上げ、足
場板支持体に設置した足場板上で、桁架設用の足場板を
設置する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明足場装置の実施例を図面に基づ
いて説明する。まず本発明の第一実施例を、図１の足場
装置を桁（Ｉ型鋼）のフランジに取付けた状態の斜視
図、図２の要部正面図、図３の要部平面図に基づいて説
明する。
いて説明する。まず本発明の第一実施例を、図１の足場
装置を桁（Ｉ型鋼）のフランジに取付けた状態の斜視
図、図２の要部正面図、図３の要部平面図に基づいて説
明する。
【０００８】本発明の第一実施例に係る足場装置は、所
定位置に架設する橋梁の桁１のフランジ２に取付けられ
るものであって、前記桁１をなすＩ型鋼の上側のフラン
ジ２の側方に水平方向に突出するするとともに所定間隔
Ｄを有して配置された断面矩形の足場板支持体３と、該
足場板支持体３に横架される複数枚の足場板４と、前記
足場板支持体３の一側を前記フランジ２の下面２ｃに着
脱自在に取付けるための取付け装置５と、前記足場板支
持体３の他側に手摺り支持体６を介して取付けられる手
摺り装置７とから構成されている。
定位置に架設する橋梁の桁１のフランジ２に取付けられ
るものであって、前記桁１をなすＩ型鋼の上側のフラン
ジ２の側方に水平方向に突出するするとともに所定間隔
Ｄを有して配置された断面矩形の足場板支持体３と、該
足場板支持体３に横架される複数枚の足場板４と、前記
足場板支持体３の一側を前記フランジ２の下面２ｃに着
脱自在に取付けるための取付け装置５と、前記足場板支
持体３の他側に手摺り支持体６を介して取付けられる手
摺り装置７とから構成されている。
【０００９】図２および図３に示すように、前記取付け
装置５は、前記足場板支持体３の両側面を挟持するとと
もに該側面に溶接によって立設された一対の挟持板８
と、該両挟持板８の一端面間に掛渡されるとともに、前
記フランジ２の厚み面２ａに下端部が当接される立設板
９と、該立設板９の途中にブラケット１０を介して取付
けられるとともにフランジ２の上側に延長された水平板
１１と、該水平板１１の板面に鉛直方向に貫通螺合する
一対の取付けボルト１２と、該取付けボルト１２の締付
けによってフランジ２の上面２ｂに圧接される圧接板１
３とから構成されている。
装置５は、前記足場板支持体３の両側面を挟持するとと
もに該側面に溶接によって立設された一対の挟持板８
と、該両挟持板８の一端面間に掛渡されるとともに、前
記フランジ２の厚み面２ａに下端部が当接される立設板
９と、該立設板９の途中にブラケット１０を介して取付
けられるとともにフランジ２の上側に延長された水平板
１１と、該水平板１１の板面に鉛直方向に貫通螺合する
一対の取付けボルト１２と、該取付けボルト１２の締付
けによってフランジ２の上面２ｂに圧接される圧接板１
３とから構成されている。
【００１０】前記手摺り支持体６は、上側開放の筒状に
形成され、また溶接によって前記足場板支持体３の他側
端部に取付けられている。前記手摺り装置７は、手摺り
支持体６に下端部が挿入される手摺り用支柱７ａと、該
手摺り用支柱７ａに横架して取付けられた手摺り７ｂと
から構成され、前記手摺り用支柱７ａはピン１４を手摺
り支持体６側から挿通することにより、支持体６に着脱
自在に取付けられている。
形成され、また溶接によって前記足場板支持体３の他側
端部に取付けられている。前記手摺り装置７は、手摺り
支持体６に下端部が挿入される手摺り用支柱７ａと、該
手摺り用支柱７ａに横架して取付けられた手摺り７ｂと
から構成され、前記手摺り用支柱７ａはピン１４を手摺
り支持体６側から挿通することにより、支持体６に着脱
自在に取付けられている。
【００１１】上記構成において、足場装置をフランジ２
に取付ける際は、まず足場板支持体３の一側を上側のフ
ランジ２の下面に当接するとともに立設板９をフランジ
２の厚み面２ａに当接するようにし、取付けボルト１２
を締付けて圧接板１３をフランジ２の上面２ｂに圧接す
ることにより、足場板支持体３を桁１のフランジ２に固
定する。
に取付ける際は、まず足場板支持体３の一側を上側のフ
ランジ２の下面に当接するとともに立設板９をフランジ
２の厚み面２ａに当接するようにし、取付けボルト１２
を締付けて圧接板１３をフランジ２の上面２ｂに圧接す
ることにより、足場板支持体３を桁１のフランジ２に固
定する。
【００１２】そしてこのような取付け作業をフランジ２
上の複数箇所について行った後、足場板支持体３に複数
枚の足場板４を掛渡すようにして設置し、また手摺り支
持体６に上方から手摺り用支柱７ａを挿入し、ピン１４
を手摺り支持体６側から挿入し、手摺り用支柱７ａに貫
通することによって手摺り装置７を手摺り支持体６に取
付け、足場装置の仮設作業を終了する。
上の複数箇所について行った後、足場板支持体３に複数
枚の足場板４を掛渡すようにして設置し、また手摺り支
持体６に上方から手摺り用支柱７ａを挿入し、ピン１４
を手摺り支持体６側から挿入し、手摺り用支柱７ａに貫
通することによって手摺り装置７を手摺り支持体６に取
付け、足場装置の仮設作業を終了する。
【００１３】上記のようにして足場装置を仮設した桁１
を、クレーン等により所定の位置まで吊り上げ、作業者
が足場板４に乗って桁１架設用の足場板を設置し、桁１
の架設作業を行う。
を、クレーン等により所定の位置まで吊り上げ、作業者
が足場板４に乗って桁１架設用の足場板を設置し、桁１
の架設作業を行う。
【００１４】このように本発明の第一実施例によれば、
複数枚の足場板４および手摺り装置７を設置した足場装
置の仮設作業を地上で行った後、桁１を所定の位置まで
吊り上げて桁１架設作業用の足場板の設置をするので、
従来、高所で行っていた、足場パイプをフランジ２の上
面から張出すようにして設けるといった作業を省略で
き、また従来よりも広い場所、すなわち複数枚の足場板
４の上で、また手摺り装置７を有する場所で安全かつ容
易に、隣合うＩ桁のフランジ２間に足場パイプの設置お
よび桁架設用の足場板の設置ができる。
複数枚の足場板４および手摺り装置７を設置した足場装
置の仮設作業を地上で行った後、桁１を所定の位置まで
吊り上げて桁１架設作業用の足場板の設置をするので、
従来、高所で行っていた、足場パイプをフランジ２の上
面から張出すようにして設けるといった作業を省略で
き、また従来よりも広い場所、すなわち複数枚の足場板
４の上で、また手摺り装置７を有する場所で安全かつ容
易に、隣合うＩ桁のフランジ２間に足場パイプの設置お
よび桁架設用の足場板の設置ができる。
【００１５】次に本発明の第二実施例を、図４の側面図
および図５の平面図に基づいて説明する。本発明の第二
実施例に係る足場装置は、足場板支持体３の一側をフラ
ンジ２の両張出し部１５，１６上に差渡してかつ上部ス
ペーサーＳ１を介してフランジ２の上面に着脱自在に取
付けるようにしたものである。
および図５の平面図に基づいて説明する。本発明の第二
実施例に係る足場装置は、足場板支持体３の一側をフラ
ンジ２の両張出し部１５，１６上に差渡してかつ上部ス
ペーサーＳ１を介してフランジ２の上面に着脱自在に取
付けるようにしたものである。
【００１６】前記足場板支持体３の一側を前記フランジ
２の上面に着脱自在に取付けるための取付け装置５は、
両側が開放されて箱形に形成されるとともに足場板支持
体３に遊嵌された一対の取付け装置本体１７，１８を有
し、該各取付け装置本体１７，１８は、その取付け時に
フランジ２の上側に位置する上板１９，１９と、フラン
ジ２の下面に下部スペーサーＳ２を介して当接する下板
２１，２１と、前記両板１９，２１どうしを側方で一体
的に取付けるとともにフランジ２の各張出し部１５，１
６の厚み面２ａに当接する側板２２とから構成されてい
る。
２の上面に着脱自在に取付けるための取付け装置５は、
両側が開放されて箱形に形成されるとともに足場板支持
体３に遊嵌された一対の取付け装置本体１７，１８を有
し、該各取付け装置本体１７，１８は、その取付け時に
フランジ２の上側に位置する上板１９，１９と、フラン
ジ２の下面に下部スペーサーＳ２を介して当接する下板
２１，２１と、前記両板１９，２１どうしを側方で一体
的に取付けるとともにフランジ２の各張出し部１５，１
６の厚み面２ａに当接する側板２２とから構成されてい
る。
【００１７】また前記取付け装置５は、前記上板１９，
１９の板面に貫通螺合する一対の取付けボルト１２と、
該取付けボルト１２の締付けによってフランジ２の上面
に圧接する圧接板１３とを有している。
１９の板面に貫通螺合する一対の取付けボルト１２と、
該取付けボルト１２の締付けによってフランジ２の上面
に圧接する圧接板１３とを有している。
【００１８】手摺り支持体６および手摺り装置７の構成
は、上記第一実施例と同様であるので省略する。上記構
成において、フランジ２に足場板支持体３を取付ける際
は、一方の取付け装置本体１７を足場板支持体３に外嵌
し、足場板支持体３に沿って移動して取付け装置本体１
７の側板２２をフランジ２の一方の張出し部１５の厚み
面２ａに当接し、取付けボルト１２を締付け、また他方
の取付け装置本体１８の側板２２をフランジ２の他方の
張出し部１６の厚み面２ａに当接して取付けボルト１２
を締付ける。
は、上記第一実施例と同様であるので省略する。上記構
成において、フランジ２に足場板支持体３を取付ける際
は、一方の取付け装置本体１７を足場板支持体３に外嵌
し、足場板支持体３に沿って移動して取付け装置本体１
７の側板２２をフランジ２の一方の張出し部１５の厚み
面２ａに当接し、取付けボルト１２を締付け、また他方
の取付け装置本体１８の側板２２をフランジ２の他方の
張出し部１６の厚み面２ａに当接して取付けボルト１２
を締付ける。
【００１９】その後は、上記第一実施例と同様に桁１を
所定の位置まで吊り上げ、足場装置を用いて桁１架設用
の足場板を設置する。このように、本発明の第二実施例
によると、フランジ２の両張出し部１５，１６で足場板
支持体３を取付けることにより、確実に足場板支持体３
をフランジ２に取付けることができる。
所定の位置まで吊り上げ、足場装置を用いて桁１架設用
の足場板を設置する。このように、本発明の第二実施例
によると、フランジ２の両張出し部１５，１６で足場板
支持体３を取付けることにより、確実に足場板支持体３
をフランジ２に取付けることができる。
【００２０】また上記第一実施例と同様に、従来、高所
で行っていた、足場パイプをフランジ２の上面から張出
すようにして設けるといった作業を省略でき、また従来
よりも広い場所で安全かつ容易に桁１架設用の足場板を
設置することができる。
で行っていた、足場パイプをフランジ２の上面から張出
すようにして設けるといった作業を省略でき、また従来
よりも広い場所で安全かつ容易に桁１架設用の足場板を
設置することができる。
【００２１】次に本発明の第三実施例を、図６の全体側
面図および図７の平面図に基づいて説明すると、これ
は、第一実施例で断面矩形の足場板支持体３を用いた代
わりに断面Ｔ字形の足場板支持体３を用いるものであ
る。
面図および図７の平面図に基づいて説明すると、これ
は、第一実施例で断面矩形の足場板支持体３を用いた代
わりに断面Ｔ字形の足場板支持体３を用いるものであ
る。
【００２２】この足場板支持体３を上側のフランジ２の
下面２ｃに着脱自在に取付けるための取付け装置５は、
前記足場板支持体３の上板３Ａに溶接によって固定され
るとともにフランジ２の厚み面２ａに当接する立設板２
５と、該立設板２５の途中にブラケット１０を介して取
付けられるとともにフランジ２の上側に延長された水平
板１１と、該水平板１１の板面に鉛直方向に貫通螺合す
る一対の取付けボルト１２と、該取付けボルト１２の締
付けによってフランジ２の上面２ｂに圧接する圧接板１
３とから構成されている。
下面２ｃに着脱自在に取付けるための取付け装置５は、
前記足場板支持体３の上板３Ａに溶接によって固定され
るとともにフランジ２の厚み面２ａに当接する立設板２
５と、該立設板２５の途中にブラケット１０を介して取
付けられるとともにフランジ２の上側に延長された水平
板１１と、該水平板１１の板面に鉛直方向に貫通螺合す
る一対の取付けボルト１２と、該取付けボルト１２の締
付けによってフランジ２の上面２ｂに圧接する圧接板１
３とから構成されている。
【００２３】なお手摺り支持体６および手摺り装置７の
構成は、上記第一実施例と同様であるので省略する。上
記構成において、足場板支持体３の一側をフランジ２の
下面に当接するとともに立設板２５をフランジ２の厚み
面２ａに当接するようにし、取付けボルト１２を締付け
て圧接板１３をフランジ２の上面２ｂに圧接することに
より足場板支持体３を桁１のフランジ２に固定し、足場
板支持体３に複数個の足場板４を設置する。なお手摺り
装置７の取付けは上記第一実施例と同様にして行う。
構成は、上記第一実施例と同様であるので省略する。上
記構成において、足場板支持体３の一側をフランジ２の
下面に当接するとともに立設板２５をフランジ２の厚み
面２ａに当接するようにし、取付けボルト１２を締付け
て圧接板１３をフランジ２の上面２ｂに圧接することに
より足場板支持体３を桁１のフランジ２に固定し、足場
板支持体３に複数個の足場板４を設置する。なお手摺り
装置７の取付けは上記第一実施例と同様にして行う。
【００２４】そして本発明の第三実施例によると、足場
板支持体３は断面Ｔ字形のものを用いているので、これ
は板材を加工して容易に製作することができ、また使用
によって変形した場合であっても、矯正作業が容易にで
き、再使用できる。
板支持体３は断面Ｔ字形のものを用いているので、これ
は板材を加工して容易に製作することができ、また使用
によって変形した場合であっても、矯正作業が容易にで
き、再使用できる。
【００２５】また上記第一実施例と同様に、従来、高所
で行っていた、足場パイプをフランジ２の上面から張出
すようにして設けるといった作業を省略でき、また従来
よりも広い場所で安全かつ容易に桁１架設用の足場板を
設置することができる。
で行っていた、足場パイプをフランジ２の上面から張出
すようにして設けるといった作業を省略でき、また従来
よりも広い場所で安全かつ容易に桁１架設用の足場板を
設置することができる。
【００２６】なお上記第一〜第三実施例においては、足
場板支持体３を上側のフランジ２に着脱自在に取付ける
ようにしたがこれに限定されるものではなく、必要に応
じて桁１の下側のフランジ２に取付けるように構成する
こともでき、この際、第一実施例および第三実施例にお
いて説明した、フランジ２の下面に足場板支持体３を取
付ける場合は、各実施例において説明した取付け装置５
をそのまま適用させることができる。
場板支持体３を上側のフランジ２に着脱自在に取付ける
ようにしたがこれに限定されるものではなく、必要に応
じて桁１の下側のフランジ２に取付けるように構成する
こともでき、この際、第一実施例および第三実施例にお
いて説明した、フランジ２の下面に足場板支持体３を取
付ける場合は、各実施例において説明した取付け装置５
をそのまま適用させることができる。
【００２７】また第二実施例において説明した、フラン
ジ２の上面に足場板支持体３を取付ける場合は、下側の
フランジ２の下面に足場板支持体３を取付けるようにす
る。そしていずれの場合も、従来、高所で行っていた、
足場パイプをフランジ２の上面から張出すようにして設
けるといった作業を省略でき、また従来よりも広い場所
で安全かつ容易に桁架設用の足場板を設置することがで
きるといった作用効果を奏し得る。
ジ２の上面に足場板支持体３を取付ける場合は、下側の
フランジ２の下面に足場板支持体３を取付けるようにす
る。そしていずれの場合も、従来、高所で行っていた、
足場パイプをフランジ２の上面から張出すようにして設
けるといった作業を省略でき、また従来よりも広い場所
で安全かつ容易に桁架設用の足場板を設置することがで
きるといった作用効果を奏し得る。
【００２８】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明は、
構造物の桁をなす型鋼のフランジに、複数の足場板支持
体の各一側を取付け装置によって取付け、足場板を足場
板支持体に横架し、また手摺り装置を足場板支持体の他
側に手摺り支持体を介して取付けた後、桁を架設位置ま
で吊り上げ、桁架設用の足場板を設置するようにしたの
で、従来よりも広い足場板の上で、また手摺り装置を有
する場所で、安全かつ容易に桁架設用の足場板を設置す
ることができる。
構造物の桁をなす型鋼のフランジに、複数の足場板支持
体の各一側を取付け装置によって取付け、足場板を足場
板支持体に横架し、また手摺り装置を足場板支持体の他
側に手摺り支持体を介して取付けた後、桁を架設位置ま
で吊り上げ、桁架設用の足場板を設置するようにしたの
で、従来よりも広い足場板の上で、また手摺り装置を有
する場所で、安全かつ容易に桁架設用の足場板を設置す
ることができる。
【図１】本発明の第一実施例を示す足場装置をフランジ
に取付けた状態の斜視図である。
に取付けた状態の斜視図である。
【図２】同じく要部正面図である。
【図３】同じく要部平面図である。
【図４】本発明の第二実施例を示す足場装置をフランジ
に取付けた状態の要部正面図である。
に取付けた状態の要部正面図である。
【図５】同じく要部平面図である。
【図６】本発明の第三実施例を示す足場装置をフランジ
に取付けた状態の要部正面図である。
に取付けた状態の要部正面図である。
【図７】同じく要部平面図である。
【図８】従来の足場装置の足場板をフランジに取付けた
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図９】同じく桁を所定位置まで吊り上げて桁架設用の
足場板を取付けた状態の斜視図である。
足場板を取付けた状態の斜視図である。
１ 桁 ２ フランジ ３ 足場板支持体 ４ 足場板 ５ 取付け装置 ６ 手摺り支持体 ７ 手摺り装置 ７ａ 手摺り用支柱 １２ 取付けボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｇ 5/08
Claims (1)
- 【請求項１】 構造物の桁を架設するために、該桁をな
す型鋼に取付けられる足場装置であって、前記型鋼のフ
ランジの側方に所定間隔を有して水平方向に突出する複
数本の足場板支持体と、該各足場板支持体の一側を前記
フランジの表面に着脱自在に取付けるための取付け装置
と、前記足場板支持体に横架される足場板と、前記各足
場板支持体の他側に手摺り支持体を介して取付けられる
手摺り装置とから構成されたことを特徴とする足場装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3620394A JPH07243205A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 足場装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3620394A JPH07243205A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 足場装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07243205A true JPH07243205A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12463188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3620394A Pending JPH07243205A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 足場装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07243205A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0886087A (ja) * | 1994-09-19 | 1996-04-02 | Fumio Fujiki | 足場布板、足場布板受け部材、足場支柱、足場手摺部材、足場部材連結用装置及び足場装置 |
| KR100652831B1 (ko) * | 2005-08-25 | 2006-12-01 | 주식회사 엠코 | 철골건축구조물용 가동식 안전지주 |
| JP2008255689A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Yamasho:Kk | 仮設手摺の支柱取付け具及び仮設手摺の形成方法 |
| JP2014205961A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | 橋梁防護板及びその固定構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51118351A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-18 | Hitachi Ltd | Operation history output systum in duplex system computer |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP3620394A patent/JPH07243205A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51118351A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-18 | Hitachi Ltd | Operation history output systum in duplex system computer |
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| JP2014205961A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 株式会社住軽日軽エンジニアリング | 橋梁防護板及びその固定構造 |
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