JPH0724292B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0724292B2
JPH0724292B2 JP12443888A JP12443888A JPH0724292B2 JP H0724292 B2 JPH0724292 B2 JP H0724292B2 JP 12443888 A JP12443888 A JP 12443888A JP 12443888 A JP12443888 A JP 12443888A JP H0724292 B2 JPH0724292 B2 JP H0724292B2
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JP
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resin case
metal ring
mounting hole
semiconductor device
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晃 藤田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は半導体素子を格納した樹脂製ケースを有する
半導体装置に関するものである。
〔従来の技術〕 第4図は従来の電力用半導体装置を示す斜視図、第5図
はその取付穴付近を示す断面図である。第4図及び第5
図に示すように、樹脂製ケース1がその取付穴1aに金属
リング2を圧入し、接着剤3により取付穴1aと4aが一致
するように金属よりなる放熱板4と接着している。な
お、第6図(a),(b),(c)は各々金属リング2
の上面図,側面図,裏面図である。
このような電力用半導体装置の固定するための取付けは
図示しない座金を有するネジを金属リング2中に通し締
め付けることで行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の半導体装置は以上のように構成されており、外部
との取付けを樹脂製ケース1の取付穴1a間に貫設された
金属リング2内を通したネジの締めつけによって行って
おり、このネジの締め付け力を金属リング2及び樹脂製
ケース1が受けていた。
また、樹脂製ケース1にソリがあったり、接着剤3の塗
布に不適当があると、取付穴1a(4a)付近で樹脂製ケー
ス1と放熱板4との間にスキ間が生じる。この状態でネ
ジを金属リング2を通して締め付けると、上記したスキ
間分余分にネジの締め付けによる力が樹脂製ケース1に
加わり、取付穴1a付近の樹脂製ケース1が割れるという
問題点があった。
また、樹脂製ケース1と放熱板4の接着時に位置ズレが
生じると取付穴1aと4aが一致せず、金属リング2を通し
たネジの締め付けが行えない問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、確実にネジの締め付けによる外部との取付け
が行え、このネジの締め付けにより樹脂製ケースが破壊
されない半導体装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる半導体装置は、半導体素子を格納し、
第1の取付穴が形成された樹脂製ケースと、前記第1の
取付穴に対応して第2の取付穴が形成された金属板と、
前記樹脂製ケースの前記第1の取付穴及び前記金属板の
第2の取付穴間に貫挿され、その上部外周に前記樹脂製
ケースとの第1の係合凹部、その下部外周に前記放熱板
との第2の係合凹部を有した金属リングとを備えて構成
されている。
〔作用〕
この発明における金属リングは、上部外周に樹脂製ケー
スとの第1の係合凹部、その下部外周に金属板との第2
の係合凹部を有しているため、この金属リングを介して
樹脂製ケースと金属板を位置ズレ及びスキ間が生じるこ
となく接着することができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例である電力用半導体装置の
取付穴周辺を示す断面図である。同図に示すように、金
属リング2が樹脂ケース1の取付穴1a及び放熱板4の取
付穴4a間に貫設されている。この金属リング2は突部2
A,2Bと上部外周2Cにより樹脂ケース1との係合凹部5aを
形成し、突部2B,2Dと下部外周2Eにより放熱板4との係
合凹部5bを形成している。
第2図(a)〜(c)は各々金属リング2の上面図,側
面図,裏面図である。同図に示すように、金属リング2
の係合凹部5bは放熱板4と係合しやすくするため、突部
2Dの下部にテーパ部を設け、4分割されている。また、
第1図に示すように樹脂ケース1と放熱板4の嵌合容易
化のため双方取付穴1a,4a付近に段差部1b,4bを有してい
る。
第1図で示した電力用半導体装置は以下のようにして組
立てられる。
まず、金属リング2が第2図に示すように加工され、そ
の後第3図に示すように、係合凹部5aと取付穴1aが係合
されるように樹脂製ケース1にインサート成形される。
この時、金属リング2の突部2B下面より0.1〜0.2mm程度
上方に樹脂製ケース1の段差部1bが位置するように成形
し、接着剤3挿入領域を設けることが望ましい。
そして、樹脂製ケース1に第1図に示すように接着剤3
を塗布し、金属リング2の係合凹部5bと放熱板4の取付
穴4aを係合すると共に、放熱板4に樹脂製ケース1を接
着する。
金属リング2の係合凹部5a,5bにより金属リング2に樹
脂製ケース1と放熱板4が係合されるため、接着剤3に
より樹脂製ケース1と放熱板4が確実に嵌合される。従
って、樹脂製ケース1のソリはこの時にほとんど矯正さ
れてしまい、放熱板4との間にスキ間は生じない。この
時、未だ樹脂ケース1は硬化していないため、矯正によ
り樹脂ケース1が割れることはない。
また、仮に接着剤3の塗布ムラあるいは樹脂製ケース1
のソリにより樹脂製ケース1と放熱板4間にスキ間が生
じたとしても、金属リング2の係合凹部5bにより放熱板
4を係合しているため、金属リング2を介したネジの締
め付け力の大半は頑強な放熱板4で受けとめることがで
き、樹脂製ケース1の受ける力はわずかであるため、樹
脂製ケース1が割れる可能性は皆無といえる。
さらに、金属リング2の係合凹部5a,5bにより樹脂製ケ
ース1と放熱板4の取付穴1a,4aの位置決めが行われる
ため、取付け穴1a,4aの位置ズレは全く生じない。
以上の点から、組立て工程の合理化が図め、安価で高精
度、高信頼度な電力用半導体装置を得ることができる。
なお、この実施例では、電力用半導体装置について述べ
たが、他の半導体装置,他の分野においても、樹脂製の
ケースを金属板に接着し、この金属板を介してネジによ
り外部に取付ける構成の物であれば、この発明を適用す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、金属リングが
その上部外周に樹脂製ケースとの第1の係合凹部、その
下部外周に金属板との第2の係合凹部を有しているた
め、確実にネジの締め付けにより外部との取付けが行
え、このネジの締め付けにより樹脂製ケースが割れるこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である電力用半導体装置の
取付穴周辺を示す断面図、第2図(a),(b),
(c)は各々第1図で示した電力用半導体装置における
金属リング2の上面図,側面図,裏面図、第3図は第1
図で示した電力用半導体装置の組立て説明用の断面図、
第4図は従来の電力用半導体装置を示す斜視図、第5図
は従来の電力用半導体装置の取付穴周辺を示す断面図、
第6図(a),(b),(c)は各々第5図で示した電
力用半導体装置における金属リング2の上面図,側面
図,裏面図である。 図において、1は樹脂製ケース、2は金属リング、4は
放熱板、1a,4aは取付穴、5a,5bは係合凹部である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子を格納し、第1の取付穴が形成
    された樹脂製ケースと、 前記第1の取付穴に対応して第2の取付穴が形成された
    金属板と、 前記樹脂製ケースの前記第1の取付穴及び前記金属板の
    第2の取付穴間に貫設され、その上部外周に前記樹脂製
    ケースとの第1の係合凹部、その下部外周に前記金属板
    との第2の係合凹部を有した金属リングとを備えた半導
    体装置。
JP12443888A 1988-05-20 1988-05-20 半導体装置 Expired - Lifetime JPH0724292B2 (ja)

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JPH01293544A JPH01293544A (ja) 1989-11-27
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JP3058312B2 (ja) * 1994-10-25 2000-07-04 ローム株式会社 放熱板取り付け構造を有する半導体装置
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