JPS6346860Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6346860Y2 JPS6346860Y2 JP2873083U JP2873083U JPS6346860Y2 JP S6346860 Y2 JPS6346860 Y2 JP S6346860Y2 JP 2873083 U JP2873083 U JP 2873083U JP 2873083 U JP2873083 U JP 2873083U JP S6346860 Y2 JPS6346860 Y2 JP S6346860Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- foot
- synthetic resin
- resin member
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は時計の文字板足固定構造に関するもの
である。
である。
従来時計の文字板固定は、第１図に示すように
合成樹脂部材を地板２及び輪列受３で挟持し文字
板足を固定する穴１ａを設けた構造を持つてい
た。このような場合、文字板足を固定するため文
字板足と穴１ａは多少シメシロをもたせている。
文字板足を押しながら挿入させる場合挿入時の力
で、第１図の合成樹脂部材１が輪列受を押し上げ
るという問題がある。そのため、構造的に輪列受
の強度を強くするために厚くしたり、剛性のある
材質を使用することが必要となる。しかし輪列受
を厚くすると、ムーブメントの厚みが厚くなり、
デザイン的に劣つたモデルになる。また剛性のあ
る材料を使用すると熱処理が必要になりコストも
高くかつ製造上においても工程が増えるという欠
点がある。
合成樹脂部材を地板２及び輪列受３で挟持し文字
板足を固定する穴１ａを設けた構造を持つてい
た。このような場合、文字板足を固定するため文
字板足と穴１ａは多少シメシロをもたせている。
文字板足を押しながら挿入させる場合挿入時の力
で、第１図の合成樹脂部材１が輪列受を押し上げ
るという問題がある。そのため、構造的に輪列受
の強度を強くするために厚くしたり、剛性のある
材質を使用することが必要となる。しかし輪列受
を厚くすると、ムーブメントの厚みが厚くなり、
デザイン的に劣つたモデルになる。また剛性のあ
る材料を使用すると熱処理が必要になりコストも
高くかつ製造上においても工程が増えるという欠
点がある。
本考案は、文字板足穴を輪列受等を締結するネ
ジ頭径と重さなるように配置して、上記欠点を解
消せしめ薄型ムーブメントにおいても廉価でかつ
組立上も容易に組立てられる文字板足固定構造を
目的とするものである。
ジ頭径と重さなるように配置して、上記欠点を解
消せしめ薄型ムーブメントにおいても廉価でかつ
組立上も容易に組立てられる文字板足固定構造を
目的とするものである。
次に本考案の実施例について第２図、第３図、
第４図で説明する。第２図は文字板側から見た文
字板足固定部の平面構造である。１１は合成樹脂
部材であり、１１ａは文字板足穴である。１２は
地板であり、１１ａは文字板足穴である。１２は
地板であり後述するネジ１４のネジ穴を有してい
る。第３図は、ウラブタ側からみた平面構造であ
り、文字板足穴とネジ頭径の平面的な重さなりを
示したものである。１１ａは前述の文字板足穴で
あり、１１は合成樹脂部材である。１５は輪列受
であり、１４は前記輪列受１５及び合成樹脂部材
１１を挟持固定しているネジである。第４図は本
考案による断面構造を示したものである。ネジ１
４は、地板１２に設けられているネジ穴１３と係
合し、輪列受１５および合成樹脂部材１１を挟持
固定している。１１ａは前述のごとくネジ１４の
頭径と平面的に重なつた位置に配置されている文
字板足穴である。１６は文字板であり、文字板足
１６ａを有している。前記文字板足１６ａは、合
成樹脂部材１１に設けられている文字板足穴１１
ａと係合して文字板をムーブメントに固定する構
造になつている。
第４図で説明する。第２図は文字板側から見た文
字板足固定部の平面構造である。１１は合成樹脂
部材であり、１１ａは文字板足穴である。１２は
地板であり、１１ａは文字板足穴である。１２は
地板であり後述するネジ１４のネジ穴を有してい
る。第３図は、ウラブタ側からみた平面構造であ
り、文字板足穴とネジ頭径の平面的な重さなりを
示したものである。１１ａは前述の文字板足穴で
あり、１１は合成樹脂部材である。１５は輪列受
であり、１４は前記輪列受１５及び合成樹脂部材
１１を挟持固定しているネジである。第４図は本
考案による断面構造を示したものである。ネジ１
４は、地板１２に設けられているネジ穴１３と係
合し、輪列受１５および合成樹脂部材１１を挟持
固定している。１１ａは前述のごとくネジ１４の
頭径と平面的に重なつた位置に配置されている文
字板足穴である。１６は文字板であり、文字板足
１６ａを有している。前記文字板足１６ａは、合
成樹脂部材１１に設けられている文字板足穴１１
ａと係合して文字板をムーブメントに固定する構
造になつている。
以上のごとく本考案によれば、文字板足穴位置
がネジ頭径と平面的に重なつているので、文字板
取付時の力を、地板と堅固に係合しているネジで
受けることができる。そのために、輪列受に力が
加わらず輪列受を薄くすることができる。また、
コスト的に高くなる剛性材料を使用する必要がな
いため廉価にできる。組立時においても、文字板
取付時にムーブメントが撓むことがなくなるため
文字板足部を治具等で受ける必要がなくなり、取
付時の煩しさが解消される等の効果を有する。
がネジ頭径と平面的に重なつているので、文字板
取付時の力を、地板と堅固に係合しているネジで
受けることができる。そのために、輪列受に力が
加わらず輪列受を薄くすることができる。また、
コスト的に高くなる剛性材料を使用する必要がな
いため廉価にできる。組立時においても、文字板
取付時にムーブメントが撓むことがなくなるため
文字板足部を治具等で受ける必要がなくなり、取
付時の煩しさが解消される等の効果を有する。
第１図は従来例の断面図である。第２図、第３
図、第４図は本考案の実施例であり、第２図は文
字板側からみた平面構造を第３図はウラブタ側か
ら見た平面構造をそれぞれ示している平面図であ
り、第４図は断面図である。 １１……合成樹脂部材、１１ａ……文字板足
穴、１２……地板、１４……ネジ、１６……文字
板、１６ａ……文字板足。
図、第４図は本考案の実施例であり、第２図は文
字板側からみた平面構造を第３図はウラブタ側か
ら見た平面構造をそれぞれ示している平面図であ
り、第４図は断面図である。 １１……合成樹脂部材、１１ａ……文字板足
穴、１２……地板、１４……ネジ、１６……文字
板、１６ａ……文字板足。
Claims (1)
- 地板と輪列受に挟持される合成樹脂部材に文字
板足固定部を設けた時計において、前記文字板足
固定部がムーブメント構成部品を締結するネジ頭
径と平面的に重さなるようにしたことを特徴とす
る時計の文字板固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2873083U JPS59135487U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 文字板固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2873083U JPS59135487U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 文字板固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59135487U JPS59135487U (ja) | 1984-09-10 |
| JPS6346860Y2 true JPS6346860Y2 (ja) | 1988-12-05 |
Family
ID=30159612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2873083U Granted JPS59135487U (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 文字板固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59135487U (ja) |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP2873083U patent/JPS59135487U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59135487U (ja) | 1984-09-10 |
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