JPH07242637A - スルホニルピラゾール化合物 - Google Patents
スルホニルピラゾール化合物Info
- Publication number
- JPH07242637A JPH07242637A JP10438991A JP10438991A JPH07242637A JP H07242637 A JPH07242637 A JP H07242637A JP 10438991 A JP10438991 A JP 10438991A JP 10438991 A JP10438991 A JP 10438991A JP H07242637 A JPH07242637 A JP H07242637A
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- JP
- Japan
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- methyl
- sulfonamide
- group
- ethyl
- dimethyl
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- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】一般式(1)で表されるスルホニルピラゾール
化合物。 (式中R1 はメチル基またはエチル基を表す。R2 は水
素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフ
ルオロメチル基、フェニル基等を表す。R3 はメチル
基、エチル基、メトキシ基、フェニル基等を表す。Xは
塩素原子またはNH 2 を表す。) 【効果】本発明のスルホニルピラゾール化合物は、農・
医薬等の中間体として有用である。
化合物。 (式中R1 はメチル基またはエチル基を表す。R2 は水
素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフ
ルオロメチル基、フェニル基等を表す。R3 はメチル
基、エチル基、メトキシ基、フェニル基等を表す。Xは
塩素原子またはNH 2 を表す。) 【効果】本発明のスルホニルピラゾール化合物は、農・
医薬等の中間体として有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農・医薬等の中間体とし
て有用な一般式(1)で表される新規なスルホニルピラ
ゾール化合物に関するものである。
て有用な一般式(1)で表される新規なスルホニルピラ
ゾール化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする問題点】ピラ
ゾール−4−スルホンアミド誘導体の合成に関して従来
米国特許第3665009号、3066137号および
3097210号公報が知られている。しかしながら、
これらの報告ではピラゾール環炭素原子上の置換基は水
素原子、メチル基等の単純なものに限られている。今
回、新たに合成検討を進める中で、新規な各種スルホニ
ルピラゾール化合物(1)を合成するに至った。
ゾール−4−スルホンアミド誘導体の合成に関して従来
米国特許第3665009号、3066137号および
3097210号公報が知られている。しかしながら、
これらの報告ではピラゾール環炭素原子上の置換基は水
素原子、メチル基等の単純なものに限られている。今
回、新たに合成検討を進める中で、新規な各種スルホニ
ルピラゾール化合物(1)を合成するに至った。
【0003】
【問題点を解決する為の手段】本発明者らは、スルホニ
ルピラゾール化合物の合成方法を検討した結果、以下の
方法により、本発明を完成するに至った。但し、本発明
中の記号はそれぞれ以下の意味を表す。Me;メチル
基、Et;エチル基、Pr;プロピル基、Pr−i;イ
ソプロピル基、Bu−t;ターシャリーブチル基、P
h;フェニル基を表す。
ルピラゾール化合物の合成方法を検討した結果、以下の
方法により、本発明を完成するに至った。但し、本発明
中の記号はそれぞれ以下の意味を表す。Me;メチル
基、Et;エチル基、Pr;プロピル基、Pr−i;イ
ソプロピル基、Bu−t;ターシャリーブチル基、P
h;フェニル基を表す。
【0004】
【化2】
【0005】
【化3】
【0006】
【化4】
【0007】
【化5】
【0008】
【化6】
【0009】
【化7】
【0010】すなわち反応式1においては、クロルスル
ホン酸を用いてピラゾール環の4位に求電子的にクロロ
スルホニル基を導入し、次いでアンモニア水により目的
物を合成した。反応式2においては、スルファモイル基
を導入後、カルボキシル基をアルコール/塩化水素系で
エステル化して目的物を合成した。反応式3においては
反応式2と同様にして3−カルボン酸エステル誘導体を
合成した。反応式4においてはクロロホルム中、低温
(60−70℃)でクロルスルホン酸/五塩化燐を反応
させた場合にはカルボン酸エステルが分解することなく
クロロスルホニル基が導入され、更にアミド化して目的
物を得た。反応式5においてはピラゾール−5−位の活
性な塩素をC3 H7 −SHで置換後酸化して目的物を得
た。
ホン酸を用いてピラゾール環の4位に求電子的にクロロ
スルホニル基を導入し、次いでアンモニア水により目的
物を合成した。反応式2においては、スルファモイル基
を導入後、カルボキシル基をアルコール/塩化水素系で
エステル化して目的物を合成した。反応式3においては
反応式2と同様にして3−カルボン酸エステル誘導体を
合成した。反応式4においてはクロロホルム中、低温
(60−70℃)でクロルスルホン酸/五塩化燐を反応
させた場合にはカルボン酸エステルが分解することなく
クロロスルホニル基が導入され、更にアミド化して目的
物を得た。反応式5においてはピラゾール−5−位の活
性な塩素をC3 H7 −SHで置換後酸化して目的物を得
た。
【0011】反応式6においては、ピラゾールの5位を
リチオ化し、二酸化炭素を作用させてカルボキシ基を導
入した後、エステル化して目的物を合成した。
リチオ化し、二酸化炭素を作用させてカルボキシ基を導
入した後、エステル化して目的物を合成した。
【0012】
【発明の効果】本発明により、新規な各種スルホニルピ
ラゾール化合物が得られた。これらは農・医薬等の中間
体、特にスルホニルウレア系除草剤(特開昭59−31
775号公報)の中間体として有用である。
ラゾール化合物が得られた。これらは農・医薬等の中間
体、特にスルホニルウレア系除草剤(特開昭59−31
775号公報)の中間体として有用である。
【0013】
【実施例】以下に、本発明について実施例を挙げて説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例1 1,5−ジメチル−3−トリフルオロメチルピラゾール
−4−スルホンアミドの合成 トリフルオロアセチルアトセン25g(0.16mol)の
エタノール溶液1000mlに15℃以下でメチルヒドラ
ジン7.4g(0.16mol)を滴下した。室温撹拌3時
間後一夜放置し、溶媒留去すると1,5−ジメチル−3
−トリフルオロメチルピラゾール19.2gが油状物と
して得られた。次に、これを82mlのクロルスルホン酸
に冷却下5℃以下で滴下した後、120℃で8時間加熱
した。その後、80℃まで冷却し、塩化チオニル13.
9gを30分で滴下し、100℃で2時間加熱した。反
応混合物を冷却後、氷水中へ注意深く投入し、1,5−
ジメチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−ス
ルホニルクロライド29gを得、テトラヒドロフラン溶
媒でアンモニア水と反応させることにより融点204〜
206℃の1,5−ジメチル−3−トリフルオロメチル
ピラゾール−4−スルホンアミド21.5gが得られ
た。実施例2 1,3−ジメチル−5−カルボキシピラゾール−4−ス
ルホンアミドの合成 200mlのクロルスルホン酸に冷却下5℃以下で1,3
−ジメチル−5−ピラゾールカルボン酸エチル50.4
g(0.3mol)を滴下した。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例1 1,5−ジメチル−3−トリフルオロメチルピラゾール
−4−スルホンアミドの合成 トリフルオロアセチルアトセン25g(0.16mol)の
エタノール溶液1000mlに15℃以下でメチルヒドラ
ジン7.4g(0.16mol)を滴下した。室温撹拌3時
間後一夜放置し、溶媒留去すると1,5−ジメチル−3
−トリフルオロメチルピラゾール19.2gが油状物と
して得られた。次に、これを82mlのクロルスルホン酸
に冷却下5℃以下で滴下した後、120℃で8時間加熱
した。その後、80℃まで冷却し、塩化チオニル13.
9gを30分で滴下し、100℃で2時間加熱した。反
応混合物を冷却後、氷水中へ注意深く投入し、1,5−
ジメチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−ス
ルホニルクロライド29gを得、テトラヒドロフラン溶
媒でアンモニア水と反応させることにより融点204〜
206℃の1,5−ジメチル−3−トリフルオロメチル
ピラゾール−4−スルホンアミド21.5gが得られ
た。実施例2 1,3−ジメチル−5−カルボキシピラゾール−4−ス
ルホンアミドの合成 200mlのクロルスルホン酸に冷却下5℃以下で1,3
−ジメチル−5−ピラゾールカルボン酸エチル50.4
g(0.3mol)を滴下した。
【0014】120℃で10時間加熱撹拌後氷水中に注
ぎ、エーテル抽出した。水洗、乾燥後溶媒留去して粗
1,3−ジメチル−4−クロロスルホニル−5−ピラゾ
ールカルボン酸49gを固体として得た。23.9g
(0.1mol)を取り、テトラヒドロフラン60mlに溶解
し、アンモニア水150ml中に10℃以下にて滴下した。
ぎ、エーテル抽出した。水洗、乾燥後溶媒留去して粗
1,3−ジメチル−4−クロロスルホニル−5−ピラゾ
ールカルボン酸49gを固体として得た。23.9g
(0.1mol)を取り、テトラヒドロフラン60mlに溶解
し、アンモニア水150ml中に10℃以下にて滴下した。
【0015】室温で4 時間撹拌し、減圧下濃縮乾固して
1,3−ジメチル−5−カルボキシピラゾール−4−ス
ルホンアミド10.0gを得た。 融点188−190℃。実施例3 1,3−ジメチル−5−n−プロピルスルホニルピラゾ
ール−4−スルホンアミドの合成 1,3−ジメチル−5−クロルピラゾール−4−スルホ
ンアミド14.1g(0.067mol)、水酸化ナトリウ
ム10.7g(0.268mol)およびDMF120mlの
混合物にn−プロピルメルカプタン6.6g(0.08
7mol)を室温にて滴下した。滴下後、80〜90℃にて
3時間加熱した。
1,3−ジメチル−5−カルボキシピラゾール−4−ス
ルホンアミド10.0gを得た。 融点188−190℃。実施例3 1,3−ジメチル−5−n−プロピルスルホニルピラゾ
ール−4−スルホンアミドの合成 1,3−ジメチル−5−クロルピラゾール−4−スルホ
ンアミド14.1g(0.067mol)、水酸化ナトリウ
ム10.7g(0.268mol)およびDMF120mlの
混合物にn−プロピルメルカプタン6.6g(0.08
7mol)を室温にて滴下した。滴下後、80〜90℃にて
3時間加熱した。
【0016】反応終了後、DMFを減圧留去し、水を加
え、濃塩酸にてpH4とし、析出した結晶を濾取した。
乾燥後、融点105〜106℃の1,3−ジメチル−5
−n−プロピルチオピラゾール−4−スルホンアミド1
4.3gが得られた。次に、この中間体を酢酸80mlに
溶解し、30%過酸化水素水23gを氷冷下滴下した。
室温にて4時間撹拌後水中に注いだ。
え、濃塩酸にてpH4とし、析出した結晶を濾取した。
乾燥後、融点105〜106℃の1,3−ジメチル−5
−n−プロピルチオピラゾール−4−スルホンアミド1
4.3gが得られた。次に、この中間体を酢酸80mlに
溶解し、30%過酸化水素水23gを氷冷下滴下した。
室温にて4時間撹拌後水中に注いだ。
【0017】析出結晶を濾取することにより融点127
〜129℃の1,3−ジメチル−5−n−プロピルスル
ホニルピラゾール−4−スルホンアミドが得られた。実施例4 1,5−ジメチル−3−フェニルピラゾール−4−スル
ホンアミドの合成 1,5−ジメチル−3−フェニルピラゾールより、実施
例1に従って得た。
〜129℃の1,3−ジメチル−5−n−プロピルスル
ホニルピラゾール−4−スルホンアミドが得られた。実施例4 1,5−ジメチル−3−フェニルピラゾール−4−スル
ホンアミドの合成 1,5−ジメチル−3−フェニルピラゾールより、実施
例1に従って得た。
【0018】融点 144〜148℃実施例5 1−メチル−3−i−プロピル−5−メトキシピラゾー
ル−4−スルホンアミドの合成 1−メチル−3−i−プロピル−5−メトキシピラゾー
ルより得た。
ル−4−スルホンアミドの合成 1−メチル−3−i−プロピル−5−メトキシピラゾー
ルより得た。
【0019】融点 114〜115℃実施例6 1,3−ジメチル−5−エトキシカルボニルピラゾール
−4−スルホンアミドの合成 1,3−ジメチル−5−エトキシカルボニルピラゾール
より得た。
−4−スルホンアミドの合成 1,3−ジメチル−5−エトキシカルボニルピラゾール
より得た。
【0020】融点 150〜154℃実施例7 1,3−ジメチル−5−i−プロポキシカルボニルピラ
ゾール−4−スルホンアミドの合成 実施例2で得られた1,3−ジメチル−5−カルボキシ
ピラゾール−4−スルホンアミドをi−プロピルアルコ
ール中で塩化水素共存下加熱して得た。
ゾール−4−スルホンアミドの合成 実施例2で得られた1,3−ジメチル−5−カルボキシ
ピラゾール−4−スルホンアミドをi−プロピルアルコ
ール中で塩化水素共存下加熱して得た。
【0021】融点 105〜108℃実施例8 3−エトキシカルボニル−1−メチル−5−フェニルピ
ラゾール−4−スルホンアミドの合成 クロルスルホン酸7.5ml、乾燥クロロホルム15mlの
溶液を0℃に冷却し、3−エトキシカルボニル−1−メ
チル−5−フェニルピラゾール11.5g(0.05mo
l)、乾燥クロロホルム25mlの溶液を滴下した。その後
室温で1時間、還流下に3時間撹拌した。反応後クロロ
ホルムを留去することにより油状の3−エトキシカルボ
ニル−1−メチル−5−フェニルピラゾール−4−スル
ホン酸を得た。次に室温にて五塩化燐20.9gを少量
ずつ加え、90〜100℃にて1時間撹拌した。
ラゾール−4−スルホンアミドの合成 クロルスルホン酸7.5ml、乾燥クロロホルム15mlの
溶液を0℃に冷却し、3−エトキシカルボニル−1−メ
チル−5−フェニルピラゾール11.5g(0.05mo
l)、乾燥クロロホルム25mlの溶液を滴下した。その後
室温で1時間、還流下に3時間撹拌した。反応後クロロ
ホルムを留去することにより油状の3−エトキシカルボ
ニル−1−メチル−5−フェニルピラゾール−4−スル
ホン酸を得た。次に室温にて五塩化燐20.9gを少量
ずつ加え、90〜100℃にて1時間撹拌した。
【0022】氷水中に加えエーテル抽出することによ
り、油状の3−エトキシカルボニル−1−メチル−5−
フェニルピラゾール−4−スルホニルクロライド14.
7gを得た。次に得られたスルホニルクロライドをアセ
トン20mlに溶解し、KHCO 3 4.48gを加えた。
アンモニア水(28%)2.7g、アセトン6.5mlの
溶液を室温にて滴下後50〜60℃にて30分加熱し
た。アセトン留去後、水を添加し、目的化合物12.9
gを固体として得た。
り、油状の3−エトキシカルボニル−1−メチル−5−
フェニルピラゾール−4−スルホニルクロライド14.
7gを得た。次に得られたスルホニルクロライドをアセ
トン20mlに溶解し、KHCO 3 4.48gを加えた。
アンモニア水(28%)2.7g、アセトン6.5mlの
溶液を室温にて滴下後50〜60℃にて30分加熱し
た。アセトン留去後、水を添加し、目的化合物12.9
gを固体として得た。
【0023】ベンゼンで再結晶し、8.4gを得た。 融点 141〜144℃実施例9 1−エチル−5−メチル−3−メトキシカルボニルピラ
ゾール−4−スルホンアミドの合成 1−エチル−5−メチル−3−メトキシカルボニルピラ
ゾールより得た。
ゾール−4−スルホンアミドの合成 1−エチル−5−メチル−3−メトキシカルボニルピラ
ゾールより得た。
【0024】融点 165〜168℃実施例10 1,3−ジメチル−5−ジメチルカルバモイルピラゾー
ル−4−スルホンアミドの合成 1,3−ジメチル−5−ジメチルカルバモイルピラゾー
ルより得た。
ル−4−スルホンアミドの合成 1,3−ジメチル−5−ジメチルカルバモイルピラゾー
ルより得た。
【0025】融点 150〜152℃実施例11 5−エチル−1−メチル−3−メトキシカルボニルピラ
ゾール−4−スルホンアミドの合成 5−エチル−1−メチル−3−メトキシカルボニルピラ
ゾールより得た。
ゾール−4−スルホンアミドの合成 5−エチル−1−メチル−3−メトキシカルボニルピラ
ゾールより得た。
【0026】融点 188〜191℃実施例12 1−エチル−3−メチル−5−メトキシカルボニルピラ
ゾール−4−スルホンアミドの合成 1−エチル−3−メチル−5−メトキシカルボニルピラ
ゾールより得た。
ゾール−4−スルホンアミドの合成 1−エチル−3−メチル−5−メトキシカルボニルピラ
ゾールより得た。
【0027】融点 130〜133℃実施例13 3−エチル−1−メチル−5−メトキシカルボニルピラ
ゾール−4−スルホンアミドの合成 3−エチル−1−メチル−5−メトキシカルボニルピラ
ゾールより得た。
ゾール−4−スルホンアミドの合成 3−エチル−1−メチル−5−メトキシカルボニルピラ
ゾールより得た。
【0028】融点 162〜165℃実施例14 5−メトキシカルボニル−1−メチルピラゾール−4−
スルホンアミドの合成 14−1 N−ターシャリーブチル−1−メチルピラゾ
ール−4−スルホンアミドの合成 150mlのテトラヒドロフランにターシャリーブチルア
ミン40gを加え実施例1に従って得られた1−メチル
ピラゾール−4−スルホニルクロライド24.6gを冷
却下滴下した。反応混合物を室温にて、一夜撹拌後析出
した塩を濾別し、濾液を水で洗浄した。有機層を乾燥
後、溶媒を減圧留去し、析出した固体を濾別、エーテル
洗浄することにより目的化合物26.0gを得た。
スルホンアミドの合成 14−1 N−ターシャリーブチル−1−メチルピラゾ
ール−4−スルホンアミドの合成 150mlのテトラヒドロフランにターシャリーブチルア
ミン40gを加え実施例1に従って得られた1−メチル
ピラゾール−4−スルホニルクロライド24.6gを冷
却下滴下した。反応混合物を室温にて、一夜撹拌後析出
した塩を濾別し、濾液を水で洗浄した。有機層を乾燥
後、溶媒を減圧留去し、析出した固体を濾別、エーテル
洗浄することにより目的化合物26.0gを得た。
【0029】融点 99〜100℃14−2 N−ターシャリーブチル−5−カルボキシ−
1−メチルピラゾール−4−スルホンアミドの合成 N−ターシャリーブチル−1−メチルピラゾール−4−
スルホンアミド13gを無水テトラヒドロフラン300
mlに溶解させ−50〜−40℃にてn−ブチルリチウム
のヘキサン溶液(1.6M)100mlを滴下した。滴下
後室温で1時間撹拌し、次いで二酸化炭素を−30℃に
て吹き込み始め、その後室温にて3時間にわたって吹き
込み続けた。
1−メチルピラゾール−4−スルホンアミドの合成 N−ターシャリーブチル−1−メチルピラゾール−4−
スルホンアミド13gを無水テトラヒドロフラン300
mlに溶解させ−50〜−40℃にてn−ブチルリチウム
のヘキサン溶液(1.6M)100mlを滴下した。滴下
後室温で1時間撹拌し、次いで二酸化炭素を−30℃に
て吹き込み始め、その後室温にて3時間にわたって吹き
込み続けた。
【0030】次いで150mlの氷水を加えその後12N
塩酸18mlを加えた。有機層を水洗し乾燥後、溶媒を留
去し、析出した固体をろ別、エーテル洗浄することによ
り目的化合物11.0gを得た。 融点 178〜179℃14−3 5−メトキシカルボニル−1−メチルピラゾ
ール−4−スルホンアミドの合成 N−ターシャリーブチル−5−カルボキシ−1−メチル
ピラゾール−4−スルホンアミド9.7gをメタノール
300mlに溶解し、塩化水素にて飽和した後2日間加熱
還流した。次いで溶媒を減圧留去し、氷水200ml及び
酢酸エチル200mlを加え撹拌した。有機層を水洗し乾
燥後、溶媒を留去し、析出した固体を濾別、エーテル−
酢酸エチルにて洗浄することにより目的化合物6.5g
を得た。
塩酸18mlを加えた。有機層を水洗し乾燥後、溶媒を留
去し、析出した固体をろ別、エーテル洗浄することによ
り目的化合物11.0gを得た。 融点 178〜179℃14−3 5−メトキシカルボニル−1−メチルピラゾ
ール−4−スルホンアミドの合成 N−ターシャリーブチル−5−カルボキシ−1−メチル
ピラゾール−4−スルホンアミド9.7gをメタノール
300mlに溶解し、塩化水素にて飽和した後2日間加熱
還流した。次いで溶媒を減圧留去し、氷水200ml及び
酢酸エチル200mlを加え撹拌した。有機層を水洗し乾
燥後、溶媒を留去し、析出した固体を濾別、エーテル−
酢酸エチルにて洗浄することにより目的化合物6.5g
を得た。
【0031】融点 121〜122℃ 実施例1−14をもとに、本発明化合物を表1に表す。
但し、表中の記号はそれぞれ以下の意味を表す。Me;
メチル基、Et;エチル基、Pr;プロピル基、Pr−
i;イソプロピル基、Ph;フェニル基を表す。
但し、表中の記号はそれぞれ以下の意味を表す。Me;
メチル基、Et;エチル基、Pr;プロピル基、Pr−
i;イソプロピル基、Ph;フェニル基を表す。
【0032】
【化8】
【0033】
【表1】
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中R1 はメチル基またはエチル基を表す。R2 は水
素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフ
ルオロメチル基、フェニル基、−CO2 CH3 または−
CO2 C2 H5 を表す。R3 はメチル基、エチル基、メ
トキシ基、フェニル基、−CO2 H、−CO2 CH3 、
−CO2 C2 H5 、−CO2 CH(CH3)2 、−CO
N(CH3 )2 、−SC3 H7 または−SO2 C3 H7
を表す。Xは塩素原子またはNH2 を表す。)で表され
るスルホニルピラゾール化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10438991A JPH07242637A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | スルホニルピラゾール化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10438991A JPH07242637A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | スルホニルピラゾール化合物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14206982A Division JPS5931775A (ja) | 1982-02-27 | 1982-08-18 | ピラゾールスルホニルウレア誘導体および除草剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07242637A true JPH07242637A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=14379391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10438991A Pending JPH07242637A (ja) | 1991-05-09 | 1991-05-09 | スルホニルピラゾール化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH07242637A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143758A (ja) * | 1974-10-12 | 1976-04-14 | Yoshitomi Pharmaceutical | Shinkinapirazoorusurupponamidoruino seizoho |
JPS58219179A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-20 | チバ−ガイギ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 新規スルホニル(チオ)尿素,その製造法,並びに除草および/又は生長調節用組成物 |
JPS5913778A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-24 | Nippon Nohyaku Co Ltd | スルホンアミド誘導体類及び除草剤 |
-
1991
- 1991-05-09 JP JP10438991A patent/JPH07242637A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143758A (ja) * | 1974-10-12 | 1976-04-14 | Yoshitomi Pharmaceutical | Shinkinapirazoorusurupponamidoruino seizoho |
JPS58219179A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-20 | チバ−ガイギ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 新規スルホニル(チオ)尿素,その製造法,並びに除草および/又は生長調節用組成物 |
JPS5913778A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-24 | Nippon Nohyaku Co Ltd | スルホンアミド誘導体類及び除草剤 |
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