JPH07242399A - 自走式作業足場、高所作業車等作業装置の操作制御方法 - Google Patents

自走式作業足場、高所作業車等作業装置の操作制御方法

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JPH07242399A
JPH07242399A JP6462694A JP6462694A JPH07242399A JP H07242399 A JPH07242399 A JP H07242399A JP 6462694 A JP6462694 A JP 6462694A JP 6462694 A JP6462694 A JP 6462694A JP H07242399 A JPH07242399 A JP H07242399A
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JP
Japan
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work
main boom
operating
workbench
foot switch
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Pending
Application number
JP6462694A
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English (en)
Inventor
Shozo Michigami
省三 道上
Masakazu Kojima
政和 小島
Haruo Okada
陽雄 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSHIMA ZOSENJO KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiwa Kiko KK
Original Assignee
OSHIMA ZOSENJO KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Seiwa Kiko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 足踏みスイッチを使用し機械を運転すること
により1人で機械を運転しつつ、同時に目的とする作業
の遂行を可能ならしめ、作業性の改善をはかることを目
的とするものである。 【構成】 走行可能な台車に俯仰可能、かつ旋回動可能
に装着されたメインブーム先端部に作業台を旋回可能に
取り付けてなる自走式作業足場、高所作業車等の作業装
置の運転において、作業台15に台車の走行、メインブ
ームの俯仰、旋回、及び作業台の旋回など諸作動の動作
の方向、起動、停止を操作する足踏スイッチ21を設置
し、作業台15で足踏スイッチ21を操作することによ
り、上記諸作動を行い、1人の場合でも平行して作業台
において目的作業を遂行可能ならしめる自走式作業足
場、高所作業車等作業装置の操作制御方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自走式作業足場、高所作
業車等の作業装置の操作制御方法に係り、詳しくは作業
台において作業者が自ら装置の操作制御を行ないつつ、
作業を実施し得る上記作業装置の操作制御方法に関する
ものである。
【0002】ここで高所作業車とは作業装置と自動車か
らなり、作業装置は自動車に固定され、可動部分の先端
に作業台を装着して高所で作業を行う装置を総称する。
【0003】
【従来の技術】造船所等のドック,船台等に設置される
自走式作業足場は一般に図9〜図11に示す如くレール
1に沿って横動可能に設けられた走行台車2より垂設さ
れた支柱3に併設して旋回ポスト7を設け、その上端部
にメインブーム9を俯仰可能、かつ左右方向旋回動可能
に装着して該メインブーム9を随時、作業位置に回動し
て、その先端に旋回自在に取り付けた作業台15に乗
り、塗装、修復など各種作業を行なうものであるが、従
来、かかる自走式作業足場を所要の作業位置に運び、作
業を行ない易いように運転操作するに際しては下部の台
車上の制御盤から手動運転する外、ブーム先端にある作
業台上の操作盤において手動でハンドル、レバー、ダイ
ヤル等を操作し運転がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如き
手操作によりハンドル,レバー等を操作し機械の運転を
行なう従来の方式では1人で作業する場合、機械の運転
を行っている間は片手又は両手を運転に使用しているた
め、目的とする作業の遂行に不便であったり、支障を来
たすことになる。そのため実際には運転を行った後、目
的とする作業を行なったり、人数を2名として作業を行
なっている状況である。
【0005】本発明は上述の如き実状に対処し、足踏み
スイッチを使用し機械を運転することにより1人で機械
を運転しつつ、同時に目的とする作業の遂行を可能なら
しめ、作業性の改善をはかることを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は前記走行可能な台車に旋回部を設け、該旋
回部にメインブーム基端部を装着し、該メインブームを
俯仰可能、かつ旋回動自在となすと共に、メインブーム
先端部に旋回可能に作業台を取り付けてなる自走式作業
足場、高所作業車等の作業装置において、その運転操作
方法として前記作業台に台車の走行、メインブームの俯
仰、旋回、ならびに作業台(ステージ)の旋回など諸作
動の動作の方向、起動、停止を操作する足踏スイッチを
設置し、作業台で上記足踏スイッチを操作するだけで上
記諸作動を実行しつつ同時に作業者が1人の場合でも作
業台における塗装、修復などの作業を遂行し得るように
した。
【0007】また、本発明は上記操作制御にあたり、上
記諸作動の作動速度は予め、操作盤により設定せしめて
おいて作業台で上記足踏み操作するだけで前記した作動
の起動,停止と共に、所要の設定作動速度による作動を
行わせ、同時に作業者の両手をフリー状態として作業台
において塗装,修復などの作業を平行して遂行せしめる
ようにしたことも特徴である。
【0008】このことは実際上、作業を行ないながら足
により多くの動作の速度まで制御することは困難である
ためで作業速度は操作盤上にあるダイヤル、スライド式
つまみ等で予め設定しておき、足踏スイッチでは台車の
走行、メインブームの旋回、俯仰、作業台の旋回等の動
作の方向及び起動、停止を操作せしめるようにする。
【0009】この場合、足踏みによりスイッチ操作を円
滑に行なわせる都合上、中心の足置部を基準にして上
下,左右に夫々足踏スイッチを配置し、上下を夫々ブー
ムの上下方向作動,左右を作業台の左右動方向の作動と
することができる。また上下を夫々ブームの左右旋回作
動、左右を走行台車の走行方向作動とすることも出来、
複数の足踏スイッチを使用することにより作業足場など
の所要の複数の作動を広汎に実施することが可能であ
る。
【0010】
【作用】上記作業装置を用いて作業を行なうにあたって
は作業台に乗って作業者は足踏みによりスイッチを順次
使用して作業個所に対応する位置への走行台車の位置決
め、メインブームの位置決め、作業台の旋回を行なわせ
た後、作業個所と対向して随時、予め設定された速度で
作業を行なう。そして、作業個所の移動に伴って順次、
所要の足踏スイッチ操作により作業台位置を同様に移動
させ、その間、作業者の手を充分に活用した作業を可能
ならしめる。
【0011】
【実施例】以下、更に添付図面を参照し、本発明の実施
例を説明する。
【0012】図6〜図8は本発明を実施する作業装置本
体の1例として造船所等のドック、船台等に設置される
既知の自走式作業足場例を示し、レール1に沿って走行
可能な台車2より下方に支柱3(図8参照)が垂設さ
れ、台車2には制御盤4、ケーブルリール5、油圧装置
6などの付属設備が配置されている。
【0013】そして、更に上記支柱3に対し並行して旋
回ポスト7が設けられており、その上端部において図7
に示すように旋回アーム8が連結されて、その先端にメ
インブーム9に併設されたブーム旋回シリンダー11の
ロッド10が連結され、ブームを所要の最大旋回角度、
例えば90°〜180°の範囲で旋回動を可能ならしめ
ている。
【0014】上記メインブーム9は図8に示すように旋
回ポスト7の上端に基端部12が回動可能に枢着された
ものであり、その底部と、旋回ポスト7との間にわたっ
て伸縮可能なシリンダー13が介設されていると共に、
側部に手摺り部14が設けられ、先端に作業台(ステー
ジ)15を旋回可能に取り付けて上下方向に対しても所
要角度範囲の俯仰が自在であるように構成されている。
なお、16はリンクバーで作業台15を水平に保持する
ものである。
【0015】以上のような自走式作業足場本体の構成は
前述の如く既に知られた装置であるが、本発明は上述の
如き装置においてその操作制御方式に特徴を有してい
る。
【0016】即ち、従来の方式では手操作によりハンド
ル,レバー、ダイヤル等を操作し機械の運転を行ってい
るが本発明においては作業台15に前記メインブームの
走行,俯仰,旋回ならびに作業台15の旋回などの作動
を操作する足踏スイッチが設置される。
【0017】図1は上記作業台15における足踏スイッ
チ21の配置を示す平面図、図2は側面図であり、31
は作業者の足置部、32,33,34,35は何れも足
踏スイッチを示している。
【0018】足踏スイッチは前記足置部31を囲み、そ
の上下,左右に配置されており、図3に示すようにこの
例では上下の足踏スイッチ32,34は、メインブーム
の作動方向、左右の足踏スイッチ33,35は作業台の
旋回方向又は走行方向を操作せしめるように設けられて
いる。そして、各足踏スイッチは滑りを防止するべく、
滑り止めの凹凸が設けられ操作制御の円滑確実さがはか
られている。
【0019】なお、足踏スイッチの形式については、こ
の方式に限らず、ユニバーサル式のもの等を採用しても
同様の効果が得られる。
【0020】図中、36は制御装置等に連結されるコネ
クターケーブルである。
【0021】ところで、実際上、作業を行いながら足に
より多くの動作の速度まで制御することは前述の如く困
難である。そのため、作動速度は図4の如き操作盤38
を作業台15又は適宜近傍場所に設置し速度設定を行
う。この操作盤38は図5に示すようにその表面39に
各表示がなされており、各作動速度を予め、ダイヤル、
スライド式つまみ、等で設定しておき、前記足踏スイッ
チでは動作の方向及び起動,停止のみ操作するようにし
ている。なお、本例では操作盤38のダイヤルにて手動
操作することも可能としている。
【0022】また速度の早い動作については、足踏スイ
ッチによって起動,停止を行うのみでは、加速,減速が
急激となり、乗り心地が悪いのみならず、危険であるの
で、このような場合には自走式作業足場に付随する前記
油圧装置に電磁比例制御弁とアンプを使用して、アンプ
の機能によりステップ状又は急激に変動する指令信号を
与えても機械の動作は緩やかに起動,停止,加速,減速
することが出来る機能をもたせている。
【0023】かくして作業者は作業台においてそこに配
置されている足踏スイッチを足踏操作することにより両
手をフリーの状態で動作の方向,起動,停止を操作し操
作盤で設定された作動速度にもとづいてフリーの手にて
目的の作業を行なうことができる。
【0024】以上は造船所等のドック,船台等に設置さ
れる自走式作業足場について説明して来たが、一般に使
用されるレールを有しない。前述の如き高所作業車等の
操作においても同様に実施することでき、本発明の含む
ところである。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように走行,俯仰,旋回
動が可能であるメインブームの先端に取り付けられた作
業台に足踏スイッチを設置し、これによって走行台車、
メインブームを所定の動作の方向に走行,俯仰,旋回し
て位置を作業個所に合わせ、作業台を旋回させて作動を
起動,停止し、目的とする作業を行うようにした操作制
御方式であり、従来の手操作によるハンドル,レバー,
ダイヤル等の操作と異なり、足踏により操作を行うた
め、1人で作業をする場合では、作業者の手はフリーの
状態となって目的とする作業を容易に行うことができる
格別の効果を有する。
【0026】しかも、操作制御盤の上にあるダイヤル,
スライド式つまみ等で予め作動速度を設定しておけば足
踏スイッチでは起動,停止,動作の方向のみの操作で済
むため操作制御は簡単であり、油圧系統の方式を適宜、
選定することにより急激に変動する指令信号を与えても
機械動作をゆるやかに起動,停止,加速,減速すること
が可能である等、本発明操作制御方式の適用による応用
範囲は頗る広汎で自走式作業足場、高所作業車等の操作
制御上、極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る足踏スイッチの配置態様を示す平
面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】(a),(b)は各足踏スイッチの作動を示す
説明図である。
【図4】操作盤の側面概要図である。
【図5】同操作盤の盤面詳細図である。
【図6】本発明を実施する作業装置例を示す一部省略正
面図である。
【図7】図9の装置例の要部平面図である。
【図8】図9の装置例の要部側面図である。
【符号の説明】
2 台車 3 支柱 7 旋回ポスト 9 メインブーム 15 作業台 21 足踏スイッチ 32,34 上下の足踏スイッチ 33,35 左右の足踏スイッチ 38 操作盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 政和 奈良県大和郡山市稗田町13番22号 (72)発明者 岡田 陽雄 奈良県生駒郡平群町緑ケ丘3丁目4番8号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な台車に旋回部を設け、該旋回
    部にメインブームをその基端部により俯仰可能、かつ旋
    回動可能に装着すると共に、メインブーム先端部に作業
    台を旋回可能に取り付けてなる自走式作業足場、高所作
    業車等の作業装置の運転操作において、作業台に台車の
    走行、メインブームの俯仰、旋回、及び作業台の旋回な
    ど諸作動の動作の方向、起動、停止を操作する足踏スイ
    ッチを設置し、作業台で足踏スイッチを操作することに
    より、上記諸作動を行い、かつ同時に1人の場合でも平
    行して作業台において目的作業を遂行可能ならしめるこ
    とを特徴とする自走式作業足場、高所作業車等作業装置
    の操作制御方法。
  2. 【請求項2】 走行可能な台車に旋回部を設け、該旋回
    部にメインブームをその基端部により俯仰可能、かつ旋
    回動可能に装着すると共に、メインブーム先端部に作業
    台を旋回可能に取り付けてなる自走式作業足場、高所作
    業車等の作業装置の運転操作において、作業台に台車の
    走行、俯仰、メインブームの旋回、及び作業台の旋回な
    ど諸作動の動作の方向、起動、停止を操作する足踏スイ
    ッチを設置すると共に、前記作動速度を予め設定する制
    御盤,操作盤を適宜個所に配設して作業台における足踏
    スイッイチの操作により前記諸作動を前記予め設定され
    た作動速度で遂行しつつ、同時に1人の場合でも作業台
    において目的作業を遂行可能ならしめることを特徴とす
    る自走式作業足場、高所作業車等作業装置の操作制御方
    法。
JP6462694A 1994-03-07 1994-03-07 自走式作業足場、高所作業車等作業装置の操作制御方法 Pending JPH07242399A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0581197B2 (ja) * 1986-04-15 1993-11-11 British Telecomm

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0581197B2 (ja) * 1986-04-15 1993-11-11 British Telecomm

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970107