JP2505444Y2 - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JP2505444Y2
JP2505444Y2 JP1990013222U JP1322290U JP2505444Y2 JP 2505444 Y2 JP2505444 Y2 JP 2505444Y2 JP 1990013222 U JP1990013222 U JP 1990013222U JP 1322290 U JP1322290 U JP 1322290U JP 2505444 Y2 JP2505444 Y2 JP 2505444Y2
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JP1990013222U
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Inventor
敏彦 山根
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セイレイ工業株式会社
ヤンマーディーゼル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はビルの室内において、屋内配線や屋内配管を
行う際に、作業者が乗った状態で、人力により移動と昇
降を行うことが出来る高所作業車に関する。
(ロ) 従来技術 従来から人力駆動式の高所作業車に関する技術は公知
とされているのである。
例えば、特開昭62-242049号公報や、特開昭62-153098
号公報や、実開昭61-170658号公報や、実公平1-33594号
公報に記載の技術の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし上記従来技術において、人力による走行は、オ
ペレーターが降車して高所作業車の全体を押すことによ
り、走行・操向すべく構成しており、徐々に移動しなが
ら、すこしずつ配線・配管の仕事をして行く場合におい
ては、少しずつ走行する際に、その都度、高所作業車か
ら降車する必要があるので、面倒な作業となるのであ
る。
本考案はこのような従来技術の不具合いを解消する為
に、左右の駆動輪を駆動する為の操向ハンドルを作業台
の上に配置し、該操向ハンドルを回すことにより、左右
への操向と、前後進の走行を可能としたものである。
更に、人力走行する為の操向ハンドルを、作業台6の
周囲に設けた手摺枠13の上端を設け、オペレーターが回
転し易い位置とし、該位置まで延設する為のチェーン
を、チェーンケースを介装する操向ハンドル支持台の内
部に配置し、補強と操作し易さを得たものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
走行台7と作業台6の間にシザーズリンク機構を介装
し、該作業台6上に設けた左右の操向ハンドル9L,9Rの
回転により、走行台7の左右駆動輪26L,26Rを別々に回
転駆動すべく構成し、操向ハンドル9L,9Rのスプロケッ
ト軸22により、作業台6のリンク枢支軸23までの間に巻
回するチェーン33を、チェーンケースを兼用する操向ハ
ンドル支持台30L・30Rの内部に配置し、該操向ハンドル
支持台30L,30Rを、前記作業台6の前部の左右両側に配
置したものである。
(ホ) 実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に該課題を解決する手段を説明する。
第1図は、二段シザーズリンク機構を具備した高所作
業車が上昇した状態の側面図、第2図は同じく後面図で
ある。
二段シザーズリンク機構付き高所作業車の構成を説明
する。
上部に作業台6を設け、該作業台6の上面には油圧ポ
ンプ12が固定されている。該油圧ポンプ12を操作するポ
ンプペダル10がオペレーターの踏み操作がし易い位置に
配置されている。第2図に示す如く、油圧ポンプ12とポ
ンプペダル10は作業台6の右端に配置されており、左端
にはブレーキペダル11と、ブレーキロックレバー37が配
置されている。
また、作業台6の上にオペレーターが作業中に落下す
ることの無いように、保護する手摺枠13が設けられてお
り、該手摺枠13に沿って、オペレーターの手の位置ま
で、操向ハンドル支持台30L,30Rガ手摺枠13に沿って立
設されている。
手摺枠13の下部に伸縮梯子8が設けられている。
該操向ハンドル支持台30L,30Rの内部にスプロケット
軸22とチェーン33が架設されている。、該チェーン33の
下端は、作業台6と第1リンク1の上端を枢支するリン
ク枢支軸23上のスプロケットに巻回されている。
走行台7の下には、左右駆動輪26L,26Rと左右従動輪2
7,27が軸受支持されており、該左右駆動輪26L,26Rと左
右従動輪27,27の間に、アウトリガー輪19,19が配置され
ている。該アウトリガー輪19,19はアウトリガー支持杆1
8,18により支持されており、通常は浮かした状態で、走
行台7の内側に収納しており、作業時には高所作業車の
転倒を防ぐ為の支持部として側方へ突出し、接地状態と
されるのである。
該走行台7と作業台6との間に、第2リンク3,4と第
1リンク1,2により構成された、二段式シザーズリンク
機構が介装されている。
第1リンク1の上端は前述の如くリンク枢支軸23によ
り作業台6に枢支されており、第1リンク2の上端には
ローラー16が軸受されており、該ローラー16は上部ロー
ラーレール14内で前後動するのである。
また、第2リンク3,4の下端にもローラー17が軸受支
持されており、該ローラー17が下部ローラーレール15内
で前後に摺動するのである。
第2リンク4の下端は走行台7に対してリンク枢支軸
25により枢支されている。
そして、第1リンク1と第1リンク2がクロス状態で
枢支軸20により枢支され、また第2リンク3と第2リン
ク4が枢支軸21により枢支されている。
また、第1リンク2の下端と第2リンク3の上端が枢
支軸28により枢支され、第1リンク1の下端と、第2リ
ンク4の上端が枢支軸24により枢支されている。
以上のような構成において、作業台6の上のオペレー
ターが、操向ハンドル9L,9Rを操作することにより、ス
プロケット軸22のスプロケットからチェーン33を介して
リンク枢支軸23を回転し、該リンク枢支軸23からチェー
ンケース31内のチェーン34により枢支軸24を駆動し、該
枢支軸24からチェーンケース32内のチェーンを介して、
リンク枢支軸25に回転を伝達し、該リンク枢支軸25から
チェーン36を介して、左右駆動輪26L,26Rの軸29を駆動
している。
第2図において図示する如く、左右の第1リンク2,2
の間に上部支持杆38を架設し、第2リンク3,3の間に下
部支持杆39を架設している。該上部支持杆38と下部支持
杆39の間に昇降油圧シリンダ5を介装し、該昇降油圧シ
リンダ5に、作業台6の上の油圧ポンプ12から圧油を送
油すべく構成しているのである。
第3図は一段シザーズリンク機構を具備した高所作業
車を上昇した状態の側面図、第4図は同じく後面図、第
5図は下降させた状態の側面図、第6図は同じく後面
図、第7図は操向ハンドル支持台30Lの斜視図、第8図
は同じく側面断面図であり、第9図、第10図、第11図は
アウトリガー輪19,19の支持部を示す図面である。
第3図から第6図においては、一段シザーズリンク機
構を具備した高所作業車であるので、チェーンの掛け方
や、昇降油圧シリンダ5の介装の仕方が異なっている。
即ち、第1リンク1,2のみが設けられており、その下
の第2リンク3,4が無くなっているのである。
故に、第1リンク2の上端にローラー16が軸受され、
該ローラー16は上部ローラーレール14内に嵌入し、また
第1リンク1の下端にローラー17が軸受され、該ローラ
ー17は下部ローラーレール15に嵌入している。
そして、昇降油圧シリンダ5の上部支持杆38は第1リ
ンク2,2の下方に架設され、下部支持杆39は走行台7の
下方に架設されている。
そして、昇降油圧シリンダ5は、走行台7と第1リン
ク2の間で伸縮を行うのである。
また、操向ハンドル9L,9Rからのチェーンによる動力
伝達経路は、チェーン33からチェーン34の上部までは同
じであるが、該第1リンク1にそってそのまま下端まで
チェーン34を伸ばすと、ローラー17の部分に至るので、
これを避けて、左右駆動輪26L,26Rの方へ延びるように
枢支軸20の上にスプロケットを設けて、該部分で第1リ
ンク2の側方に沿うように、チェーン35を配置している
のである。
故に、チェーンケース31とチェーンケース32は、枢支
軸20の部分で上下に分かれているのである。
そして、該一段シザーズリンク機構を具備した高所作
業車においても、作業台6の上に油圧ポンプ12とポンプ
ペダル10を配置し、更に作業台6の上方に操向ハンドル
9L,9Rを配置しており、オペレーターは作業台6の上に
乗ったままで、高所作業車を移動させたり、昇降するこ
とが出来るのである。
第7図、第8図において操向ハンドル30L,30Rとブレ
ーキペダル11の構成を説明する。
該操向ハンドル支持台30L,30Rは左右に設けられてお
り、スプロケット軸22とリンク枢支軸23上のスプロケッ
トに巻回された、チェーン33,33が内部に配置され、チ
ェーンケースを兼用している。
更に、操向ハンドル支持台30L,30Rは、手摺枠13の支
柱の1本を兼用しており、手摺枠13の補強の効果も具備
しているのである。
該左側の操向ハンドル支持台30Lの下部にブレーキペ
ダル11が突設されており、該ブレーキペダル11によりブ
レーキワイヤーを介して、左右駆動輪26L,26Rの部分に
設けたブレーキ装置を制動可能としている。
該ブレーキペダル11による操作は、踏み込んだ場合の
みの制動であり、走行中の制動の役割をするが、停車中
の駐車ブレーキの役目が出来ないので、停車状態で制動
持続する為のブレーキロックレバー37が設けられ、ブレ
ーキペダル11を制動状態でロックすることが出来るので
ある。
第9図、第10図、第11図において、作業中において、
高所作業車が転倒することの無いように、走行台7の側
方に突出接地するアウトリガー輪19,19が開示されてい
る。
該アウトリガー輪19,19を支持するアウトリガー支持
杆18,18は、走行台7から下方に突設した枢支軸18cによ
り枢支されており、該枢支軸18cに、2段のピン孔18a,1
8aが開口されている。
そして、該ピン孔18a,18aに切換ピン18bを挿入するこ
とにより、第9図の如く、アウトリガー輪19,19が浮い
た状態でかつ収納状態と、第11図の如くアウトリガー輪
19,19が側方へ突出状態で接地状態に切換えが可能とし
ているのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するのである。
第1に、操向ハンドル9L,9Rにより左右駆動輪26L,26R
を別々に回転駆動することにより、高所作業車の人力走
行と人力操向の両方を操向ハンドル9L,9Rにより行なう
ことが出来るので、別にエンジン等の駆動源や、操向ハ
ンドル等の操向装置を配置する必要が無くなったのであ
る。
第2に、操向ハンドル支持台30L,30Rを手摺枠13の側
部に設け、該操向ハンドル支持台30L,30Rの内部にチェ
ーン33を配置したので、操向ハンドル9L,9Rが作業台6
の左右両側に配置できることとなり、作業台6の上を広
く使用することができたのである。
第3に、操向ハンドル支持台30L,30Rを手摺枠13の補
強体として、またチェーンケースとして使用することが
出来るので、作業台6の手摺枠13を簡潔で、強固なもの
とすることが出来たものである。
第4に、操向ハンドル9L,9Rを手摺枠13の上端に近
く、オペレーターの最も力の入り易い部分に配置するこ
とが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、二段シザーズリンク機構を具備した高所作業
車が上昇した状態の側面図、第2図は同じく後面図、第
3図は一段シザーズリンク機構を具備した高所作業車を
上昇した状態の側面図、第4図は同じく後面図、第5図
は下降させた状態の側面図、第6図は同じく後面図、第
7図は操向ハンドル支持台30Lの斜視図、第8図は同じ
く側面断面図、第9図、第10図、第11図はアウトリガー
輪19・19の支持部を示す図面である。 1,2……第1リンク 3,4……第2リンク 5……昇降油圧シリンダ 6……作業台 7……走行台 8……伸縮梯子 9L,9R……操向ハンドル 10……ポンプペダル 11……ブレーキペダル 13……手摺枠 30L,30R……操向ハンドル支持台 33……チェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66F 11/04 7515−3F B66F 11/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行台7と作業台6の間にシザーズリンク
    機構を介装し、該作業台6上に設けた左右の操向ハンド
    ル9L,9Rの回転により、走行台7の左右駆動輪26L,26Rを
    別々に回転駆動すべく構成し、操向ハンドル9L・9Rのス
    プロケット軸22により、作業台6のリンク枢支軸23まで
    の間に巻回するチェーン33を、チェーンケースを兼用す
    る操向ハンドル支持台30L・30Rの内部に配置し、該操向
    ハンドル支持台30L,30Rを、前記作業台6の前部の左右
    両側に配置したことを特徴とする高所作業車。
JP1990013222U 1990-02-13 1990-02-13 高所作業車 Expired - Lifetime JP2505444Y2 (ja)

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JP6159094B2 (ja) * 2013-01-28 2017-07-05 日綜産業株式会社 移動足場

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JPS62242049A (ja) * 1986-04-10 1987-10-22 鹿島建設株式会社 小型構築部材用運搬装置

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