JPH07242204A - 箱詰機 - Google Patents
箱詰機Info
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- JPH07242204A JPH07242204A JP6034868A JP3486894A JPH07242204A JP H07242204 A JPH07242204 A JP H07242204A JP 6034868 A JP6034868 A JP 6034868A JP 3486894 A JP3486894 A JP 3486894A JP H07242204 A JPH07242204 A JP H07242204A
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- JP
- Japan
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- box
- packing
- box body
- space
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- Pending
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- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Edible Seaweed (AREA)
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、海苔の束等の軽量収容物を自動的
に箱詰することのできる箱詰機に関する。 【構成】 枠体(10)内に、箱体(1) を搬入する箱詰空間
(Q) を形成し、同箱詰空間(Q) 内に、箱体(1) の上部開
口(1a)を拡開する拡開装置(3) と、収容物を挟持して箱
体(1) 内へ収納する箱詰装置(4) とを配設した。また、
上記箱詰空間(Q) に臨むように、箱体(1) を搬入・搬出
する箱体搬送装置(5) と、収容物を搬入する収容物搬入
装置(6) とをそれぞれ配設すると共に、上記箱詰空間
(Q) の下部に、箱体(1) の縦送り機構(7) と横送り機構
(8) とを配設し、前記縦送り機構(7) を昇降自在に構成
した。
に箱詰することのできる箱詰機に関する。 【構成】 枠体(10)内に、箱体(1) を搬入する箱詰空間
(Q) を形成し、同箱詰空間(Q) 内に、箱体(1) の上部開
口(1a)を拡開する拡開装置(3) と、収容物を挟持して箱
体(1) 内へ収納する箱詰装置(4) とを配設した。また、
上記箱詰空間(Q) に臨むように、箱体(1) を搬入・搬出
する箱体搬送装置(5) と、収容物を搬入する収容物搬入
装置(6) とをそれぞれ配設すると共に、上記箱詰空間
(Q) の下部に、箱体(1) の縦送り機構(7) と横送り機構
(8) とを配設し、前記縦送り機構(7) を昇降自在に構成
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海苔の束等の軽量収容
物を自動的に箱詰することのできる箱詰機に関するもの
である。
物を自動的に箱詰することのできる箱詰機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば海苔の製造工場では、製品
化した海苔(収容物)を所定の数だけ箱詰して出荷して
いる。
化した海苔(収容物)を所定の数だけ箱詰して出荷して
いる。
【0003】通常、段ボール箱内には、6×3列分の海
苔の束を上下2段に収納するようにしているが、かかる
箱詰作業は人手に頼っていた。
苔の束を上下2段に収納するようにしているが、かかる
箱詰作業は人手に頼っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな人手による箱詰作業は、作業者に負担をかける上に
非能率的であり、また、人件費の高騰につながるため
に、労力軽減や省力化が望まれていた。
うな人手による箱詰作業は、作業者に負担をかける上に
非能率的であり、また、人件費の高騰につながるため
に、労力軽減や省力化が望まれていた。
【0005】本発明は、上記した課題を解決することが
できる箱詰機を提供することを目的としている。
できる箱詰機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、枠体内に、箱
体を搬入する箱詰空間を形成し、同箱詰空間内に、箱体
の上部開口を拡開する拡開装置と、収容物を挟持して箱
体内へ収納する箱詰装置とを配設したことを特徴とする
箱詰機に係るものである。
体を搬入する箱詰空間を形成し、同箱詰空間内に、箱体
の上部開口を拡開する拡開装置と、収容物を挟持して箱
体内へ収納する箱詰装置とを配設したことを特徴とする
箱詰機に係るものである。
【0007】また、本発明は、以下の構成にも特徴を有
する。
する。
【0008】(イ)箱詰空間に臨むように、箱体を搬入
・搬出する箱体搬送装置と、収容物を搬入する収容物搬
入装置とをそれぞれ配設した。
・搬出する箱体搬送装置と、収容物を搬入する収容物搬
入装置とをそれぞれ配設した。
【0009】(ロ)箱詰空間の下部に、箱体の縦送り機
構と横送り機構とを配設し、前記縦送り機構を昇降自在
に構成した。
構と横送り機構とを配設し、前記縦送り機構を昇降自在
に構成した。
【0010】(ハ)拡開装置は、箱詰空間内に位置した
箱体の上部開口に臨み、かつ、拡開方向へ回動する複数
個の拡開爪を具備する。
箱体の上部開口に臨み、かつ、拡開方向へ回動する複数
個の拡開爪を具備する。
【0011】(ニ)拡開装置は、箱詰空間内に位置する
箱体の上部開口に沿うように配設した回転杆に、複数個
の拡開爪を取り付けて前記開口に係合可能とし、さら
に、前記回転杆にエアシリンダを連結して回転杆を軸回
りに回転させ、前記箱体の上部開口を拡開させるように
構成した。
箱体の上部開口に沿うように配設した回転杆に、複数個
の拡開爪を取り付けて前記開口に係合可能とし、さら
に、前記回転杆にエアシリンダを連結して回転杆を軸回
りに回転させ、前記箱体の上部開口を拡開させるように
構成した。
【0012】(ホ)箱詰装置は、収容物を挟持する伸縮
自在の一対の挟持板と、同挟持板を昇降させる昇降機構
と、同挟持板間に配設し、挟持された収容物を下方へ押
出す押圧板とを具備する。
自在の一対の挟持板と、同挟持板を昇降させる昇降機構
と、同挟持板間に配設し、挟持された収容物を下方へ押
出す押圧板とを具備する。
【0013】(ヘ)上記箱詰装置は、枠体上部に昇降機
構を配設すると共に、同昇降機構の下端にシリンダ収納
筒を介して水平板を昇降自在に連結し、上記箱体の長辺
よりもやや短めに形成した挟持板を、前記水平板の対向
する長辺側にそれぞれ対向状態に配設すると共に、両挟
持板と前記水平板に載置したモータとを第1、第2ねじ
杆を介して連動連結して収容物を挟持可能に構成し、さ
らに、前記水平板の下方に、収容物を押下する押圧板を
配設すると共に、同押圧板をエアシリンダに連結し、し
かも、同エアシリンダは、前記シリンダ収納筒内に配設
し、かつ、下端が前記水平板を貫通して伸縮する。
構を配設すると共に、同昇降機構の下端にシリンダ収納
筒を介して水平板を昇降自在に連結し、上記箱体の長辺
よりもやや短めに形成した挟持板を、前記水平板の対向
する長辺側にそれぞれ対向状態に配設すると共に、両挟
持板と前記水平板に載置したモータとを第1、第2ねじ
杆を介して連動連結して収容物を挟持可能に構成し、さ
らに、前記水平板の下方に、収容物を押下する押圧板を
配設すると共に、同押圧板をエアシリンダに連結し、し
かも、同エアシリンダは、前記シリンダ収納筒内に配設
し、かつ、下端が前記水平板を貫通して伸縮する。
【0014】(ト)箱体搬送装置は、枠体の下部に連設
すると共に、上記挟持板の長手方向に沿って箱体を搬入
する搬入用コンベア装置と、同搬入用コンベア装置と直
交方向に搬出する搬出用コンベア装置とから構成し、上
記収容物搬入装置は、前記挟持板間に収容物を搬入可能
で、かつ、前記搬入用コンベア装置と対向状態に配設し
た。
すると共に、上記挟持板の長手方向に沿って箱体を搬入
する搬入用コンベア装置と、同搬入用コンベア装置と直
交方向に搬出する搬出用コンベア装置とから構成し、上
記収容物搬入装置は、前記挟持板間に収容物を搬入可能
で、かつ、前記搬入用コンベア装置と対向状態に配設し
た。
【0015】(チ)収容物搬入装置は、枠体に連結した
外枠に、左右両側にそれぞれ荷崩れ防止体収納空間を形
成した一対の内枠を取付け、同内枠に収容物載置台を取
付け、しかも、同収容物載置台を底板と同底板の後部に
形成した背板とから構成し、さらに、前記底板の左右両
側に、前記荷崩れ防止体収納空間内に収納自在な荷崩れ
防止体を突設すると共に、底板を搬送チェーンに連結し
て前後移動自在に構成した。
外枠に、左右両側にそれぞれ荷崩れ防止体収納空間を形
成した一対の内枠を取付け、同内枠に収容物載置台を取
付け、しかも、同収容物載置台を底板と同底板の後部に
形成した背板とから構成し、さらに、前記底板の左右両
側に、前記荷崩れ防止体収納空間内に収納自在な荷崩れ
防止体を突設すると共に、底板を搬送チェーンに連結し
て前後移動自在に構成した。
【0016】(リ)上記枠体にキャスターを取付けた。
【0017】
【実施例】以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発
明を具体的に説明する。
明を具体的に説明する。
【0018】本実施例では、本発明に係る箱詰機を海苔
製造工場の検査ラインに並設しており、図1は本発明に
係る箱詰機を設置する搬送ラインの平面視による説明
図、図2は同箱詰機の概略説明図、図3は同箱詰機の正
面図、図4は同箱詰機の側面図である。
製造工場の検査ラインに並設しており、図1は本発明に
係る箱詰機を設置する搬送ラインの平面視による説明
図、図2は同箱詰機の概略説明図、図3は同箱詰機の正
面図、図4は同箱詰機の側面図である。
【0019】図1に示すように、箱詰機Aは、海苔の検
査ラインLに並設する箱詰部fに設置されており、同検
査ラインLは、その搬送経路の基端部から終端部まで
に、以下に説明する作業工程を行う各作業部a〜eを配
置し、各作業部a〜eそれぞれをベルトコンベヤやロー
ラコンベヤで連結して構成している。
査ラインLに並設する箱詰部fに設置されており、同検
査ラインLは、その搬送経路の基端部から終端部まで
に、以下に説明する作業工程を行う各作業部a〜eを配
置し、各作業部a〜eそれぞれをベルトコンベヤやロー
ラコンベヤで連結して構成している。
【0020】そして、箱詰部fは、検査ラインLの取出
し部b(箱体1内から海苔束2を取り出す工程を行う)
から最終検査部e(最終の検査工程を行う)までと平行
するように設置されている。
し部b(箱体1内から海苔束2を取り出す工程を行う)
から最終検査部e(最終の検査工程を行う)までと平行
するように設置されている。
【0021】各作業部a〜fについて説明すると、以下
の通りである。
の通りである。
【0022】(箱載せ部a)箱載せ用ローラコンベヤで
構成すると共に、収容物となる海苔束2(通常1束100
枚)を所定の束数(通常36束)だけ収納した段ボール箱
等の箱体1を検査ラインL上に載置する箱載せ工程を行
う。
構成すると共に、収容物となる海苔束2(通常1束100
枚)を所定の束数(通常36束)だけ収納した段ボール箱
等の箱体1を検査ラインL上に載置する箱載せ工程を行
う。
【0023】(取出し部b)内容物取出装置Bを配設
し、箱体1を天地反転する反転工程と、箱体1のみを箱
体持上機Eで自動的に持ち上げ、箱内から海苔の束を取
り出す工程と、次工程を行う第1検査部cへ送るため
に、箱体1から取り出した海苔の束を小分け(通常3束
程度)にする工程を行う。
し、箱体1を天地反転する反転工程と、箱体1のみを箱
体持上機Eで自動的に持ち上げ、箱内から海苔の束を取
り出す工程と、次工程を行う第1検査部cへ送るため
に、箱体1から取り出した海苔の束を小分け(通常3束
程度)にする工程を行う。
【0024】(第1検査部c)金属探知機Fと計量器G
とを配設し、海苔の束に金属類が残留していないかどう
かを探知する工程と、海苔の重量を自動的に計量する工
程を行う。
とを配設し、海苔の束に金属類が残留していないかどう
かを探知する工程と、海苔の重量を自動的に計量する工
程を行う。
【0025】(第2検査部d)品質をチェックして等級
分けを行い、かつ、不良品を除去する検査工程を行う。
分けを行い、かつ、不良品を除去する検査工程を行う。
【0026】(最終検査部e)海苔の枚数を確認した
り、ラベル付けを行う記録工程を行う。
り、ラベル付けを行う記録工程を行う。
【0027】(箱詰部f)本発明に係る箱詰機Aを配設
しており、上記取出し部bから空の箱体1を運ぶと共
に、検査終了後の海苔束2を前記最終検査部eより運
び、そして、箱詰機Aにより所定数だけの海苔束2を自
動的に箱詰する工程を行う。
しており、上記取出し部bから空の箱体1を運ぶと共
に、検査終了後の海苔束2を前記最終検査部eより運
び、そして、箱詰機Aにより所定数だけの海苔束2を自
動的に箱詰する工程を行う。
【0028】なお、空の箱体1を取出し部bから運ぶ場
合、例えば、コンベヤ装置による空箱移送ラインを配設
することもできる。
合、例えば、コンベヤ装置による空箱移送ラインを配設
することもできる。
【0029】本発明に係る箱詰機Aは、図2に示すよう
に、枠体10内に、箱体1を搬入する箱詰空間Qを形成
し、同箱詰空間Q内に、箱体1の上部開口1aを拡開する
拡開装置3と、収容物を挟持して箱体1内へ収納する箱
詰装置4とを配設したことに特徴を有するものである。
に、枠体10内に、箱体1を搬入する箱詰空間Qを形成
し、同箱詰空間Q内に、箱体1の上部開口1aを拡開する
拡開装置3と、収容物を挟持して箱体1内へ収納する箱
詰装置4とを配設したことに特徴を有するものである。
【0030】即ち、検査ラインLの取出し部bから搬送
される箱体1を上記箱詰空間Q内に自動搬入すると共
に、箱体1の上部開口1aを拡開装置3により拡開した状
態にして、最終検査部eから運ばれた所定数の海苔束2
を上記箱詰装置4により挟持して、前述したように、上
部開口1aを拡開状態とされて待機している箱体1内に自
動的に収納して箱詰するものである。以下にその構成に
ついて説明する。
される箱体1を上記箱詰空間Q内に自動搬入すると共
に、箱体1の上部開口1aを拡開装置3により拡開した状
態にして、最終検査部eから運ばれた所定数の海苔束2
を上記箱詰装置4により挟持して、前述したように、上
部開口1aを拡開状態とされて待機している箱体1内に自
動的に収納して箱詰するものである。以下にその構成に
ついて説明する。
【0031】図2〜図4に示すように、箱詰機Aは、ス
チール製の枠体10を床面に設置し、同枠体10の内部に
は、箱体1を下方位置に、また、箱体1の収容物となる
海苔束2を前記箱体1の位置よりも上方位置に位置させ
る空間を形成している。
チール製の枠体10を床面に設置し、同枠体10の内部に
は、箱体1を下方位置に、また、箱体1の収容物となる
海苔束2を前記箱体1の位置よりも上方位置に位置させ
る空間を形成している。
【0032】そして、同空間を箱詰空間Qとなし、同空
間Qに上記した拡開装置3と箱詰装置4を配設してい
る。
間Qに上記した拡開装置3と箱詰装置4を配設してい
る。
【0033】また、上記箱詰空間Qに臨むように、箱体
搬送装置5と収容物搬入装置6とをそれぞれ配設してい
る。
搬送装置5と収容物搬入装置6とをそれぞれ配設してい
る。
【0034】箱体搬送装置5は、空の箱体1を箱詰空間
Qへ搬入したり、あるいは、収容物である海苔束2を箱
詰した箱体1を同箱詰空間Q内から搬出するものであ
り、枠体10の下部に連設すると共に、箱体1を搬入する
搬入用コンベア装置5aと、同搬入用コンベア装置5aと直
交方向に搬出する搬出用コンベア装置5bとから構成して
いる。
Qへ搬入したり、あるいは、収容物である海苔束2を箱
詰した箱体1を同箱詰空間Q内から搬出するものであ
り、枠体10の下部に連設すると共に、箱体1を搬入する
搬入用コンベア装置5aと、同搬入用コンベア装置5aと直
交方向に搬出する搬出用コンベア装置5bとから構成して
いる。
【0035】収容物搬入装置6は、前記海苔束2を箱詰
空間Q内へ搬入するものであり、前記搬入用コンベア装
置5aと対向状態に配設し、箱体搬送装置5よりも上方に
位置させており、箱詰装置4が海苔束2を挟持可能な位
置に搬入できるようにしている。
空間Q内へ搬入するものであり、前記搬入用コンベア装
置5aと対向状態に配設し、箱体搬送装置5よりも上方に
位置させており、箱詰装置4が海苔束2を挟持可能な位
置に搬入できるようにしている。
【0036】また、同箱詰空間Qの下部には、上記搬入
用コンベア装置5aから箱体1を受け継いで箱詰空間Q内
の所定位置に導入する箱体1の縦送り機構7と、海苔束
2を箱詰された箱体1を搬出用コンベア装置5bに受け渡
す横送り機構8とを配設しており、しかも、縦送り機構
7を昇降自在に構成している。
用コンベア装置5aから箱体1を受け継いで箱詰空間Q内
の所定位置に導入する箱体1の縦送り機構7と、海苔束
2を箱詰された箱体1を搬出用コンベア装置5bに受け渡
す横送り機構8とを配設しており、しかも、縦送り機構
7を昇降自在に構成している。
【0037】さらに、図2に示すように、枠体10の下部
にキャスター11を取付けており、箱詰機Aは移動可能と
なっている。従って、例えば、工場内等でラインのレイ
アウトを変更する場合等に容易に設置個所を移動するこ
とができる。
にキャスター11を取付けており、箱詰機Aは移動可能と
なっている。従って、例えば、工場内等でラインのレイ
アウトを変更する場合等に容易に設置個所を移動するこ
とができる。
【0038】以下、上記した拡開装置3、箱詰装置4に
ついて詳述する。
ついて詳述する。
【0039】上記拡開装置3は、箱詰空間Q内に位置し
た箱体1の上部開口1aに臨み、かつ、拡開方向へ回動す
る複数個の拡開爪31を具備している。
た箱体1の上部開口1aに臨み、かつ、拡開方向へ回動す
る複数個の拡開爪31を具備している。
【0040】即ち、図3及び図4に示すように、拡開装
置3は、箱詰空間Q内に搬入された箱体1の矩形形状の
上部開口1aに沿うように、同開口1aと略同形状となるよ
うに配設した4本の回転杆32に、それぞれ複数個の拡開
爪31を取り付けており、同拡開爪31は前記開口1aに係合
可能としている。
置3は、箱詰空間Q内に搬入された箱体1の矩形形状の
上部開口1aに沿うように、同開口1aと略同形状となるよ
うに配設した4本の回転杆32に、それぞれ複数個の拡開
爪31を取り付けており、同拡開爪31は前記開口1aに係合
可能としている。
【0041】さらに、前記回転杆32にエアシリンダ33を
連結して回転杆32をそれぞれ軸回りに回転させるように
している。
連結して回転杆32をそれぞれ軸回りに回転させるように
している。
【0042】前記回転杆32は、箱体1の上部開口1aにお
ける長辺に沿う2本と、短辺に沿う2本とで構成してお
り、それぞれ、ジョイント部36で連結すると共に、対向
する2本の回転杆32,32 を連結ロッド35で接続している
(図4)。
ける長辺に沿う2本と、短辺に沿う2本とで構成してお
り、それぞれ、ジョイント部36で連結すると共に、対向
する2本の回転杆32,32 を連結ロッド35で接続している
(図4)。
【0043】また、上記した長辺に沿う回転杆32と短辺
に沿う回転杆32の一つを、それぞれ専用のエアシリンダ
33に連結しており、各エアシリンダ33,33 の作用は前記
連結ロッド35により同時に対向する2本の回転杆32,32
にはたらく。従って、エアシリンダ33,33 により回転杆
32を軸回りに回転させれば、箱体1の上部開口1aに係合
した複数の拡開爪31が拡開方向に回動して、上部開口1a
を4方に押し広げて拡開させることができる。
に沿う回転杆32の一つを、それぞれ専用のエアシリンダ
33に連結しており、各エアシリンダ33,33 の作用は前記
連結ロッド35により同時に対向する2本の回転杆32,32
にはたらく。従って、エアシリンダ33,33 により回転杆
32を軸回りに回転させれば、箱体1の上部開口1aに係合
した複数の拡開爪31が拡開方向に回動して、上部開口1a
を4方に押し広げて拡開させることができる。
【0044】上記構成の拡開装置3により、箱体1の上
部開口1aを広げて海苔束2を収容し易くでき、確実な箱
詰を行える。
部開口1aを広げて海苔束2を収容し易くでき、確実な箱
詰を行える。
【0045】次に、箱詰装置4について説明すると、箱
詰装置4は、図2〜図5に示すように、海苔束2を挟持
する伸縮自在の一対の挟持板41,41 と、同挟持板41,41
を昇降させる昇降機構9と、同挟持板41,41 間に配設
し、挟持された海苔束2を下方へ押出す押圧板42とを具
備している。
詰装置4は、図2〜図5に示すように、海苔束2を挟持
する伸縮自在の一対の挟持板41,41 と、同挟持板41,41
を昇降させる昇降機構9と、同挟持板41,41 間に配設
し、挟持された海苔束2を下方へ押出す押圧板42とを具
備している。
【0046】即ち、枠体10上部に昇降機構9を配設する
と共に、同昇降機構9の下端にシリンダ収納筒91を介し
て水平板43を昇降自在に連結し、上記箱体1の長辺より
もやや短めに形成した挟持板41を、前記水平板43の対向
する長辺側にそれぞれ対向状態に配設している。
と共に、同昇降機構9の下端にシリンダ収納筒91を介し
て水平板43を昇降自在に連結し、上記箱体1の長辺より
もやや短めに形成した挟持板41を、前記水平板43の対向
する長辺側にそれぞれ対向状態に配設している。
【0047】上記挟持板41は、図5に示すように、複数
のリブ41a を外側面に設けると共に、下部には複数の切
欠部41b を形成している。かかる切欠部41b は、後述す
る収容物搬入装置6の荷崩れ防止体64を逃げるためのも
のである。
のリブ41a を外側面に設けると共に、下部には複数の切
欠部41b を形成している。かかる切欠部41b は、後述す
る収容物搬入装置6の荷崩れ防止体64を逃げるためのも
のである。
【0048】昇降機構9は、図5及び図6に示すよう
に、枠体10の上部に、開口部92a を形成した取付板92を
固設し、同取付板92上に、前記開口部92a の位置に下方
開口に形成した筒状の昇降機構収納ケース90を取付け、
しかも、同ケース90に昇降用モータMを一体的に取付け
ている。
に、枠体10の上部に、開口部92a を形成した取付板92を
固設し、同取付板92上に、前記開口部92a の位置に下方
開口に形成した筒状の昇降機構収納ケース90を取付け、
しかも、同ケース90に昇降用モータMを一体的に取付け
ている。
【0049】そして、昇降機構収納ケース90内に外周に
雄ねじを形成したねじ杆94を垂直方向に設け、同ねじ杆
94の上端を前記ケース90から上方へ突出させると共に、
下端にはシリンダ収納筒91を連結し、同シリンダ収納筒
91の下端に上記水平板43を連設している。
雄ねじを形成したねじ杆94を垂直方向に設け、同ねじ杆
94の上端を前記ケース90から上方へ突出させると共に、
下端にはシリンダ収納筒91を連結し、同シリンダ収納筒
91の下端に上記水平板43を連設している。
【0050】即ち、シリンダ収納筒91は昇降機構収納ケ
ース90内に収納され、上記取付板92の開口部92a から進
退自在となっている。
ース90内に収納され、上記取付板92の開口部92a から進
退自在となっている。
【0051】また、前記昇降機構収納ケース90の上部に
は、前記ねじ杆94と螺合する雌ねじ部を内周面に形成し
たアイドラプーリ95を配設し、同プーリ95と前記昇降用
モータMの出力軸M1に取付た駆動プーリM2とを無端状ベ
ルト96で連動連結している。
は、前記ねじ杆94と螺合する雌ねじ部を内周面に形成し
たアイドラプーリ95を配設し、同プーリ95と前記昇降用
モータMの出力軸M1に取付た駆動プーリM2とを無端状ベ
ルト96で連動連結している。
【0052】従って、昇降用モータMが駆動することに
より、アイドラプーリ95が回転し、同プーリ95に螺合す
るねじ杆94が昇降することになり、ねじ杆94に連結した
シリンダ収納筒91を介して同ねじ杆94に連設する水平板
43も昇降することになる。
より、アイドラプーリ95が回転し、同プーリ95に螺合す
るねじ杆94が昇降することになり、ねじ杆94に連結した
シリンダ収納筒91を介して同ねじ杆94に連設する水平板
43も昇降することになる。
【0053】水平板43上には、挟持板駆動用モータとし
てのサーボモータmを配設しており、同サーボモータm
と挟持板41,41 とを連動連結している。
てのサーボモータmを配設しており、同サーボモータm
と挟持板41,41 とを連動連結している。
【0054】即ち、挟持板41,41 に、外周に雄ねじを形
成した第1、第2ねじ杆44,45 の一端を連結し、第1ね
じ杆44の他端を、ベルトにより回転する歯車46の雌ねじ
部に螺合し、同歯車46に従動歯車47を噛合させると共
に、同従動歯車47の雌ねじ部に第2ねじ杆45の他端を螺
合している。なお、歯車46と従動歯車47に形成する雌ね
じ部は、上記した昇降機構9のアイドラプーリ95と略同
様な構成である。
成した第1、第2ねじ杆44,45 の一端を連結し、第1ね
じ杆44の他端を、ベルトにより回転する歯車46の雌ねじ
部に螺合し、同歯車46に従動歯車47を噛合させると共
に、同従動歯車47の雌ねじ部に第2ねじ杆45の他端を螺
合している。なお、歯車46と従動歯車47に形成する雌ね
じ部は、上記した昇降機構9のアイドラプーリ95と略同
様な構成である。
【0055】一方、サーボモータmの駆動軸m1に駆動プ
ーリm2を取付けると共に、同プーリm2と前記歯車46とを
ベルト48で連動連結している。
ーリm2を取付けると共に、同プーリm2と前記歯車46とを
ベルト48で連動連結している。
【0056】従って、サーボモータmを駆動させること
により、ベルト駆動によって歯車46と、同歯車46に噛合
する従動歯車47が回転し、第1、第2ねじ杆44,45 が軸
線方向へ伸縮移動を行うことになる。
により、ベルト駆動によって歯車46と、同歯車46に噛合
する従動歯車47が回転し、第1、第2ねじ杆44,45 が軸
線方向へ伸縮移動を行うことになる。
【0057】そして、収縮移動を行えば、挟持板41,41
により、海苔束2を挟圧することができる。
により、海苔束2を挟圧することができる。
【0058】さらに、前記水平板43には、一対の長尺の
ガイド筒49,49 の下端をそれぞれ連結すると共に、同ガ
イド筒49,49 を、前記枠体10上部に固設したガイド用短
筒12,12 内に遊嵌している。かかるガイド筒49,49 によ
り、水平板43は安定した昇降を行うことができる。
ガイド筒49,49 の下端をそれぞれ連結すると共に、同ガ
イド筒49,49 を、前記枠体10上部に固設したガイド用短
筒12,12 内に遊嵌している。かかるガイド筒49,49 によ
り、水平板43は安定した昇降を行うことができる。
【0059】さらに、前記水平板43の下方に、収容物を
押下する押圧板42を配設しいる。これは、挟持板41,41
で挟持した海苔束2を箱体1内に収納する際に、海苔束
2がスムーズに箱体1内へ収納されるように、強制的に
押し出すためのもので、平板状に形成している。
押下する押圧板42を配設しいる。これは、挟持板41,41
で挟持した海苔束2を箱体1内に収納する際に、海苔束
2がスムーズに箱体1内へ収納されるように、強制的に
押し出すためのもので、平板状に形成している。
【0060】また、同押圧板42をエアシリンダ93に連結
しており、同エアシリンダ93は、図5に示すように、前
記シリンダ収納筒91内に配設している。そして、同シリ
ンダ93の下端は前記水平板43を貫通して伸縮できるよう
に、水平板43には開口部を設けている。
しており、同エアシリンダ93は、図5に示すように、前
記シリンダ収納筒91内に配設している。そして、同シリ
ンダ93の下端は前記水平板43を貫通して伸縮できるよう
に、水平板43には開口部を設けている。
【0061】図5において、93a はシリンダ93と押圧板
42との連結部であり、39は、押圧板42が安定して昇降で
きるように、設けたガイドロッドである。同ガイドロッ
ド39,39 は、下端を押圧板42に連結すると共に、上端は
水平板43を貫通し、さらに、同水平板43に連結したガイ
ド筒49,49 内に遊嵌している。
42との連結部であり、39は、押圧板42が安定して昇降で
きるように、設けたガイドロッドである。同ガイドロッ
ド39,39 は、下端を押圧板42に連結すると共に、上端は
水平板43を貫通し、さらに、同水平板43に連結したガイ
ド筒49,49 内に遊嵌している。
【0062】従って、押圧板42も水平板43や挟持板41,4
1 と共に安定して同時に昇降可能となり、しかも、押圧
板42が単独に、かつ、垂直に安定した昇降が可能とな
る。
1 と共に安定して同時に昇降可能となり、しかも、押圧
板42が単独に、かつ、垂直に安定した昇降が可能とな
る。
【0063】箱詰装置4を上記構成としたことにより、
海苔束2を確実に箱詰することができ、収容ミス等によ
る作業能率の低下等のおそれがなく、箱詰作業を能率的
に行うことができる。
海苔束2を確実に箱詰することができ、収容ミス等によ
る作業能率の低下等のおそれがなく、箱詰作業を能率的
に行うことができる。
【0064】次に、上記した箱体搬送装置5、収容物搬
入装置6、縦送り機構7、及び、横送り機構8につい
て、さらに説明を加える。
入装置6、縦送り機構7、及び、横送り機構8につい
て、さらに説明を加える。
【0065】箱体搬送装置5は、多数のローラ19をフレ
ーム18に取付けて構成しており、かかるローラ19は図3
に示す駆動モータ17を駆動源として、チェーン駆動する
構成としている。
ーム18に取付けて構成しており、かかるローラ19は図3
に示す駆動モータ17を駆動源として、チェーン駆動する
構成としている。
【0066】また、搬入用コンベア装置5aは、上記した
挟持板41の長手方向と同一方向に向けて配設しており、
上記挟持板41,41 の長手方向に沿って箱体1を搬入する
と縦送り機構7により箱詰空間Qの略中央となる所定位
置に位置決めされる。
挟持板41の長手方向と同一方向に向けて配設しており、
上記挟持板41,41 の長手方向に沿って箱体1を搬入する
と縦送り機構7により箱詰空間Qの略中央となる所定位
置に位置決めされる。
【0067】また、同搬入用コンベア装置5aと直交方向
に、搬出用コンベア装置5bを配設しており、箱詰作業を
終えると、前記縦送り機構7が昇降用アクチュエータ71
(図3及び図4参照)により下降し、横送り機構8によ
り箱体1が送られ、搬出用コンベア装置5bにより搬出さ
れるものである。
に、搬出用コンベア装置5bを配設しており、箱詰作業を
終えると、前記縦送り機構7が昇降用アクチュエータ71
(図3及び図4参照)により下降し、横送り機構8によ
り箱体1が送られ、搬出用コンベア装置5bにより搬出さ
れるものである。
【0068】なお、上記縦送り機構7、横送り機構8と
も、箱体搬送装置5と同様に、チェーン駆動による回転
ローラ73,83 を取付けて構成している。
も、箱体搬送装置5と同様に、チェーン駆動による回転
ローラ73,83 を取付けて構成している。
【0069】図3に示す16は横送り機構用駆動モータ、
17は縦送り機構用駆動モータ、74は縦送り機構用チェー
ン、図4に示す84は横送り機構用チェーン、85は横送り
機構駆動力伝達チェーンである。
17は縦送り機構用駆動モータ、74は縦送り機構用チェー
ン、図4に示す84は横送り機構用チェーン、85は横送り
機構駆動力伝達チェーンである。
【0070】また、上記昇降用アクチュエータ71は、複
数個のエアシリンダで構成しており、枠体10の下部に取
付た台座72に取付けている。
数個のエアシリンダで構成しており、枠体10の下部に取
付た台座72に取付けている。
【0071】次に、収容物搬入装置6について説明する
と、図7に示すように、収容物搬入装置6は、前記挟持
板41,41 間に海苔束2を搬入可能で、かつ、前記搬入用
コンベア装置5aと対向状態に配設しており、枠体10に連
結した外枠61に、左右両側にそれぞれ荷崩れ防止体収納
空間62を形成した内枠63を取付け、同内枠63に収容物載
置台65を取付けて構成している。
と、図7に示すように、収容物搬入装置6は、前記挟持
板41,41 間に海苔束2を搬入可能で、かつ、前記搬入用
コンベア装置5aと対向状態に配設しており、枠体10に連
結した外枠61に、左右両側にそれぞれ荷崩れ防止体収納
空間62を形成した内枠63を取付け、同内枠63に収容物載
置台65を取付けて構成している。
【0072】また、同収容物載置台65は、底板66と同底
板66の後部に形成した背板67とから構成しており、同底
板66の左右両側にはヘアピン状に形成した荷崩れ防止体
64を多数突設し、同荷崩れ防止体64は前記防止体収納空
間62内に収納自在としている。
板66の後部に形成した背板67とから構成しており、同底
板66の左右両側にはヘアピン状に形成した荷崩れ防止体
64を多数突設し、同荷崩れ防止体64は前記防止体収納空
間62内に収納自在としている。
【0073】また、前記底板66を搬送チェーン60に連結
しており、収容物載置台65を前後移動自在に構成してい
る。なお、図3及び図7中、68はプーリ、69は駆動モー
タ、69a は駆動チェーンである。
しており、収容物載置台65を前後移動自在に構成してい
る。なお、図3及び図7中、68はプーリ、69は駆動モー
タ、69a は駆動チェーンである。
【0074】ここで、本発明に係る箱詰機Aを使用して
実際に箱体1に海苔束2を詰める作業について説明す
る。
実際に箱体1に海苔束2を詰める作業について説明す
る。
【0075】1)検査ラインLの取出し部bから空の箱体
1を箱体搬送装置5の搬入用コンベア装置5aに載置する
(図1参照)。
1を箱体搬送装置5の搬入用コンベア装置5aに載置する
(図1参照)。
【0076】2)最終検査部eの海苔束2を収容物搬入装
置6の収容物載置台65に、6×3列にセットする(図1
及び図2参照)。
置6の収容物載置台65に、6×3列にセットする(図1
及び図2参照)。
【0077】3)搬入用コンベア装置5aがチェーン駆動に
より載置された箱体1を箱詰機Aの箱詰空間Qに搬送
し、搬入用コンベア装置5aと略同高さに位置する縦送り
機構7に受け渡して箱体1を所定位置に待機させる(図
3参照)。
より載置された箱体1を箱詰機Aの箱詰空間Qに搬送
し、搬入用コンベア装置5aと略同高さに位置する縦送り
機構7に受け渡して箱体1を所定位置に待機させる(図
3参照)。
【0078】4)拡開装置3のエアシリンダ33が作動して
回転杆32を軸回りに回転させ、同回転杆32に取付けてあ
る拡開爪31が箱体1の上部開口1aの4辺に係合してそれ
ぞれ拡開方向へ押し広げる(図3参照)。
回転杆32を軸回りに回転させ、同回転杆32に取付けてあ
る拡開爪31が箱体1の上部開口1aの4辺に係合してそれ
ぞれ拡開方向へ押し広げる(図3参照)。
【0079】5)収容物搬入装置6の搬送チェーン60が駆
動して、収容物載置台65を箱詰空間Qへ導き、箱詰装置
4の挟持板41,41 間にセットする。このとき、海苔束2
は前記した荷崩れ防止体64により移動中も左右へ倒れた
りすることがなく、また、移送途中はやや前方傾斜姿勢
となるが、収容物載置台65の背板67により倒れたりする
ことがない(図3、図7参照)。
動して、収容物載置台65を箱詰空間Qへ導き、箱詰装置
4の挟持板41,41 間にセットする。このとき、海苔束2
は前記した荷崩れ防止体64により移動中も左右へ倒れた
りすることがなく、また、移送途中はやや前方傾斜姿勢
となるが、収容物載置台65の背板67により倒れたりする
ことがない(図3、図7参照)。
【0080】6)挟持板41,41 がサーボモータmの駆動に
より収縮して、6列分の海苔束2で形成される左右の長
辺側を挟圧保持する(図4、図6参照)。
より収縮して、6列分の海苔束2で形成される左右の長
辺側を挟圧保持する(図4、図6参照)。
【0081】7)箱詰装置4の昇降機構9が作動してねじ
杆94を回転させ、挟持板41,41 が海苔束2を挟持したま
ま上昇する。
杆94を回転させ、挟持板41,41 が海苔束2を挟持したま
ま上昇する。
【0082】8)収容物搬入装置6の搬送チェーン60が逆
回転して、収容物載置台65を後退させる。
回転して、収容物載置台65を後退させる。
【0083】9)昇降機構9の作動によりねじ杆94を前記
と逆に回転させ、海苔束2を挟持した挟持板41,41 が降
下する。
と逆に回転させ、海苔束2を挟持した挟持板41,41 が降
下する。
【0084】10) 挟持板41,41 が箱体1の上部開口1aか
ら箱体1内部へ挿入して海苔束2を載置すると、サーボ
モータmが作動して挟持板41,41 は水平方向へやや伸延
して拡開状態となる。
ら箱体1内部へ挿入して海苔束2を載置すると、サーボ
モータmが作動して挟持板41,41 は水平方向へやや伸延
して拡開状態となる。
【0085】11) 押圧板42がエアシリンダ93の作動によ
り下降して、海苔束2上面を押圧する。
り下降して、海苔束2上面を押圧する。
【0086】12) 昇降機構9の作動により、挟持板41,4
1 と押圧板42は両板41,42 を保持する水平板43と共に上
昇するが、このときに、押圧板42はなお海苔束2を押圧
しながら下降する。即ち、昇降機構9の昇降用モータM
は、水平板43(挟持板41,41 共に)を上昇させる方向へ
回転しているが、昇降機構9の昇降機構収納ケース90内
において、シリンダ収納筒91内に収納されているエアシ
リンダ93は押圧板42を下降させるように駆動しているこ
とになる。従って、海苔束2は確実に箱体1の底面に載
置された状態で箱体1内へ収納されることになる。
1 と押圧板42は両板41,42 を保持する水平板43と共に上
昇するが、このときに、押圧板42はなお海苔束2を押圧
しながら下降する。即ち、昇降機構9の昇降用モータM
は、水平板43(挟持板41,41 共に)を上昇させる方向へ
回転しているが、昇降機構9の昇降機構収納ケース90内
において、シリンダ収納筒91内に収納されているエアシ
リンダ93は押圧板42を下降させるように駆動しているこ
とになる。従って、海苔束2は確実に箱体1の底面に載
置された状態で箱体1内へ収納されることになる。
【0087】13) 上昇した挟持板41,41 はサーボモータ
mの駆動により伸延して初期状態まで拡開して待機する
と共に、押圧板42もエアシリンダ93により収縮して上昇
し、初期状態に位置する。
mの駆動により伸延して初期状態まで拡開して待機する
と共に、押圧板42もエアシリンダ93により収縮して上昇
し、初期状態に位置する。
【0088】14) 次いで、再び収容物搬入装置6が作動
して、用意された箱体1内の2段目に収納されるべき海
苔束2を箱詰空間Q内へ搬入する。そして、上記4)〜1
3) の作動を繰り返す。
して、用意された箱体1内の2段目に収納されるべき海
苔束2を箱詰空間Q内へ搬入する。そして、上記4)〜1
3) の作動を繰り返す。
【0089】15) 2段目の海苔束2が箱体1内に収納さ
れると、昇降用アクチュエータ71が作動して縦送り機構
7が下降する。
れると、昇降用アクチュエータ71が作動して縦送り機構
7が下降する。
【0090】16) 縦送り機構7が下降すると、箱体1は
横送り機構8に支持されることになると同時に、横送り
機構8の横送り機構用駆動モータ16が駆動して、箱体1
を搬出用コンベア装置5bへと送り、海苔束2を収納した
箱体1は出荷用として搬出される。
横送り機構8に支持されることになると同時に、横送り
機構8の横送り機構用駆動モータ16が駆動して、箱体1
を搬出用コンベア装置5bへと送り、海苔束2を収納した
箱体1は出荷用として搬出される。
【0091】以上のように、本実施例における箱詰機A
によれば、検査ラインLで合格した海苔束2を、所定の
数だけ自動的に箱詰することができるので、作業者の労
力軽減を図ることができると共に、作業能率を大幅に向
上させることができる。
によれば、検査ラインLで合格した海苔束2を、所定の
数だけ自動的に箱詰することができるので、作業者の労
力軽減を図ることができると共に、作業能率を大幅に向
上させることができる。
【0092】また、企業等においては、人件費の低減を
図ることができるので製造コストを下げることが可能と
なる。
図ることができるので製造コストを下げることが可能と
なる。
【0093】
【発明の効果】 本発明では、枠体内に、箱体を搬入する箱詰空間を形
成し、同箱詰空間内に、箱体の上部開口を拡開する拡開
装置と、収容物を挟持して箱体内へ収納する箱詰装置と
を配設したことにより、収容物の箱詰作業が自動化でき
て人手を煩わすことがなく、作業者の労力軽減を図るこ
とができると共に、作業能率を大幅に向上させることが
できる。
成し、同箱詰空間内に、箱体の上部開口を拡開する拡開
装置と、収容物を挟持して箱体内へ収納する箱詰装置と
を配設したことにより、収容物の箱詰作業が自動化でき
て人手を煩わすことがなく、作業者の労力軽減を図るこ
とができると共に、作業能率を大幅に向上させることが
できる。
【0094】また、企業等においては、人件費の低減を
図ることができるので製造コストを下げることが可能と
なる。
図ることができるので製造コストを下げることが可能と
なる。
【0095】箱詰空間に臨むように、箱体を搬入・搬
出する箱体搬送装置と、収容物を搬入する収容物搬入装
置とをそれぞれ配設したことにより、箱詰のための下準
備が容易となってさらに人手を省くことができる。
出する箱体搬送装置と、収容物を搬入する収容物搬入装
置とをそれぞれ配設したことにより、箱詰のための下準
備が容易となってさらに人手を省くことができる。
【0096】箱詰空間の下部に、箱体の縦送り機構と
横送り機構とを配設し、前記縦送り機構を昇降自在に構
成したことにより、箱詰空間への箱体の搬入、また、同
空間からの搬出を自動化できる。
横送り機構とを配設し、前記縦送り機構を昇降自在に構
成したことにより、箱詰空間への箱体の搬入、また、同
空間からの搬出を自動化できる。
【0097】拡開装置は、箱詰空間内に位置した箱体
の上部開口に臨み、かつ、拡開方向へ回動する複数個の
拡開爪を具備することにより、箱体の上部開口を拡開さ
せてその状態を保つことができるので、海苔束を確実に
収納することができ、作業能率が向上する。
の上部開口に臨み、かつ、拡開方向へ回動する複数個の
拡開爪を具備することにより、箱体の上部開口を拡開さ
せてその状態を保つことができるので、海苔束を確実に
収納することができ、作業能率が向上する。
【0098】箱詰装置は、収容物を挟持する伸縮自在
の一対の挟持板と、同挟持板を昇降させる昇降機構と、
同挟持板間に配設し、挟持された収容物を下方へ押出す
押圧板とを具備することにより、収容物を確実に箱体内
に収容することができ、収容ミス等のトラブルによる作
業効率の低下等のおそれがない。
の一対の挟持板と、同挟持板を昇降させる昇降機構と、
同挟持板間に配設し、挟持された収容物を下方へ押出す
押圧板とを具備することにより、収容物を確実に箱体内
に収容することができ、収容ミス等のトラブルによる作
業効率の低下等のおそれがない。
【0099】箱詰機の枠体にキャスターを取付けたこ
とにより、移動可能となり、工場内のレイアウトを変更
する場合など容易に移設することができる。
とにより、移動可能となり、工場内のレイアウトを変更
する場合など容易に移設することができる。
【図1】本発明に係る箱詰機を設置した搬送ラインの平
面視による説明図である。
面視による説明図である。
【図2】同箱詰機の概略的な説明図である。
【図3】同箱詰機の正面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】同箱詰装置の正面視による説明図である。
【図6】同側面視による説明図である。
【図7】収容物搬入装置の説明図である。
1 箱体 1a 上部開口 3 拡開装置 4 箱詰装置 5 箱体搬送装置 5a 搬入用コンベア装置 5b 搬出用コンベア装置 6 収容物搬入装置 7 縦送り機構 8 横送り機構 9 昇降機構 10 枠体 11 キャスター 31 拡開爪 32 回転杆 33 エアシリンダ 41 挟持板 42 押圧板 43 水平板 44 第1ねじ杆 45 第2ねじ杆 61 外枠 62 荷崩れ防止体収納空間 63 内枠 64 荷崩れ防止体 65 収容物載置台 66 底板 67 背板 91 シリンダ収納筒 93 エアシリンダ A 箱詰機 Q 箱詰空間 m モータ
Claims (10)
- 【請求項1】 枠体(10)内に、箱体(1) を搬入する箱詰
空間(Q) を形成し、同箱詰空間(Q) 内に、箱体(1) の上
部開口(1a)を拡開する拡開装置(3) と、収容物を挟持し
て箱体(1) 内へ収納する箱詰装置(4) とを配設したこと
を特徴とする箱詰機。 - 【請求項2】 上記箱詰空間(Q) に臨むように、箱体
(1) を搬入・搬出する箱体搬送装置(5) と、収容物を搬
入する収容物搬入装置(6) とをそれぞれ配設したことを
特徴とする請求項1記載の箱詰機。 - 【請求項3】 上記箱詰空間(Q) の下部に、箱体(1) の
縦送り機構(7) と横送り機構(8) とを配設し、前記縦送
り機構(7) を昇降自在に構成したことを特徴とする請求
項1または2記載の箱詰機。 - 【請求項4】 上記拡開装置(3) は、箱詰空間(Q) 内に
位置した箱体(1) の上部開口(1a)に臨み、かつ、拡開方
向へ回動する複数個の拡開爪(31)を具備することを特徴
とする請求項1〜3のいずれかに記載の箱詰機。 - 【請求項5】 上記拡開装置(3) は、箱詰空間(Q) 内に
位置する箱体(1) の上部開口(1a)に沿うように配設した
回転杆(32)に、複数個の拡開爪(31)を取り付けて前記開
口(1a)に係合可能とし、さらに、前記回転杆(32)にエア
シリンダ(33)を連結して回転杆(32)を軸回りに回転さ
せ、前記箱体(1) の上部開口(1a)を拡開させるように構
成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の箱詰機。 - 【請求項6】 上記箱詰装置(4) は、収容物を挟持する
伸縮自在の一対の挟持板(41),(41) と、同挟持板(41),
(41) を昇降させる昇降機構(9) と、同挟持板(41),(41)
間に配設し、挟持された収容物を下方へ押出す押圧板
(42)とを具備することを特徴とする請求項1〜5のいず
れかに記載の箱詰機。 - 【請求項7】 上記箱詰装置(4) は、枠体(10)上部に昇
降機構(9) を配設すると共に、同昇降機構(9) の下端に
シリンダ収納筒(91)を介して水平板(43)を昇降自在に連
結し、 上記箱体(1) の長辺よりもやや短めに形成した挟持板(4
1)を、前記水平板(43)の対向する長辺側にそれぞれ対向
状態に配設すると共に、両挟持板(41),(41) と前記水平
板(43)に載置したモータ(m) とを第1、第2ねじ杆(4
4),(45) を介して連動連結して収容物を挟持可能に構成
し、 さらに、前記水平板(43)の下方に、収容物を押下する押
圧板(42)を配設すると共に、同押圧板(42)をエアシリン
ダ(93)に連結し、 しかも、同エアシリンダ(93)は、前記シリンダ収納筒(9
1)内に配設し、かつ、下端が前記水平板(43)を貫通して
伸縮することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
載の箱詰機。 - 【請求項8】 上記箱体搬送装置(5) は、枠体(10)の下
部に連設すると共に、上記挟持板(41),(41) の長手方向
に沿って箱体(1) を搬入する搬入用コンベア装置(5a)
と、同搬入用コンベア装置(5a)と直交方向に搬出する搬
出用コンベア装置(5b)とから構成し、上記収容物搬入装
置(6) は、前記挟持板(41),(41) 間に収容物を搬入可能
で、かつ、前記搬入用コンベア装置(5a)と対向状態に配
設したことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
の箱詰機。 - 【請求項9】 上記収容物搬入装置(6) は、枠体(10)に
連結した外枠(61)に、左右両側にそれぞれ荷崩れ防止体
収納空間(62)を形成した一対の内枠(63)を取付け、同内
枠(63)に収容物載置台(65)を取付け、しかも、同収容物
載置台(65)を底板(66)と同底板(66)の後部に形成した背
板(67)とから構成し、さらに、前記底板(66)の左右両側
に、前記荷崩れ防止体収納空間(62)内に収納自在な荷崩
れ防止体(64)を突設すると共に、底板(66)を搬送チェー
ン(60)に連結して前後移動自在に構成したたことを特徴
とする請求項1〜8のいずれかに記載の箱詰機。 - 【請求項10】 上記枠体(10)にキャスター(11)を取付
けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の
箱詰機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6034868A JPH07242204A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 箱詰機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6034868A JPH07242204A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 箱詰機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07242204A true JPH07242204A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12426144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6034868A Pending JPH07242204A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 箱詰機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07242204A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-03-04 JP JP6034868A patent/JPH07242204A/ja active Pending
Cited By (8)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |