JPH07240849A - Rgbデータのcmyデータへの変換装置 - Google Patents

Rgbデータのcmyデータへの変換装置

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JPH07240849A
JPH07240849A JP6055123A JP5512394A JPH07240849A JP H07240849 A JPH07240849 A JP H07240849A JP 6055123 A JP6055123 A JP 6055123A JP 5512394 A JP5512394 A JP 5512394A JP H07240849 A JPH07240849 A JP H07240849A
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rgb data
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度信号での表現形式であるRGB形式のカ
ラー画像データを、印刷を目的とした濃度信号での表現
形式であるCMY形式へ変換する処理を、色補正を含め
てテーブルを参照するだけで実現可能にして変換処理を
高速化する。 【構成】 変換テーブル作成手段17は、出現が予想さ
れる全てのRGBデータのパターンについて、印刷環境
に応じて設定されたマスキング係数に基づいて色補正ま
で施したCMYデータを生成して変換テーブル16に設
定する。変換対象となるRGBデータの発生時、変換手
段13は、変換対象となるRGBデータに対応するCM
Yデータを変換テーブル16から検索し、この検索して
得たCMYデータを変換結果として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RGB形式の画像デー
タを、印刷に適したCMY形式の画像データに変換する
RGBデータのCMYデータへの変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】輝度信号での表現形式であるRGB
(R;レッド,G;グリーン,B;ブルー)形式のカラ
ー画像データを、印刷を目的とした濃度信号での表現形
式であるCMY(C;シアン,M;マゼンタ,Y;イエ
ロー)形式の画像データに変換する場合、従来は、画像
データの全画素について各画素のRGBデータに対して
ソフトウェアまたはハードウェアによる演算処理を実際
の変換処理時に実施してCMYデータを得るようにして
いる(例えば特開昭63−302671号,特開平3−
284059号参照)。
【0003】しかしながら、このように実際の変換時に
演算処理を実施してRGBデータをCMYデータに変換
する構成では、数メガ〜数百メガバイトといった膨大な
量のカラー画像の場合、演算処理時間がネックとなって
速やかにCMYデータを生成することができないという
問題点がある。
【0004】そこで、例えば特開昭63−278850
号公報に見られるように、RGBデータがRGB強度そ
のものではなくRGB強度が登録されているパレットテ
ーブルの一つのエントリを表す形式の場合に、実際の変
換に先立ってパレットテーブルの各エントリのRGB強
度からCMY強度を求めて色変換テーブルに設定してお
き、実際の変換時にはこの色変換テーブルを参照するこ
とによりRGBデータをCMYデータに変換し、その
後、色補正プログラムによって色補正する技術が提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような色変換
テーブルを使用する構成によれば、RGBデータをCM
Yデータに変換する演算処理を実際の変換時に実行する
必要がないため、変換処理時間は短縮される。
【0006】しかし、この特開昭63−278850号
公報に示される従来技術は、RGBデータがRGB強度
そのものではなくパレットテーブルの一つのエントリを
表す形式の場合にのみ適用でき、RGBデータがRGB
強度そのものを表す場合にはやはり実際の変換処理時に
色変換プログラムによってCMY強度に変換する必要が
あった。また、色変換テーブルを参照して変換したCM
Yデータに対して色補正する場合も、色補正プログラム
によって逐次実施する必要があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題を解決した
もので、その目的は、RGBデータがRGB強度そのも
のを示す形式の場合であっても、変換テーブルを参照す
るだけで、色補正まで施したCMYデータを得ることが
できるようにしたRGBデータのCMYデータへの変換
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、予め定められた全てのパターンのRGB
データについて、印刷環境に応じて設定されたマスキン
グ係数に基づいて色補正まで施したCMYデータを保持
する変換テーブルと、変換対象となるRGBデータの発
生時、そのRGBデータに対応するCMYデータを前記
変換テーブルから検索し、該検索して得たCMYデータ
を変換結果として出力する変換手段とを備えている。
【0009】また、本発明は以下のような各種の構成を
採用している。
【0010】変換テーブルの検索を高速に行うことを目
的として、前記変換テーブルは、RGBデータを構成す
るR,G,Bの3成分の値を結合した値をCMYデータ
のインデックスとして持つ。
【0011】印刷時に使用するインキの特性,紙質等の
印刷環境が異なる複数種の変換に対処し得るようにする
ことを目的として、それぞれ異なるマスキング係数に基
づいて作成された変換テーブルを複数個備え、前記変換
手段は、入力装置から指定された変換テーブルを使用し
て変換処理を行う。
【0012】高速変換を実現するためには変換対象とな
るRGBデータの発生前に変換テーブルの作成を完了し
ておくことが望ましいため、変換対象となるRGBデー
タの発生前に、予め定められた全てのRGBデータのパ
ターンを生成し且つ該個々のパターンのRGBデータに
ついて印刷環境に応じて設定されたマスキング係数に基
づいて色補正まで施したCMYデータを生成して前記変
換テーブルに設定する処理を完了する変換テーブル作成
手段を備える。
【0013】但し、変換テーブルの作成が完了していな
いと変換を全く開始できないとすると、至急の場合に対
処できなくなるため、それを防止することを目的とし
て、予め定められた全てのパターンのRGBデータにつ
いて、印刷環境に応じて設定されたマスキング係数に基
づいて色補正まで施したCMYデータを保持するための
変換テーブルと、変換要求のあったRGBデータについ
て、印刷環境に応じて設定されたマスキング係数に基づ
いて色補正まで施したCMYデータを生成して前記変換
テーブルに設定する変換テーブル作成手段と、変換対象
となるRGBデータの発生時、そのRGBデータに対応
するCMYデータを前記変換テーブルから検索し、有効
なCMYデータが得られたときは該CMYデータを変換
結果として出力し、有効なCMYデータが得られなかっ
たときは前記変換テーブル作成手段に変換対象となるR
GBデータを通知して変換を要求し、得られたCMYデ
ータを変換結果として出力する変換手段とを備え、且
つ、前記変換テーブル作成手段は、予め定められた全て
のRGBデータのパターンのうち未だ変換処理を行って
いないRGBデータについて、印刷環境に応じて設定さ
れたマスキング係数に基づいて色補正まで施したCMY
データを生成して前記変換テーブルに設定する処理を、
前記変換手段の動作中、または前記変換手段の非動作中
に遂行することで、速やかに変換テーブルが完成するよ
うにしている。
【0014】
【作用】本発明のRGBデータのCMYデータへの変換
装置においては、変換テーブルが、予め定められた全て
のRGBデータについて、印刷環境に応じて設定された
マスキング係数に基づいて色補正まで施したCMYデー
タを保持し、変換対象となるRGBデータの発生時、変
換手段が、変換対象となるRGBデータに対応するCM
Yデータを前記変換テーブルから検索し、該検索して得
たCMYデータを変換結果として出力する。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例の構成図であり、
1はセンタ(ホストコンピュータ)、2はセンタ1と通
信回線3を介して接続された端末である。この端末2
は、カラーフィルム等の媒体4に記録されたカラー画像
を読み取って通信回線3を通じてセンタ1に送出する装
置で、カラー画像をスキャンして各画素毎に合計24ビ
ットのディジタルなRGBデータ(R成分の強度を示す
8ビットの信号,G成分の強度を示す8ビットの信号,
B成分の強度を示す8ビットの信号から構成される)を
出力するスキャナ21と、このスキャナ21の出力をセ
ンタ1に送信する送信部22とで構成されている。
【0017】なお、スキャナ21は、R,G,B成分と
も8ビットの信号を出力するが、スキャナ自体の分解性
能は128階調であるため、各成分とも10進数表記で
0,2,4,…,254という飛び飛びの合計128階
調の信号を出力する。
【0018】他方、センタ1には、端末2からのRGB
データを受信する受信部11と、受信されたRGBデー
タを保持するテーブル12と、テーブル12に保持され
たRGBデータに対して変換処理を実行する変換プログ
ラム等で実現された変換手段13と、変換手段13の変
換結果を格納するテーブル14と、このテーブル14の
内容に従ってカラー印刷を行う印刷手段15と、変換手
段13が変換時に参照する変換テーブル16と、この変
換テーブル16を作成する変換テーブル作成手段17
と、変換テーブル作成手段17に対して変換開始や色補
正に使用するマスキング係数を与えるための入力装置1
8とで構成されている。
【0019】また、変換テーブル作成手段17は、出現
され得ることが予想されるRGBデータを生成するRG
Bデータ生成部171と、生成されたRGBデータを保
持するテーブル172と、テーブル172中の個々のR
GBデータに対してRGBがCMYと補色関係であるこ
とを利用して公知の方法でCMYデータに変換する変換
プログラム等で構成された変換部173と、この変換部
173で生成されたCMYデータに対して入力装置18
から入力された、使用するインクの特性,紙質等の印刷
環境に従ったマスキング係数に基づく公知の色補正(H
DC補正)を行う色補正プログラム等で構成された色補
正部174と、この色補正部174から出力された色補
正後のCMYデータからK成分(黒成分)を生成して付
加し、これを変換テーブル16に設定するK作成付加部
175とで構成されている。
【0020】この実施例の変換テーブル作成手段17
は、変換対象となるRGBデータの発生に先立って入力
装置18から起動されるものであり、先ず、RGBデー
タ生成部171で、入力装置18から指定された種類の
RGBデータ(r0,g0,b0),(r1,g1,b
1),…,(rP,gP,bP)を生成する。今の場
合、端末2からはR,G,B成分とも128階調で表現
されたRGBデータが送出されてくるため、RGBデー
タ生成部171では、RGB成分(0,0,0),
(0,0,2),…,(254,254,254)を持
つ合計1283 個のRGBデータを生成する。
【0021】これらのRGBデータはテーブル172に
保持された後、1つずつ変換部173,色補正部17
4,K作成付加部175で処理され、得られたCMYデ
ータが、変換テーブル16に設定される。ここで、変換
テーブル16には、0から1283 までのインデックス
Iが振られたエントリがあり、変換対象となったRGB
データのR成分の値をRi,G成分の値をGi,B成分
の値をBiとすると、そのRGBデータの変換結果であ
るCMYデータは、変換テーブル16の下記のインデッ
クスクのエントリに設定される。 インデックスI=(Ri/2)×1282 +(Gi/2)×128+Bi/2 …(1)
【0022】図2は各RGBデータのRGB成分の値と
そのRGBデータに対応するCMYデータが格納される
インデックスの値との関係を示している。
【0023】さて、変換テーブル作成手段17によって
変換テーブル16の作成が完了した後、端末2から媒体
4のカラー画像を読み取ったRGBデータ(R0,G
0,B0),(R1,G1,B1),…,(Rx,G
x,Bx)が送信されてくると、それらが受信部11で
受信されてテーブル12に設定され、変換手段13によ
る変換処理が開始される。
【0024】図3に変換手段13の処理の一例を示す。
変換手段13は、先ずテーブル12の先頭のRGBデー
タ(R0,G0,B0)に注目し(S1)、各RGB成
分の値からインデックスIを前記(1)式によって求め
(S3)、変換テーブル16からそのインデックスIを
持つCMYデータを読み出し(S4)、これを変換結果
としてテーブル14に出力する(S5)。そして、ステ
ップS1に戻って2番目のRGBデータ(R1,G1,
B1)について上記と同様の処理を繰り返す。これを最
後のRGBデータ(Rx,Gx,Bx)まで実行し終え
たことをステップS2で判別すると、処理を終了する。
その後、テーブル14のCMYデータは印刷手段15に
与えられ、カラー印刷が実行される。
【0025】このように端末2から送信されてきたRG
BデータをCMYデータに変換する処理は変換テーブル
16を検索する処理に置き替わるため、高速な変換が実
現できる。
【0026】図4は本発明の別の実施例の構成図であ
り、図1と同一符号は同一部分を示し、13Aは変換手
段、16−1〜16−nは変換テーブルである。この実
施例は、それぞれ異なるマスキング係数に基づいて変換
テーブル作成手段17で作成された複数の変換テーブル
16−1〜16−nを備えており、変換手段13Aは、
入力装置18から指定された何れかの変換テーブルを使
用して図3に示した変換処理を行うようにしたものであ
る。
【0027】図5は本発明の更に別の実施例の構成図で
あり、図1と同一符号は同一部分を示し、13Bは変換
手段、16Aは変換テーブル、17Aは変換テーブル作
成手段である。この実施例は、変換テーブル16Aの作
成が完了していなくても変換手段13Bによる変換が開
始できるようにしたものである。
【0028】変換テーブル16Aには各インデックス対
応のエントリに有効フラグVFがあり、有効なCMYデ
ータが設定されている場合には有効フラグVFはON
(1)にされ、有効なCMYデータが設定されていない
場合には有効フラグVFはOFF(0)になっている。
【0029】変換手段13Bは、受信部11から起動を
受けると、図6に示すように、先ずテーブル12の先頭
のRGBデータ(R0,G0,B0)に注目し(S1
1)、そのRGB成分の値からインデックスIを前記
(1)式によって求め(S13)、変換テーブル16A
からそのインデックスIを持つCMYデータを有効フラ
グVFと共に読み出す(S14)。そして、この読み出
した有効フラグVFがONか否かを判別し(S15)、
ONであれば、読み出したCMYデータを変換結果とし
てテーブル14に出力し(S16)、ステップS1に戻
って2番目以降のRGBデータについて上記と同様の処
理を繰り返す。
【0030】また、読み出した有効フラグVFがONで
なければ、インデックスIを通知して変換テーブル作成
手段17Aに変換を要求し(S17)、変換テーブル作
成手段17Aから変換完了の通知が返却されたら(S1
8でYES)、ステップS14に戻って再度インデック
スIのCMYデータを読み出す。後述するようにインデ
ックスIを通知されて変換が要求された変換テーブル作
成手段17Aは、インデックスIにかかるRGBデータ
に対応するCMYデータを生成して変換テーブル16A
のインデックスIのエントリに設定した後に有効フラグ
VFをONにして変換完了を変換手段13Bに通知する
ため、変換手段13Bは変換完了後に再度CMYデータ
を読み出すことで有効なCMYデータの取得が可能とな
り、それを変換結果としてテーブル14に出力する。
【0031】以上のような処理を最後のRGBデータ
(Rx,Gx,Bx)まで実行し終えたことをステップ
S12で判別すると、変換手段13Bは処理を終了す
る。その後、テーブル14のCMYデータは印刷手段1
5に与えられ、カラー印刷が実行される。
【0032】他方、変換テーブル作成手段17Aは、入
力装置18から起動されると、図7に示すようにRGB
データ生成部171により必要な数だけのRGBデータ
を生成してテーブル172に格納する(S21)。ここ
で、本実施例では各RGBデータに作成済フラグEFを
付加してテーブル172に格納するようにしており、最
初全ての作成済フラグEFは未作成を示すOFFになっ
ている。
【0033】その後、変換テーブル作成手段17Aは、
変換手段13Bから変換要求が出ているか否かを判別し
(S22)、変換要求が出ていないときは(変換手段1
3Bの起動前の期間も含む)、テーブル172に格納さ
れたRGBデータのうちその作成済フラグEFがOFF
となっているRGBデータの1つに注目し(S23)、
そのRGBデータを変換部173によってCMYデータ
へ変換し(S25)、次に色補正部174によってマス
キング係数に基づく色補正を行い(S26)、次にK作
成付加部175によってKを作成して付加し(S2
7)、変換テーブル16Aの該当エントリにCMYデー
タを設定すると共にその有効フラグVFをONにし(S
28)、テーブル172の今回処理したRGBデータの
作成済フラグEFをONに設定する(S29)。そし
て、ステップS22に戻って再び変換手段13Bから変
換要求が出ているか否かを調べ、出ていなければテーブ
ル172中の次の未変換のRGBデータについて上述し
たと同様の処理を実行する。そして、ステップS24で
テーブル172中の全てのRGBデータを処理し終えた
ことを判別すると、処理を終了する。
【0034】他方、変換テーブル作成手段17Aは、ス
テップS22で変換手段13Bから変換要求が出ている
ことを判別すると、この変換要求のあったRGBデータ
を優先的に処理するため、ステップS30〜S36を実
行する。即ち、通知されたインデックスIから変換要求
のあったRGBデータを判断してテーブル172中のそ
のRGBデータに注目し(S30)、そのRGBデータ
を変換部173によってCMYデータへ変換し(S3
1)、次に色補正部174によって色補正を行い(S3
2)、次にK作成付加部175によってKを作成して付
加し(S33)、変換テーブル16Aの該当エントリに
CMYデータを設定すると共にその有効フラグVFをO
Nにし(S34)、テーブル172の今回処理したRG
Bデータの作成済フラグEFをONに設定する(S3
5)。そして、変換手段13Bに変換完了を通知して
(S36)、ステップS22に戻り、上記動作を継続す
る。
【0035】図5の実施例の変換テーブル作成手段17
Aは、変換手段13Bの動作中も変換手段13Bから変
換要求が出ていなければテーブル172中の未処理のR
GBデータを処理するように構成した。しかし、変換手
段13Bが起動されたら、テーブル172中の未処理の
RGBデータの処理を中断して、優先的に変換手段13
Bからの変換要求を処理し、変換手段13Bの動作が停
止した時点で、テーブル172中の未処理のRGBデー
タの処理を再開するように構成しても良い。
【0036】以上本発明を幾つかの実施例を挙げて説明
したが、本発明は以上の実施例にのみ限定されずその他
各種の付加変更が可能である。例えば、変換テーブルに
はKの値も含ませたが、Kの値は変換結果であるCMY
データから別途作成するようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のRGBデー
タのCMYデータへの変換装置によれば、以下のような
効果を得ることができる。
【0038】RGBデータがRGB強度そのものを示す
形式の場合であっても、変換テーブルを参照するだけ
で、色補正まで施したCMYデータを得ることができ、
変換処理時間の大幅な短縮が可能となる。
【0039】RGBデータを構成するR,G,Bの3成
分の値(例えば各々8ビットで表現された値)を結合し
た値(例えば各8ビットを連結した24ビットの値)を
CMYデータのインデックスとして変換テーブルに持た
せたので、該当するCMYデータの検索が高速に行え
る。
【0040】それぞれ異なるマスキング係数に基づいて
作成された変換テーブルを複数個備え、変換手段は入力
装置から指定された変換テーブルを使用して変換処理を
行う構成としたので、印刷時に使用するインキの特性,
紙質等の印刷環境が異なる複数種の変換に容易に対処す
ることができる。
【0041】変換要求のあったRGBデータについてC
MYデータを生成して変換テーブルに設定する変換テー
ブル作成手段と、変換対象となるRGBデータの発生時
に有効なCMYデータが変換テーブルから得られなかっ
た場合に前記変換テーブル作成手段に変換対象となるR
GBデータを通知して変換を要求し、得られたCMYデ
ータを変換結果として出力する変換手段とを備える構成
によれば、変換テーブルの作成が完了していなくても変
換を開始することができる。また、一度出現したRGB
データについてはそのCMYデータは変換テーブルに保
持されているため、2度目からの同一RGBデータの変
換は変換テーブルを参照して高速に行うことができる。
更に、変換テーブル作成手段は、変換手段から変換要求
の出ていない期間中、または変換手段の非動作中に、予
め定められた全てのRGBデータのパターンのうち未だ
変換処理を行っていないRGBデータについてCMYデ
ータを生成して変換テーブルに設定する処理を遂行して
いるため、変換テーブルの作成完了を待たずに変換処理
を開始しても、速やかに変換テーブルを完成させること
ができ、後のRGBデータの変換処理を高速化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】RGBデータのパターンとインデックスIとの
関係を示す図である。
【図3】変換手段13の処理例を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の別の実施例の構成図である。
【図5】本発明の更に別の実施例の構成図である。
【図6】変換手段13Bの処理例を示すフローチャート
である。
【図7】変換テーブル作成手段17Aの処理例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1…センタ 11…受信部 12…変換対象となるRGBデータを保持するテーブル 13…変換手段 14…変換後のCMYデータを保持するテーブル 15…印刷手段 16…変換テーブル 17…変換テーブル作成手段 171…RGBデータ生成部 172…テーブル 173…変換部 174…色補正部 175…K作成付加部 18…入力装置 2…端末 21…スキャナ 22…送信部 3…通信回線 4…カラー画像を記録した媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 H04N 1/46 G06F 15/66 310 H04N 1/46 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた全てのパターンのRGB
    データについて、印刷環境に応じて設定されたマスキン
    グ係数に基づいて色補正まで施したCMYデータを保持
    する変換テーブルと、 変換対象となるRGBデータの発生時、そのRGBデー
    タに対応するCMYデータを前記変換テーブルから検索
    し、該検索して得たCMYデータを変換結果として出力
    する変換手段とを備えることを特徴とするRGBデータ
    のCMYデータへの変換装置。
  2. 【請求項2】 前記変換対象となるRGBデータの発生
    前に、予め定められた全てのRGBデータのパターンを
    生成し且つ該個々のパターンのRGBデータについて印
    刷環境に応じて設定されたマスキング係数に基づいて色
    補正まで施したCMYデータを生成して前記変換テーブ
    ルに設定する処理を完了する変換テーブル作成手段を備
    えることを特徴とする請求項1記載のRGBデータのC
    MYデータへの変換装置。
  3. 【請求項3】 前記変換テーブルは、RGBデータを構
    成するR,G,Bの3成分の値を結合した値をCMYデ
    ータのインデックスとして持つことを特徴とする請求項
    2記載のRGBデータのCMYデータへの変換装置。
  4. 【請求項4】 それぞれ異なるマスキング係数に基づい
    て作成された変換テーブルを複数個備え、前記変換手段
    は、入力装置から指定された変換テーブルを使用して変
    換処理を行うことを特徴とする請求項3記載のRGBデ
    ータのCMYデータへの変換装置。
  5. 【請求項5】 予め定められた全てのパターンのRGB
    データについて、印刷環境に応じて設定されたマスキン
    グ係数に基づいて色補正まで施したCMYデータを保持
    するための変換テーブルと、 変換要求のあったRGBデータについて、印刷環境に応
    じて設定されたマスキング係数に基づいて色補正まで施
    したCMYデータを生成して前記変換テーブルに設定す
    る変換テーブル作成手段と、 変換対象となるRGBデータの発生時、そのRGBデー
    タに対応するCMYデータを前記変換テーブルから検索
    し、有効なCMYデータが得られたときは該CMYデー
    タを変換結果として出力し、有効なCMYデータが得ら
    れなかったときは前記変換テーブル作成手段に変換対象
    となるRGBデータを通知して変換を要求し、得られた
    CMYデータを変換結果として出力する変換手段とを備
    え、且つ、 前記変換テーブル作成手段は、予め定められた全てのR
    GBデータのパターンのうち未だ変換処理を行っていな
    いRGBデータについて、印刷環境に応じて設定された
    マスキング係数に基づいて色補正まで施したCMYデー
    タを生成して前記変換テーブルに設定する処理を、前記
    変換手段の動作中、または前記変換手段の非動作中に遂
    行することを特徴とするRGBデータのCMYデータへ
    の変換装置。
  6. 【請求項6】 前記変換テーブルは、RGBデータを構
    成するR,G,Bの3成分の値を結合した値をCMYデ
    ータのインデックスとし、且つCMYデータの有効性を
    示す有効ビットを保持する構成を有することを特徴とす
    る請求項5記載のRGBデータのCMYデータへの変換
    装置。
JP6055123A 1994-02-28 1994-02-28 Rgbデータのcmyデータへの変換装置 Expired - Fee Related JP3022143B2 (ja)

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