JPH0723976Y2 - フレキシブルプリント基板 - Google Patents
フレキシブルプリント基板Info
- Publication number
- JPH0723976Y2 JPH0723976Y2 JP1988169234U JP16923488U JPH0723976Y2 JP H0723976 Y2 JPH0723976 Y2 JP H0723976Y2 JP 1988169234 U JP1988169234 U JP 1988169234U JP 16923488 U JP16923488 U JP 16923488U JP H0723976 Y2 JPH0723976 Y2 JP H0723976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fpc
- conductor
- circuit board
- printed circuit
- flexible printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフレキシブルプリント基板(以下FPCと称す)
に関するもので、特に電磁波障害の発生を防止するFPC
に関する。
に関するもので、特に電磁波障害の発生を防止するFPC
に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来のFPCを第2図及び第3図に示す。なお各図におい
て付した番号は1(ベースフィルム)、2(導体)、3
(カバーレイ)、4(スルーホール)である。
て付した番号は1(ベースフィルム)、2(導体)、3
(カバーレイ)、4(スルーホール)である。
まず、第2図はベースフィルム1の片面に導体2を設け
た片面FPCである。該FPCの特徴は片面のみに導体2を設
けているため屈曲特性に優れており折り曲げが容易に行
えることである。しかしながら、該FPCによるとアース
を取りにくく電磁波障害を起こし易いという問題点を有
している。
た片面FPCである。該FPCの特徴は片面のみに導体2を設
けているため屈曲特性に優れており折り曲げが容易に行
えることである。しかしながら、該FPCによるとアース
を取りにくく電磁波障害を起こし易いという問題点を有
している。
次に、第3図は電磁波障害の発生防止のためにベースフ
ィルム1の両面に導体2を設けた両面FPCである。すな
わち該FPCにおいてはベースフィルム1の片面に設けた
導体2をアースとするものである。しかしながら、該FP
Cは折り曲げると簡単に断線してしまうという問題点を
有している。また、該FPCは構成が複雑であるという問
題点も有している。
ィルム1の両面に導体2を設けた両面FPCである。すな
わち該FPCにおいてはベースフィルム1の片面に設けた
導体2をアースとするものである。しかしながら、該FP
Cは折り曲げると簡単に断線してしまうという問題点を
有している。また、該FPCは構成が複雑であるという問
題点も有している。
(目的) 本考案は上記問題点を解決し、電磁波障害を防ぎ、しか
も屈曲特性が優れているFPCを簡単な構成で提供するこ
とを目的としている。
も屈曲特性が優れているFPCを簡単な構成で提供するこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、ベースフィルムの片面に
導体を設け、かつ該導体をカバーレイで被覆したFPCに
おいて、該FPCを二つに折り重ねた片側の導体をアース
にし、折り重ねたFPCの両端部をそれぞれ補強部材を伴
い固着するとともにスルーホールを形成して、該両端部
にそれぞれコネクタを該コネコクタのピンをスルーホー
ルに挿入して固定した。
導体を設け、かつ該導体をカバーレイで被覆したFPCに
おいて、該FPCを二つに折り重ねた片側の導体をアース
にし、折り重ねたFPCの両端部をそれぞれ補強部材を伴
い固着するとともにスルーホールを形成して、該両端部
にそれぞれコネクタを該コネコクタのピンをスルーホー
ルに挿入して固定した。
(作用) ベースフィルムの片面に導体を設けたFPCを用いている
ので折り曲げが容易にでき、しかも一枚のFPCを二つに
折り曲げ、該折り曲げたFPCの片方の導体をアースとし
ているので、該アースによりインピーダンスを小さくし
て電磁波障害の発生を防止できる。
ので折り曲げが容易にでき、しかも一枚のFPCを二つに
折り曲げ、該折り曲げたFPCの片方の導体をアースとし
ているので、該アースによりインピーダンスを小さくし
て電磁波障害の発生を防止できる。
(実施例) 以上図面を用いて本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案の実施例を説明するためのFPCの断面図
である。図において付した番号は1(ベースフィル
ム)、2(導体)、3(カバーレイ)、4(スルーホー
ル)、5(補強板)、6(コネクター)、7(コネクタ
ーピン)、8(接着剤)である。
である。図において付した番号は1(ベースフィル
ム)、2(導体)、3(カバーレイ)、4(スルーホー
ル)、5(補強板)、6(コネクター)、7(コネクタ
ーピン)、8(接着剤)である。
第1図に示したように本実施例のFPCはベースフィルム
1の片面に導体2を設け、該導体2をカバーレイ3で被
覆したものを二つに折り曲げ、その折り曲げ部及び両端
のFPC重なり部を接着剤8で固着し、かつ同部位のカバ
ーレイ3に補強板5を接着剤8で固着して成る。したが
って、図に示した二つの補強板5の間にあたる折り曲げ
によって重なったFPCは接着剤8によって接着していな
いことにより従来からある片面FPCの優れた屈曲特性を
劣らせることなく折り曲げを容易に行える。
1の片面に導体2を設け、該導体2をカバーレイ3で被
覆したものを二つに折り曲げ、その折り曲げ部及び両端
のFPC重なり部を接着剤8で固着し、かつ同部位のカバ
ーレイ3に補強板5を接着剤8で固着して成る。したが
って、図に示した二つの補強板5の間にあたる折り曲げ
によって重なったFPCは接着剤8によって接着していな
いことにより従来からある片面FPCの優れた屈曲特性を
劣らせることなく折り曲げを容易に行える。
また、FPCを長く形成した場合には、前記二つの補強板
5の間にあたる折り曲げによって重なったFPCの両者間
に弛みが生じる恐れがあるが、該両者間の1カ所または
数カ所を折り曲げに支障のない範囲で接着することによ
り、前記重なったFPCの弛みを防止できる。
5の間にあたる折り曲げによって重なったFPCの両者間
に弛みが生じる恐れがあるが、該両者間の1カ所または
数カ所を折り曲げに支障のない範囲で接着することによ
り、前記重なったFPCの弛みを防止できる。
なおベースフィルム1及びカバーレイ3はポリイミド、
ポリエステル等の材料、導体2は圧延銅箔等の材料、そ
して補強板5はガラスエポキシ等の材料から成る。
ポリエステル等の材料、導体2は圧延銅箔等の材料、そ
して補強板5はガラスエポキシ等の材料から成る。
また、二つに折り曲げたFPCの補強板5側の導体2はア
ースとしてできるだけインピーダンスを小さくするため
に巾広に設けている。したがって該導体2でアースをと
ることによりインピーダンスを小さくでき電磁波の発生
を最小限にできる。
ースとしてできるだけインピーダンスを小さくするため
に巾広に設けている。したがって該導体2でアースをと
ることによりインピーダンスを小さくでき電磁波の発生
を最小限にできる。
また、使用方法は第1図のようにコネクター6のコネク
ターピン7を補強板5及びFPCに設けたスルーホール4
に通しFPCを固定するものである。
ターピン7を補強板5及びFPCに設けたスルーホール4
に通しFPCを固定するものである。
(考案の効果) 上記のように本考案によると、二つに折り重ねたFPCの
両端部にそれぞれ補強部材を伴い固着するとともにスル
ーホールを形成して、該両端部にそれぞれコネコクタを
該コネコクタのピンをスルーホールに挿入して固定した
ので、屈曲特性を犠牲することなく簡単な構成で電磁波
障害を防止でき、しかもコネクタ及び優れた屈曲特性に
よりFPCの取り付けが極めて容易になる。
両端部にそれぞれ補強部材を伴い固着するとともにスル
ーホールを形成して、該両端部にそれぞれコネコクタを
該コネコクタのピンをスルーホールに挿入して固定した
ので、屈曲特性を犠牲することなく簡単な構成で電磁波
障害を防止でき、しかもコネクタ及び優れた屈曲特性に
よりFPCの取り付けが極めて容易になる。
第1図は本考案の一実施例を説明するフレキシブルプリ
ント基板断面図である。 第2図及び第3図は従来技術の説明図である。 1……ベースフィルム 2……導体 3……カバーレイ 4……スルーホール 5……補強板 6……コネクター 7……コネクターピン 8……接着剤
ント基板断面図である。 第2図及び第3図は従来技術の説明図である。 1……ベースフィルム 2……導体 3……カバーレイ 4……スルーホール 5……補強板 6……コネクター 7……コネクターピン 8……接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 加藤 友也 (56)参考文献 特開 昭62−98791(JP,A) 実開 昭62−192699(JP,U) 実開 昭54−51362(JP,U) 実開 昭58−116262(JP,U) 実開 昭61−106097(JP,U) 実開 昭62−145400(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ベースフィルムの片面に導体を設け、かつ
該導体をカバーレイで被覆したフレキシブルプリント基
板において、該基板を二つに折り重ねた片側の導体をア
ースにし、折り重ねた該基板の両端部をそれぞれ補強部
材を伴い固着するとともにスルーホールを形成して、該
両端部にそれぞれコネクタを該コネコクタのピンをスル
ーホールに挿入して固定したことを特徴とするフレキシ
ブルプリント基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988169234U JPH0723976Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | フレキシブルプリント基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988169234U JPH0723976Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | フレキシブルプリント基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0288264U JPH0288264U (ja) | 1990-07-12 |
JPH0723976Y2 true JPH0723976Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31459107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988169234U Expired - Lifetime JPH0723976Y2 (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | フレキシブルプリント基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723976Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002057416A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-02-22 | Sony Chem Corp | 両面接続用フレキシブル配線板 |
JP2002069420A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-08 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Fpc補強板用接着性フィルム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6298791A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-08 | 松下電器産業株式会社 | 可撓性プリントシ−ト |
JPS62192699U (ja) * | 1986-05-29 | 1987-12-08 |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP1988169234U patent/JPH0723976Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0288264U (ja) | 1990-07-12 |
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