JPH07237070A - 工具交換装置 - Google Patents

工具交換装置

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Publication number
JPH07237070A
JPH07237070A JP3054294A JP3054294A JPH07237070A JP H07237070 A JPH07237070 A JP H07237070A JP 3054294 A JP3054294 A JP 3054294A JP 3054294 A JP3054294 A JP 3054294A JP H07237070 A JPH07237070 A JP H07237070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
spindle
holder
holding
tool holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3054294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Watanabe
正広 渡辺
Fumio Otsuka
文郎 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMISHO WADOO KK
Original Assignee
SUMISHO WADOO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SUMISHO WADOO KK filed Critical SUMISHO WADOO KK
Priority to JP3054294A priority Critical patent/JPH07237070A/ja
Publication of JPH07237070A publication Critical patent/JPH07237070A/ja
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は作業性が良好な工具交換装置を提供
することを目的とする。 【構成】 工具1を保持する昇降可能なチャック装置2
が内装され昇降可能にして回動自在に構成したスピンド
ル3を設け、スピンドル3の周囲に複数の工具保持体4
を環状に配設し、この工具保持体4をスピンドル3の軸
芯位置まで移動可能に構成し、工具保持体4に工具ホル
ダ5を挾持解放するホルダ挾持解放体6を設け、前記工
具保持体4の移動を、ホルダ挾持解放体6に工具ホルダ
5を保持した状態で該工具ホルダ5の軸芯がスピンドル
3の軸芯位置まで移動するように設定したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピンドルの周囲に配
設された種々の工具によりセンタリング,ドリリング,
タッピング等の多種の加工ができる工作機械の工具交換
装置に関するもである。
【0002】
【従来の技術】従来から、特公昭59−35741号に
示す工作機械における工具交換装置(以下、従来例とい
う。)が提案されている。
【0003】この従来例は、図1,2をもとに簡単に説
明すると、次の通りである。
【0004】スピンドル31の周囲にアーム36を有する複
数の工具保持体32を同芯状にして環状に設け、この各工
具保持体32に工具ホルダ33に挾持された工具34を保持せ
しめ、各工具保持体32ごとに駆動装置35を設けたもの
で、工具Aにより加工作業を終了し、続いて工具Bによ
る加工作業をする場合には工具Aを挾持している工具ホ
ルダ33をその駆動装置35の作動によりスピンドル31の軸
芯位置から外方へ後退動せしめ、続いて、工具Bを挾持
している工具ホルダ33をその駆動装置35の作動によりス
ピンドル31の軸芯位置まで前進動せしめ、該工具ホルダ
33をスピンドル31に嵌入保持せしめ、該工具Bにより加
工作業を行うというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者が種々研究し
たところ、上記従来例には、種々の欠点があることを確
認した。
【0006】従来例は工具34が加工作業している際、該
工具34を挾持している工具ホルダ33を工具保持体32が保
持し続けている構造の為、 切り粉がアーム36と工具ホルダ33との連設部に入り込
み、工具保持体32による工具ホルダ33の保持精度が劣化
してくるという欠点がある。
【0007】スピンドル31の降下に追従して降下し得
る構造即ち駆動装置35を各工具保持体32に必ず具備せし
めなければならず、それだけ装置が複雑化してしまう。 スピンドル31が加工作業中に降下した場合、アーム36
が邪魔になり広い加工エリアを確保できない。
【0008】本発明は上記欠点を解決したもので、高精
度にして装置が複雑とならず、広い加工エリアを確保し
得る秀れた工具交換装置を提供することを技術的課題と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0010】工具1を保持する昇降可能なチャック装置
2が内装され昇降可能にして回動自在に構成したスピン
ドル3を設け、スピンドル3の周囲に複数の工具保持体
4を環状に配設し、この工具保持体4をスピンドル3の
軸芯位置まで移動可能に構成し、工具保持体4に工具ホ
ルダ5を挾持解放するホルダ挾持解放体6を設け、前記
工具保持体4の移動を、ホルダ挾持解放体6に工具ホル
ダ5を保持した状態で該工具ホルダ5の軸芯がスピンド
ル3の軸芯位置まで移動するように設定したことを特徴
とする工具交換装置に係るものである。
【0011】
【作用】工具Aで加工作業が終了した後、工具Aの工具
ホルダ5を挾持していた空の工具保持体4がスピンドル
3の軸芯位置まで前進移動し、チャック装置2による工
具ホルダ5の挾持が解放されるとともにホルダ挾持解放
体6により工具Aを挾持し、該工具保持体4は復帰移動
し、続いて、工具Bの工具ホルダ5を挾持している工具
保持体4がスピンドル3の軸芯位置まで前進移動し、ス
ピンドル3のチャック装置2が工具Bの工具ホルダ5を
挾持し、空になった工具Bの工具保持体4が復帰移動す
る。
【0012】
【実施例】図3,4,5は本発明の一実施例を図示した
もので、以下に説明する。
【0013】本実施例に係る工具交換装置はコンピュー
タにより制御される電子ボール盤(ACT付電子ボール
盤)に付設した場合である。
【0014】また、本実施例における工具ホルダ5は公
知のもので、基体5aにテーパー部5bを連設し、基体
5aの端面に内装したチャックと連通される工具挿入孔
を有し、この基体5aの外周にはくびれ部5cが形成さ
れ、また、テーパー部5bの先端にはプルスタッド5d
が連設されたものである。
【0015】基体7に外筒19を固着し、この外筒19内に
主筒8を設ける。この主筒8は図示省略の昇降機構によ
り昇降自在に構成され、また、この主筒8内には図示省
略の回動機構により回動自在に構成されたスピンドル3
が内装されている。このスピンドル3の内孔の下端はテ
ーパー孔3'に形成されている。符号9は回転軸受であ
る。
【0016】このスピンドル3内には図示省略の昇降機
構により昇降するコレット2'を有するチャック装置2
が内装され、このコレット2'により工具ホルダ5のプ
ルスタッド5dを挾持する。符号18は皿バネである。
【0017】外筒19の周囲には5個の工具保持体4が環
状に配設されている。この工具保持体4の構造は次の通
りである。
【0018】外筒19の側面に固着された取付部材10にシ
リンダー装置11の基端を枢着し、このシリンダー装置11
のロッド11'の先端にL形部材12の先端を枢着する。
【0019】一方、取付部材10にガイド溝付部材13を固
着し、このガイド溝付部材13のガイド溝に嵌入される摺
動部材14を設ける。この摺動部材14はガイド溝付部材13
のガイド溝に嵌入され、該摺動部材14はガイド溝付部材
13に対して水平摺動可能に構成される。
【0020】摺動部材14には腕部17が垂下され、この腕
部17の先端には工具ホルダ5のくびれ部5cを挾持する
一対の挾持爪15が対設されている。
【0021】この一対の挾持爪15は発条16により連結さ
れており、該発条16に抗して挾持爪15を拡開せしめ該挾
持爪15により工具ホルダ5のくびれ部5cを挾持する。
【0022】前記L形部材12の下端は腕部17に穿設した
長窓17'内に枢止されており、またL形部材12の角部は
ガイド溝付部材13に枢着されている。
【0023】従って、シリンダー装置11のロッド11'が
突出すると摺動部材14が図3の状態から図4の状態へ水
平摺動することになる。
【0024】符号20は摺動部材14のストッパーである。
【0025】本実施例は上記構成であるから次の作用効
果を発揮する。
【0026】まず、工具Aをスピンドル3に嵌着した状
態でスピンドル3を降下回転させ、所定の加工作業を行
う。この加工作業が終了したら、スピンドル3は上昇復
帰し、チャック装置2が降下して工具ホルダ5のプルス
タッド5dの挾持が解放されるとともに該工具ホルダ5
を挾持していた挾持爪15(現時点は空の挾持爪15)が前進
して該工具ホルダ5のくびれ部5cを挾持し、続いて、
スピンドル3が上昇するとともに該挾持爪15は復帰動し
(図3の状態)、続いて、工具Bを保持している工具保持
体4の挾持爪15が前方に摺動し、この挾持爪15に保持さ
れている工具ホルダ5がスピンドル3の軸芯位置下方に
停止し、続いて、スピンドル3は降下し、スピンドル3
のテーパー内孔3'に工具ホルダ5のテーパー部5bが
嵌入され、続いて、チャック装置2が上昇しコレット
2'は工具ホルダ5のプルスタッド5dを挾持する(図4
の状態)。この状態でスピンドル3は降下回転しながら
工具Bによる加工作業を行うことになる。
【0027】制御機構により制御された上記作動で、任
意の工具1が簡単にスピンドル3に装着,交換されるこ
とになる。
【0028】従って、本実施例に係る工具交換装置を具
備したボール盤は、前記した切り粉の問題は生ぜず、反
復継続使用しても精度が劣化することはなく、また、工
具保持体4にスピンドル3の昇降に追従させる機構が不
要故にそれだけ装置のコンパクト化が達成され、また、
加工作業中に工具保持体4がスピンドル3近傍に存しな
い為、加工エリアをそれだけ広く確保し得ることにな
る。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから反復
継続使用しても精度が劣化することはなく、また、工具
保持体にスピンドルの昇降に追従させる機構を設けなく
て良い為、それだけ装置の簡素化が達成でき、また、加
工作業中において、スピンドルの近傍に工具保持体が存
しないからそれだけ加工エリアを広く確保できる等秀れ
た効果を発揮することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明正面図である。
【図2】従来例の説明平面図である。
【図3】本実施例の使用状態を示す正断面図である。
【図4】本実施例の使用状態を示す正断面図である。
【図5】本実施例の底面図である。
【符号の説明】
1 工具 2 チャック装置 3 スピンドル 4 工具保持体 5 工具ホルダ 6 ホルダ挾持解放体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具を保持する昇降可能なチャック装置
    が内装され昇降可能にして回動自在に構成したスピンド
    ルを設け、スピンドルの周囲に複数の工具保持体を環状
    に配設し、この工具保持体をスピンドルの軸芯位置まで
    移動可能に構成し、工具保持体に工具ホルダを挾持解放
    するホルダ挾持解放体を設け、前記工具保持体の移動
    を、ホルダ挾持解放体に工具ホルダを保持した状態で該
    工具ホルダの軸芯がスピンドルの軸芯位置まで移動する
    ように設定したことを特徴とする工具交換装置。
JP3054294A 1994-02-28 1994-02-28 工具交換装置 Pending JPH07237070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3054294A JPH07237070A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 工具交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3054294A JPH07237070A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 工具交換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07237070A true JPH07237070A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12306689

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3054294A Pending JPH07237070A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 工具交換装置

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JP (1) JPH07237070A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3678572A (en) * 1970-05-15 1972-07-25 Colt Ind Operating Corp Tool changer
JPH0283135A (ja) * 1988-08-27 1990-03-23 Chiron Werke Gmbh & Co Kg 工作機械
JPH058142A (ja) * 1990-10-09 1993-01-19 Chiron Werke Gmbh & Co Kg 工作機械

Patent Citations (3)

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