JP2663346B2 - 旋 盤 - Google Patents

旋 盤

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JP2663346B2
JP2663346B2 JP62194410A JP19441087A JP2663346B2 JP 2663346 B2 JP2663346 B2 JP 2663346B2 JP 62194410 A JP62194410 A JP 62194410A JP 19441087 A JP19441087 A JP 19441087A JP 2663346 B2 JP2663346 B2 JP 2663346B2
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JP
Japan
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center
spindle
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tool
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信助 笠原
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SHICHIZUN TOKEI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は旋盤に係り、特に長尺の被加工物に背面加工
を行うに好適な数値制御自動旋盤に関する。 [従来の技術] 背面加工用の主軸(第2主軸)を有する旋盤、特に被
加工物を把持して回転する第1主軸と背面加工用の第2
主軸とが同一中心線上に対向して設けられ、被加工物を
直接受け渡しする数値制御自動旋盤では、長尺の被加工
物を加工する際にも、通常の旋盤のセンター装置の位置
に第2主軸が設けられているので、センター装置が設け
られない。そこで、長尺の被加工物でどうしてもセンタ
ー支持を必要とするものは、やむを得ず第1主軸に把持
された被加工物の先端部を更に第2主軸で把持し、第2
主軸と第1主軸とを同期回転するようにして加工してい
る。 [発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術は、センター支持の代りに第2主軸で把
持するので、次のような問題点を有する。 第2主軸で被加工物を把持して加工すると、センター
に比べて第2主軸の先端部は大径であり、更にチャック
代を要するので工具と第2主軸が干渉し易く、加工上の
制約が生じることが多い。 また、被加工物の先端部を加工する場合には、第2主
軸のチャックで把持して支持することができないので、
長尺の被加工物の場合には振れが生じて先端部の加工が
できないことが生じる。従って、先端部を加工する時に
はどうしてもセンター支持することが必要なことも多
い。 このような長尺の被加工物の先端部の加工をする手段
としては、第1主軸のチャックで所定寸法より短い部分
を把持して先端部のみの加工を行い、その後第2主軸の
チャックで被加工物を所定位置まで引き出した後再度第
1主軸でチャックし所定寸法に加工する必要がある。こ
のように、2回に分けて加工する必要があり加工効率が
悪く、また先端部の加工形状によっては第2主軸での引
き出しが不可能な場合もある。 本発明の目的は、被加工物の加工が制約されることな
く、また長尺の被加工物も容易に加工できる旋盤を提供
することにある。 [問題点を解決するための手段] 上記従来技術の問題点は、被加工物を把持して回転す
る第1主軸と、この第1主軸と同一中心線上に該第1主
軸に対向して配設され、回転可能で且つ前記第1主軸に
向かって相対的に接離する方向に摺動可能であり、被加
工物を把持し、又はセンター支持するセンターを把持し
て支持するチャックを口元部に有する第2主軸と、前記
第1主軸又は第1主軸に把持された被加工物と干渉しな
い待機位置よりタレット刃物台の工具ホルダーの少なく
とも1個がセンターを着脱可能に保持するホルダーとな
って前記第2主軸の前記チャックまで前記センターを進
退させるセンター供給手段と、複数個の切削工具を保持
する刃物台とを備えた構成にすることにより解決され
る。 [作用] 本発明の旋盤によれば、センター供給手段によってセ
ンターが第2主軸の口元に設けられたチャックに供給さ
れ、第2主軸のチャックで保持したセンターにより被加
工物をセンター支持して加工を行う。従って、工具とセ
ンターとの干渉は生じ難い。また、センターで支持して
加工するので、先端部も加工でき、振れが生じないので
長尺の被加工物も容易に加工できる。 背面加工の場合には、第2主軸のチャックに保持され
たセンターをセンター供給手段で把持し待機位置まで後
退させ、第1主軸に把持された被加工物を第2主軸に受
け渡して加工する。 [実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図により説
明する。ベッド1上には第1主軸台2が取付けられてお
り、この第1主軸台2には被加工物3を把持する第1主
軸4が回転可能に装架されている。またベッド1上に
は、第1主軸4の中心線5に平行に第2主軸台案内路6
が設けられており、この第2主軸台案内路6に沿って第
2主軸台7が摺動可能に設けられている。第2主軸台7
には第1主軸4の中心線5と同一中心線上に第1主軸4
に対向して配設された第2主軸8が回転可能に装架され
ている。前記第1主軸4及び第2主軸8はそれぞれ自動
旋盤の主軸として周知の構造よりなり、特に第2主軸8
の口元部には、第2図に示すようにチャックスリーブ9
の矢印方向の移動により開閉するコレットチャック10を
有する。 また、ベッド1上には中心線5に平行方向に下部刃物
台案内路15が設けられており、この下部刃物台案内路15
に沿って刃物台送り台16が摺動可能に設けられている。
刃物台送り台16には中心線5に直行する方向に上部刃物
台案内路17が設けられており、この上部刃物台案内路17
に沿ってタレット刃物台18が摺動可能に設けられてい
る。タレット刃物台18は複数個の工具ホルダー19を有
し、その内の少なくとも1つの工具ホルダー19aには、
後述するように、被加工物3をセンター支持するための
センター30を着脱自在に保持するようになっている。 センター保持用の工具ホルダー19aにはセンター保持
穴20が設けられており、センター保持穴20の内周には複
数個のボール21がばね22で内側に付勢されている。セン
ター30は、センター部31と、このセンター部31を軸受を
介して回転可能に支承し、センター保持穴20へ保持され
る保持部32と、コレットチャック10に把持される把持部
33とを有し、把持部33はナツト34で着脱可能に取付けら
れている。従って、コレットチャック10のコレットチャ
ック内周径が異なる場合には、それに適した把持部33を
取付ければよい。 なお、第2主軸台7、刃物台送り台16及びタレット刃
物台18の移動制御及びタレット刃物台18の工具ホルダー
19の割出し制御は、数値制御自動旋盤においては図示し
ない数値制御装置によって行われる。 次に作用について説明する。被加工物3が長尺であ
り、センター支持が必要な場合には、タレット刃物台18
のセンター保持用の工具ホルダー19aが割出され、工具
ホルダー19aが第1主軸4又は被加工物3に干渉しない
待機位置より、刃物台送り台16及びタレット刃物台18が
下部刃物台案内路15及び上部刃物台案内路17に沿って移
動し、第2主軸8のコレットチャック10の口元部の前方
に移動させられる。そして、タレット刃物台18と第2主
軸台7が相対的に中心線5に沿って両者が接近する方向
に移動させられる。これにより、工具ホルダー19aに保
持されたセンター30の把持部33はコレットチャック10内
に挿入される。そして、スリーブ9が前進してコレット
チャック10でセンター30は把持される。次にタレット刃
物台18と第2主軸台7が相対的に中心線5に沿って両者
が離れる方向に移動することによって工具ホルダー19a
からセンター30が抜き出され、その後タレット刃物台18
が第1主軸4又は被加工物3に干渉しない位置に移動さ
せられる。これにより、センター30は工具ホルダー19a
よりコレットチャック10に受け渡しされる。 次に第2主軸台7が第2主軸台案内路6に沿って第1
主軸台2側に移動させられ、センター30で被加工物3を
センター支持する。そこで、第1主軸4が回転し、また
タレット刃物台18の所望の工具23が割出され、工具23に
よって被加工物3の加工を行うようにタレット刃物台18
は所定の経路に沿って移動させられる。 所定の加工が終了した後は、第2主軸台7が後退し、
タレット刃物台18のセンター保持用の工具ホルダー19a
が割出され、この工具ホルダー19aがコレットチャック1
0に把持されたセンター30の前方に位置するようにタレ
ット刃物台18は移動させられる。そして、工具ホルダー
19aとコレットチャック10が接近する方向に相対的に移
動させられ、センター30は工具ホルダー19aのセンター
保持穴20内に挿入される。次にスリーブ9が後方に移動
してコレットチャック10を開にし、タレット刃物台18と
第2主軸台7は離れる方向に相対的に移動させられる。
これにより、センター30はコレットチャック10より工具
ホルダー19aに受け渡しされる。続いてタレット刃物台1
8が待機位置に後退させられる。 次に第2主軸台7が第1主軸台2側に移動し、被加工
物3はコレットチャック10に挿入される。その後第2主
軸8のコレットチャック10が閉じ、第1主軸4のコレッ
トチャック(図示せず)が開き、その後第2主軸台7が
後退する。これにより、被加工物3は第1主軸4から第
2主軸8に受け渡しされる。その後はタレット刃物台18
の所望の工具(図示せず)を割出し移動して所定の背面
加工を行う。 このように、長尺の被加工物の加工の場合には、タレ
ット刃物台18の工具ホルダー19aよりセンター30が第2
主軸8のコレットチャック10に供給され、第2主軸8の
コレットチャック10で保持したセンター30により被加工
物3をセンター支持して行う。従って、工具23とセンタ
ー30との干渉は生じない。またセンター30で支持して加
工するので、先端部も加工でき、また振れは生じないの
で長尺の被加工物3も容易に加工できる。 [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、被
加工物を把持して回転する第1主軸と、この第1主軸と
同一中心線上に該第1主軸に対向して配設され、回転可
能で且つ前記第1主軸に向かって相対的に接離する方向
に摺動可能であり、被加工物を把持し、又はセンター支
持するセンターを把持して支持するチャックを口元部に
有する第2主軸と、前記第1主軸又は第1主軸に把持さ
れた被加工物と干渉しない待機位置よりタレット刃物台
の工具ホルダーの少なくとも1個がセンターを着脱可能
に保持するホルダーとなって前記第2主軸の前記チャッ
クまで前記センターを進退させるセンター供給手段と、
複数個の切削工具を保持する刃物台とを備えた構成によ
りなるので、被加工物の加工が制約されなく、また長尺
の被加工物も容易に加工できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す概略構成平面図、第2
図は第1図のセンターの受け渡し状態を示す要部断面図
である。 3:被加工物、4:第1主軸、 5:中心線、8:第2主軸、 10:コレットチャック、18:タレット刃物台、19:工具ホ
ルダー、 30:センター

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.被加工物を把持して回転する第1主軸と、この第1
    主軸と同一中心線上に該第1主軸に対向して配設され、
    回転可能で且つ前記第1主軸に向かって相対的に接離す
    る方向に摺動可能であり、被加工物を把持し、又はセン
    ター支持するセンターを把持して支持するチャックを口
    元部に有する第2主軸と、前記第1主軸又は第1主軸に
    把持された被加工物と干渉しない待機位置よりタレット
    刃物台の工具ホルダーの少なくとも1個がセンターを着
    脱可能に保持するホルダーとなって前記第2主軸の前記
    チャックまで前記センターを進退させるセンター供給手
    段と、複数個の切削工具を保持する刃物台とを備えた旋
    盤。
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