JPH01127204A - 旋盤主軸の工作物着脱方法及び装置 - Google Patents

旋盤主軸の工作物着脱方法及び装置

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JPH01127204A
JPH01127204A JP63256038A JP25603888A JPH01127204A JP H01127204 A JPH01127204 A JP H01127204A JP 63256038 A JP63256038 A JP 63256038A JP 25603888 A JP25603888 A JP 25603888A JP H01127204 A JPH01127204 A JP H01127204A
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JP
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spindle
tool turret
axis
lathe
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JP63256038A
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Walter Grossmann
バルター　グロスマン
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Original Assignee
INDEX VERWART GmbH
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Publication date
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    • Y10T82/00—Turning
    • Y10T82/25—Lathe
    • Y10T82/2514—Lathe with work feeder or remover

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は旋盤主軸の工作物着脱方法に関する。
本発明は、更に、前記方法を実施するための旋盤ならび
に装置に関する０本発明は特に旋盤のいわゆるマガジン
操作運転に関する。
工具タレットを装備したカム制御式もしくはプログラム
制御式自動旋盤のマガジン運転に際し、加工さるべき加
工材は前方から見て工具装着のタレットの右側に配置さ
れているマガジンを経て供給される場合が多い、その際
、加工材は先ずシリンダにより個々に分離された後、工
作物に応じた形態と為されたガイドレールを経て可動式
のトレー等に落とし込まれる。工具タレットはそのステ
ーションの一つに配置され同じく工作物に応じた形態と
為された受取り具の他に、別のステーションに衝撃板を
有し、主軸はバネ式のエゼクタを具え、加工終了した工
作物は該エゼクタにより、チャック装置が開放された後
、主軸の工作物チャック装置から吐き出される。加工さ
るべき加工材はそれぞれ可動式トレーにより工具タレッ
トの受取り具に引渡され、加工材は該受取り具により主
軸のチャック装運中に押し込まれるが、その際同時に前
記エゼクタのバネが圧縮されてエゼクタの作動行程が行
なわれる。工作物の加工終了後、該加工材は主軸の工作
物チャック装置の開放により該装置から一厳密に云えば
一工具タレットに配置されている衝撃板に向かってはじ
き出される。
その際、該工作物は同じく可動式の取出しトレーに落下
し、該取出しトレーが該工作物を旋盤の加工作業域から
搬出する。前記技術水準に於いて、工作物に応じた形態
と為さるべき・マガジンレール、加工材分離用シリンダ
及び工具タレットに配され同じく工作物に応じた形態と
為さるべき受取り具に費用がかかるのみでなく、衝撃板
に向かって吐き出され取出しトレー中に落下する際に敏
感な工作物が損傷をうける。また、加工材を主軸に押込
んで固着化する場合に、その都度主軸を停止させ、その
後、再び加速しなければならない、これにより加工時間
が少なからず長引くこととなるなども不利な点である。
最後に、加工終了した工作物は一定の配向整列を以って
旋盤の作業域から搬出されることもない、その結果、別
個の工作物処理装置を備えない限り、加工終了した工作
物の自動寸法測定もパレットに工作物を収納整理するこ
とも不可能である。旋盤加工された工作物はパレット中
に立てて、厳密に云えば、一定の配向整列を以って収納
されなければならない。
しかしながら、加工終了した工作物を工具タレットに配
置されたいわゆる同調スピンドルを用いて主軸のチャッ
ク装置から引取る方法も既に公知に属している（ＤＥ−
ＧＭ　８３１３２００）　、この種の同調スピンドルは
工具タレット中に回転式に支承されて主軸と同じ回転数
で回転駆動される補助スピンドルであり、これはその外
側端にチャックないし別個の工作物チャック装置を具え
ている。したがって主軸は回転を続行することができ、
他方、加工終了した工作物は同調゛スピンドルにチャッ
クされ、次いで該スピンドルにより主軸の作動域から搬
出されるが、その際、公知の方法に於いては、工具タレ
ットが１８０６割出し送りされ、これにより工作物は工
具タレットの主軸とは反対の側に位置することとなる。
更にポータル型工作物取出し装置も公知に属する。該装
置は旋盤の上方に配置されてＺ軸、つまり主軸の軸線方
向に伸びたスライダガイドを包括しており、該ガイドに
沿って液圧可動式スライダが走行する。該スライダはＺ
軸と平行な軸を中心として旋回し得るアームを有し、該
アームの自由端には取出しトレーあるいは工作物受取用
具が具えられている。工作物の受取りが水平位置で行な
われることから、工作物をパレットに収納整理しようと
するとき工作物を９０”回転させなければならないし、
更にまた、前記公知の旋盤と前記の工作物取出し装置に
より構成される系列にはなおもうひとつの短所がある。
つまり、工具タレットの同調スピンドル中に保持された
工作物が、先行する加工中に主軸への工作物チャックの
基面を為していた該工作物の裏側についても加工さるべ
き場合には、同加工は一先に引用した西独実用新案ＤＢ
−ＧＭ　８３１３２００が示しているように一工具タレ
ットの主軸とは反対の側に配置されている後方の刃物台
で行なわれるのが合理的である。しかしながらこの場合
、工具タレットと後方の刃物台との間には僅かな空間し
かなく、換言すれば、後方の刃物台が工作物取出し装置
を妨害することとなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は旋削方法と工具タレットを具備し工作物
処理装置と組合わされた旋盤を改良し、加工材ならびに
加工終了した工作物をマガジン、パレット等々に一時的
に収納する場合にも加工材を引取る際にその都度主軸を
停止させ、次いで再び加速するとの手間を要しないよう
に構成することである。
（課題を解決するための手段〕 本発明の基本思想は少なくとも２基の工作物保持装置を
有する工具タレットを具備した旋盤に於いて、該工作物
保持装置と割出し可能な工具タレットを加工材及び加工
終了した工作物の処理に利用することである。その際、
それぞれ第２の工作物チャック装置を具えた少なくとも
各１基の第１及び第２の補助スピンドルを具有した工具
タレットを装備すると同時に１基の工作物処理装置と組
合わされた旋盤の主軸の第１の工作物チャック装置への
本発明による工作物着脱方法の特徴は、主軸により保持
された第１工作物が加工され、加工さるべき第２工作物
が処理装置により停止中の第２補助スピンドルのチャッ
ク装置に差し込まれ、第１補助スピンドルの軸が主軸の
中心線と心合せされると共に主軸と同じ回転数で回転駆
動され、主軸と第１補助スピンドルの双方が回転してい
る間に第１工作物が第１補助スピンドルにより主軸から
抜き取られ、第２補助スピンドルの軸が主軸中心線と心
合せされると共に主軸と同一回転数で回転駆動され、主
軸と第２補助スピンドルの双方が回転している間に第２
工作物が第２補助スピンドルにより主軸に引き渡されて
主軸により保持された第２工作物が加工され、加工終了
した第１工作物が停止中の第１補助スピンドルから処理
装置により取り出され、加工さるべき第３の工作物が処
理装置により停止中の補助スピンドルの一つに引き渡さ
れ、他方の補助スピンドルが主軸と心合せされて主軸と
同じ回転数で回転駆動され、加工終了した第２工作物が
主軸と他方の補助スピンドルの双方が回転している間に
該補助スピンドルにより主軸から取り出されることであ
る。この方法が繰り返される場合には、第３工作物が前
記方法における第２工作物の位置を占めることとなる。
本発明による方法が、主軸のチャック装置に加工材を差
し込み且つ加工終了した工作物を該チャック装置から抜
き取ることができるよう、少なくともＺ軸方向に摺動し
得る工具タレットを必要とすることは云うまでもない。
即ち主軸がＺ軸方向に可動にする他の方法は実際上無意
味である。
本発明の方法により一連の利点が達成される。
先ず、主軸は、加工さるべき工作物をそれに取付は又は
加工終了後工作物をそれから外すためにその都度停止さ
れ再び加速される必要がなく、これにより機械加工時間
を相当程度短縮することができる０次に、加工さるべき
工作物を当該補助スピンドルがほぼいかなる位置にあろ
うとも工具タレットに引渡すことができ、加工終了した
工作物も同様に当該補助スピンドルがほぼいかなる位置
にあろうとも工具タレットから取り出すことができるが
、空間利用の関係から、補助スピンドルが上方を向いて
いる場合に着脱操作を実施しうることが特に有利である
。最後に、本発明による方法は加工さるべき工作物又は
加工終了した工作物が常に所定の配向整列を以って当該
補助スピンドルから取り出されあるいは処理装置に引き
渡されるよう実施することが容易であることから、加工
材及び加工終了した工作物を直立させてパレットに仮収
容し、旋盤から取り出された加工済み工作物の自動寸法
測定を行なうことも可能である。また更に、先に主軸に
保持されていた裏側の工作物端を加工するため工具タレ
ットの主軸とは反対の側に配置されている後方の刃物台
が旋盤への工作物の着脱操作を妨害することもないが、
それはこれらの作業工程が一補助スピンドルがＺ軸上方
にある移動された位置を占めている間に一容易に実施さ
れ得るからである。補助スピンドルが工作物の収容及び
引渡しのため停止されなければならないことは本発明に
より達成される時間的利得をなんら損するものではない
、というのも補助スピンドルの制動停止と再加速は主軸
に保持されている工作物が加工されている最中か、場合
により、工具タレットが割出し作用をうけている間にさ
えも容易に実施され得るからである。
工具タレットの割出し時間が機械加工時間に与える影響
を極力少なくするため、本発明による方法の実施形態に
おいては加工さるべき第３の工作物を処理装置により−
その時点では第１補助スピンドルも空いているとは云え
一第２補助スピンド、ルに引き渡されるように構成する
のが好ましい、これにより、加工終了した工作物を主軸
から引き取るのに、加工材を第１補助スピンドルに取付
けた場合よりも僅かな割出し角度だけ工具タレットを割
出せばよいという利点が得られる。第１補助スピンドル
に加工材を差し込んだ場合には、該加工材を主軸に取付
けるため、加工済み工作物を引き取った後再び工具タレ
ットを逆方向に割出し操作しなければならない。
上記から既に明らかなように、前記目的を実現する装置
を創設するにあたっては、工作物処理装置と組合わされ
た旋盤が基本となるが、該旋盤は第１工作物チャック装
置を備えた主軸と複数のステーションを備えた工具タレ
ットの形態の刃物台を具備しており、該工具タレットは
少なくともその２基のステーションにそれぞれ主軸と同
一回転数で回転駆動され且つ第２工作物チャック装置を
具えた補助スピンドルを有すると共に主軸軸線のＺ軸方
向に摺動し得る往復台に取り付けられて補助スピンドル
軸が主軸と心合せできるように割出し軸を中心にして回
転し得るように支承されている。こうした装置は本発明
により処理装置がポータル型として形成されて２個の工
作物把持具を有し且つ２基の補助スピンドルが工具タレ
ットの隣接した２基のステーションに配置された装置と
為されている。該装置は、加工さるべき工作物を工具タ
レットに上方から取付け、加工終了した工作物を工具タ
レットの上方で引き取り、工具タレットの割出し又はマ
ガジン、パレット等へ向かっての工作物把持具の走行に
多大の時間が費されないことを可能にする。但し、補助
スピンドルが上方を向いていない場合−例えば後方刃物
台のない旋盤の場合−にポータル型処理装置で工具タレ
ットに着脱操作を行ない、あるいは工具タレフトの下方
に十分な空間が得られる場合には工作物把持具及びキャ
リアを適切に設計しさえすればよい−に同様にして着脱
操作を行なうことも基本的に考えられることは云うまで
もない。
加工時間の更に短縮するには、工具タレットのみならず
工作物把持具もＺ軸方向に摺動し得るように装置を構成
するのが有利である。それは、こうした場合に工作物把
持具もＺ軸に平行に工具タレットと全く同じ速度で摺動
させることが可能となることから、処理装置が加工さる
べき工作物を補助スピンドルの一方に差し込み又は加工
終了した工作物を補助スピンドルの一方から取り出す間
に工具タレットの工具で既に作業を行ない得るからであ
る。こうした運転方法の実現には、特に、処理装置と工
具タレットを担う往復台とにＺ軸方向に対して働（連結
具又はストッパを設ける実施形態が望ましい、というの
もこうした場合には工作物把持具用のＮＣ＠＠式駆動装
置が不要となるからである。
把まれるべき工作物の上方に工作物把持具がある場合、
工作物把持具を当該補助スピンドル軸方向に動かさずと
も、該把持具を把まれるべき工作物上に設置し得るよう
、特に有利な実施形態に於いて、各々の工作物把持具は
開放された状態でその作動位置に於いて主軸側に工作物
用の開口を形成しており、これにより該把持具はＺ軸方
向に摺動して工作物をはさみ込むこととなる。
本発明のその他の特徴、長所及び詳細は添付の特許請求
の範囲又は以下の説明ならびに本発明による装置の特に
有利な実施形態に関する添付図面から明らかとなろう。
〔実施例〕
図面に示された旋盤の前側の部分図にはその左側に主軸
台１０及び下側に機械のベツド１２がある。該ベツドに
はガイドバー１４が取付けられており、該ガイドバー１
４は旋盤のＺ軸線１６の方向に伸び、該Ｚ軸線１６は主
軸台１０に回転式に支持されている主軸１８の軸線と一
致しており、該主軸１８はその前端にチャック２０を具
えており、該チャック２、特許請求の範囲に記載した第
１工作物チャック装置を形成する。主軸１８のための駆
動装置は図示されていない。
機械ベツド１２には往復台３０が乗せてあり該往復台は
ガイドバー１４によりＺ軸線１６の方向に摺動し得るよ
うに案内されると共に図示されていない駆動装置により
制御されて摺動する。該往復台３０には工具タレット３
２がＺ軸線１６に対して水平且つ直角に伸びた割出し軸
３４を中心として回転し得るように支承されている。し
たがって割出し軸線３４は旋盤のいわゆるＸ軸の方向に
伸びている。
工具タレット３２の旋回ないし割出し運動並びに正しい
回転角度位置決め作用を制御する装置は公知に属し、し
たがって図示されていない０図示された工具タレットは
８基のステーションを有し、１亥ステーシヨンのうち２
基のステーションにはいわゆる同調スピンドル３６１及
び３６８が装備されている。他方、その他のステーショ
ンにはバイトホールダ３８により保持された工具４０が
装備されている。工具タレット３２の割出し回転方向（
反時計回り）で見て前方にある第１同調スピンドル３６
２　と第２の同調スピンドル３６２とを互いに直接に隣
接した工具タレットステーションに配置するのが特に有
利である。同調スピンドル３６１及び３６鵞が工具タレ
ット３２中にそれを中心として回転支承されていると共
に該スピンドルが図示されていない公知の手段によりそ
れを中心として回転駆動される中心軸は４２で示されて
いる。工具タレット３２、割出し軸線３４及び工具タレ
ット３２の各同調スピンドルは工具タレット３２が第１
図ないし第２図に示された割出し位置を占め、該割出し
位置に於いて同調スピンドル３６１ないし３６！の回転
中心軸線４２が水平な位置を占める際に、該スピンドル
３６１及び３６２の回転中心軸線４２がＺ軸線１６と共
に主軸１８の回転中心軸線と一致するように配置されて
いる。
往復台３０には本発明によりストッパ４４が取り付けら
れているが、該ストッパの目的については後に説明する
。工具タレット３２にストッパを取り付ける場合にはそ
れを各同調スピンドル３６重及び３６！の、脇に配する
ことも基本的に可能である。
最後に、機械ベツド１２にはコンソール４６が取り付け
られており、該コンソールには刃物台４８が設けられて
いる。ｖｉ刃物台はコンソール４６上に固定されていて
もよくこの場合、該刃物台には単一の工具５０のみが具
えられておりあるいは第１図に示された面に対し垂直方
向に摺動することができかつ複数の工具５０を担ってい
てもよい、その際、該工具の各々は第３図に示す如く同
調スピンドルによって保持された工作物が該工具により
加工され得るように位置決めされるが、第３図に図示さ
れたドリル５０の軸線はこの場合同調スピンドル３６１
の回転中心軸線４２と一致している。また更に、工具タ
レット３２を横送り台上にセットし、それがＺ軸線１６
の方向のみならず旋盤のＸ軸線方向にも摺動し得るよう
にし、後方の刃物台４８が固定されている場合にも該刃
物台に複数の工具５０を装備させることも可能である。
本発明による工作物処理装置は、Ｚ軸線１６と平行に伸
びたガイドレール５２により形成されるポータルおよび
該ガイドレールに沿って摺動するスライダ５４と２軸線
１６と平行に摺動し得るようにして該スライダに案内さ
れているキャリア５６と、垂直方向に摺動し得るように
して該キャリアに案内されているもう１基のキャリア５
７及び該キャリア５７に旋回式に保持されている工作物
二重把持具５８を包括して形成される。Ｘ軸方向に伸び
た該二重把持、具の旋回中心軸線は５９で示されている
。該二重把持具５８は特別な形状と為された２基のコレ
ット装置６０を有しているが、該コレット装置について
は後に更に説明することとする。スライダ５４及び５７
ならびに二重把持具５８のための駆動装置は、工作機械
製造に於いて公知の機素であることから、コレット装置
の作動手段と同じく図示されていない、但し、スライダ
５４とキャリア５６との間には、本発明により、２軸線
方向に作用する蓄勢力装置が配置されているが、これは
ここではバネ６２として表される。
第６図から認め得るように、各々のコレット装置６０は
、当該コレットが工作物の上方に位置している場合、そ
れが工具タレット３２に向けられ開放された状態で、２
軸線１６の方向、つまり主軸台１０の方向に向かって走
行させられ、同調スピンドル３６１　　、３６２のいず
れかにより直立して保持されている工作物上にセットさ
れる構造と為されている。そのためにキャリア５７を降
下させる必要はない、このためコレット装置は本発明に
より工具タレット３２に向けられ開放されたコレットが
少なくとも第６図に示されているように後部に十分に大
きな開口を形成して工作物上へと走行しセットされるよ
うに設計されている。
次いで以下に本発明による作動方法を第１図〜第６図に
基いて説明することとする。
第１図に図示されているように、主軸１８に保持されて
いる第１工作物Ｗｌが工具タレット３２の工具４０又は
図示されていない他の刃物台の工具により加工され、同
調スピンドル３６鳳が主軸１８と整列された後、詳細に
は図示されていない同調スピンドル３６１のチャックが
開放された状態で工作物Ｗ１を包み込む位置にもたらさ
れ、次いで該工作物の第１図による右端が同調スピンド
ル３６１中に固着されるが、この間、双方の主軸、スピ
ンドル１８及び３６′は同じ回転数で回転し続けている
。続いてチャック２０が開放され、第１図に示された往
復台３０が右方へ走行させられると共に工具タレット３
２が反時計回りに一つのステーションだけ割出し回転さ
れ、これにより該タレットは第２図に示された位置を占
めることとなり、該位置に於いて第２の同調スピンドル
３６！に保持された加工さるべき第２の工作物Ｗ：が主
軸１８に引渡されることとなる。主軸１８はこの間ずっ
と回転され続け、他方、第２同調スピンドル３６冨は遅
くとも工作物Ｗ２が主軸に引渡される時点には主軸と同
一回転数で回転駆動されていなければならない。
第２の工作物Ｗ：が主軸１８に引渡された後、工具タレ
ット３２は、第３図から明らかとなるように、更に割出
される。
但し前記の工具タレット３２の割出し操作は工具タレッ
トの工具が順次使用されることが一度び前提となる場合
には、工具タレット３２の工具４０による工作物ｆ　の
加工の一環として行なわれ得る。か（て、第１同調スピ
ンドル３６１が後方の刃物台４８に向いている場合には
、該刃物台の工具５０で先に主軸１８のチャック２０中
に固着されていた工作物Ｗｌの反対側の端部の加工を行
なうことができ、他方、その際第２の工作物Ｗｚは図示
されていない別の刃物台、例えば横送り台上に配置され
た第２の工具タレットの工具で加工される。
続いて、必要に応じ、工具タレット３２の工具４０によ
り第２の工作物Ｗ２が更に加工される工程に於いて、工
具タレットが更に割出され、第１の工作物Ｗｌが直立位
置を占めることとなる（第４図）、今や工作物処理装置
が機能することとなるが、該処理装置のコレット６０は
第６図から看取し得るように有利な構造と為されている
。この場合該コレクトの各々は軸６１を中心として旋回
し得る２枚の把持顎部材６３を有しており、該把持顎部
材は、コレットを開放するため、第６図に示された位置
から互いに相反して外側に向かって旋回される。
第４図が示すように、加工終了した第１の工作物Ｗｌが
直立位置を占めると、スライダ５４が右方から左方へ向
かって工具タレット３２の上方に移動させられ、キャリ
ア５６がストッパ４４に接触し、バネ６２が圧縮される
こととなる。このときキャリア５６がスライダ５４によ
って形成されるばね６２の右側支持面に接触する場合に
最大ばね張力に達成する。この場合、工作物二重把持具
５８は、下方を向いたコレット６０が開放されていれば
、第４図に示された高さ位置を占めることができるが、
それは、把持装置が工作物上方に位置していれば、コレ
ットは、常に、同調スピンドル３６１によって保持され
た加工済みの工作物Ｗｌ上に摺動させて、二重把持具５
８を降下させる必要がないからである。これにより加工
時間を更に短縮することができる。か（て次の工作物Ｗ
８を工具タレット３２の工具４０で既に加工することが
できる一方で、工作物Ｗｌを放出するため同調スピンド
ル３６１のチャックが開放され、二重把持具５８が引き
上げられて、工作物が同調スピンドルから引き抜かれる
。この場合、スライダ５４の制御運動はなんら必要でな
いが、そればばね６２がキャリア５６を自動的に追従さ
せ、ストッパ４４により二重把持具５８が同調スピンド
ル３６１に対し２軸線方向に動かないように為されるか
らである。これも加工時間を更に短縮させる結果をもた
らす。
工作物二重把持具５日が第１の工作物Ｗｌをつかんで引
き上げ、旋回中心軸５９を中心として時計回りに９０”
旋回させると、次の加工さるべき工作物Ｗ３が工具タレ
ット３２の上方にもたらされるが、該工具タレットはこ
の間に一つのステーシランだけ割出し操作されてる。そ
の結果、第２の同調スピンドル３６２が上方を向いて次
いで二重把持具５８が降下させられ、工作物Ｗ３が同調
スピンドル３６８の図示されていない開放されたチャッ
ク中に差し込まれる。第２の同調スピンドル３６２のチ
ャック中に工作物Ｗ３がチャックされた後、二重把持具
５８の下方を向いたコレット６０が開放される。その結
果、工具タレット３２が割出されて工作物Ｗ８が第１の
同調スピンドル３６１により引き取られ、工具タレット
が更に一つのステーションだけ割出されると第３の工作
物Ｗ３が主軸１８に引渡される。
この間にスライダ５４は旋盤の作業域から右方へ走行し
、下方を向いたコレット６０で新たな加工材をつかみ、
二重把持具５８が反時計回りに９０°だけ旋回された後
、加工終了した工作物ｗ１をパレット等に収納させる。
工作物Ｗ８が同調スピンドル３６＠により引き取られ、
工作物Ｗ３が主軸１８に引渡され、工作物Ｗ！が直立位
置を占めるに至るまで工具タレットが割出し回転操作さ
れると直ちに、工作物処理装置は再び旋盤の作業域内に
移動し、空いているコレット６０で工作物ｗｇの引取り
を行なう。
二重把持具５８がＺ軸線方向にしか運動し得す（垂直運
動、つまりいわゆるＹ軸線方向の運動を別として）且つ
工作物がパレット中に仮収容されるためには、これらパ
レットをＸ軸線方向−に時間で測ったように移動させる
ことが必要なのは云うまでもない。
キャリア５６が取外し式の結合具を介して少なくともＺ
軸線方向に於いて工具タレットないし該タレットの往復
台と連結されることも本発明の枠内にある。
更に、他の適切な工作物保持装置は工作物供給又は工作
物取出しに使用される同調スピンドルに代えることがで
きる。そうした保持装置は二つの要件を満たしさえすれ
ばよい、それは、一方に於いて、回転中の工作物を保持
し得ることであり、他方に於いて、工具タレットの旋回
中工作物の落下を防止する手段を含んでいることである
。工作物保持装置は、例えば、その内部で工作物が回転
し得るが、工具タレットの割出しに際しては、止め棒な
いし締付は具により工作物の落下が防止される如き工具
タレットに取り付けられたチューブないしスリーブの形
を取ったものとすることができる。スリーブないし工作
物チャック装置を具えたシャフトを該スリーブないしシ
ャフト用の回転駆動装置を装備せずに工具タレット中に
回転式に支承させるのも更に有利であるが、少なくとも
、加工さるべき工作物を回転中の主軸に引渡すためには
、主軸と同じ回転数で回転駆動される工作物保持装置が
好ましい。
本発明による旋盤が本発明による方法に基く長所を以っ
て使用されることも本発明の一側面であると見做されな
ければならない。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明装置に係る旋盤の前側部分を示し、図を
単純化するため工作物処理装置は省略され、ＦＡｔ図に
は加工された第１の被加工物を引取るタレット旋盤の第
１同調スピンドルを描き、第２図は第１と同様の部分を
示すが、この場合タレットは一つのステーションヘ割出
し操作された後が示されており、加工すべき第２工作物
が特に旋盤主軸上に移されようとするところであり、第
３図は第１図と第２と同様の部分を示し、この図面は第
１図の位置からタレットが１８０°だけ旋回されて、第
１被加工物が後方の工具キャリア上の工具により加工さ
れようとする図面であり、第４図は第１図の位置に対し
、タレットが２７０＠割出し操作された後の旋盤とポー
タル型設計の工作物処理装置を示し、該処理装置は将に
第１被加工物を引取ろうとするところが描かれ、第５図
は第４図と同一の部分を示し、これはタレットが一つの
ステーションに割出された後、処理装置が加工さるべき
第３の被加工物をタレット側に将に移送しようとする場
合であり、第６図は第５図の矢印への方向から視た一つ
の加工物把持具とタレットの一部を描く。 １０・・・主軸台、　　　　　１２・・・機械ベツド、
１４・・・案内バー、　　　１６・・・２軸線、１８・
・・主軸、　　　　　　２０・・・チャック、３０・・
・スライド、　　　　３２・・・タレット、３４・・・
割出し軸線、 ３６１　　、３６２・・・同調スピンドル、３８・・・
工具ホルダ、　　　４４・・・ストッパ、４６・・・コ
ンソール、　　　４８・・・工具キャリア、５０・・・
工具、　　　　　５４　、５７・・・スライド、５６・
・・キャリア、　　　　６０・・・コレット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、第１の工作物保持装置及び第２の工作物保持装置を
    少なくとも各１基宛、具備した工具タレットを具えると
    共に１基の工作物処理装置と組合わされている旋盤主軸
    の工作物チャック装置への工作物着脱方法に於いて、 ａ）主軸に保持された第１の工作物が加工される行程と
    、 ｂ）加工さるべき第２の工作物が処理装置により第２の
    工作物保持装置に取付ける行程と、 ｃ）第１の工作物保持装置が回転中の主軸と心合せされ
    る行程と、 ｄ）第１の工作物が主軸を回転停止させることなく第１
    の工作物保持装置に引き取られる行程と、 ｅ）第２の工作物保持装置が主軸と心合せされる行程と
    、 ｆ）第２の工作物が主軸を回転停止させることなく主軸
    上に引き取られる行程と、 ｇ）主軸に保持された第２の工作物が加工される行程と
    、 ｈ）加工終了した第１の工作物が処理装置により第１の
    工作物保持装置から取り出される行程と、 ｉ）加工さるべき第３の工作物が処理装置により工作物
    保持装置の一方に引渡される行程と、 ｊ）他方の工作物保持装置が主軸と心合せされる行程と
    、 ｋ）加工終了した第２の工作物が主軸を回転停止させる
    ことなく他方の工作物保持装置に引き取られる行程、 とから成ることを特徴とする旋盤主軸の工作物着脱方法
    。 ２、加工さるべき第３の工作物が処理装置により第２の
    工作物保持装置に引渡される行程を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第１項記載の方法。 ３、主軸と工作物保持装置の一方との間での工作物の引
    渡しに際し該工作物保持装置が主軸中心軸線と心合せさ
    れた軸を中心として主軸と同一回転数で回転駆動される
    工程を含むことを特徴とする特許請求の範囲第１項もし
    くは第２項記載の方法。 ４、工作物チャック装置を具えた主軸と、複数のステー
    ションのうち少なくとも２基のステーションにそれぞれ
    工作物保持装置を具えていると共に主軸の軸線Ｚ軸方向
    に走行し得る往復台に取り付けられて工作物保持装置が
    主軸軸線と心合せされるように割出し軸線を中心にして
    旋回式に支承されている工具タレットの形の刃物台なら
    びに工作物処理装置を具備した旋盤に於いて、処理装置
    （５２、５４、５６、５７、５８、６０、６２）がポー
    タル型として形成されて２個の工作物把持具（６０）を
    有し、２基の工作物保持装置（３６＾１、３６＾２）が
    工具タレット（３２）の隣接した２基のステーションに
    配置されていることを特徴とする旋盤。 ５、処理装置が二重把持具（５８）を有していることを
    特徴とする特許請求の範囲第４項記載の旋盤。 ６、二重把持具（５８）が水平軸（５９）を中心として
    旋回可能な形でキャリア（５７）に取り付けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の旋盤。 ７、工作物保持装置（３６＾１、３６＾２）が工具タレ
    ットの割出し操作によって直立されるように工具タレッ
    ト（３２）とその割出し軸（３４）が構成配置されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第４〜６項のいずれ
    かもしくは複数の項に記載の旋盤。 ８、工作物把持具（６０）がＺ軸線（１６）の方向に摺
    動し得ることを特徴とする特許請求の範囲第４〜７項の
    いずれかもしくは複数の項に記載の旋盤。 ９、処理装置と工具タレット（３２）を担う往復台（３
    ０）とにＺ軸線（１６）の方向に対して働く連結具又は
    ストッパ（４４、５６）が設けられていることを特徴と
    する特許請求の範囲第８項記載の旋盤。 １０、工作物保持装置（３６＾１、３６＾２）がそれぞ
    れ軸（４２）を中心にして回転し得る形で工具タレット
    （３２）に支承されており、該軸が工具タレットの割出
    し回転により主軸（１６）と心合せされ得ることを特徴
    とする特許請求の範囲第４〜９項のいずれかもしくは複
    数の項に記載の旋盤。 １１、工作物保持装置（３６＾１、３６＾２）が工作物
    チャック装置を具えた駆動式の補助スピンドルとして形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１０項
    記載の旋盤。
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