JPH07236847A - カーテン塗布装置 - Google Patents
カーテン塗布装置Info
- Publication number
- JPH07236847A JPH07236847A JP5518594A JP5518594A JPH07236847A JP H07236847 A JPH07236847 A JP H07236847A JP 5518594 A JP5518594 A JP 5518594A JP 5518594 A JP5518594 A JP 5518594A JP H07236847 A JPH07236847 A JP H07236847A
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- Japan
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- coated
- coating
- coating liquid
- slit
- transport mechanism
- Prior art date
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- Pending
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被塗装物の一例たる基板5の左右両側面部5
c,5dを保持してカーテン状に流下する塗布液6の下
方を通過させて搬送し、基板5の表面5aに塗布液6を
塗布した後、基板5の上下面を反転させて搬送機構3に
返送して再びカーテン状に流下する塗布液6の下方を通
過させて往復搬送し、塗布液6を基板5の裏面5bに連
続して塗布し、1台のカーテン塗布装置1で基板5の表
裏両面5a,5bに自動的に塗布液6を塗布できるよう
にし、装置の設置長さを従来の約半分に短縮する。 【構成】 搬送機構3に基板5の左右両側面部5c,5
dを保持させて塗布液6をカーテン状に流下させる塗布
ヘッド8の下方を通過させて搬送し、基板5の表面5a
に塗布液6を塗布した後、該基板5を反転機構4に受け
渡して基板5の表面5aと裏面5bとを反転させ、前と
は逆の方向に走行する搬送機構3に返送して搬送し、再
び塗布ヘッド8の下方を通過させて基板5の裏面5bに
塗布液6を塗布する構成を特徴とする。
c,5dを保持してカーテン状に流下する塗布液6の下
方を通過させて搬送し、基板5の表面5aに塗布液6を
塗布した後、基板5の上下面を反転させて搬送機構3に
返送して再びカーテン状に流下する塗布液6の下方を通
過させて往復搬送し、塗布液6を基板5の裏面5bに連
続して塗布し、1台のカーテン塗布装置1で基板5の表
裏両面5a,5bに自動的に塗布液6を塗布できるよう
にし、装置の設置長さを従来の約半分に短縮する。 【構成】 搬送機構3に基板5の左右両側面部5c,5
dを保持させて塗布液6をカーテン状に流下させる塗布
ヘッド8の下方を通過させて搬送し、基板5の表面5a
に塗布液6を塗布した後、該基板5を反転機構4に受け
渡して基板5の表面5aと裏面5bとを反転させ、前と
は逆の方向に走行する搬送機構3に返送して搬送し、再
び塗布ヘッド8の下方を通過させて基板5の裏面5bに
塗布液6を塗布する構成を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーテン塗布装置(カ
ーテン塗布とは、流し塗りのことであり、塗布液の持っ
ている粘性を利用して、一定幅の薄いカーテン状(フィ
ルム状)にした塗布液を絶えず上方から流れ落ちるよう
にし、その下をコンベアで被塗装物をくぐらせて塗装す
る塗布方法のことである。)に係り、特に被塗装物の左
右両側面部を保持してカーテン状に流下する塗布液の下
方を通過させて搬送して被塗装物の表面に塗布液を塗布
し、該被塗装物の上下面を反転させた後、搬送機構に返
送して再びカーテン状に流下する塗布液の下方を通過さ
せて塗布液を被塗装物の裏面に塗布するようにして自動
的に被塗装物の表裏両面に1台の装置で塗布液を塗布で
きるようにし、装置の設置長さを従来の半分に短縮でき
るようにした画期的なカーテン塗布装置に関する。
ーテン塗布とは、流し塗りのことであり、塗布液の持っ
ている粘性を利用して、一定幅の薄いカーテン状(フィ
ルム状)にした塗布液を絶えず上方から流れ落ちるよう
にし、その下をコンベアで被塗装物をくぐらせて塗装す
る塗布方法のことである。)に係り、特に被塗装物の左
右両側面部を保持してカーテン状に流下する塗布液の下
方を通過させて搬送して被塗装物の表面に塗布液を塗布
し、該被塗装物の上下面を反転させた後、搬送機構に返
送して再びカーテン状に流下する塗布液の下方を通過さ
せて塗布液を被塗装物の裏面に塗布するようにして自動
的に被塗装物の表裏両面に1台の装置で塗布液を塗布で
きるようにし、装置の設置長さを従来の半分に短縮でき
るようにした画期的なカーテン塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテン塗布装置は、スリット状ノズル
が設けられた塗布ユニットに塗布液をポンプで圧送して
該塗布液を上方からカーテン状に流下させておき、被塗
装物を水平方向に、例えば60乃至100m/分の高速
度で該カーテン状に流下する塗布液中を通過させて搬送
し、被塗装物の表面側に塗布液を塗布するように構成さ
れており、極めて塗布能率の高い塗布装置である。
が設けられた塗布ユニットに塗布液をポンプで圧送して
該塗布液を上方からカーテン状に流下させておき、被塗
装物を水平方向に、例えば60乃至100m/分の高速
度で該カーテン状に流下する塗布液中を通過させて搬送
し、被塗装物の表面側に塗布液を塗布するように構成さ
れており、極めて塗布能率の高い塗布装置である。
【0003】被塗装物の搬送装置としては、同様構造の
2台の平ベルトコンベアを塗布ユニットの前後に配置し
たものとして構成されており、塗布ユニット前方の平ベ
ルトコンベアの平ベルト上に被塗装物を載置して搬送
し、カーテン状に流下する塗布液中を通過させて表面側
に塗布液を塗布した後、塗布ユニット後方の平ベルトコ
ンベアの平ベルトに受け渡して更に搬送し、塗布液が塗
布された被塗装物を出口から搬出するようになってい
る。
2台の平ベルトコンベアを塗布ユニットの前後に配置し
たものとして構成されており、塗布ユニット前方の平ベ
ルトコンベアの平ベルト上に被塗装物を載置して搬送
し、カーテン状に流下する塗布液中を通過させて表面側
に塗布液を塗布した後、塗布ユニット後方の平ベルトコ
ンベアの平ベルトに受け渡して更に搬送し、塗布液が塗
布された被塗装物を出口から搬出するようになってい
る。
【0004】上記した従来の搬送装置を持つカーテン塗
布装置によると、被塗装物を平ベルト上に積載して搬送
するようになっているので、該被塗装物の裏面が平ベル
トに接触することとなり、該平ベルトに塗布液等が付着
して汚れていると、塗布液等が被塗装物の裏面に付着し
て製品を汚してしまうという欠点があった。
布装置によると、被塗装物を平ベルト上に積載して搬送
するようになっているので、該被塗装物の裏面が平ベル
トに接触することとなり、該平ベルトに塗布液等が付着
して汚れていると、塗布液等が被塗装物の裏面に付着し
て製品を汚してしまうという欠点があった。
【0005】特に、被塗装物の一例たる両面実装基板で
は、基板の両面に塗布液を塗布する必要があるが、裏面
に汚れが付着した基板は使用することができず、該基板
は製品不良となつてしまう。
は、基板の両面に塗布液を塗布する必要があるが、裏面
に汚れが付着した基板は使用することができず、該基板
は製品不良となつてしまう。
【0006】上記した搬送による基板の裏面の汚れ問題
を解決するには、常に平ベルトが清浄であるように定期
的に洗浄する等、搬送装置を厳しく管理することが必要
不可欠となり、該管理に多大の工数と注意を払う必要が
あった。
を解決するには、常に平ベルトが清浄であるように定期
的に洗浄する等、搬送装置を厳しく管理することが必要
不可欠となり、該管理に多大の工数と注意を払う必要が
あった。
【0007】また、両面に塗布液を塗布する基板の製作
においては、未乾燥の塗布液が表面に塗布された基板を
上下面反転させて平ベルト上に積載することはできない
ので、カーテン塗布装置により基板の表面に塗布液を塗
布した後、該基板を乾燥装置にかけて表面の塗布液を乾
燥させる処理を施した後、該基板を上下反転させ再びカ
ーテン塗布装置にかけて基板の裏面に塗布液を塗布し、
再び乾燥装置で裏面に塗布された塗布液を乾燥させる4
工程の作業に分けて行わなければならず、塗布処理工程
が複雑となると共に多大の工数を要するという欠点があ
った。
においては、未乾燥の塗布液が表面に塗布された基板を
上下面反転させて平ベルト上に積載することはできない
ので、カーテン塗布装置により基板の表面に塗布液を塗
布した後、該基板を乾燥装置にかけて表面の塗布液を乾
燥させる処理を施した後、該基板を上下反転させ再びカ
ーテン塗布装置にかけて基板の裏面に塗布液を塗布し、
再び乾燥装置で裏面に塗布された塗布液を乾燥させる4
工程の作業に分けて行わなければならず、塗布処理工程
が複雑となると共に多大の工数を要するという欠点があ
った。
【0008】上記した基板の表裏面に連続して塗布液を
塗布するには、上記した基板の表面への塗布、乾燥、基
板の裏面への塗布、乾燥の4工程を連続して処理するこ
ととなり、第1カーテン塗布装置、第1乾燥装置、第2
カーテン塗布装置及び第2乾燥装置の4台の装置を直列
に配置することによって達成されるが、独立した4台の
装置で構成されるため、装置の設置長さが非常に長くな
るという欠点があった。
塗布するには、上記した基板の表面への塗布、乾燥、基
板の裏面への塗布、乾燥の4工程を連続して処理するこ
ととなり、第1カーテン塗布装置、第1乾燥装置、第2
カーテン塗布装置及び第2乾燥装置の4台の装置を直列
に配置することによって達成されるが、独立した4台の
装置で構成されるため、装置の設置長さが非常に長くな
るという欠点があった。
【0009】更に、基板の表面に塗布された塗布液を乾
燥させた後、該基板の表裏面を反転させて第2カーテン
塗布装置に搬入しなければならず、そのための人員を配
置して手作業によって該基板を反転させなければならな
かったので、多くの人員と工数を要するという欠点があ
った。
燥させた後、該基板の表裏面を反転させて第2カーテン
塗布装置に搬入しなければならず、そのための人員を配
置して手作業によって該基板を反転させなければならな
かったので、多くの人員と工数を要するという欠点があ
った。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、被塗装物の進行方向左右両側面部
を保持して搬送し、カーテン状に流下する塗布液中を通
過させて被塗装物の表面に塗布液を塗布することによ
り、被塗装物の重要面である表面及び裏面のいずれもが
搬送機構に触れることなく搬送できるようにすることで
あり、またこれによって搬送機構が塗布液で汚染される
のを防止し、更にベルト等の搬送機構に付着した汚れが
被塗装物に付着するのを防止して製品不良の発生を皆無
とすることである。
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、被塗装物の進行方向左右両側面部
を保持して搬送し、カーテン状に流下する塗布液中を通
過させて被塗装物の表面に塗布液を塗布することによ
り、被塗装物の重要面である表面及び裏面のいずれもが
搬送機構に触れることなく搬送できるようにすることで
あり、またこれによって搬送機構が塗布液で汚染される
のを防止し、更にベルト等の搬送機構に付着した汚れが
被塗装物に付着するのを防止して製品不良の発生を皆無
とすることである。
【0011】また他の目的は、塗布装置の側方に被塗装
物の上下面を反転させる反転機構を配設することによ
り、表面に塗布液が塗布された被塗装物を上下面を反転
させた後、再び塗布装置に返送して被塗装物の裏面に塗
布液を自動的に塗布できるようにすることであり、また
これによって被塗装物の表裏両面に1台のカーテン塗布
装置によって効率よく塗布処理できるようにすることで
ある。
物の上下面を反転させる反転機構を配設することによ
り、表面に塗布液が塗布された被塗装物を上下面を反転
させた後、再び塗布装置に返送して被塗装物の裏面に塗
布液を自動的に塗布できるようにすることであり、また
これによって被塗装物の表裏両面に1台のカーテン塗布
装置によって効率よく塗布処理できるようにすることで
ある。
【0012】更に他の目的は、上記構成により塗布処理
装置の設置長さを従来の半分以下の長さに短縮して配置
できるようにすることであり、またこれによって工場敷
地のスペースを大幅に節約できるようにすることであ
る。
装置の設置長さを従来の半分以下の長さに短縮して配置
できるようにすることであり、またこれによって工場敷
地のスペースを大幅に節約できるようにすることであ
る。
【0013】また他の目的は、一直線状に配列された複
数の固定送りローラと、該固定送りローラに対向して一
直線状に配列され支持台が回動することにより該固定送
りローラとの相対距離が調節自在とされた複数の可動送
りローラとで被塗装物の両側面部を保持して搬送するこ
とにより、被塗装物の幅が変動しても該変動に対応して
可動送りローラが揺動して自動的に幅を調節し、被塗装
物をしっかりと保持して高速搬送できるようにすること
である。
数の固定送りローラと、該固定送りローラに対向して一
直線状に配列され支持台が回動することにより該固定送
りローラとの相対距離が調節自在とされた複数の可動送
りローラとで被塗装物の両側面部を保持して搬送するこ
とにより、被塗装物の幅が変動しても該変動に対応して
可動送りローラが揺動して自動的に幅を調節し、被塗装
物をしっかりと保持して高速搬送できるようにすること
である。
【0014】更に他の目的は、被塗装物の上下面を反転
させる反転機構の回動中心を被塗装物の厚さ方向の中心
に設定することにより、被塗装物を反転させても被塗装
物の高さが変化することなく反転できるようにすること
であり、またこれによって表面に塗布液が塗布された被
塗装物を反転させた後、受け渡されたときと同じ高さで
再び搬送機構に返送できるようにし、被塗装物を往復搬
送するにもかかわらず、搬送機構の構造を極めて簡易化
できるようにすることである。
させる反転機構の回動中心を被塗装物の厚さ方向の中心
に設定することにより、被塗装物を反転させても被塗装
物の高さが変化することなく反転できるようにすること
であり、またこれによって表面に塗布液が塗布された被
塗装物を反転させた後、受け渡されたときと同じ高さで
再び搬送機構に返送できるようにし、被塗装物を往復搬
送するにもかかわらず、搬送機構の構造を極めて簡易化
できるようにすることである。
【0015】また他の目的は、外周部に溝が形成され一
直線状に配列された複数の第1送りローラと、該第1送
りローラに対向して一直線状に配列され押えリングがば
ねによって回転板に揺動自在に押圧されて構成された複
数の第2送りローラとで被塗装物の両側面部を保持して
塗布ユニットの下方を通過させて搬送することにより、
該被塗装物の幅及び厚みが変動しても、該変動を押えリ
ングが揺動して吸収できるようにすることであり、また
これによって被塗装物の寸法のばらつきに無関係に該被
塗装物を確実に保持して高速搬送できるようにすること
である。
直線状に配列された複数の第1送りローラと、該第1送
りローラに対向して一直線状に配列され押えリングがば
ねによって回転板に揺動自在に押圧されて構成された複
数の第2送りローラとで被塗装物の両側面部を保持して
塗布ユニットの下方を通過させて搬送することにより、
該被塗装物の幅及び厚みが変動しても、該変動を押えリ
ングが揺動して吸収できるようにすることであり、また
これによって被塗装物の寸法のばらつきに無関係に該被
塗装物を確実に保持して高速搬送できるようにすること
である。
【0016】更に他の目的は、外周部に溝が形成され一
直線状に配列された複数の第1送りローラと、該第1送
りローラに対向して一直線状に配列され押えリングがば
ねによって回転板に揺動自在に押圧されて構成された複
数の第2送りローラとで被塗装物の両側面部を保持して
塗布ユニットの下方を通過させて被塗装物の表面に塗布
液を塗布しながら搬送して反転機構に受け渡し、該反転
機構で被塗装物の上下面を反転させた後、搬送機構に返
送して再び塗布ユニットの下方を通過させて搬送するこ
とにより、被塗装物の幅の変動にかかわらず、自動的に
該変動を吸収して被塗装物を搬送できるようにし、1台
のカーテン塗布装置で被塗装物の表裏両面に塗布液を自
動的に塗布できるようにすることである。
直線状に配列された複数の第1送りローラと、該第1送
りローラに対向して一直線状に配列され押えリングがば
ねによって回転板に揺動自在に押圧されて構成された複
数の第2送りローラとで被塗装物の両側面部を保持して
塗布ユニットの下方を通過させて被塗装物の表面に塗布
液を塗布しながら搬送して反転機構に受け渡し、該反転
機構で被塗装物の上下面を反転させた後、搬送機構に返
送して再び塗布ユニットの下方を通過させて搬送するこ
とにより、被塗装物の幅の変動にかかわらず、自動的に
該変動を吸収して被塗装物を搬送できるようにし、1台
のカーテン塗布装置で被塗装物の表裏両面に塗布液を自
動的に塗布できるようにすることである。
【0017】また他の目的は、外周部に被塗装物を挟持
する溝が形成された一対の無端ベルトを互いに平行に配
設して同一方向に同一速度で走行させることにより、2
本のベルトの溝で被塗装物の両側面部を挟持して搬送で
きるようにすることであり、またこれによって搬送機構
を簡単にし、装置のコストを低減させることである。
する溝が形成された一対の無端ベルトを互いに平行に配
設して同一方向に同一速度で走行させることにより、2
本のベルトの溝で被塗装物の両側面部を挟持して搬送で
きるようにすることであり、またこれによって搬送機構
を簡単にし、装置のコストを低減させることである。
【0018】更に他の目的は、外周部に被塗装物を挟持
する溝が形成された一対の無端ベルトを互いに平行に配
設し、該溝で被塗装物の両側面部を挟持して塗布ユニッ
トの下方を通過させて搬送し、被塗装物の表面に塗布液
を塗布した後、該被塗装物を反転機構に受け渡して被塗
装物の上下面を反転させた後、一対の無端ベルトの溝に
再び返送して挟持させ、塗布ユニットの下方を通過させ
て被塗装物の裏面に塗布しながら搬送することにより、
簡単な機構により被塗装物を往復搬送できるようにし、
更に1台のカーテン塗布装置によって被塗装物の表裏両
面に効率よく塗布液を自動的に塗布できるようにするこ
とである。
する溝が形成された一対の無端ベルトを互いに平行に配
設し、該溝で被塗装物の両側面部を挟持して塗布ユニッ
トの下方を通過させて搬送し、被塗装物の表面に塗布液
を塗布した後、該被塗装物を反転機構に受け渡して被塗
装物の上下面を反転させた後、一対の無端ベルトの溝に
再び返送して挟持させ、塗布ユニットの下方を通過させ
て被塗装物の裏面に塗布しながら搬送することにより、
簡単な機構により被塗装物を往復搬送できるようにし、
更に1台のカーテン塗布装置によって被塗装物の表裏両
面に効率よく塗布液を自動的に塗布できるようにするこ
とである。
【0019】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、貯溜された塗布液を圧送してスリットからカー
テン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液を塗布
する被塗装物の進行方向左右両側面部を保持して前記ス
リットの下方を通過させて搬送し前記被塗装物の進行方
向に対して前記塗布ユニットの前後に配設された搬送機
構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左右両側
面部を保持して前記スリットの下方を通過させて前記カ
ーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の表面に
塗布するように構成したことを特徴とするものである。
1)は、貯溜された塗布液を圧送してスリットからカー
テン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液を塗布
する被塗装物の進行方向左右両側面部を保持して前記ス
リットの下方を通過させて搬送し前記被塗装物の進行方
向に対して前記塗布ユニットの前後に配設された搬送機
構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左右両側
面部を保持して前記スリットの下方を通過させて前記カ
ーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の表面に
塗布するように構成したことを特徴とするものである。
【0020】また本発明(請求項2)は、貯溜された塗
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され前記被塗装
物の進行方向左右両側面部を保持して前記スリットの下
方を通過させて往復搬送する搬送機構と、該搬送機構に
より搬送された前記被塗装物を受け渡されて該被塗装物
の上下面を反転させた後再び前記搬送機構に返送する反
転機構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左右
両側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて前
記カーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の表
面に塗布した後、該被塗装物を前記反転機構で反転させ
て前記搬送機構に返送して再び前記スリットの下方を通
過させて前記塗布液を前記被塗装物の裏面に塗布するよ
うに構成したことを特徴とするものである。
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され前記被塗装
物の進行方向左右両側面部を保持して前記スリットの下
方を通過させて往復搬送する搬送機構と、該搬送機構に
より搬送された前記被塗装物を受け渡されて該被塗装物
の上下面を反転させた後再び前記搬送機構に返送する反
転機構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左右
両側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて前
記カーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の表
面に塗布した後、該被塗装物を前記反転機構で反転させ
て前記搬送機構に返送して再び前記スリットの下方を通
過させて前記塗布液を前記被塗装物の裏面に塗布するよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0021】また本発明(請求項3)は、貯溜された塗
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され一方の側方
に回動自在に一直線状に配列された複数の固定送りロー
ラと該固定送りローラに対向して他の側方に一直線状に
配列され支軸を中心として回動して前記固定送りローラ
との相対距離を調節自在に構成した支持台に回動自在に
設けられ前記固定送りローラの回転と反対方向に回転す
る複数の可動送りローラとからなり前記固定送りローラ
と該可動送りローラとで前記被塗装物の進行方向左右両
側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて往復
搬送する搬送機構と、該搬送機構により搬送された前記
被塗装物を受け渡されて該被塗装物の上下面を反転させ
た後再び前記搬送機構に返送する反転機構とを備え、該
搬送機構により前記被塗装物の左右両側面部を保持して
前記スリットの下方を通過させて前記カーテン状に流下
する前記塗布液を前記被塗装物の表面に塗布した後、該
被塗装物を前記反転機構で反転させて前記搬送機構に返
送して再び前記スリットの下方を通過させて前記塗布液
を前記被塗装物の裏面に塗布するように構成したことを
特徴とするものである。
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され一方の側方
に回動自在に一直線状に配列された複数の固定送りロー
ラと該固定送りローラに対向して他の側方に一直線状に
配列され支軸を中心として回動して前記固定送りローラ
との相対距離を調節自在に構成した支持台に回動自在に
設けられ前記固定送りローラの回転と反対方向に回転す
る複数の可動送りローラとからなり前記固定送りローラ
と該可動送りローラとで前記被塗装物の進行方向左右両
側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて往復
搬送する搬送機構と、該搬送機構により搬送された前記
被塗装物を受け渡されて該被塗装物の上下面を反転させ
た後再び前記搬送機構に返送する反転機構とを備え、該
搬送機構により前記被塗装物の左右両側面部を保持して
前記スリットの下方を通過させて前記カーテン状に流下
する前記塗布液を前記被塗装物の表面に塗布した後、該
被塗装物を前記反転機構で反転させて前記搬送機構に返
送して再び前記スリットの下方を通過させて前記塗布液
を前記被塗装物の裏面に塗布するように構成したことを
特徴とするものである。
【0022】また本発明(請求項4)は、貯溜された塗
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され前記被塗装
物の進行方向左右両側面部を保持して前記スリットの下
方を通過させて往復搬送する搬送機構と、該搬送機構か
ら受け渡された前記被塗装物の厚さ方向の中心を回動中
心として回転させて該被塗装物の上下面を反転させ該被
塗装物の高さを変えることなく前記搬送機構に返送する
反転機構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左
右両側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて
前記カーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の
表面に塗布した後、該被塗装物を前記反転機構で反転さ
せて該被塗装物の高さを変えることなく前記搬送機構に
返送して再び前記スリットの下方を通過させて前記塗布
液を前記被塗装物の裏面に塗布するように構成したこと
を特徴とするものである。
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され前記被塗装
物の進行方向左右両側面部を保持して前記スリットの下
方を通過させて往復搬送する搬送機構と、該搬送機構か
ら受け渡された前記被塗装物の厚さ方向の中心を回動中
心として回転させて該被塗装物の上下面を反転させ該被
塗装物の高さを変えることなく前記搬送機構に返送する
反転機構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左
右両側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて
前記カーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の
表面に塗布した後、該被塗装物を前記反転機構で反転さ
せて該被塗装物の高さを変えることなく前記搬送機構に
返送して再び前記スリットの下方を通過させて前記塗布
液を前記被塗装物の裏面に塗布するように構成したこと
を特徴とするものである。
【0023】また本発明(請求項5)は、貯溜された塗
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され一方の側方
に回動自在に一直線状に配列され前記被塗装物を挟持す
る溝が外周部に形成された複数の第1送りローラと該第
1送りローラに対向して他の側方に一直線状に配列され
ばねによって押えリングが回転板に揺動自在に押圧され
かつ該回転板と該押えリングとの間に前記被塗装物を挟
持する隙間が形成された複数の第2送りローラとからな
り前記第1送りローラと該第2送りローラとで前記被塗
装物の進行方向左右両側面部を保持して前記スリットの
下方を通過させて搬送する搬送機構とを備え、該搬送機
構により前記被塗装物の左右両側面部を保持して前記ス
リットの下方を通過させて前記カーテン状に流下する前
記塗布液を前記被塗装物の表面に塗布するように構成し
たことを特徴とするものである。
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され一方の側方
に回動自在に一直線状に配列され前記被塗装物を挟持す
る溝が外周部に形成された複数の第1送りローラと該第
1送りローラに対向して他の側方に一直線状に配列され
ばねによって押えリングが回転板に揺動自在に押圧され
かつ該回転板と該押えリングとの間に前記被塗装物を挟
持する隙間が形成された複数の第2送りローラとからな
り前記第1送りローラと該第2送りローラとで前記被塗
装物の進行方向左右両側面部を保持して前記スリットの
下方を通過させて搬送する搬送機構とを備え、該搬送機
構により前記被塗装物の左右両側面部を保持して前記ス
リットの下方を通過させて前記カーテン状に流下する前
記塗布液を前記被塗装物の表面に塗布するように構成し
たことを特徴とするものである。
【0024】また本発明(請求項6)は、貯溜された塗
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され一方の側方
に回動自在に一直線状に配列され前記被塗装物を挟持す
る溝が外周部に形成された複数の第1送りローラと該第
1送りローラに対向して他の側方に一直線状に配列され
ばねによって押えリングが回転板に揺動自在に押圧され
かつ該回転板と該押えリングとの間に前記被塗装物を挟
持する隙間が形成された複数の第2送りローラとからな
り前記第1送りローラと該第2送りローラとで前記被塗
装物の進行方向左右両側面部を保持して前記スリットの
下方を通過させて往復搬送する搬送機構と、該搬送機構
により搬送された前記被塗装物を受け渡されて該被塗装
物の上下面を反転させた後再び前記搬送機構に返送する
反転機構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左
右両側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて
前記カーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の
表面に塗布した後、該被塗装物を前記反転機構で反転さ
せて前記搬送機構に返送して再び前記スリットの下方を
通過させて前記塗布液を前記被塗装物の裏面に塗布する
ように構成したことを特徴とするものである。
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され一方の側方
に回動自在に一直線状に配列され前記被塗装物を挟持す
る溝が外周部に形成された複数の第1送りローラと該第
1送りローラに対向して他の側方に一直線状に配列され
ばねによって押えリングが回転板に揺動自在に押圧され
かつ該回転板と該押えリングとの間に前記被塗装物を挟
持する隙間が形成された複数の第2送りローラとからな
り前記第1送りローラと該第2送りローラとで前記被塗
装物の進行方向左右両側面部を保持して前記スリットの
下方を通過させて往復搬送する搬送機構と、該搬送機構
により搬送された前記被塗装物を受け渡されて該被塗装
物の上下面を反転させた後再び前記搬送機構に返送する
反転機構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左
右両側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて
前記カーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の
表面に塗布した後、該被塗装物を前記反転機構で反転さ
せて前記搬送機構に返送して再び前記スリットの下方を
通過させて前記塗布液を前記被塗装物の裏面に塗布する
ように構成したことを特徴とするものである。
【0025】また本発明(請求項7)は、貯溜された塗
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され外周部に前
記被塗装物を挟持する溝が形成され互いに平行に配設さ
れて同一方向に同一速度で走行する無端ベルトからなり
前記溝で前記被塗装物の進行方向左右両側面部を保持し
て前記スリットの下方を通過させて搬送する搬送機構と
を備え、該搬送機構により前記被塗装物の左右両側面部
を保持して前記スリットの下方を通過させて前記カーテ
ン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の表面に塗布
するように構成したことを特徴とするものである。
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され外周部に前
記被塗装物を挟持する溝が形成され互いに平行に配設さ
れて同一方向に同一速度で走行する無端ベルトからなり
前記溝で前記被塗装物の進行方向左右両側面部を保持し
て前記スリットの下方を通過させて搬送する搬送機構と
を備え、該搬送機構により前記被塗装物の左右両側面部
を保持して前記スリットの下方を通過させて前記カーテ
ン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の表面に塗布
するように構成したことを特徴とするものである。
【0026】また本発明(請求項8)は、貯溜された塗
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され外周部に前
記被塗装物を挟持する溝が形成され互いに平行に配設さ
れて同一方向に同一速度で走行する無端ベルトからなり
前記溝で前記被塗装物の進行方向左右両側面部を保持し
て前記スリットの下方を通過させて往復搬送する搬送機
構と、該搬送機構により搬送された前記被塗装物を受け
渡されて該被塗装物の上下面を反転させた後再び前記搬
送機構に返送す
布液を圧送してスリットからカーテン状に流下させる塗
布ユニットと、前記塗布液を塗布する被塗装物の進行方
向に対して該塗布ユニットの前後に配設され外周部に前
記被塗装物を挟持する溝が形成され互いに平行に配設さ
れて同一方向に同一速度で走行する無端ベルトからなり
前記溝で前記被塗装物の進行方向左右両側面部を保持し
て前記スリットの下方を通過させて往復搬送する搬送機
構と、該搬送機構により搬送された前記被塗装物を受け
渡されて該被塗装物の上下面を反転させた後再び前記搬
送機構に返送す
【0027】
【作用】本発明のカーテン塗布装置は、被塗装物の左右
両側面部を保持して搬送するように構成したので、重要
面である被塗装物の表裏面には搬送装置が接触すること
はなく、たとえ被塗装物に塗布された塗布液が未乾燥状
態のまま搬送しても、該搬送装置が塗布液で汚されるこ
とはなく、更に搬送装置に付着した塗布液などの汚れが
基板に付着して該被塗装物を汚染して製品不良が発生す
るおそれもないので、効率よく被塗装物の両面に連続し
て塗布液を塗布することができる。
両側面部を保持して搬送するように構成したので、重要
面である被塗装物の表裏面には搬送装置が接触すること
はなく、たとえ被塗装物に塗布された塗布液が未乾燥状
態のまま搬送しても、該搬送装置が塗布液で汚されるこ
とはなく、更に搬送装置に付着した塗布液などの汚れが
基板に付着して該被塗装物を汚染して製品不良が発生す
るおそれもないので、効率よく被塗装物の両面に連続し
て塗布液を塗布することができる。
【0028】また被塗装物の反転機構を配設して表面に
塗布液が塗布された被塗装物を上下面反転させた後、再
び同じ塗布装置に返送して被塗装物の裏面に塗布液を塗
布するようにして、同じ塗布ユニットの下方を被塗装物
を往復搬送して通過させ、1台のカーテン塗布装置で被
塗装物の表裏面両面に連続して効率よく塗布液を自動的
に塗布し、従来2台のカーテン塗布装置を要した工程を
1台のカーテン塗布装置で処理することが可能となる。
塗布液が塗布された被塗装物を上下面反転させた後、再
び同じ塗布装置に返送して被塗装物の裏面に塗布液を塗
布するようにして、同じ塗布ユニットの下方を被塗装物
を往復搬送して通過させ、1台のカーテン塗布装置で被
塗装物の表裏面両面に連続して効率よく塗布液を自動的
に塗布し、従来2台のカーテン塗布装置を要した工程を
1台のカーテン塗布装置で処理することが可能となる。
【0029】また、このためカーテン塗布装置の設置長
さは従来の半分以下とすることができ、機械設備費の大
幅な低減と共に工場敷地のスペースを大幅に節約でき
る。受け渡す。
さは従来の半分以下とすることができ、機械設備費の大
幅な低減と共に工場敷地のスペースを大幅に節約でき
る。受け渡す。
【0030】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。図1から図5において、本発明の第1実施例に係
るカーテン塗布装置1は、塗布ユニット2と、搬送機構
3と、反転機構4とを備えている。
する。図1から図5において、本発明の第1実施例に係
るカーテン塗布装置1は、塗布ユニット2と、搬送機構
3と、反転機構4とを備えている。
【0031】塗布ユニット2は、被塗装物の一例たる基
板5(被塗装物は、基板に限定されるものではなく、例
えば襖材、家具、フローリング材、鋼板、鏡、建材、仏
壇、皮革、スキー等の平板状材であればどのような物で
もよい。)の表面5a及び裏面5bに塗布液6を塗布す
るためのものであって、スリット状溝8aが下方を向い
て成形された塗布ヘッド8がカーテン塗布装置1の中央
に横長に配設され、該塗布ヘッド8には圧送ユニット9
からのホース10が接続されている。
板5(被塗装物は、基板に限定されるものではなく、例
えば襖材、家具、フローリング材、鋼板、鏡、建材、仏
壇、皮革、スキー等の平板状材であればどのような物で
もよい。)の表面5a及び裏面5bに塗布液6を塗布す
るためのものであって、スリット状溝8aが下方を向い
て成形された塗布ヘッド8がカーテン塗布装置1の中央
に横長に配設され、該塗布ヘッド8には圧送ユニット9
からのホース10が接続されている。
【0032】圧送ユニット9は、タンク11、ポンプ1
2、フィルタ装置13及び配管14とから構成されてお
り、タンク11に貯溜されている塗布液6をポンプ12
で吸引して圧送し、フィルタ装置13、配管14及びホ
ース10を介して塗布ヘッド8のスリット状溝8aから
下方にカーテン状に流下させるようになっている。塗布
液6は、被塗装物が基板5である場合には、主としてソ
ルダレジストが用いられるが、その組成物は以下のとお
りである。 (1) 感光性アルカリ可溶性オリゴマー(クレゾール
ノボラック形エポキシ樹脂にアクリル酸を付加した後、
これに多塩基酸を反応させたもの)60重量部。 (2) 感光性モノマー(ジベンタエリスリトールヘキ
サアクリレート)5重量部。 (3) 熱硬化剤(2,4−ジアミノ−6−ビニル−s
−トリアジン)0.5重量部。 (4) 光重合開始剤(2−メチル−[4−(メチルチ
オ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プロパノン)
3.2重量部。 (5) 増感剤(2,4−ジエチルチオキサントン)
0.8重量部。 (6) フィラー 硫酸バリウム 16重量部 シリカ 8重量部 (7) 着色顔料(フタロシアニングリーン)0.3重
量部。 (8) チクソトロピー付与剤(アエロジル)1重量
部。 (9) 消泡剤(シリコーン油)1重量部。
2、フィルタ装置13及び配管14とから構成されてお
り、タンク11に貯溜されている塗布液6をポンプ12
で吸引して圧送し、フィルタ装置13、配管14及びホ
ース10を介して塗布ヘッド8のスリット状溝8aから
下方にカーテン状に流下させるようになっている。塗布
液6は、被塗装物が基板5である場合には、主としてソ
ルダレジストが用いられるが、その組成物は以下のとお
りである。 (1) 感光性アルカリ可溶性オリゴマー(クレゾール
ノボラック形エポキシ樹脂にアクリル酸を付加した後、
これに多塩基酸を反応させたもの)60重量部。 (2) 感光性モノマー(ジベンタエリスリトールヘキ
サアクリレート)5重量部。 (3) 熱硬化剤(2,4−ジアミノ−6−ビニル−s
−トリアジン)0.5重量部。 (4) 光重合開始剤(2−メチル−[4−(メチルチ
オ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プロパノン)
3.2重量部。 (5) 増感剤(2,4−ジエチルチオキサントン)
0.8重量部。 (6) フィラー 硫酸バリウム 16重量部 シリカ 8重量部 (7) 着色顔料(フタロシアニングリーン)0.3重
量部。 (8) チクソトロピー付与剤(アエロジル)1重量
部。 (9) 消泡剤(シリコーン油)1重量部。
【0033】塗布ヘッド8の下方には、その全長にわた
って樋15が設けられ、スリット状溝8aからカーテン
状に流下する塗布液6を受けてタンク11に還流させる
ように構成されており、基板5に塗布されずに樋15に
流下した塗布液6をタンク11に還流させて再びポンプ
12で塗布ヘッド8に圧送して循環使用するようになっ
ている。
って樋15が設けられ、スリット状溝8aからカーテン
状に流下する塗布液6を受けてタンク11に還流させる
ように構成されており、基板5に塗布されずに樋15に
流下した塗布液6をタンク11に還流させて再びポンプ
12で塗布ヘッド8に圧送して循環使用するようになっ
ている。
【0034】また塗布ヘッド8は、ヒンジ(図示せず)
によって開閉自在とされた2つの部品8b,8cを接合
面8dで接合させて構成されており、塗布作業終了後又
は塗布液6が変更されたときなど、該ヒンジで塗布ヘッ
ド8を開放して容易に内部を清掃できるようになってい
る。
によって開閉自在とされた2つの部品8b,8cを接合
面8dで接合させて構成されており、塗布作業終了後又
は塗布液6が変更されたときなど、該ヒンジで塗布ヘッ
ド8を開放して容易に内部を清掃できるようになってい
る。
【0035】またスリット状溝8aの有効幅は、図示し
ない調節機構によって調節自在とされており、塗布すべ
き基板5の幅に応じてスリット状溝8aの有効幅を調節
してカーテン状に流下する塗布液6の幅を変えられるよ
うになっている。
ない調節機構によって調節自在とされており、塗布すべ
き基板5の幅に応じてスリット状溝8aの有効幅を調節
してカーテン状に流下する塗布液6の幅を変えられるよ
うになっている。
【0036】搬送機構3は、塗布液6を塗布する基板5
を搬送するためのものであって、基板5の搬送方向左右
両側に一直線上に、例えば80mmのピッチで配列され
た複数の固定送りローラ16と複数の可動送りローラ1
8とから構成されており、塗布ユニット2の前後に同一
機構のものが夫々配設されている。
を搬送するためのものであって、基板5の搬送方向左右
両側に一直線上に、例えば80mmのピッチで配列され
た複数の固定送りローラ16と複数の可動送りローラ1
8とから構成されており、塗布ユニット2の前後に同一
機構のものが夫々配設されている。
【0037】固定送りローラ16は、例えば直径60m
mのローラであり、基台19に固定された固定送りロー
ラ台20上に一直線上に整列して回動自在に配列されて
おり、図示しない正逆回転自在の可逆モータによって駆
動される側方に配設された回転軸21に固定されたプー
リ22との間にベルト23が巻き掛けられ、例えば約7
00rpmの回転速度で駆動されるようになっている。
mのローラであり、基台19に固定された固定送りロー
ラ台20上に一直線上に整列して回動自在に配列されて
おり、図示しない正逆回転自在の可逆モータによって駆
動される側方に配設された回転軸21に固定されたプー
リ22との間にベルト23が巻き掛けられ、例えば約7
00rpmの回転速度で駆動されるようになっている。
【0038】固定送りローラ16の外周部には、例えば
深さ5mmの3つの溝が縦方向に約10mm間隔で形成
されており、中央の溝16bは駆動用溝であって、前述
した如くプーリ22との間にベルト23が巻き掛けら
れ、また上下2つの溝16a,16cは、基板5を保持
するためのものであって、基板5を該溝16a又は16
cに挟持するようになっている。
深さ5mmの3つの溝が縦方向に約10mm間隔で形成
されており、中央の溝16bは駆動用溝であって、前述
した如くプーリ22との間にベルト23が巻き掛けら
れ、また上下2つの溝16a,16cは、基板5を保持
するためのものであって、基板5を該溝16a又は16
cに挟持するようになっている。
【0039】可動送りローラ18は、固定送りローラ1
6と共同して基板5を搬送するためのものであって、固
定送りローラ16と平行に対向して一直線状に配列され
た例えば直径60mmのローラであり、基台19に設け
られたレール24に沿って固定送りローラ16に接近又
は離脱して該固定送りローラ16との間隔を例えば20
0mmから300mmの間で調節できるように摺動自在
に配設された可動台25上に設けられている。
6と共同して基板5を搬送するためのものであって、固
定送りローラ16と平行に対向して一直線状に配列され
た例えば直径60mmのローラであり、基台19に設け
られたレール24に沿って固定送りローラ16に接近又
は離脱して該固定送りローラ16との間隔を例えば20
0mmから300mmの間で調節できるように摺動自在
に配設された可動台25上に設けられている。
【0040】軸受26により回動自在に軸支され、正逆
回転自在な可逆モータ28によりスプロケット29、チ
ェーン30及びスプロケット31を介して駆動される駆
動軸32には、複数のプーリ33が固定され、可動台2
5に支軸27によって回動自在に配設された複数の中間
プーリ34との間にベルト35が巻き掛けられている。
回転自在な可逆モータ28によりスプロケット29、チ
ェーン30及びスプロケット31を介して駆動される駆
動軸32には、複数のプーリ33が固定され、可動台2
5に支軸27によって回動自在に配設された複数の中間
プーリ34との間にベルト35が巻き掛けられている。
【0041】支軸27には、中間プーリ34を挟持して
上下に配設された2枚の板からなる支持台36が回動自
在に配設され、該支持台36の先端に固定送りローラ1
6と同様に外周部には3つの溝18a,18b,18c
が例えば10mm間隔で縦方向に形成された可動送りロ
ーラ18が回動自在に配設され、中央の溝18bには中
間プーリ34との間にベルト38が巻き掛けられてい
る。
上下に配設された2枚の板からなる支持台36が回動自
在に配設され、該支持台36の先端に固定送りローラ1
6と同様に外周部には3つの溝18a,18b,18c
が例えば10mm間隔で縦方向に形成された可動送りロ
ーラ18が回動自在に配設され、中央の溝18bには中
間プーリ34との間にベルト38が巻き掛けられてい
る。
【0042】上下2つの溝18a,18cは、固定送り
ローラ16の溝16a及び16cと同じ高さに設定され
ており、可動送りローラ18の溝18aと固定送りロー
ラ16の溝16a又は可動送りローラ18の溝18cと
固定送りローラ16の溝16cとで共同して基板5の左
右両側面部5c,5dを挟持して搬送するようになって
いる。
ローラ16の溝16a及び16cと同じ高さに設定され
ており、可動送りローラ18の溝18aと固定送りロー
ラ16の溝16a又は可動送りローラ18の溝18cと
固定送りローラ16の溝16cとで共同して基板5の左
右両側面部5c,5dを挟持して搬送するようになって
いる。
【0043】支持台36には、可動台25に固定された
ピン39との間に捩じりコイルばね40が設けられてお
り、支持台36を常に矢印A方向に付勢し、固定送りロ
ーラ16と可動送りローラ18とで挟持した基板5の幅
に対応して支持台36を支軸27を中心として回動させ
ることにより、固定送りローラ16と可動送りローラ1
8との距離を自動的に調節して基板5の幅が変動しても
しっかりと該基板5を保持するように構成されている。
ピン39との間に捩じりコイルばね40が設けられてお
り、支持台36を常に矢印A方向に付勢し、固定送りロ
ーラ16と可動送りローラ18とで挟持した基板5の幅
に対応して支持台36を支軸27を中心として回動させ
ることにより、固定送りローラ16と可動送りローラ1
8との距離を自動的に調節して基板5の幅が変動しても
しっかりと該基板5を保持するように構成されている。
【0044】そして固定送りローラ16と可動送りロー
ラ18とによって基板5の左右両側面部5c,5dを挟
持して次々と受け渡しながら基板5を塗布ユニット2の
下方を通過させて搬送するようになっている。
ラ18とによって基板5の左右両側面部5c,5dを挟
持して次々と受け渡しながら基板5を塗布ユニット2の
下方を通過させて搬送するようになっている。
【0045】反転機構4は、基板5の表面5aと裏面5
bとを反転させるためのものであって、基台19に水平
に設けられた支軸41に回動自在に回転台42が配設さ
れ、一方の支軸41に固定されたプーリ43には、回転
台42に固定されたモータ44のプーリ45との間に歯
付きベルト46が巻き掛けられてモータ44の回転をプ
ーリ45、歯付きベルト46、プーリ43を介して回転
台42に伝達し、該回転台42を図4において実線で示
す位置から破線で示す位置に180°回転させて反転さ
せるように構成されている。
bとを反転させるためのものであって、基台19に水平
に設けられた支軸41に回動自在に回転台42が配設さ
れ、一方の支軸41に固定されたプーリ43には、回転
台42に固定されたモータ44のプーリ45との間に歯
付きベルト46が巻き掛けられてモータ44の回転をプ
ーリ45、歯付きベルト46、プーリ43を介して回転
台42に伝達し、該回転台42を図4において実線で示
す位置から破線で示す位置に180°回転させて反転さ
せるように構成されている。
【0046】回転台42には搬送機構3と同様に固定ロ
ーラ48と可動ローラ49とが配設されており、より具
体的には回転台42に固定された支持台50に複数の固
定ローラ48が搬送機構3の固定送りローラ16の延長
線上に一直線に配設され、また可動ローラ49は回転台
42に設けられたレール51に沿って摺動自在に配設さ
れた可動台52に固定された軸53に揺動自在に嵌合す
る支持腕54の一端に回動自在に嵌合して搬送機構3の
可動送りローラ18の延長線上に一直線に配設されてい
る。
ーラ48と可動ローラ49とが配設されており、より具
体的には回転台42に固定された支持台50に複数の固
定ローラ48が搬送機構3の固定送りローラ16の延長
線上に一直線に配設され、また可動ローラ49は回転台
42に設けられたレール51に沿って摺動自在に配設さ
れた可動台52に固定された軸53に揺動自在に嵌合す
る支持腕54の一端に回動自在に嵌合して搬送機構3の
可動送りローラ18の延長線上に一直線に配設されてい
る。
【0047】支持腕54には、可動台52に固定された
ピン55との間にねじりコイルばね56が設けられてお
り、支持腕54を軸53を中心として回動させることに
より、固定ローラ48と可動ローラ49との距離を基板
5の幅に応じて自動的に調節するように構成されてい
る。
ピン55との間にねじりコイルばね56が設けられてお
り、支持腕54を軸53を中心として回動させることに
より、固定ローラ48と可動ローラ49との距離を基板
5の幅に応じて自動的に調節するように構成されてい
る。
【0048】固定ローラ48及び可動ローラ49には、
基板5を保持するための溝48a,49aが形成されて
おり、該溝48a,49aの高さは、搬送機構3の固定
送りローラ16及び可動送りローラ18の下方の溝16
c,18cと同じ高さに設定されている。
基板5を保持するための溝48a,49aが形成されて
おり、該溝48a,49aの高さは、搬送機構3の固定
送りローラ16及び可動送りローラ18の下方の溝16
c,18cと同じ高さに設定されている。
【0049】更に溝48a,49aと支軸41の中心と
の高さ方向の偏心距離e(図4)は、固定送りローラ1
6及び可動送りローラ18の上下の溝16a,16c及
び18a,18cの距離(2e=20mm)の1/2
(e=10mm)に設定されており、回転台42を18
0°回転させたあとの固定ローラ48及び可動ローラ4
9の溝48a,49aの高さが、搬送機構3の固定送り
ローラ16及び可動送りローラ18の上方の溝16a及
び18aの高さと同じ高さとなるように設定されてい
る。
の高さ方向の偏心距離e(図4)は、固定送りローラ1
6及び可動送りローラ18の上下の溝16a,16c及
び18a,18cの距離(2e=20mm)の1/2
(e=10mm)に設定されており、回転台42を18
0°回転させたあとの固定ローラ48及び可動ローラ4
9の溝48a,49aの高さが、搬送機構3の固定送り
ローラ16及び可動送りローラ18の上方の溝16a及
び18aの高さと同じ高さとなるように設定されてい
る。
【0050】そして搬送機構3の固定送りローラ16及
び可動送りローラ18の下方の溝16c,18cに両側
面部5c,5dが保持されて搬送された基板5は、反転
機構4の固定ローラ48及び可動ローラ49の溝48
a,49aに受け渡され、また回転台42を180°回
転させた後、該溝48a,49aに両側面部5c,5d
が保持された基板5は、搬送機構3の固定送りローラ1
6及び可動送りローラ18の上方の溝16a及び18a
に受け渡されるようになっている。
び可動送りローラ18の下方の溝16c,18cに両側
面部5c,5dが保持されて搬送された基板5は、反転
機構4の固定ローラ48及び可動ローラ49の溝48
a,49aに受け渡され、また回転台42を180°回
転させた後、該溝48a,49aに両側面部5c,5d
が保持された基板5は、搬送機構3の固定送りローラ1
6及び可動送りローラ18の上方の溝16a及び18a
に受け渡されるようになっている。
【0051】また反転機構4の前後には、流体圧シリン
ダ55,56が配設されていて、基板5をシリンダロッ
ド55a,56aで押圧して搬送機構3から反転機構4
へ、或いは反転機構4から搬送機構3への受渡しを行う
ように構成されている。
ダ55,56が配設されていて、基板5をシリンダロッ
ド55a,56aで押圧して搬送機構3から反転機構4
へ、或いは反転機構4から搬送機構3への受渡しを行う
ように構成されている。
【0052】搬送機構3の上方又は側方には所定の位置
に4つのセンサ58(58A,58B,58C,58
D)が設けられていて、搬送機構3によって搬送される
基板5を検出し、該検出信号を元にカーテン塗布装置1
を制御するように構成されている。
に4つのセンサ58(58A,58B,58C,58
D)が設けられていて、搬送機構3によって搬送される
基板5を検出し、該検出信号を元にカーテン塗布装置1
を制御するように構成されている。
【0053】そして搬送機構3の固定送りローラ16及
び可動送りローラ18の下方の溝16c,18cで基板
5の両側面部5c,5dを保持し、塗布ヘッド8の下方
を通過させて搬送して該塗布ヘッド8からカーテン状に
流下する塗布液6を該基板5の表面5aに塗布した後、
反転機構4の固定ローラ48及び可動ローラ49の溝4
8a,49aに受け渡し、回転台42を180°回転さ
せて基板5の上下面を反転させてから搬送機構3に返送
し、固定送りローラ16及び可動送りローラ18の上方
の溝16a及び18aに受け渡して該固定送りローラ1
6及び可動送りローラ18を先とは逆の方向に回転させ
て再び塗布ヘッド8の下方を通過させて搬送して基板5
の裏面5bに塗布液6を連続して塗布するように構成さ
れている。
び可動送りローラ18の下方の溝16c,18cで基板
5の両側面部5c,5dを保持し、塗布ヘッド8の下方
を通過させて搬送して該塗布ヘッド8からカーテン状に
流下する塗布液6を該基板5の表面5aに塗布した後、
反転機構4の固定ローラ48及び可動ローラ49の溝4
8a,49aに受け渡し、回転台42を180°回転さ
せて基板5の上下面を反転させてから搬送機構3に返送
し、固定送りローラ16及び可動送りローラ18の上方
の溝16a及び18aに受け渡して該固定送りローラ1
6及び可動送りローラ18を先とは逆の方向に回転させ
て再び塗布ヘッド8の下方を通過させて搬送して基板5
の裏面5bに塗布液6を連続して塗布するように構成さ
れている。
【0054】本発明の第2実施例は、反転機構60の構
造及び搬送機構61の固定送りローラ62及び可動送り
ローラ63の構造が第1実施例のカーテン塗布装置1と
異なるものであり、図9から図11において、固定送り
ローラ62及び可動送りローラ63には2つの溝が形成
されており、下方の溝62b,63bには図示しない駆
動軸に固定されたプーリとの間にベルト64が巻き掛け
られていて、該固定送りローラ62及び可動送りローラ
63に回転力を伝達するようになっている。
造及び搬送機構61の固定送りローラ62及び可動送り
ローラ63の構造が第1実施例のカーテン塗布装置1と
異なるものであり、図9から図11において、固定送り
ローラ62及び可動送りローラ63には2つの溝が形成
されており、下方の溝62b,63bには図示しない駆
動軸に固定されたプーリとの間にベルト64が巻き掛け
られていて、該固定送りローラ62及び可動送りローラ
63に回転力を伝達するようになっている。
【0055】また上方の溝62a,63aは、対向しか
つ同一高さとなるように設定されており、互いに共同し
て基板5の左右両側面部5c,5dを保持して搬送する
ように構成されている。
つ同一高さとなるように設定されており、互いに共同し
て基板5の左右両側面部5c,5dを保持して搬送する
ように構成されている。
【0056】反転機構60は、第1実施例と同様に基板
5の上下面を反転させるためのものであって、基台65
に水平に設けられ回転台67を回動自在に軸支する支軸
66の中心高さが固定ローラ68及び可動ローラ69の
溝68a,69aと同一高さとなるように設定されてお
り、回転台67を180°回転させても溝68a,69
aの高さ、即ち該溝68a,69aによって保持されて
いる基板5の高さが変化しないように構成されている。
5の上下面を反転させるためのものであって、基台65
に水平に設けられ回転台67を回動自在に軸支する支軸
66の中心高さが固定ローラ68及び可動ローラ69の
溝68a,69aと同一高さとなるように設定されてお
り、回転台67を180°回転させても溝68a,69
aの高さ、即ち該溝68a,69aによって保持されて
いる基板5の高さが変化しないように構成されている。
【0057】そして搬送機構61から受け渡された表面
5aに塗布液6が塗布された基板5を反転させた後、固
定送りローラ62及び可動送りローラ63の上方の溝6
2a,63aに返送し、該固定送りローラ62及び可動
送りローラ63を先とは逆方向に回転させて搬送し、塗
布ヘッド8から基板5までの距離を変化させることなく
該基板5の表面5a及び裏面5bに塗布液6を均一に塗
布するようになっている。
5aに塗布液6が塗布された基板5を反転させた後、固
定送りローラ62及び可動送りローラ63の上方の溝6
2a,63aに返送し、該固定送りローラ62及び可動
送りローラ63を先とは逆方向に回転させて搬送し、塗
布ヘッド8から基板5までの距離を変化させることなく
該基板5の表面5a及び裏面5bに塗布液6を均一に塗
布するようになっている。
【0058】本発明の第3実施例は、図12から図17
において、搬送機構70の構造が第2実施例の搬送機構
61と異なる例であり、基台71に固定された送りロー
ラ台72上に夫々溝73aが形成された複数の第1送り
ローラ73が軸受74によって回動自在に軸支された軸
75に固定されて一直線上に整列して配設されている。
において、搬送機構70の構造が第2実施例の搬送機構
61と異なる例であり、基台71に固定された送りロー
ラ台72上に夫々溝73aが形成された複数の第1送り
ローラ73が軸受74によって回動自在に軸支された軸
75に固定されて一直線上に整列して配設されている。
【0059】軸75の一端には夫々プーリ76が固定さ
れており、送りローラ台72に配設された正逆回転自在
の可逆モータ78のプーリ79との間にベルト80がア
イドラ81を介して巻き掛けられ、該可逆モータ78の
回転をベルト80、プーリ76、軸75を介して第1送
りローラ73に伝達して複数の該第1送りローラ73を
同一速度で回転させるように構成されている。
れており、送りローラ台72に配設された正逆回転自在
の可逆モータ78のプーリ79との間にベルト80がア
イドラ81を介して巻き掛けられ、該可逆モータ78の
回転をベルト80、プーリ76、軸75を介して第1送
りローラ73に伝達して複数の該第1送りローラ73を
同一速度で回転させるように構成されている。
【0060】第2送りローラ82は、第1送りローラ7
3と共同して基板5を搬送するためのものであって、第
1送りローラ73と平行に対向して一直線状に配列され
た直径60mmのローラであり、基台71に固定された
送りローラ台83上に複数の第2送りローラ82が軸受
84によって回動自在に軸支された軸85に固定されて
一直線上に整列して配設されている。
3と共同して基板5を搬送するためのものであって、第
1送りローラ73と平行に対向して一直線状に配列され
た直径60mmのローラであり、基台71に固定された
送りローラ台83上に複数の第2送りローラ82が軸受
84によって回動自在に軸支された軸85に固定されて
一直線上に整列して配設されている。
【0061】軸85の一端には夫々プーリ86が固定さ
れており、送りローラ台83に配設された正逆回転自在
の可逆モータ88のプーリ89との間にベルト90がア
イドラ91を介して巻き掛けられ、該可逆モータ88の
回転をベルト90、プーリ86、軸85を介して第2送
りローラ82に伝達して複数の該第2送りローラ82を
同一速度で回転させるように構成されている。
れており、送りローラ台83に配設された正逆回転自在
の可逆モータ88のプーリ89との間にベルト90がア
イドラ91を介して巻き掛けられ、該可逆モータ88の
回転をベルト90、プーリ86、軸85を介して第2送
りローラ82に伝達して複数の該第2送りローラ82を
同一速度で回転させるように構成されている。
【0062】第2送りローラ82は、回転板92と押え
リング板93とばね94とから構成されており、回転板
92は軸85にねじ95によって固定されて該軸85と
共に回転するようになっている。
リング板93とばね94とから構成されており、回転板
92は軸85にねじ95によって固定されて該軸85と
共に回転するようになっている。
【0063】押えリング板93は、軸85の上端に形成
された小径部85aに嵌合する玉軸受96に配設されて
軸85に対して揺動自在に構成され、常にはばね94に
よって回転板92に押圧されて回転板92と押えリング
板93との間で基板5を挟持するように構成されてい
る。
された小径部85aに嵌合する玉軸受96に配設されて
軸85に対して揺動自在に構成され、常にはばね94に
よって回転板92に押圧されて回転板92と押えリング
板93との間で基板5を挟持するように構成されてい
る。
【0064】そして第1送りローラ73の溝73aと第
2送りローラ82の回転板92と押えリング板93との
間で基板5の両側面部5c,5dを保持して搬送する
が、該基板5の幅が変動すると、例えば幅が広くなると
基板5は第2送りローラ82の回転板92と押えリング
板93との間に深く入り込み、押えリング板93がばね
94を圧縮しながら傾いて基板5の入り込みを許容して
該基板5の幅の変動を吸収するようになっている。
2送りローラ82の回転板92と押えリング板93との
間で基板5の両側面部5c,5dを保持して搬送する
が、該基板5の幅が変動すると、例えば幅が広くなると
基板5は第2送りローラ82の回転板92と押えリング
板93との間に深く入り込み、押えリング板93がばね
94を圧縮しながら傾いて基板5の入り込みを許容して
該基板5の幅の変動を吸収するようになっている。
【0065】本発明の第3実施例においては、上記した
構成の搬送機構70が塗布ヘッド(図示せず)の前後に
1台ずつ配設され、該搬送機構70で基板5の両側面部
5c,5dを保持して塗布ヘッドの下方を通過させて基
板5の表面5aに塗布液6を塗布し、第2実施例に示す
と同様の反転機構に受け渡して基板5の上下面を反転さ
せた後、搬送機構70に返送して搬送し、基板5の裏面
5bに塗布液6を塗布するようになっている。
構成の搬送機構70が塗布ヘッド(図示せず)の前後に
1台ずつ配設され、該搬送機構70で基板5の両側面部
5c,5dを保持して塗布ヘッドの下方を通過させて基
板5の表面5aに塗布液6を塗布し、第2実施例に示す
と同様の反転機構に受け渡して基板5の上下面を反転さ
せた後、搬送機構70に返送して搬送し、基板5の裏面
5bに塗布液6を塗布するようになっている。
【0066】本発明の第4実施例は、図18及び図19
において、搬送機構98の構造が第2実施例の搬送機構
61と異なる例であり、外周部に溝99aが形成された
無端ベルト99が互いに平行に配設されて構成されてい
る。
において、搬送機構98の構造が第2実施例の搬送機構
61と異なる例であり、外周部に溝99aが形成された
無端ベルト99が互いに平行に配設されて構成されてい
る。
【0067】詳述すると、左右に配設された基台100
には、夫々軸受101によって2本の軸102,103
が平行かつ回動自在に軸支され、該軸102,103の
上方にはねじ104によって固定されたスプロケット1
05が夫々設けられ、それらのスプロケット105の間
に無端ベルト99が互いに平行に巻き掛けられている。
には、夫々軸受101によって2本の軸102,103
が平行かつ回動自在に軸支され、該軸102,103の
上方にはねじ104によって固定されたスプロケット1
05が夫々設けられ、それらのスプロケット105の間
に無端ベルト99が互いに平行に巻き掛けられている。
【0068】軸102の下端には、駆動スプロケット1
06がねじ108によって固定され、該駆動スプロケッ
ト106には基台100に配設された正逆回転自在の可
逆モータ109の回転軸110に固定されているモータ
スプロケット111との間に歯付きベルト112が巻き
掛けられ、可逆モータ109の回転をモータスプロケッ
ト111、歯付きベルト112、駆動スプロケット10
6、軸102及びスプロケット105を介して無端ベル
ト99に伝達して該無端ベルト99を同一速度で同方向
に走行させ、無端ベルト99の外周部に形成された溝9
9a間に基板5を挟持して搬送するように構成されてい
る。
06がねじ108によって固定され、該駆動スプロケッ
ト106には基台100に配設された正逆回転自在の可
逆モータ109の回転軸110に固定されているモータ
スプロケット111との間に歯付きベルト112が巻き
掛けられ、可逆モータ109の回転をモータスプロケッ
ト111、歯付きベルト112、駆動スプロケット10
6、軸102及びスプロケット105を介して無端ベル
ト99に伝達して該無端ベルト99を同一速度で同方向
に走行させ、無端ベルト99の外周部に形成された溝9
9a間に基板5を挟持して搬送するように構成されてい
る。
【0069】そして上記した構成の搬送機構98が塗布
ヘッド(図示せず)の前後に1台ずつ搬送される基板5
を互いに受け渡すように配設され、平行して配設された
無端ベルト99の溝99aで基板5の両側面部5c,5
dを保持して塗布ヘッドの下方を通過させて基板5の表
面5aに塗布液6を塗布し、第2実施例に示すと同様の
反転機構に受け渡して基板5の上下面を反転させた後、
搬送機構98(無端ベルト99の溝99a)に返送して
再び塗布液がカーテン状に流下する塗布ヘッドの下方を
通過させて搬送し、基板5の裏面5bに塗布液6を塗布
するようになっている。
ヘッド(図示せず)の前後に1台ずつ搬送される基板5
を互いに受け渡すように配設され、平行して配設された
無端ベルト99の溝99aで基板5の両側面部5c,5
dを保持して塗布ヘッドの下方を通過させて基板5の表
面5aに塗布液6を塗布し、第2実施例に示すと同様の
反転機構に受け渡して基板5の上下面を反転させた後、
搬送機構98(無端ベルト99の溝99a)に返送して
再び塗布液がカーテン状に流下する塗布ヘッドの下方を
通過させて搬送し、基板5の裏面5bに塗布液6を塗布
するようになっている。
【0070】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。まず第1実施例につい
て説明すると、図1、図3及び図6から図8において、
まず塗布液6を塗布すべき基板5の幅に応じて搬送機構
3の可動台25をレール24に沿って移動させることに
より可動送りローラ18を移動させて固定送りローラ1
6と可動送りローラ18との間隔を調節する。
以下その作用について説明する。まず第1実施例につい
て説明すると、図1、図3及び図6から図8において、
まず塗布液6を塗布すべき基板5の幅に応じて搬送機構
3の可動台25をレール24に沿って移動させることに
より可動送りローラ18を移動させて固定送りローラ1
6と可動送りローラ18との間隔を調節する。
【0071】次に同様に反転機構4の可動台52をレー
ル51に沿って移動させることにより可動ローラ49を
移動させて固定ローラ48と可動ローラ49との間隔を
調節し、更に塗布ヘッド8のスリット状溝8aの幅を図
示しない調節機構によって基板5の幅に合わせて調節し
て準備作業を行う。
ル51に沿って移動させることにより可動ローラ49を
移動させて固定ローラ48と可動ローラ49との間隔を
調節し、更に塗布ヘッド8のスリット状溝8aの幅を図
示しない調節機構によって基板5の幅に合わせて調節し
て準備作業を行う。
【0072】そして基板5の右側面部5cを固定送りロ
ーラ16の溝16cに、左側面部5dを可動送りローラ
18の溝18cに係合させるようにして搬送機構3に挿
入すると、センサ58Aが基板5が搬送機構3に挿入さ
れたことを検出して検出信号を制御装置(図示せず)に
送信し、搬送機構3の可逆モータ(図示せず)を図7
(b)の線図122aに示す如く始動させ、基板5の搬
送を開始(図7(b)の線図120a)して基板5を固
定送りローラ16の溝16cと可動送りローラ18の溝
18cとによって挟持して矢印B方向に高速搬送する。
ーラ16の溝16cに、左側面部5dを可動送りローラ
18の溝18cに係合させるようにして搬送機構3に挿
入すると、センサ58Aが基板5が搬送機構3に挿入さ
れたことを検出して検出信号を制御装置(図示せず)に
送信し、搬送機構3の可逆モータ(図示せず)を図7
(b)の線図122aに示す如く始動させ、基板5の搬
送を開始(図7(b)の線図120a)して基板5を固
定送りローラ16の溝16cと可動送りローラ18の溝
18cとによって挟持して矢印B方向に高速搬送する。
【0073】ここで可動送りローラ18は、ねじりコイ
ルばね40の作用によって常に矢印A方向に付勢され支
軸27を中心として回動自在に配設された支持台36上
に設けられているので、挿入された基板5の幅に応じて
支持台36が回動して自動的に固定送りローラ16と可
動送りローラ18との間隔を最適幅となるように調節
し、確実に該基板5を固定送りローラ16の溝16cと
可動送りローラ18の溝18cとで保持する。
ルばね40の作用によって常に矢印A方向に付勢され支
軸27を中心として回動自在に配設された支持台36上
に設けられているので、挿入された基板5の幅に応じて
支持台36が回動して自動的に固定送りローラ16と可
動送りローラ18との間隔を最適幅となるように調節
し、確実に該基板5を固定送りローラ16の溝16cと
可動送りローラ18の溝18cとで保持する。
【0073】基板5が一直線上に配列された複数の該固
定送りローラ16及び可動送りローラ18に次々と受け
渡されて矢印B方向に搬送され、図6及び図7におい
て、該基板5の先端が搬送機構3の上方に配設されたセ
ンサ58Bの位置に達すると該センサ58Bが検出信号
を制御装置(図示せず)に送信して圧送ユニット9のポ
ンプ12を始動させて(図7(b)の線図121a)タ
ンク11に貯溜されている塗布液6をポンプ12で吸引
して塗布ヘッド8へ圧送し、該塗布液6をスリット状溝
8aからカーテン状に流下させる。
定送りローラ16及び可動送りローラ18に次々と受け
渡されて矢印B方向に搬送され、図6及び図7におい
て、該基板5の先端が搬送機構3の上方に配設されたセ
ンサ58Bの位置に達すると該センサ58Bが検出信号
を制御装置(図示せず)に送信して圧送ユニット9のポ
ンプ12を始動させて(図7(b)の線図121a)タ
ンク11に貯溜されている塗布液6をポンプ12で吸引
して塗布ヘッド8へ圧送し、該塗布液6をスリット状溝
8aからカーテン状に流下させる。
【0074】一方基板5は、固定送りローラ16と可動
送りローラ18とによって左右両側面部5c,5dが挟
持されて矢印B方向に搬送され続けるので、塗布液6が
カーテン状に流下する塗布ヘッド8の下方を通過して表
面5aに塗布液6が均一に塗布される。
送りローラ18とによって左右両側面部5c,5dが挟
持されて矢印B方向に搬送され続けるので、塗布液6が
カーテン状に流下する塗布ヘッド8の下方を通過して表
面5aに塗布液6が均一に塗布される。
【0075】そして基板5の後端部がセンサ58Cの位
置に達すると、検出信号が制御装置に送信されてポンプ
12の回転を停止させ(図7(b)の線図121b)て
塗布ヘッド8への塗布液6の圧送を停止させるので、ス
リット状溝8aからカーテン状に流下する塗布液6の流
れは停止して塗布液6の無駄な循環をさせることがな
い。
置に達すると、検出信号が制御装置に送信されてポンプ
12の回転を停止させ(図7(b)の線図121b)て
塗布ヘッド8への塗布液6の圧送を停止させるので、ス
リット状溝8aからカーテン状に流下する塗布液6の流
れは停止して塗布液6の無駄な循環をさせることがな
い。
【0076】また基板5が塗布ヘッド8の下部に達する
以前及び基板5が塗布ヘッド8の下部を通過後に流下し
た塗布液6及び基板5に塗布中に基板5の両脇から該基
板5に塗布されずに流下した塗布液6は、樋15によっ
て受けられてタンク11に還流して再び使用され、無駄
に消費されることはない。
以前及び基板5が塗布ヘッド8の下部を通過後に流下し
た塗布液6及び基板5に塗布中に基板5の両脇から該基
板5に塗布されずに流下した塗布液6は、樋15によっ
て受けられてタンク11に還流して再び使用され、無駄
に消費されることはない。
【0077】基板5が更に矢印C方向に搬送され、該基
板5の先端部がセンサ58Dの位置に達すると、検出信
号が制御装置に送信されて可逆モータの回転が停止し
(図7(b)の線図122b)、基板5の搬送が終了す
る(図7(b)の線図120b)と共に、流体圧シリン
ダ55のシリンダロッド55aを図7の実線で示す位置
から破線で示す位置まで矢印G方向に突出させて基板5
を押圧して反転機構4の固定ローラ48と可動ローラ4
9との間に挿入して受渡しを行う。
板5の先端部がセンサ58Dの位置に達すると、検出信
号が制御装置に送信されて可逆モータの回転が停止し
(図7(b)の線図122b)、基板5の搬送が終了す
る(図7(b)の線図120b)と共に、流体圧シリン
ダ55のシリンダロッド55aを図7の実線で示す位置
から破線で示す位置まで矢印G方向に突出させて基板5
を押圧して反転機構4の固定ローラ48と可動ローラ4
9との間に挿入して受渡しを行う。
【0078】図2及び図4において、基板5が固定送り
ローラ16及び可動送りローラ18から完全に反転機構
4の固定ローラ48及び可動ローラ49に受け渡される
と、モータ44が回転を開始し、該回転はプーリ45、
歯付きベルト46、プーリ43を介して回転台42に伝
達され、該回転台42を支軸41を中心として矢印D方
向に180°回転させて固定ローラ48及び可動ローラ
49に支持されている基板5の表面5aと裏面5bとを
反転させる。
ローラ16及び可動送りローラ18から完全に反転機構
4の固定ローラ48及び可動ローラ49に受け渡される
と、モータ44が回転を開始し、該回転はプーリ45、
歯付きベルト46、プーリ43を介して回転台42に伝
達され、該回転台42を支軸41を中心として矢印D方
向に180°回転させて固定ローラ48及び可動ローラ
49に支持されている基板5の表面5aと裏面5bとを
反転させる。
【0079】ここで、固定ローラ48及び可動ローラ4
9の溝48a,49aと支軸41との高さ方向の偏心距
離e(図4)は、固定送りローラ16及び可動送りロー
ラ18の上下の溝16a,16c及び18a,18cの
距離の1/2(e=10mm)に設定されているので、
表面5aと裏面5bとが反転した後の基板5の高さ方向
位置は、図4の実線で示す位置から破線で示す位置に移
動して固定送りローラ16及び可動送りローラ18の上
方の溝16a及び18aの高さと一致している。
9の溝48a,49aと支軸41との高さ方向の偏心距
離e(図4)は、固定送りローラ16及び可動送りロー
ラ18の上下の溝16a,16c及び18a,18cの
距離の1/2(e=10mm)に設定されているので、
表面5aと裏面5bとが反転した後の基板5の高さ方向
位置は、図4の実線で示す位置から破線で示す位置に移
動して固定送りローラ16及び可動送りローラ18の上
方の溝16a及び18aの高さと一致している。
【0080】図8において、反転機構4で基板5の表面
5aと裏面5bとが反転すると、流体圧シリンダ56が
作動してシリンダロッド56aを図8の実線で示す位置
から破線で示す位置まで矢印H方向に突出させて基板5
を押圧し、該基板5を固定送りローラ16及び可動送り
ローラ18の上方の溝16a及び18a間に受け渡して
搬送機構3に返送する。
5aと裏面5bとが反転すると、流体圧シリンダ56が
作動してシリンダロッド56aを図8の実線で示す位置
から破線で示す位置まで矢印H方向に突出させて基板5
を押圧し、該基板5を固定送りローラ16及び可動送り
ローラ18の上方の溝16a及び18a間に受け渡して
搬送機構3に返送する。
【0081】シリンダロッド56aにより押圧されて基
板5の先端部がセンサ58Dによって検出されると、該
検出信号が制御装置(図示せず)に送信されて搬送機構
3の可逆モータが、図8(b)の線図125aに示す如
く、上記とは逆の方向に回転を始め、基板5の両側面部
5c,5dを固定送りローラ16の溝16aと可動送り
ローラ18の溝18aとによって挟持して上記とは逆方
向(矢印E方向)に搬送を開始(図8(b)の線図12
3a)する。
板5の先端部がセンサ58Dによって検出されると、該
検出信号が制御装置(図示せず)に送信されて搬送機構
3の可逆モータが、図8(b)の線図125aに示す如
く、上記とは逆の方向に回転を始め、基板5の両側面部
5c,5dを固定送りローラ16の溝16aと可動送り
ローラ18の溝18aとによって挟持して上記とは逆方
向(矢印E方向)に搬送を開始(図8(b)の線図12
3a)する。
【0082】基板5の先端がセンサ58Cの位置に達す
ると、該センサ58Cが検出信号を制御装置(図示せ
ず)に送信して圧送ユニット9のポンプ12を再び始動
させて(図8(b)の線図124a)タンク11に貯溜
されている塗布液6をポンプ12で吸引して塗布ヘッド
8へ圧送し、該塗布液6をスリット状溝8aからカーテ
ン状に流下させる。
ると、該センサ58Cが検出信号を制御装置(図示せ
ず)に送信して圧送ユニット9のポンプ12を再び始動
させて(図8(b)の線図124a)タンク11に貯溜
されている塗布液6をポンプ12で吸引して塗布ヘッド
8へ圧送し、該塗布液6をスリット状溝8aからカーテ
ン状に流下させる。
【0083】一方基板5は、固定送りローラ16の溝1
6a及び可動送りローラ18の溝18aとによって左右
両側面部5c,5dが挟持されて矢印E方向に搬送され
続けるので、塗布液6がカーテン状に流下する塗布ヘッ
ド8の下方を通過して裏面5bに塗布液6が均一に塗布
される。
6a及び可動送りローラ18の溝18aとによって左右
両側面部5c,5dが挟持されて矢印E方向に搬送され
続けるので、塗布液6がカーテン状に流下する塗布ヘッ
ド8の下方を通過して裏面5bに塗布液6が均一に塗布
される。
【0084】そして基板5の後端部がセンサ58Bの位
置に達すると、検出信号が制御装置に送信されてポンプ
12の回転を停止させ(図8(b)の線図124b)て
塗布ヘッド8への塗布液6の圧送を停止させスリット状
溝8aからカーテン状に流下する塗布液6の流れが停止
する。
置に達すると、検出信号が制御装置に送信されてポンプ
12の回転を停止させ(図8(b)の線図124b)て
塗布ヘッド8への塗布液6の圧送を停止させスリット状
溝8aからカーテン状に流下する塗布液6の流れが停止
する。
【0085】基板5が更に矢印F方向に搬送されて該基
板5の先端部がセンサ58Aの位置に達すると、検出信
号が制御装置に送信されて可逆モータの回転が停止し
(図8(b)の線図125b)、基板5の搬送が終了す
る(図8(b)の線図123b)する。
板5の先端部がセンサ58Aの位置に達すると、検出信
号が制御装置に送信されて可逆モータの回転が停止し
(図8(b)の線図125b)、基板5の搬送が終了す
る(図8(b)の線図123b)する。
【0086】そして表面5a及び裏面5bに塗布液6が
均一に塗布された基板5は、手動又は自動取出し装置
(図示せず)によって取り出されて乾燥装置(図示せ
ず)へ送られ、塗布された塗布液6が乾燥されて基板5
の塗布工程処理が完了する。
均一に塗布された基板5は、手動又は自動取出し装置
(図示せず)によって取り出されて乾燥装置(図示せ
ず)へ送られ、塗布された塗布液6が乾燥されて基板5
の塗布工程処理が完了する。
【0087】次に本発明の第2実施例について、図9か
ら図11により説明すると、第1実施例で詳述したと全
く同じ準備作業を行った後、基板5の左右両側面部5
c,5dを搬送機構61の固定送りローラ62及び可動
送りローラ63の溝62a,63aに挟持させ、塗布液
6がカーテン状に流下する塗布ヘッド(図示せず)の下
方を通過させて搬送して表面5aに塗布液6を塗布す
る。
ら図11により説明すると、第1実施例で詳述したと全
く同じ準備作業を行った後、基板5の左右両側面部5
c,5dを搬送機構61の固定送りローラ62及び可動
送りローラ63の溝62a,63aに挟持させ、塗布液
6がカーテン状に流下する塗布ヘッド(図示せず)の下
方を通過させて搬送して表面5aに塗布液6を塗布す
る。
【0088】表面5aに塗布液6が塗布された基板5
は、第1実施例で詳述した如く流体圧シリンダ(図示せ
ず)のシリンダロッド(図示せず)を突出させて基板5
を押圧し、反転機構60の固定ローラ68及び可動ロー
ラ69の溝68a,69aに受け渡す。
は、第1実施例で詳述した如く流体圧シリンダ(図示せ
ず)のシリンダロッド(図示せず)を突出させて基板5
を押圧し、反転機構60の固定ローラ68及び可動ロー
ラ69の溝68a,69aに受け渡す。
【0089】次いで、回転台67を支軸66を中心とし
て図9に実線で示す位置から破線で示す位置に180°
回転させて表面5aに塗布液6が塗布された基板5の表
面5aと裏面5bとを反転させるが、固定ローラ68及
び可動ローラ69の溝68a,69aと支軸66の中心
の高さが一致するように設定されているので、反転後の
基板5の高さは変化することなく、固定送りローラ62
及び可動送りローラ63の溝62a,63aの高さ位置
と一致している。
て図9に実線で示す位置から破線で示す位置に180°
回転させて表面5aに塗布液6が塗布された基板5の表
面5aと裏面5bとを反転させるが、固定ローラ68及
び可動ローラ69の溝68a,69aと支軸66の中心
の高さが一致するように設定されているので、反転後の
基板5の高さは変化することなく、固定送りローラ62
及び可動送りローラ63の溝62a,63aの高さ位置
と一致している。
【0090】そして流体圧シリンダ(図示せず)のシリ
ンダロッド(図示せず)を突出させて基板5を反転機構
60から搬送機構61へ返送して固定送りローラ62及
び可動送りローラ63の溝62a,63aに基板5を保
持させ、固定送りローラ62及び可動送りローラ63を
先とは逆の方向に回転させて搬送し、再び塗布ヘッドの
下方を通過させて基板5の裏面5bに塗布液6を均一に
塗布する。
ンダロッド(図示せず)を突出させて基板5を反転機構
60から搬送機構61へ返送して固定送りローラ62及
び可動送りローラ63の溝62a,63aに基板5を保
持させ、固定送りローラ62及び可動送りローラ63を
先とは逆の方向に回転させて搬送し、再び塗布ヘッドの
下方を通過させて基板5の裏面5bに塗布液6を均一に
塗布する。
【0091】本発明の第3実施例は、図14から図17
において、基板5の左右両側面部5c,5dを搬送機構
70の第1送りローラ73の溝73a及び第2送りロー
ラ82の回転板92と押えリング板93との間で保持
し、可逆モータ78及び可逆モータ88を互いに反対方
向に回転させて基板5を搬送する。
において、基板5の左右両側面部5c,5dを搬送機構
70の第1送りローラ73の溝73a及び第2送りロー
ラ82の回転板92と押えリング板93との間で保持
し、可逆モータ78及び可逆モータ88を互いに反対方
向に回転させて基板5を搬送する。
【0092】即ち可逆モータ78の回転は、ベルト8
0、プーリ76、軸75を介して複数の第1送りローラ
73に伝達され、該第1送りローラ73を例えば時計方
向に同一速度で回転させる。
0、プーリ76、軸75を介して複数の第1送りローラ
73に伝達され、該第1送りローラ73を例えば時計方
向に同一速度で回転させる。
【0093】可逆モータ88の回転は、ベルト90、プ
ーリ86、軸85を介して第2送りローラ82に伝達さ
れて複数の該第2送りローラ82を第1送りローラ73
と同一速度で反時計方向に回転させて第1送りローラ7
3と第2送りローラ82とで挟持している基板5を塗布
液6がカーテン状に流下する塗布ヘッド(図示せず)の
下方を通過させて搬送して表面5aに塗布液6を塗布す
る。
ーリ86、軸85を介して第2送りローラ82に伝達さ
れて複数の該第2送りローラ82を第1送りローラ73
と同一速度で反時計方向に回転させて第1送りローラ7
3と第2送りローラ82とで挟持している基板5を塗布
液6がカーテン状に流下する塗布ヘッド(図示せず)の
下方を通過させて搬送して表面5aに塗布液6を塗布す
る。
【0094】基板5の幅が第1送りローラ73と第2送
りローラ82の設定間隔と一致している場合には、図1
4及び図16に示す如く、第2送りローラ82の押えリ
ング板93はほぼ平行の状態で回転板92との間で基板
5を挟持して搬送し、基板5の幅が広くなると、図17
に示す如く、押えリング板93がばね94を圧縮しなが
ら玉軸受96を中心として傾くことにより、基板5は第
2送りローラ82の回転板92と押えリング板93との
間に深く入り込み、基板5の幅の変動を自動的に吸収す
る。
りローラ82の設定間隔と一致している場合には、図1
4及び図16に示す如く、第2送りローラ82の押えリ
ング板93はほぼ平行の状態で回転板92との間で基板
5を挟持して搬送し、基板5の幅が広くなると、図17
に示す如く、押えリング板93がばね94を圧縮しなが
ら玉軸受96を中心として傾くことにより、基板5は第
2送りローラ82の回転板92と押えリング板93との
間に深く入り込み、基板5の幅の変動を自動的に吸収す
る。
【0095】また基板5の厚みが変動した場合にも、同
様に押えリング板93がばね94を圧縮しながら玉軸受
96を中心として傾くことにより、回転板92と押えリ
ング板93との隙間を変化させて該基板5の厚みの変動
を自動的に吸収する。
様に押えリング板93がばね94を圧縮しながら玉軸受
96を中心として傾くことにより、回転板92と押えリ
ング板93との隙間を変化させて該基板5の厚みの変動
を自動的に吸収する。
【0096】表面5aに塗布液6が塗布された基板5
は、第1実施例で詳述した如く流体圧シリンダ(図示せ
ず)のシリンダロッド(図示せず)を突出させて基板5
を押圧して反転機構(図示せず)の固定ローラ及び可動
ローラの溝に受け渡す。
は、第1実施例で詳述した如く流体圧シリンダ(図示せ
ず)のシリンダロッド(図示せず)を突出させて基板5
を押圧して反転機構(図示せず)の固定ローラ及び可動
ローラの溝に受け渡す。
【0097】次いで、反転機構を作動させて180°回
転させ、表面5aに塗布液6が塗布された基板5の表面
5aと裏面5bとを反転させ、流体圧シリンダ(図示せ
ず)のシリンダロッド(図示せず)を突出させて基板5
を押圧して第1送りローラ73の溝73a及び第2送り
ローラ82の回転板92と押えリング板93との間で保
持させて搬送機構70へ返送する。
転させ、表面5aに塗布液6が塗布された基板5の表面
5aと裏面5bとを反転させ、流体圧シリンダ(図示せ
ず)のシリンダロッド(図示せず)を突出させて基板5
を押圧して第1送りローラ73の溝73a及び第2送り
ローラ82の回転板92と押えリング板93との間で保
持させて搬送機構70へ返送する。
【0098】そして可逆モータ78及び可逆モータ88
を上記とは、逆の方向に回転させることにより、第1送
りローラ73と第2送りローラ82とを上記と逆の方向
に回転させて基板5を搬送し、再び塗布ヘッドの下方を
通過させて基板5の裏面5bに塗布液6を塗布する。
を上記とは、逆の方向に回転させることにより、第1送
りローラ73と第2送りローラ82とを上記と逆の方向
に回転させて基板5を搬送し、再び塗布ヘッドの下方を
通過させて基板5の裏面5bに塗布液6を塗布する。
【0099】本発明の第4実施例は、図18及び図19
において、基板5の左右両側面部5c,5dを平行に配
設された2本の無端ベルト99の外周部に形成された溝
99a間に挟持して可逆モータ109を回転させること
により、該可逆モータ109の回転をモータスプロケッ
ト111、歯付きベルト112、駆動スプロケット10
6、軸102及びスプロケット105を介して無端ベル
ト99に伝達し、該一対の無端ベルト99を同一速度で
同方向に走行させて基板5を塗布液6がカーテン状に流
下する塗布ヘッド(図示せず)の下方を通過させて搬送
して表面5aに塗布液6を塗布する。
において、基板5の左右両側面部5c,5dを平行に配
設された2本の無端ベルト99の外周部に形成された溝
99a間に挟持して可逆モータ109を回転させること
により、該可逆モータ109の回転をモータスプロケッ
ト111、歯付きベルト112、駆動スプロケット10
6、軸102及びスプロケット105を介して無端ベル
ト99に伝達し、該一対の無端ベルト99を同一速度で
同方向に走行させて基板5を塗布液6がカーテン状に流
下する塗布ヘッド(図示せず)の下方を通過させて搬送
して表面5aに塗布液6を塗布する。
【0100】表面5aに塗布液6が塗布された基板5
は、第1実施例で詳述した如く流体圧シリンダ(図示せ
ず)のシリンダロッド(図示せず)を突出させて基板5
を押圧して反転機構(図示せず)に受け渡した後、該反
転機構を作動させて基板5を180°回転させ、表面5
aに塗布液6が塗布された基板5の表面5aと裏面5b
とを反転させ、流体圧シリンダ(図示せず)のシリンダ
ロッド(図示せず)を突出させて基板5を2本の無端ベ
ルト99の外周部に形成された溝99a間に受け渡して
搬送機構98へ返送し、可逆モータ109を先とは逆の
方向に回転させることにより、無端ベルト99を上記と
は逆の方向に走行させて基板5を搬送し、再び塗布ヘッ
ドの下方を通過させて基板5の裏面5bに塗布液6を塗
布する。
は、第1実施例で詳述した如く流体圧シリンダ(図示せ
ず)のシリンダロッド(図示せず)を突出させて基板5
を押圧して反転機構(図示せず)に受け渡した後、該反
転機構を作動させて基板5を180°回転させ、表面5
aに塗布液6が塗布された基板5の表面5aと裏面5b
とを反転させ、流体圧シリンダ(図示せず)のシリンダ
ロッド(図示せず)を突出させて基板5を2本の無端ベ
ルト99の外周部に形成された溝99a間に受け渡して
搬送機構98へ返送し、可逆モータ109を先とは逆の
方向に回転させることにより、無端ベルト99を上記と
は逆の方向に走行させて基板5を搬送し、再び塗布ヘッ
ドの下方を通過させて基板5の裏面5bに塗布液6を塗
布する。
【0101】なお、上記図示の実施例のほかに、搬送機
構3としては、ボールねじ(図示せず)に螺合するナッ
ト(図示せず)に被塗装物を載置する台を固定し、ボー
ルねじを高速回転させることにより被塗装物を高速で搬
送するようにした機構(図示せず)を採用することも可
能である。ただしこの場合には、ボールねじは塗布液6
が滴下しない位置、例えば装置の左右の側面に沿って配
置し、同期回転するように2本設けることが望ましい。
構3としては、ボールねじ(図示せず)に螺合するナッ
ト(図示せず)に被塗装物を載置する台を固定し、ボー
ルねじを高速回転させることにより被塗装物を高速で搬
送するようにした機構(図示せず)を採用することも可
能である。ただしこの場合には、ボールねじは塗布液6
が滴下しない位置、例えば装置の左右の側面に沿って配
置し、同期回転するように2本設けることが望ましい。
【0102】
【発明の効果】本発明は、上記のように被塗装物の進行
方向左右両側面部を保持して搬送し、カーテン状に流下
する塗布液中を通過させて被塗装物の表面に塗布液を塗
布するようにしたので、被塗装物の重要面である表面及
び裏面のいずれもが搬送機構に触れることなく搬送でき
る効果があり、またこの結果搬送機構が塗布液で汚染さ
れるのを防止できると共に、ベルト等の搬送機構に付着
した汚れが被塗装物に付着するのを防止でき、製品不良
の発生を皆無とすることができる効果がある。
方向左右両側面部を保持して搬送し、カーテン状に流下
する塗布液中を通過させて被塗装物の表面に塗布液を塗
布するようにしたので、被塗装物の重要面である表面及
び裏面のいずれもが搬送機構に触れることなく搬送でき
る効果があり、またこの結果搬送機構が塗布液で汚染さ
れるのを防止できると共に、ベルト等の搬送機構に付着
した汚れが被塗装物に付着するのを防止でき、製品不良
の発生を皆無とすることができる効果がある。
【0103】また塗布装置の側方に被塗装物の上下面を
反転させる反転機構を配設したので、表面に塗布液が塗
布された被塗装物を上下面を反転させた後、再び塗布装
置に返送して被塗装物の裏面に塗布液を自動的に塗布で
きる効果があり、またこの結果被塗装物の表裏両面に1
台のカーテン塗布装置によって効率よく塗布処理できる
という効果がある。
反転させる反転機構を配設したので、表面に塗布液が塗
布された被塗装物を上下面を反転させた後、再び塗布装
置に返送して被塗装物の裏面に塗布液を自動的に塗布で
きる効果があり、またこの結果被塗装物の表裏両面に1
台のカーテン塗布装置によって効率よく塗布処理できる
という効果がある。
【0104】更には、上記構成により塗布処理装置の設
置長さを従来の半分以下の長さに短縮して配置できる効
果があり、またこの結果工場敷地のスペースを大幅に節
約できるという効果がある。
置長さを従来の半分以下の長さに短縮して配置できる効
果があり、またこの結果工場敷地のスペースを大幅に節
約できるという効果がある。
【0105】また一直線状に配列された複数の固定送り
ローラと、該固定送りローラに対向して一直線状に配列
され支持台が回動することにより該固定送りローラとの
相対距離が調節自在とされた複数の可動送りローラとで
基板の両側面部を保持して搬送するようにしたので、被
塗装物の幅が変動しても該変動に対応して可動送りロー
ラが揺動して自動的に幅を調節し、被塗装物をしっかり
と保持して高速搬送できるという効果がある。
ローラと、該固定送りローラに対向して一直線状に配列
され支持台が回動することにより該固定送りローラとの
相対距離が調節自在とされた複数の可動送りローラとで
基板の両側面部を保持して搬送するようにしたので、被
塗装物の幅が変動しても該変動に対応して可動送りロー
ラが揺動して自動的に幅を調節し、被塗装物をしっかり
と保持して高速搬送できるという効果がある。
【0106】更には、被塗装物の上下面を反転させる反
転機構の回動中心を被塗装物の厚さ方向の中心に設定し
たので、被塗装物を反転させても被塗装物の高さが変化
することなく反転できる効果があり、またこの結果表面
に塗布液が塗布された被塗装物を反転させた後、受け渡
されたときと同じ高さで再び搬送機構に返送でき、被塗
装物を往復搬送するにもかかわらず、搬送機構の構造を
極めて簡易化できるという効果がある。
転機構の回動中心を被塗装物の厚さ方向の中心に設定し
たので、被塗装物を反転させても被塗装物の高さが変化
することなく反転できる効果があり、またこの結果表面
に塗布液が塗布された被塗装物を反転させた後、受け渡
されたときと同じ高さで再び搬送機構に返送でき、被塗
装物を往復搬送するにもかかわらず、搬送機構の構造を
極めて簡易化できるという効果がある。
【0107】また外周部に溝が形成され一直線状に配列
された複数の第1送りローラと、該第1送りローラに対
向して一直線状に配列され押えリングがばねによって回
転板に揺動自在に押圧されて構成された複数の第2送り
ローラとで被塗装物の両側面部を保持して塗布ユニット
の下方を通過させて搬送するようにしたので、該被塗装
物の幅及び厚みが変動しても、該変動を押えリングが揺
動して吸収でき、またこの結果被塗装物の寸法のばらつ
きに無関係に該被塗装物を確実に保持して高速搬送でき
るという効果がある。
された複数の第1送りローラと、該第1送りローラに対
向して一直線状に配列され押えリングがばねによって回
転板に揺動自在に押圧されて構成された複数の第2送り
ローラとで被塗装物の両側面部を保持して塗布ユニット
の下方を通過させて搬送するようにしたので、該被塗装
物の幅及び厚みが変動しても、該変動を押えリングが揺
動して吸収でき、またこの結果被塗装物の寸法のばらつ
きに無関係に該被塗装物を確実に保持して高速搬送でき
るという効果がある。
【0108】更には、外周部に溝が形成され一直線状に
配列された複数の第1送りローラと、該第1送りローラ
に対向して一直線状に配列され押えリングがばねによっ
て回転板に揺動自在に押圧されて構成された複数の第2
送りローラとで被塗装物の両側面部を保持して塗布ユニ
ットの下方を通過させて被塗装物の表面に塗布液を塗布
しながら搬送して反転機構に受け渡し、該反転機構で被
塗装物の上下面を反転させた後、搬送機構に返送して再
び塗布ユニットの下方を通過させて搬送するようにした
ので、被塗装物の幅の変動にかかわらず、自動的に該変
動を吸収して被塗装物を搬送でき、1台のカーテン塗布
装置で被塗装物の表裏両面に塗布液を自動的に塗布でき
るという効果がある。
配列された複数の第1送りローラと、該第1送りローラ
に対向して一直線状に配列され押えリングがばねによっ
て回転板に揺動自在に押圧されて構成された複数の第2
送りローラとで被塗装物の両側面部を保持して塗布ユニ
ットの下方を通過させて被塗装物の表面に塗布液を塗布
しながら搬送して反転機構に受け渡し、該反転機構で被
塗装物の上下面を反転させた後、搬送機構に返送して再
び塗布ユニットの下方を通過させて搬送するようにした
ので、被塗装物の幅の変動にかかわらず、自動的に該変
動を吸収して被塗装物を搬送でき、1台のカーテン塗布
装置で被塗装物の表裏両面に塗布液を自動的に塗布でき
るという効果がある。
【0109】また外周部に基板を挟持する溝が形成され
た一対の無端ベルトを互いに平行に配設して同一方向に
同一速度で走行させるようにしたので、2本のベルトの
溝で被塗装物の両側面部を挟持して搬送でき、またこの
結果搬送機構を簡単にし得、装置のコストを低減させる
ことができる効果がある。
た一対の無端ベルトを互いに平行に配設して同一方向に
同一速度で走行させるようにしたので、2本のベルトの
溝で被塗装物の両側面部を挟持して搬送でき、またこの
結果搬送機構を簡単にし得、装置のコストを低減させる
ことができる効果がある。
【0110】更には、外周部に被塗装物を挟持する溝が
形成された一対の無端ベルトを互いに平行に配設し、該
溝で被塗装物の両側面部を挟持して塗布ユニットの下方
を通過させて搬送し、被塗装物の表面に塗布液を塗布し
た後、該被塗装物を反転機構に受け渡して被塗装物の上
下面を反転させた後、一対の無端ベルトの溝に再び返送
して挟持させ、塗布ユニットの下方を通過させて被塗装
物の裏面に塗布しながら搬送するようにしたので、簡単
な機構により被塗装物を往復搬送でき、更に1台のカー
テン塗布装置によって被塗装物の表裏両面に効率よく塗
布液を自動的に塗布できるという効果がある。
形成された一対の無端ベルトを互いに平行に配設し、該
溝で被塗装物の両側面部を挟持して塗布ユニットの下方
を通過させて搬送し、被塗装物の表面に塗布液を塗布し
た後、該被塗装物を反転機構に受け渡して被塗装物の上
下面を反転させた後、一対の無端ベルトの溝に再び返送
して挟持させ、塗布ユニットの下方を通過させて被塗装
物の裏面に塗布しながら搬送するようにしたので、簡単
な機構により被塗装物を往復搬送でき、更に1台のカー
テン塗布装置によって被塗装物の表裏両面に効率よく塗
布液を自動的に塗布できるという効果がある。
【図1】図1から図8は本発明の第1実施例に係り、図
1はカーテン塗布装置の全体斜視図である。
1はカーテン塗布装置の全体斜視図である。
【図2】反転機構の斜視図である。
【図3】搬送機構の側面図である。
【図4】反転機構の側面図である。
【図5】搬送機構の可動送りローラの斜視図である。
【図6】基板が反転して基板の表裏両面に塗布液が塗布
される状態を示す概略図である。
される状態を示す概略図である。
【図7】基板の表面に塗布液が塗布される処理工程を示
す概略図及びタイミング線図である。
す概略図及びタイミング線図である。
【図8】基板の裏面に塗布液が塗布される処理工程を示
す概略図及びタイミング線図である。
す概略図及びタイミング線図である。
【図9】図9から図11は本発明の第2実施例に係り、
図9は反転機構の側面図である。
図9は反転機構の側面図である。
【図10】反転前の状態を示す反転機構の要部正面図で
ある。
ある。
【図11】反転後の状態を示す反転機構の要部正面図で
ある。
ある。
【図12】図12から図17は本発明の第3実施例に係
り、図12は搬送機構の要部平面図である。
り、図12は搬送機構の要部平面図である。
【図13】搬送機構の要部正面図である。
【図14】搬送機構の縦断面図である。
【図15】搬送機構の要部拡大縦断面図である。
【図16】正規幅の基板が第2送りローラの押えリング
と回転板とで挟持された状態を示す部分正面図である。
と回転板とで挟持された状態を示す部分正面図である。
【図17】幅の広い基板が第2送りローラの押えリング
と回転板とで挟持された状態を示す部分正面図である。
と回転板とで挟持された状態を示す部分正面図である。
【図18】図18から図19は本発明の第4実施例に係
り、図18は無端ベルトで構成された搬送機構の斜視図
である。
り、図18は無端ベルトで構成された搬送機構の斜視図
である。
【図19】無端ベルトで構成された搬送機構の部分縦断
面図である。
面図である。
1 カーテン塗布装置 2 塗布ユニット 3 搬送機構 4 反転機構 5 被塗装物の一例たる基板 5a 表面 5b 裏面 5c 右側面部 5d 左側面部 6 塗布液 8a スリット 16 固定送りローラ 18 可動送りローラ 27 支軸 36 支持台 60 反転機構 61 搬送機構 70 搬送機構 73 第1送りローラ 73a 溝 82 第2送りローラ 92 回転板 93 押えリング 94 ばね 98 搬送機構 99 無端ベルト 99a 溝
Claims (8)
- 【請求項1】 貯溜された塗布液を圧送してスリットか
らカーテン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液
を塗布する被塗装物の進行方向左右両側面部を保持して
前記スリットの下方を通過させて搬送し前記被塗装物の
進行方向に対して前記塗布ユニットの前後に配設された
搬送機構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左
右両側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて
前記カーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の
表面に塗布するように構成したことを特徴とするカーテ
ン塗布装置。 - 【請求項2】 貯溜された塗布液を圧送してスリットか
らカーテン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液
を塗布する被塗装物の進行方向に対して該塗布ユニット
の前後に配設され前記被塗装物の進行方向左右両側面部
を保持して前記スリットの下方を通過させて往復搬送す
る搬送機構と、該搬送機構により搬送された前記被塗装
物を受け渡されて該被塗装物の上下面を反転させた後再
び前記搬送機構に返送する反転機構とを備え、該搬送機
構により前記被塗装物の左右両側面部を保持して前記ス
リットの下方を通過させて前記カーテン状に流下する前
記塗布液を前記被塗装物の表面に塗布した後、該被塗装
物を前記反転機構で反転させて前記搬送機構に返送して
再び前記スリットの下方を通過させて前記塗布液を前記
被塗装物の裏面に塗布するように構成したことを特徴と
するカーテン塗布装置。 - 【請求項3】 貯溜された塗布液を圧送してスリットか
らカーテン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液
を塗布する被塗装物の進行方向に対して該塗布ユニット
の前後に配設され一方の側方に回動自在に一直線状に配
列された複数の固定送りローラと該固定送りローラに対
向して他の側方に一直線状に配列され支軸を中心として
回動して前記固定送りローラとの相対距離を調節自在に
構成した支持台に回動自在に設けられ前記固定送りロー
ラの回転と反対方向に回転する複数の可動送りローラと
からなり前記固定送りローラと該可動送りローラとで前
記被塗装物の進行方向左右両側面部を保持して前記スリ
ットの下方を通過させて往復搬送する搬送機構と、該搬
送機構により搬送された前記被塗装物を受け渡されて該
被塗装物の上下面を反転させた後再び前記搬送機構に返
送する反転機構とを備え、該搬送機構により前記被塗装
物の左右両側面部を保持して前記スリットの下方を通過
させて前記カーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗
装物の表面に塗布した後、該被塗装物を前記反転機構で
反転させて前記搬送機構に返送して再び前記スリットの
下方を通過させて前記塗布液を前記被塗装物の裏面に塗
布するように構成したことを特徴とするカーテン塗布装
置。 - 【請求項4】 貯溜された塗布液を圧送してスリットか
らカーテン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液
を塗布する被塗装物の進行方向に対して該塗布ユニット
の前後に配設され前記被塗装物の進行方向左右両側面部
を保持して前記スリットの下方を通過させて往復搬送す
る搬送機構と、該搬送機構から受け渡された前記被塗装
物の厚さ方向の中心を回動中心として回転させて該被塗
装物の上下面を反転させ該被塗装物の高さを変えること
なく前記搬送機構に返送する反転機構とを備え、該搬送
機構により前記被塗装物の左右両側面部を保持して前記
スリットの下方を通過させて前記カーテン状に流下する
前記塗布液を前記被塗装物の表面に塗布した後、該被塗
装物を前記反転機構で反転させて該被塗装物の高さを変
えることなく前記搬送機構に返送して再び前記スリット
の下方を通過させて前記塗布液を前記被塗装物の裏面に
塗布するように構成したことを特徴とするカーテン塗布
装置。 - 【請求項5】 貯溜された塗布液を圧送してスリットか
らカーテン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液
を塗布する被塗装物の進行方向に対して該塗布ユニット
の前後に配設され一方の側方に回動自在に一直線状に配
列され前記被塗装物を挟持する溝が外周部に形成された
複数の第1送りローラと該第1送りローラに対向して他
の側方に一直線状に配列さればねによって押えリングが
回転板に揺動自在に押圧されかつ該回転板と該押えリン
グとの間に前記被塗装物を挟持する隙間が形成された複
数の第2送りローラとからなり前記第1送りローラと該
第2送りローラとで前記被塗装物の進行方向左右両側面
部を保持して前記スリットの下方を通過させて搬送する
搬送機構とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左
右両側面部を保持して前記スリットの下方を通過させて
前記カーテン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の
表面に塗布するように構成したことを特徴とするカーテ
ン塗布装置。 - 【請求項6】 貯溜された塗布液を圧送してスリットか
らカーテン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液
を塗布する被塗装物の進行方向に対して該塗布ユニット
の前後に配設され一方の側方に回動自在に一直線状に配
列され前記被塗装物を挟持する溝が外周部に形成された
複数の第1送りローラと該第1送りローラに対向して他
の側方に一直線状に配列さればねによって押えリングが
回転板に揺動自在に押圧されかつ該回転板と該押えリン
グとの間に前記被塗装物を挟持する隙間が形成された複
数の第2送りローラとからなり前記第1送りローラと該
第2送りローラとで前記被塗装物の進行方向左右両側面
部を保持して前記スリットの下方を通過させて往復搬送
する搬送機構と、該搬送機構により搬送された前記被塗
装物を受け渡されて該被塗装物の上下面を反転させた後
再び前記搬送機構に返送する反転機構とを備え、該搬送
機構により前記被塗装物の左右両側面部を保持して前記
スリットの下方を通過させて前記カーテン状に流下する
前記塗布液を前記被塗装物の表面に塗布した後、該被塗
装物を前記反転機構で反転させて前記搬送機構に返送し
て再び前記スリットの下方を通過させて前記塗布液を前
記被塗装物の裏面に塗布するように構成したことを特徴
とするカーテン塗布装置。 - 【請求項7】 貯溜された塗布液を圧送してスリットか
らカーテン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液
を塗布する被塗装物の進行方向に対して該塗布ユニット
の前後に配設され外周部に前記被塗装物を挟持する溝が
形成され互いに平行に配設されて同一方向に同一速度で
走行する無端ベルトからなり前記溝で前記被塗装物の進
行方向左右両側面部を保持して前記スリットの下方を通
過させて搬送する搬送機構とを備え、該搬送機構により
前記被塗装物の左右両側面部を保持して前記スリットの
下方を通過させて前記カーテン状に流下する前記塗布液
を前記被塗装物の表面に塗布するように構成したことを
特徴とするカーテン塗布装置。 - 【請求項8】 貯溜された塗布液を圧送してスリットか
らカーテン状に流下させる塗布ユニットと、前記塗布液
を塗布する被塗装物の進行方向に対して該塗布ユニット
の前後に配設され外周部に前記被塗装物を挟持する溝が
形成され互いに平行に配設されて同一方向に同一速度で
走行する無端ベルトからなり前記溝で前記被塗装物の進
行方向左右両側面部を保持して前記スリットの下方を通
過させて往復搬送する搬送機構と、該搬送機構により搬
送された前記被塗装物を受け渡されて該被塗装物の上下
面を反転させた後再び前記搬送機構に返送する反転機構
とを備え、該搬送機構により前記被塗装物の左右両側面
部を保持して前記スリットの下方を通過させて前記カー
テン状に流下する前記塗布液を前記被塗装物の表面に塗
布した後、該被塗装物を前記反転機構で反転させて前記
搬送機構に返送して再び前記スリットの下方を通過させ
て前記塗布液を前記被塗装物の裏面に塗布するように構
成したことを特徴とするカーテン塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5518594A JPH07236847A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | カーテン塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5518594A JPH07236847A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | カーテン塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236847A true JPH07236847A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12991662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5518594A Pending JPH07236847A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | カーテン塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07236847A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353462A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-25 | Anest Iwata Corp | フローコータの往復塗装方法及び装置 |
JP2001353463A (ja) * | 2000-06-13 | 2001-12-25 | Anest Iwata Corp | フローコータ塗装装置 |
JP2002035666A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 塗布装置および塗布方法 |
JP2008073601A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd | 被塗装体の部分塗装装置 |
WO2011030390A1 (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | フォイト パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 枚葉df試験機 |
KR101486696B1 (ko) * | 2014-02-12 | 2015-01-29 | 이승락 | 자동 에지 코팅 장치 |
CN110732460A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-01-31 | 上海联影医疗科技有限公司 | 一体式涂胶设备以及涂胶方法 |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP5518594A patent/JPH07236847A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353462A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-25 | Anest Iwata Corp | フローコータの往復塗装方法及び装置 |
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JPWO2011030390A1 (ja) * | 2009-09-14 | 2013-02-04 | フォイト パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングVOITH PATENT GmbH | 枚葉df試験機 |
KR101486696B1 (ko) * | 2014-02-12 | 2015-01-29 | 이승락 | 자동 에지 코팅 장치 |
CN110732460A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-01-31 | 上海联影医疗科技有限公司 | 一体式涂胶设备以及涂胶方法 |
CN110732460B (zh) * | 2019-10-30 | 2020-09-08 | 上海联影医疗科技有限公司 | 一体式涂胶设备以及涂胶方法 |
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