JPH07236805A - 空気ろ過装置及びそのエアフィルタユニット - Google Patents

空気ろ過装置及びそのエアフィルタユニット

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JPH07236805A
JPH07236805A JP6029496A JP2949694A JPH07236805A JP H07236805 A JPH07236805 A JP H07236805A JP 6029496 A JP6029496 A JP 6029496A JP 2949694 A JP2949694 A JP 2949694A JP H07236805 A JPH07236805 A JP H07236805A
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JP
Japan
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air filter
filter unit
air
blower
unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6029496A
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English (en)
Inventor
Naohiko Kadowaki
直彦 門脇
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気ろ過装置及びそのエアフィルタユニット
に係り、とくにケースなどにエアフィルタを折り畳み収
納したエアフィルタユニットの構造に関し、エアフィル
タの交換に際し、機器の稼働を停止することなく新しい
エアフィルタを供給することを目的とする。 【構成】 複数のエアフィルタ片1aをつないでジグザグ
形状に形成し継ぎ目で多層に折り畳んでなるエアフィル
タユニット1と、機器筐体2の所定の位置に互いに離隔
対向して備える使用前収容部2a及び使用後収容部2bとで
なり、前記使用前収容部に装着した新しい前記エアフィ
ルタユニットのエアフィルタ片1aをジグザグ形状に引き
出し使用し、目詰まりした前記エアフィルタ片を使用後
収容部に連続して移送し収容するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気ろ過装置及びその
エアフィルタユニットに関する。エアフィルタユニット
は、例えば電子機器などの筐体内に取り入れられた空気
をろ過し集塵するが、そのろ過材であるエアフィルタは
一定期間の使用により目詰まりを起こす。それを交換若
しくは清掃する間はエアフィルタなしで機器を稼働する
か、あるいは停止しなければならなかった。そのため、
エアフィルタの交換周期をできるだけ延伸し、機器の稼
働率を落とさずに長期に渡って維持することが要望され
ている。
【0002】
【従来の技術】従来の空気ろ過装置に用いるエアフィル
タユニット11は、図5の斜視図に示すように四角形の枠
11b に1枚のエアフィルタ片11a を嵌着し構成されてい
る。このエアフィルタユニット11は電子機器の筐体12の
下部に設けられた左右対向する一対のガイドレール12a
に差し込まれて使用される。
【0003】筐体12の外部から取り入れられた冷却空気
はエアフィルタユニット11のエアフィルタ片11a によっ
てろ過され、シェルフ13内を通過し内部のプリント基板
ユニット13a を冷却した後、上方の送風機14、即ち排気
ファンによって排出される。
【0004】一定期間使用して目詰まりを起こしたエア
フィルタユニット11は、その都度ガイドレール12a から
抜き取り、清掃して再使用するか、あるいは新しいエア
フィルタユニット11と交換している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな上記エアフィルタユニットによれば、エアフィルタ
ユニットを交換あるいは清掃する間、機器の稼働を停止
すれば稼働率が落ちるとか、機器の稼働を停止せずに続
ければろ過しない空気で冷却しなければならないといっ
た問題があった。
【0006】上記問題点に鑑み、本発明はエアフィルタ
ユニットの交換あるいは清掃に際し、機器の稼働を停止
することなく新しいエアフィルタ片を供給することので
きるエアフィルタユニットを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の空気ろ過装置及びそのエアフィルタユニッ
トにおいては、複数のエアフィルタ片をつないでジグザ
グ形状に形成し継ぎ目で多層に折り畳んでなるエアフィ
ルタユニットと、筐体の所定の位置に互いに離隔対向し
て備える使用前収容部及び使用後収容部とでなり、前記
使用前収容部に装着した新しい前記エアフィルタユニッ
トのエアフィルタ片をジグザグ形状に引き出し使用し、
目詰まりした前記エアフィルタ片を使用後収容部に連続
して移送し収容するように構成する。
【0008】
【作用】複数のエアフィルタ片をつないでジグザグ形状
に形成し継ぎ目で多層に折り畳んだエアフィルタユニッ
トを筐体の使用前収容部に装着し、そのエアフィルタ片
をジグザグ形状に連続的に引き出し使用することによ
り、目詰まりしていない新しいエアフィルタ片を順次に
連続的に供給することができるため、機器の稼働を停止
することがなくなりエアフィルタユニットの交換周期を
延伸することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
の要旨を詳細に説明する。図1は空気ろ過装置の一実施
例の斜視図、図2はそれに用いるエアフィルタユニット
の一実施例を示す側面図である。
【0010】図1に図示する空気ろ過装置に用いるエア
フィルタユニット1は、図2に示すように方形のエアフ
ィルタ片1aを複数枚つないでジグザグ形状に形成しそれ
ぞれの継ぎ目で多層に折り畳んであり、折り畳まれたエ
アフィルタ片1aはジグザグ形状に順次に連続的に引き延
ばし、あるいは再び折り畳むことができる。
【0011】電子機器などの筐体2は、このエアフィル
タユニット1を装着する使用前収容部2aと使用後収容部
2bとをプリント基板ユニット3aを配列収容したシェルフ
3の下方に備え、シェルフ3の上方には送風機4、即ち
排気ファンを備える。
【0012】新しいエアフィルタユニット1は筐体2の
使用前収容部2aに装着し、エアフィルタユニット1のエ
アフィルタ片1aをジグザグ形状に引き出し使用する。エ
アフィルタ片1aでろ過された冷却空気は上方のシェルフ
3内に吸い込まれ、プリント基板ユニット3aを冷却した
後、送風機4によって天井から外部に放出される。
【0013】エアフィルタ片1aは一定期間、使用される
と塵埃が表面に付着し目詰まりを起こす。目詰まりを起
こしたエアフィルタ片1aはその分だけ再び折り畳んで使
用後収容部2bに収容し、新しいエアフィルタ片1aを露出
させ、エアフィルタユニット1を交換することなく連続
使用する。その作業は、電子機器は稼働を停止すること
なく行われる。
【0014】このように、エアフィルタ片をジグザグ形
状に連続的に引き出し使用することにより、目詰まりし
ていない新しいエアフィルタ片を順次に連続的に供給す
ることができるため、機器の稼働を停止することがな
く、エアフィルタユニットの交換周期を延伸することが
できる。また、図2に示したようにエアフィルタ片を一
定の露出長さLにおける同一投影面積に対し、ジグザグ
形状にすることによりろ過面積が大きくなるため、送風
機の負荷を軽減することができる。
【0015】上記実施例は図2に示したエアフィルタユ
ニット1を使用したが、他の実施例として図3の斜視図
に示す上ケース5aと下ケース5bとを分離可能に組み合わ
せたカセットケース5に図2のエアフィルタユニット1
を入れて図1の筐体2に装着する。この場合、使用前収
容部2aと使用後収容部2bは不要となり、その代わりにカ
セットケース5を装着する空間を設ける。
【0016】そして、カセットケース5を装着後、上ケ
ース5aを開けて左右に分離し、下ケース5bからエアフィ
ルタ片1aを順次に引き出し、目詰まりすれば上ケース5a
に移送し上記実施例と同じように使用する。
【0017】このように、本実施例ではカセットケース
ごとエアフィルタユニットを筐体に装着するため、先の
実施例に比べてエアフィルタユニットの交換作業が一層
容易になる。
【0018】つぎの図4は本発明による空気ろ過装置の
さらに他の実施例の正面図で、同図の(a) 図は空冷状
態、(b) 図はエアフィルタユニットに付着した塵埃の除
塵状態をそれぞれ示す。図1と同様に電子機器などの筐
体2は、シェルフ3の下方にエアフィルタユニット1を
装着し、シェルフ3の上方に送風機4、即ち排気ファン
を備える。
【0019】そして、本実施例では更に、送風機(排気
ファン)4を一時的に逆回転するための正逆回転切替え
回路6と、送風機4の逆回転時に連動し回転数を増加す
るための回転数切替え回路7を備える。
【0020】それにより、(b) 図に示すようにエアフィ
ルタユニット1に対する気流の方向を(a) 図の上方から
下方に切り替えるとともに送風量を増加し、エアフィル
タユニット1に付着した塵埃を効率的に排除することが
できる。除塵後は、送風機4を正回転に戻す。これらの
動作は機器の稼働を停止することなく行われる。
【0021】また更に、図4に示すようにエアフィルタ
ユニット1に加振器8(例えば、公知の電磁式バイブレ
ータ)を付設する。この加振器8は、正逆回転切替え回
路6と連動し送風機4の逆回転時にエアフィルタユニッ
ト1を振動させ一層効率よく除塵することができる。な
お、この実施例で用いるエアフィルタユニットは、ジグ
ザグ形でなく従来のような枠に嵌め込まれた1枚のエア
フィルタ単体であってもよい。
【0022】このように、エアフィルタユニットに付着
した塵埃を使用途中で除塵することにより、上記実施例
と同様にエアフィルタユニットの交換周期を延ばすこと
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
エアフィルタユニットの交換周期を延ばすことができる
ため、電子機器などの稼働を停止することが殆どなくな
り、機器の稼働率を落とさずに長期に渡って維持するこ
とができるといった産業上極めて有用な効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による空気ろ過装置の一実施例の斜視
【図2】 図1のエアフィルタユニットを示す斜視図
【図3】 図2のエアフィルタユニットを収容するカセ
ットケースの斜視図
【図4】 本発明による空気ろ過装置のさらに他の実施
例の正面図
【図5】 従来技術による空気ろ過装置及びエアフィル
タの一実施例の斜視図
【符号の説明】
1 エアフィルタユニット 1a エアフィルタ片 2 筐体 2a 使用前収容部 2b 使用後収容部 4 送風機(排気ファン) 5 カセットケース 5a 上ケース 5b 下ケース 6 正逆回転切替え回路 7 回転数切替え回路 8 加振器(電磁式バイブレータ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のエアフィルタ片(1a)をつないでジ
    グザグ形状に形成し継ぎ目で多層に折り畳んでなるエア
    フィルタユニット(1) と、筐体(2) の所定の位置に互い
    に離隔対向して備える使用前収容部(2a)及び使用後収容
    部(2b)とでなり、 前記使用前収容部(2a)に装着した新しい前記エアフィル
    タユニット(1) のエアフィルタ片(1a)をジグザグ形状に
    引き出し使用し、目詰まりした前記エアフィルタ片(1a)
    を使用後収容部(2b)に連続して移送し収容することを特
    徴とする空気ろ過装置。
  2. 【請求項2】 上ケース(5a)と下ケース(5b)とを分離可
    能に組み合わせてなるカセットケース(5) と、該カセッ
    トケース(5) にジグザグ形状を多層に折り畳んで収容さ
    れるエアフィルタ片(1a)とでなることを特徴とするエア
    フィルタユニット。
  3. 【請求項3】 筐体(2) にエアフィルタユニット(1)
    と、該エアフィルタユニット(1) に送風する送風機(4)
    と、該送風機(4) の正逆回転切替え回路(6) と、該送風
    機(4) の逆回転時に回転数を増加する回転数切替え回路
    (7) とを備えてなり、該送風機(4) を逆回転するととも
    に回転数を上げて送風量を増加し、前記エアフィルタユ
    ニット(1) に付着した塵埃を排除することを特徴とする
    空気ろ過装置。
  4. 【請求項4】 前記エアフィルタユニット(1) に加振器
    (8) を付設し、送風機(4) の逆回転時にエアフィルタユ
    ニット(1) を振動させ除塵することを特徴とする請求項
    3記載の空気ろ過装置。
JP6029496A 1994-02-28 1994-02-28 空気ろ過装置及びそのエアフィルタユニット Withdrawn JPH07236805A (ja)

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Cited By (6)

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Effective date: 20010508