JPH06134224A - 切削油ろ過装置 - Google Patents
切削油ろ過装置Info
- Publication number
- JPH06134224A JPH06134224A JP31107392A JP31107392A JPH06134224A JP H06134224 A JPH06134224 A JP H06134224A JP 31107392 A JP31107392 A JP 31107392A JP 31107392 A JP31107392 A JP 31107392A JP H06134224 A JPH06134224 A JP H06134224A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting oil
- oil tank
- chips
- strainer
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
ンプルな構成の切削油ろ過装置を提供する。 【構成】 工作機械に設置する切削油ろ過装置におい
て、切削油タンク11を設け、切削油タンク11から工
作機械の加工位置に切削油を供給するための切削油ポン
プ14を設け、切削油タンク11に関係づけてチップコ
ンベア12を設け、切削油ポンプ14の取り入れ口を切
削油タンク11に配置し、切削油タンク11内の取り入
れ口の上流に網目状の面25,35を有するストレーナ
部材20を着脱自在に配置し、加工に用いた切削油をま
ずチップコンベア12に供給して比較的大きなチップを
取除き、次にストレーナ部材20の網目状の面25,3
5で残りのチップを捉え、ストレーナ部材20を随時取
出して貯ったチップを排出できる構成にしたことを特徴
とする切削油ろ過装置。
Description
切削油ろ過装置に関するものである。
々な形式のものがある。代表例を挙げれば、タンク内に
高低差をつけた複数の仕切りを配置したものや、ペーパ
フィルターを連続供給可能な構成に配置したもの等があ
る。
油ろ過装置においては、タンク内に貯ったチップを定期
的に取除く必要があるが、この清掃作業は多大な時間と
手間を要し、作業員の負担も大である。
ろ過装置は、ランニングコストが高く経済的に不利であ
り、また資源保護の面でもマイナスである。
明は、短時間で容易に清掃作業を行うことができ、コス
ト的にも有利な切削油ろ過装置を提供することを目的と
している。
設置する切削油ろ過装置において、切削油タンク11を
設け、切削油タンク11から工作機械の加工位置に切削
油を供給するための切削油ポンプ14を設け、切削油タ
ンク11に関係づけてチップコンベア12を設け、切削
油ポンプ14の取り入れ口を切削油タンク11に配置
し、切削油タンク11内の取り入れ口の上流に網目状の
面25,35を有するストレーナ部材20を着脱自在に
配置し、加工に用いた切削油をまずチップコンベア12
に供給して比較的大きなチップを取除き、次にストレー
ナ部材20の網目状の面25,35で残りのチップを捉
え、ストレーナ部材20を随時取出して貯ったチップを
排出できる構成にしたことを特徴とする切削油ろ過装置
を要旨としている。
2上に供給され、チップコンベア12によって比較的大
きなチップが取除かれる。切削油は次にストレーナ部材
20を通り抜ける。この際に網目状の面25、35で小
さなチップが捉えられ、ストレーナ部材内に一時的に貯
められる。そして、所定量のチップが貯ったらストレー
ナ部材20を取り外して、チップを排出し、再びストレ
ーナ部材20を切削油タンク11に設置する。
する。図1は本発明の切削油ろ過装置を工作機械に適用
した状態を図式的に示す上面図である。図2及び3はそ
れぞれ図1の側面図及びAA断面図である。
装置10が設置されている。工作機械1は例えば縦型マ
シニングセンタであって、レールに沿って移動可能なテ
ーブル3を有している。テーブル3はXYテーブルであ
ってもよい。テーブル3の上にはワーク6が固定されて
いる。ワーク加工時には、スピンドルに設定したツール
(図示せず)及びワークWに切削油が供給される。テー
ブル3の周囲にはトイ4が配置されている。トイ4は飛
散った切削油及びチップ・切屑を集める。トイ4には傾
斜がつけてあって、二箇所に設けられた穴5に向って切
削油とチップが移動するようになっている。また、テー
ブル3下方のレール上には伸縮型のカバー(図示せず)
が設けてあり、テーブル3の駆動機構に切削油とチップ
が入り込まないようになっている。このカバーも同様に
傾斜している。
る。工作機械1のベース2の近くに切削油タンク11が
配置されている。タンク11は図1に示すように上から
見ると略くの字形に形成されている。
て、カキ板式のチップコンベア12が設けてある。チッ
プコンベア12の走行路はトイ4の2つの穴5の真下に
くるように配置されている。従って、トイ4に集められ
た切削油は穴5からチップコンベア上に流れ落ち、コン
ベア12上には比較的大型のチップが残ってこれがチッ
プバケット13まで搬送される。一方、小さなチップは
切削油と共にチップコンベア12から流れ落ちてタンク
11に収容される。
ーナボックス20がタンクに対して着脱自在に設定され
ている。ストレーナボックス20はタンク11にカート
リッジ式に設定できる。この実施例では2個のストレー
ナボックスが、切削油の流れ方向に対して直列に配置さ
れている。
す。ストレーナボックス20は全体的に箱形に形成され
ている。上面26と底面23は平板であって、両者がフ
レーム21によって剛体的に結合してある。上底面以外
の面は網目状になっている。網目の大きさは4面共同じ
大きさでもよいし、例えば次のように異なっていてもよ
い。すなわち、切削油流れの上流側の面24の網目を大
きくし、下流側の面25の網目を小さくするのである。
このようにするとろ過が効率よく行え、ストレーナボッ
クス20内、すなわち底面23上にチップが貯り易くな
る。また、下流側のストレーナボックスの網目を上流側
の網目よりも細かくしてもよい。上面26には手掛け用
のハンドル22が固定されている。このハンドル22を
利用してタンク11からストレーナボックス20を取出
すことができる。また取付け時も同様にハンドル22を
利用できる。
が示してある。このストレーナボックス30では、下流
側の側面35のみが網目状に構成されていて、上流側の
側面には大きな開口34が設けられている。
ックス20の下流側、すなわちタンク11の短辺の端部
には、切削油ポンプ14の吸込み口が2個設けてある。
ポンプ14は、ろ過された切削油を吸い上げて再び工作
機械に供給する。
ベア12と、網目状の面を有し切削油タンク11に着脱
自在に設定されるストレーナ部材20とを備えており、
比較的大きなチップがチップコンベア12で取除かれ、
それよりも小さなチップがストレーナ部材20の網目状
の面で捉えられストレーナ部材20内に一時的に貯まる
構成になっている。ストレーナ部材20に所定量のチッ
プが貯ったら、ストレーナ部材20を取出して掃除をす
る。従って、清掃作業が短時間で容易に行え、作業者の
負担も小さい。
流側のストレーナ部材の網目を上流側のストレーナ部材
の網目よりも細かく設定した場合にはより効果的にろ過
を行うことができる。
い。ストレーナ部材は1個または3個以上設けてもよ
い。また、ストレーナ部材はボックス型でなく、他の形
状例えば断面3角形等でもよい。
状態を図示的に示す上面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 工作機械に設置する切削油ろ過装置にお
いて、切削油タンク(11)を設け、切削油タンク(1
1)から工作機械の加工位置に切削油を供給するための
切削油ポンプ(14)を設け、切削油タンク(11)に
関係づけてチップコンベア(12)を設け、切削油ポン
プ(14)の取り入れ口を切削油タンク(11)に配置
し、切削油タンク(11)内の取り入れ口の上流に網目
状の面(25,35)を有するストレーナ部材(20)
を着脱自在に配置し、加工に用いた切削油をまずチップ
コンベア(12)に供給して比較的大きなチップを取除
き、次にストレーナ部材(20)の網目状の面(25,
35)で残りのチップを捉え、ストレーナ部材(20)
を随時取出して貯ったチップを排出できる構成にしたこ
とを特徴とする切削油ろ過装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の切削油ろ過装置におい
て、2個のストレーナ部材を切削油の流れに対して直列
に配置し、下流側のストレーナ部材の網目を上流側のス
トレーナ部材の網目よりも細かく設定することを特徴と
する切削油ろ過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31107392A JP2966216B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 切削油ろ過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31107392A JP2966216B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 切削油ろ過装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134224A true JPH06134224A (ja) | 1994-05-17 |
JP2966216B2 JP2966216B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=18012793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31107392A Expired - Fee Related JP2966216B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 切削油ろ過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966216B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010167528A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Amada Co Ltd | オイルタンク |
JP2016078192A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | オークマ株式会社 | 切削液タンク |
CN107139018A (zh) * | 2017-06-02 | 2017-09-08 | 江南数控机床有限公司 | 一种立式加工中心水箱结构 |
JP2020037076A (ja) * | 2018-09-04 | 2020-03-12 | 東京エレクトロン株式会社 | フィルタユニット、液処理システム及び液処理方法 |
WO2023123925A1 (zh) * | 2021-12-27 | 2023-07-06 | 林高峰 | 一种立式数控机床上的高效排屑装置 |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP31107392A patent/JP2966216B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010167528A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Amada Co Ltd | オイルタンク |
JP2016078192A (ja) * | 2014-10-20 | 2016-05-16 | オークマ株式会社 | 切削液タンク |
CN107139018A (zh) * | 2017-06-02 | 2017-09-08 | 江南数控机床有限公司 | 一种立式加工中心水箱结构 |
JP2020037076A (ja) * | 2018-09-04 | 2020-03-12 | 東京エレクトロン株式会社 | フィルタユニット、液処理システム及び液処理方法 |
WO2023123925A1 (zh) * | 2021-12-27 | 2023-07-06 | 林高峰 | 一种立式数控机床上的高效排屑装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2966216B2 (ja) | 1999-10-25 |
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