JP2004200361A - 空冷電気装置 - Google Patents

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俊二 加藤
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Abstract

【課題】空冷電気装置において、ダストカバーへの塵埃の付着による目詰まりを防止する。
【解決手段】空冷電気装置において、ファンと吸気口を備え前記ファンを回転することにより前記吸気口から吸入した空気を発熱体を冷却するために送風する送風手段と、前記吸気口に設けたダストカバーと、前記ダストカバーを回転させる回転手段と、前記ダストカバーが回転したときダストカバーの表面を清掃する清掃ブラシと、空冷電気装置に電力を供給するための電源スイッチと、前記電源スイッチが投入されたとき、前記回転手段にダストカバーを回転させる制御をする制御手段とを備える。また、前記制御手段は前記ファンの回転方向を制御する機能を有し、前記回転手段に前記ダストカバーを回転させる制御をするとき、前記ファンの回転方向を前記吸気口側に送風する方向に制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発熱体を冷却するために送風する冷却用送風機を備える空冷電気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気装置内部に取り付けられた発熱体を冷却するために、自然対流によって発熱体を冷却する機構を用いる方法、冷却用ファンを用いて強制的に発熱体を空冷する方法等が用いられている。
電気装置の小型化、電気装置内部に用いられる部品の消費電力の増大に伴って、電気装置を使用する場合、装置内部の温度は高くなる傾向にある。
【0003】
自然対流によって発熱体を冷却する機構を用いる方法では、電気装置内に空気が流れるための通路を十分に確保する必要があるが、このことは電気装置の小型化の妨げになる。
冷却用ファンを用いて強制的に発熱体を空冷する方法では、電気装置内部への塵埃の侵入の問題がある。
【0004】
電気装置内部への塵埃の侵入を防止するため、ダストカバーを、吸気口に設ける。ダストカバーは、布織物製、金属製など種々のものがある。
ダストカバーを長時間使用し続けた場合、ダストカバーに塵埃等が多く付着して吸気口を狭くしたり塞いだりすることによって、吸気効率が低下し、風切音も増大するので、ダストカバーを着脱可能とし、塵埃等が付着した場合に交換する方法が用いられている。
【0005】
ダストカバーの交換時期は、電気装置の使用時間、使用環境の空気中の塵埃量等によって異なるため、使用者が目視でダストカバーの塵埃等の付着状況を確認し、塵埃等が多く付着していればダストカバーを交換する作業を行う手間を必要とする。
【0006】
そこで、ダストカバーを清掃する機構を備えた装置が提供されている。例えば、ダストカバーに用いるフィルタ部材を移動させて、フィルタ部材に接触する清掃用ブラシによって、清掃する回転清掃型エアフィルタ装置がある(特許文献1参照)。
また、温度センサを設け、ダストカバーとして用いるフィルタが汚れて冷却用の空気が十分に流入しなくなり冷却能力が低下することによる温度の上昇を検出すると、フィルタを交換する機構を備えたエアフィルタ交換装置がある(特許文献2参照)
【0007】
【特許文献1】
特開平6−39225号公報
【特許文献2】
特開平8−152242号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術は、電気装置にダストカバーの清掃手段、ダストカバーの交換手段を備えるが、ダストカバーが汚れ、発熱体の温度が上昇した後に、ダストカバーの交換、清掃の操作を行うものであった。ダストカバーの汚れが進んだ後に清掃しようとしてブラシで擦ると、塵埃が多い場合、ブラシに擦られた塵埃が落ちずにダストカバーの目に入り、ダストカバーの目詰まりを起こしてブラシで落とせない状態になることがあった。
【0009】
本発明の目的は、空冷電気装置において、ダストカバーの汚れの程度に拘わらず、ダストカバーの清掃を自動的に行い、ダストカバーの目詰まりを防止することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の空冷電気装置は、ファンと吸気口を備え前記ファンを回転することにより前記吸気口から吸入した空気を発熱体を冷却するために送風する送風手段と、前記吸気口に設けたダストカバーと、前記ダストカバーを回転させる回転手段と、前記ダストカバーが回転したときダストカバーの表面を清掃する清掃ブラシと、空冷電気装置に電力を供給するための電源スイッチと、前記電源スイッチが投入されたとき、前記回転手段にダストカバーを回転させる制御をする制御手段とを備えるものである。
【0011】
本発明の請求項2に記載の空冷電気装置は、請求項1に記載の空冷電気装置であって、前記制御手段は前記ファンの回転方向を制御する機能を有し、前記回転手段に前記ダストカバーを回転させる制御をするとき、前記ファンの回転方向を前記吸気口側に送風する方向に制御するものである
【0012】
本発明の請求項3に記載の空冷電気装置は、請求項1乃至請求項2に記載の空冷電気装置であって、前記送風手段の風量を検出する風量検出手段と、前記風量検出手段が検出した風量と予め設定した風量とを比較する比較手段を備え、前記比較手段による比較結果が前記風量検出手段によって検出された風量が予め設定した風量以下である場合、前記制御手段は、前記回転手段にダストカバーを回転させる制御をするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の空冷電気装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
空冷電気装置内に取り付けられた、例えば、IC(Integrated Circuit)等の発熱を伴う部品等の発熱体10を冷却するため、発熱体10に向けて(矢印A1、A2で示す方向)送風するファン1は、空冷電気装置のケース底部を形成するシャーシ6の内側に配置される。シャーシ6は、ファン1が送風する際、外気を取り込むための吸気口1aをファン1の取り付け面に備える。吸気口1aを覆うダストカバー2は、シャーシ6の外側にファン1の回転軸と同軸に回転自在に取り付けられる。ブラシ3は、ダストカバー2を清掃するためのものであり、ダストカバー2に接して、シャーシ6に固定される。シャーシ6に設けられた軸6aにダストカバー2は回転自在に保持され、ブラシ3は軸6aに固定される。
【0014】
モータ4は、モータ4の回転軸に同軸に設けられた歯車(ギア)4aを介して、ダストカバー2を回転させる。モータ制御回路5は、モータ4の、回転、停止の動作を制御する。ファン制御回路7は、ファン1の、回転、停止、回転方向の動作を制御する。風量センサ8は、ファン1が発熱体10に向けて(矢印A1、A2の方向)送風する経路に配置され、ファン1から発熱体10への風量を検出する。風量比較回路9は、風量センサ8が検出した風量を予め設定された風量と比較し、比較結果を制御部(CPU:Central Processing Unit)11に入力する。制御部(CPU)11は、モータ制御回路5、ファン制御回路7、風量比較回路9を制御する。モータ制御回路5、ファン制御回路7、風量比較回路9、操作部12は、バス13を介してCPU11に接続される。操作部12は、電源スイッチ、操作ボタン等を備え、使用者による操作入力を行う。操作部12の電源スイッチの操作によって、空冷電気装置への電力供給の入(ON)と切(OFF)を切り換える。
【0015】
ダストカバー2を清掃する場合、CPU11は、モータ制御回路5を介してモータ4を回転させ、ギア4aとダストカバー2の外周に設けたギアが噛み合い、ダストカバー2をファン1の回転軸と同軸に回転させる。CPU11は、ファン制御回路7を介してファン1を逆回転(発熱体10を冷却する場合と逆方向の回転)させて、シャーシ6の内側から外側へ送風する(図1の矢印B1、B2)。ダストカバー2が回転し、ブラシ3によって払い落とされた塵埃、ダストカバーへの付着が弱まりダストカバーから浮いた状態の塵埃、及びダストカバーの目詰まりとなった塵埃などが、ファン1の送風によって外側へ吹き飛ばされ、塵埃を除去する。
【0016】
図2は、本発明の空冷電気装置の一実施例の外観図であって、図1に構成を示した空冷電気装置の外観を示す。空冷電気装置の底面に吸気口1aを設け、ダストカバー2、ブラシ3、ギア4aをシャーシ6の外側に配置した構成であり、底面を上にして示す。シャーシ6の側面に排気口15を複数備え、図示しないファン1が送風する際、ダストカバー2を介して吸気した空気を、排気口15を通してシャーシ6の外側へ排気する。シャーシ6の四隅に脚14を備える。空冷電気装置を置いたとき、脚14によって、空冷電気装置の底面と載置面との間にファン1による吸気、排気を行うための隙間を設けることができる。
モータ4、ギア4aがダストカバー2をファン1に同軸に回転させる場合、ダストカバー2は矢印Cの方向、又は矢印Cの逆方向に回転する。
【0017】
図3は、本発明の空冷電気装置の一実施例の動作を示すフローチャートであって、図1に構成を示した空冷電気装置の動作を示す。使用者が空冷電気装置の操作部12の電源スイッチをONにすると(S1)、CPU11は、モータ制御回路5を介してダストカバー2を回転させてブラシ3によるダストカバー2の清掃を行うとともに、ファン制御回路7を介してファン1を逆回転させてダストカバー2の塵埃をシャーシ6の外側へ吹き飛ばす(S2)。この清掃動作は、予めCPU11に設定された時間行って終了する。ファン1を逆回転させる場合、排気口15から空気とともに塵埃が侵入するので、排気口15にダストカバーを設ける。
【0018】
その後、空冷電気装置は、電源ONになっている間、発熱体10を冷却するためにファン1を順方向(発熱体10に送風する方向)に回転する。CPU11は、ファン1から発熱体10への風量を、風量センサ8によって風量比較回路9を介して監視する。ダストカバー2に塵埃が付着して吸気量が減少すると、ファン1による風量も減少する。風量センサ8が検出した風量が予め風量比較回路9に設定した風量以下になった場合(S3でY)、CPU11は、ダストカバー2を回転させ、ダストカバー2の清掃動作を行う(S4)。
【0019】
風量センサ8が検出した風量が予め風量比較回路9に設定した風量を越えた場合(S5でY)、CPU11は、ダストカバー2の回転を停止させ(S7)、S3に戻ってS3以後の処理を行う。
S5で風量センサ8が検出した風量が予め風量比較回路9に設定した風量以下である場合(S5でN)、ダストカバー2の回転を行った時間が予めCPU11に設定した時間を越えれば(S6でY)、S2へ戻って、ダストカバー2の回転に加え、ファン1の逆回転を行う。
【0020】
本実施例では、ブラシを固定しダストカバーを回転させる構成としたが、ダストカバーを固定しブラシを回転させる構成として、本発明を実施することもできる。
【0021】
【発明の効果】
本発明の空冷電気装置によれば、使用者が空冷電気装置の電源スイッチを入れたとき、自動的にダストカバーの清掃を行うことができる。
本発明の空冷電気装置によれば、空冷電気装置の使用中、自動的にダストカバーの清掃を行うため、ダストカバーの目詰まりを防止し、ファンの風量を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空冷電気装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の空冷電気装置の一実施例の外観図である。
【図3】本発明の空冷電気装置の一実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファン
2 ダストカバー
3 ブラシ
4 モータ
4a ギア
5 モータ制御回路
6 シャーシ
7 ファン制御回路
8 風量センサ
9 風量比較回路
10 発熱体
11 CPU(Central Processing Unit)
12 操作部
13 バス
14 脚
15 排気口

Claims (3)

  1. ファンと吸気口を備え前記ファンを回転することにより前記吸気口から吸入した空気を発熱体を冷却するために送風する送風手段と、前記吸気口に設けたダストカバーと、前記ダストカバーを回転させる回転手段と、前記ダストカバーが回転したときダストカバーの表面を清掃する清掃ブラシと、空冷電気装置に電力を供給するための電源スイッチと、前記電源スイッチが投入されたとき、前記回転手段にダストカバーを回転させる制御をする制御手段とを備えることを特徴とする空冷電気装置。
  2. 請求項1に記載の空冷電気装置であって、前記制御手段は前記ファンの回転方向を制御する機能を有し、前記回転手段に前記ダストカバーを回転させる制御をするとき、前記ファンの回転方向を前記吸気口側に送風する方向に制御することを特徴とする空冷電気装置。
  3. 請求項1乃至請求項2に記載の空冷電気装置であって、前記送風手段の風量を検出する風量検出手段と、前記風量検出手段が検出した風量と予め設定した風量とを比較する比較手段を備え、前記比較手段による比較結果が前記風量検出手段によって検出された風量が予め設定した風量以下である場合、前記制御手段は、前記回転手段にダストカバーを回転させる制御をすることを特徴とする空冷電気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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