JPH0723467Y2 - バルコニー手摺 - Google Patents

バルコニー手摺

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JPH0723467Y2
JPH0723467Y2 JP1989051580U JP5158089U JPH0723467Y2 JP H0723467 Y2 JPH0723467 Y2 JP H0723467Y2 JP 1989051580 U JP1989051580 U JP 1989051580U JP 5158089 U JP5158089 U JP 5158089U JP H0723467 Y2 JPH0723467 Y2 JP H0723467Y2
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JP
Japan
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handrail
balcony
shaped horizontal
main body
balcony handrail
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Application number
JP1989051580U
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JPH02141038U (ja
Inventor
勲 内山
武俊 鶴海
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建物のバルコニーに設けられるバルコニー手
摺に関する。
(従来の技術) 従来のバルコニー手摺は、桟を縦方向に設けることで桟
が足掛りとならないようにし、かつ桟の間隔を狭くする
ことで体が桟の間から抜け出ることがないようにして安
全性を確保していた(特公昭55−13254号公報参照)。
また、平面形状がL形やコ形に構成されている手摺にあ
っては、コーナー部に支柱を立てることによって補強が
施されている。
(考案が解決しようとする課題) このように、コーナー部を有する従来のバルコニー手摺
にあっては、桟を縦方向に設けると共に、桟の間隔を狭
くすることで安全性を確保し、かつコーナー部に支柱を
立てることで強度を確保していたために、意匠の自由度
がなくなり、殆ど画一化されたものにならざるをえなか
った。
本考案は、上記従来の問題に着目し、安全性が十分に確
保されていて、しかも新しい意匠のバルコニー手摺を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のバルコニー手摺
は、コーナー部を有するバルコニー手摺であって、所定
間隔を置いて立設された2本の支柱間に、複数のL形横
桟が横設されて手摺本体が構成され、該手摺本体の建物
側側面に沿って通気孔を有するカバー材が設けられてい
るものである。
(作用) 本考案のバルコニー手摺は、横桟が用いられ、かつ、コ
ーナー部に支柱が設けられていない新しい意匠のもので
ある。しかも、手摺本体の建物側側面に沿ってカバー材
が設けられているので、横桟が足掛りになることはない
し、横桟の間から体が抜け出るといったこともない。ま
た、カバー材によって全体の剛性が補強されているの
で、コーナー部に支柱を設けなくても十分な強度を得る
ことができる。
また、上述のようにカバー材によって安全性が確保され
ているので、横桟の間隔を自由に設定することができ、
意匠の自由度も広がる。加えて、カバー材には通気孔を
有しているので、採光及び通風も十分確保できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第3図に基づいて実施例の構成を説明す
る。
第1図は、本実施例のバルコニー手摺Aの構成を示して
おり、1は手摺本体、2はカバー材である。尚、このバ
ルコニー手摺Aは、ほぼ直角なコーナー部10を有してお
り、バルコニーのコーナー部等に設置されるものであ
る。
手摺本体1は、所定間隔を置いて立設された2本の支柱
11と、該支柱11間に横設された7本のL形横桟12a〜12g
とで構成されており、各L形横桟12a〜12gは、支柱11に
対してタッピンネジ13によって固定されている。尚、図
において14は、前記タッピンネジ13を挿入するための挿
入孔である。
また、前記手摺本体1の支柱11と、最上段のL形横桟12
a及び最下段のL形横桟12gには、それぞれフランジ111,
121,122が突設されており、これらのフランジ111,121,1
22によって矩形の取付枠が手摺本体1の建物側側面に一
体形成されている。
尚、前記支柱11及びL形横桟12a〜12gには、例えばアル
ミニウムの押出成形品が用いられる。また、L形横桟12
a〜12gは、二本の長尺部材をコーナージョイントピース
123で直角に連結して形成されている。
カバー材2は、前記手摺本体1の室内側側面に沿って設
けられ、L形横桟12c,12fに対してリベット21によって
固定されている。また、このカバー材2には、採光及び
通風のためのパンチング孔22が全体に亘って均一に形成
されている。尚、前記カバー材2には、例えば、アルミ
ニウム等の金属板やプラスチック板が用いられる。プラ
スチック板を用いる場合は、透明なものを用いると十分
な採光を得ることができる。
第2図及び第3図は、前記バルコニー手摺Aの施工状態
を示しており、3はバルコニーの袖壁である。
これらの図面に示すように、バルコニーの前面及び側面
には、上枠4及び下枠5a,5bが横設されていると共に、
前記上枠4と下枠5a,5bとの間に間柱6が一定間隔毎に
立設されている。
そして、前記バルコニー手摺Aは前記間柱6,6間に立設
され、支柱11のフランジ111がバルコニーの間柱6にタ
ッピンネジ15で固定され、L形横桟12a,12gのフランジ1
21,122がそれぞれ上枠4と下枠5a,5bとにタッピンネジ1
6,17で固定される。
尚、第3図に示すように、上枠4の上には笠木受7を介
して笠木8が取り付けられる。
次に実施例の作用を説明する。
本実施例のバルコニー手摺Aは、今までの縦桟に代えて
L形横桟12a〜12gが用いられ、かつ、コーナー部10に支
柱が設けられていない新しい意匠のものである。しか
も、手摺本体1の建物側側面に沿ってカバー材2が設け
られているので、L形横桟12a〜12gが足掛りになること
はないし、L形横桟12a〜12gの間から体が抜け出るとい
ったこともなく安全性が確保されている。また、カバー
材2によってバルコニー手摺A全体の剛性が補強されて
いるので、手摺Aのコーナー部10に支柱を設けなくて
も、十分な強度を得ることができる。
また、上述のようにカバー材2によって安全性が確保さ
れているので、L形横桟12a〜12gの間隔を自由に設定す
ることができ、意匠の自由度も広がる。
また、カバー材2にはバンチング孔22が全体に亘って均
一に形成されているので、採光及び通風も十分に確保で
きる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本考案
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考案
に含まれる。
例えば、実施例では直角なコーナー部を有するバルコニ
ー手摺を例にとって説明したが、コーナー部の角度は、
鋭角であっても鈍角であっても良い。
また、実施例ではL形横桟を7本設けたが、L形横桟の
数及びL形横桟の間隔は実施例に限定されるものではな
く、意匠等を考慮して自由に設定することができる。
更に、L形横桟の形状も直線的な形状に限らず、波形に
湾曲させる等変化をもたせてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のバルコニー手摺は、
新しい意匠のものでありながら、安全性も十分に確保で
きる。しかも、L形横桟の間隔を自由に設定することが
できると共に、手摺コーナー部の支柱を省略することが
できるので、意匠の自由度も広がるという効果が得られ
る。加えて、カバー材には通気孔を有しているので、採
光及び通風も十分確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のバルコニー手摺を示す斜視図、
第2図は前記バルコニー手摺の施工状態を示す横断面
図、第3図は前記バルコニー手摺の施工状態を示す縦断
面図である。 A…バルコニー手摺 1…手摺本体 11…支柱 12a〜12g…L形横桟 2…カバー材、22…パンチング孔(通気孔)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーナー部を有するバルコニー手摺であっ
    て、所定間隔を置いて立設された2本の支柱間に、複数
    のL形横桟が横設されて手摺本体が構成され、該手摺本
    体の建物側側面に沿って通気孔を有するカバー材が設け
    られていることを特徴とするバルコニー手摺。
JP1989051580U 1989-04-27 1989-04-27 バルコニー手摺 Expired - Lifetime JPH0723467Y2 (ja)

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JP1989051580U JPH0723467Y2 (ja) 1989-04-27 1989-04-27 バルコニー手摺

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JPH02141038U JPH02141038U (ja) 1990-11-27
JPH0723467Y2 true JPH0723467Y2 (ja) 1995-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940401U (ja) * 1982-09-09 1984-03-15 立山アルミニウム工業株式会社 バルコニ−
JPS5989934U (ja) * 1982-12-10 1984-06-18 ナショナル住宅産業株式会社 手摺コ−ナ−部の支持装置
JPH0453361Y2 (ja) * 1985-12-25 1992-12-15
JPH053628Y2 (ja) * 1987-10-07 1993-01-28

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JPH02141038U (ja) 1990-11-27

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