JPH07233922A - 簡易型ゴミ焼却炉 - Google Patents

簡易型ゴミ焼却炉

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Publication number
JPH07233922A
JPH07233922A JP4496694A JP4496694A JPH07233922A JP H07233922 A JPH07233922 A JP H07233922A JP 4496694 A JP4496694 A JP 4496694A JP 4496694 A JP4496694 A JP 4496694A JP H07233922 A JPH07233922 A JP H07233922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing door
closing
incinerator
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4496694A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Uchiyama
栄二 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UCHIYAMA OOKAJIYA KK
Original Assignee
UCHIYAMA OOKAJIYA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by UCHIYAMA OOKAJIYA KK filed Critical UCHIYAMA OOKAJIYA KK
Priority to JP4496694A priority Critical patent/JPH07233922A/ja
Publication of JPH07233922A publication Critical patent/JPH07233922A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】家庭、作業所等で使用するストーブタイプの簡
易型ゴミ焼却炉に於いて、開口部分からの火の粉の外部
飛散防止、燃焼の効率化、内部燃焼状態の確認並びに灰
の取出し作業の容易化とを目的とする。 【構成】下部開口部に大径透孔23を多数穿設した穴明
板で形成した開閉扉22を用い、上部開閉部に小径透孔
33を多数穿設した穴明板で形成した開閉扉32を用い
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭、作業所等で使用
するストーブタイプの簡易型ゴミ焼却炉に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】簡易型ゴミ焼却炉は、基本的に固形燃料
用ストーブと同一で、ゴミ自体を燃料として焼却するも
ので、容器状の本体の内部に火床となる火皿部を備え、
火皿部の下方と上方(燃焼室)には内外連通する開口部
を設け、燃焼室には煙突を連設してなる。
【0003】特に下部開口部は灰取出口兼用燃焼用空気
取入口となり、開口状態の儘か若しくは下開閉扉を備
え、開閉扉に空気取入調整用の小開閉口を設けている。
また上部開口部はゴミの投入口で開閉扉を備えると共
に、開閉蓋にも一般に小開閉口を設けている。そして上
部開閉扉を開放してゴミを投入して点火し、ゴミ自体が
燃焼して焼却されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記した従来
の簡易型ゴミ焼却炉は、下部開口部に開閉扉を備えてい
ないものが在り、このような焼却炉は製造の面で簡素化
して有利であるが、赤熱した炭化物が火皿部より落下し
て開口部から火の粉となって飛散した場合に炉外に撒き
散る虞があり、また灰取り出しには開口部が大きい方が
良いが、逆に風の或る日では大きい開口部では不適当で
ある。
【0005】また開口部に開閉扉を付設すると前記問題
は解消するが、開閉扉に空気流入部を設ける必要があ
り、製造上煩雑となる。
【0006】次にゴミ投入口となる上部開口部には、当
然開閉扉が付設されており、簡易な装置では開閉扉に開
閉できる窓部を設けておらず、内部の燃焼状態の確認が
できない。而も火掻き棒による調整に際しては開閉扉を
開いて行わなければならなく、火の粉が開口部分より外
部に飛散してしまう。そこで本発明は、前記課題を解決
した新規な開閉扉を具備したゴミ焼却炉を提案したもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る簡易型ゴミ
焼却炉は、可燃性ゴミを焼却する焼却室を備えたストー
ブタイプの簡易型ゴミ焼却炉に於いて、内部に火皿部を
備えると共に、火皿部の上方に灰取出兼用空気取入を行
う下部開口部と、火皿部の上方にゴミ投入を行う上部開
閉部とを設けてなり、下部開口部に透孔を多数穿設した
穴明板で形成した開閉扉を用い、上部開閉部に透孔を多
数穿設した穴明板で形成した開閉扉を用いたことを特徴
とするものであり、また前記の簡易型ゴミ焼却炉に於い
て、上部開閉扉の適宜位置に火掻き棒用の操作孔を設け
ると共に、前記操作孔を開閉する小蓋を設けたことを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】燃焼室に可燃性ゴミを投入し、生ゴミ収納焼却
部に、水切りした生ゴミを入れ、可燃性ゴミに点火する
と、可燃性ゴミは従前と同様に燃焼する。この際に下方
開閉部に於いては、透孔を多数穿設した穴明板で形成し
た開閉扉で塞がれているので、燃焼用空気、何ら支障な
く供給されると共に、当該開閉部からの火の粉の飛散は
防止される。
【0009】また上部開閉部には、透孔を多数穿設した
穴明板で形成した開閉扉を採用しているので、燃焼状態
を確認できると共に透孔からは二次空気が供給され、効
率的な燃焼が行われる。そして小蓋を開いて操作孔より
火掻棒を差し込むと、燃焼物の燃焼調整が容易に実施で
きる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。実施
例に示した簡易型ゴミ焼却炉は、特に生ゴミの焼却も可
能とした構造のもので、本体部1と、下部開口部2と、
上部開閉部3と、生ゴミ収納焼却部4から構成される。
【0011】本体部1は、ドラム缶を加工した容器状の
本体11と、本体11の上面に連設した煙突12と、本
体11の内部に横設した火皿部13からなる。下方開口
部2は、火皿部13の下方の本体11の側面を開口21
し、この開口21に開閉扉22を付設したもので、開閉
扉22は特に透孔23を多数穿設した穴明板を採用した
ものである。
【0012】上部開閉部3は、火皿部13の上方の燃焼
室aと外部を連通するように本体11の上部側面を開口
31し、この開口部31に開閉扉32を付設してなり、
開閉扉32は小径の透孔33を多数穿設したもので、中
央適宜位置に透孔33より大きく、火掻棒bが充分挿入
操作し得る大径の操作孔(大径孔)34を設けると共
に、開閉扉32に軸結した振子状動作して前記操作孔3
4を開閉する小蓋35を付設してなる。
【0013】生ゴミ収納焼却部4は、本体11の上部側
面の前記上部開閉部3の形成位置と対向する位置に開口
部41を設けると共に、開口部41の下縁と一致する本
体11内部の水平位置に支持杆42を架設し、前記開口
部41より挿入できる引き出し状容器部を備えたもの
で、引き出し状容器部は、開口部41より挿入できる網
状容器43と、前面板44からなり、前面板44は穴明
板で形成され、網状容器43の前面に開口部41より大
きくし、且つ前面板44の前面に取手45を設けたもの
である。
【0014】而して、下部開閉扉22を閉じた状態で、
上部開閉扉22を開き、可燃性ゴミAを上部開口部31
より投入し、火皿部13上に位置せしめ、更に生ゴミB
は水切りを行った後、本体11より引き出した網状容器
43に入れ、本体11に差し込む。しかる後可燃性ゴミ
Aに点火し、上部開閉扉32を閉じゴミの自家燃焼を行
わしめるものである。
【0015】ゴミAの燃焼は、下部開閉扉22の大径透
孔23から燃焼用空気bが浸入し、火皿部13上の可燃
性ゴミAを燃焼させ、燃焼ガスcは高温となり、一部は
煙突12を通って外気に放出され、一部は生ゴミBを接
触して生ゴミBを乾燥させ、生ゴミBが適度に乾燥する
と、燃焼を開始し、炭化しそして灰となるものである。
【0016】本発明は特に下部開口部2は透孔23を多
数穿設した穴明板を使用しているので、燃焼用空気bは
充分吸引され、火皿部12から炭化状態で燃焼中の塊が
落下して粉砕しても、火の粉が外方へ飛び出すことなく
安全である。而も下部開口21は充分大きくできるの
で、灰の取り出し作業も容易に実施できるものである。
【0017】更に上部開閉扉32も穴明板であるので、
小径透孔33を通して燃焼室内部の燃焼状態を確認でき
ると共に、小径透孔33からは燃焼用二次空気dが供給
され、効率的な燃焼が行われる、而も小蓋35を開いて
操作孔34より火掻棒Cを差し込むと、火皿部12上の
燃焼物の燃焼調整や、網状容器43内の炭化物や灰化物
の掻き落とし等の操作を行うことができる。
【0018】尚本発明は燃焼用空気供給と、火の粉の外
部飛散を防止すると共に、内部燃焼状態の確認並びに灰
の取出し作業の容易化とを目的としたもので、特に生ゴ
ミ収納焼却部を備えていなくとも良く、更に各開閉扉及
び前面板の各穴明板の透孔の大きさ並びに数も空気供給
等の目的を達成するものであれば、任意に定めることが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、灰取出兼用空気
取入を行う下部開口部と、ゴミ投入を行う上部開閉部と
を設けてなるストーブタイプの簡易型ゴミ焼却炉に於い
て、下部開閉部に透孔を多数穿設した穴明板で形成した
開閉扉を用い、上部開閉部に透孔を多数穿設した穴明板
で形成した開閉扉を用いたもので、下部開口部からの充
分に燃焼用空気供給と、火の粉の外部飛散を防止でき、
且つ大きい開口部の形成が可能となり、灰の取り出しが
容易となり、また上部開閉扉からは、特に上部開閉扉を
開放することなく、内部燃焼状態の確認ができると共
に、並びに二次燃焼用空気供給がなされ、効率的燃焼が
実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体斜視図。
【図2】同網状容器の斜視図。
【図3】同断面図。
【図4】同正面図。
【図5】同燃焼状態の説明図。
【図6】同火掻棒の操作の説明図。
【符号の説明】
1 本体部 11 本体 12 煙突 13 火皿部 2 下部開口部 21 下部開口 22 下部開閉扉 23 大径透孔 3 上部開閉部 31 上部開口部 32 上部開閉扉 33 小径透孔 34 操作孔 35 小蓋 4 生ゴミ収納焼却部 41 開口部 42 支持杆 43 網状容器部 44 前面板 45 取手
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記した従来
の簡易型ゴミ焼却炉は、下部開口部に開閉扉を備えてい
ないものが在り、このような焼却炉は製造の面で簡素化
して有利であるが、赤熱した炭化物が火皿部より落下し
て開口部から火の粉となって飛散した場合に炉外に撒き
散る虞があり、また灰取り出しには開口部が大きい方が
良いが、逆に風のる日では大きい開口部では不適当で
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】燃焼室に可燃性ゴミを投入し、生ゴミ収納焼却
部に、水切りした生ゴミを入れ、可燃性ゴミに点火する
と、可燃性ゴミは従前と同様に燃焼する。この際に下方
開閉部に於いては、透孔を多数穿設した穴明板で形成し
た開閉扉で塞がれているので、燃焼用空気何ら支障な
く供給されると共に、当該開閉部からの火の粉の飛散は
防止される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】上部開閉部3は、火皿部13の上方の燃焼
室aと外部を連通するように本体11の上部側面を開口
31し、この開口部31に開閉扉32を付設してなり、
開閉扉32は小径の透孔33を多数穿設したもので、中
央適宜位置に透孔33より大きく、火掻棒が充分挿入
操作し得る大径の操作孔(大径孔)34を設けると共
に、開閉扉32に軸結した振子状動作して前記操作孔3
4を開閉する小蓋35を付設してなる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】而して、下部開閉扉22を閉じた状態で、
上部開閉扉2を開き、可燃性ゴミAを上部開口部31
より投入し、火皿部13上に位置せしめ、更に生ゴミB
は水切りを行った後、本体11より引き出した網状容器
43に入れ、本体11に差し込む。しかる後可燃性ゴミ
Aに点火し、上部開閉扉32を閉じゴミの自家燃焼を行
わしめるものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】本発明は特に下部開口部2は透孔23を多
数穿設した穴明板を使用しているので、燃焼用空気bは
充分吸引され、火皿部1から炭化状態で燃焼中の塊が
落下して粉砕しても、火の粉が外方へ飛び出すことなく
安全である。而も下部開口21は充分大きくできるの
で、灰の取り出し作業も容易に実施できるものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】更に上部開閉扉32も穴明板であるので、
小径透孔33を通して燃焼室内部の燃焼状態を確認でき
ると共に、小径透孔33からは燃焼用二次空気dが供給
され、効率的な燃焼が行われる、而も小蓋35を開いて
操作孔34より火掻棒Cを差し込むと、火皿部1上の
燃焼物の燃焼調整や、網状容器43内の炭化物や灰化物
の掻き落とし等の操作を行うことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃性ゴミを焼却する焼却室を備えたス
    トーブタイプの簡易型ゴミ焼却炉に於いて、内部に火皿
    部を備えると共に、火皿部の下方に灰取出兼用空気取入
    を行う下部開口部と、火皿部の上方にゴミ投入を行う上
    部開閉部とを設けてなり、下部開口部に透孔を多数穿設
    した穴明板で形成した開閉扉を用い、上部開閉部に透孔
    を多数穿設した穴明板で形成した開閉扉を用いたことを
    特徴とする簡易型ゴミ焼却炉。
  2. 【請求項2】 請求項2記載の簡易型ゴミ焼却炉に於い
    て、上部開閉扉の適宜位置に火掻き棒用の操作孔を設け
    ると共に、前記操作孔を開閉する小蓋を設けたことを特
    徴とする簡易型ゴミ焼却炉。
JP4496694A 1994-02-18 1994-02-18 簡易型ゴミ焼却炉 Pending JPH07233922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4496694A JPH07233922A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 簡易型ゴミ焼却炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4496694A JPH07233922A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 簡易型ゴミ焼却炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07233922A true JPH07233922A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12706228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4496694A Pending JPH07233922A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 簡易型ゴミ焼却炉

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JP (1) JPH07233922A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646919A (en) * 1979-09-26 1981-04-28 Hitachi Zosen Corp Agitator for incinerators
JPS6139237B2 (ja) * 1978-12-20 1986-09-02 Pitsutsubaagu Demoinzu Corp

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139237B2 (ja) * 1978-12-20 1986-09-02 Pitsutsubaagu Demoinzu Corp
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