JPH07233396A - 医療機器用殺菌洗浄剤 - Google Patents

医療機器用殺菌洗浄剤

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JPH07233396A
JPH07233396A JP18611794A JP18611794A JPH07233396A JP H07233396 A JPH07233396 A JP H07233396A JP 18611794 A JP18611794 A JP 18611794A JP 18611794 A JP18611794 A JP 18611794A JP H07233396 A JPH07233396 A JP H07233396A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人工透析装置及びその周辺機器等の医療機器
用殺菌洗浄剤として、殺菌力及び洗浄力に優れ、保存安
定性が良好であり、金属に対する腐食性が小さく、一回
の操作で洗浄を行え、希釈水として水道水を支障なく利
用できるものを提供する。 【構成】 必須成分として、次亜塩素酸ナトリウム、水
酸化アルカリ、陰イオン界面活性剤、金属封鎖剤を含有
する医療機器用殺菌洗浄剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工透析装置及びその
周辺機器を始めとする各種医療機器の洗浄消毒を行うの
に使用される医療機器用殺菌洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術】人工透析装置は、使用中に血液等の体液
やその成分が付着して汚染されるが、この汚染を放置す
れば細菌やウィルスによる感染、異種蛋白質によるアナ
フラキシー等の原因となるため、使用後に付着汚染物を
洗浄除去すると共に殺菌して危険性を除く必要がある。
また、透析液の供給装置や供給ラインの汚れは細菌増殖
の要因となり、細菌感染やエンドトキシンによる患者の
発熱等を招く可能性があるが、特に近年ではPH調整の
ために重炭酸ナトリウムを配合した透析液が汎用されて
いることから、配管等の接液部に炭酸カルシウム等のカ
ルシウム塩が析出して付着し易くなっており、患者監視
装置のトラブルの要因にもなるため、この汚れの除去も
必要とされる。更に、透析液の排出ラインにおいては、
上記カルシウム塩に加えて透析によって血液中から移行
した老廃物が付着し、不潔であって以降の透析時の逆汚
染につながるため、やはり洗浄消毒が必要となる。
【0003】そこで、従来では、上述のような透析装置
及びその周辺機器における付着・汚染物の除去及び殺菌
のために、一般的に次亜塩素酸ナトリウムと酢酸溶液に
よる2段階の洗浄が行われている。また、同様目的に使
用するものとして、陰イオン界面活性剤と次亜塩素酸ナ
トリウム及びエチレンジアミン四酢酸(EDTA)塩を
含む消毒洗浄剤も提案されている(特開平4−1355
59号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の一般的な洗浄手段では、次亜塩素酸ナトリウムが殺
菌消毒性に優れる反面で洗浄性に劣り、特にカルシウム
塩や油脂成分の汚れを除去できず、且つ酢酸溶液はカル
シウム塩を溶解除去できるが他の付着成分に対する除去
能力に乏しいことから、洗浄消毒効果は充分とは言えな
い上、次亜塩素酸ナトリウム及び酢酸が金属を侵すため
に医療機器の装置内や配管系の金属部分の腐食を生じ易
く、また2回に分けて洗浄を行うために操作的に煩雑で
多大な労力及び時間を費やすという問題があった。更
に、前記提案の消毒洗浄剤では、次亜塩素酸ナトリウム
による金属腐食の難点に加え、この次亜塩素酸ナトリウ
ムによって金属封鎖剤として使用されたエチレンジアミ
ン四酢酸塩が分解して短時間で効力を消失すると共に、
この分解に伴って次亜塩素酸ナトリウム自体も消費され
るため、経時的な殺菌洗浄力の低下が著しく長期保存で
きないという欠点があった。
【0005】一方、次亜塩素酸ナトリウムを含む消毒洗
浄剤の希釈水としては、透析装置の洗浄の場合には水道
水をイオン交換及び膜処理して水中のMg、Caを除い
たものを使用するのが普通であるが、他の一般的な医療
機器や理化学用器具の洗浄においては水道水をそのまま
使用することが多い。しかるに、このように水道水を希
釈水に用いると、次亜塩素酸ナトリウム水溶液がアルカ
リ性であるため、水道水中の前記硬度成分が析出して被
洗浄物に付着し易く、もって充分な洗浄効果が得られな
いという難点もあった。
【0006】本発明は、上述の状況に鑑み、人工透析装
置及びその周辺機器を始めとする種々の医療機器に用い
る殺菌洗浄剤として、殺菌力及び洗浄力に優れると共に
保存安定性が良好であり、また金属に対する腐食性が小
さく、一回の操作で洗浄を行え、希釈水として水道水を
使用する場合にも充分な洗浄効果が得られるものを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る医療機器用殺菌洗浄剤は、必
須成分として、a)次亜塩素酸ナトリウム、b)水酸化
アルカリ、c)陰イオン界面活性剤、d)重合りん酸塩
とポリアクリル酸塩及びアクリル酸塩−マレイン酸塩共
重合体より選ばれる少なくとも一種の金属封鎖剤、を含
有することを特徴とする構成を採用したものである。
【0008】請求項2の発明は、上記請求項1の医療機
器用殺菌洗浄剤において、a成分の次亜塩素酸ナトリウ
ム(NaClO換算)に対して、c成分の陰イオン界面
活性剤が5〜100重量%、d成分の金属封鎖剤が0.
5〜100重量%の割合でそれぞれ含有されてなる構成
を採用したものである。
【0009】請求項3の発明は、上記請求項1又は2の
医療機器用殺菌洗浄剤において、a成分の次亜塩素酸ナ
トリウム(NaClO換算)に対して、e)二酸化塩素
0.2〜8重量%が含有されてなる構成を採用したもの
である。
【0010】請求項4の発明は、上記請求項1〜3のい
ずれかの医療機器用殺菌洗浄剤において、a成分の次亜
塩素酸ナトリウム(NaClO換算)に対して、a成分
の次亜塩素酸ナトリウム(NaClO換算)に対して、
f)珪酸塩0.2〜40重量%が含有されてなる構成を
採用したものである。
【0011】請求項5の発明は、上記請求項1〜4のい
ずれかの医療機器用殺菌洗浄剤において、c成分の陰イ
オン界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニル硫酸塩、及び
アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩より選ばれ
る少なくとも一種である構成を採用したものである。
【0012】請求項6の発明は、上記請求項5の医療機
器用殺菌洗浄剤において、ポリオキシエチレンアルキル
硫酸塩が次の一般式(C1); R1 −O−(CH2 CH2 O)nSO3 Na ・・・(C1) 〔R1 は炭素数8〜18のアルキル基、nは3〜15の
整数〕で表されるものである構成を採用したものであ
る。
【0013】請求項7の発明は、上記請求項5又は6の
医療機器用殺菌洗浄剤において、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニル硫酸塩が次の一般式(C2); で表されるものである構成を採用したものである。
【0014】請求項8の発明は、上記請求項5〜7のい
ずれかの医療機器用殺菌洗浄剤において、アルキルジフ
ェニルエーテルジスルホン酸塩が次の一般式(C3); で表されるものである構成を採用したものである。
【0015】
【発明の細部構成と作用】本発明の医療機器用殺菌洗浄
剤に使用するa成分の次亜塩素酸ナトリウムは、殺菌力
の高い消毒剤(市販水溶液で有効塩素12%)であり、
またある程度の洗浄力を有するが、安定性に劣ると共に
金属を腐食するという難点がある。しかるに、この殺菌
洗浄剤では、b成分の水酸化アルカリが次亜塩素酸ナト
リウムの安定化剤として作用し、且つ次亜塩素酸ナトリ
ウムを消費する成分を含まないことから、良好な保存安
定性を発揮し、またd成分の金属封鎖剤として用いられ
る化合物が金属腐食の防止作用を有するため、次亜塩素
酸ナトリウムによる金属腐食性が抑えられる。
【0016】b成分の水酸化アルカリは、前記のように
次亜塩素酸ナトリウムの安定化剤として作用するもので
あり、特に水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムが好適
である。この水酸化アルカリの配合量は、洗浄剤(製品
形態)のPHを12.6〜13.8程度とするのに必要
な量が好適である。
【0017】c成分の陰イオン界面活性剤は、a成分の
次亜塩素酸ナトリウムと相乗的に作用して高い洗浄力を
発揮し、油脂成分の汚れも確実に除去するものである。
しかして、このような陰イオン界面活性剤としては、次
亜塩素酸ナトリウムとの併用系において分解されないも
のであればよいが、特に洗浄力に優れる点から、ポリオ
キシエチレンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルフェニル硫酸塩、及びアルキルジフェニルエーテル
ジスルホン酸塩の3種が推奨され、これらは2種以上を
併用してもよい。
【0018】なお、上記のポリオキシエチレンアルキル
硫酸塩としては、特に次の一般式(C1)で表されるも
のが好適である。 R1 −O−(CH2 CH2 O)nSO3 Na ・・・(C1) 〔R1 は炭素数8〜18のアルキル基、nは3〜15の
整数〕
【0019】また上記のポリオキシエチレンアルキルフ
ェニル硫酸塩としては、特に次の一般式(C2)で表さ
れるものが好適である。
【0020】更に上記のアルキルジフェニルエーテルジ
スルホン酸塩としては、特に次の一般式(C3)で表さ
れるものが好適である。
【0021】このようなc成分の陰イオン界面活性剤の
配合量は、a成分の次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl
換算)に対して5〜100重量%となる範囲が好適であ
り、少な過ぎては洗浄力が不充分となり、逆に多過ぎて
も洗浄力がより向上することはないので不経済である。
【0022】d成分の金属封鎖剤は、既述のように重合
りん酸塩とポリアクリル酸塩及びアクリル酸塩−マレイ
ン酸塩共重合体より選ばれる少なくとも一種であり、一
般的なエチレンジアミン四酢酸(EDTA)塩やニトリ
ロ三酢酸(NTA)塩を始めとする多くの有機系の金属
封鎖剤が次亜塩素酸ナトリウムによって分解されて早期
に効力を失うのに対し、次亜塩素酸ナトリウム溶液中で
分解されにくく安定に存在し、もって優れた金属封鎖力
及び炭酸カルシウム分散力を維持できるものであり、特
に人工透析装置及びその周辺機器の殺菌洗浄において透
析液流路に析出するカルシウム塩の除去に優れた効果を
発揮し、しかも既述のように金属腐食を抑制する作用も
併せ持っている。しかして、本発明の殺菌洗浄剤は、こ
のd成分の金属封鎖剤による優れた炭酸カルシウム分散
力を有することから、希釈水として水道水を用いても、
水中の硬度成分が析出せず、この析出物の付着による被
洗浄物の汚れを生じる恐れがない。
【0023】このようなd成分の重合りん酸塩、ポリア
クリル酸塩及びアクリル酸塩−マレイン酸塩共重合体
は、それぞれ単独で用いてもよいし、これらの2種以上
を併用してもよい。しかして、d成分の金属封鎖剤の配
合量は、少なくても量に見合う作用が発揮され、多いほ
ど金属封鎖性が高くなるが、実質的な配合効果と溶解性
の限界よりa成分の次亜塩素酸ナトリウム(NaClO
換算)に対して0.5〜100重量%の範囲がよく、更
に1〜50重量%の範囲がより好ましい。
【0024】上記の重合りん酸塩の種類は特に制約され
ないが、適当な溶解度を有して金属封鎖性に富むものと
して、ポリメタりん酸ナトリウム及びポリメタりん酸カ
リウム、ポリりん酸二水素ナトリウム及びポリりん酸二
水素カリウム、ポリりん酸水素二ナトリウム及びポリり
ん酸水素二カリウム、ポリオルトりん酸ナトリウム及び
ポリオルトりん酸カリウム等で分子中のP原子が2〜1
0個であるものが挙げられ、これらの中でも特にトリポ
リりん酸ナトリウム、テトラポリりん酸ナトリウム、ペ
ンタポリりん酸ナトリウム、ピロりん酸ナトリウム、ヘ
キサメタりん酸ナトリウムが好適である。
【0025】また上記のポリアクリル酸塩及びアクリル
酸塩−マレイン酸塩共重合体は共に、分子量が大き過ぎ
ても逆に小さ過ぎても金属封鎖力と炭酸カルシウム分散
力の低下を招くことから、平均分子量1,000〜5
0,000程度であるものが好適である。なお、後者の
アクリル酸塩−マレイン酸塩共重合体の溶解性は、水酸
化カリウムに対しては問題はないが、水酸化ナトリウム
の存在下で低下すると共に、次亜塩素酸ナトリウムの濃
度が大きいほど低下する傾向がある。従って、前記b成
分として水酸化ナトリウムを使用したり、a成分の次亜
塩素酸ナトリウムを高濃度とする場合は、上記溶解性の
問題のないポリアクリル酸塩を使用することが推奨され
る。
【0026】なお、本発明の殺菌洗浄剤は、上記のa〜
d成分を必須成分として含むものであるが、必要に応じ
て他の各種添加剤を配合した形態としてもよい。このよ
うな他の添加剤の特に有用なものとして、e)二酸化塩
素(ClO2 )及びf)珪酸塩が挙げられる。
【0027】すなわち、a成分の次亜塩素酸ナトリウム
は既述のように殺菌性に優れた消毒剤であるが、有機物
の存在下で殺菌力が低下する傾向があるため、多量の有
機物で付着汚染されたものを洗浄対象とした場合に殺菌
作用が不充分になる懸念がある。しかるに上記e成分の
二酸化塩素は、次亜塩素酸ナトリウムの約2.5倍とい
う酸化力に基づく強い殺菌力を有すると共に、アンモニ
アや窒素化合物との反応性に乏しく有機物存在下でも殺
菌力の低下が少なく、且つ水中に長く残存する性質を有
するものであるため、この配合によって有機物存在下で
の次亜塩素酸ナトリウムの殺菌力低下を補うことができ
る。なお、この二酸化塩素は、不安定であるため水溶液
中に安定化した形で使用するが、洗浄力に劣ると共に高
価であることから、a成分の次亜塩素酸ナトリウム(N
aClO換算)に対してClO2として0.2〜8重量
%程度の配合量とするのがよい。
【0028】一方、d成分の金属封鎖剤は既述のように
金属腐食の防止作用も有するが、上記f成分の珪酸塩を
配合すれば、より顕著な金属腐食防止効果が得られるた
め、人工透析装置やその周辺機器等の洗浄対象とする医
療機器の金属腐食による耐久性低下を抑制できる。な
お、この珪酸塩としては珪酸ナトリウム及び珪酸カリウ
ムが好適であるが、その配合量は効果及び溶解性の点か
らa成分の次亜塩素酸ナトリウム(NaClO換算)に
対してSiO2 として0.2〜40重量%程度とするの
がよい。
【0029】上述のような本発明の殺菌洗浄剤は、一般
にa成分の次亜塩素酸ナトリウムの濃度がNaOClと
して5〜10重量%程度となる原液形態で製品化され、
医療機器の洗浄に際して水を加えて35〜140倍程度
に希釈して用いるように設定される。しかして、この殺
菌洗浄剤は、人工透析装置及びその周辺機器等の医療機
器の殺菌洗浄用として、一回の洗浄操作で優れた殺菌力
及び洗浄力を発揮し、炭酸カルシウム等のカルシウム塩
からなる付着物を効率よく除去できると共に、保存安定
性が良好であって経時的な殺菌洗浄力の低下が少なく、
特にカルシウム塩の除去性能の経時的低下をきたさず、
また金属に対する腐食性が小さいので洗浄対象の金属部
分を侵しにくいという特徴を具備する。しかして、前記
のa〜d成分と共にe成分の二酸化塩素を配合した形態
では、特に洗浄対象が血液中の老廃物のような有機物の
付着汚染度の高いものであっても良好な殺菌力を示すと
いう利点があり、更にa〜d成分と共にf成分の珪酸塩
を配合したした形態では、金属に対する腐食性が特に小
さくなるという利点がある。
【0030】
【実施例】
実施例1〜10 a)次亜塩素酸ナトリウム、b)水酸化ナトリウム、
c)陰イオン界面活性剤、d)金属封鎖剤、e)二酸化
塩素、f)珪酸ナトリウムの各成分を後記表1の比率で
配合して殺菌洗浄剤を調製した。表1中の各成分の配合
量は重量部であり、これら成分に水を加えた殺菌洗浄剤
の全量を100重量部としている。なお、a成分の次亜
塩素酸ナトリウムとしては市販の有効塩素12%(濃度
12.6%)の水溶液、e成分の二酸化塩素としては濃
度2%の水溶液をそれぞれ用いた。また、陰イオン界面
活性剤のC1〜C3と金属封鎖剤のD1〜D4は、次の
とおりである。
【0031】〔陰イオン界面活性剤〕 C1・・・前記一般式(C1)におけるR1 の炭素数が
12,nが3〜9であるポリオキシエチレンアルキル硫
酸塩 C2・・・前記一般式(C2)におけるR2 の炭素数が
9,nが3〜9であるポリオキシエチレンアルキルフェ
ニル硫酸塩 C3・・・前記一般式(C3)におけるR3 の炭素数が
9であるアルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩
【0032】D1・・・トリポリりん酸ナトリウム D2・・・テトラポリりん酸ナトリウム D3・・・ヘキサメタりん酸ナトリウム D4・・・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量約
7,000)
【0033】
【表1】
【0034】比較例1〜5 a)次亜塩素酸ナトリウム、b)水酸化ナトリウム、
c)陰イオン界面活性剤、d)金属封鎖剤、EDTA−
Na塩の各成分を、後記表2の比率で実施例1〜10と
同様に配合して殺菌洗浄剤を調製した。なお、次亜塩素
酸ナトリウム、陰イオン界面活性剤C2、金属封鎖剤D
2は実施例1〜10で用いたものと同様である。
【0035】
【表2】
【0036】上記各実施例及び比較例の殺菌洗浄剤を用
い、保存安定性、金属に対する腐食性、殺菌洗浄性(血
液洗浄性、CaCO3 溶解量、有機物存在下での殺菌
力)、対油脂洗浄性、耐硬水性についてそれぞれ試験し
た。その結果を後記表2〜5に示す。なお、各々の試験
方法は次のとおりである。
【0037】〔保存安定性〕殺菌洗浄剤を38℃にて3
0日間放置し、有効塩素の残留率を調べた。
【0038】〔金属に対する腐食性〕殺菌洗浄剤を蒸留
水にて70倍に希釈し、この希釈液を38℃に加温した
状態で液中にSUS304ステンレス鋼板(50×20
×1.5mm、重量約7.5g)を5日間浸漬したの
ち、重量変化を測定すると共に板表面の状態を観察し
た。
【0039】〔洗浄性A〕ヘマクリット毛細管内に血液
を塗布し、105℃にて2時間加熱を行ったのち、70
倍に希釈した殺菌洗浄剤の液中に浸漬し、15分後と2
0分後にそれぞれ毛細管内の付着物の有無をアミドブラ
ック10B呈色試験により調べた。その結果から、付着
物の残留が多い場合を(+)、僅かに残留している場合
を(±)、全く残留が認められないものを(−)とする
3段階で表した。
【0040】〔洗浄性B〕調製後に常温で30日間保存
した殺菌洗浄剤を用い、その50gに2%炭酸ナトリウ
ム水溶液10mlと水50mlを加え、これに0.25
モルの酢酸カルシウムを加えて炭酸カルシウムを生成さ
せ、この炭酸カルシウムが溶解するように攪拌を行い、
攪拌を続けても液の濁りが消えなくなったところを終点
とし、殺菌洗浄剤100g当たりの炭酸カルシウムの溶
解量(mg)を求めた。
【0041】〔有機物存在下での殺菌力〕殺菌洗浄剤の
70倍希釈液中に10容量%の血清を混合し、これをふ
卵器内で38℃にて30分間放置したのち、有効塩素の
残留率(%)を調べ、これを殺菌力の指標とした。
【0042】〔対油脂洗浄性〕殺菌洗浄剤を水道水(全
硬度40mgCaCO3 /l)にて50倍に希釈した液
中に、外周面にバターを6cmの幅で塗布した試験管
(直径15mm、高さ105mm)を常温下で16時間
浸漬したのち、水洗し、バターの残留量を測定し、浸漬
前を100%とする残留比率を調べた。
【0043】〔耐硬水性〕殺菌洗浄剤を全硬度(mgC
aCO3 /l)が40、60、80の水でそれぞれ50
倍に希釈し、それぞれ500mlのビーカーに取り、3
日間放置したのち、ビーカー内面に析出する硬度成分の
付着物の有(+)無(─)を調べた。
【0044】
【表3】
【0045】上記表3の結果から、本発明の殺菌洗浄剤
は、有効塩素量の経時的低下が少なく保存安定性に優
れ、長期にわたって高い殺菌力を維持することが判る。
これに対し、次亜塩素酸ナトリウム単独の殺菌洗浄剤
(比較例1)では有効塩素量の経時的低下が大きいこと
が判る。更に、本発明の殺菌洗浄剤における特定の金属
封鎖剤に代えてEDTA−Na塩を配合した殺菌洗浄剤
(比較例5)では、僅か5日間の保存で有効塩素量が激
減し、殺菌力が著しく低下するために長期保存できない
ことが明らかである。なお、比較例5の殺菌洗浄剤を調
製後にポリ容器に入れて密閉しておいたところ、2日後
で分解ガスによりポリ容器が大きく膨張し、破裂する危
険性があった。
【0046】
【表4】
【0047】上記表4の結果から、本発明の殺菌洗浄剤
は、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とするにも関わらず
金属に対する腐食性が小さく、特に珪酸塩を配合したも
の(実施例3,4,8,10)では殆ど腐食性を示さ
ず、人工透析装置やその周辺機器等の洗浄対象とする医
療機器の金属腐食による耐久性低下を抑制できることが
判る。これに対し、珪酸塩及び金属封鎖剤を含まない殺
菌洗浄剤(比較例1,2)では、上記の腐食性が大きい
ことが判る。
【0048】
【表5】
【0049】上記表5より明らかなように、本発明の殺
菌洗浄剤は、優れた殺菌力及び洗浄力を備え、カルシウ
ム塩からなる付着物も効率よく除去でき、二酸化塩素を
配合したもの(実施例2,4,5,7,10)では有機
物の付着汚染度が高い場合でも良好な殺菌力を発揮でき
る。これに対し、陰イオン界面活性剤を含まない殺菌洗
浄剤(比較例1,2,4)では洗浄力に劣り、また金属
封鎖剤を含まない殺菌洗浄剤(比較例3)ではカルシウ
ム塩の付着物を除去できないことが判る。更に金属封鎖
剤としてEDTA−Na塩を配合した殺菌洗浄剤(比較
例5)では、調製1日後に使用しても有効塩素量の減少
によりカルシウム塩からなる付着物を充分に除去できな
いことが判る。
【0050】
【表6】
【0051】上記表6より明らかなように、本発明の殺
菌洗浄剤は、油脂成分の汚れに対する洗浄性にも優れ、
医療機器や理化学用器具に付着した血液や体液中の脂
質、取扱い者の皮脂等も確実に除去できると共に、希釈
水中の硬度成分の析出を生じにくいため、希釈水として
通常の水道水を用いても該硬度成分の析出付着による汚
れを回避できる。これに対し、陰イオン界面活性剤を含
まない殺菌洗浄剤(比較例1,2,4)では油脂の汚れ
を殆ど除去できず、また陰イオン界面活性剤を含んでい
ても金属封鎖剤としてEDTA−Na塩を用いた殺菌洗
浄剤(比較例5)では、油脂汚れの除去性が劣る上に希
釈水中の硬度成分の析出による汚れを生じることが判
る。
【0052】次に、前記実施例1,2,4,6,7,9
と比較例1の各殺菌洗浄剤について、それぞれ水を加え
て70倍、140倍、280倍に希釈した希釈液を調製
し、これら希釈液に大腸菌、絹膜菌、黄色ブドウ球菌の
3種の菌を5分間接触させたのち、SCDLP寒天培地
「ダイゴ」に植種し、37℃,48時間後の各菌の成育
の有無を調べた。その結果、いずれの希釈液に接触させ
た菌も全て成育が認められず、これら殺菌洗浄剤の上記
各倍率の希釈液は全て充分な殺菌性を有することがわか
った。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、人工透析装置
及びその周辺機器を始めとする各種医療機器の洗浄消毒
を行う殺菌洗浄剤として、優れた殺菌力と洗浄力を兼ね
備えると共に、保存安定性が良好であって長期にわたっ
て安定した殺菌洗浄力を発揮でき、しかも金属に対する
腐食性が小さく、洗浄対象とする医療機器の金属腐食に
よる耐久性低下を抑制でき、且つ一回の操作で洗浄を行
えるので、洗浄作業の労力及び時間が軽減され、また希
釈水中に硬質成分が存在してもその析出付着を生じるお
それがないから、希釈水として通常の水道水を支障なく
利用できるものが提供される。
【0054】請求項2の発明によれば、上記の殺菌洗浄
剤として、特に優れた殺菌力と洗浄力を確実に発揮でき
るものが提供される。
【0055】請求項3の発明によれば、上記の殺菌洗浄
剤として、特に洗浄対象が血液中の老廃物のような有機
物の付着汚染度の高いものであっても良好な殺菌力を示
すものが提供される。
【0056】請求項4の発明によれば、上記の殺菌洗浄
剤として、金属に対する腐食性が殆どなく、医療機器の
金属腐食による悪影響を特に生じ易い部位に対する洗浄
に好適なものが提供される。
【0057】請求項5〜8の発明によれば、上記の殺菌
洗浄剤として、特に優れた洗浄力を具備すると共に、該
洗浄力の経時的低下をより生じにくいものが提供され
る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】必須成分として、a)次亜塩素酸ナトリウ
    ム、b)水酸化アルカリ、c)陰イオン界面活性剤、
    d)重合りん酸塩とポリアクリル酸塩及びアクリル酸塩
    −マレイン酸塩共重合体より選ばれる少なくとも一種の
    金属封鎖剤、を含有することを特徴とする医療機器用殺
    菌洗浄剤。
  2. 【請求項2】a成分の次亜塩素酸ナトリウム(NaCl
    O換算)に対して、c成分の陰イオン界面活性剤が5〜
    100重量%、d成分の金属封鎖剤が0.5〜100重
    量%の割合でそれぞれ含有されてなる請求項1記載の医
    療機器用殺菌洗浄剤。
  3. 【請求項3】a成分の次亜塩素酸ナトリウム(NaCl
    O換算)に対して、e)二酸化塩素0.2〜8重量%が
    含有されてなる請求項2記載の医療機器用殺菌洗浄剤。
  4. 【請求項4】a成分の次亜塩素酸ナトリウム(NaCl
    O換算)に対して、f)珪酸塩0.2〜40重量%が含
    有されてなる請求項2又は3記載の医療機器用殺洗浄
    剤。
  5. 【請求項5】c成分の陰イオン界面活性剤が、ポリオキ
    シエチレンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
    ルフェニル硫酸塩、及びアルキルジフェニルエーテルジ
    スルホン酸塩より選ばれる少なくとも一種である請求項
    1〜4のいずれかに記載の医療機器用殺菌洗浄剤。
  6. 【請求項6】ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩が次の
    一般式(C1); R1 −O−(CH2 CH2 O)nSO3 Na ・・・(C1) 〔R1 は炭素数8〜18のアルキル基、nは3〜15の
    整数〕で表されるものである請求項5記載の医療機器用
    殺菌洗浄剤。
  7. 【請求項7】ポリオキシエチレンアルキルフェニル硫酸
    塩が次の一般式(C2); で表されるものである請求項5又は6記載の医療機器用
    殺菌洗浄剤。
  8. 【請求項8】アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸
    塩が次の一般式(C3); で表されるものである請求項5〜7のいずれかに記載の
    医療機器用殺菌洗浄剤。
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