JPH07231642A - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
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- JPH07231642A JPH07231642A JP1844594A JP1844594A JPH07231642A JP H07231642 A JPH07231642 A JP H07231642A JP 1844594 A JP1844594 A JP 1844594A JP 1844594 A JP1844594 A JP 1844594A JP H07231642 A JPH07231642 A JP H07231642A
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- JP
- Japan
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- carrier
- wheels
- track
- traveling
- linear motor
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- Linear Motors (AREA)
- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 完全無人化され、運用、保守が容易であり、
しかも、作業能率を高くすることができる搬送装置。 【構成】 運搬車１の荷台３に設けられ旋回自在とされ
る複数の走行車輪４と、荷台３の前後に設けられ走行方
向に直交する方向に所定の間隔を形成して設けられる複
数の水平案内車輪５と、荷台３の隅部近傍に設けられる
複数の分岐案内車輪６と、荷台３に設けられるリアクシ
ョンプレート７と、前記水平案内車輪５に挾持される案
内軌道１０を備えるとともに前記走行車輪４が走行する
走行面９を備えた軌道２と、この軌道２に設けられるリ
ニアモータとを有している。
しかも、作業能率を高くすることができる搬送装置。 【構成】 運搬車１の荷台３に設けられ旋回自在とされ
る複数の走行車輪４と、荷台３の前後に設けられ走行方
向に直交する方向に所定の間隔を形成して設けられる複
数の水平案内車輪５と、荷台３の隅部近傍に設けられる
複数の分岐案内車輪６と、荷台３に設けられるリアクシ
ョンプレート７と、前記水平案内車輪５に挾持される案
内軌道１０を備えるとともに前記走行車輪４が走行する
走行面９を備えた軌道２と、この軌道２に設けられるリ
ニアモータとを有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物の搬送装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、使用されている搬送装置として
は、例えば、特開平１−２６１１０３号公報に記載され
ているように搬送装置は搬送用台車とループ経路を形成
するレールとを有している。そして、このループ経路
は、上流側の複数の作業部のコンベヤと下流側の複数の
棚への搬入、搬出装置のコンベヤとの間に設けられてお
り、荷物を載置した搬送用台車をループ経路上を走行さ
せて目的とする搬入装置の側部で停止させ、搬送用台車
上の荷物を搬入装置上に移し、搬入装置上の荷物を棚の
近くまで搬入したのち、出し入れ装置によって棚の目的
とする処に入れるようになっている。
は、例えば、特開平１−２６１１０３号公報に記載され
ているように搬送装置は搬送用台車とループ経路を形成
するレールとを有している。そして、このループ経路
は、上流側の複数の作業部のコンベヤと下流側の複数の
棚への搬入、搬出装置のコンベヤとの間に設けられてお
り、荷物を載置した搬送用台車をループ経路上を走行さ
せて目的とする搬入装置の側部で停止させ、搬送用台車
上の荷物を搬入装置上に移し、搬入装置上の荷物を棚の
近くまで搬入したのち、出し入れ装置によって棚の目的
とする処に入れるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記の搬送装
置では、ループ経路の上流側と下流側とにそれぞれ搬送
手段を有しているので構成が複雑であり、しかも、狭い
場所で作業者が積み換え作業を行なわなければならず、
作業能率が低下する等の問題があった。
置では、ループ経路の上流側と下流側とにそれぞれ搬送
手段を有しているので構成が複雑であり、しかも、狭い
場所で作業者が積み換え作業を行なわなければならず、
作業能率が低下する等の問題があった。
【０００４】本発明は、これに鑑み、完全に無人化さ
れ、信頼性、耐久性とともに運用、保守が容易であり、
しかも、作業能率を高くすることができる搬送装置を提
供することを目的としてなされたものである。
れ、信頼性、耐久性とともに運用、保守が容易であり、
しかも、作業能率を高くすることができる搬送装置を提
供することを目的としてなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決するため本発明は、運搬車の荷台に設けられ旋回自在
とされる複数の走行車輪と、荷台の前後に設けられ走行
方向に直交する方向に所定の間隔を形成して設けられる
複数の水平案内車輪と、荷台の隅部近傍に設けられる複
数の分岐案内車輪と、荷台に設けられるリアクションプ
レートと、前記水平案内車輪に挾持される案内軌道を備
えるとともに前記走行車輪が走行する走行面を備えた軌
道と、この軌道に設けられるリニアモータとを有するこ
とを特徴とする搬送装置と、運搬車の荷台の上面に設け
られるコンベヤと、荷台の走行方向の側部に設けられる
複数の駆動輪と、これらの駆動輪に当接するように軌道
上に設けられ運搬車の走行方向に沿う方向に駆動される
駆動帯とを有することを特徴とする搬送装置の荷物積み
卸し装置であり、そして、運搬車の荷台に設けられ旋回
自在とされる複数の走行車輪と、荷台の前後に設けられ
走行方向に直交する方向に所定の間隔を形成して設けら
れる複数の水平案内車輪と、荷台の隅部近傍に設けられ
る複数の分岐案内車輪と、荷台に設けられるリアクショ
ンプレートと、前記水平案内車輪に挾持される案内軌道
を備えるとともに前記走行車輪が走行する走行面を備え
た軌道と、この軌道に設けられるリニアモータと、運搬
車の荷台の上面に設けられるコンベヤ、荷台の走行方向
の側部に設けられる複数の駆動輪、これらの駆動輪に当
接するように軌道上に設けられ運搬車の走行方向に沿う
方向に駆動される駆動帯を備えた荷物積み卸し装置とを
有することを特徴とする搬送装置である。そして、前記
リニアモータは、軌道の分岐部に運搬車を分岐走行方向
に向かわせる分岐リニアモータと、直進走行方向に向か
わせる直進リニアモータとを配設するとよく、また、案
内軌道の所定位置に走行方向に直交する方向に向かって
開くブレーキレールと、このブレーキレールを開閉させ
る開閉機構とを備えた運搬車非常停止装置を設けるとよ
い。
決するため本発明は、運搬車の荷台に設けられ旋回自在
とされる複数の走行車輪と、荷台の前後に設けられ走行
方向に直交する方向に所定の間隔を形成して設けられる
複数の水平案内車輪と、荷台の隅部近傍に設けられる複
数の分岐案内車輪と、荷台に設けられるリアクションプ
レートと、前記水平案内車輪に挾持される案内軌道を備
えるとともに前記走行車輪が走行する走行面を備えた軌
道と、この軌道に設けられるリニアモータとを有するこ
とを特徴とする搬送装置と、運搬車の荷台の上面に設け
られるコンベヤと、荷台の走行方向の側部に設けられる
複数の駆動輪と、これらの駆動輪に当接するように軌道
上に設けられ運搬車の走行方向に沿う方向に駆動される
駆動帯とを有することを特徴とする搬送装置の荷物積み
卸し装置であり、そして、運搬車の荷台に設けられ旋回
自在とされる複数の走行車輪と、荷台の前後に設けられ
走行方向に直交する方向に所定の間隔を形成して設けら
れる複数の水平案内車輪と、荷台の隅部近傍に設けられ
る複数の分岐案内車輪と、荷台に設けられるリアクショ
ンプレートと、前記水平案内車輪に挾持される案内軌道
を備えるとともに前記走行車輪が走行する走行面を備え
た軌道と、この軌道に設けられるリニアモータと、運搬
車の荷台の上面に設けられるコンベヤ、荷台の走行方向
の側部に設けられる複数の駆動輪、これらの駆動輪に当
接するように軌道上に設けられ運搬車の走行方向に沿う
方向に駆動される駆動帯を備えた荷物積み卸し装置とを
有することを特徴とする搬送装置である。そして、前記
リニアモータは、軌道の分岐部に運搬車を分岐走行方向
に向かわせる分岐リニアモータと、直進走行方向に向か
わせる直進リニアモータとを配設するとよく、また、案
内軌道の所定位置に走行方向に直交する方向に向かって
開くブレーキレールと、このブレーキレールを開閉させ
る開閉機構とを備えた運搬車非常停止装置を設けるとよ
い。
【０００６】
【作用】運搬車は、その水平案内車輪が案内軌道を挾持
し案内軌道に沿ってリニアモータにより走行面上を走行
する。そして分岐部にくると、運搬車は、分岐リニアモ
ータあるいは直進リニアモータにより分岐方向あるいは
直進方向へ走行する。また、荷物積み卸し部にくると、
運搬車の駆動輪が軌道上の駆動帯に当接して駆動され駆
動輪によりコンベヤが走行しコンベヤ上の荷物が積み卸
しされる。また、リニアモータの電源が切れると案内軌
道のブレーキレールの開閉機構が開き運搬車は非常停止
する。
し案内軌道に沿ってリニアモータにより走行面上を走行
する。そして分岐部にくると、運搬車は、分岐リニアモ
ータあるいは直進リニアモータにより分岐方向あるいは
直進方向へ走行する。また、荷物積み卸し部にくると、
運搬車の駆動輪が軌道上の駆動帯に当接して駆動され駆
動輪によりコンベヤが走行しコンベヤ上の荷物が積み卸
しされる。また、リニアモータの電源が切れると案内軌
道のブレーキレールの開閉機構が開き運搬車は非常停止
する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の搬送装置の一実施例を図１〜
図９を参照して説明する。
図９を参照して説明する。
【０００８】搬送装置は、運搬車１と軌道２とを有して
いる。
いる。
【０００９】運搬車１は、荷台３と、この荷台３の下部
に設けられる走行車輪４と、水平案内車輪５と、分岐案
内車輪６と、リアクションプレート７とを有し、荷台３
の走行方向の側部には駆動輪８が設けられている。
に設けられる走行車輪４と、水平案内車輪５と、分岐案
内車輪６と、リアクションプレート７とを有し、荷台３
の走行方向の側部には駆動輪８が設けられている。
【００１０】荷台３は、ほぼ正方形形状に形成されてお
り、下面の各隅部近傍には旋回自在な走行車輪４が軸支
されている。そして、荷台３の下面の中央部の前後には
走行方向に直交する方向に後述の案内軌道を挾持する間
隔を形成して水平方向に回転する２組の水平案内車輪５
が軸支されている。また、荷台３の下面の各隅部には水
平方向に回転する分岐案内車輪６が軸支されており、そ
して、後述のリニアモータに近接してリアクションプレ
ート７が固着されている。
り、下面の各隅部近傍には旋回自在な走行車輪４が軸支
されている。そして、荷台３の下面の中央部の前後には
走行方向に直交する方向に後述の案内軌道を挾持する間
隔を形成して水平方向に回転する２組の水平案内車輪５
が軸支されている。また、荷台３の下面の各隅部には水
平方向に回転する分岐案内車輪６が軸支されており、そ
して、後述のリニアモータに近接してリアクションプレ
ート７が固着されている。
【００１１】さらに、荷台３の走行方向の両側部の中央
には水平方向に回転する２個の駆動輪８が上下方向に所
定の間隔を形成して軸支されている。
には水平方向に回転する２個の駆動輪８が上下方向に所
定の間隔を形成して軸支されている。
【００１２】軌道２は、走行面９と案内軌道１０とを有
している。
している。
【００１３】走行面９は、走行車輪４が走行する面であ
って基礎面１１上に路板１２を敷設し、走行車輪４がス
ムーズに走行するようになっている。
って基礎面１１上に路板１２を敷設し、走行車輪４がス
ムーズに走行するようになっている。
【００１４】案内軌道１０は、帯状でその両側面が水平
案内車輪５に挾持されるようになっている。そして、こ
の案内軌道１０は、走行面９と走行面９との間に巾方向
を垂直として立設されている。また、案内軌道１０と走
行面９との間にはリニアモータ１３が設けられている。
案内車輪５に挾持されるようになっている。そして、こ
の案内軌道１０は、走行面９と走行面９との間に巾方向
を垂直として立設されている。また、案内軌道１０と走
行面９との間にはリニアモータ１３が設けられている。
【００１５】リニアモータ１３は、運搬車１を直進走行
方向に向かわせる直進リニアモータ１４と、運搬車１を
分岐走行方向に向かわせる分岐リニアモータ１５とを備
えている。そして、図９に示すように分岐部１６には直
進リニアモータ１４と分岐リニアモータ１５とが交互に
配設されておりこの分岐部１６の走行面９の外側には分
岐案内車輪６に当接するようにして分岐ガイド１７と、
直進ガイド１８とが設けられている。なお、この分岐ガ
イド１７と直進ガイド１８が設けられている個所には案
内軌道１０は設けられないようになっている。
方向に向かわせる直進リニアモータ１４と、運搬車１を
分岐走行方向に向かわせる分岐リニアモータ１５とを備
えている。そして、図９に示すように分岐部１６には直
進リニアモータ１４と分岐リニアモータ１５とが交互に
配設されておりこの分岐部１６の走行面９の外側には分
岐案内車輪６に当接するようにして分岐ガイド１７と、
直進ガイド１８とが設けられている。なお、この分岐ガ
イド１７と直進ガイド１８が設けられている個所には案
内軌道１０は設けられないようになっている。
【００１６】荷物積み卸し装置１９は、荷台３の上面に
設けられ荷台３の走行方向に平行な中心線から走行方向
に直交する左右方向に走行するコンベヤ２０と、荷台３
側部に設けられる駆動輪８と、軌道２に設けられる駆動
帯２１とを有している。そして、コンベヤ２０は駆動輪
８により駆動されて走行するようになっている。
設けられ荷台３の走行方向に平行な中心線から走行方向
に直交する左右方向に走行するコンベヤ２０と、荷台３
側部に設けられる駆動輪８と、軌道２に設けられる駆動
帯２１とを有している。そして、コンベヤ２０は駆動輪
８により駆動されて走行するようになっている。
【００１７】駆動帯２１は、図４及び図５に示すように
荷物を積み卸しする位置に駆動輪８に当接するように設
けられており、図示しない駆動手段によって駆動帯２１
が駆動され駆動帯２１の走行により駆動輪８が回転しコ
ンベヤ２０が走行するようになっている。
荷物を積み卸しする位置に駆動輪８に当接するように設
けられており、図示しない駆動手段によって駆動帯２１
が駆動され駆動帯２１の走行により駆動輪８が回転しコ
ンベヤ２０が走行するようになっている。
【００１８】また、案内軌道１０の所定の個所には運搬
車非常停止装置２２が設けられている。
車非常停止装置２２が設けられている。
【００１９】この運搬車非常停止装置２２は、リニアモ
ータ１３の電源がＯＦＦになって運搬車１が自在に走行
できる状態となったときに運搬車１を停止させるための
ものであって、図６に示すように、案内軌道１０の個所
に複数（本実施例では５個）設けられている。そして、
運搬車非常停止装置２２は、図７に示すように案内軌道
１０の下部の両側面に形成されるブレーキレール２３
と、これらのブレーキレール２３に挾まれて設けられる
断面楕円形状の励磁アクチュエータ２４（図８参照）と
を有しており、通常は励磁アクチュエータ２４の短径部
にブレーキレール２３，２３が当接し、これらのブレー
キレール２３，２３の外側に所定の隙間を形成して運搬
車１のブレーキシュー２５，２５が位置して運搬車１が
走行している。そして、リニアモータ１３の電源がＯＦ
Ｆになると励磁アクチュエータ２４が回転し長径部がブ
レーキレール２３，２３に当接するのでブレーキレール
２３，２３は外側へ拡がってブレーキシュー２５，２５
に当接し、ブレーキがかかるので運搬車１はこの位置に
停止する。そして、リニアモータ１３の電源がＯＮにな
ると励磁アクチュエータに停止する。そして、リニアモ
ータ１３の電源がＯＮになると励磁アクチュエータ２４
は回転して短径部がブレーキレール２３，２３に当接す
るとともに図示しないスプリングによってブレーキレー
ル２３，２３は狭まりりブレーキシュー２５，２５とブ
レーキレール２３，２３との間には所定の隙間ができる
ようになっている。
ータ１３の電源がＯＦＦになって運搬車１が自在に走行
できる状態となったときに運搬車１を停止させるための
ものであって、図６に示すように、案内軌道１０の個所
に複数（本実施例では５個）設けられている。そして、
運搬車非常停止装置２２は、図７に示すように案内軌道
１０の下部の両側面に形成されるブレーキレール２３
と、これらのブレーキレール２３に挾まれて設けられる
断面楕円形状の励磁アクチュエータ２４（図８参照）と
を有しており、通常は励磁アクチュエータ２４の短径部
にブレーキレール２３，２３が当接し、これらのブレー
キレール２３，２３の外側に所定の隙間を形成して運搬
車１のブレーキシュー２５，２５が位置して運搬車１が
走行している。そして、リニアモータ１３の電源がＯＦ
Ｆになると励磁アクチュエータ２４が回転し長径部がブ
レーキレール２３，２３に当接するのでブレーキレール
２３，２３は外側へ拡がってブレーキシュー２５，２５
に当接し、ブレーキがかかるので運搬車１はこの位置に
停止する。そして、リニアモータ１３の電源がＯＮにな
ると励磁アクチュエータに停止する。そして、リニアモ
ータ１３の電源がＯＮになると励磁アクチュエータ２４
は回転して短径部がブレーキレール２３，２３に当接す
るとともに図示しないスプリングによってブレーキレー
ル２３，２３は狭まりりブレーキシュー２５，２５とブ
レーキレール２３，２３との間には所定の隙間ができる
ようになっている。
【００２０】なお、２６はバッファを示している。
【００２１】本発明の運搬装置は、以上のように構成さ
れているので、運搬車１は、リニアモータ１３に通電す
るとリアクションプレート７を介して走行する。そし
て、水平案内車輪５に挾まれる案内軌道１０をガイドと
し走行車輪４は走行面９の路板１２上を走行する。この
場合、直進走行する部分には直進リニアモータ１４のみ
が設けられているので運搬車１は直進走行する。そし
て、図９に示す分岐部１６に運搬車１がくると、例え
ば、右上方へ分岐させる場合には直進リニアモータ１４
の励磁とともに分岐リニアモータ１５を図９の上方に向
けて励磁することにより運搬車１の分岐案内車輪６が分
岐ガイド１７に当接しつつ走行するので、運搬車１は右
上方へ走行する。また、直進させる場合には分岐部１６
の手前（図９における左方向）の直進リニアモータ１４
の励磁とともに分岐リニアモータ１５を図９の下方に向
けて励磁することにより運搬車１の分岐案内車輪６は直
進ガイド１８に当接しつつ走行するので、運搬車１は直
進する。
れているので、運搬車１は、リニアモータ１３に通電す
るとリアクションプレート７を介して走行する。そし
て、水平案内車輪５に挾まれる案内軌道１０をガイドと
し走行車輪４は走行面９の路板１２上を走行する。この
場合、直進走行する部分には直進リニアモータ１４のみ
が設けられているので運搬車１は直進走行する。そし
て、図９に示す分岐部１６に運搬車１がくると、例え
ば、右上方へ分岐させる場合には直進リニアモータ１４
の励磁とともに分岐リニアモータ１５を図９の上方に向
けて励磁することにより運搬車１の分岐案内車輪６が分
岐ガイド１７に当接しつつ走行するので、運搬車１は右
上方へ走行する。また、直進させる場合には分岐部１６
の手前（図９における左方向）の直進リニアモータ１４
の励磁とともに分岐リニアモータ１５を図９の下方に向
けて励磁することにより運搬車１の分岐案内車輪６は直
進ガイド１８に当接しつつ走行するので、運搬車１は直
進する。
【００２２】そして、図４及び図５に示すように運搬車
１が、荷物の積み卸し位置に近づくとこの位置の駆動帯
２１が走行を始める。そして、荷台３の駆動輪８が駆動
帯２１に当接すると駆動輪８が駆動されコンベヤ２０が
走行するので、荷物はコンベヤ２０から積み卸される。
１が、荷物の積み卸し位置に近づくとこの位置の駆動帯
２１が走行を始める。そして、荷台３の駆動輪８が駆動
帯２１に当接すると駆動輪８が駆動されコンベヤ２０が
走行するので、荷物はコンベヤ２０から積み卸される。
【００２３】また、運搬車１が走行中にリニアモータ１
３の電源がＯＦＦになると図６及び図７に示すように、
ブレーキレール２３，２３が案内軌道１０の巾から外側
へ開くので、運搬車１のブレーキシュー２５，２５には
ブレーキレール２３，２３が当接し運搬車１は停止す
る。そして、リニアモータ１３の電源がＯＮになるとブ
レーキレール２３，２３は案内軌道１０側へ閉じるの
で、運搬車１は走行することができる。
３の電源がＯＦＦになると図６及び図７に示すように、
ブレーキレール２３，２３が案内軌道１０の巾から外側
へ開くので、運搬車１のブレーキシュー２５，２５には
ブレーキレール２３，２３が当接し運搬車１は停止す
る。そして、リニアモータ１３の電源がＯＮになるとブ
レーキレール２３，２３は案内軌道１０側へ閉じるの
で、運搬車１は走行することができる。
【００２４】なお、この搬送装置は、空港の荷物の処理
及び倉庫の荷物の処理などに使用することができる。
及び倉庫の荷物の処理などに使用することができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明による搬送装
置は、運搬車の荷台に設けられ旋回自在とされる複数の
走行車輪と、荷台の前後に設けられ走行方向に直交する
方向に所定の間隔を形成して設けられる複数の水平案内
車輪と、荷台の隅部近傍に設けられる複数の分岐案内車
輪と、荷台に設けられるリアクションプレートと、水平
案内輪に挾持される案内軌道を備えるとともに前記走行
車輪が走行する走行面を備えた軌道と、この軌道に設け
られるリニアモータとを有しているので、運搬車は、駆
動部が不要なため簡単な構造にすることができ、したが
って故障が極めて少く信頼性の高い運搬車とすることが
できる。
置は、運搬車の荷台に設けられ旋回自在とされる複数の
走行車輪と、荷台の前後に設けられ走行方向に直交する
方向に所定の間隔を形成して設けられる複数の水平案内
車輪と、荷台の隅部近傍に設けられる複数の分岐案内車
輪と、荷台に設けられるリアクションプレートと、水平
案内輪に挾持される案内軌道を備えるとともに前記走行
車輪が走行する走行面を備えた軌道と、この軌道に設け
られるリニアモータとを有しているので、運搬車は、駆
動部が不要なため簡単な構造にすることができ、したが
って故障が極めて少く信頼性の高い運搬車とすることが
できる。
【００２６】また、荷台の上面にはコンベヤが設けら
れ、荷台の走行方向の側部には駆動輪が設けられてこの
駆動輪に当接するように設けられた駆動帯によってコン
ベヤが走行するので、コンベヤの走行を必要とする位置
に来ると確実にコンベヤを走行させて荷物を積み卸すこ
とができる。
れ、荷台の走行方向の側部には駆動輪が設けられてこの
駆動輪に当接するように設けられた駆動帯によってコン
ベヤが走行するので、コンベヤの走行を必要とする位置
に来ると確実にコンベヤを走行させて荷物を積み卸すこ
とができる。
【００２７】また、軌道の分岐部には運搬車を分岐走行
させる方向に向かわせる分岐リニアモータと、直進走行
させる方向に向かわせる直進リニアモータとを配設して
分岐走行及び直進走行をさせるので、分岐部において運
搬車は振動等を発生することがなくスムーズな走行をお
こなわせることができ、荷物に対する振動の影響は皆無
となる。
させる方向に向かわせる分岐リニアモータと、直進走行
させる方向に向かわせる直進リニアモータとを配設して
分岐走行及び直進走行をさせるので、分岐部において運
搬車は振動等を発生することがなくスムーズな走行をお
こなわせることができ、荷物に対する振動の影響は皆無
となる。
【００２８】さらに、案内軌道の所定位置に運搬車非常
停止装置を設けているので緊急の場合でも運搬車が衝突
することはない。
停止装置を設けているので緊急の場合でも運搬車が衝突
することはない。
【００２９】また、運搬車が故障してもその運搬車のみ
をオフラインすればよく、全体の搬送ラインをストップ
する必要がないなどの優れた効果がある。
をオフラインすればよく、全体の搬送ラインをストップ
する必要がないなどの優れた効果がある。
【図１】本発明の搬送装置の一実施例に使用する運搬車
の側面図。
の側面図。
【図２】図１の運搬車の平面図。
【図３】図１の運搬車の正面図。
【図４】コンベヤの駆動を示す説明図。
【図５】コンベヤの駆動を示す説明図。
【図６】運搬車非常停止装置の配置を示す平面図。
【図７】運搬車非常停止装置の詳細図。
【図８】運搬車非常停止装置の励磁アクチュエータのＡ
−Ａ線断面図。
−Ａ線断面図。
【図９】リニアモータの配列を示す平面図。
１ 運搬車 ２ 軌道 ３ 荷台 ４ 走行車輪 ５ 水平案内車輪 ６ 分岐案内車輪 ７ リアクションプレート ８ 駆動輪 １０ 案内軌道 １３ リニアモータ １９ 荷物積み卸し装置 ２０ コンベヤ ２２ 運搬車非常停止装置
Claims (5)
- 【請求項１】運搬車の荷台に設けられ旋回自在とされる
複数の走行車輪と、荷台の前後に設けられ走行方向に直
交する方向に所定の間隔を形成して設けられる複数の水
平案内車輪と、荷台の隅部近傍に設けられる複数の分岐
案内車輪と、荷台に設けられるリアクションプレート
と、前記水平案内車輪に挾持される案内軌道を備えると
ともに前記走行車輪が走行する走行面を備えた軌道と、
この軌道に設けられるリニアモータとを有することを特
徴とする搬送装置。 - 【請求項２】運搬車の荷台の上面に設けられるコンベヤ
と、荷台の走行方向の側部に設けられる複数の駆動輪
と、これらの駆動輪に当接するように軌道上に設けられ
運搬車の走行方向に沿う方向に駆動される駆動帯とを有
することを特徴とする搬送装置の荷物積み卸し装置。 - 【請求項３】運搬車の荷台に設けられ旋回自在とされる
複数の走行車輪と、荷台の前後に設けられ走行方向に直
交する方向に所定の間隔を形成して設けられる複数の水
平案内車輪と、荷台の隅部近傍に設けられる複数の分岐
案内車輪と、荷台に設けられるリアクションプレート
と、前記水平案内車輪に挾持される案内軌道を備えると
ともに前記走行車輪が走行する走行面を備えた軌道と、
この軌道に設けられるリニアモータと、運搬車の荷台の
上面に設けられるコンベヤ、荷台の走行方向の側部に設
けられる複数の駆動輪、これらの駆動輪に当接するよう
に軌道上に設けられ運搬車の走行方向に沿う方向に駆動
される駆動帯を備えた荷物積み卸し装置とを有すること
を特徴とする搬送装置。 - 【請求項４】前記リニアモータは、軌道の分岐部に運搬
車を分岐走行方向に向かわせる分岐リニアモータと、直
進走行方向に向かわせる直進リニアモータとを配設した
ことを特徴とする請求項１及び請求項３記載の搬送装
置。 - 【請求項５】案内軌道の所定位置に走行方向に直交する
方向に向かって開くブレーキレールと、このブレーキレ
ールを開閉させる開閉機構とを備えた運搬車非常停止装
置を設けたことを特徴とする請求項１、請求項３及び請
求項４記載の搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1844594A JPH07231642A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1844594A JPH07231642A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07231642A true JPH07231642A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=11971835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1844594A Pending JPH07231642A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07231642A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104150175A (zh) * | 2014-07-24 | 2014-11-19 | 安徽埃夫特智能装备有限公司 | 一种用于工件转运的移动滚床 |
| CN104444165A (zh) * | 2014-10-23 | 2015-03-25 | 南京工业职业技术学院 | 一种智能快递分拣车 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54120116A (en) * | 1978-03-10 | 1979-09-18 | Toshiba Corp | Linear motor driven car traction device |
| JPH03112301A (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-13 | Nkk Corp | リニア式カプセル型走行装置の管路分岐装置 |
| JPH0455214A (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-21 | Nec Corp | 自動仕分け装置 |
| JPH05208730A (ja) * | 1992-10-15 | 1993-08-20 | Daifuku Co Ltd | 荷搬送設備 |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP1844594A patent/JPH07231642A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54120116A (en) * | 1978-03-10 | 1979-09-18 | Toshiba Corp | Linear motor driven car traction device |
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| CN104444165A (zh) * | 2014-10-23 | 2015-03-25 | 南京工业职业技术学院 | 一种智能快递分拣车 |
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