JPH05208730A - 荷搬送設備 - Google Patents

荷搬送設備

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JPH05208730A
JPH05208730A JP4276432A JP27643292A JPH05208730A JP H05208730 A JPH05208730 A JP H05208730A JP 4276432 A JP4276432 A JP 4276432A JP 27643292 A JP27643292 A JP 27643292A JP H05208730 A JPH05208730 A JP H05208730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
rail device
linear motor
truck
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP4276432A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehide Hayashi
武秀 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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Publication of JPH05208730A publication Critical patent/JPH05208730A/ja
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  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 台車4は、固定子11と移動子12により構成さ
れるリニアモータ10を走行駆動力として、ダクト兼用の
レール装置1内で走行する。この走行中に、開口部3を
通る連結部4Cを介して荷支持部4Dが一体移動を行
い、荷支持部4D上の被搬送物を搬送し得る。その際に
台車4側の荷重は、走行案内面2aに走行用車輪6が支
持案内されることで受け止められ、また台車4の横振れ
は、横ガイド車輪7が規制案内面1bに当接することで
防止される。 【効果】 レール装置自体がダクトを兼用し、別々に製
作し配設するものに比べ、製作費や工事費を含む全体の
設備費を安価にでき、全体を小型化でき、クリーン室内
の設備占有空間が小となりスペース的に配設を容易に行
える。地上一次のリニアモータにより、台車を小形化、
軽量化でき、塵埃の発生を極減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば荷を積載して
所定経路を自動走行する台車(移動体)を用いた荷搬送
設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、被搬送物として例えば半導体
のウエハなどのように塵埃を嫌うものがある。この場
合、荷搬送設備を配設する工場(室)内をクリーン化し
ているのであるが、それでも自走台車の車輪が案内用レ
ールに接触転動する際に生じる粉塵などが被搬送物に悪
影響を及ぼすことになる。
【0003】このような問題点を解決するために、従
来、たとえば実公昭59−39103 号公報に見られるような
ダクトを採用した荷搬送設備が提供されている。すなわ
ち、ダクトカバー内にレール装置を配設し、このレール
装置に案内される自走台車の上面から突設した小幅部
を、ダクトカバーの天板に形成したスリットに通し、そ
して小幅部の先端に荷を支持する二又部を設けている。
【0004】しかしながら、この従来形式において自走
台車の走行はモータ駆動形式であることから、スロース
タートやスローストップを確保するために中間での高速
走行が行えず、また信号授受用および電源供給用の導体
(給電レールなど)と自走台車側のブラシ(集電子)と
の摺動による粉塵の発生が多かった。さらに自走台車の
走行は、推進用回転輪をレール装置に圧接転動させるこ
とで行っており、その摩擦時の摩耗により粉塵の発生と
いう問題もあった。
【0005】このような問題点に対しては、たとえば実
公昭44−17220 号公報に見られるリニヤモーター駆動モ
ノレールカーの構造を採用することが考えられる。すな
わち、この従来構成は、モノレール軌条の上面に載置自
在なローラと両側面に当接自在な車輪とを有するリニヤ
ーモーター本体を設け、このリニヤーモーター本体の前
後部それぞれに、リンク機構を介して台車を連結すると
ともに、これら台車に、前記モノレール軌条の上面に載
置自在な主車輪と両側面に当接自在な車輪とを設けてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のダクトを採用し
た荷搬送設備の形式では、上面が開放のC字形のレール
装置とダクトカバーとを別々に製作し、これらを一定経
路の全長に亘って配設しなければならないことと、ダク
トカバーに対するレール装置の固定具が必要なことなど
により、設備全体が高価になる。そしてレール装置を内
蔵することによってダクトカバーが大型化し、クリーン
室内における設備占有空間が大になるとともに、全体が
重量化していた。
【0007】また上記したリニヤモーター駆動モノレー
ルカーの形式では、台車の周囲が開放されていることか
ら、車輪などの接触転動による粉塵発生に問題がある。
さらにリニヤモーターは車上一次タイプであり、これに
よると、車体側にバッテリを搭載するか、車体側への給
電設備が必要である。そしてバッテリを搭載したときに
は車体が大形化、重量化することになり、また給電設備
を設けたときには、モノレール軌条に沿って導体(給電
レールなど)を敷設しなければならず、さらに導体にブ
ラシ(集電子)が摺動することで粉塵が発生することに
なる。
【0008】本発明の目的とするところは、粉塵の発生
ならびに流出を少なくし得、そして全体を小形化、軽量
化し得る荷搬送設備を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の荷搬送設備は、両側板の中間部分に内方へのレー
ル部が設けられかつ上部に開口部が形成された箱形ダク
ト状のレール装置を設け、このレール装置は、両側板に
より左右一対の規制案内面を形成するとともに、レール
部により左右一対の走行案内面を形成し、前記レール装
置の内部に設けた台車側から、前記開口部を通って前記
レール装置の外方へ突出する連結部を設けるとともに、
この連結部の突出部に荷支持部を設け、前記台車側に、
前記走行案内面に支持案内される走行用車輪と前記規制
案内面に当接される横ガイド車輪とを設け、前記レール
装置側に長手方向適当間隔置きにリニアモータの固定子
を配設するとともに、前記台車側にリニアモータの移動
子を配設している。
【0010】
【作用】かかる本発明の構成によると、台車は、固定子
と移動子とにより構成されるリニアモータを走行駆動力
として、ダクト兼用のレール装置内において搬送経路上
を走行する。この走行中においては、開口部を通る連結
部を介して荷支持部が一体移動を行い、荷支持部上の被
搬送物を搬送し得る。その際に台車側の荷重は、走行案
内面に走行用車輪が支持案内されることで受け止めら
れ、また台車の横振れは、横ガイド車輪が規制案内面に
当接することで防止される。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。1は箱形ダクト状のレール装置で、底板1Aと、
この底板1Aの両側縁から上方へ突出する側板1Bと、
これら両側板1Bの上端から内方へ突出する天板1Cと
により構成されている。前記両側板1Bの内面側で高さ
方向の中間部分からは、内方へのレール部2が長さ方向
全長に亘って設けられている。ここでレール装置1は、
レール部2の上方において両側板1Bの内面により左右
一対の規制案内面1bを形成し、そして両レール部2の
上面により左右一対の走行案内面2aを形成している。
前記天板1Cには、幅方向中央部に長さ方向全長に亘っ
て開口部3が形成されている。
【0012】なおこの実施例では天板1Cを側板1Bに
固定したが、レール装置1の全体を一体に形成してもよ
い。またレール装置1としては、たとえば上下分割式で
その連結構造部を利用して前記レール部2を形成したも
のでもよい。
【0013】4は前記レール装置1内に構成された搬送
経路を自動走行する台車(移動体)で、このレール装置
1の内部に所定台数配置されている。前記台車4は、台
車本体部4Aと、この台車本体部4Aの前端部および後
端部にそれぞれピン5を介して縦軸心回りに回動自在に
連結された揺動部4Bとから構成されている。そして、
この台車4側の一例である前記台車本体部4Aの上面か
ら、前記開口部3を通って前記レール装置1の外方へ突
出する連結部4Cを設けるとともに、この連結部4Cの
突出部に荷支持部4Dを設けている。
【0014】前記台車4側の一例である両揺動部4Bの
両側部には、前記走行案内面2aに支持案内されるそれ
ぞれ一個(台車として見た場合、合計四個)の走行用車
輪6が遊転自在に設けられており、さらに走行用車輪6
の前後位置(台車として見た場合、合計八個)には、前
記規制案内面1bに当接される横ガイド車輪7が遊転自
在に設けられている。
【0015】10はリニアモータで、前記レール装置1の
底板1A上面に固設された固定子11と、前記台車4の台
車本体部4Aの下面に固設された移動子としての2次側
導体12とから構成されており、前記固定子11は、前記レ
ール装置1の長さ方向適当間隔おきに設置されている。
【0016】以下、上記構成における作用について説明
する。台車4は、固定子11と2次側導体12とにより構成
されるリニアモータ10を走行駆動力として、レール装置
1内において搬送経路上を往復または一方へ走行する。
この走行中においては、開口部3を通る連結部4Cを介
して荷支持部4Dが一体移動を行い、荷支持部4D上の
被搬送物(図示せず)を搬送し得る。
【0017】その際に台車4側の荷重は、走行案内面2
aに走行用車輪6が支持案内されることで受け止めら
れ、また台車4の横振れは、横ガイド車輪7が規制案内
面1bに当接して案内されることで防止される。またカ
ーブ部の走行時には、規制案内面1bに横ガイド車輪7
が案内されることで、台車4の揺動部4Bがカーブに応
じてピン5の回りに回動することになって円滑にカーブ
を走行し得、粉塵や振動の発生を防止し得る。
【0018】また左右のレール部2,2は内方へ突出し
た片持ち形状であり、かつレール装置1は上部に開口部
3が形成されているため、台車4の通過時、左右のレー
ル部2,2は台車4側の重量により遊端側を下方へ変形
しようとし、かつ両側板1B,1Bもレール部2,2の
上方位置において内方へ変形しようとするが、両側板1
B,1Bの内面に当接している横ガイド車輪7,7が両
側板1B,1Bの内方への変形を阻止し、左右のレール
部2,2は水平姿勢を保持する。これにより台車4の走
行高さ位置の低下を防止できるので、リニアモータ10の
固定子11と台車4側の2次側導体(移動子)12との間隔
を一定に保つことができ、常に安定した走行を行うこと
ができる。
【0019】上述したように走行は、リニアモータ10で
あることから、スロースタート、中間高速、スロースト
ップが行え、以て振動のない走行や精度良い停止が可能
となる。しかも、ブラシ集電方式とする必要がないの
で、粉塵の発生が極めて少ない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたごとく本発明によれば、レー
ル装置自体がダクトを兼用することから、従来別々に製
作し配設するものに比べて、製作費や工事費などを含む
全体の設備費を安価にできるとともに、全体を小型化で
き、クリーン室内における設備占有空間が小となって、
スペース的に配設を容易に行うことができる。
【0021】しかも台車は、地上一次のリニアモータに
よる駆動形式であることから、小形化、軽量化できると
ともに、ブラシ集電形式の給電設備を不要にできて塵埃
の発生を極減でき、さらに台車の支持案内は、車輪を介
して確実に安定して行うことができる。
【0022】またリニアモータ駆動形式の台車は、スロ
ースタート、中間高速、スローストップの走行制御を容
易に行うことができ、振動のない走行、能率的な高速搬
送、精度よい停止を可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、荷搬送設備の一部切
欠き平面図である。
【図2】同荷搬送設備の一部切欠き正面図である。
【図3】同荷搬送設備の一部切欠き側面図である。
【符号の説明】
1 レール装置 1A 底板 1B 側板 1b 規制案内面 1C 天板 2 レール部 2a 走行案内面 3 開口部 4 台車 4A 台車本体部 4B 揺動部 4C 連結部 4D 荷支持部 5 ピン 6 走行用車輪 7 横ガイド車輪 10 リニアモータ 11 固定子 12 2次側導体(移動子)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側板の中間部分に内方へのレール部が
    設けられかつ上部に開口部が形成された箱形ダクト状の
    レール装置を設け、このレール装置は、両側板により左
    右一対の規制案内面を形成するとともに、レール部によ
    り左右一対の走行案内面を形成し、前記レール装置の内
    部に設けた台車側から、前記開口部を通って前記レール
    装置の外方へ突出する連結部を設けるとともに、この連
    結部の突出部に荷支持部を設け、前記台車側に、前記走
    行案内面に支持案内される走行用車輪と前記規制案内面
    に当接される横ガイド車輪とを設け、前記レール装置側
    に長手方向適当間隔置きにリニアモータの固定子を配設
    するとともに、前記台車側にリニアモータの移動子を配
    設したことを特徴とする荷搬送設備。
JP4276432A 1992-10-15 1992-10-15 荷搬送設備 Pending JPH05208730A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07231642A (ja) * 1994-02-15 1995-08-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd 搬送装置
WO2021082750A1 (zh) * 2019-10-29 2021-05-06 株洲时代新材料科技股份有限公司 一种磁悬浮列车导向方法及导向轮装置

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