JPH0723136Y2 - 管内突出物の切断装置 - Google Patents
管内突出物の切断装置Info
- Publication number
- JPH0723136Y2 JPH0723136Y2 JP1991082129U JP8212991U JPH0723136Y2 JP H0723136 Y2 JPH0723136 Y2 JP H0723136Y2 JP 1991082129 U JP1991082129 U JP 1991082129U JP 8212991 U JP8212991 U JP 8212991U JP H0723136 Y2 JPH0723136 Y2 JP H0723136Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- drive device
- tube
- cutter blade
- supported
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/26—Pigs or moles, i.e. devices movable in a pipe or conduit with or without self-contained propulsion means
- F16L55/28—Constructional aspects
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/26—Pigs or moles, i.e. devices movable in a pipe or conduit with or without self-contained propulsion means
- F16L55/265—Pigs or moles, i.e. devices movable in a pipe or conduit with or without self-contained propulsion means specially adapted for work at or near a junction between a main and a lateral pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sawing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は管内突出物の切断を、管
内から遠隔操作のもとに行うことのできる切断装置に関
する。
内から遠隔操作のもとに行うことのできる切断装置に関
する。
【0002】
【従来技術とその問題点】本出願人は先に埋設管枝管部
の内面ライニングを、地上に開口する枝管管口からその
内部に挿入される硬質チューブを用いて行なう工法を提
案した(例えば特開平1−171926号工法参照)。
このライニング工法によれば、上記チューブの余端が支
管から埋設管内に突出し、この突出余端をライニング施
工後に管内より切断除去することが必要になる。
の内面ライニングを、地上に開口する枝管管口からその
内部に挿入される硬質チューブを用いて行なう工法を提
案した(例えば特開平1−171926号工法参照)。
このライニング工法によれば、上記チューブの余端が支
管から埋設管内に突出し、この突出余端をライニング施
工後に管内より切断除去することが必要になる。
【0003】従来このような管内突出物の切断装置とし
て、図11に概略的に示すような構造のものが知られて
いる。この公知の切断装置によれば、回転ドラム1′の
先端の鋸刃2′を管内突出物bに管軸方向から押し付け
るこによって切断できるようになっている。従ってドラ
ム1′の外径が管aの内径に近いほど、管内突出物bを
管aの内面に近い個所で切断できる。ところが管a内に
は取付け管の出っ張りやジョイントの段差などの突起物
(図示せず)があることが多く、管内移動性を確保する
ために、ドラム外径を上記突起物に当らない程度に小さ
くせざるを得ず、これではどうしても管内突出物の一部
が管内突出状態のまま残ることになる。
て、図11に概略的に示すような構造のものが知られて
いる。この公知の切断装置によれば、回転ドラム1′の
先端の鋸刃2′を管内突出物bに管軸方向から押し付け
るこによって切断できるようになっている。従ってドラ
ム1′の外径が管aの内径に近いほど、管内突出物bを
管aの内面に近い個所で切断できる。ところが管a内に
は取付け管の出っ張りやジョイントの段差などの突起物
(図示せず)があることが多く、管内移動性を確保する
ために、ドラム外径を上記突起物に当らない程度に小さ
くせざるを得ず、これではどうしても管内突出物の一部
が管内突出状態のまま残ることになる。
【0004】本考案は、このような従来の問題点を一掃
することを目的としてなされたものである。
することを目的としてなされたものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本考案は、管内を管軸
方向に移動可能な台車上に、該台車上に支持された状態
で第1駆動装置の作動をして管軸方向に往復移動される
移動台と、同台車上に支持された状態で第2駆動装置の
作動をして管半径方向に往復移動されるブレーキパッド
とが備えられ、更に上記移動台上に、該移動台上に支持
された状態で管の中心軸線上で第3駆動装置の作動をし
て揺動回転される回転軸と、該軸の先端に固設された揺
動台とが備えられ、更に上記揺動台上に、該台の前端よ
り前方へ管の中心軸線と平行に突出していて、該台に対
し管軸方向並びに管半径方向に移動可能なカッター刃
と、上記カッター刃を管半径方向に往復移動する第4駆
動装置と、同カッター刃を管軸方向に適宜のピッチで交
互に繰返し往復移動する第5駆動装置とが、備えられて
いることを特徴とする管内突出物の切断装置に係る。
方向に移動可能な台車上に、該台車上に支持された状態
で第1駆動装置の作動をして管軸方向に往復移動される
移動台と、同台車上に支持された状態で第2駆動装置の
作動をして管半径方向に往復移動されるブレーキパッド
とが備えられ、更に上記移動台上に、該移動台上に支持
された状態で管の中心軸線上で第3駆動装置の作動をし
て揺動回転される回転軸と、該軸の先端に固設された揺
動台とが備えられ、更に上記揺動台上に、該台の前端よ
り前方へ管の中心軸線と平行に突出していて、該台に対
し管軸方向並びに管半径方向に移動可能なカッター刃
と、上記カッター刃を管半径方向に往復移動する第4駆
動装置と、同カッター刃を管軸方向に適宜のピッチで交
互に繰返し往復移動する第5駆動装置とが、備えられて
いることを特徴とする管内突出物の切断装置に係る。
【0006】
【実施例】以下に本考案の一実施例を添附図面にもとづ
き説明すると次の通りである。
き説明すると次の通りである。
【0007】本考案装置の管内設置状況を示す図1〜4
から明らかなように、本考案装置は管a内を管軸方向に
移動可能な台車1を具備し、該台車1上には、第2駆動
装置2の作動をして管半径方向に往復移動されるブレー
キパッド3が備えられている。第2駆動装置2として台
車1のフレーム1aに固設された左右一対のシリンダー
(図4参照)が用いられている。
から明らかなように、本考案装置は管a内を管軸方向に
移動可能な台車1を具備し、該台車1上には、第2駆動
装置2の作動をして管半径方向に往復移動されるブレー
キパッド3が備えられている。第2駆動装置2として台
車1のフレーム1aに固設された左右一対のシリンダー
(図4参照)が用いられている。
【0008】更に台車1上に第1駆動装置4の作動をし
て管軸方向に往復移動される移動台5が備えられてい
る。図3に示すように台車1はフレーム1aの中間部に
管軸方向に延出するガイドレール1bを有し、該レール
1bに沿って移動台5が、該台5に付属のガイド5aの
案内で往復移動される。第1駆動装置4としてシリンダ
ー4aが示され、該シリンダー4aは台車1上に固設さ
れ、該シリンダー4aに備えられたピストンロッド4b
の先端は、移動台5上に設けられた前軸受け5bの背面
に一体に連結されている。後軸受け5cの下部には、移
動台5の往復移動時にシリンダー4aの後部が出入りす
る貫通孔5dが設けられている。
て管軸方向に往復移動される移動台5が備えられてい
る。図3に示すように台車1はフレーム1aの中間部に
管軸方向に延出するガイドレール1bを有し、該レール
1bに沿って移動台5が、該台5に付属のガイド5aの
案内で往復移動される。第1駆動装置4としてシリンダ
ー4aが示され、該シリンダー4aは台車1上に固設さ
れ、該シリンダー4aに備えられたピストンロッド4b
の先端は、移動台5上に設けられた前軸受け5bの背面
に一体に連結されている。後軸受け5cの下部には、移
動台5の往復移動時にシリンダー4aの後部が出入りす
る貫通孔5dが設けられている。
【0009】第3駆動装置6(図2参照)の作動をして
揺動回転される回転軸7が、上記移動台5上に前後の軸
受け5b、5cを介し支持され、該軸7の中心軸線は管
aの中心軸線と略々一致している。回転軸7は外周面に
スクリュ部7aを有し、該スクリュ部7aと噛み合うね
じ部8aを内周面に有するねじ筒8が上記軸7上に螺装
され、該ねじ筒8を第3駆動装置6の作動をして軸7に
沿い往復移動することにより、軸7に対し揺動回転を与
え得るようになっている。第3駆動装置6として移動台
5に固設された左右一対のシリンダー(図2参照)が示
され、該シリンダ6のピストンロッド6aの先端は支持
部材6bを介し上記ねじ筒8に一体に連結されている。
揺動回転される回転軸7が、上記移動台5上に前後の軸
受け5b、5cを介し支持され、該軸7の中心軸線は管
aの中心軸線と略々一致している。回転軸7は外周面に
スクリュ部7aを有し、該スクリュ部7aと噛み合うね
じ部8aを内周面に有するねじ筒8が上記軸7上に螺装
され、該ねじ筒8を第3駆動装置6の作動をして軸7に
沿い往復移動することにより、軸7に対し揺動回転を与
え得るようになっている。第3駆動装置6として移動台
5に固設された左右一対のシリンダー(図2参照)が示
され、該シリンダ6のピストンロッド6aの先端は支持
部材6bを介し上記ねじ筒8に一体に連結されている。
【0010】支持部材6bの幅方向の中間には管軸方向
の後方へ延出するガイドロッド6cが備えられ、該ロッ
ド6cは後軸受け5c上に固設された補助軸受け5eに
支持されている。
の後方へ延出するガイドロッド6cが備えられ、該ロッ
ド6cは後軸受け5c上に固設された補助軸受け5eに
支持されている。
【0011】回転軸7の先端に揺動台9が一体に備えら
れ、該揺動台9上に、管軸方向並びに管半径方向に移動
可能で、該台9の前端より前方へ突出するカッター刃1
0と、該カッター刃10を管半径方向に移動させる第4
駆動装置11と、同管軸方向に移動させる第5駆動装置
12とが備えられている。
れ、該揺動台9上に、管軸方向並びに管半径方向に移動
可能で、該台9の前端より前方へ突出するカッター刃1
0と、該カッター刃10を管半径方向に移動させる第4
駆動装置11と、同管軸方向に移動させる第5駆動装置
12とが備えられている。
【0012】カッター刃10は管軸方向に延長され、側
刃10a(図2参照)において鋸切りの要領で管内突出
物を切断できるような構成になっている。カッター刃1
0は基端部10bにおいて、刃受け部材13に取付け固
定され、該刃受け部材13は、刃物受台14のガイド溝
15(図6参照)内に管軸方向に移動可能に嵌装されて
いる。更に刃受け部材13はリンク16を介し回転盤1
7の偏心位置に連結され、回転盤17は下部の筒状部1
7aにおいて、軸受け18を介し刃物受台14と一体に
連結され、刃物受台14は揺動台9の両側板9a、9a
間に振れ止め状態に配置されている。刃物受台14を揺
動台9に備付けの第4駆動装置11の作動をして管半径
方向に往復移動すると、この刃物受台14の往復移動に
つれ、軸受け18、筒状部17a、回転盤17、リンク
16、刃受け部材13及びカッター刃10が同時に管半
径方向に往復移動する。
刃10a(図2参照)において鋸切りの要領で管内突出
物を切断できるような構成になっている。カッター刃1
0は基端部10bにおいて、刃受け部材13に取付け固
定され、該刃受け部材13は、刃物受台14のガイド溝
15(図6参照)内に管軸方向に移動可能に嵌装されて
いる。更に刃受け部材13はリンク16を介し回転盤1
7の偏心位置に連結され、回転盤17は下部の筒状部1
7aにおいて、軸受け18を介し刃物受台14と一体に
連結され、刃物受台14は揺動台9の両側板9a、9a
間に振れ止め状態に配置されている。刃物受台14を揺
動台9に備付けの第4駆動装置11の作動をして管半径
方向に往復移動すると、この刃物受台14の往復移動に
つれ、軸受け18、筒状部17a、回転盤17、リンク
16、刃受け部材13及びカッター刃10が同時に管半
径方向に往復移動する。
【0013】上記回転盤17の筒状部17aは、揺動台
9に備付けの第5駆動装置12(例えば油圧モータ)の
回転軸12aに、該軸12aの回転方向に対し一体、軸
線方向に対しフリーに連結されている。従って筒状部1
7aは、上記軸12aとは一体回転するが、軸12aの
軸線方向には、刃物受台14に同伴して移動できる。
9に備付けの第5駆動装置12(例えば油圧モータ)の
回転軸12aに、該軸12aの回転方向に対し一体、軸
線方向に対しフリーに連結されている。従って筒状部1
7aは、上記軸12aとは一体回転するが、軸12aの
軸線方向には、刃物受台14に同伴して移動できる。
【0014】図5に示す往動位置において、第5駆動装
置12の作動をして、回転盤17に回転を与えると、図
8に示すようにリンク16の基端ピン止め部16aは、
上記盤17の偏心位置を円19の軌跡を画きながら移動
するので、リンク16の先端とピン16bで連結された
刃受け部材13ひいてはカッター刃10はガイド溝15
に案内されながら上記円19の直径を一ピッチとして直
線的に往復動され、カッター刃10の側刃10aによる
カッティングが可能な状態になる。
置12の作動をして、回転盤17に回転を与えると、図
8に示すようにリンク16の基端ピン止め部16aは、
上記盤17の偏心位置を円19の軌跡を画きながら移動
するので、リンク16の先端とピン16bで連結された
刃受け部材13ひいてはカッター刃10はガイド溝15
に案内されながら上記円19の直径を一ピッチとして直
線的に往復動され、カッター刃10の側刃10aによる
カッティングが可能な状態になる。
【0015】管内突出物の位置確認用の当り20が揺動
台9の先端に、管内中心に位置するように備えられ、該
当り20の少なくとも先端部は、ゴムなどのクッション
材料から形成することが好ましい。この当り20は必ず
しも必要でなく省略してもよい。
台9の先端に、管内中心に位置するように備えられ、該
当り20の少なくとも先端部は、ゴムなどのクッション
材料から形成することが好ましい。この当り20は必ず
しも必要でなく省略してもよい。
【0016】図7に示すように、刃物受台14の前面の
両端部に該台14の往動時に管aの内面に接触する左右
一対のガイドロール21、21を備えることができる。
このガイドロール21、21は揺動台9の揺動回転時に
管aの内面上を転動し、管aの内面との間に生ずる接触
摩擦抵抗を軽減し、同時に上記受台14の管半径方向の
位置決め部材として機能する。
両端部に該台14の往動時に管aの内面に接触する左右
一対のガイドロール21、21を備えることができる。
このガイドロール21、21は揺動台9の揺動回転時に
管aの内面上を転動し、管aの内面との間に生ずる接触
摩擦抵抗を軽減し、同時に上記受台14の管半径方向の
位置決め部材として機能する。
【0017】図9に切断対象の管内突出物bの近くまで
管a内を移動された本考案装置Aとテレビカメラ車Bと
が示されている。
管a内を移動された本考案装置Aとテレビカメラ車Bと
が示されている。
【0018】本考案装置の管内移動は図1に示す状態、
即ちカッター刃10並びにブレーキパッド3がそれぞれ
管内面から離れた往動位置を保持し、また移動台5が前
進位置を保持している状態のもとに行われる。この管内
移動中は、カッター刃10は管内面より離れた位置を保
持しているので、仮に管a内に取付け管の出っ張りなど
の管内突起物があっても、これにつかえることなく管a
内をスムーズに移動できる。尚管内移動中は、カッター
刃10は管内突出物bとの衝突を避けるために、図9に
示す頂部位置より側方へ90゜程度回動された位置(図
10参照)を保持している。このようなカッター刃10
の位置調整は、揺動台9を適宜の角度、揺動回転せしめ
ることにより容易に行なうことができる。
即ちカッター刃10並びにブレーキパッド3がそれぞれ
管内面から離れた往動位置を保持し、また移動台5が前
進位置を保持している状態のもとに行われる。この管内
移動中は、カッター刃10は管内面より離れた位置を保
持しているので、仮に管a内に取付け管の出っ張りなど
の管内突起物があっても、これにつかえることなく管a
内をスムーズに移動できる。尚管内移動中は、カッター
刃10は管内突出物bとの衝突を避けるために、図9に
示す頂部位置より側方へ90゜程度回動された位置(図
10参照)を保持している。このようなカッター刃10
の位置調整は、揺動台9を適宜の角度、揺動回転せしめ
ることにより容易に行なうことができる。
【0019】本考案装置Aの管内移動は、図9に示すよ
うに管内テレビカメラ車Bの監視のもとに行なわれ、装
置は当り20が管内突出物bに突き当ると、直ちに移動
停止される。当り20が管内突出物bに突き当ることに
よって、カッター刃10と上記突出物bとの管軸方向の
位置合せが行なわれる。
うに管内テレビカメラ車Bの監視のもとに行なわれ、装
置は当り20が管内突出物bに突き当ると、直ちに移動
停止される。当り20が管内突出物bに突き当ることに
よって、カッター刃10と上記突出物bとの管軸方向の
位置合せが行なわれる。
【0020】本考案装置Aを管内突出物bへの当止位置
で停止させた後は、図5に示すように第2駆動装置2の
作動をして、ブレーキパッド3が、管半径方向に往動さ
れ、管a内面に強く圧着される。管内面へのブレーキパ
ッド3の圧着で、本考案装置の台車1は管a内に拘束さ
れる。次に第1駆動装置4の作動をして移動台5が、図
1の前進位置より僅かに後退され、この後退で該台5の
前端に備付けの当り20が管内突出物bから離れ、フリ
ーとなり、揺動台9は自由に揺動し得る態勢となる。こ
の状態が図5に示されている。
で停止させた後は、図5に示すように第2駆動装置2の
作動をして、ブレーキパッド3が、管半径方向に往動さ
れ、管a内面に強く圧着される。管内面へのブレーキパ
ッド3の圧着で、本考案装置の台車1は管a内に拘束さ
れる。次に第1駆動装置4の作動をして移動台5が、図
1の前進位置より僅かに後退され、この後退で該台5の
前端に備付けの当り20が管内突出物bから離れ、フリ
ーとなり、揺動台9は自由に揺動し得る態勢となる。こ
の状態が図5に示されている。
【0021】而してこの第5図に示す状態で、第4駆動
装置11の作動をしてカッター刃を管半径方向に往動
し、管内面に可及的に接近させた後、第5駆動装置12
の作動をして、カッター刃10に管軸方向への小ピッチ
且つ繰返しの往復運動を与え、所謂、鋸引き動作をとら
しつつ、第3駆動装置6の作動をして、カッター刃10
を回転軸7及び揺動台9を介し、該軸7の中心軸線周り
の方向に回動移動していくことにより、管内突出物bを
管内面に近い個所で切断できる。
装置11の作動をしてカッター刃を管半径方向に往動
し、管内面に可及的に接近させた後、第5駆動装置12
の作動をして、カッター刃10に管軸方向への小ピッチ
且つ繰返しの往復運動を与え、所謂、鋸引き動作をとら
しつつ、第3駆動装置6の作動をして、カッター刃10
を回転軸7及び揺動台9を介し、該軸7の中心軸線周り
の方向に回動移動していくことにより、管内突出物bを
管内面に近い個所で切断できる。
【0022】切断後は、再び第1図の状態に戻すことに
より、次の切断作業に備えることができる。
より、次の切断作業に備えることができる。
【0023】
【効果】本考案装置によれば、管軸方向に延出するカッ
ター刃は、管内面より管中心に向けはなれる位置と、管
内面に可及的に接近する位置との2位置を選択的にとり
得るような構成になっているので、管内移動時には、管
内面よりはなれる位置をとらせることにより、管内をス
ムーズに移動することが可能となり、また管内突出物の
切断時には、管内面に可及的に接近する位置を取らせる
ことにより、管内面に沿った切断が可能となり、管内移
動性を損なうことなしに、管内突出物を管内面にできる
だけ近い位置で切断できる特長を有する。
ター刃は、管内面より管中心に向けはなれる位置と、管
内面に可及的に接近する位置との2位置を選択的にとり
得るような構成になっているので、管内移動時には、管
内面よりはなれる位置をとらせることにより、管内をス
ムーズに移動することが可能となり、また管内突出物の
切断時には、管内面に可及的に接近する位置を取らせる
ことにより、管内面に沿った切断が可能となり、管内移
動性を損なうことなしに、管内突出物を管内面にできる
だけ近い位置で切断できる特長を有する。
【図1】本考案装置の一実施例並びに管内設置状況を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図2の4〜4線に沿う断面図である。
【図5】本考案装置と管内突出物との位置合せ状況を示
す、図1に対応する図である。
す、図1に対応する図である。
【図6】管内突出物を省略して示す、図5の正面図であ
る。
る。
【図7】刃物受台にガイドロールを備えた状況を示す、
図6に対応する図である。
図6に対応する図である。
【図8】リンクの作動状況を示す説明図である。
【図9】本考案装置を管内突出物に近づけた状況を、テ
レビカメラ車と共に示す説明図である。
レビカメラ車と共に示す説明図である。
【図10】管内移動時における管内突出物とカッター刃
との位置関係を概略的に示す説明図である。
との位置関係を概略的に示す説明図である。
【図11】従来装置の説明図である。
1 台車 2 第2駆動装置 3 ブレーキパッド 4 第1駆動装置 5 移動台 6 第3駆動装置 7 回転軸 8 ねじ筒 9 揺動台 10 カッター刃 11 第4駆動装置 12 第5駆動装置 13 刃受け部材 14 刃物受台 15 ガイド溝 16 リンク 17 回転盤 18 軸受 19 回転軌跡の円
Claims (1)
- 【請求項1】管内を管軸方向に移動可能な台車上に、該
台車上に支持された状態で第1駆動装置の作動をして管
軸方向に往復移動される移動台と、同台車上に支持され
た状態で第2駆動装置の作動をして管半径方向に往復移
動されるブレーキパッドとが備えられ、更に上記移動台
上に、該移動台上に支持された状態で管の中心軸線上で
第3駆動装置の作動をして揺動回転される回転軸と、該
軸の先端に固設された揺動台とが備えられ、更に上記揺
動台上に、該台の前端より前方へ管の中心軸線と平行に
突出していて、該台に対し管軸方向並びに管半径方向に
移動可能なカッター刃と、上記カッター刃を管半径方向
に往復移動する第4駆動装置と、同カッター刃を管軸方
向に適宜のピッチで交互に繰返し往復移動する第5駆動
装置とが、備えられていることを特徴とする管内突出物
の切断装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991082129U JPH0723136Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 管内突出物の切断装置 |
US07/957,386 US5293932A (en) | 1991-10-09 | 1992-10-07 | Apparatus for cutting off projections inside pipes |
GB9221048A GB2260384B (en) | 1991-10-09 | 1992-10-07 | Apparatus for cutting off projections inside pipes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991082129U JPH0723136Y2 (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | 管内突出物の切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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