JPH07229647A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
- Publication number
- JPH07229647A JPH07229647A JP6021600A JP2160094A JPH07229647A JP H07229647 A JPH07229647 A JP H07229647A JP 6021600 A JP6021600 A JP 6021600A JP 2160094 A JP2160094 A JP 2160094A JP H07229647 A JPH07229647 A JP H07229647A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- heat exchanger
- blower
- unit
- room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機で除湿運転を行う時に発生する冷
風と温風とを上下に分けて室内へ送出させることによ
り、快適性を維持する。 【構成】 室内機の吸込口５と吹出口６とを結ぶ空気通
路７にはエアーフィルタ８と、上部熱交換器９ａと下部
熱交換器９ｂとからなる室内熱交換器９と、送風機10と
がある。吹出口６には室内への送風を上下に調節する風
向板13がある。除湿運転では上部熱交換器９ａを凝縮器
とし、下部熱交換器９ｂを蒸発器として使用するので上
部熱交換器９ａでは温風が生成され、下部熱交換器９ｂ
では冷風が生成される。この冷風を室内上方へ、温風を
室内下方へ送出させるために上下二つの熱交換器９ａ，
９ｂの連設部に送風機10の周縁に向けた第１の仕切体11
を設けるとともに、送風機10下部の空気通路７に、同空
気通路７を前後（上下）に仕切る第２の仕切体12を設け
る。
風と温風とを上下に分けて室内へ送出させることによ
り、快適性を維持する。 【構成】 室内機の吸込口５と吹出口６とを結ぶ空気通
路７にはエアーフィルタ８と、上部熱交換器９ａと下部
熱交換器９ｂとからなる室内熱交換器９と、送風機10と
がある。吹出口６には室内への送風を上下に調節する風
向板13がある。除湿運転では上部熱交換器９ａを凝縮器
とし、下部熱交換器９ｂを蒸発器として使用するので上
部熱交換器９ａでは温風が生成され、下部熱交換器９ｂ
では冷風が生成される。この冷風を室内上方へ、温風を
室内下方へ送出させるために上下二つの熱交換器９ａ，
９ｂの連設部に送風機10の周縁に向けた第１の仕切体11
を設けるとともに、送風機10下部の空気通路７に、同空
気通路７を前後（上下）に仕切る第２の仕切体12を設け
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室内機の内
部構成に関する。
部構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機の室内機の内部を側面から見
ると例えば図３のようになっており、筐体21は本体22
と、この本体22に着脱可能に被せられた前面カバー23
と、この前面カバー23に開閉自在に取付けられた正面パ
ネル24とで構成されている。筐体21の上部には室内の空
気を取り込むための吸込口25が設けられ、前面下部には
熱交換された空気を室内に送出するための吹出口26が形
成されている。これら吸込口25と吹出口26とを結ぶ空気
通路27にはエアーフィルタ28と、室内熱交換器29と、送
風機（クロスフローファン）30等があり、室内熱交換器
29により熱交換された空気は送風機30によって室内に送
出されるが、室内への風向は吹出口26に設けられた風向
板31によって上下に調節されるようになっている。室内
熱交換器29は上部を空気通路27の後方に傾斜させた上部
熱交換器29ａと、同上部熱交換器29ａの下部に連設さ
れ、ほぼ垂直に立設された下部熱交換器29ｂとからなっ
ており、除湿運転時には上部熱交換器29ａを凝縮器（再
熱器）とし、下部熱交換器29ｂを蒸発器として使用する
ようになっている。
ると例えば図３のようになっており、筐体21は本体22
と、この本体22に着脱可能に被せられた前面カバー23
と、この前面カバー23に開閉自在に取付けられた正面パ
ネル24とで構成されている。筐体21の上部には室内の空
気を取り込むための吸込口25が設けられ、前面下部には
熱交換された空気を室内に送出するための吹出口26が形
成されている。これら吸込口25と吹出口26とを結ぶ空気
通路27にはエアーフィルタ28と、室内熱交換器29と、送
風機（クロスフローファン）30等があり、室内熱交換器
29により熱交換された空気は送風機30によって室内に送
出されるが、室内への風向は吹出口26に設けられた風向
板31によって上下に調節されるようになっている。室内
熱交換器29は上部を空気通路27の後方に傾斜させた上部
熱交換器29ａと、同上部熱交換器29ａの下部に連設さ
れ、ほぼ垂直に立設された下部熱交換器29ｂとからなっ
ており、除湿運転時には上部熱交換器29ａを凝縮器（再
熱器）とし、下部熱交換器29ｂを蒸発器として使用する
ようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に構成された室内機で除湿運転を行うと上部熱交換器29
ａで暖められた空気と、下部熱交換器29ｂで冷やされた
空気とが吹出口26に向かう途中で混ざり合ってしまうた
め吹出温度が低下し、快適性が損なわれるという問題点
があった。したがって、本発明においては、除湿運転中
であっても快適性を損なうことのない空気調和機の室内
機を提供することを目的としている。
に構成された室内機で除湿運転を行うと上部熱交換器29
ａで暖められた空気と、下部熱交換器29ｂで冷やされた
空気とが吹出口26に向かう途中で混ざり合ってしまうた
め吹出温度が低下し、快適性が損なわれるという問題点
があった。したがって、本発明においては、除湿運転中
であっても快適性を損なうことのない空気調和機の室内
機を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、筐体上部の吸込口
と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ空気通路に、上部を前
記空気通路の後方に傾斜させた上部熱交換器と、同上部
熱交換器の下部に連設され、ほぼ垂直に立設された下部
熱交換器とからなる室内熱交換器と、同室内熱交換器で
熱交換された空気を前記吹出口へ送出する送風機等を設
け、除湿運転時に上部熱交換器を蒸発器とし、下部熱交
換器を凝縮器として使用するようにしてなるものにおい
て、前記上下二つの熱交換器の連設部から前記送風機の
周縁に向けて第１の仕切体を設けるとともに、前記送風
機下部の空気通路内に、同空気通路を前後に仕切る第２
の仕切体を設けることにした。
決するためになされたものであり、筐体上部の吸込口
と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ空気通路に、上部を前
記空気通路の後方に傾斜させた上部熱交換器と、同上部
熱交換器の下部に連設され、ほぼ垂直に立設された下部
熱交換器とからなる室内熱交換器と、同室内熱交換器で
熱交換された空気を前記吹出口へ送出する送風機等を設
け、除湿運転時に上部熱交換器を蒸発器とし、下部熱交
換器を凝縮器として使用するようにしてなるものにおい
て、前記上下二つの熱交換器の連設部から前記送風機の
周縁に向けて第１の仕切体を設けるとともに、前記送風
機下部の空気通路内に、同空気通路を前後に仕切る第２
の仕切体を設けることにした。
【０００５】
【作用】上記の構成であれば、上部熱交換器で暖められ
た空気と下部熱交換器で冷やされた空気の混合を少なく
することができ、冷たい空気は吹出口から室内上方へ、
温かい空気は吹出口から室内下方に送出させることがで
きる。
た空気と下部熱交換器で冷やされた空気の混合を少なく
することができ、冷たい空気は吹出口から室内上方へ、
温かい空気は吹出口から室内下方に送出させることがで
きる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１〜図４に基づい
て説明する。図１は室内機の外観を表す斜視図、図２は
同室内機の内部を表す側断面図で、筐体１は本体２と、
この本体２に着脱可能に被せられた前面カバー３と、こ
の前面カバー３の前方に開閉自在に取付けられた正面パ
ネル４とから成り、正面パネル４の上部には室内空気の
吸込口５が設けられ、前面カバー３の前方下部には吹出
口６が形成されている。吸込口５と吹出口６間の空気通
路７には着脱自在なエアーフィルタ８と、上部を空気通
路７の後方に傾斜させた上部熱交換器９ａと、同上部熱
交換器９ａの下部に連設され、ほぼ垂直に立設された下
部熱交換器９ｂとからなる室内熱交換器９と、送風機
（クロスフローファン）10とが配置され、上下二つの熱
交換器９ａ，９ｂの連設部には送風機10の周縁に向けた
第１の仕切体が設けられ、また、送風機10下部の空気通
路７には、同空気通路を前後（上下）に仕切る第２の仕
切体12が設けられている。なお、吹出口６には室内への
送風を上下に調節する風向板13が設けられている。
て説明する。図１は室内機の外観を表す斜視図、図２は
同室内機の内部を表す側断面図で、筐体１は本体２と、
この本体２に着脱可能に被せられた前面カバー３と、こ
の前面カバー３の前方に開閉自在に取付けられた正面パ
ネル４とから成り、正面パネル４の上部には室内空気の
吸込口５が設けられ、前面カバー３の前方下部には吹出
口６が形成されている。吸込口５と吹出口６間の空気通
路７には着脱自在なエアーフィルタ８と、上部を空気通
路７の後方に傾斜させた上部熱交換器９ａと、同上部熱
交換器９ａの下部に連設され、ほぼ垂直に立設された下
部熱交換器９ｂとからなる室内熱交換器９と、送風機
（クロスフローファン）10とが配置され、上下二つの熱
交換器９ａ，９ｂの連設部には送風機10の周縁に向けた
第１の仕切体が設けられ、また、送風機10下部の空気通
路７には、同空気通路を前後（上下）に仕切る第２の仕
切体12が設けられている。なお、吹出口６には室内への
送風を上下に調節する風向板13が設けられている。
【０００７】ところで、上下二つの熱交換器９ａ，９ｂ
は、冷房運転時には蒸発器として使用され、暖房運転時
には凝縮器として使用されるが、除湿運転時には上部熱
交換器９ａが凝縮器（再熱器）として使用され、下部熱
交換器９ｂが蒸発器として使用される。したがって、除
湿運転では上部熱交換器９ａで暖められた空気と、下部
熱交換器９ｂで冷やされた空気が同時に吹出口６へ向か
うことになるが本実施例では上下二つの熱交換器９ａ，
９ｂの連設部から送風機10の周縁に向けた第１の仕切体
11と、送風機10下部の空気通路７を前後に仕切る第２の
仕切体12が設けられているので空気通路７内での暖かい
空気と冷たい空気の流れを分けることができ、更に、吹
出口６にある風向板13で冷たい空気は室内の上方へ、暖
かい空気は室内の下方へ送出させることができる。な
お、第１の仕切体11は上下二つの熱交換器９ａ，９ｂの
連設部に、第２の仕切体12は空気通路７の所定位置にそ
れぞれ固定されているが、これに限定するものではな
く、例えば第１の仕切体11を回動自在に軸支して角度を
変えるようにしておけば上下二つの熱交換器９ａ，９ｂ
から送風機10に向かう風の流れが変化するので吹出口６
から上下二方向に送出される冷風と温風の温度差を変え
ることができる。
は、冷房運転時には蒸発器として使用され、暖房運転時
には凝縮器として使用されるが、除湿運転時には上部熱
交換器９ａが凝縮器（再熱器）として使用され、下部熱
交換器９ｂが蒸発器として使用される。したがって、除
湿運転では上部熱交換器９ａで暖められた空気と、下部
熱交換器９ｂで冷やされた空気が同時に吹出口６へ向か
うことになるが本実施例では上下二つの熱交換器９ａ，
９ｂの連設部から送風機10の周縁に向けた第１の仕切体
11と、送風機10下部の空気通路７を前後に仕切る第２の
仕切体12が設けられているので空気通路７内での暖かい
空気と冷たい空気の流れを分けることができ、更に、吹
出口６にある風向板13で冷たい空気は室内の上方へ、暖
かい空気は室内の下方へ送出させることができる。な
お、第１の仕切体11は上下二つの熱交換器９ａ，９ｂの
連設部に、第２の仕切体12は空気通路７の所定位置にそ
れぞれ固定されているが、これに限定するものではな
く、例えば第１の仕切体11を回動自在に軸支して角度を
変えるようにしておけば上下二つの熱交換器９ａ，９ｂ
から送風機10に向かう風の流れが変化するので吹出口６
から上下二方向に送出される冷風と温風の温度差を変え
ることができる。
【０００８】
【発明の効果】以上、説明したような室内機であれば、
除湿運転時に生成される冷風は室内の上方へ、温風は室
内の下方へそれぞれ送出されるので人体に冷風感を与え
ず、いわゆる頭寒足熱の空調が得られ、快適性が向上す
る。
除湿運転時に生成される冷風は室内の上方へ、温風は室
内の下方へそれぞれ送出されるので人体に冷風感を与え
ず、いわゆる頭寒足熱の空調が得られ、快適性が向上す
る。
【図１】本発明に係わる空気調和機の室内機の外観斜視
図である。
図である。
【図２】本発明の一実施例を示す室内機の側断面図であ
る。
る。
【図３】従来例を示す室内機の側断面図である。
１ 筐体 ２ 本体 ３ 前面カバー ４ 正面パネル ５ 吸込口 ６ 吹出口 ７ 空気通路 ８ エアーフィルタ ９ 室内熱交換器 ９ａ 上部熱交換器 ９ｂ 下部熱交換器 10 送風機（クロスフローファン） 11 第１の仕切体 12 第２の仕切体 13 風向板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２５Ｂ 13/00 １０３
Claims (2)
- 【請求項１】 筐体上部の吸込口と、同筐体下部の吹出
口とを結ぶ空気通路に、上部を前記空気通路の後方に傾
斜させた上部熱交換器と、同上部熱交換器の下部に連設
され、ほぼ垂直に立設された下部熱交換器とからなる室
内熱交換器と、同室内熱交換器で熱交換された空気を前
記吹出口へ送出する送風機等を設け、除湿運転時に上部
熱交換器を蒸発器とし、下部熱交換器を凝縮器として使
用するようにしてなるものにおいて、前記上下二つの熱
交換器の連設部から前記送風機の周縁に向けて第１の仕
切体を設けるとともに、前記送風機下部の空気通路内
に、同空気通路を前後に仕切る第２の仕切体を設けてな
ることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 【請求項２】 前記第１の仕切体を回動自在に設けてな
る請求項１記載の空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021600A JPH07229647A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6021600A JPH07229647A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 空気調和機の室内機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07229647A true JPH07229647A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12059538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6021600A Pending JPH07229647A (ja) | 1994-02-18 | 1994-02-18 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07229647A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003130382A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-08 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| CN106287938A (zh) * | 2015-06-09 | 2017-01-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器 |
-
1994
- 1994-02-18 JP JP6021600A patent/JPH07229647A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003130382A (ja) * | 2001-10-26 | 2003-05-08 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| CN106287938A (zh) * | 2015-06-09 | 2017-01-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器 |
| CN106287938B (zh) * | 2015-06-09 | 2019-08-16 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器 |
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