JP2592104Y2 - ペリメータユニット - Google Patents

ペリメータユニット

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JP2592104Y2
JP2592104Y2 JP1992053343U JP5334392U JP2592104Y2 JP 2592104 Y2 JP2592104 Y2 JP 2592104Y2 JP 1992053343 U JP1992053343 U JP 1992053343U JP 5334392 U JP5334392 U JP 5334392U JP 2592104 Y2 JP2592104 Y2 JP 2592104Y2
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air
room
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heat exchanger
exhaust
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勝美 本多
茂雄 香取
寛 北川
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Fujisash Co Ltd
Obayashi Corp
Nippon Pmac Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
Obayashi Corp
Nippon Pmac Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ペリメータユニット
に関し、特に、外ガラスと内ガラスと窓枠とで区画形成
されたブラインド内蔵の通気室を有する窓部に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のペリメータユニットを示
す構成図である。冷房時、部屋50には、例えば天井の
適当な位置に適当な数の冷気供給口(図示せず)が設け
られ、これらの冷気供給口からは適宜冷気が供給され、
これにより室内空気の温度が一定に保たれる。また、暖
房時は同様に、天井の適当な位置に適当な数の暖気供給
口が設けられ、これらの暖気供給口から適宜暖気が供給
される。
【0003】図6で、51、52、53は部屋50に照
明を与えるための窓部であり、それぞれ、外ガラス58
aと内ガラス58bと窓枠59とで区画形成された通気
室54、55、56を有する(図7参照)。通気室5
4、55、56はそれぞれ、図6のVII−VII線断面図
である図7に示すように、内部に日射量調整用のブライ
ンド57を有する。部屋50の室内空気は、送風機60
の吸気圧により窓部51〜53の下部から取り入れら
れ、上記通気室54〜56、ダクト70を介して、送風
機60により外気へ排気される。
【0004】冷房時には、ブラインド57は全閉されて
太陽の輻射熱が遮断される。また、窓部51〜53の下
部から取り入れられた室内空気が通気室54〜56を通
過することにより、太陽光線により与えられた通気室の
熱が奪われてその温度が低下し、通気室から部屋50へ
の輻射熱が低減し、冷房効率が向上する。
【0005】暖房時には、ブラインド57は全開されて
太陽の輻射熱が部屋50に与えられる。また、窓部51
〜53の下部から取り入れられた室内空気が通気室54
〜56を通過することにより、通気室の暖気による輻射
熱が部屋50に与えられると共に、通気室の空気により
冷たい外気が遮断され、暖房効率が向上する。
【0006】なお、図6においては窓部が3つの場合を
示しているが、この数は部屋50の大きさ(容積)に応
じて増減するのはもちろんである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上述したように、従来
のペリメータユニットにおいては、すべての窓部51〜
53はダクト70に接続され、これらの通気室の室内空
気は送風機60により一括して外気へ排気される。この
ように従来のペリメータユニットはダクト工事を必要と
し、施工が繁雑であった。
【0008】この考案は前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的は、ダクト工事が不要で施工
が簡略化される高熱効率のペリメータユニットを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこでこの考案では、
内から導入して該室内へ戻す空気を冷却または加熱する
室内側熱交換器および送風機により給排される外気に排
熱する室外側熱交換器を備えた空調機と窓部とを一体に
形成し、該窓部には、外ガラスと内ガラスと窓枠とで区
画形成されてその内部にブラインドが内蔵され、かつ上
記室内から空気が導入される通気室を形成し、該通気室
上記送風機の吸気側に接続するとともに、該送風機の
排気側を上記室内側熱交換器と、上記室外側熱交換器を
介して外部排気口とに接続するようにした。
【0010】
【作用】この考案によるペリメータユニットにおいて
は、窓部と空調機とを一体化したので、ペリメータユニ
ットが個別化され、ダクト工事は不要となり、施工が簡
略化される。また、窓部の通気室を上記送風機の吸気側
に接続するとともに、当該送風機の排気側を上記室内側
熱交換器と、上記室外側熱交換器を介して外部排気口と
に接続するようにしたので、室内空気が通気室を経過す
ことにより、冷房時においては外気よりも冷たい室内
空気が上記通気室を流れて通気室の熱を奪い、また、暖
房時においては外気よりも暖かい室内空気が窓部の通気
室を流れて外気との熱遮断および暖気による輻射熱の増
加が行われ、窓部の熱負荷が低減される。詳述すると、
室内から導入され室内側熱交換器を経て室内へ戻される
室内空気(通気室を経過しない室内の空気)は常に室内
に戻す一方で、新設した通気室空気(通気室を経過した
室内の空気)を常に2つに分けて一部は室外側熱交換器
を介して外部排気口から排気し、残りは室内側熱交換器
を介して室内に戻すようにしており、さらにこの際、通
気室空気を外気と混合して混合気とするようにしてい
る。この混合気の生成は、冷房運転が行われる夏季であ
っても通気室空気は外気よりも低温であり、暖房運転が
行われる冬季にはもちろん外気よりも高温であって、こ
の通気室空気を外気に混ぜることにより、冷房時には導
入される外気温度を下げ、暖房時には外気温度を上昇さ
せることができる。そしてこの通気室空気と外気との混
合気は、夏場は外気温よりも低く、また冬場は高いの
で、これを室外側熱交換器に通過させることによりその
熱負荷をより低減することができ、特に当該混合気の生
成とその利用により、緻密にかつでき得る限りにおいて
空調機全体としての負荷を下げることができる。
【0011】
【実施例】以下、この考案によるペリメータユニットの
一実施例について図面を参照して説明する。
【0012】図1は、この考案の一実施例を示す斜視図
である。本装置は、窓部1と空調機2とを一体に組み立
てた構造となっている。
【0013】窓部1は、2つの小窓から成り、各小窓は
外ガラスと内ガラスと窓枠とで囲まれた通気室1a、1
bを有する。従って、各小窓は二重ガラス窓となってい
る。
【0014】図3は通気室1a、1bの断面を示す概略
断面図であり、内ガラス31と外ガラス32と窓枠1c
とにより通気室1a、1bが区画形成され、通気室1
a、1b内にブラインド30が配置されている。このブ
ラインド30により、窓部1の窓ガラスを通過する日射
光線はその通過光量が制御される。制御は、ブラインド
30の傾斜角を変えることにより可能である。
【0015】上記通気室1aには空調機2の排気取入口
7で取り入れた室内空気の排気RBを排気EBとして排
出する排気口3があり、この排気EBは、通気室1aと
1bとの仕切り壁の通気穴4を排気REとなって通過
し、通気室1bに入る。通気穴4を通過した排気REは
排気RCとなって通気取入口5から再度、空調機2に取
り入れられる。
【0016】このように、室内空気が通気室1a、1b
を通過していくので、冷房時には通過する冷気(室内空
気)により通気室1a、1b内の熱が奪われ、ブライン
ド30からの輻射熱が低減され、窓部1の熱負荷が低減
される。また、暖房時には、暖気である室内空気が通気
室1a、1bを通過していくので、外気の冷熱の伝達量
が低減し、暖気による輻射熱が増加し、窓部1の熱負荷
が低減される。
【0017】空調機2は、室内空気の換気口6から換気
RAを取り入れ、室内空気の排気取入口7から排気EB
となる空気RBを取り入れる。給気口8からは熱交換さ
れた換気EAが室内へ給気される。従って、給気口8か
らは、暖房時には室内空気よりも高い温度の空気が給気
され、冷房時には室内空気よりも低い温度の空気が給気
される。外気取入口9から吸入される外気RDと通気取
入口5から吸入される排気RCとは熱交換等されて外部
排気口10から排気EDとして排出される。
【0018】次に、空調機2について図2を用いて詳細
に説明する。この空調機2は、全熱交換器12、室外側
熱交換器13、室内側熱交換器14、フィルタ15〜1
7、送風機18、19等を有する。室外側熱交換器13
は主として外気RDを取り込んで熱交換を行い、室内側
熱交換器14は主として換気RAを取り込んで熱交換を
行い、全熱交換器12は排気RBと換気用取入れ外気R
Dとの熱交換を行う。また、排気取入口7から排気口3
まで、及び通気取入口5から外部排気口10までは空調
機2の排気経路を構成し、特に外気を給排する送風機1
9の吸気側に通気室1a,1bを接続するとともに、送
風機19の排気側を室内側熱交換器14と、室外側熱交
換器13を介して外部排気口10とに接続して新たな経
が形成される。
【0019】送風機19により取り入れられた外気RD
と排気RCとの混合気は送風機19の吐出側で分岐さ
れ、一方は室外側熱交換器13、排気路20を経由して
外部へ排気EDとして排出される。混合気の他方は全熱
交換器12へ吐出される。室外側熱交換器13は、冷房
時には主空調機からの高温高圧の冷媒の温度を低下さ
せ、暖房時には主空調機からの低温低圧の冷媒の温度を
上昇させる。
【0020】送気路21を通して全熱交換器12に取り
入れられた混合気の他方は、送気路22からフィルタ1
5、送風機18を通し、換気RAと共に室内側交換器1
4に取り入れられる。この室内側交換器14では、冷房
時には低温低圧の冷媒により上記混合気の他方および換
気RAが冷やされ、所定温度たとえば18℃の換気EA
となって、給気口8から室内へ供給される。また、暖房
時には高温高圧の冷媒により上記混合気の他方および換
気RAが暖められ、所定温度たとえば18℃の換気EA
となって、給気口8から室内へ供給される。
【0021】このように、室外側熱交換器13および室
内側熱交換器14で外気RDと排気RCとの混合気を使
用するようにしたので、排気取入口7から取り入れられ
た排気RBの排熱を、全熱交換器のみで利用するよりも
効率良く利用することができる。
【0022】排気取入口7は室内空気を実質的に換気す
るものである。すなわち、排気取入口7から取り入れら
れた排気RBは、通気室1a、1bを通って、その一部
が排気口10から排出される。一方、外気取入口9から
取り入れた新鮮な外気RDは上述したように、その一部
が送気路21、22を通って給気口8から室内へ供給さ
れる。このようにして、外部へ排気される室内空気量に
相当する量の新鮮な外気が温度調整されて室内へ供給さ
れる。
【0023】排気取入口7から取り入れられた排気RB
は、上述したように、窓部1の通気室1a、1bを経由
して通気取入口5から空調機2へ取り入れられ、その一
部が室外側熱交換器13を通って外部排気口10から排
出される。このとき、通気室1a、1bを通過する空気
は冷房時には外気よりも低温の冷気であり、暖房時には
外気よりも高温の暖気である。従って、冷房時には太陽
光線により与えられた通気室の熱が上記冷気により奪わ
れ、通気室からの輻射熱が低減し、空調機2の熱負荷が
低減される。また、暖房時には上記暖気により外気の冷
熱の伝達が抑制されると共に暖気による輻射熱が室内に
与えられるので、空調機2の熱負荷が軽減されると共
に、窓部1の窓ガラスには結露が生じにくくなる。
【0024】このように空調機2の熱負荷が軽減される
ので、残業時等のように数少ない空調機しか運転してい
ないような場合でも十分に対象室内空気を所定温度に維
持できる。また、室内の方位によって日射光量が異な
り、従って該方位によって輻射熱が異なる場合には、空
調機の熱負荷が異なることとなるが、日射量調整用のブ
ラインド30を用いることにより、方位の影響を軽減す
ることができる。
【0025】さらに、窓部1と空調機2とが一体に組み
立てられているので、従来装置のような窓部相互間を接
続するためのダクト工事は不要であり、一体構造の空調
装置を建物外周部に組み込みさえすればよいので、施工
が簡略化される。窓部1は二重ガラス窓であり、送風機
は密閉性の良い空調機2に収納されているので、屋外の
風雨、騒音等の影響も受けにくい。
【0026】図2では、通気室1aと1bとを仕切り壁
で仕切り、空気の流れが通気穴4を通過させるようにし
ている。これは、仕切り壁が無い場合には、排気EBが
直ちに通気取入口5へ取り入れられ、通気室1a、1b
の上部には取り入れた室内空気の流れが生ぜず、有効に
空調装置の熱負荷を軽減できないことを考慮したもので
ある。
【0027】図4および図5は、この考案の他の実施例
を示す斜視図および構成図であり、空調機に全熱交換器
が無い場合を示すものである。
【0028】図4および図5において、空調機2は、室
内空気の換気口33から換気RAを取り入れ、窓部1の
排気取入口37から直接通気室1Aに取入れた排気RB
1、RB2を排気RC1、RC2として通気取入口3
8、39から取入れる。空調機2の給気口34からは熱
交換された換気EAが室内へ給気される。従って、給気
口34からは、暖房時には室内空気よりも高い温度の空
気が給気され、冷房時には室内空気よりも低い温度の空
気が給気される。外気取入口35から吸入される外気R
Dと上記排気RC1、RC2とは熱交換等されて外部排
気口36から排気EDとして排出される。なお、図4に
は示してないが、窓部1は図1の場合と同様に通気室1
Aに日射量調整用のブラインドを有する。
【0029】次に、空調機2について図5を用いて詳細
に説明する。この空調機2は、室外側熱交換器42、室
内側熱交換器43、送風機40、41等を有する。室外
側熱交換器42は主として外気RDを取り込んで熱交換
を行い、室内側熱交換器43は主として室内空気RAを
取り込んで熱交換を行う。また、通気取入口38、39
から外部排気口36までは空調機2の排気経路を構成
し、特に外気を給排する送風機40の吸気側に通気室1
Aを接続するとともに、送風機40の排気側を室内側熱
交換器43と、室外側熱交換器42を介して外部排気口
36とに接続して新たな経路が形成される。
【0030】送風機40により取り入れられた外気RD
と排気RC1、RC2との混合気は送風機40の吐出側
で分岐され、混合気の一方は室外側熱交換器42を経由
して外部へ排気EDとして排出される。混合気の他方は
換気口33からの換気RAと混合され、送風機41、室
内側熱交換器43を経由して給気口34から室内へ給気
される。室外側熱交換器42は、冷房時には主空調機か
らの高温高圧の冷媒の温度を低下させ、暖房時には主空
調機からの低温低圧の冷媒の温度を上昇させる。室内側
交換器43は、冷房時には低温低圧の冷媒により上記混
合気の他方および換気RAを冷やし、所定温度たとえば
18℃の換気EAを給気口34から室内へ供給する。ま
た、暖房時には高温高圧の冷媒により上記混合気の他方
および換気RAを暖め、所定温度たとえば18℃の換気
EAを給気口34から室内へ供給する。
【0031】このように、室外側熱交換器42および室
内側熱交換器43で外気RDと排気RC1、RC2との
混合気を使用するようにしたので、窓部1の排気取入口
37から取り入れられた排気RB1、RB2の排熱を効
率良く利用することができる。
【0032】排気取入口37は室内空気を実質的に換気
するものである。すなわち、排気取入口37から取り入
れられた排気RB1、RB2は、通気室1Aを通って、
その一部が排気口36から排出される。一方、外気取入
口35から取り入れた新鮮な外気RDは上述したよう
に、その一部が送風機41、熱交換器43を通って給気
口34から室内へ供給される。このようにして、外部へ
排気される室内空気量に相当する量の新鮮な外気が冷暖
房時には温度調整されて室内へ供給される。
【0033】排気取入口37から取り入れられた排気R
B1、RB2は、上述したように、窓部1の通気室1A
を経由して通気取入口38、39から再び空調機2へ取
り入れられ、その大部分が室外側熱交換器42を通って
外部排気口36から排出される。このとき、通気室1A
を通過する空気の温度は、冷房時には外気温度よりも低
い冷気であり、暖房時には外気よりも高い暖気である。
これにより、図2の装置と同様に、冷房時には太陽光線
により与えられた通気室の熱が上記冷気により奪われ、
通気室からの輻射熱が低減し、空調機2の熱負荷が低減
される。また、暖房時には上記暖気により外気の冷熱の
伝達が抑制されると共に暖気による輻射熱が室内に与え
られるので、空調機2の熱負荷が軽減されると共に、窓
部1の窓ガラスには結露が生じにくくなる。
【0034】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、この考案に
係るペリメータユニットでは、通気室を有する窓部と空
調機とを一体としてユニット化したことにより、個別の
独立したペリメータユニットとなすことができるので、
ダクト工事等が不要となり、取付け工事が簡略化される
効果がある。
【0035】また、通気室を上記送風機の吸気側に接続
するとともに、当該送風機の排気側を上記室内側熱交換
器と、上記室外側熱交換器を介して外部排気口とに接続
するようにしたので、室内空気が通気室を経過すること
により、冷房時の冷気または暖房時の暖気を通気室に通
して空調機の熱負荷を軽減することができるので、窓側
熱環境を改善できることは勿論のこと、熱効率の高いペ
リメータユニットとすることができる。すなわち、室内
から導入され室内側熱交換器を経て室内へ戻される室内
空気(通気室を経過しない室内の空気)は常に室内に戻
す一方で、新設した通気室空気(通気室を経過した室内
の空気)を常に2つに分けて一部は室外側熱交換器を介
して外部排気口から排気し、残りは室内側熱交換器を介
して室内に戻すようにしており、さらにこの際、通気室
空気を外気と混合して混合気とするようにしていて、こ
の混合気の生成は、冷房運転が行われる夏季であっても
通気室空気は外気よりも低温であり、暖房運転が行われ
る冬季にはもちろん外気よりも高温であって、この通気
室空気を外気に混ぜることにより、冷房時には導入され
る外気温度を下げ、暖房時には外気温度を上昇させるこ
とができる。そしてこの通気室空気と外気との混合気
は、夏場は外気温よりも低く、また冬場は高いので、こ
れを室外側熱交換器に通過させることによりその熱負荷
をより低減することができ、特に当該混合気の生成とそ
の利用により、緻密にかつでき得る限りにおいて空調機
全体としての負荷を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるペリメータユニットの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1のペリメータユニットの空調機を詳細に示
す構成図である。
【図3】図1のペリメータユニットの概略断面図であ
る。
【図4】この考案によるペリメータユニットの他の実施
例を示す斜視図である。
【図5】図4のペリメータユニットの空調機を詳細に示
す構成図である。
【図6】従来のペリメータユニットを示す構成図であ
る。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【符号の説明】
1 窓部 1a、1b 通気室 2 空調機 3 排気口 4 通気穴 5 通気取入口 6 換気口 7 排気取入口 8 給気口 9 外気取入口 10 外部排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 香取 茂雄 神奈川県川崎市中原区中丸子135番地 不二サッシ株式会社内 (72)考案者 北川 寛 東京都港区三田3−13−16 日本ピーマ ック株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−186631(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/02 411

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内から導入して該室内へ戻す空気を冷
    却または加熱する室内側熱交換器および送風機により給
    排される外気に排熱する室外側熱交換器を備えた空調機
    と窓部とを一体に形成し、該窓部には、外ガラスと内ガ
    ラスと窓枠とで区画形成されてその内部にブラインドが
    内蔵され、かつ上記室内から空気が導入される通気室
    形成し、 通気室を上記送風機の吸気側に接続するとともに、該
    送風機の排気側を上記室内側熱交換器と、上記室外側熱
    交換器を介して外部排気口とに接続したことを特徴とす
    るペリメータユニット。
JP1992053343U 1992-07-29 1992-07-29 ペリメータユニット Expired - Lifetime JP2592104Y2 (ja)

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