JPH037821A - 空調設備 - Google Patents

空調設備

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JPH037821A
JPH037821A JP14096789A JP14096789A JPH037821A JP H037821 A JPH037821 A JP H037821A JP 14096789 A JP14096789 A JP 14096789A JP 14096789 A JP14096789 A JP 14096789A JP H037821 A JPH037821 A JP H037821A
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Toru Yoshida
亨 吉田
Yoshiteru Seki
関 義輝
Itsuro Nakamura
中村 逸郎
Yasuo Shimizu
保夫 清水
Hozumi Tsuchida
土田 穂積
Tetsuji Izeki
井関 徹士
Yasushi Kamimura
泰 上村
Makoto Morimura
森村 誠
Masanobu Iwasaki
岩崎 正信
Shinsuke Kusano
草野 伸介
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空調設備に関し、より具体的には、インテリア
ゾーンにおける人員必要外気を外11機およびペリメー
タゾーンを経由したのちにインテリア用空調機に供給す
るようにした空調設備に関する。
〔従来の技術〕
建物内部の、窓や壁から約3〜6mの範囲内の所謂ペリ
メータゾーンにおいては1日射や外気温度の影響を受は
易いため、−日を通じて熱負荷の変動が非常に激しいも
のとなる。これに対し、建物中央部の所謂インテリアゾ
ーンにおいては9日射や外気温度の影響が少ないため熱
負荷の変動も比較的に安定している。このように熱負荷
の変動率の異なるゾーンを、まとめて1台の空!+18
1によって制御するならば、夫々の冷暖房負荷にきめ細
かく対応出来ず、温度むらが生じてしまう。
そこで、上記不都合を解消するため、建物内部を一括し
て空調せずに、ペリメータゾーンとインテリアゾーンと
に分けて夫々別個に制御する必要が生ずる。そのための
方法として、インテリアゾーン用の空調機とは別に、小
型ファンと冷温水コイルをコンパクトに一体化したファ
ンコイルユニットをペリメータゾーンに設置し、ペリメ
ータゾーンに冷温風を供給する方式がある。この方式だ
と、冷/温水の切り換えやファンの強弱の調節によって
ペリメータゾーンの熱負荷に応じてきめ細かな空調が可
能となる。
しかし、かかるファンコイルユニット方式には以下の如
き欠点がある。
■冷温水コイルに冷温水を供給するための複雑且つ大掛
かりな配管設備が必要とされ、そのためのスペースも甚
大となる。
■漏水事故の危険性がある。
■室内にファンを内臓した端末機を置くので騒音が生じ
る。
■端末設置のためのスペースが大きくなる。
■インテリアゾーンの空気との混合損失が大きい。
とくに、ペリメータゾーンに温風を供給したさいに内部
発熱等によって冷房を必要としているインテリアゾーン
の上部に温風が供給され、インテリアゾーンの負荷を大
きくしてしまう。
■多数の端末機を設置することから、夫々の保守点検が
煩瑣となる。
■冬期においては、建物内部が外気に比べて高温多湿と
なるため窓面に結露が生じ易い。
そこで、ファンコイルユニット方式の持つ上記の欠点を
解消するために、ペリメータゾーン専用の空調機を室外
に設置し、ダクトを介して各ペリメータゾーンに空調空
気を供給する方式が登場した。
〔発明が解決しようとする課題〕
この、ペリメータゾーン専用の空關機を別個に設置する
方法によれは、上記欠点の大半が解決するが、冬期にお
ける窓面結露については未解決であった。そこで本発明
は、冬期における窓面結露を効果的に解消できる空調設
備を提供することを目的とする。
〔課題を解決する手段〕
上記の目的を達成するために1本発明に係る空調設備は
、インテリアゾーンの空調を行うためのインテリア用空
調機と、このインテリア用空調機に外気を取入れるため
の外気取入径路と、該インテリアゾーンからゾーン外に
排気を排出する排気径路とを備えた空調設備において、
空気加熱器と空気冷却器を備えた外調機を前記の外気取
入径路に挿入し、この外調機を経た空気を一旦ペリメー
タゾーンに吹き出したのち前記のインテリア用空調機に
取入れる径路を形成するように構成した。
〔実施例〕
以下に、添付図面を参照しつつ本願の実施例について説
明する。
第1図は2本願実施例の説明簡略図であり、第2図はそ
の断面簡略図である0図示の如く1本願に係る空調設備
は、外気を処理する外調機10 (以下「ペリメータ外
調機10Jという)及びインテリア用空調機12を有す
る。ペリメータ外!11aioは。
送風ファン14.空気加熱器16.空気冷却器18及び
フィルタ20を装備している。一方、インテリア用空調
機12は、ファン22.加湿器24.加熱コイル26゜
冷却コイル28.フィルタ30を装備している。これら
のペリメータ外国機及びインテリア用空調機は各室毎に
設置しても勿論良いが、建物毎に或いは建物の各階毎に
設置し、各室にダクトを介して接続する方が経済的であ
り、又設置スペースを節約出来る。
ペリメータゾーンの天井スペース31においてチャンバ
32が天井[34に固定されており、該チャンバ32に
は窓に沿ったスリット状の吹出口36が形成されている
(第2図)、このチャンバ32は給気ダクト38を介し
てペリメータ外国機の送気口40と接続されている。又
、窓42の下部にはペリカウンタ44が床板46上に設
置され、該ペリカウンタ44の上面には窓に沿ったスリ
ット状の吸込口48が形成されている。この吸込口48
はペリカウンタ44内の空洞部5Gに繋がっている。そ
して、斯かる空洞部50は床下52内に配されたダクト
54を介してインテリア用空調機12の外気接続口55
に接続されている。
インテリア用空調機12の送気口56からは給気ダクト
58が延びており、インテリアゾーン上部の天井板34
に設置された吹出口60に給気する。
インテリアゾーンには適宜位置には運気用吸込口62.
76が設置され、これらは還気ダク)64.78を介し
てインテリア用空調機12の還気取入口80に接続して
いる。そのさい、運気の一部をペリメータ空調機10に
適宜取入れできるように、運気ダクト64からペリメー
タ空調機10の還気取入口66に通ずるダクトが設けら
れ、このダクトにはモーターダンパ68が設置されてい
る。また、運気ダクトの途中から分岐して排気ダクト8
2が設けられ、その途中には排気ファン84が介装され
ている。この排気ダクト82は排気ガラリ(図示せず)
に繋がっている。
ペリメータ空調機10の外気接続ロア0には外気ダクト
72が接続され、外気ダクト72の先端は外気吸込ガラ
IJ74に接続している。
而して、ペリメータ外国機10のファン14の駆動によ
って外気吸込ガラIJ74から外気が取り入れられ、ペ
リメータ外国機10内で必要な加熱処理または冷却処理
されたあと、給気ダクト38を通ってチャンバ32に送
気され、スリット状吹出口36からペリメータゾーンに
向けて放出される。この空気はコアンダ効果によって窓
内面に沿って落下して行き、インテリア用空調機12の
ファン22の駆動によってペリカウンタ44上のスリッ
ト状吸込口48に吸引される。@い込まれた空気はその
ままダクト54を通ってインテリア用空調機12内に供
給される。
ここで、運気用吸込口62.76から運気ダクトを介し
てインテリア用空調機12内に戻されたインテリアゾー
ンからの運気と混合され、インテリアゾーンの熱負荷及
び湿度に応じて冷却或いは加熱及び加湿された後、吹出
口60からインテリアゾーンに給気される。尚、インテ
リアゾーンからの運気の一部は、排気ダクト82の排気
ファン84の駆動によって系外へ排出される。これによ
って系内の換気が実現される。
次に、上記構成を有する本願実施例の運転要領を以下に
説明する。
先ず、外気温及び湿度の低い冬期においては。
人員必要外気量をペリメータ外国機10内へ取り入れ、
該外気をペリメータ外国機の空気加熱器16によってイ
ンテリアゾーンの室温よりも低い温度に加熱した後にペ
リメータゾーンに吹き出す、この際には該外気を加湿せ
ずに、屋外の湿度を維持したままペリメータゾーンに吹
き出すことに一つの特徴がある。この結果、壁面流とし
て窓内面に沿って落下する外気はその途上で冷却される
にもかかわらず、その絶対湿度が低い(外気の湿度と同
じ)ために結露することがない、また、ペリメータゾー
ンに吹き出される空気はインテリアゾーンの室温よりも
低い温度に加熱されているので、スリット状吹出口36
から膜状に吹き出されたのち窓面に沿って自然に落下す
ることが出来る。更に。
この空気流は前記の通りコアンダ効果により壁面流を形
成しつつ一定の勢いをもって落下していくので、インテ
リアゾーン内の空気との混合を最小限に抑えることが出
来、その結果インテリアゾーンの空調環境を乱すことが
ない、この効果は前記吹出口36及び吸込口48の設置
位W(窓面からの距離)や吸込口48のスリット幅等を
適正に調整することによって一層高めることができる。
因みに。
発明者らの実験によれば、吹出口36の窓面からの距離
を150mm、吸込口48のそれを250tm、吸込口
のスリット幅を3〜5mmと設定した場合に、はぼ満足
のいく結果が得られた。尚、ペリメータゾーンを通過す
る過程で冷却された外気をインテリア用空調機に供給す
ることになるので、多数の機械や人員が配置される等の
事情によって冬期でもインテリアゾーンにおいて冷房す
る必要がある場合には、その冷房負荷を低減することが
出来る。
次に、外気温の高くなる夏期においては、ペリメータゾ
ーンの顕熱処理のために必要とされる外気風量が増加し
、インテリアゾーンの人員必要外気量を越えるため、モ
ーターダンパ68を開いてインテリアゾーンからの運気
の一部をペリメータ外調機10内に戻す、これによって
取り入れるべき外気量を少なくすることが出来、その結
果、外気を冷却するためのエネルギを節約することが可
能となる。
冬期以外の期間(即ち、夏季及び中間期)においては、
取り入れた外気をペリメータ外調機の空気冷却器18に
よって冷却減湿した後にペリメータゾーンに放出し、そ
のまま該空気をインテリア用空調機12に供給するので
、室内の湿度が上昇することがなく快適な室内環境を実
現でき、特に梅雨時のように湿度が高くなる期間に有効
である。
ペリメータ外!Fi機10においてはインバータ制御機
能を備えたファンを用いることによって、必要外気量に
応じて安定的且つ効率的に送風することが出来る。
以上のようにして1本発明によれば、冬期における窓面
結露を有効に防止することが出来る。また、夏期及び中
間期においては、ペリメータ外調機において冷却減湿さ
れた外気をインテリア用空調機へ供給するため、インテ
リア空調機において除湿しなくてもインテリアゾーンの
湿度を快適なものに保持出来る。更に、ペリメータゾー
ンの空気とインテリアゾーンの空気との混合損失を最小
限に抑えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す説明簡略図であり 10 ・ 12 ・ 16 ・ 18 ・ 36 ・ 42 ・ 48 ・ 第2図はその断面簡略図である。 符号の説明 ・ペリメータ外調機 ・インテリア用空調機 ・空気加熱器 ・空気冷却器 ・スリット状吹出口 ・窓 ・スリット状吸込口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インテリアゾーンの空調を行うためのインテリア
    用空調機と、このインテリア用空調機に外気を取入れる
    ための外気取入径路と、該インテリアゾーンからゾーン
    外に排気を排出する排気径路とを備えた空調設備におい
    て、空気加熱器と空気冷却器を備えた外調機を前記の外
    気取入径路に挿入し、この外調機を経た空気を一旦ペリ
    メータゾーンに吹き出したのち前記のインテリア用空調
    機に取り入れる径路を形成したことを特徴とする空調設
    備。
  2. (2)前記外調機を経た空気はペリメータの窓上枠に沿
    って配置されたスリット状吹出口から窓内面に沿う壁面
    流として吹き出され、この吹き出された空気は前記吹出
    口と対向して窓下に配置されたスリット状の吸込口に吸
    い込まれたあと、ダクトを経で前記のインテリア用空調
    機に取り入れられる請求項1に記載の空調設備。
  3. (3)前記外調機の空気加熱器は冬期に稼働され、外気
    をその湿度を維持したまま該空気加熱器で室温より低い
    温度に加熱したあとペリメータゾーンに吹き出す請求項
    1または2に記載の空調設備。
  4. (4)前記外調器の空気冷却器は夏期及び中間期に稼働
    され、この空気冷却器で冷却除湿した空気をペリメータ
    ゾーンに吹き出す請求項1または2に記載の空調設備。
  5. (5)前記外調機には、インテリアゾーンの還気を取り
    入れる開閉手段を備えた還気ダクトが接続され、夏期に
    この運気ダクトが開かれる請求項1または2に記載の空
    調設備。
  6. (6)前記インテリア用空調機は加湿器を有しており、
    ペリメータゾーンを経由して供給された空気を該加湿器
    において加湿したのちにインテリアゾーンに吹き出す請
    求項1または2に記載の空調設備。
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