JPH07228752A - モ−ルドデポジットの改良されたポリアセタ−ル樹脂組成物の成形方法 - Google Patents

モ−ルドデポジットの改良されたポリアセタ−ル樹脂組成物の成形方法

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JPH07228752A
JPH07228752A JP2429794A JP2429794A JPH07228752A JP H07228752 A JPH07228752 A JP H07228752A JP 2429794 A JP2429794 A JP 2429794A JP 2429794 A JP2429794 A JP 2429794A JP H07228752 A JPH07228752 A JP H07228752A
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忠重 畑
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)ポリアセタール共重合体に対して
(B)特定のヒンダードフェノール系酸化防止剤と、
(C)アルカリ金属酸化物又は/及びアルカリ土類金属
と3価元素の2種以上の酸化物を主成分とするイオン吸
着体、又は/及び M1 1-x 2x(OH)2 n- X/n ・mH2 O (式中、M1 はアルカリ土類金属より選ばれる少なくと
も1種の2価金属を示し、M2 は3価金属を示し、An-
はn価のアニオンを示す。又xは0<x≦0.5であ
り、mは正の数である。)で表わされるイオン吸着体と
からなるポリアセタール樹脂組成物100重量部に対し
て、水及び/又は水酸基を有し、沸点が250℃以下で
あるアルコール性化合物を0.02〜2.0重量部を添
加し成形を行なうことを特徴とするモールドデポジット
の改良されたポリアセタール樹脂組成物の成形方法。 【効果】 本発明により、従来のポリアセタール樹脂に
くらべ、成形加工時の金型表面に付着するモールドデポ
ジットが極めて少ないため、成形品の表面性、寸法精度
を損なうことなく、連続成形が可能となり生産性の向上
に大きく寄与出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリアセタール樹脂の成
形加工時における、金型表面に付着するモールドデポジ
ットを大幅に低減せしめ、成形品の表面性、寸法精度を
損なうことなく長時間の連続成形が可能なポリアセター
ル樹脂組成物の成形方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エンジニアリングプラスチックと
してポリアセタールの果たす役割は益々大きくなり、自
動車、電気・電子・雑貨、等にわたる幅広い分野で重要
な機構部品として使用されている。ポリアセタールの加
工方法は、射出成形、押出成形、シート成形、等と様々
であるが、射出成形による加工方法が主流であることは
今も変わらない。ポリアセタールの射出成形において
は、連続成形時間の延長に伴ない金型表面汚染が他の樹
脂に比べて激しく、成形時の大きな問題となっている。
【0003】この金型へ付着した汚染物質、即ち、モー
ルドデポジット(以下、MDと略)は大別して次の2つ
の物質から成る。1つは、成形に用いるポリアセタール
が含有しているか、もしくは、成形時にポリアセタール
の主鎖分解によって生じるホルムアルデヒドが金型表面
で重合し、重合性汚染物質(パラホルム)として付着す
る場合である。
【0004】もう1つは、ポリアセタールに様々な機能
を付与するために加える添加剤が金型表面に付着する場
合である。これは、揮発性の高い添加剤、ポリアセター
ルとの親和性の低い添加剤を用いた場合に発生しやす
く、添加剤の添加量が多い時には顕著である。MDの発
生が多い場合は、成形品の寸法精度の低下、表面外観の
悪化、金型ガスベント閉塞によるショートショット不
良、等の成形品の品質低下が生じるだけでなく、金型清
掃頻度のアップ、金型腐食、といった様な問題が発生す
る。ポリアセタール成形について、このMD発生を抑え
ることが永年の大きな課題であり、これまでも数々の検
討がなされてきた。
【0005】ポリアセタール成形時のMD対策として
は、従来、大別して次の4種の方法が検討されてきた。 (1)ポリアセタールの熱安定性向上、及び、未反応ホ
ルムアルデヒド量の少ない製造プロセスの検討 (2)成形条件のマイルド化及び最適化 (3)金型設計の最適化 (4)MD除去剤の効果的使用 がそれである。
【0006】(1)の方法においては、製造プロセスの
検討により成形時に発生するホルムアルデヒド量を抑え
る(特開昭62−119219号公報、等)ことを目的
としており、又、発生したホルムアルデヒドを効果的に
捕捉する機能を有する添加剤の有効活用が検討されてき
た。(2)の方法においては、一般的な知識として、成
形時のポリアセタール分解を抑制する目的で、成形機の
シリンダー温度を低くし、かつ、滞留時間を短縮する、
又は、射出速度を下げる、等の成形条件面で最適化がな
されてきた。また、ポリアセタールの予備乾燥を充分行
ないポリアセタール中の水分低下方向が、MD発生を抑
える目的で極めて効果的である(ポリアセタールハンド
ブック;日刊工業新聞社編)とされてきた。
【0007】(3)の方法においては、樹脂の金型内で
の流動状態を予測し、流動末端、ウェルド部等にガス抜
けラインを適切に設置する、などの対策がなされてき
た。上記(1)〜(3)の対策を講じても、実際には成
形時のMD発生を抑えることは困難であり、(4)の方
法にある様に、金型に付着したMDの除去機能を高め
た、MD除去剤の検討(特開昭59−12807号公報
等)もなされてきた。これらの対策を全て採ったとして
も、ポリアセタール用途の多様化と合わせて、ポリアセ
タール成形条件、金型構造、等は多種多様であり、普遍
的にMD発生を抑えることのできる対策は現在でも確立
されていない。このMD発生を抑えることはポリアセタ
ール成形に関する大きな課題として現在も残っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリアセタ
ール成形時に発生するMDを飛躍的に減少させ、ひいて
は、ポリアセタール成形品の寸法精度、表面性低下を抑
え、又、金型清掃頻度の削減、耐金型腐食性、等を大幅
に改良するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討の
結果、特定のポリアセタール樹脂組成物を用いて、かつ
該組成物を成形する際に水及び/又はある限定されたア
ルコール性化合物をある限定量添加することにより、著
しくMDが減少することを発見し、本発明に至った。
【0010】すなわち、本発明は、(A)ポリオキシメ
チレン共重合体100重量部、(B)空気気流下にて2
30℃で60分間加熱した時の揮発成分量が5重量%以
下であるヒンダードフェノール系酸化防止剤0.05〜
2重量部、(C)アルカリ金属酸化物及びアルカリ土類
金属酸化物より選ばれる少なくとも1種の酸化物と、3
価元素の酸化物より選ばれる少なくとも1種の酸化物よ
りなる2種以上の酸化物を主成分とするイオン吸着体、
および下記一般式(1) M1 1-x 2x(OH)2 n- x/n ・mH2 O (1) (式中、M1 はアルカリ土類金属より選ばれる少なくと
も1種の2価金属を示し、M2 は3価金属を示し、An-
はn価のアニオンを示す。又xは0<x≦0.5であ
り、mは正の数である。)で表わされるイオン吸着体か
ら選ばれる少なくとも1種のイオン吸着体0.002〜
0.3重量部とからなるポリアセタール樹脂組成物10
0重量部に対して、水及び/又は水酸基を有し沸点が2
50℃以下であるアルコール性化合物を0.02〜2.
0重量部を添加し成形を行なうことを特徴とする、モー
ルドデポジットの改良されたポリアセタール樹脂組成物
の成形方法に関するものである。
【0011】本発明に用いられるポリアセタール樹脂組
成物の(A)成分であるポリオキシメチレン共重合体は
ホルムアルデヒドもしくはトリオキサンと環状エーテ
ル、環状ホルマールとの共重合によって得られるオキシ
メチレン単位からなる連鎖中に下記一般式(2)
【0012】
【化1】
【0013】で表わされるオキシアルキレン単位がラン
ダムに挿入された構造を有するポリオキシメチレン共重
合体を重合末端からの分解に対して公知の方法で安定化
したものである。重合末端の安定化処理方法としては、
例えば末端のヒドロキシル基をエステル化、エーテル
化、ウレタン化等の方法を用いるか、あるいは、重合末
端の不安定部分を加水分解によって分子末端の安定化を
図る方法が用いられる。
【0014】又、ポリオキシメチレン共重合体には分子
鎖の分岐化された分岐ポリオキシメチレン共重合体、及
びオキシメチレンの繰り返し単位を50重量%以上含む
異種成分ブロックとのポリオキシメチレンブロックコポ
リマーも含まれる。なおポリオキシメチレン共重合体中
の前記オキシアルキレン単位の挿入率は、オキシメチレ
ン単位100モルに対し、0.05〜50モル、好まし
くは0.1〜20モルの範囲である。該オキシアルキレ
ン単位としては例えばオキシエチレン単位、オキシプロ
ピレン単位、オキシテトラメチレン単位、オキシブチレ
ン単位、オキシフェニルエチレン単位等が挙げられる。
これらのオキシエチレン単位の中でもポリアセタール樹
脂組成物の物性を向上させる点から、オキシエチレン単
位−〔(CH2 2 O〕、−及びオキシテトラメチレン
単位−〔(CH2 4O〕−が特に好ましい。
【0015】本発明に用いられるポリアセタール樹脂組
成物の(B)成分であるヒンダードフェノール系酸化防
止剤とは、該化合物を空気気流下にて230℃で60分
間加熱した時の揮発成分量が5重量%以下のものであ
り、好適に用いられる該化合物の具体例としては、1,
3,5−トリメチル−2,4,6トリス(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリ
エチレングリコール−ビス〔3−(3−t−ブチル−5
−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕、3,9−ビス〔1,1−ジメチル−2−{β−
(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)プロピオニルオキシ}エチル〕−2,4,8,10
テトラオキサスピロ〔5・5〕ウンデカン、ペンタエリ
スリチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、N,
N′−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシ−ヒドロシンナアミド)、1,6−ヘキ
サンジオール−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,3,
5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、N,
N′−ビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオニル〕ヒドラジン、1,3,
5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6
−ジメチルベンジル)イソシアヌル酸等のヒンダードフ
ェノール系酸化防止剤が挙げられる。これらのうち、特
に好ましくは、トリエチレングリコール−ビス〔3−
(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕、ペンタエリスリチル−テトラキ
ス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート〕、3,9−ビス〔1,1−ジ
メチル−2{β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−
5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ}エチル〕−
2,4,8,10テトラオキサスピロ〔5,5〕ウンデ
カン、1,3,5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒド
ロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌル酸等
が挙げられる。
【0016】本発明に用いられるポリアセタール樹脂組
成物の(B)成分であるヒンダードフェノール系酸化防
止剤は単独であるいは1種以上組合わせて用いても良
い。又その配合量は(A)成分のポリオキシメチレン共
重合体100重量部に対して、0.05〜2重量部、好
ましくは0.1〜1重量部である。配合量が0.05重
量部未満の場合には、ポリアセタール樹脂組成物の熱安
定性が低下し本発明の目的を達成できない。又2重量部
を越える場合にはモールドデポジットが不良となる。
【0017】本発明に用いられるポリアセタール樹脂組
成物の(C)成分であるイオン吸着体の1つとしてはア
ルカリ金属酸化物及びアルカリ土類金属酸化物より選ば
れる少なくとも1種の酸化物と、3価元素の酸化物より
選ばれる少なくとも1種の酸化物よりなる2種以上の酸
化物を主成分とするイオン吸着体がある。アルカリ金属
の酸化物としてはNa2 O、K2 O、等が挙げられ、ア
ルカリ土類金属の酸化物としてはMgO、CaO等が挙
げられる。さらに3価元素の酸化物としてはAl
2 3 、Ga2 3 、In 2 3 、B2 3 等が挙げら
れるが、ましい例としてはAl2 3 が挙げられる。
【0018】これらの酸化物より選ばれる少なくとも2
種の酸化物を主成分とするイオン吸着体として、好適に
は“2.5MgO・Al2 3 ・nH2 O”、“Al2
3・Na2 O・nH2 O”、“Mg0.7 Al0.3
1.15”、“Mg0.75Al0.25 1.125 ”等が挙げられ
る。さらに本発明で用いられる他のイオン吸着体として
は、下記一般的(1)のイオン吸着体がある。
【0019】 M1 1-x 2x(OH)2 n- x/n ・mH2 O (1) 上記式(1)において、M1 はアルカリ土類金属より選
ばれる少なくとも1種の2価金属を示し、好ましい例と
しては、Mg、Caを挙げることができる。上記式
(1)において、M2 は、3価金属であり、B、Al、
Ga、In、Tl等を示し、好ましい例としてはAlを
挙げることができる。
【0020】更に、上記式(1)に於てAn-はn価のア
ニオンを示し、例えばCO3 2-、OH- 、HCO3 -
2 PO4 - 、NO3 - 、I- 、サリチル酸イオン-
クエン酸イオン- 、酒石酸イオン- 等である。好ましい
例としてはCO3 2-、OH-を挙げることができる。こ
の様なイオン吸着体の具体的な例としては、例えばMg
0.75Al0.25(OH)2 (CO3 0.125 ・0.5H2
Oで示される天然ハイドロタルサイト、Mg4.5 Al2
(OH)13CO3 ・3.5H2 O、Mg6.0 Al2 (O
H)16CO3 ・4H2 O等で示される合成ハイドロタル
サイトがある。
【0021】本発明で用いられるポリアセタール樹脂組
成物の(C)成分であるイオン吸着体の粒径は特に限定
されないが、分散性を向上させるために、100μm以
下が好ましい。又、イオン吸着体は重合体との相溶性、
分散性等を向上させるために、表面処理剤で表面処理を
していてもよい。表面処理剤としては、2〜30個の炭
素原子と少なくとも1個の−COOH基を有する有機酸
及び/又は2〜30個の炭素原子を有するアルコール
(1級、2級又は3級アルコール)及び前記2者とアル
カリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウムよりなる群
から選ばれた金属とから構成される金属塩等があり、例
えばステアリン酸、リノール酸、オレイン酸、ラウリン
酸、ステアリン酸ソーダ、ステアリン酸マグネシウム、
オレイン酸ソーダ等を挙げることができる。
【0022】さらに、本発明におけるイオン吸着体は、
脱結晶水処理をしていてもよい。脱結晶水処理は、例え
ば約110℃〜約400℃の温度で約1〜40時間空気
中又はN2 、He、O2 、CO2 等の雰囲気中で処理す
る方法で容易に行なうことができる。上記のイオン吸着
体は、1種用いてもよいし、また2種以上を組合せて用
いてもよい。
【0023】その配合量は、(A)成分のポリオキシメ
チレン共重合体100重量部に対して0.002〜0.
3重量部、好ましくは、0.005〜0.1重量部であ
る。配合量が0.002重量部未満の場合には、成形加
工時におけるモールドデポジットの抑制効果が充分に発
揮されず、又0.3重量部を越える場合にはポリアセタ
ール樹脂組成物の熱安定性の低下を来たすと共にモール
ドデポジットの発生が促進されるために好ましくない。
【0024】本発明で用いられるポリアセタール樹脂組
成物においては、慣用されている熱安定剤(ホルムアル
デヒド補足剤)を添加することができる。この熱安定剤
としては、例えばポリアミド樹脂、アミド化合物、尿素
誘導体、トリアジン誘導体、ウレタン化合物等が挙げら
れ、具体的には、ジアミンとジカルボン酸との縮合、ア
ミノ酸の縮合、ラクタム開環重合等によって得られるナ
イロン6、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6
6、ナイロン6・10、ナイロン6/6・10、ナイロ
ン6/6・6、ナイロン6・6/6・10、ナイロン6
/6・6/6・10あるいはポリβ−アラニン等のポリ
アミド樹脂、脂肪族モノカルボン酸、ジカルボン酸又は
芳香族モノカルボン酸、ジカルボン酸と脂肪族モノアミ
ン、ジアミン、又は芳香族モノアミン、ジアミンとから
生成されるステアリルステアリン酸アミド、ステアリル
オレイン酸アミド、ステアリルエルカ酸アミド、エチレ
ンジアミン−ジステアリン酸アミド、エチレンジアミン
−ジベヘニン酸アミド、ヘキサメチレンジアミン−ジス
テアリン酸アミド、エチレンジアミン−ジオレイン酸ア
ミド、エチレンジアミン−ジエルカ酸アミド、キシリレ
ンジアミン−ジエルカ酸アミド、ジ(キシリレンジアミ
ン−ステアリン酸アミド)セバシン酸アミド等のアミド
化合物、N−フェニル尿素、N,N′−ジフェニル尿
素、N−フェニルチオ尿素、N,N′−ジフェニルチオ
尿素等の尿素誘導体、メラミン、ベンゾグアナミン、N
−フェニルメラミン、メレム、N,N′−ジフェニルメ
ラミン、N−メチロールメラミン、N,N′−トリメチ
ロールメラミン、2,4−ジアミノ−6−シクロヘキシ
ルトリアジン、メラム等のトリアジン誘導体等である。
これらの熱安定剤は1種用いてもよいし2種以上を組合
せて用いてもよい。
【0025】さらに本発明で用いられるポリアセタール
樹脂組成物には、所望に応じて他の添加剤、例えば光安
定剤、滑剤、離型剤、帯電防止剤、あるいはガラス繊維
等の無機充てん剤や炭素繊維等の補強剤、顔料等を所望
に応じて配合することができる。上記熱安定剤や他の添
加剤は、本発明の目的効果を損なわないためにも、ポリ
オキシメチレン共重合体に対して分解作用の低い添加
剤、あるいは熱安定剤又は他の添加剤自体の熱安定性が
高いものであることが望ましい。
【0026】本発明で用いられるポリアセタール樹脂組
成物においては、(A)成分のポリオキシメチレン共重
合体に対して配合される前記各成分との混合は、通常用
いられている溶融混合法によって行なうことができ、又
熱安定剤や、他の添加剤と併用する場合は、これらと同
時に溶融混合してもよい。又添加される各成分の添加形
態は、粉体であっても溶融状態であってもよい。
【0027】本発明でいうポリアセタール樹脂組成物に
対して用いることのできる最も好ましい化合物として水
(H2 O)が挙げられる。一般的なポリアセタール樹脂
の成形方法として、成形前にポリアセタール樹脂を予備
乾燥することは公知である。これは、従来ポリアセター
ル樹脂中に微量水分が残存したままで成形を行なうと、
MD発生を助長し成形不良を招くとされてきたためであ
る。
【0028】しかし、本発明者は、本願でいうポリアセ
タール樹脂組成物に水をある特定量ポリアセタールに添
加し成形を行なうと、著しくMD発生を抑えることがで
きることを発見した。これは、従来の認識をくつがえす
ものであり、同業者には全く類推不可能な現象である。
次に、本発明で言うアルコール性化合物について詳細に
説明する。
【0029】本発明に用いることのできるアルコール性
化合物は水酸基を有し沸点が250℃以下にあることが
必要である。水酸基(−OH基)を有している化合物を
用いることで、成形時に発生するホルムアルデヒドの自
己重合性を抑え、パラホルムとして金型へ付着する現象
を大幅に改善することができる。
【0030】アルコール性化合物の有する水酸基の数に
は特に限定はない。アルコール性化合物−分子中に少な
くとも1ケ以上の水酸基を有しておればよく、又、アル
コール性化合物の有する水酸基の数は2ケ以上の複数個
であってもかまわない。アルコール性化合物の沸点は2
50℃以下であることが必要である。本発明で言う沸点
は、常圧(760mmHg)下における沸点である。
【0031】沸点が250℃より高い場合は、本発明で
言うMDを大幅に改良する効果が発現されない。これは
後の比較例で明白となる。アルコール性化合物の沸点は
70〜180℃の間にある方が好ましく、更には、90
〜160℃の間にある方がより好ましい。具体的に本発
明に用いることのできるアルコール性化合物としては、
例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコ
ール、イソブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、n−アミルアルコー
ル、イソアミルアルコール、ヘキシルアルコール、ヘプ
チルアルコール、オクチルアルコール、カブリルアルコ
ール、デシルアルコール等の脂肪族飽和アルコールがあ
る。
【0032】又、アリルアルコール、クロチルアルコー
ル、プロパルギルアルコール等の脂肪族不飽和アルコー
ル、シクロペンタノール、シクロヘキサノール等の脂環
式アルコール、ベンジルアルコール等の芳香族アルコー
ル、フルフリルアルコール等の複素環式アルコール等も
本発明に用いることができる。好ましいアルコール性化
合物は、脂肪族飽和アルコール、脂環式アルコールの中
から選ぶことできる。更には、炭素数1〜8の間にある
脂肪族飽和アルコールがより好ましい。
【0033】水及び/又はアルコール性化合物の添加量
は、ポリアセタール樹脂組成物100重量部に対して
0.02〜2.0重量部の間にあることが必要である。
本発明で言うポリアセタール樹脂組成物の重量とは14
0℃×3時間乾燥後の重量を言う。水及び/又はアルコ
ール性化合物の添加量がポリアセタール100重量部に
対して0.02重量部より少ない場合は、ポリアセター
ル樹脂組成物成形時のMD発生を抑えることができな
い。又、水及び/又はアルコール性化合物の添加量が
2.0重量部より多い場合は、ポリアセタール成形品の
表面性低下、寸法精度低下等の成形不良を生じ、目的と
するポリアセタール樹脂組成物の成形品を得ることがで
きない。
【0034】好ましくは、水及び/又はアルコール性化
合物の添加量はポリアセタール樹脂組成物100重量部
に対して0.05〜1.0重量部の間にあり、更には
0.05〜0.5重量部の間にあることがより好まし
い。水及び/又はアルコール性化合物のポリアセタール
樹脂組成物への添加方法は特に限定されるものではな
い。
【0035】例えば、ポリアセタール樹脂組成物成形時
に液状である水及び/又はアルコール性化合物を定量フ
ィーダー等を用いて成形機内へフィードする方法、又
は、成形直前に、ペレット状、もしくは、パウダー状の
ポリアセタール樹脂組成物に水及び/又はアルコール性
化合物を添着し、充分ブレンドした上でポリアセタール
樹脂組成物を成形する方法等がある。
【0036】又、水及び/又はアルコール性化合物中、
もしくは、水及び/又はアルコール性化合物雰囲気中に
ポリアセタール樹脂組成物を長期放置することにより、
ペレット状のポリアセタール樹脂組成物内部に、目的と
する水及び/又はアルコール性化合物を目的量だけ含浸
させる方法も本発明に用いることができる。例えば、用
いる化合物が水である場合、乾燥後のポリアセタール樹
脂組成物を水分を含んだ空気中に長期放置することによ
り、目的とする水分重量になるまで水を添加する方法も
本発明のアルコール性化合物を添加する方法に含まれる
ものである。
【0037】これらの水及び/又はアルコール性化合物
は、1種、もしくは2種以上を併用して用いてもかまわ
ない。又、使用する水及び/又はアルコール性化合物
は、ポリアセタール樹脂組成物の熱安定性低下を防止す
る目的で、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ハロゲン
化合物等の不純物は極力少ない方が好ましい。本発明
は、ポリアセタール樹脂組成物の(B)成分であるヒン
ダードフェノール系酸化防止剤、及び(C)成分である
イオン吸着体との相乗効果と、成形時の水及び/又はア
ルコール性化合物の添加効果によって本発明の目的とす
る効果が発現出来るものであり、前記(B)成分である
ヒンダードフェノール系酸化防止剤と(C)成分である
イオン吸着体のいずれか1種を欠いても本発明の目的を
達成することが出来ない。
【0038】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によって何ら限定されるも
のではない。なお実施例、比較例における組成物の特
性、評価基準は下記の通りである。 (1)揮発成分量 理学(株)製熱天秤を用い、電気炉にサンプルを50m
gと空気5Nl/hrをフィードし、40℃から20℃
/分の割合で昇温させる。230℃になってから60分
間加熱し、その時のサンプル重量減少率を測定した。こ
の値が小さいほど揮発成分量が少ない。 (2)熱安定性 ギヤオーブン〔(株)田葉井製作所、GPS−222
型、排気ダクト20°開放〕を用いて140℃×400
時間の長期熱風試験を行なった。評価については初期成
形品と滞留後成形品について、引張伸度(測定はAST
M D−638に準拠)を測定しその保持率を求めた。
この値が大きいほど熱安定性に優れる。
【0039】保持率(%)=滞留成形品の引張伸度/初
期成形品の引張伸度×100 (3)連続成形によるモールドデポジットの評価 射出成形機 東洋機械金属(株)製Ti−30G 射出圧力 500kg/cm2 射出速度 100% シリンダー温度 225℃ 射出時間 6sec 冷却 4sec 金型温度 30℃ ザックバック 4mm 成形品 長さ35mm 巾14mm、厚さ2mm 金型 ピンゲート金型 上記条件下で連続的に成形し、2000ショット実施
後、金型に付着しているモールドデポジットの状態を肉
眼で観察し、次の判定基準に従って評価した。
【0040】 ◎ ;モールドデポジットが全く認められない。 ○ ;モールドデポジットがほとんど認められない。 △ ;モールドデポジットがうっすらと認められる。 × ;モールドデポジットがはっきりと認められる。 ××;モールドデポジットが金型全面に厚く付着してい
る。
【0041】又表中の記号は次のものを示す。 ヒンダードフェノール A−1;トリエチレングリコール−ビス〔3−(3−t
−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオネート〕 A−2;ペンタエリスリチルーテトラキス〔3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート〕 A−3;3,9−ビス〔1,1−ジメチル−2{β−
(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ル)プロピオニルオキシ}エチル〕−2,4,8,10
テトラオキサスピロ〔5,5〕ウンデカン A−4;2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール) A−5;2−t−ブチル−6−(3′−t−ブチル−
5′−メチル−2′−ヒドロキシベンジル)4−メチル
フェニルアクリレート A−6;1,3,5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒ
ドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌル
酸。
【0042】
【実施例1〜26、比較例1〜12】メルトインデック
ス9.1g/10分のエチレンオキシトジから誘導され
るオキシエチレン単位約2.4重量%の量で含有するト
リオキサン−エチレンオキシド共重合体100重量部に
表1〜表4に示した揮発成分量を有する(B)成分であ
るヒンダードフェノール系酸化防止剤、(C)成分であ
るイオン吸着体を表1〜表4に示す添加量で添加し、ヘ
ンシェルミキサーにより均質に混合した。次いでこの混
合物を50φ押出機に通し、溶融混練し、ダイヘッドか
らストランドとして得た得られたストランドはただちに
ペレットとし、さらに140℃×3時間で乾燥し、ポリ
アセタール樹脂組成物を得た。得られた組成物の熱安定
性を表1〜表4に示した。
【0043】上記ポリアセタール樹脂組成物に表1〜表
4に示した水及びアルコール性化合物を表1〜表4に示
す添加量で添加し、連続成形を行ないモールドデポジッ
トの評価を実施した。結果を表1〜表4に示した。表1
〜表4の結果から次のことが判る。 1)いずれの実施例においても成形加工時におけるモー
ルドデポジットの発生量において優れた効果を有してい
る。 2)比較例1はアルコール性化合物を添加しなかったた
めにモールドデポジットが著しく不良であった。 3)比較例2はヒンダードフェノール系酸化防止剤の添
加量が過少であるためにポリアセタール樹脂組成物の熱
安定性が低下し、アルコール性化合物を添加しているに
もかかわらずモールドデポジットの発生量が著しく増加
した。 4)比較例3はヒンダードフェノール系酸化防止剤の添
加量が過多であるためにモールドデポジットが不良であ
った。 5)比較例4はイオン吸着体の添加量が過少であるため
にモールドデポジットの抑制効果が低下した。 6)比較例5はイオン吸着体の添加量が過多であるため
にポリアセタール樹脂組成物の熱安定性が低下し、モー
ルドデポジットの発生量が著しく不良となった。 7)比較例6〜7はヒンダードフェノール系酸化防止剤
の揮発成分量が過多であるためにモールドデポジットの
発生量が著しく増加した。 8)比較例8は沸点が250℃を越えたアルコール性化
合物を使用したためにモールドデポジットの抑制効果を
発現出来なかった。 9)比較例9、11はアルコール性化合物の添加量が過
少であるためにモールドデポジットの抑制効果が発現出
来ずモールドデポジットの発生量が著しく不良であっ
た。 10)比較例10、12はアルコール性化合物の添加量
が過多であるために成形品の表面性が悪化し、成形品の
表面に発泡状態が観察されると同時にモールドデポジッ
トの抑制効果も発現出来なかった。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】
【発明の効果】本発明により従来のポリアセタール樹脂
にくらべ、成形加工時の金型表面に付着するモールドデ
ポジットが極めて少ないため、成形品の表面性、寸法精
度を損なうことなく連続成形が可能となり、生産性の向
上に大きく寄与出来る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリオキシメチレン共重合体10
    0重量部、(B) 空気気流下にて230℃で60分間
    加熱した時の揮発成分量が5重量%以下であるヒンダー
    ドフェノール系酸化防止剤0.05〜2重量部、(C)
    アルカリ金属酸化物及びアルカリ土類金属酸化物より
    選ばれる少なくとも1種の酸化物と、3価元素の酸化物
    より選ばれる少なくとも1種の酸化物よりなる2種以上
    の酸化物を主成分とするイオン吸着体、及び下記一般式
    (1) M1 1-x 2x(OH)2 n- x/n ・mH2 O (1) (式中、M1 はアルカリ土類金属より選ばれる少なくと
    も1種の2価金属を示し、M2 は3価金属を示し、An-
    はn価のアニオンを示す。又xは0<x≦0.5であり
    mは正の数である。)で表わされるイオン吸着体から選
    ばれる少なくとも1種のイオン吸着体0.002〜0.
    3重量部とからなるポリアセタール樹脂組成物100重
    量部に対して、水及び/又は水酸基を有し沸点が250
    ℃以下であるアルコール性化合物を0.02〜2.0重
    量部を添加し成形を行なうことを特徴とする、モールド
    デポジットの改良されたポリアセタール樹脂組成物の成
    形法。
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