JPH07227971A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH07227971A
JPH07227971A JP2089994A JP2089994A JPH07227971A JP H07227971 A JPH07227971 A JP H07227971A JP 2089994 A JP2089994 A JP 2089994A JP 2089994 A JP2089994 A JP 2089994A JP H07227971 A JPH07227971 A JP H07227971A
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Shiyuuhei Hiwada
周平 鶸田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な方式によりインクカートリッジ
の交換をユーザに対し確実に警告することができる印字
装置を提供すること。 【構成】 ホストから印字データと印字指令情報を受け
て、印字部3により印字が実行されると、制御部1はイ
ンク使用量を算出しインク残量値に変換して、不揮発性
メモリ7に記憶させる。そして、そのインク残量値が所
定値以下になると、制御部1はインク残量表示器6にイ
ンクカートリッジ5内のインク残量が希少であることを
警告させる。更に、制御部1は、記憶手段としての記憶
メモリ8の記憶情報(インク残量が希少であることを示
す文章、印字装置及びインクカートリッジのメーカ名、
印字装置の型名、インクカートリッジの型名、インクカ
ートリッジの交換方法等)を印字部3へ伝達し、その記
憶情報を印字部3で印字させることにより警告書を作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字のためのインクを
保持し、交換可能なインク保持手段と、前記インク保持
手段内のインク残量が希少になったことを検出する残量
検出手段とを有する印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、交換可能なインクカートリッジ内
のインク残量を表示するインク残量表示器を備えたイン
クジェット方式の印字装置の制御系は図7のように構成
されていた。
【0003】制御部40は、印字装置全体の制御を行う
ものである。
【0004】その制御部40には、インターフェース部
41が接続されており、そのインターフェース部41
は、図示していないコンピュータ等のホストから転送さ
れてくる印字データおよび印字指令情報を制御部40へ
伝達する。
【0005】そして、印字データおよび印字指令情報が
ホストからインターフェース部41を介して転送されて
くると制御部40は、インクジェット方式により画像の
印字を行う印字部42に印字指令や印字データを出力し
て、印字部42のヘッド(図示せず)を駆動させて、ノ
ズル(図示せず)からインクを噴射させて印字を行なわ
せる。
【0006】また、制御部40には、カートリッジ検出
器43が接続されており、そのカートリッジ検出器43
は、印字部42のインクジェット用のインクが充填され
ているインクカートリッジ44の印字装置への装着の有
無を検出するものである。インクカートリッジ44が印
字装置に装着されると、インクカートリッジ44は、図
示しない流路によって印字部42のヘッド(図示せず)
に連通される。
【0007】そして、インクカートリッジ44の装着が
カートリッジ検出器43により検出されると、制御部4
0は、インク残量の計数をする内部カウンタをクリアす
る。その後、ホストから印字データと印字指令情報を受
けて、印字部42により印字が実行されると制御部40
は、インク使用量を計数し、インク残量値に変換して、
不揮発性メモリ46に記憶させる。
【0008】ここで、そのインク残量値は、不揮発性メ
モリ46に記憶されているので、印字装置の電源がオフ
されてもインク残量値が消滅しないようになっている。
【0009】そして、そのインク残量値が所定値より小
さくなると、制御部40は、インク残量表示器45によ
って、ユーザに対してインクカートリッジ44のインク
残量が希少であることを警告する。警告としては、LE
D等のランプの点灯、点滅やブザーによる警告音であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の印字装置では、インク残量希少警告が、
ランプの点灯、点滅やブザー音では、ユーザへの喚起度
合いが小さかった。このため、インクカートリッジ内の
インク残量が希少にも関わらずユーザは、印字がかすれ
たり、あるいは、印字できなくなるまで印字を継続して
しまう。このようになると、ユーザは、インク残量が希
少なために印字がかすれたり、印字が途中でできなくな
ったデータを、インクカートリッジ交換後に、再び印字
しなおさなければならなかった。また、記録媒体を無駄
に消費してしまっていた。
【0011】また、インクカートリッジの交換のため
に、インクカートリッジ販売店にインクカートリッジを
購入しにいくとき、ユーザは、説明書を検索してインク
カートリッジの型名や印字装置の型名等を調べる煩雑な
動作を行ったり、あるいは、インクが無くなったインク
カートリッジを持参したりしていた。
【0012】本発明は、上述した従来の方法の問題点を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、比較的簡単な方式によりインク保持手段の交換
をユーザに対し確実に警告することができる印字装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1では、印字のためのインクを保持
し、交換可能なインク保持手段と、前記インク保持手段
内のインク残量が希少になったことを検出する残量検出
手段とを有する印字装置において、インク保持手段に関
する情報を記憶している記憶手段と、残量検出手段のイ
ンク残量希少検出により記憶手段の記憶情報を印字させ
る制御手段とを備えている。
【0014】請求項2では、前記記憶手段は、前記イン
ク保持手段に関する情報及び印字装置に関する情報を記
憶していることを特徴とする。
【0015】請求項3では、前記記憶手段は、前記イン
ク保持手段の交換方法を記憶していることを特徴とす
る。
【0016】請求項4では、前記インク保持手段は、イ
ンクを噴射するヘッドに着脱可能なインクカートリッジ
であり、前記記憶手段は、インクカートリッジの型名を
記憶していることを特徴とする。
【0017】
【作用】上記の構成を有する本発明の印字装置では、記
憶手段がインク保持手段に関する情報を記憶し、制御手
段が、残量検出手段のインク残量希少検出により記憶手
段の記憶情報を印字させて、インク保持手段の交換をユ
ーザに対し確実に警告する。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を具体的に説明
する。
【0019】図1は、本発明の一実施例である印字装置
の制御系のブロック図である。
【0020】制御部1は、印字装置全体の制御を行うも
ので、例えばマイクロプロセッサ等のCPUや、CPU
の制御プログラムやデータを格納しているROMや、ワ
ークエリアとしてのRAM等を備えている。その制御部
1は、インクの使用量を計数してインク残量値に変換
し、不揮発性メモリ7の記憶情報であるインク残量値を
更新する。
【0021】制御部1には、インターフェース部2が接
続されており、そのインターフェース部2は、図示して
いないコンピュータ等のホストから転送されてくる印字
データおよび印字指令情報を制御部1へ伝達する。
【0022】そして、印字データおよび印字指令情報
が、ホストからインターフェース部2を介して転送され
てくると制御部1は、印字部3に印字指令や印字データ
を出力して、図示しないヘッドのノズル(図示せず)か
らインクを噴射して記録媒体に印字を行わせる。前記ヘ
ッドは図示しないキャリッジ(図示せず)上に配置され
ており、そのキャリッジの移動とともにヘッドがインク
を噴射してプラテン(図示せず)上に搬送された記録媒
体に印字を行う。前記ヘッドのインク噴射方式は、特公
昭53−12138号公報に開示されているカイザー型
や、特公昭61−59914号公報に開示されているサ
ーマルジェット型や、特開平2−150355号公報に
開示されている圧電セラミックスを利用したせん断モー
ド型等の方式である。
【0023】また、制御部1には、カートリッジ検出器
4が接続されており、そのカートリッジ検出器4は、印
字部3のインクジェット用のインクが充填されているイ
ンク保持手段であるインクカートリッジ5の印字装置へ
の装着を検知するものある。尚、インクカートリッジ5
は前記キャリッジに脱着可能であり、またインクカート
リッジ5がキャリッジに装着されると、インクカートリ
ッジ5は、図示しない流路によって印字部3の前記ヘッ
ドに連通される。
【0024】そして、インクカートリッジ5の装着がカ
ートリッジ検出器4により検出されると、制御部1は、
インク残量の計数をする内部カウンタをクリアする。そ
の後、ホストから印字データと印字指令情報を受けて、
印字部3により印字が実行されると制御部1は、ヘッド
から噴射されたインク量及び図示しない回復手段、例え
ば吸引手段によって吸引されたインク量を計数して総イ
ンク使用量を算出し、インク残量値に変換して、不揮発
性メモリ7に記憶させる。
【0025】ここで、そのインク残量値は、不揮発性メ
モリ7に記憶されているので、印字装置の電源がオフさ
れてもインク残量値が消滅しないようになっている。
【0026】そして、そのインク残量値が所定値以下に
なると、制御部1はインク残量表示器6にインクカート
リッジ5内のインク残量が希少であること警告させる。
この警告としては、LED等のランプの点灯、点滅やブ
ザーによる警告音である。更に、制御部1は、記憶手段
としての記憶メモリ8の記憶情報を印字部3へ伝達し、
その記憶情報を印字部3で印字させることによりインク
残量が希少であることを示す文章等を記載した警告書1
0(図2)を作成させる。このように制御部1は、残量
検出手段の機能を有している。
【0027】記憶メモリ8には、インクカートリッジ5
内のインク残量が希少になった時に、図2に示す警告書
10を印字するためのデータ、つまり、インクカートリ
ッジのインク残量が希少になったことを示す文章、印字
装置及びインクカートリッジのメーカ名、印字装置の型
名、インクカートリッジの型名、インクカートリッジの
交換方法が記憶されている。
【0028】次に、図3のフローチャートを用いて制御
部1によるインク残量検出処理の動作を説明する。
【0029】ステップS1で、印字装置の電源がオンに
なると、ステップS2で、制御部1は、カートリッジ検
出器4によりインクカートリッジ5が印字装置に装着さ
れているかどうか調べる。インクカートリッジ5が装着
されていない時には、印字装置はインクカートリッジ5
が装着されるまで待機状態となる。そして、インクカー
トリッジ10が印字装置に装着されるとステップS3に
進む。
【0030】ステップS3では、制御部1は、インクカ
ートリッジ5のインク残量が希少かどうかを判定する。
つまり、不揮発性メモリ7のインク残量値が所定値より
小さいかどうかを判定する。そして、残量警告表示が必
要な場合、つまりインク残量値が所定値より小さい場合
は、ステップS4へ進んで、制御部1は、インク残量表
示器6により警告し、更に記憶メモリ8内のデータを印
字部3に印字させて警告書10(図2)を作成する。そ
の警告書10には、インクカートリッジ5内のインク残
量が希少になったことを示す文章が記載されている。更
に、印字装置及びインクカートリッジのメーカ名、印字
装置の型名、インクカートリッジの型名、インクカート
リッジ交換方法が記載されている。その警告書10を作
成した後、ステップS5へ進む。また、インク残量警告
表示が不要な場合、つまりインク残量値が所定値以上で
ある場合には、ステップS5へ進む。
【0031】ステップS5では、制御部1は、ホストか
らインターフェース部2を介して転送されてくる印字指
令や印字データを、印字部3に出力して印字を行わせ、
使用したインク量を計数してインク残量値に変換し、不
揮発性メモリ7の内容であるインク残量値を更新する。
【0032】以上説明したことから明かなように、本実
施例によれば、インクカートリッジ5の交換に関する情
報例えば、印字装置及びインクカートリッジのメーカ
名、印字装置の型名、インクカートリッジの型名、イン
クカートリッジの交換方法等の情報を記憶メモリ8に記
憶させておき、インクカートリッジ5のインク残量が希
少になったときにその情報を警告書10として印字する
ので、ユーザは、確実にインクカートリッジ5のインク
残量が希少になったことを認識することが可能となる。
また、印字装置の説明書を検索することなくインクカー
トリッジ5の型名及び交換方法を知ることができるの
で、ユーザが煩雑な動作を行わなくてもよい。更に、イ
ンクカートリッジ販売店にインクカートリッジ5を購入
しにいくときには、ユーザは、警告書10を販売店に持
参すればよいので、従来のようにインクが無くなったイ
ンクカートリッジを持参しなくてよい。
【0033】前記実施例では、印字装置の電源をオンに
した時に警告書10を印字する例であったが、本発明
は、前記実施例に限定されるものでなく、図4に示すよ
うに、図3におけるステップ2とステップ3との間に、
ステップS6であるホストからの印字データや印字指令
情報が来たかどうか判定するステップを追加することに
より、ホストからの印字データを印字する直前に警告書
10を印字するようにしても同様な効果を得ることがで
きる。
【0034】また、ホストからの印字データが終了した
直後あるいは、終了後多少の時間を置いてから警告書1
0を印字することも可能である。この場合のフローチャ
ートを図5に示し、その説明をする。
【0035】ステップS10で、印字装置の電源がオン
されると、ステップS11で、制御部1は、カートリッ
ジ検出器4によりインクカートリッジ5が印字装置に装
着されているかどうかを調べる。インクカートリッジ5
がされていない時には、印字装置はインクカートリッジ
5が装着されるまで待機状態になる。インクカートリッ
ジ5が装着されるとステップS12に進む。
【0036】ステップS12では、制御部1は、ホスト
からの印字データや印字指令情報がインターフェース部
2を介して来たかどうかを判定する。ホストから印字デ
ータや印字指令情報が来なければステップS12の入力
に戻り待機状態になる。印字データや印字指令情報が来
るとステップS13へ進む。
【0037】ステップS13では、制御部1は、転送さ
れた印字指令や印字データを印字部3に出力して印字を
行わせ、使用したインク量を計数して不揮発性メモリ7
の内容であるインク残量値を更新する。
【0038】そして、ステップS14で、制御部1は、
ホストからの印字データや印字指令情報が終了したか、
あるいは、印字装置へのホストからの印字データや印字
指令情報の入力時間間隔が広くなったかどうかを判定す
る。終了していなければ、ステップS12の入力に戻
る。終了していれば、ステップS15へ進む。
【0039】ステップS15では、制御部1は、インク
カートリッジ5のインク残量が少ないかどうか判定す
る。インク残量警告表示が必要ならばステップS16へ
進んで、インク残量表示器6により警告し、更に記憶メ
モリ8内のデータを印字部3に印字させて警告書10を
作成する。インク残量警告表示が不要な場合には、ステ
ップS12の入力へ戻る。
【0040】以上説明したように動作しても、印字装置
の電源をオンにした時に警告書10を印字する場合と、
同様な効果を得ることができる。
【0041】さらに、本発明は、ホストからの印字デー
タを印字途中である改ページ直後に警告書10を印字し
ても、同様な効果を得ることができるものである。この
場合のフローチャートを図6に示し、その説明をする。
【0042】ステップS20で、印字装置の電源がオン
になると、ステップS21で、制御部1は、カートリッ
ジ検出器4によりインクカートリッジ5が印字装置に装
着されているかどうかを調べる。インクカートリッジ5
が装着されていない時には、印字装置はインクカートリ
ッジ5が装着されるまで待機状態になる。インクカート
リッジ5が装着されるとステップS22に進む。
【0043】ステップS22では、制御部1は、ホスト
からの印字データや印字指令情報が来たかどうかを判定
する。ホストから印字データや印字指令情報が来なけれ
ばステップS22の入力に戻り待機状態になる。印字デ
ータや印字指令情報が来るとステップS23へ進む。
【0044】ステップS23では、制御部1は、転送さ
れた印字指令や印字データを印字部3に出力して印字を
行わせ、使用したインク量を計数して不揮発性メモリ7
の内容であるインク残量値を更新する。
【0045】そして、ステップS24で、制御部1は、
ホストからの印字データや印字指令情報により印字装置
が記録媒体の改ページをしたかどうか判定する。改ペー
ジしていなければ、ステップS22の入力に戻る。改ペ
ージしていれば、ステップS25へ進む。
【0046】ステップS25では、制御部1は、インク
カートリッジ5のインク残量が少ないかどうかを判定す
る。インク残量警告表示が必要ならばステップS26へ
進へ進んで、制御部1は、インク残量表示器6により警
告させ、更に記憶メモリ8内のデータを印字部3に印字
させて警告書10を作成する。インク残量警告表示が不
要な場合には、ステップS22の入力へ戻る。
【0047】以上説明したことから明かなように変形例
を含め、本実施例によれば、インクカートリッジ5の交
換に関する情報例えば、印字装置及びインクカートリッ
ジのメーカ名、印字装置の型名、インクカートリッジの
型名、インクカートリッジの交換方法等の情報を記憶メ
モリ8に記憶させておき、インクカートリッジ5のイン
ク残量が希少になったときにその情報を基に警告書10
を印字するので、ユーザは、確実にインク残量が希少に
なったことを認識することが可能となる。このため、イ
ンクカートリッジ5のインク残量が希少にも関わらずユ
ーザは、印字がかすれる、あるいは、途中で印字できな
くなるまで印字を継続してしまう危険性が小さくなる。
従って、ユーザがデータの再び印字しなおすことがなく
なり、記録媒体が無駄に消費されなくなる。
【0048】更に、本実施例では、ユーザが、印字装置
の説明書を検索することなくインクカートリッジの型名
及び交換方法を知ることができるので、ユーザが煩雑な
動作をする必要がない。また、インクカートリッジ販売
店にインクカートリッジ5を購入しにいくときには、ユ
ーザは、警告書10を販売店に持参すればよいので、従
来のようにインクが無くなったインクカートリッジを持
参しなくてよい。そのため、インクカートリッジの持参
時にインクカートリッジ内に残ったインクがもれて、衣
類などが汚れることがない。
【0049】また、ヘッドにインクカートリッジ5が着
脱可能な場合には、印字がかすれる、あるいは、途中で
印字できなくなるまで印字を継続してしまう状態になる
まで印字を継続すると、インク流路内に空気が入り気泡
となってインク噴射の妨げとなり、そのインク流路内の
気泡を除去する動作である回復動作、例えば前記ヘッド
の前記ノズルからインクとともに気泡を周知の吸引手段
(図示せず)によって吸引する動作の回数が増えて、印
字に寄与しないインク消費量が増えるという問題点があ
るが、本実施例では、インク流路内のインクが無くなる
まで印字を継続する危険性が小さくなるので、インク流
路内の気泡を除去する動作である回復動作の回数が少な
くてすみ、印字に寄与しないインク消費量を抑えること
ができる。また、インク流路やヘッド内のインクが無く
なる危険性が小さいので、ヘッド内に乾燥したインクの
カスが付着して、インクを噴射することがでいない状態
にも落ちいることが少なくなる。
【0050】ここで、インク残量が希少であることを検
知したら印字を中断し、インクカートリッジを交換する
まで印字を行えなくすることも考えられるが、インクカ
ートリッジ内にはインクが残っているので、このような
方法では残ったインクを全て無駄にしてしまうが、本実
施例では、警告書10が作成された後においても、イン
ク残量が希少であるインクカートリッジを用いて印字す
ることが可能であるため、ユーザの判断により廃棄する
インクを最小限にすることができる。
【0051】尚、本実施例では、制御部1がインク使用
量を計数してインク残量を算出していたが、例えば、イ
ンクカートリッジないに挿入される2本の電極を設け、
その電極間抵抗によりインク残量を検出するようにして
もよい。
【0052】また、本実施例では、印字部3のヘッドと
インクカートリッジ5とが別々に設けられていたが、イ
ンクカートリッジにヘッドが一体となって設けられてい
てもよい。さらに、液体のインクが収納されたインクカ
ートリッジ5を使用した印字装置であったが、固体のイ
ンクを収納したインクカートリッジを使用した、周知の
ホットメルトインクジェット方式の印字装置でもよい。
【0053】更に、本実施例では、キャリッジの移動と
ともにヘッドからインクを噴射して印字していたが、記
録媒体の幅以上の幅を有しているヘッド、いわゆるライ
ンヘッドによって印字を行ってもよい。
【0054】また、本実施例では、インクジェット方式
の印字装置であったが、インクリボンを使用する周知の
熱転写方式の印字装置や、トナーを使用する周知のレー
ザ印字装置等にも、本発明を用いることができる。
【0055】また、本実施例における4パターンの制御
部1の動作を、組み合わせることも可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の印字装置によれば、記憶手段がインク保持手段に
関する情報を記憶し、制御手段が、残量検出手段のイン
ク残量希少検出により記憶手段の記憶情報を印字させる
ので、インク保持手段の交換をユーザに対し確実に警告
することができる。このため、インク保持手段のインク
残量が希少にも関わらずユーザは、印字がかすれる、あ
るいは、印字できなくなるまで印字を継続してしまう危
険性が小さくなる。従って、ユーザがデータを再び印字
しなおすことがなくなり、記録媒体が無駄に消費される
ことがない。
【0057】更に、ユーザが、印字装置の説明書を検索
することなくインク保持手段に関する情報を知ることが
できるので、ユーザが煩雑な動作をする必要がない。ま
た、販売店にインク保持手段を購入しにいくときには、
ユーザは、インク保持手段に関する情報が印刷された書
類を販売店に持参すればよいので、従来のようにインク
が無くなったインクカートリッジを持参しなくてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の印字装置の制御系の構成を
示すブロック図である。
【図2】前記実施例における警告書の印字例を表した説
明図である。
【図3】前記実施例の構成の印字装置における動作を示
すフローチャートである。
【図4】前記実施例の構成の印字装置における動作の第
一変形例を示すフローチャートである。
【図5】前記実施例の構成の印字装置における動作の第
二変形例を示すフローチャートである。
【図6】前記実施例の構成の印字装置における動作の第
三変形例を示すフローチャートである。
【図7】従来の印字装置の制御系の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 制御部 3 印字部 5 インクカートリッジ 6 インク残量表示器 7 不揮発性メモリ 8 記憶メモリ 10 警告書

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字のためのインクを保持し、交換可能
    なインク保持手段と、前記インク保持手段内のインク残
    量が希少になったことを検出する残量検出手段とを有す
    る印字装置であって、 前記インク保持手段に関する情報を記憶している記憶手
    段と、 前記残量検出手段のインク残量希少検出により前記記憶
    手段の記憶情報を印字させる制御手段とを備えたことを
    特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記インク保持手段に
    関する情報及び印字装置に関する情報を記憶しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記インク保持手段の
    交換方法を記憶していることを特徴とする請求項1記載
    の印字装置。
  4. 【請求項4】 前記インク保持手段は、インクを噴射す
    るヘッドに着脱可能なインクカートリッジであり、前記
    記憶手段は、インクカートリッジの型名を記憶している
    ことを特徴とする請求項1記載の印字装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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