JPH07225851A - 図形文字処理装置 - Google Patents

図形文字処理装置

Info

Publication number
JPH07225851A
JPH07225851A JP6035505A JP3550594A JPH07225851A JP H07225851 A JPH07225851 A JP H07225851A JP 6035505 A JP6035505 A JP 6035505A JP 3550594 A JP3550594 A JP 3550594A JP H07225851 A JPH07225851 A JP H07225851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
vector
character
input
graphic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6035505A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kondo
健司 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toshin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshin Kogyo Co Ltd filed Critical Toshin Kogyo Co Ltd
Priority to JP6035505A priority Critical patent/JPH07225851A/ja
Publication of JPH07225851A publication Critical patent/JPH07225851A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作図、表計算、データベースなどの各種処理
を煩雑な操作なしに効率よく行うことができ、多目的な
利用を可能とする図形文字処理装置を提供することを目
的としている。 【構成】 マウス9による画面上でメニュー(図5)選
択によって、図形処理(ステップSP5)、文字・数値
処理(ステップSP6)、結合処理(ステップSP
7)、データベース処理(ステップSP8)が選択およ
び実行される。また、これらの各処理において生成され
た図形および文字/数値は統一されたデータ構成を持ち
(図3)、処理の行いやすい構成で記憶される(図2,
4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、図形および文字/数
値の各種処理を行う図形文字処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンなどのコンピュータに組み込
み、各種処理/制御を効率よく行うアプリケーションソ
フト(プログラム)が用いられている。このソフトとし
ては、文章の作成/編集を行うワープロソフト、設計図
などの図面の作成を行うCAD(Computer-Aided desig
n)ソフト、作表および表内のデータ集計を行う表計算
ソフト、多数のデータを登録しその検索を行うデータベ
ースソフトなどが知られている。
【0003】また、以上の文書作成、作図、表計算、デ
ータベースなどの機能が別プログラムとして複数組み込
まれ、それらを実行するコンピュータ(以降、図形文字
処理装置と称す)がある。この種の図形文字処理装置
は、任意のプログラムを実行し処理を行うと共に、必要
に応じて他のプログラムを起動および実行することがで
き、1つの装置で複数種類の処理を行う。例えば、CA
Dソフトを用いて設計図面を作成した後に、表計算ソフ
トを起動して図面上の部品の集計表(部品名、重さ、長
さ、値段など)を作成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した図
形文字処理装置の各種処理ソフトは、本来、単独で実行
を行うように設計されているため、処理の切り替えごと
に別ソフトを起動するための操作が必要であった。さら
に、それぞれのソフト間のデータ構成が充分に統一され
ていないため、同一の入力や修正をそれぞれの処理にお
いて行わなければならなかった。例えば、CADソフト
を起動し、図面および部品データ(部品番号、長さ、重
さなど)を入力した後に、表計算ソフトを起動して同一
の部品データの入力を行う。そして、図面上の部品に変
更が発生した場合には、CADソフトを起動して部品
図、部品データを変更した後、さらに表計算ソフトを起
動して集計表の対応する部分の修正を行う。
【0005】このように、従来の図形文字処理装置にお
いては、各種処理の切り替えや別ソフトの起動に係わる
煩雑な操作が必要となると共に、各処理において同一の
入力や修正を行わなければならず、操作性および作業効
率が低下してしまうという問題があった。さらに、同一
の理由により図形文字処理装置の利用方法が特定の処理
に制限されるという問題があった。
【0006】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、作図、表計算、データベースなどの各種処理
を煩雑な操作なしに効率よく行うことができ、多目的な
利用を可能とする図形文字処理装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
情報入力手段と、第1の記憶手段と、制御手段と、表示
手段とを有し、前記制御手段は、前記情報入力手段を介
して入力される各入力情報に基づいて、(a)文字情報
およびこれに対応した属性情報からなるベクトル情報ま
たは図形情報およびこれに対応した属性情報からなるベ
クトル情報を作成し、前記第1の記憶手段に記憶させる
ベクトル情報設定処理と、(b)前記第1の記憶手段に
記憶されたベクトル情報のうち該入力情報によって指定
された複数のベクトル情報を含んだグループベクトルデ
ータを作成し前記第1の記憶手段に記憶させるグループ
ベクトルデータ設定処理と、(c)前記第1の記憶手段
に記憶されたベクトル情報またはグループベクトルデー
タに基づいて文字または図形を前記表示手段に表示させ
る表示処理とを行うことを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記制御手段が、前記情報入力手段
を介して入力される各入力情報に応答し、(d)該入力
情報により指定された文字情報、図形情報または属性情
報を前記第1の記憶手段に記憶された各情報の中から検
索する第1の検索処理と、(e)前記第1の検索処理に
より得られた加工する加工処理とを行うことを特徴とし
ている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2に記載の発明に、第2の記憶手段をさらに有し、
前記制御手段が、前記情報入力手段を介して入力される
各入力情報に応答し、(f)前記第1の記憶手段に記憶
されたグループベクトルデータを選択し、選択されたグ
ループベクトルデータに含まれた各ベクトル情報を相互
に関連させて第2の記憶手段にデータベースとして記憶
させる登録処理と、(g)前記第2の記憶手段に記憶さ
れたデータベースに対して該入力情報によって指定され
る情報の検索を行う第2の検索処理と、(h)前記第2
の検索処理の結果に対応するグループベクトルデータの
文字情報あるいは該グループベクトルデータに含まれる
図形情報を前記表示手段に表示させる表示処理とを行う
ことを特徴としている。
【0010】また、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3のいずれか1の請求項に記載された発明に、画像情報
を読み取る画像入力手段と、該画像入力手段によって読
み取った画像情報を記憶する第3の記憶手段とをさらに
有し、前記制御手段は、前記情報入力手段を介して入力
される所定の入力情報に応答し、(i)前記第1の記憶
手段に記憶されたベクトル情報に対応した画像と前記第
3の記憶手段に記憶された画像情報に対応した画像とを
重ねて前記表示手段に表示させる表示処理とを行うこと
を特徴としている。
【0011】また、請求項5記載の発明は、請求項1〜
4のいずれか1の請求項に記載された発明において、前
記ベクトル情報のうち文字情報を含むベクトル情報は、
当該文字情報が文字を表わすことを示す属性情報、当該
文字情報が数値を表わすことを示す属性情報または当該
文字情報が数式を表わすことを示す属性情報を含んでお
り、前記制御手段は、前記情報入力手段を介して入力さ
れる入力情報に応答し、(j)数式を表わす属性情報を
含んベクトル情報の数式に従って数値を表わす属性情報
を含んだベクトル情報の演算を行う演算処理と、(k)
前記演算の結果を前記表示手段に表示させる表示処理と
を行うことを特徴としている。
【0012】また、請求項6記載の発明は、請求項1〜
5のいずれか1の請求項に記載された発明において、前
記属性情報は、当該文字情報または図形情報を前記表示
手段に表示させる際の尺度を表わす尺度情報を含んでお
り、前記制御手段が、前記情報入力手段を介して入力さ
れる入力情報に応答し、(l)前記尺度情報を変更する
変更処理を行うことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の構成によれば、制御手段は、情
報入力手段を介して入力される入力情報から属性情報を
含んだ図形または文字のベクトル情報を作成すると共に
その作成結果を第1の記憶手段に記憶する。また第1の
記憶手段に記憶されたベクトル情報は表示手段に表示さ
れ、さらに、上記情報入力手段によって選択された場合
には第1の記憶手段に1つのグループにまとめて記憶さ
れる。これにより、図形あるいは文字のベクトル情報を
混在して同一記憶領域に記憶でき、さらにグループベク
トルデータごとの処理が可能となる。
【0014】また、請求項2記載の構成によれば、制御
手段が、情報入力手段において指定された文字情報、図
形情報または属性情報を第1の記憶手段に記憶された各
情報の中から検索すると共に、その検索結果から得られ
たベクトル情報あるいはグループベクトルデータに含ま
れる各種情報を情報入力手段の指示に従って加工するた
め、表示手段に画像として表示されている任意の文字情
報、図形情報の表示態様などを変更することができる。
また、変更はベクトル情報単位でも、グループベクトル
データ単位でも行うことができる。
【0015】また、請求項3記載の構成によれば、制御
手段が、情報入力手段からの指示にしたがって、第1の
記憶手段に記憶されたグループベクトルデータを選択す
ると共に、選択されたグループベクトルデータに含まれ
た各ベクトル情報を相互に関連させて第2の記憶手段に
データベースとして記憶させる。さらにそのデータベー
スにおいて情報の検索を行い、その検索結果の文字情報
を表示手段に表示させたり、その文字情報に関連する図
形情報を表示させたりすることができる。
【0016】また、請求項4記載の構成によれば、制御
手段が、情報入力手段からの指示にしたがって、画像入
力手段によって読み取った画像情報を第3の記憶手段に
記憶すると共に、第1の記憶手段に記憶されたベクトル
情報に対応した画像と第3の記憶手段に記憶された画像
情報に対応した画像とを重ねて表示手段に表示するた
め、画像入力手段によって読み取った画像情報の表示に
あわせて図形情報を含むベクトル情報の設定を行うこと
ができる。
【0017】また、請求項5記載の構成によれば、制御
手段が、情報入力手段からの指示にしたがって、文字情
報を含むベクトル情報に、文字、数値、あるいは数式を
表わす属性情報を設定し、数式を表わすベクトル情報の
数式に従って数値を表わすベクトル情報の示す数値の演
算を行い、その演算の結果を上記数式を表わすベクトル
情報の表示位置に表示させるため、図形と一緒に集計表
などの表示を行うことができると共に、数値を表すベク
トル情報を変更した場合に、即座にその変更に対応した
演算結果を上記表示位置に表示させることができる。
【0018】また、請求項6記載の構成によれば、制御
手段が、情報入力手段からの指示にしたがって、文字情
報または図形情報の選択をし、さらに選択された文字情
報または図形情報に対応する尺度情報の変更を行うた
め、表示手段に表示される任意の図形あるいは文字の拡
大/縮小を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明を行う。図1はこの発明による図形文字処
理装置の構成を示すブロック図である。この図におい
て、1はCPUであり、本実施例である図形文字処理装
置の各部の処理/制御を行う。2はFPU(Floating-p
oint Processing Unit;浮動小数点処理装置)であり、
後述する座標変換、表計算などの演算処理を行う。ま
た、3はCPU1の管理プログラム、文字フォントなど
が記憶されたROM、4は本装置の処理プログラムや処
理対象のデータなどを記憶するRAMである。
【0020】図2は、上記RAM4の記憶構成を示すメ
モリマップである。この図において、4aは本装置の処
理プログラムを記憶するプログラムエリア、4bは後述
するラスタデータを記憶するラスタデータエリア、4c
は入力される図形情報あるいは文字情報をベクトルデー
タとして記憶するベクトルデータエリアである。 図3
は、このベクトルデータの構成を示す図であり、同図
(a)は線分の図形ベクトルデータ、同図(b)は円の
図形ベクトルデータ、同図(c)は曲線の図形ベクトル
データの構成をそれぞれ示す。
【0021】図3(a)に示す線分のベクトルデータお
いて、VHは「種別」、「フラグ」、「データ長」、
「アトリビュート」からなるベクトルヘッダであり、ベ
クトルデータの先頭部に位置する。ここで、「種別」は
ベクトルデータの種類を示すもので、この場合「線分」
を示すコードが設定される。「フラグ」は通常”0”で
あり、同ベクトルデータが選択された場合に”1”に設
定される。「データ長」には、同ベクトルデータの長さ
(バイト)が設定される。「アトリビュート」には、同
ベクトルデータが示す線(線分、円など)の色、線種、
太さ、大きさ(拡大率)などが設定されている。また、
上述したベクトルヘッダVHの後ろには線分の始点を示
す座標(X1,Y1)および終点を示す座標(X2,Y2)
が並べて付加されている。
【0022】図3(b)に示す円のベクトルデータは、
線分のベクトルデータの場合と同様なベクトルヘッダV
Hを有しているが、このベクトルヘッダVH内の「種
別」に「円」を示すコードが設定され、ベクトルヘッダ
VHの後にはその円の中心座標(X,Y)と半径rが設
定されている。また、図3(c)に示す曲線のベクトヘ
ッダVHの「種別」には「曲線」を示すコードが設定さ
れ、その曲線を複数の短い線分で近似した時の始点から
終点までの接続点の座標がベクトルヘッダVHの後に順
に並べられている。
【0023】図3(d)は文字ベクトルデータの構成を
示す図である。この文字ベクトルデータも線分のベクト
ルデータと同様なベクトルヘッダVHを有しているが、
このベクトルヘッダVHの「種別」には「文字」あるい
は「数値」を示すコードが設定されている。また、「ア
トリビュート」には、文字ベクトルデータが示す文字/
数値の表示における座標(X,Y)、色、大きさ、傾き
角などが設定され、ベクトルヘッダVHの後には、文字
列あるいは数値列を構成する各文字/数値のコードが設
定されている。
【0024】図3(e)はセルデータの構成を示す図で
あり、ベクトルヘッダVHの「種別」には「セル」を示
すコードが設定され、「アトリビュート」には、文字/
数値の表示における座標(X,Y)、色、大きさ、傾き
角、そして文字/数値/式の種別がそれぞれ設定されて
いる。このベクトルヘッダVHの後には、このセルデー
タのセル番号(C,R)、セル内の文字/数値列を構成
する各文字/数値のコード列、および計算式がそれぞれ
設定される。なお、このセルが後述する表計算の集計欄
に対応する場合には、上記「アトリビュート」内の「種
別」には「式」に対応するコードが設定され、計算式に
従った計算結果が文字コード列に設定される。
【0025】図3(f)はグループベクトルデータの構
成を示す図である。この図のGHはグループヘッダであ
り、上述したベクトルヘッダVHと同様に、「種別」、
「フラグ」、「データ長」、「アトリビュート」からな
る。また、このグループヘッダGH内の「種別」には
「グループ」に対応するコードが、「データ長」には同
グループ全体のデータ長がそれぞれ設定されている。そ
して、このグループヘッダGHの後には、同一グループ
に選択された図形/文字ベクトルデータあるいはセルデ
ータ(図3(a)〜(e))が並べで付加される。
【0026】このグループベクトルデータは、後述する
結合処理によって生成されるものであり、例えば三角形
の図形の場合には、その3辺の線分に対応する図形ベク
トルデータを連結した後、そのグループヘッダをベクト
ルデータの先頭に付加する。これにより、以後、この三
角形の3辺(ベクトルデータ)は、拡大/縮小、色変
え、線変えなどの処理を高速に行うことができるように
なる。また、以上の結合処理に文字ベクトルデータが含
まる場合には、文字/図形ベクトルデータが混在したグ
ループベクトルデータが生成される。
【0027】以上説明したベクトルデータ、セルデー
タ、およびグループデータは、RAM4のエリア4c
(図2)に連続して記憶される。
【0028】また、図1において、5はハードディスク
装置であり、処理プログラム、ベクタフォントなどが予
め記憶されると共に、データベースファイル、図形/文
字ベクトルデータからなるベクトルデータファイルが記
憶される。ここで、ベクタフォントは、表示文字を複数
の線分で近似したときの各線分の始点および終点の座標
集合であり、各文字ごとに、各文字を構成する線分のベ
クタフォントが用意されている。このベクタフォント
は、文字ベクトルデータ(図3(d))の「アトリビュ
ート」に設定された「大きさ」などに従って座標変換な
どが行われた後、表示される。
【0029】また、上記データベースファイルはデータ
ベースヘッダDHと複数のレコードから構成される(図
4参照)。このうちレコードは文字/数値列と、複数の
図形ベクトルデータとからなる。また、データベースヘ
ッダDHは、同データベースファイルに含まれるレコー
ド数と、レコードに含まれる文字/数値のフォーマット
と、上記「文字/数値列」に含まれる複数の項目の項目
名(「住所」、「氏名」など)とからなる。
【0030】なお、このハードディスク装置5に記憶さ
れた処理プログラム(図5、6参照)およびベクタフォ
ントは、本装置の立ち上げ(電源投入)の時に、HDD
5から読みだされRAM4の対応する領域(エリア4
a,4e)へそれぞれ書き込まれる。
【0031】また、図1において、6はCRT7へ表示
する画像に対応するデータを記憶するVRAMである。
CPU1は上述した、RAM4のベクトルデータエリア
4cに記憶された各種ベクトルデータ(あるいはセルデ
ータ)を順次読み出し、座標変換などを行った後、その
結果を画像データとしてVRAM6に記憶する。CRT
7はその画像データから画像の表示を行う。8は文字/
数値の入力を行うキーボード、9は座標指定などを行う
マウスである。図5はCRT7の表示例であり、マウス
9の移動に連動してCRT7上のポインタPが移動す
る。使用者は、マウス9の移動および操作ボタン(図示
略)の押下によって、図形の始点/終点の指定、表示図
形/文字の選択、メニュー(同図、右側)の選択などを
行う。
【0032】また、図1において、10はイメージスキ
ャナであり、紙などに現されている画像を画素単位でラ
スタデータとして読み込む。このラスタデータはRAM
4のラスタデータエリア4b(図2)へ記憶される。ま
た、図1において、11はデジタイザであり、図面上の
図形の接続点や端点を座標指定子を使って指定すること
により、線、曲線などの図形データを作成する。CPU
1はこの図形データを上述した図形ベクトルデータに変
換し、その変換結果をRAM4のベクトルデータエリア
4c(図2)へ記憶する。また、図1において、12は
プリンタであり、上述したベクトルデータに対応する図
形/文字の印刷を行う。次に、上述した図形文字処理装
置の動作例を使用例を挙げて説明する。
【0033】A:動作例1(作図、作表、集計) ここでは、鉄骨・製缶業などにおいて部品図、部品デー
タ、および部品表の作成を行う場合を例に本実施例の動
作を説明する。
【0034】本実施例の図形文字処理装置(以下、本装
置と略す)の処理が起動されると、CPU1により処理
プログラム(図6参照)が実行され、そのステップSP
1において、図5に示すような初期画面が表示される。
そして、ステップSP2およびステップSP3において
マウス9の入力(クリック)検出を行うと共にそのポイ
ンタの位置がメニュー上であるかどうかを調べ、メニュ
ー上でマウス入力があった場合には以下のステップSP
4へ進み、メニュー上でない場合あるいはマウス入力が
ない場合には上記ステップSP1へ戻る。
【0035】ここで、使用者がマウス9を移動させポイ
ンタP(図5参照)の位置を、作図を示すメニュー(図
5、「機能0」内の「直線」、「曲線」など)上に移動
させると共にその位置でクリックを行うと、図6のステ
ップSP4において処理がステップSP5の図形処理に
分岐され、その処理が終了するとステップSP2へ処理
が戻る。以上と同様な操作によって文字・数値処理(ス
テップSP6)、結合処理(ステップSP7)、データ
ベース処理(ステップSP8)が選択および実行され
る。各処理の詳細に付いては以下で説明する。
【0036】図8は各種処理を行って作成された部品図
のCRT7における表示例でり、部品15、16の平面
図の他にいくつかの部品の平面図が表示されている。こ
れらは、1枚の鉄板の切断パターンとなる。この図にお
いて、部品15の平面図を作成する場合、まず使用者
は、マウス9によって直線描画のメニュー(図5、「機
能0」内の「直線」)を選択し、図形処理(図6、ステ
ップSP5)に処理を移す。この処理において、始点P
1および終点P2を使用者がマウス9で指定すると、C
PU1によって線分15aが描画されると共に、その描
画に対応する図形ベクトルデータ(図3(a))が生成
され、その生成結果がRAM3のベクトルデータエリア
4c(図2)に記憶される。また、円15bを描画する
場合、使用者は円描画のメニュー(図5、「機能0」内
の「円」)を選択し、マウス9によって中心および半径
を指定することで、円15bが描画されそのベクトルデ
ータが上記線分のベクトルデータの次の領域に記憶され
る。同様な操作で他の3辺および他の円が描画され、部
品15の平面図が完成する。
【0037】他の平面図が同様な操作で描画されると、
今度はその部品の品番、重量などを示す部品データを入
力する。図18はこの時のメニュー選択の説明図であ
り、使用者は、まず同図のメニュー「機能0」内の「拡
張」をマウス9を用いて選択する。すると「機能1」内
に同図のような項目が表示され、さらに使用者が「機能
1」内の「セル」を選択する。すると今度は「機能2」
内に同図のような項目が表示され、使用者はこのうちの
「作成」を選択する。これによって、CPU1の処理が
文字・数値処理(図6、ステップSP6)に移る。
【0038】そして、使用者がマウス9を用いて図8内
の破線で示す表枠を設定すると、CPU1によって表枠
に囲まれたセルA1,A2・・・、B1,B2・・・が
生成される。さらに、使用者はマウス9を用いてメニュ
ー「機能2」内の「記入」を選択し、各セルの「種別」
(文字、数値、式)を設定すると共に、キーボード8を
使って各セルに文字/数値の入力を行う。すると、CP
U1は、以上の設定および入力に基づいてセルデータ
(図3(e))を生成し、その生成結果をRAM4のベ
クトルデータエリア4c(図2)に記憶する。このと
き、各セルデータには「セル番号」(C,R)が自動的
に設定され、例えばセルA1,A2・・・のセル番号は
(1,1),(1,2),・・・,(1、8)のように
設定され、セルB1,B2・・・のセル番号は(2,
1),(2,2),・・・,(2,8)のように設定さ
れる。
【0039】また、使用者によってセルA1,A2・・
・、B1,B2,・・・,B7の「種別」には「文字」
が、セルB8およびB9の「種別」には「数値」が、セ
ルB10の「種別」には「式」がそれぞれ設定されてい
る。さらに、セルB10に対応するセルデータの「計算
式」にはセル番号(2,8)*(2,9)、つまりセル
B8およびB9(図8)の数値の積を示す計算式が設定
されており、CPU1はその計算式に従って演算を行
い、その演算結果をセルB10の「文字コード列」に設
定する。また、以上で作成されたセルデータA1・・
・、B1・・・に基づいてベクタフォントの表示が行わ
れる。この状態で、使用者が仮にセルB8をマウス9を
用いて選択し、その数値を画面上で「2」に変更したと
すると、CPU1によってセルB10に対応するセルデ
ータの計算が再度行われ、画面上のセル10の表示が
「35.4」に変わる。なお、上述した計算式の入力/
設定は、マウス9を用いてセルおよび演算子(図示略)
を選択することにより簡単に行うことができる。
【0040】以上のような操作でセルで構成される表
(セル表)が作成された場合、CPU1の処理が結合処
理(図6のステップSP7)へ分岐し、その表内の各セ
ルが1つのグループに結合される(グループ化)。図7
はこの結合処理を示すフローチャートであり、ステップ
SP10においてグループ化の対象となる図形、文字
(セルを含む)が画面上で選択される。この動作例の場
合、図8の破線で囲まれた全てのセルが結合対象とな
る。そして、ステップSP11では、前ステップSP1
0で選択された結合対象に対応するベクトルデータある
いはセルデータがRAM4のベクトルデータエリア4c
(図2)から抜き出され、作業エリア4dに並べて書き
込まれる。そして、図7のステップSP12においてグ
ループヘッダGH(図3(f))が生成され、作業エリ
ア4dのベクトルデータ列の先頭に付加される。そし
て、ステップSP13では、上記ベクトルデータの抜き
出しによって生じた空きエリアをデータ転送によって詰
めると共に、作業エリア4dに完成しているグループベ
クトルデータをベクトルデータエリア4cへ書き込む
(図2、グループ2)。
【0041】以上の結合処理によってできたグループ
は、グループ単位でも処理できるし、そのグループ内の
ベクトルデータ単位でも処理可能である。例えば、使用
者がマウス9の操作によって平面図16中のグループ化
された部品データ(図8、破線内)を指定すると、CP
U1によってそのグループヘッダ(図2、グループヘッ
ダ2)内の「フラグ」が”1”に設定されると共に、同
グループに含まれるセルデータのアトリビュートの1つ
である「色」が「青色」に設定され、これによって部品
データの表示が青色に変わる。
【0042】さらに、使用者がマウス9を操作して、図
縮小を示すメニューを選択する(図18、「機能0」内
の「変更」を選択し、そのときに表示される「機能1」
内の「縮小」をさらに選択する)と、上記グループ内の
全てのセルデータの「アトリビュート」の「大きさ」が
小さい値に変更される。これによって、ベクタフォント
の座標が上記変更後の「大きさ」に対応する座標に変換
され、平面図15(図8)内の符号15cのように縮小
された文字が表示される。また、以上の処理が終了する
と、CPU1はグループヘッダ2内の「フラグ」を”
0”に再設定すると共に、同グループに含まれるセルデ
ータのアトリビュートの「色」を「白色」に再設定す
る。
【0043】このように、グループベクトルデータに対
して行う処理は、そのグループに含まれる全てのベクト
ルデータ、セルデータに対して行われる。また、指定す
る対象を変えることにより、各図形や各セルの拡大/縮
小を任意に行うことができる。
【0044】次に、使用者がメニュー(図18)の「機
能2」内の「データベース」をマウス9を用いて選択す
ると、CPU1の処理がデータベース処理(図6、ステ
ップSP8)へ移る。そして、使用者が登録するグルー
プを画面上で選択すると共に各グループにグループ名を
付ける。ここで、図8中の全てのグループを登録対象と
すと、グループに含まれる全ベクトルデータを指定され
たフォーマットに並び変えデータベースファイル(図4
参照)が生成され、その結果がハードディスク装置5に
記憶される。このとき、データベースファイルのレコー
ド1には、例えば部品15が対応しており、その「図形
ベクトルデータ列」には部品15の平面図を構成する図
形ベクトルデータ(線分、円)が設定され、「文字/数
値列」には部品15の部品データが設定されている。
【0045】次に、使用者がメニュー(図18)の「機
能2」内の「集計」をマウス9の操作によって選択する
と、CPU1はデータベースファイル内の「文字/数値
列」(図4)をハードディスク装置5から読み出し、そ
れらの集計および表示を行う(図9参照)。なお、部品
データに変更が生じた場合には、図面上(図8)で部品
データの修正を行った後、そのグループをデータベース
に再登録するだけで、部品表に変更後の集計結果が出力
される。
【0046】また、使用者がNC(数値制御)データの
メニュー(図示略)を選択すると、CPU1が、ベクト
ルデータエリア4c(図2)に記憶された図面ベクトル
データからNC工作機械用の制御データを生成すると共
に、その制御データに従ってNC工作機械を制御し、図
8に示すようなパターンで鉄板の切断が行われる。
【0047】以上説明したように、本装置によれば、図
形と文字/数値を同一画面上に作成/表示でき、それぞ
れの図/文字の表示の大きさや色を変更することができ
る。また、セルに計算式を設定することで、その計算結
果が図形と一緒に表示され、数値の変更を行った場合に
は、その変更が即座に計算に反映される。さらに、図面
上の文字/数値をデータベースに登録し、集計すること
により集計表を作成することができる。また、以上の処
理はマウスなどの操作によって、簡単に選択および実行
される。
【0048】B:動作例2(図面清書、配置検索) ここでは、手書きされた配管図面の清書と各要素(部
品)の配置検索を行う場合を例に、本実施例の動作を説
明する。動作例1と同一の動作および処理の説明は省略
する。
【0049】まず、使用者はメニューの「機能1」内の
「イメージ」(図18)を選択し、イメージスキャナー
10(図1)を用いて手書きの配管図面の画像を読み込
む。この読み込まれた画像データは、CPU1によって
ラスタデータエリア4b(図2)に記憶されると共に、
CRT7に表示される。図10はその画像(一部)の表
示例であり、ポンプ、バルブ、配管などの手書き図面が
画面(CRT7)上に表示されている。次に、上述した
図形処理および文字・数値処理(図6、ステップSP
5、ステップSP6)によって、画面上の手書き図面と
重なるように作図および文字入力を行う。このとき、後
の確認が容易なように、表示色を変えたり、表示された
手書き図面から多少ずらして作図/文字入力を行う。図
11はその作図および文字入力の結果の表示例(一部)
であり、作図時には、画面上に図10および図11の画
像が重ねて表示される。
【0050】そして、使用者は、文字・数値処理(図
6、ステップSP6)によって入力した各部品の部品デ
ータ(部品名、部品コードなど)と、それらに対応する
部品(図)とを、マウス9を用いて例えば範囲20のよ
うに範囲指定する。そして、「結合」のメニューを選択
すと、CPU1は結合処理(ステップSP7)によって
上記範囲に含まれるベクトルデータのグループ化を行
う。使用者は、同様な操作で画面上の部品図とそれに対
応する部品データとのグループ化を行う。
【0051】そして、使用者が全図形および文字を範囲
指定した後、「データベース」のメニューを選択する
と、CPU1はデータベース処理(ステップSP8)に
よってベクトルデータエリア4c(図2)に記憶された
全てのグループベクトルデータからデータベースファイ
ルを生成し、ハードディスク装置5(図1)に記憶す
る。さらに、使用者が「集計」のメニューを選択する
と、CPU1が集計を行い、部品名、部品コードの他
に、各部品の総数の一覧が表示される(図12参照)。
【0052】次に、使用者がこの集計結果の表示画面上
で、例えば玉型弁15A(図12矢印)をマウス9を使
って選択し、さらに図18下の個別反転(赤色表示)の
メニューを選択する。すると、CPU1は、によって各
玉型弁15Aに対応する複数のグループベクトルデータ
のフラグが”1”に設定されると共に、そのグループ内
の全てのベクトルデータの「アトリビュート」内の
「色」が赤色に設定される。そして、画面表示が図面画
面に戻り、図面上の全ての玉型弁15Aが赤色で表示さ
れる(図13太線)。この方法によって、例えば、玉型
弁15Aの部品データあるいは形状に変更が生じた場
合、画面上でその配置を容易に知ることができ、効率よ
く修正作業を行うことができる。
【0053】このように、本装置によれば、イメージス
キャナーで取り込んだ図面の表示画面上で作図および文
字入力が可能であり、簡単に手書きの図面の清書ができ
ると共に、図面上の同一図形の数などの集計が可能であ
り、さらに、各図の配置を容易に知ることができる。
【0054】C:動作例3(データ登録およびデータ検
索) ここでは、名刺情報の管理を行う場合を例に、本装置の
動作を説明する。ただし、動作例1および2と同一の動
作および処理の説明は省略する。
【0055】まず、使用者は「セル」、「作成」のメニ
ューを選択し、図14に示すような個人の名刺情報(氏
名、電話番号、会社名、役職など)を入力する。さら
に、「直線」のメニューを選択し登録対象者の自宅、会
社などの地図を付け加える。そして、「結合」のメニュ
ーを選択し、名刺情報および地図のグループ化を行うと
共に、「データベース」のメニューを選択し、グループ
化された表および地図を名刺情報がまとめて記憶してあ
るデータベースファイルに追加する。このとき、データ
ベースファイル(図4参照)の「文字数値列」には上記
名刺情報が「フォーマット」で決められた構成で記憶さ
れ、「図形ベクトルデータ列」にはその地図を構成する
複数の図形ベクトルデータが記憶される。
【0056】図15(a)はデータベースファイル内の
名刺情報(一覧)の表示例であり、登録された各グルー
プの県名、氏名、電話番号が並べて表示される。ここで
表示される項目は任意に選択でき、例えば「所属」を標
示させずに「会社名」を表示させることができる。そし
て、「ソート」のメニュー(図18、「機能2」内)を
選択し、さらに「名前」の昇順の並び替えを指定する
と、CPU1はデータベースファイル(図4)の「文字
数値列」の内の「名前」に対応するデータを順次読み出
すと共に各「名前」の比較を行い、その比較結果からレ
コード番号を並び変える。そしてその並び変えたレコー
ド番号の順に「文字数値列」の表示を行う(図15
(b)参照)。
【0057】この他、特定の「名前」で検索を行って電
話番号や住所を調べたり、特定の地域(県など)や会社
にしぼって、名刺情報の表示を行ったりすることもでき
る。また、特定の人物を選択し、メニュー(図18)の
「機能0」内にある「部品」を指定し、さらに、「機能
1」の「呼出」(図示略)を選択すると、CPU1はそ
の人物を含むレコードを検索し、その検索されたレコー
ドに含まれる図形ベクトルデータ列(図4)を読み出
し、地図として画面上に表示する。
【0058】このように、本装置によれば、簡単な操作
によってデータベースへ文字情報と図形情報を関連づけ
て登録することができと共に、登録された情報に対して
多様な検索処理を行うことができる。さらに、検索ある
いは選択された文字情報に対応する図形情報の表示を行
うことも可能である。
【0059】D:動作例4(登録および配置検索) ここでは、地図および住所などの情報を登録しその所在
地の検索を行う場合を例に本実施例の動作を説明する。
ただし、上記複数の動作例と同一の動作および処理の説
明は省略する。
【0060】まず、特定地域の地図を入力する。この入
力には、上述した動作例2の方法を用いることができる
が、以下の方法でデジタイザ11(図1)を用いて地図
の入力を行うこともできる。まず、使用者はメニュー
(図18)の「機能0」内の「外部」を選択し、それに
より表示される「機能1」の「デジタイザ入力」を選択
する。すると、デジタイザ11のカーソル(図示略)に
よって座標入力が可能となり、使用者は正確な地図上で
その接続点などの座標を入力する。この入力された座標
は、CPU1によって図形ベクトルデータに変換される
と共に、CRT7に表示される。
【0061】次に使用者は、CRT7に表示された地図
上の住所情報(住所、会社名、氏名、電話番号など)を
入力し、それらの住所情報のグループ化およびデータベ
ース化を行う。図16はこのときの地図および住所情報
の表示例であり、氏名(あるいは社名)の上および下
に、それぞれ住所、電話番号が小さく表示されている。
ただし、これらの住所、氏名などは任意の大きさに設定
/表示できる。
【0062】そして、データベース処理によって、例え
ば、この地図内に住む「実寸竜馬」を検索し、その氏名
を選択した後、さらに「個別反転」のメニューを選択す
ると、図16の地図および住所情報が再表示されると共
に画面上の地区25(図中、網掛け部分)が赤色に表示
される。そして、その赤色部を範囲選択し、さらにメニ
ュー(図18)の「画面」内の「拡大」を選択すると、
画面上の地図および住所情報が地区25を中心に拡大表
示され、図17に示すような「実寸竜馬」氏の住所、電
話番号などが表示される。また、同様な操作により電話
番号から所在地を調べることもできる。
【0063】なお、以上説明した一実施例においては、
部品図、配管図、名刺、地図を対象に動作説明を行った
が、これら以外にも、電気の回路図、機械の設計図、フ
ローチャートなど、図、文字/数値を含む全ての図に対
して処理を行うことができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、作図、表計算、データベースなどの各種作業/処理
を簡単な操作によって効率よく行うことができると共
に、図中で表計算をさせたり、データベースの検索結果
から対応する図を表示させるなど、図形/文字に関する
多目的な利用を可能にすることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による図形文字処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1、RAM4のメモリマップである。
【図3】図形ベクトルデータ(a,b,c)、文字ベク
トルデータ(d)、セルデータ(e)、グループベクト
ルデータ(f)の構成を示す図である。
【図4】ハードディスク装置5に記憶されるデータベー
スファイル構成を示す図である。
【図5】CRT7(図1)のメニュー表示例(1)であ
る。
【図6】CPU1(図1)の処理プログラムのフローチ
ャートである。
【図7】図6内の結合処理のフローチャートである。
【図8】部品図の表示例(CRT7)である。
【図9】部品表の集計結果の表示例である。
【図10】手書き配管図の表示例である。
【図11】清書した配管図の表示例である。
【図12】図11の各部品の集計結果の表示例である。
【図13】要素の反転表示の表示例である。
【図14】名刺情報の表示例である。
【図15】名刺情報の一覧表(a)および並び変え結果
(b)の表示例である。
【図16】地図および住所データの表示例である。
【図17】図16の部分拡大図である。
【図18】CRT7(図1)のメニュー表示例(2)で
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 FPU 3 ROM 4 RAM 5 ハードディスク装置 6 VRAM 7 CRT 8 キーボード 9 マウス 10 イメージスキャナ 11 デジタイザ 12 プリンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報入力手段と、第1の記憶手段と、制
    御手段と、表示手段とを有し、 前記制御手段は、前記情報入力手段を介して入力される
    各入力情報に基づいて、(a)文字情報およびこれに対
    応した属性情報からなるベクトル情報または図形情報お
    よびこれに対応した属性情報からなるベクトル情報を作
    成し、前記第1の記憶手段に記憶させるベクトル情報設
    定処理と、(b)前記第1の記憶手段に記憶されたベク
    トル情報のうち該入力情報によって指定された複数のベ
    クトル情報を含んだグループベクトルデータを作成し前
    記第1の記憶手段に記憶させるグループベクトルデータ
    設定処理と、(c)前記第1の記憶手段に記憶されたベ
    クトル情報またはグループベクトルデータに基づいて文
    字または図形を前記表示手段に表示させる表示処理とを
    行うことを特徴とする図形文字処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記情報入力手段を介
    して入力される各入力情報に応答し、(d)該入力情報
    により指定された文字情報、図形情報または属性情報を
    前記第1の記憶手段に記憶された各情報の中から検索す
    る第1の検索処理と、(e)前記第1の検索処理により
    得られた情報を加工する加工処理とを行うことを特徴と
    する請求項1記載の図形文字処理装置。
  3. 【請求項3】 第2の記憶手段をさらに有し、 前記制御手段が、前記情報入力手段を介して入力される
    各入力情報に応答し、(f)前記第1の記憶手段に記憶
    されたグループベクトルデータを選択し、選択されたグ
    ループベクトルデータに含まれた各ベクトル情報を相互
    に関連させて第2の記憶手段にデータベースとして記憶
    させる登録処理と、(g)前記第2の記憶手段に記憶さ
    れたデータベースに対して該入力情報によって指定され
    る情報の検索を行う第2の検索処理と、(h)前記第2
    の検索処理の結果に対応するグループベクトルデータの
    文字情報あるいは該グループベクトルデータに含まれる
    図形情報を前記表示手段に表示させる表示処理とを行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の図形文字処
    理装置。
  4. 【請求項4】 画像情報を読み取る画像入力手段と、該
    画像入力手段によって読み取った画像情報を記憶する第
    3の記憶手段とをさらに有し、 前記制御手段は、前記情報入力手段を介して入力される
    所定の入力情報に応答し、(i)前記第1の記憶手段に
    記憶されたベクトル情報に対応した画像と前記第3の記
    憶手段に記憶された画像情報に対応した画像とを重ねて
    前記表示手段に表示させる表示処理を行うことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の図形文
    字処理装。
  5. 【請求項5】 前記ベクトル情報のうち文字情報を含む
    ベクトル情報は、当該文字情報が文字を表わすことを示
    す属性情報、当該文字情報が数値を表わすことを示す属
    性情報または当該文字情報が数式を表わすことを示す属
    性情報を含んでおり、 前記制御手段は、前記情報入力手段を介して入力される
    入力情報に応答し、(j)数式を表わす属性情報を含ん
    ベクトル情報の数式に従って数値を表わす属性情報を含
    んだベクトル情報の演算を行う演算処理と、(k)前記
    演算の結果を前記表示手段に表示させる表示処理とを行
    うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の請求項
    に記載の図形文字処理装置。
  6. 【請求項6】 前記属性情報は、当該文字情報または図
    形情報を前記表示手段に表示させる際の尺度を表わす尺
    度情報を含んでおり、 前記制御手段が、前記情報入力手段を介して入力される
    入力情報に応答し、(l)前記尺度情報を変更する変更
    処理を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    の請求項に記載の図形文字処理装置。
JP6035505A 1994-02-08 1994-02-08 図形文字処理装置 Withdrawn JPH07225851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6035505A JPH07225851A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 図形文字処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6035505A JPH07225851A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 図形文字処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07225851A true JPH07225851A (ja) 1995-08-22

Family

ID=12443624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6035505A Withdrawn JPH07225851A (ja) 1994-02-08 1994-02-08 図形文字処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07225851A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004074654A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 成形シミュレーション用データベースファイルの生成方法及びプログラム
JP2006287836A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Yamaha Corp パラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびプログラム
JP2006287835A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Yamaha Corp パラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびプログラム
JP2016066284A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 日本電気株式会社 情報入力手段、情報入力手段形成方法、表計算装置、表計算方法及びプログラム
JP2022044630A (ja) * 2017-09-25 2022-03-17 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、データ生成装置、グラフ描画システム、及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004074654A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 成形シミュレーション用データベースファイルの生成方法及びプログラム
JP2006287836A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Yamaha Corp パラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびプログラム
JP2006287835A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Yamaha Corp パラメータ生成方法、パラメータ生成装置およびプログラム
JP2016066284A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 日本電気株式会社 情報入力手段、情報入力手段形成方法、表計算装置、表計算方法及びプログラム
JP2022044630A (ja) * 2017-09-25 2022-03-17 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、データ生成装置、グラフ描画システム、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2993673B2 (ja) 電子ファイル装置
JP2009080573A (ja) 表示手法
US20010012008A1 (en) Apparatus and method for managing schedule, and computer-readable storage medium storing schedule management program
US5485563A (en) System for scaling computerized images
JPH07225851A (ja) 図形文字処理装置
US8793589B2 (en) Melded user interfaces
JP3376254B2 (ja) 表示装置、表示制御方法及び記録媒体
JP3715336B2 (ja) システム動作方法
JPH087656B2 (ja) メニユ−表示装置
JP2002278994A (ja) ファイリングシステム、サムネイル画像生成方法および画像ファイリング方法
JP2819203B2 (ja) 図面管理方法および装置
JP2005141463A (ja) データ入力方法、データ入力支援情報入力装置、及びデータ入力装置
JP4698085B2 (ja) データマップ作成支援装置、データマップ作成支援方法、データマップ作成支援プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及びデータマップ作成支援プログラム。
JPH0554114A (ja) 画像表示装置
JP2001195432A (ja) Cadシステム
JPH0325235Y2 (ja)
JPH087012A (ja) データの出力様式編集方法および装置
JP2004279828A (ja) 地籍表示図処理システム
JP4436666B2 (ja) Cadデータ変換システム及び方法
JPH1031752A (ja) 図面入力装置の認識結果修正装置
JP2001331482A (ja) 組版装置、および組版方法、並びに記録媒体
JPH0436430B2 (ja)
KR20020030472A (ko) 데이터 엔트리 장치
JPH07302322A (ja) 画像表示装置
JPH08202858A (ja) ラスターイメージ地図装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010508