JPH07225710A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07225710A
JPH07225710A JP6017417A JP1741794A JPH07225710A JP H07225710 A JPH07225710 A JP H07225710A JP 6017417 A JP6017417 A JP 6017417A JP 1741794 A JP1741794 A JP 1741794A JP H07225710 A JPH07225710 A JP H07225710A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 画像の入力処理、出力処理などのデータ転送
にかかるオーバーヘッドタイムを実質的に無くす。 【構成】 3つの画像記憶部104、105及び106
と、画像データの流れを切替える画像データ流切替部1
03、3つの画像記憶部が各々、画像入力処理用、画像
出力処理用、演算処理用として並列に機能するように、
画像データ流切替部103、画像記憶部104、105
及び106に対して適切な制御信号を発生するトリプル
バッファ制御部102、画像演算処理、全体の制御など
を行なう中央処理部101が具備されている。また、画
像入力処理にマップされた画像記憶部、画像出力処理に
マップされた画像記憶部、演算対象の画像データを保持
している画像記憶部の3つ各々を機能別の一定のメモリ
空間にマップするための画像メモリデコード部108を
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動画像処理装置に係わ
り、特に画像処理スループット向上を計った画像処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像処理は、画像を観測してディジタ
ル化する入力(サンプリング)処理、入力した画像を認
識し易い形に変換する等の処理を行う演算処理、画像処
理結果を表示、記録する出力処理の3つの基本的処理単
位からなる。そして、これらの3つの処理を逐次繰り返
すことにより動画像処理を実現している。
【0003】従来の画像処理装置の一例のブロック図を
図6に示す。中央処理部(例えば、CPU)11と1つ
の画像記憶部12とが具備されており、この画像記憶部
12の機能を時間的に順次切替えることによって上記し
た3つの基本的処理単位を中央処理部11は処理してい
る。即ち、従来、画像処理にあたって以下のような方法
が実施されている。
【0004】まず、中央処理部11が画像データ流切替
部13に制御信号を送り、画像データ流切替部13はこ
の制御信号に応答して画像記憶部12に画像データ入力
ポート22からの画像データ流が画像記憶部12に入力
されるように切替え、時間順次に送られてくる画像デー
タ1フレーム分を画像記憶部12に書き込む(入力処
理)。
【0005】画像データ1フレームが画像記憶部12に
書き込み完了した時点で、中央処理部11は画像データ
流切替部13に再び制御信号を送り画像データの書き込
みを停止させ、画像記憶部12を中央処理部11がアク
セスできるように切替え、画像記憶部12の画像データ
に対して演算処理を行なう(演算処理)。
【0006】演算処理完了後、中央処理部11は画像デ
ータ流切替部13に制御信号を再度送り、画像記憶部1
2の処理済み画像データを画像データ出力ポート23へ
出力するように回路を切替える(出力処理)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の方法
では、1つの画像記憶部を使用して入力、演算、出力の
3つの基本的画像処理を実行しているので、中央処理部
からの制御信号により画像データを流れ等を切替えて3
つの処理を時間的にシーケンシャルに行う必要がある。
それ故、一回の処理サイクルの間では、必然的に画像入
力、画像出力にかかる時間(例えば、NTSC動画像の
場合約33ms)が必要となってしまう。
【0008】このため、これがオーバーヘッドタイムと
なり、動画像処理のスループットを下げる原因になって
いた。
【0009】本発明は、上記課題を解決するために発明
されたものであり、画像の入力処理、出力処理などデー
タ転送にかかるオーバーヘッドタイムを実質的に無くす
ことが可能な動画像処理のための画像処理装置を提供す
ることを目的とする
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による画像処理装置は、第1、第2及び第3
の画像記憶手段と、第1、第2及び第3の画像記憶手段
に夫々接続されており、画像データを入力するための入
力手段及び画像データを出力するための出力手段を有
し、入力手段から画像記憶手段のいずれか1つへ並びに
画像記憶手段のいずれか1つから出力手段への画像デー
タの流れを制御信号に応答して処理サイクル毎に切替え
る画像データ流切替手段と、1つの処理サイクルでは画
像入力処理、画像出力処理及び演算処理のいずれか1つ
の処理のために各画像記憶手段が使用されかつ処理の全
てが画像記憶部を用いて実行され、並びに、処理サイク
ル間では入力処理、演算処理及び出力処理がこの順番で
各画像記憶部へ割り当てられる処理が切替えられるよう
に、制御信号を発生する制御手段と、画像演算処理を実
行し、制御手段を制御する中央処理手段とを備えた。
【0011】本発明の好ましい特徴によれば、制御手段
は、中央処理手段から発せられたトリガ信号に応答し
て、画像記憶手段の夫々に画像入力処理、画像出力処理
及び演算処理のいずれかを割り当てるかを決定する内部
に保持している情報を変化させ、情報に応じて制御信号
を送出して画像データ流切替手段を制御するトリプルバ
ッファ制御手段と、画像記憶部の夫々が画像入力処理、
画像出力処理及び演算処理のいずれかに割り当てるかを
示すトリプルバッファ制御手段から送出された制御信号
に応答して、中央処理手段から送出されたアドレス信号
に従って中央処理手段が画像記憶手段にアクセスするよ
うに画像記憶手段のいずれかを選択する信号を発生する
画像メモリデコード手段とを備えた。
【0012】本発明の更なる好ましい特徴によれば、ト
リプルバッファ制御手段は、直列に接続されており、各
クロック入力がトリガ信号を受け取るように中央処理手
段にそれぞれ接続され且つ各反転出力から制御信号をそ
れぞれ送出する3つのD型フリップフロップと、1つの
入力が中央処理手段に接続され且つ他の入力が最終段の
D型フリップフロップの出力に接続され、出力が初段の
D型フリップフロップのデータ入力に接続されたORゲ
ートとを含んでおり、画像データ流切替手段は、それぞ
れの出力端子が出力手段にともに接続され且つそれぞれ
の入力端子が第1、第2及び第3の画像記憶手段のいず
れか一つにに接続されており、制御信号を受け取るべく
それぞれのゲート端子が各D型フリップフロップの各反
転出力に接続された3つのバッファを備えた第1のバッ
ファ手段と、それぞれの入力端子が入力手段にともに接
続され且つそれぞれの出力端子が第1、第2及び第3の
画像記憶手段のいずれか一つに接続されており、制御信
号を受け取るべくそれぞれのゲート端子が各D型フリッ
プフロップの各反転出力に接続された3つのバッファを
備えた第2のバッファ手段とを含んでおり、画像メモリ
デコード手段は、制御信号をそれぞれ受け取る3つのN
ANDゲートと、3つのNANDゲートの出力に接続さ
れたの少なくとも3つの入力、及び中央処理装置からア
ドレス信号を受け取るべための入力をそれぞれ有した3
つのマルチプレクサとを含んでいる。
【0013】
【作用】本発明による画像処理装置の画像データ流切替
手段は上記のように構成されたので、入力手段から3つ
の画像記憶手段のいずれか1つへ並びに3つの画像記憶
手段のいずれか1つから出力手段への画像データの流れ
を、制御手段から発せられる制御信号に応答して処理サ
イクル毎に切替える。また、制御手段は、1つの処理サ
イクルでは画像入力処理、画像出力処理及び演算処理の
いずれか1つの処理のために各画像記憶手段が使用され
かつ処理の全てが画像記憶部を用いて実行され、並び
に、処理サイクル間では入力処理、演算処理及び出力処
理がこの順番で各画像記憶部へ割り当てられる処理が切
替えられるように、制御信号を発生する。
【0014】従って、以上のように構成された画像処理
装置において、画像の入力処理及び画像の出力処理が、
中央処理部が行う画像の演算処理と同時に行なえるよう
になり、画像の入力処理、出力処理に要するオーバーヘ
ッド時間は実質的に0となり、動画像処理のスループッ
トを向上させることが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を参照しながら
説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例による画像処理
装置の構成の概略を示すブロック図である。図に示すよ
うに、画像処理装置は3つの画像記憶部104、105
及び106を備えている。これらの画像記憶部は、各
々、画像入力用、演算処理用、画像出力用の3つの機能
に対応しており、1処理サイクル内では同時並列的に別
々に機能しかつ処理サイクル間では順次その機能をロー
テーションするように構成されている。この様な処理を
実行するために、これらの画像記憶部の画像データの入
出力は、トリプルバッファ制御部102によって制御さ
れる。
【0017】第1から第3の画像記憶部104、105
及び106は、夫々、マルチポートメモリで構成されて
おり、これらの画像記憶部のシーケンシャルアクセスポ
ートは、バス204、205及び206を介して画像デ
ータ流切替部103に接続され、それぞれのランダムア
クセスポートは、バス210、211及び212を介し
て中央処理部101に接続されている。
【0018】画像データ流切替部103は、画像データ
入力ポート207と、画像データ出力ポート208と、
及び画像記憶部104、105、106に各々バス20
4、205及び206を介して接続された3つのポート
とを有する。
【0019】画像データ入力ポート207は、外部のA
/Dコンバータなどの量子化画像データ生成手段に接続
されており、処理対象である画像データ流れを受容す
る。
【0020】画像データ出力ポート208は、外部のD
/Aコンバータなどの画像データ表示手段に接続されて
おり、当該画像処理装置で処理された画像データ流れを
該表示手段へと伝送する。
【0021】画像データ流切替部103は、トリプルバ
ッファ制御部102からの制御ライン202を介して制
御信号を受信するように構成されており、制御信号に応
答して画像入力ポート207を介して受信した画像デー
タ流を、画像記憶部104、105及び106のいずれ
か一つに伝送する。即ち、画像データ流切替部103
は、制御信号に応じて画像記憶部104又は画像記憶部
105又は画像記憶部106を選択し、選択された画像
記憶部には画像データ流が書き込まれる。また、画像デ
ータ流れが画像処理装置から表示手段へと伝送される場
合、同様に、画像記憶部104、105及び106のう
ち制御信号により選択された1つの画像記憶部から画像
データが画像出力ポート208へと連続的に出力され
る。
【0022】トリプルバッファ制御部102は、処理サ
イクルの切り替わりを意味する中央処理部101からの
トリガ信号を信号ライン201を介して受け、どの機能
(入力処理、演算処理、出力処理)をどの画像記憶部に
マップするかの情報を保持する内部レジスタに作用して
この情報を変化させ、画像データ流切替部103、画像
記憶部104、105及び106、並びに画像メモリデ
コード部108、の各々に適切な2つの制御信号を制御
ライン202及び203を介して送る。
【0023】図2A及び2Bは、画像記憶部の中央処理
部101のメモリ空間内における位置を示す図である。
これらの図において、トリプルバッファ制御部102の
内部レジスタは、入力処理にマップされている画像記憶
部を指定している入力処理画像メモリアクセス領域90
1と、演算処理にマップされている画像記憶部を指定し
ている演算処理画像メモリアクセス領域902と、出力
処理にマップされている画像記憶部を指定している出力
処理画像メモリアクセス領域903とを含んでいる。図
1に示す画像メモリデコード部108は、図2A又は図
2Bに示した内部レジスタの情報に基づいて中央処理部
101が一定の機能の画像記憶部を一定のメモリ空間に
おいてアクセスできるようにするためのものである。こ
の結果、画像メモリデコード部108は、トリプルバッ
ファ制御部102から信号ライン203を介して送信さ
れる制御信号から画像記憶部104、105及び106
がそれぞれどの機能にマップされているかの情報を取り
だし、中央処理部101からのアドレス信号に従って適
切な画像記憶部を選択する信号を発生する。
【0024】次に、以上のように構成される画像処理装
置の動作について図2A及び図2Bを参照しながら説明
する。上記トリプルバッファ機構において、例えば、画
像データ1フレームの転送に要する時間(NTSCの場
合約33ms)又は1サイクルの画像処理時間が、1フ
レームの転送に要する時間より長くなる場合は、1フレ
ームの転送時間に要する時間の整数倍の時間で中央処理
部101がトリガ信号をトリプルバッファ制御部102
に対し信号ライン201を介して印加するように構成す
る。
【0025】このようにすると、画像記憶部104、1
05及び106の各々が、あるサイクルでは (a)画像記憶部104:入力処理(Input) (b)画像記憶部105:演算処理(Processin
g) (c)画像記憶部106:出力処理(Output) の様にマップされていたとしたら、次のサイクルでは (a)画像記憶部104:演算処理 (b)画像記憶部105:出力処理 (c)画像記憶部106:入力処理 のようにマップされなおされ、あるサイクルnにおい
て、入力処理を行なっていた画像記憶部104は入力が
完了した画像データを処理するために次のサイクルn+
1では演算処理にマップされ、演算処理にマップされて
いた画像記憶部105はその演算処理結果を出力するた
めに次のサイクルn+1では出力処理へマップされ、出
力処理を行なっていた画像処理部106は入力処理へマ
ップされ、というように動作する。
【0026】上記したように、画像メモリデコード部1
08により中央処理部101から見える画像メモリのア
ドレス空間は、図2A及び2Bに示す如く、一定の機能
を行なっているメモリが一定のアドレス空間にマップさ
れるようになっている。即ち、入力処理画像メモリアク
セス領域901には入力処理にマップされている画像記
憶部がつねに見えており、演算処理画像メモリアクセス
領域902には演算処理にマップされている画像記憶部
がつねに見えており、出力処理画像メモリアクセス領域
903には出力処理にマップされている画像記憶部がつ
ねに見えている。例えば、図2A及び2Bにおいて、上
記説明における演算処理画像メモリアクセス領域902
には、サイクルnにおいては画像記憶部105がマップ
され、サイクルn+1においては画像記憶部106がマ
ップされる。
【0027】以上述べたように、上記実施例によれば、
画像の入力処理及び画像の出力処理が、中央処理部によ
る画像の演算処理と同時に実行されるので、画像の入力
処理、出力処理に要するオーバーヘッド時間は実質的に
0となり、動画像処理のスループットを向上させること
が可能となる。
【0028】次に、上記したトリプルバッファ方式画像
処理装置の一実施例の各構成部の具体的な回路例につい
て、図3から図5を参照しながら説明する。
【0029】図3は、トリプルバッファ制御部102の
一具体例の構成を示すブロック図である。図に示すよう
に、トリプルバッファ制御部102は、1つのORゲー
ト102aと、3つのD型フリップフロップ(D fl
ipーflop)102b、102c及び102dとを
備えた循環したシフトレジスタとして実現される。
【0030】ORゲート102aの1つの入力には、中
央処理部からの論理状態”1”のイニシャライズパルス
が入力されるようになされおり、出力は第1段のDフリ
ップフロップ102bのデータ入力(D)に接続されて
いる。Dフリップフロップ102bのQ出力は第2段の
Dフリップフロップ102cのデータ入力(D)に接続
されており、また、Dフリップフロップ102cのQ出
力は第3段のDフリップフロップ102dのデータ入力
(D)に接続されている。そして、Dフリップフロップ
102bのQ出力はORゲート102aの他の入力に接
続されている。
【0031】トリプルバッファ制御部102は以下に示
すように動作する。まず、システムリセットがRESE
Tラインに印加され、3つのDフリップフロップがクリ
アされる。そして、CPUからのイニシャライズ信号が
信号ライン201aに印加され且つトリガ信号が信号ラ
イン201b(CLK)を介して各Dフリップフロップ
のクロック(C)に印加されて、トリプルバッファ制御
部102はイニシャライズされる。以後、ライン201
aに論理状態”0”のパルス、ライン201bにトリガ
信号を与えることで、3つのフリップフロップはつねに
どれかが状態1でその他は状態0という動作をする。即
ち、トリガ信号が信号ライン201bを介して印加され
ることによって3つの状態が循環する。
【0032】フリップフロップ102b、102c及び
102dの各反転出力Qはそれぞれ制御信号ライン20
2a、202b及び202cを介した画像データ流切換
部制御信号として、さらに、制御信号ライン203a、
203b及び203cを介した画像メモリデーコード部
制御信号として出力される。
【0033】次に、上記実施例による画像データ流切替
部の一具体例について図4を参照しながら説明する。
【0034】図1に示した画像データ流切替部103
は、図4に示すように、6組の3状態バッファ(3−s
tate Buffer)103a、103b、103
c、103d、103e及び103fを具備している。
図4に示すように、3状態バッファ103a、103b
及び103cのそれぞれのY1からY8の出力端子は出
力ポート208にともに接続され、A1からA8の入力
端子はバス204、205及び206にそれぞれ接続さ
れている。同様に、3状態バッファ103d、103e
及び103fのそれぞれのY1からY8の出力端子はバ
ス204、205及び206にそれぞれ接続され、A1
からA8の入力端子は入力ポート207にともに接続さ
れている。
【0035】画像データ流切替部103は、トリプルバ
ッファ制御部102から送信される制御信号を信号ライ
ン202a、202b及び202cを介して各3状態バ
ッファのG2B端子で受信し、適切な3状態バッファを
オン・オフする。
【0036】例えば、信号ライン202aが”0”論理
レベルに維持され、信号ライン202b及び202cが
ともに”1”論理レベルに維持されている場合、バッフ
ァ103e及び103fがオフで、バッファ103dが
オンとなり、信号ライン207を介して伝送されてくる
画像データはバッファ103dを通って信号ライン20
4へ流れる。同時に、バッファ103a及び103cが
オフで、バッファ103bがオンであり、信号ライン2
05からの画像データはバッファ103bを通って信号
ライン208へと流れる。
【0037】このようにして、制御信号レベルが各制御
信号ライン202a、202b及び202cにおいて、
(a)(202a、202b、202c)=(0、1、
1)であるならば、(207→204、205→20
8)のように画像データが流れ、(b)(202a、2
02b、202c)=(1、0、1)であるならば、
(207→205、206→208)のように画像デー
タが流れ、(c)(202a、202b、202c)=
(1、1、0)であるならば、(207→206、20
4→208)のように画像データが流れ、るように構成
された画像データ流切替部103が実現される。
【0038】次に、図1に示した画像メモリデコード部
108の一具体的について図5を参照しながら説明す
る。
【0039】図5に示すように、画像メモリデコード部
108は、3つのNANDゲート108a、108b及
び108cと、3つの4対1マルチプレクサ(4to1
Multiplexer)108d、108e及び1
08fとを具備している。
【0040】3つのNANDゲート108a、108b
及び108cは、それぞれ、3つの信号ライン203
a、203b及び203cの異なる2つの組み合わせを
入力に接続され、各出力は4対1マルチプレクサ108
d、108e及び108fのD0、D1及びD2端子に
図のように接続されている。
【0041】信号ライン209a及び209bを介して
中央処理部からのアドレス信号が付加され、信号ライン
209a及び209bのそれぞれの論理レベルが、(2
09a、209b)=(0、0)であるならば演算処理
に割り当てられている画像記憶部がイネーブルされ、
(209a、209b)=(1、0)であるならば入力
処理に割り当てられている画像記憶部がイネーブルさ
れ、(209a、209b)=(0、1)であるならば
出力処理に割り当てられている画像記憶部がイネーブル
される。
【0042】即ち、上記のように構成された画像メモリ
デコード部は以下のように動作する。
【0043】信号ライン203a、203b及び203
cの論理レベルが(203a、203b、203c)=
(0、1、1)の場合、信号ライン209a及び209
bの論理レベルが(209a、209b)=(0、0)
であると、信号ライン213、214及び215の論理
レベルが(213、214、215)=(1、1、0)
となり、信号ライン215に接続され演算処理に割り当
てられいる第3画像記憶部がアクティブになる。また、
この場合、(209a、209b)=(0、1)である
ならば信号ライン213に接続され入力処理に割り当て
られている第1画像記憶部がイネーブルされ、(209
a、209b)=(1、0)であるならば信号ライン2
14に接続され出力処理に割り当てられている第2画像
記憶部がイネーブルされる。
【0044】以下同様に、信号ライン203a、203
b及び203cの論理レベルが(203a、203b、
203c)=(1、0、1)の場合、信号ライン209
a及び209bの論理レベルが(209a、209b)
=(0、0)であると、信号ライン213、214及び
215の論理レベルが(213、214、215)=
(1、0、1)となり、信号ライン214に接続され演
算処理に割り当てられいる第2画像記憶部がアクティブ
になる。また、この場合、(209a、209b)=
(0、1)であるならば信号ライン215に接続され入
力処理に割り当てられている第3画像記憶部がイネーブ
ルされ、(209a、209b)=(1、0)であるな
らば信号ライン213に接続され出力処理に割り当てら
れている第1画像記憶部がイネーブルされる。
【0045】また、信号ライン203a、203b及び
203cの論理レベルが(203a、203b、203
c)=(1、1、0)の場合、信号ライン209a及び
209bの論理レベルが(209a、209b)=
(0、0)であると、信号ライン213、214及び2
15の論理レベルが(213、214、215)=
(0、1、1)となり、信号ライン213に接続され演
算処理に割り当てられいる第1画像記憶部がアクティブ
になる。また、この場合、(209a、209b)=
(0、1)であるならば信号ライン214に接続され入
力処理に割り当てられている第2画像記憶部がイネーブ
ルされ、(209a、209b)=(1、0)であるな
らば信号ライン215に接続され出力処理に割り当てら
れている第3画像記憶部がイネーブルされる。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る画像処理装置は、第1、第2及び第3の画像記憶手段
と、第1、第2及び第3の画像記憶手段に夫々接続され
ており、画像データを入力するための入力手段及び画像
データを出力するための出力手段を有し、入力手段から
画像記憶手段のいずれか1つへ並びに画像記憶手段のい
ずれか1つから出力手段への画像データの流れを制御信
号に応答して処理サイクル毎に切替える画像データ流切
替手段と、1つの処理サイクルでは画像入力処理、画像
出力処理及び演算処理のいずれか1つの処理のために各
画像記憶手段が使用されかつ処理の全てが画像記憶部を
用いて実行され、並びに、処理サイクル間では入力処
理、演算処理及び出力処理がこの順番で各画像記憶部へ
割り当てられる処理が切替えられるように、制御信号を
発生する制御手段と、画像演算処理を実行し、制御手段
を制御する中央処理手段とを備えたので、画像の入力処
理、出力処理が、中央処理部による画像の演算処理と同
時に行なえるようになり、画像の入力処理、出力処理に
かかるオーバーヘッド時間を実質的に0にすることが可
能となる。これによって動画像処理のスループットは向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像処理装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図2A】一処理サイクルにおける画像記憶部の中央処
理部メモリ空間内における位置を示す説明図である。
【図2B】図2Aに示す画像記憶部の中央処理部メモリ
空間内における位置に続く処理サイクルにおける画像記
憶部の中央処理部メモリ空間内における位置を示す説明
図である。
【図3】本発明によるトリプルバッファ制御部の一具体
例である。
【図4】本発明による画像データ流切替部の一具体例で
ある。
【図5】本発明による画像メモリデコード部の一具体例
である。
【図6】従来の画像処理装置の概略構成を示すブロック
図である。
【符号の簡単な説明】 101 中央処理部 102 トリプルバッファ制御部 103 画像データ流切替部 104、105、106 画像記憶部 108 画像メモリデコード部 207 画像データ入力ポート 208 画像データ出力ポート 102a ORゲート 102b、102c、102d D型フリップフロップ 103a、103b、103c、103d,103e、
103f 3状態バッファ 108a、108b、108c NANDゲート 108d,108e、108f マルチプレクサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1、第2及び第3の画像記憶手段と、 前記第1、第2及び第3の画像記憶手段に夫々接続され
    ており、画像データを入力するための入力手段及び画像
    データを出力するための出力手段を有し、前記入力手段
    から前記画像記憶手段のいずれか1つへ並びに前記画像
    記憶手段のいずれか1つから前記出力手段への画像デー
    タの流れを制御信号に応答して処理サイクル毎に切替え
    る画像データ流切替手段と、 1つの処理サイクルでは画像入力処理、画像出力処理及
    び演算処理のいずれか1つの処理のために各画像記憶手
    段が使用されかつ前記処理の全てが前記画像記憶部を用
    いて実行され、並びに、処理サイクル間では入力処理、
    演算処理及び出力処理がこの順番で各画像記憶部へ割り
    当てられる処理が切替えられるように、前記制御信号を
    発生する制御手段と、 画像演算処理を実行し、前記制御手段を制御する中央処
    理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記中央処理手段から発せられたトリガ信号に応答し
    て、前記画像記憶手段の夫々に画像入力処理、画像出力
    処理及び演算処理のいずれかを割り当てるかを決定する
    内部に保持している情報を変化させ、前記情報に応じて
    前記制御信号を送出して前記画像データ流切替手段を制
    御するトリプルバッファ制御手段と、 前記画像記憶部の夫々が画像入力処理、画像出力処理及
    び演算処理のいずれかに割り当てるかを示す前記トリプ
    ルバッファ制御手段から送出された前記制御信号に応答
    して、前記中央処理手段から送出されたアドレス信号に
    従って前記中央処理手段が前記画像記憶手段にアクセス
    するように前記画像記憶手段のいずれかを選択する信号
    を発生する画像メモリデコード手段とを備えたことを特
    徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記トリプルバッファ制御手段は、直列
    に接続されており、各クロック入力が前記トリガ信号を
    受け取るように前記中央処理手段にそれぞれ接続され且
    つ各反転出力から前記制御信号をそれぞれ送出する3つ
    のD型フリップフロップと、1つの入力が前記中央処理
    手段に接続され且つ他の入力が最終段のD型フリップフ
    ロップの出力に接続され、出力が初段のD型フリップフ
    ロップのデータ入力に接続されたORゲートとを含んで
    おり、 前記画像データ流切替手段は、それぞれの出力端子が前
    記出力手段にともに接続され且つそれぞれの入力端子が
    前記第1、第2及び第3の画像記憶手段のいずれか一つ
    にに接続されており、前記制御信号を受け取るべくそれ
    ぞれのゲート端子が各D型フリップフロップの各反転出
    力に接続された3つのバッファを備えた第1のバッファ
    手段と、それぞれの入力端子が前記入力手段にともに接
    続され且つそれぞれの出力端子が前記第1、第2及び第
    3の画像記憶手段のいずれか一つに接続されており、前
    記制御信号を受け取るべくそれぞれのゲート端子が各D
    型フリップフロップの各反転出力に接続された3つのバ
    ッファを備えた第2のバッファ手段とを含んでおり、 前記画像メモリデコード手段は、前記制御信号をそれぞ
    れ受け取る3つのNANDゲートと、前記3つのNAN
    Dゲートの出力に接続されたの少なくとも3つの入力、
    及び前記中央処理装置からアドレス信号を受け取るべた
    めの入力をそれぞれ有した3つのマルチプレクサとを含
    んでいる請求項2に記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006301724A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Seiko Epson Corp メモリコントローラ、画像処理コントローラ及び電子機器
JP2010118058A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Thomson Licensing トリプル・バッファリングを使用するデータを処理する方法

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