JP2000172555A - メモリ共用化装置 - Google Patents

メモリ共用化装置

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JP2000172555A
JP2000172555A JP10348124A JP34812498A JP2000172555A JP 2000172555 A JP2000172555 A JP 2000172555A JP 10348124 A JP10348124 A JP 10348124A JP 34812498 A JP34812498 A JP 34812498A JP 2000172555 A JP2000172555 A JP 2000172555A
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JP
Japan
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memory
signal
circuit
lsi
control lsi
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JP10348124A
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Yoshihiro Ko
善浩 洪
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他のLSIと共用するメモリを一つのLSI
に内蔵すると、そのLSIのピン数は、内蔵したメモリ
のピン数分だけ増加して、小型化の効果を損なう。 【解決手段】 データ格納用メモリ8は、2つの制御L
SI1,2がインタフェース10を制御するために必要
なデータを格納している。データ格納用メモリ8を内蔵
する制御LSI1では、メモリを内蔵する前の制御LS
Iのメモリインタフェース信号に、メモリ8の信号を割
り付け、メモリ8への信号を動作モードに基づく切り替
え信号a1,a2により、内部回路14からの信号か、割り
付けした外部端子からのメモリ8への信号かを切り替え
るセレクタ11を設けた。このセレクタ11により、制
御LSI1が選択されている動作モード時には、メモリ
8は、その制御LSI1が使用し、またメモリを内蔵し
ていないその他の制御LSI2が選択されている動作モ
ード時には、制御LSI1の外部端子には、メモリ8の
信号が割り付けられる。この結果、他の制御LSI2が
選択されている時に、メモリ8への直接アクセスが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ共用化装
置、特に、種々の装置を接続し得る情報処理装置におい
て、そのインタフェースを制御するために必要なデータ
を格納するメモリを共用化するメモリ共用化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の情報処理装置では、例え
ば、特開平7−264482号公報に開示されているよ
うに、メモリの共用化により、部品点数を削減し、小型
化することが提案されている。
【0003】図2は、このような従来のメモリ共用化装
置の一例を示すブロック図である。
【0004】制御LSI1A,制御LSI2は、動作モ
ードに応じてインタフェース10を制御する同一構成の
LSIであり、インタフェース10を制御するための信
号を生成する内部回路14,15と、外部からの入出力
信号d1,d2を切り替えるインタフェースバッファ3,4
と、内部回路14,15からの入出力制御信号b1,b2に
より、切り替え回路7からのアクティブ信号a1,a2をゲ
ートしてインタフェースバッファ3,4に供給するAN
D素子5,6とから成る。
【0005】制御LSI1Aの内部に搭載されているイ
ンタフェースバッファ3は、制御LSI1Aの、内部回
路14のデータ格納用メモリ8からの入力信号f1とデー
タ格納用メモリ8への出力信号g1を切り替え信号はc1で
切り替え、また、制御LSI2の内部に搭載されている
インタフェースバッファ4は、制御LSI2の内部回路
15のデータ格納用メモリ8からの入力信号f2とデータ
格納用メモリへの出力信号g2を切り替え信号はc2で切り
替える。
【0006】AND素子5は、切り替え信号c1を生成す
るためのゲート回路であり、インタフェースバッファ3
の入出力制御をする入出力制御信号b1と制御LSI1A
のアクティブ信号a1を入力とし、また、AND素子6
は、切り替え信号c2を生成するためのゲート回路であ
り、インタフェースバッファ4の入出力制御をする入出
力制御信号b2と制御LSI2のアクティブ信号a2を入力
とする。
【0007】切り替え回路7は、図示を省略したCPU
からの命令により、制御LSI1Aのアクティブ信号a1
と制御LSI2のアクティブ信号a2を生成する。
【0008】データ格納用メモリ8は、インタフェース
バッファ3の入出力信号d1とインタフェースバッファ4
の入出力信号d2とに接続される。入出力信号d1と入出力
信号d2は、メモリインタフェース信号mである。したが
って、制御LSI1Aおよび制御LSI2からデータ格
納用メモリ8への信号としては、メモリのアドレス、リ
ード/ライト制御信号、記憶させるデータ(ライトデー
タ)があり、データ格納用メモリ8メモリから各制御L
SI1A,2への信号としては、記憶させたデータ(リ
ードデータ)がある。すなわち、データに関しては両方
向の信号である。制御LSI1Aと制御LSI2とデー
タ格納用メモリ8は、アドレス、データ、制御信号のそ
れぞれを同一信号で接続する。
【0009】g1は制御LSI1Aの内部回路11からの
出力信号、また、g2信号は制御LSI2の内部回路15
からの出力信号であり、データ格納用メモリ8へのアド
レス、リード/ライト制御信号、記憶させるデータ(ラ
イトデータ)から成る。
【0010】f1はデータ格納用メモリ8からの制御LS
I2への入力信号、またf2はデータ格納用メモリ8から
の制御LSI2への入力信号であり、具体的には、デー
タ格納用メモリ8に記憶されたデータ(リードデータ)
である。制御LSI1A、制御LSI2それぞれにおい
て、入出力切り替え信号が必要なのはメモリのデータで
ある。
【0011】メモリへのアドレスおよびリード/ライト
制御信号は、常に出力であって入力はないため、データ
格納用メモリ8へのアドレスやリード/ライト制御信号
を扱うインタフェースバッファ3,4のタイプは、トラ
イステートバッファでもよい。その場合、トライステー
トバッファのイネーブル信号にはアクティブ信号a1をそ
のまま使用し、ゲートするためのAND素子5は不要と
なる。
【0012】切り替え回路9は、制御LSI1Aからイ
ンタフェース10を制御する出力信号e1と、制御LSI
2からインタフェース10を制御する出力信号e2とを、
切り替え回路7からの制御LSI1Aのアクティブ信号
a1と制御LSI2のアクティブ信号a2に応じて切り替え
て、インタフェース10へ出力する。
【0013】次に本装置の動作を説明する。
【0014】先ず、インタフェース10を制御するのに
制御LSI1Aを使用する動作モードの場合について説
明する。このときは、切り替え回路7によって、制御L
SI1Aのアクティブ信号a1を‘1’(イネーブル)に
し、制御LSI2のアクティブ信号a2を‘0’(ディセ
ーブル)にする。このようにすれば、制御LSI2のA
ND素子6により、切り替え信号c2は‘0’になり、イ
ンタフェースバッファ4の入出力信号d2は、ハイインピ
ーダンスとなるように制御される。このことにより、制
御LSI2が、接続している制御LSI1Aやデータ格
納用メモリ8の動作に影響を与えることがなくなる。
【0015】一方、制御LSI1Aからの信号は、必要
であるため、制御LSI1AのAND素子5により、通
常のインタフェースバッファ3の入出力制御をする入出
力制御信号b1が切り替え信号c1として出力される。
【0016】データ格納用メモリ8にデータを記憶させ
るときは、切り替え信号c1が‘1’になり、制御LSI
1Aの内部回路14からの出力信号g1がインタフェース
バッファ3の入出力信号d1として出力され、データ格納
用メモリ8に入力される。一方、データ格納用メモリ8
からデータを読み出す場合、切り替え信号c1が‘0’に
なり、データ格納用メモリ8に記憶されているデータ
が、入出力信号d1、続いてインタフェースバッファ3を
介して入力信号f1となり、制御LSI1Aの内部回路1
4に読み込まれ処理され、その結果、インタフェース1
0を制御するための出力信号e1として制御LSI1Aか
ら出力される。
【0017】切り替え回路9は、切り替え回路7から出
力されるアクティブ信号a1により、イネーブルにされて
いる制御LSI1Aからの出力信号e1を選択しインタフ
ェース10に出力する。
【0018】次に、インタフェース10を制御するのに
制御LSI2を使用する動作モードの場合について説明
する。このときは、切り替え回路7によって、制御LS
I1Aのアクティブ信号a1を‘0’(ディセーブル)に
し、制御LSI2のアクティブ信号a2を‘1’(イネー
ブル)にする。このようにすれば、制御LSI1AのA
ND素子5により、切り替え信号c1は‘0’になり、イ
ンタフェースバッファ3の入出力信号d1は、ハイインピ
ーダンスとなるように制御される。
【0019】これにより、制御LSI1Aが、接続して
いる制御LSI2やデータ格納用メモリ8に影響を与え
ることがなくなる。一方、制御LSI2の信号は必要で
あるため、制御LSI2のAND素子6により、通常の
インタフェースバッファ4の入出力制御をする入出力制
御信号b2が切り替え信号c2として出力される。
【0020】データ格納用メモリ8にデータを記憶させ
る場合、切り替え信号c2信号が‘1’になり、制御LS
I2の内部回路15からの出力信号g2がインタフェース
バッファ4の入出力信号d2として出力され、データ格納
用メモリ8に入力される。一方、データ格納用メモリ8
からデータを読み出す場合、切り替え信号c2が‘0’に
なり、データ格納用メモリ8に記憶されているデータ
が、入出力信号d2、続いてインタフェースバッファ4を
介して入力信号f2となり、制御LSI2の内部回路15
に読み込まれ処理され、その結果、インタフェース10
を制御するための出力信号e2として制御LSI2から出
力される。
【0021】切り替え回路9は、切り替え回路7から出
力されるアクティブ信号a2により、イネーブルにされて
いる制御LSI2からの出力信号e2を選択しインタフェ
ース10に出力する。
【0022】このように、インタフェース10を制御す
るのに必要なデータを得るため、データ格納用メモリ8
を制御LSI1Aと制御LSI2が、切り替えて使用し
共用化を実現している。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報処理装置の
小型化へのニーズはますます強まってきているが、その
手法として、半導体集積回路の進歩により、LSI外部
で使用していたメモリをLSI内部に取り込むことが可
能になっている。ところが、図2に示したような従来の
メモリ共用化装置では、共用化しているメモリを1つの
制御LSIに内蔵しようとする(図2の点線の部分)
と、メモリを内蔵する前の制御LSIのピン数と比較し
て、データ格納用メモリ8のピン数分だけ、ピン数が増
加してしまい、小型化の効果が半減してしまうという問
題点がある。
【0024】そこで、本発明の主な目的は、複数の制御
LSIが共用化しているメモリを1つの制御LSIの内
部に内蔵しても、外部ピンのピン数は内蔵化前と不変の
メモリ共用化装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】第1の本発明のメモリ共
用化装置は、一つのメモリを複数のLSI回路で共有す
るメモリ共有化装置において、前記LSI回路の内の一
つ(A)に前記メモリを内蔵し、当該LSI回路A以外
のLSI回路(B)から前記メモリをアクセスのための
信号線を共通接続してLSI回路Aの外部端子に導き、
LSI回路Bが前記メモリをアクセスするときは前記外
部端子に前記メモリの信号を割り付けるようにしたこと
を特徴とする。
【0026】また、第2の本発明のメモリ共用化装置
は、一つのメモリを複数のLSI回路で共有するメモリ
共有化装置において、前記LSI回路の内の一つ(A)
は、前記メモリと、当該LSI回路A以外のLSI回路
(B)から前記メモリをアクセスするための共通接続線
が導かれた外部端子の入出力切り替えを行うインタフェ
ースバッフアと、LSI回路Aが前記メモリをアクセス
するときはアクセス主体となる内部回路からのアクセス
信号を選択し、LSI回路Bがアクセスするときは前記
インタフェースバッフアを選択するセレクタとを有しま
た、前記LSI回路Bそれぞれは、アクセス主体となる
内部回路と、該内部回路と前記共通接続線との間にあっ
て入出力切り替えを行うインタフェースバッフアとを有
することを特徴とする。
【0027】さらに、本発明のメモリ共用化装置の好ま
しい実施の形態は、前記LSI回路AまたはLSI回路
Bをイネーブル化する切り替え信号を発生する第1切り
替え回路と、イネーブル化されたLSI回路からの出力
信号を前記切り替え信号に応じて外部に出力する第2切
り替え回路とを設けたことを特徴とする。
【0028】さらに、本発明のメモリ共用化装置の好ま
しい実施の形態は、前記内部回路は、前記LSI回路A
またはLSI回路Bが接続される外部装置とのインタフ
ェースを制御するための制御信号を前記メモリをアクセ
スすることによって得たデータにより生成することを特
徴とする。
【0029】さらに、本発明のメモリ共用化装置の好ま
しい実施の形態は、前記インタフェースバッフアは、前
記メモリのアドレスとリード/ライト制御信号について
は、トライステートバッフアで構成することを特徴とす
る。
【0030】さらに、本発明の情報処理装置は、請求項
1ないし請求項6記載のメモリ共有化装置を使用したこ
とを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につき
図を用いて詳細に説明する。
【0032】[構成の説明]図1は本発明のメモリ共用化
装置の一実施例を示すブロック図である。
【0033】本例も図2に示した従来例と同様に、2つ
の制御LSI1と制御LSI2がデータ格納用メモリ8
を共用し、切り替え回路7からのアクティブ信号a1とa2
に従って切り替え使用することによって、それぞれの動
作モードに合致したインタフェース制御信号をインタフ
ェース10に供給するものである。
【0034】留意すべきは、 制御LSI1には、デー
タ格納用メモリ8が内蔵されており、制御LSI1の内
部回路14からのデータ格納用メモリ8への出力信号g1
と外部の入出力信号d1よりインタフェースバッファ3を
介して入力される信号i1を切り替えるセレクタ11と、
外部から内蔵したデータ格納用メモリ8へ接続するため
のインタフェースバッファ3の切り替え信号を生成する
ために必要とする2つのインバータ12,13が設けら
れていることである。
【0035】制御LSI1,制御LSI2は、インタフ
ェース10を制御するLSIであり、インターフェース
10を制御するための信号を生成する内部回路14,1
5と、外部からの出力信号d1,d2を切り替えるインタフ
ェースバッファ3,4と、AND素子5,6とを有する
点では共通している。しかし、制御LSI1には、上述
のようにデータ格納用メモリ8を内蔵することの他、セ
レクタ11と、2つのインバータ12,13とが設けら
れている。
【0036】入出力信号d1と入出力信号d2は、データ格
納用メモリ8のメモリインタフェース信号であり、メモ
リのアドレス、リード/ライト制御信号および記憶させ
るデータ(ライトデータ)から成る。制御LSI2から
制御LSI1に内蔵したデータ格納用メモリ8への入出
力信号d2は、インタフェースバッファ3の切り替え信号
c1が‘0’の時、入出力信号d1として制御LSI1に入
力され、出力信号i1となる。
【0037】データ格納用メモリ8から制御LSI2へ
の信号としては、記憶されているデータ(リードデー
タ)信号f1があり、インタフェースバッファ3の切り
替え信号c1が‘1’の時、制御LSI1から出力され
る。制御LSI1の入出力信号d1と制御LSI2の入出
力信号d2とは、メモリのアドレス,データ,リード・ラ
イト制御信号のそれぞれを同一信号で接続する。
【0038】セレクタ11は、アクティブ信号a1によっ
て、制御LSI1の内部回路14からのデータ格納用メ
モリ8への出力信号g1と、制御LSI2の内部回路15
からの出力信号i1を切り替える。出力信号g1と出力信号
i1は、データ格納用メモリ8への入力信号であり、アド
レス、制御信号、および記憶させるデータ(ライトデー
タ)から成る。
【0039】インバータ12は、アクティブ信号a1の極
性を反転するためのゲート、また、インバータ13は、
制御LSI2からのデータ格納用メモリ8への入力信号
のうちでリード制御信号j1の極性を反転するためのゲー
トである。この反転した信号を入出力切り替え信号h1と
し、リード制御信号j1は、リードする時に‘0’となる
信号とする。AND素子5は、インタフェースバッファ
3の切り替え信号c1を生成するためのゲート回路であ
り、外部からデータ格納用メモリ8へアクセスする時の
入出力切り替え信号h1とアクティブ信号a1の反転信号を
入力とする。
【0040】制御LSI1において、データ格納用メモ
リ8のインタフェース信号のうち、入出力の切り替えが
必要な信号はデータだけであり、メモリへのアドレスや
リード/ライト制御信号は入力のみである。従って、ア
ドレスやリード/ライト制御信号に関してのインタフェ
ースバッファ3は、入出力バッファではなく、入力バッ
ファでもよい。
【0041】制御LSI2の内部に搭載されているイン
タフェースバッファ4は、制御LSI2の内部回路15
の入力信号と出力信号を切り替え信号c2で切り替えるバ
ッファである。
【0042】AND素子6は切り替え信号c2を生成する
ためのゲート回路であり、インタフェースバッファ4を
通常制御する入出力信号b2と制御LSI2のアクティブ
信号a2とを入力とする。
【0043】制御LSI2で、メモリインタフェース信
号のうち、入出力の切り替えが必要な信号はデータだけ
であり、メモリへのアドレスやリード/ライト制御信号
は出力のみである。従って、アドレスやリード/ライト
制御信号に関してのインタフェースバッファ4は、入出
力バッファではなく、トライステートバッファでもよ
い。トライステートバッファの場合、切り替え信号に
は、切り替えa2信号をそのまま使用する。
【0044】切り替え回路7は、図示を省略したCPU
からの命令に従って、制御LSI1のアクティブ信号a1
と制御LSI2のアクティブ信号a2を生成する。このよ
うなCPUは、例えばパソコンのCPUであり、インタ
フェース10に接続される装置としては、テレビや通信
装置が考えられる。データ格納用メモリ8は、制御LS
I1の内部回路14からのメモリへの信号か、インタフ
ェースバッファ3を介して入力される制御LSI2の内
部回路15からのデータ格納用メモリ8への信号をセレ
クタ11により選択して、いずれかを記憶する。
【0045】切り替え回路9は、制御LSI1からの出
力信号e1と制御LSI2からの出力信号e2を、切り替え
回路7からの制御LSI1のアクティブ信号a1と制御L
SI2のアクティブ信号a2に応じて切り替え、インタフ
ェース10へ出力する。[動作の説明]次に、以上のよう
に構成された本発明のメモリ共用化装置の動作を説明す
る。
【0046】先ず、インタフェース10を制御するのに
制御LSI1を使用する動作モードの場合について説明
する。このときは、切り替え回路7によって、制御LS
I1のアクティブ信号a1を‘1’(イネーブル)にし、
制御LSI2のアクティブ信号a2を‘0’(ディセーブ
ル)にする。
【0047】このようにすれば、制御LSI2のAND
素子6により、切り替え信号c2は‘0’になり、インタ
フェースバッファ4の入出力信号d2はハイインピーダン
スとなるように制御され、制御LSI2が制御LSI1
の動作に影響を与えることがなくなる。
【0048】メモリを内蔵した制御LSI1では、セレ
クタ11で制御LSI1の内部回路14からの出力信号
g1が選択され、データ格納用メモリ8に入力されてデー
タが記憶される。
【0049】データ格納用メモリ8に記憶されたデータ
は、同メモリ8からのデータ信号f1が制御LSI1の内
部回路14に直接に読み込まれ処理され、その結果、イ
ンタフェース10を制御する出力信号e1として制御LS
I1から出力される。また、AND素子5では、このと
き、アクティブ信号a1の反転信号‘0’が入力され、切
り替え信号c1は‘0’となるので、インタフェースバッ
ファ3はハイインピーダンスとなる。
【0050】切り替え回路9では、切り替え回路7より
出力されるアクティブ信号a1によりイネーブルにされて
いる制御LSI1からの出力信号e1が選択されインタフ
ェース10に出力される。
【0051】次に、インタフェース10を制御するのに
制御LSI2を使用する動作モードの場合について説明
する。切り替え回路7によって、制御LSI1のアクテ
ィブ信号a1を‘0’(ディセーブル)にし、制御LSI
2のアクティブ信号a2を‘1’(イネーブル)にする。
【0052】このようにすれば、制御LSI1において
は、データ格納用メモリ8に入力する信号としては、セ
レクタ11により、外部信号、すなわち、内部回路15
からインタフェースバッファ3を介して入力される出力
信号i1が選択される。
【0053】AND素子5では、入力する一方の信号で
あるインバータ12の出力は‘1’であるため、入出力
切り替え信号h1が、そのままインタフェースバッファ3
への切り替え信号c1となる。この入出力切り替え信号h1
は、制御LSI2が、従来より出力しているデータ格納
用メモリ8から記憶されたデータ(リードデータ)を読
み出すためのリード制御信号j1をインバータ13により
反転して生成され、制御LSI2がデータ格納用メモリ
8から記憶データを読み出す期間は‘1’となり、それ
以外の期間は、‘0’になる信号である。
【0054】制御LSI2の信号は必要であるため、制
御LSI2のAND素子6により、通常のインタフェー
スバッファ4の入出力制御をする切り替え信号b2が、そ
のまま切り替え信号c2として出力される。
【0055】切り替えc2信号が‘1’の時には、制御L
SI2の内部回路15からの出力信号g2がインタフェー
スバッファ4の入出力信号としてd2として出力され、制
御LSI1のインタフェースバッファ3およびセレクタ
11より、制御LSI1に内蔵したデータ格納用メモリ
8に記憶される。
【0056】切り替えc2信号が‘0’の時には、データ
格納用メモリ8からのリードデータが、インタフェース
バッファ3から出力され、入出力切り替え信号d2により
インタフェースバッファ4を介して、制御LSI2の内
部回路15に読み込まれて処理され、その結果、インタ
フェース10を制御する出力信号e2として制御LSI2
から出力される。
【0057】切り替え回路9では、切り替え回路7から
出力されるアクティブ信号a2によりイネーブルにされ
ている制御LSI2からの出力信号e2が選択されインタ
フェース10に出力される。
【0058】このように、複数の制御LSIが外部で共
用化しているメモリを、そのうちの1つの制御LSIに
内蔵させ、その制御LSIの回路からの内蔵メモリへの
信号と外部からの内蔵メモリへの信号とを動作モードに
より切り替える機構を設けて共用化が実現可能となる。
【0059】以上に説明した実施例は、メモリを2つの
制御LSIで共用するものであったが、本発明は、この
ことに限定されることはなく、3つ以上の制御LSIで
メモリを共用する装置についても容易に適用できる。例
えば、3つの制御LSIで共用する場合には、図1にお
ける制御LSI2と同構成の制御LSIに切り替え回路
7からアクティブ信号a3を供給し、また入出力信号d3は
入出力信号d1と接続し、出力信号e3は切り替え回路9に
入力するようにすればよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、複数の制御LSIが外部で共用化しているメモリ
を、1つの制御LSIに内蔵させ、その制御LSIの回
路から内蔵メモリへの信号と外部からの内蔵メモリへの
信号とを動作モードにより切り替える手段を設けたこと
により、メモリを内蔵する制御LSIのピン数を増加さ
せずに共用メモリの内蔵を実現し、部品点数削減による
小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリ共用化装置の一実施例のブロッ
ク図
【図2】従来のメモリ共用化装置例のブロック図
【符号の説明】
1 制御LSI 2 制御LSI 3 インタフェースバッファ 4 インタフェースバッファ 5 AND素子 6 AND素子 7 切り替え回路 8 データ格納用メモリ 9 切り替え回路 10 インタフェース 11 セレクタ 12 インバータ 13 インバータ 14 内部回路 15 内部回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのメモリを複数のLSI回路で共有
    するメモリ共有化装置において、 前記LSI回路の内の一つ(A)に前記メモリを内蔵
    し、当該LSI回路A以外のLSI回路(B)から前記
    メモリをアクセスのための信号線を共通接続してLSI
    回路Aの外部端子に導き、LSI回路Bが前記メモリを
    アクセスするときは前記外部端子に前記メモリの信号を
    割り付けるようにしたことを特徴とするメモリ共有化装
    置。
  2. 【請求項2】 一つのメモリを複数のLSI回路で共有
    するメモリ共有化装置において、 前記LSI回路の内の一つ(A)は、前記メモリと、当
    該LSI回路A以外のLSI回路(B)から前記メモリ
    をアクセスするための共通接続線が導かれた外部端子の
    入出力切り替えを行うインタフェースバッフアと、LS
    I回路Aが前記メモリをアクセスするときはアクセス主
    体となる内部回路からのアクセス信号を選択し、LSI
    回路Bがアクセスするときは前記インタフェースバッフ
    アを選択するセレクタとを有し、 また、前記LSI回路Bそれぞれは、アクセス主体とな
    る内部回路と、該内部回路と前記共通接続線との間にあ
    って入出力切り替えを行うインタフェースバッフアとを
    有することを特徴とするメモリ共有化装置。
  3. 【請求項3】 前記LSI回路AまたはLSI回路Bを
    イネーブル化する切り替え信号を発生する第1切り替え
    回路と、イネーブル化されたLSI回路からの出力信号
    を前記切り替え信号に応じて外部に出力する第2切り替
    え回路とを設けたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のメモリ共有化回路。
  4. 【請求項4】 前記内部回路は、前記LSI回路Aまた
    はLSI回路Bが接続される外部装置とのインタフェー
    スを制御するための制御信号を前記メモリをアクセスす
    ることによって得たデータにより生成することを特徴と
    する請求項2または請求項3記載のメモリ共有化装置。
  5. 【請求項5】 前記インタフェースバッフアは、前記メ
    モリのアドレスとリード/ライト制御信号については、
    トライステートバッフアで構成することを特徴とする請
    求項2ないし請求項4のいずれかに記載のメモリ共有化
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載のメモリ共有化装置を使用したことを特徴とする情報
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7249226B2 (en) 2003-09-02 2007-07-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor system and memory sharing method

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