JPH0722437U - 車両用灯具のスイッチ装置 - Google Patents

車両用灯具のスイッチ装置

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JPH0722437U
JPH0722437U JP5737793U JP5737793U JPH0722437U JP H0722437 U JPH0722437 U JP H0722437U JP 5737793 U JP5737793 U JP 5737793U JP 5737793 U JP5737793 U JP 5737793U JP H0722437 U JPH0722437 U JP H0722437U
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JP
Japan
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contact
spring
ball contact
insertion hole
switching lever
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JP5737793U
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English (en)
Inventor
通郎 実森
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立作業が単純化されて作業性が向上し、自
動組立ても可能になる車両用灯具のスイッチ装置を提供
することである。 【構成】 前記切換レバー16に、この表裏に開口する
コンタクト挿入孔部19を設け、このコンタクト挿入孔
部19に、ボールコンタクト25とこのボールコンタク
ト25を押えるスプリング26とを挿入し、このスプリ
ング26をスプリング押え20で押えて、前記ボールコ
ンタクト25の一部を前記コンタクト挿入孔部19の開
口部19aより外に突出させて前記ボールコンタクト2
5を切換レバー16に装着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用室内灯のような車両用灯具のスイッチ装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のスイッチ装置としては、実開平2−34334号公報及び実開 平2−22520号公報に開示されている。そして、このスイッチ装置は、ハウ ジングに装着された複数の回路パターンの接点部に対し、切換レバーを揺動させ ることにより、この切換レバーが備えるボールコンタクトが選択的に前記接点部 間を導通させて電気的接続の切り換えを行うものである。
【0003】 このスイッチ装置において、前記切換レバーにおけるボールコンタクトの装着 構造は、図10に示すように切換レバー40の端部に設けられたコンタクト挿入 孔部41を備えており、このコンタクト挿入孔部41は前記切換レバー40の裏 面部に開口し且つこの切換レバー40の軸線に対して直角な有底状の孔である。 そして、このコンタクト挿入孔部41にスプリング42とボールコンタクト43 とを挿入し、このスプリング42でボールコンタクト43を押圧し、このボール コンタクト43を回路パターンの接点部44に押し付けるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用灯具のスイッチ装置にあっては、ボールコン タクト43の装着構造が上記の構成であるために、前記切換レバー40をハウジ ング45に組込む時に、前記コンタクト挿入孔41にスプリング42とボールコ ンタクト43とを挿入(セット)し、これらスプリング42とボールコンタクト 43とが脱落しないように、注意深く両手を使って作業をしなければならず、し かも、組立作業の途中で部品(スプリング42及びボールコンタクト43)が脱 落すると、組立作業が最初からやり直しになり、また、部品が転がって紛失した りすることがある。このために、組立作業が不安定で、作業者に多大な労力をか けたり、また、自動化できないという問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的と するところは、組立作業が単純化されて、作業性が向上し、自動組立ても可能に なる車両用灯具のスイッチ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、複数の回路パターンの接点部に対し 、切換レバーを揺動させることにより、この切換レバーが備えるボールコンタク トが選択的に前記接点部間を短絡させて電気的接続の切り換えを行う車両用灯具 のスイッチ装置において、前記切換レバーに、この表裏に開口するコンタクト挿 入孔部を設け、このコンタクト挿入孔部に、ボールコンタクトとこのボールコン タクトを押えるスプリングとを挿入し、このスプリングをスプリング押えで押え て、前記ボールコンタクトの一部を前記コンタクト挿入孔部の開口部より外方に 突出させたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
かかる構成により、前記切換レバーのハウジングへの組付け後に、前記コンタ クト挿入用孔部にボールコンタクトとスプリングとを挿入して、このスプリング をスプリング押えで押えて前記ボールコンタクトの一部を前記コンタクト挿入孔 部の開口部より外方に突出させることにより、前記ボールコンタクトを切換レバ ーに装着する。
【0008】 このように、切換レバーのハウジングへの組付け、ボールコンタクトの組込み 、スプリングの組込みをそれぞれに順次行うことができるようになり、組立作業 が単純化されて作業性が向上し、自動組立ても可能になる。
【0009】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わる車両 用灯具のスイッチ装置の分解状態の斜視図、図2は図1A−A線に沿う断面図、 図3はボールコンタクト装着部の平面図、図4はボールコンタクト装着部の一部 省略した斜視図、図5はボールコンタクト装着部にボールコンタクト及びスプリ ングを装着する状態の断面図である。なお、図1においてX1側を前、X2側を 後,Y1側を左、Y2側を右とする。
【0010】 本考案に係わるスイッチ装置を備えた車両用灯具は、ハウジング1を備えてお り、このハウジング1は平面視で長方形の偏平体であり、操作部2とスイッチ・ 灯具装着部3とに区画されている。このスイッチ・灯具装着部3にはレンズ4が 装着されるものであり、このために、スイッチ・灯具装着部3には、その前端部 の中央及び後端部の左右にそれぞれレンズ係合突起部5が突設してある。
【0011】 また、前記スイッチ・灯具装着部3の略中央部には灯具装着凹部6が形成して あり、この灯具装着凹部6の前、後側部には灯具接続端子7a、7bが取り付け てあり、灯具接続端子7a、7bには灯具8が接続されている。
【0012】 また、前記スイッチ・灯具装着部3には第1の回路パターン9と第2の回路パ ターン10と第3の回路パターン11とが設けてあり、第2の回路パターン10 は第1の回路パターン9と第3の回路パターン11との中間に位置している。第 1の回路パターン9は接点部9aを有している。第2の回路パターン10は接点 部10aと導体部10bと有しており、この接点部10aの中央部にはスリット 状のコンタクト中立保持部13が形成してあり、前記導体部10bは前記灯具接 続端子7aに接続してある。また、第3の回路パターン11は接点部11aと導 体部11bと有しており、導体部11bの前後には取付孔部14が形成してあり 、これらの取付孔部14はビス孔15に重ねてある。そして、第1、第3の回路 パターン9、11の接点部9a、11aは第2の回路パターン10の接点部10 aを中にして平面視でハの字状に配置してある。
【0013】 そして、第1の回路パターン9はドア回路側端子(図示せず)に、第2の回路 パターン10は共通端子(図示せず)に、第3の回路パターン11はアース端子 (図示せず)にそれぞれ接続してある。
【0014】 前記スイッチ・灯具装着部3の後側中央部には切換レバー16がその中間部を 支軸(リベット)16aにより支承されて左右方向に揺動可能に取り付けてある 。この切換レバー16の前部にはボールコンタクト装着部17が設けてあり、切 換レバー16の後部にはノブ18が形成してある。
【0015】 前記ボールコンタクト装着部17は、図3乃至図5に示すように前記切換レバ ー16の表裏に開口するコンタクト挿入孔部19と、このコンタクト挿入孔部1 9の周縁部に設けられたスプリング押え20とを備えている。このスプリング押 え20は円筒状部21に複数の縦のスリット22を設けて複数の押え片23を形 成し、これらの押え片23の先側内部に爪部24を形成したものであり、爪部2 4は緩やかな傾斜面24aと抜け防止ストッパー部24bとを有している。そし て、前記スプリング押え20の爪部24の先端が成す円形孔の直径dはボールコ ンタクト25の直径D1及びスプリング26の直径D2より小さくしてあり、前 記コンタクト挿入用孔部19の直径D3はボールコンタクト25の直径D1より やや大きくしてある。
【0016】 そして、前記スイッチ・灯具装着部3の後側中央部に切換レバー16を支軸( リベット)16aにより取り付けた状態で、前記ボールコンタクト25を前記ス プリング押え20の爪部24の傾斜面24aに沿わせて押し込んで、押え片23 を外側に反らせ、ボールコンタクト25を前記コンタクト挿入用孔部19に挿入 し、このボールコンタクト25の一部を前記コンタクト挿入孔部19の開口部1 9aより外方に突出させ、前記スプリング26をスプリング押え20の爪部24 の傾斜面24aに沿わせて押し込んで、前記コンタクト挿入用孔部19にスプリ ング26を挿入して、このスプリング26の一端部を前記ボールコンタクト25 に接触させると共に、このスプリング26を圧縮してスプリング26の他端部を 前記爪部24の抜け防止ストッパー部24bに係止して前記ボールコンタクト2 5がボールコンタクト装着部17に装着してある。そして、このボールコンタク ト25は第2の回路パターン10の接点部10aに接触している。
【0017】 また、前記スイッチ・灯具装着部3には、第1の回路パターン9の接点部9a の右方及び第3の回路パターン11の接点部11aの左方に位置させてストッパ ー27、28が固着してある。そして、スイッチ・灯具装着部3には、前記レン ズ係合突起部5に縁部を着脱可能に係合させて前記レンズ4が装着してあり、前 記切換レバー16のノブ18はレンズ4の後端部より操作部2側に突出している 。
【0018】 次に、上記のように構成された車両用灯具のスイッチ装置の作動を説明する。 前記切換レバー16が中立位置にある場合には、前記ボールコンタクト25が図 6においてポジション、すなわち、第2の回路パターン10の接点部10aに あるために、スイッチオンには至らない。
【0019】 前記切換レバー16のノブ18を図1において左方向に回動操作して前記ボー ルコンタクト25をポジションに位置させて前記接点部9aと接点部10aと を短絡させることにより第1の回路パターン9と第2の回路パターン10とを導 通させ、ドア回路端子に通電する。
【0020】 また、前記切換レバー16のノブ18を図1において右方向に回動操作して前 記ボールコンタクト25をポジションに位置させて前記接点部10aと接点部 11aとを短絡させることにより第2の回路パターン10と第3の回路パターン 11とを導通させ、灯具8を点灯する。
【0021】 上記の実施例にあっては、前記切換レバー16を支軸(リベット)16aによ りハウジング1に取り付けた状態で、前記ボールコンタクト25を前記スプリン グ押え20の爪部24の傾斜面24aに沿わせて押し込んで、押え片23を外側 に反らせ、ボールコンタクト25を前記コンタクト挿入用孔部19に挿入し、こ のボールコンタクト25の一部を前記コンタクト挿入孔部19の開口部19aよ り外方に突出させ、前記スプリング26をスプリング押え20の爪部24の傾斜 面24aに沿わせて押し込んで、前記コンタクト挿入用孔部19にスプリング2 6を挿入して、このスプリング26の一端部を前記ボールコンタクト25に接触 させると共に、このスプリング26を圧縮してスプリング26の他端部を前記爪 部24の抜け防止ストッパー部24bに係止して前記ボールコンタクト25をボ ールコンタクト装着部17に装着するものであることから、切換レバー16のハ ウジング1への組付け、ボールコンタクト25の組込み、スプリング26の組込 みをそれぞれ順次行うことができるようになり、組立作業が単純化されて作業性 が向上し、自動組立ても可能になる。
【0022】 本考案の他の実施例を図7乃至図9に示す。この実施例にあっては、切換レバ ー16の先側には表裏に開口するコンタクト挿入孔部19と、スプリング押え係 合部30とが形成してある。このスプリング押え係合部30は前記切換レバー1 6の両側部に凹部31を形成し、これらの凹部31に係合溝32を形成したもの である。このスプリング押え係合部30にはスプリング押え33が係脱可能に係 合するものである。このスプリング押え33は板材を略コ字形状に屈曲して、押 え面部33aの左右に係合脚部33bを形成し、この押え面部33aにばね受け 凹部33cを形成し、係合脚部33bの端部に係合爪部33dを形成したもので ある。
【0023】 そして、前記スイッチ・灯具装着部3の後側中央部に切換レバー16を支軸( リベット)16aにより取り付けた状態で、前記ボールコンタクト25を前記コ ンタクト挿入用孔部19に挿入し、このボールコンタクト25の一部を前記コン タクト挿入孔部19の開口部19aより外に突出させ、次に、前記スプリング2 6を前記コンタクト挿入用孔部19に挿入し、次に、前記スプリング押え33の ばね受け凹部33cに前記スプリング26の一端部を接触させると共に、このス プリング押え33を押してスプリング26を圧縮してスプリング押え33の係合 脚部33bを前記スプリング押え係合部30の凹部31に挿入して、係合脚部3 3bの係合爪部33dを凹部31の係合溝32に係合し、前記スプリング26で 前記ボールコンタクト25を押えて、このボールコンタクト25がボールコンタ クト装着部17に装着してある。そして、このボールコンタクト25は第2の回 路パターン10の接点部10aに接触している。そして、他の構成及び作動は上 記した一実施例の場合と同じである。
【0024】 上記の実施例にあっては、前記切換レバー16を支軸(リベット)16aに よりハウジング1に取り付けた状態で、前記ボールコンタクト25を前記コンタ クト挿入用孔部19に挿入し、このボールコンタクト25の一部を前記コンタク ト挿入孔部19の開口部19aより外方に突出させ、前記スプリング26を前記 コンタクト挿入用孔部19に挿入して、前記スプリング押え33を押してスプリ ング26を圧縮してスプリング押え33を前記スプリング押え係合部30に係合 し、前記スプリング26でボールコンタクト25を押えてこのボールコンタクト 25をボールコンタクト装着部17に装着するものであることから、切換レバー 16のハウジング1への組付け、ボールコンタクト25の組込み、スプリング2 6の組込みをそれぞれ順次行うことができるようになり、組立作業が単純化され て作業性が向上し、自動組立ても可能になる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、前記切換レバーに、この表裏に開口するコン タクト挿入孔部を設け、このコンタクト挿入孔部に、ボールコンタクトとこのボ ールコンタクトを押えるスプリングとを挿入し、このスプリングをスプリング押 えで押えて、前記ボールコンタクトの一部を前記コンタクト挿入孔部の開口部よ り外に突出させたから、前記切換レバーのハウジングへの組付け後に、前記コン タクト挿入用孔部にボールコンタクトとスプリングとを挿入して、このスプリン グをスプリング押えで押えて前記ボールコンタクトの一部を前記コンタクト挿入 孔部の開口部より外方に突出させることにより、前記ボールコンタクトを切換レ バーに装着する。
【0026】 このように、切換レバーのハウジングへの組付け、ボールコンタクトの組込み 、スプリングの組込みをそれぞれに順次行うことができるようになり、組立作業 が単純化されて作業性が向上し、自動組立ても可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる車両用灯具のスイッ
チ装置の分解状態の斜視図である。
【図2】図1A−A線に沿う断面図である。
【図3】ボールコンタクト装着部の平面図である。
【図4】ボールコンタクト装着部の一部省略した斜視図
である。
【図5】ボールコンタクト装着部にボールコンタクト及
びスプリングを装着する状態の断面図である。
【図6】ボールコンタクトのポジションの説明図であ
る。
【図7】本考案の他の実施例に係わる車両用灯具のスイ
ッチ装置の切換レバーのボールコンタクト装着部部分の
断面図である。
【図8】図7B−B線に沿う断面図である。
【図9】切換レバーのボールコンタクト装着部にボール
コンタクト及びスプリングを装着する状態の斜視図であ
る。
【図10】従来の車両用灯具のスイッチ装置の切換レバ
ーのボールコンタクト装着部部分の断面図である。
【符号の説明】
16 切換レバー 19 コンタクト挿入孔部 19a 開口部 20 スプリング押え 25 ボールコンタクト 26 スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回路パターンの接点部に対し、切
    換レバーを揺動させることにより、この切換レバーが備
    えるボールコンタクトが選択的に前記接点部間を短絡さ
    せて電気的接続の切り換えを行う車両用灯具のスイッチ
    装置において、前記切換レバーに、この表裏に開口する
    コンタクト挿入孔部を設け、このコンタクト挿入孔部
    に、ボールコンタクトとこのボールコンタクトを押える
    スプリングとを挿入し、このスプリングをスプリング押
    えで押えて、前記ボールコンタクトの一部を前記コンタ
    クト挿入孔部の開口部より外方に突出させたことを特徴
    とする車両用灯具のスイッチ装置。
JP5737793U 1993-09-30 1993-09-30 車両用灯具のスイッチ装置 Pending JPH0722437U (ja)

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