JP2000030568A - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

Info

Publication number
JP2000030568A
JP2000030568A JP10194796A JP19479698A JP2000030568A JP 2000030568 A JP2000030568 A JP 2000030568A JP 10194796 A JP10194796 A JP 10194796A JP 19479698 A JP19479698 A JP 19479698A JP 2000030568 A JP2000030568 A JP 2000030568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
cam
push button
unit
mounting base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10194796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimichi Iizuka
俊道 飯塚
Tsutomu Inuyama
勤 犬山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP10194796A priority Critical patent/JP2000030568A/ja
Publication of JP2000030568A publication Critical patent/JP2000030568A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短胴化が可能になって、取付けに際して省ス
ペース化を図ることができる押釦スイッチを提供する。 【解決手段】 オルタネート機構部を、取付台1の内部
において、押釦ユニット2の操作方向に揺動してスイッ
チユニット4を押圧操作するレバー部材27と、取付台
1の内部において押釦ユニット2の操作方向に対して垂
直方向に移動し且つレバー部材27に設けたカムピン3
3に摺接して、このカムピン33を、押釦ユニット2の
押圧状態を保持する位置に一時的に保持するカム部材2
3とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御機器、電子機
器などに使用される照光式の押釦スイッチに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の押釦スイッチとしては、
図26の(1)、(2)に示すように端子60Aとラン
プ60Bとをソケット本体60aに組み込んだランプユ
ニット60と、このランプユニット60のランプ60B
側に取り付けられて押込用脚部61aを有する押釦ユニ
ット61と、ランプユニット60の端子60A側にねじ
部材62aにより取り付けられて可動子(図示せず)を
有するオルタネート機構部62と、このオルタネート機
構部62にねじ部材63aにより着脱可能に取り付けら
れて作動子(図示せず)を有するスイッチユニット63
とから構成してあった。
【0003】そして、押釦ユニット61の押釦64を指
で押して、この押釦64を押し込むと、押釦64はスプ
リング(図示せず)に抗して移動して、押釦64の押込
用脚部61aでオルタネート機構部62の可動子をスプ
リングに抗して押し下げてスイッチユニット63の作動
子を押し込み、スイッチユニット63がスイッチオンの
状態になる。このために、ランプユニット60に通電さ
れてランプ60Bが点灯する。このスイッチオンの状態
で、押釦64の押し込みを解除する。
【0004】この場合、オルタネート機構部62の可動
子の移動により、この可動子に設けたカムピン(図示せ
ず)が、オルタネート機構部62のハート形カム溝(図
示せず)を移動して、カムピンがハート形カム溝のピン
係合部(図示せず)に係合する。このために、スイッチ
ユニット63はスイッチオンの状態を保持する。
【0005】また、スイッチオフにする場合には、再
び、押釦64を押し込み、カムピンのピン係合部への係
合を解除して、カムピンを移動させることで、可動子の
スイッチユニット63の作動子への押圧を解除して行
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の押
釦スイッチにあっては、ランプユニット60のランプ6
0B側に押釦ユニット61を取り付け、ランプユニット
60の端子60A側にオルタネート機構部62を取り付
け、このオルタネート機構部62にスイッチユニット6
3を取り付ける積み重ね方式の構成になっており、しか
も、オルタネート機構部62の可動子は、押釦スイッチ
の軸線に沿う直線移動を行ってスイッチユニット63の
作動子の押し込みを行う構成であるために、押釦スイッ
チの全長L1が大きくなって、短胴化が難しく、この押
釦スイッチの取付けに際して省スペース化を図ることが
できないという問題点があった。
【0007】また、従来の押釦スイッチにあっては、ラ
ンプユニット60とオルタネート機構部62との連結及
びオルタネート機構部62とスイッチユニット63との
連結をそれぞれねじ部材62a、63aで行っていたた
めに、組立作業性が悪いという問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、短胴化が可
能になって、取付けに際して省スペース化を図ることが
できる押釦スイッチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る押釦スイッチは、取付台に
着脱可能に取り付けられ且つ外部から押圧操作可能な操
作部と、前記取付台の内部に配置され且つ前記操作部を
押圧状態に保持するオルタネート機構部と、前記取付台
に着脱可能に取り付けられ且つ前記操作部の操作によっ
て前記オルタネート機構部を介して押圧操作されるスイ
ッチ部とを備えたことを特徴とする。
【0010】かかる構成により、取付台に操作部及びス
イッチ部を取り付け、しかもオルタネート機構部が取付
台内に設けられるために、押釦スイッチの全長Lが短く
なって、短胴化が可能になり、この押釦スイッチの取付
けに際して省スペース化を図ることができる。
【0011】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る押釦スイッチは、取付台に着脱可能に
取り付けられ且つ外部から押圧操作可能な操作部と、前
記取付台の内部に配置され且つ前記操作部を押圧状態に
保持するオルタネート機構部と、前記取付台に着脱可能
に取り付けられ且つ前記操作部の操作によって前記オル
タネート機構部を介して押圧操作されるスイッチ部と、
前記取付台に着脱可能に取り付けられ且つ前記スイッチ
部のスイッチオン作動時に、前記操作部を照光する照光
部とを備えたことを特徴とする。
【0012】かかる構成により、取付台に操作部、スイ
ッチ部及び照光部を取り付け、しかもオルタネート機構
部が取付台内に設けられるために、押釦スイッチの全長
Lが小さくなって、短胴化が可能になり、この押釦スイ
ッチの取付けに際して省スペース化を図ることができ
る。
【0013】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る押釦スイッチは、請求項2に記載の押
釦スイッチにおいて、一もしくは複数の前記スイッチ部
と前記照光部とを前記取付台に並列状態に取り付けた。
【0014】かかる構成により、請求項2の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、スイッチ部
と照光部とを取付台に並列状態に取り付けることによ
り、押釦スイッチの全長Lをより短くすることができ
る。
【0015】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係る押釦スイッチは、請求項2に記載の押
釦スイッチにおいて、少なくとも前記取付台への前記ス
イッチ部及び前記照光部の取付手段を係合突起部とこの
係合突起部が係脱可能に係合する係合孔とより構成し
た。
【0016】かかる構成により、請求項2の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、スイッチ部
及び照光部の取付台への取付けを係合突起部を係合孔に
係脱可能に係合することで行うことができて、組立作業
性が良好になる。
【0017】また、上記の目的を達成するために、請求
項5の発明に係る押釦スイッチは、請求項1又は請求項
2又は請求項3又は請求項4に記載の押釦スイッチにお
いて、前記オルタネート機構部を、前記取付台の内部に
おいて前記操作部の操作方向に揺動して前記スイッチ部
を押圧操作するレバー部材と、前記取付台の内部におい
て前記操作部の操作方向に対して垂直方向に移動し且つ
前記レバー部材に設けたカム摺接手段に摺接して、この
カム摺接手段を、前記操作部の押圧状態を保持する位置
に一時的に保持するカム部材とで構成した。
【0018】かかる構成により、請求項2の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、操作部の押
圧操作時に、取付台の内部において、レバー部材を操作
部の操作方向に揺動させ、このレバー部材に設けたカム
摺接手段をカム部材に摺接させて、このカム部材を操作
部の操作方向に対して垂直方向に移動させて、カム摺接
手段を、操作部の押圧状態を保持する位置に一時的に保
持することができる。このように、オルタネート機構部
を、操作部の操作方向に揺動してスイッチ部を押圧操作
するレバー部材と、操作部の操作方向に対して垂直方向
に移動するカム部材とで構成することができるために、
オルタネート機構部の小形化が実現でき、押釦スイッチ
の全長Lをより短くすることができる。
【0019】また、上記の目的を達成するために、請求
項6の発明に係る押釦スイッチは、請求項5に記載の押
釦スイッチにおいて、前記レバー部材を、その基部側で
連結部により互いに連結された一対のレバー脚部の先側
に押圧部を設けて構成すると共に、前記カム摺接手段
を、前記レバー部材の前記押圧部に設けたカムピン挿入
孔部にカムピンを挿入し、このカムピンをスプリングに
より外方に付勢して構成し、前記カム部材を、カム本体
に略ハート形状の溝カムを形成し、この溝カムの基部側
にピン係合部を形成して構成し、前記レバー部材を、そ
の基部側を揺動中心にして前記取付台内に収容し、前記
カム部材を、前記取付台の周壁部に、前記操作部の操作
方向に対して垂直方向に移動可能に設けると共に、前記
カムピンを前記溝カムに摺接したものである。
【0020】かかる構成により、請求項2の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、操作部の押
圧操作時に、取付台の内部において、レバー部材を操作
部の操作方向に揺動させ、このレバー部材に設けたカム
ピンをカム部材の溝カムに摺接させて、このカム部材を
操作部の操作方向に対して垂直方向に移動させて、カム
ピンをカム部材の溝カムのピン係合部に一時的に保持し
て、操作部の押圧状態を保持することができる。このよ
うに、オルタネート機構部を、操作部の操作方向に揺動
してスイッチ部を押圧操作するレバー部材と、操作部の
操作方向に対して垂直方向に移動するカム部材とで構成
することができるために、オルタネート機構部の小形化
が実現でき、押釦スイッチの全長Lをより短くすること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1は本発明に係る押釦スイッチの正面
図、図2は同押釦スイッチの側面図、図3は同押釦スイ
ッチの平面図、図4は同押釦スイッチの底面図、図5は
同押釦スイッチの一部断面した正面図、図6は同押釦ス
イッチの一部省略した底面図、図7は同押釦スイッチの
一部断面した側面図である。
【0023】本発明に係る押釦スイッチは、取付台1
と、この取付台1に着脱可能に取り付けられる操作部で
ある押釦ユニット2と、取付台1に着脱可能に取り付け
られる照光部であるランプユニット3と、取付台1に着
脱可能に取り付けられるスイッチ部であるスイッチユニ
ット4とにより大略構成してある。
【0024】前記取付台1は、図9乃至図14に示すよ
うに取付台本体1Aを備えており、この取付台本体1A
は、上面部1aと、この上面部1aの左、右方に位置し
て上面部1aより一段低い面部5、6と、前、後面部1
b、1c及び左、右面部1d、1eを有していて、下面
が解放したケース形状である。
【0025】そして、この取付台本体1Aの上面部1a
には押釦部挿入孔7が設けてあり、この押釦部挿入孔7
の周縁部には3か所に突出部7aが形成してある。そし
て、上面部1aと左、右の面部5、6とがなす段部の垂
直面部5a、6aには前後方向に長い開口部8a、8b
が形成してある。また、面部6には2つの係合突起部2
2が突設してある。そして、取付台本体1Aの上面部1
aの下方にはロック部材収容部Aが形成してあり、開口
部8a、8bはロック部材収容部Aの左右に設けてあ
る。
【0026】また、取付台本体1Aの後面部1cには左
右方向に長いスライド孔部9が形成してあり、この後面
部1cの上部には左右方向に長いスライド溝部10が形
成してある。また、前、後面部1b、1cの左側上部に
は枢支用孔部11が設けてある。
【0027】また、取付台本体1Aの左面部1dには、
図12に示すようにランプ係合孔12と、このランプ係
合孔12を挟んだ前後に位置させて一対のスイッチ部係
合用脚部13とが設けてあり、スイッチ部係合用脚部1
3には係合孔13aが形成してある。また、取付台本体
1Aの右面部1eには、ランプ係合用脚部14を中にし
て一対のスイッチ部係合用脚部15が形成してあり、ラ
ンプ係合用脚部14には係合孔14aが、スイッチ部係
合用脚部15には係合孔15aがそれぞれ設けてある。
【0028】そして、取付台本体1Aの上部には、図5
乃至図7に示すように押釦部ロック機構16が設けてあ
る。この押釦部ロック機構16は、図25に示すように
ロック部材17を備えており、このロック部材17は円
環部18の外周縁部の対向する位置にハンドル19と保
持用突起部20とを突設して構成してあって、この円環
部18の内周縁部には2か所に係止部20が突設してあ
る。そして、ロック部材17は取付台本体1Aの上部の
ロック部材収容部Aに回転可能に収容してあって、ハン
ドル19が開口部7から外方に突出しており、保持用突
起部20は開口部8bの下縁部に摺接していて、円環部
18は押釦部挿入孔5に合致した状態になっている。ま
た、ハンドル19には係合孔21が形成してある。この
係合孔21に一方の係合突起部22が係脱可能に係合し
ていて、係止部20が押釦部挿入孔7の周縁部の突出部
7aに重なっている。
【0029】また、前記取付台本体1Aの後面部1c内
側にはカム部材23が左右方向に移動可能に取り付けて
ある。すなわち、このカム部材23は、図15乃至図1
8に示すように正方形状の板状のカム本体23Aを有し
ており、このカム本体23Aの裏面23aにはその中央
の左右に位置させて摺動用突起部24が突設してある。
また、カム本体23Aの表面23bにはカム部25が形
成してある。
【0030】このカム部25は略ハート形状の溝カム2
7であり、この溝カム27は、最上部イと、右最下部ハ
と、左最下部ホと、最上部イから右最下部ハに連なる右
連絡部ロと、右最下部ハから左最下部ホに連なる下連絡
部ニと、左最下部ホから最上部イに連なる左連絡部ヘと
より構成してあり、下連絡部ニの中央には凹みより成る
ピン係合部28が形成してある。そして、最上部イ、右
連絡部ロと、右最下部ハ、下連絡部ニ、左最下部ホ、左
連絡部ヘには図18に示すように段差が付けてある。
【0031】そして、上記のように構成されたカム部材
23は、その摺動用突起部24を、取付台本体1Aの後
面部1cのスライド孔部9に摺動可能に挿入し、また、
カム本体23Aの上縁のガイド部26をスライド溝部1
0に摺動可能に係合して、取付台本体1Aの後面部1c
の内側に左右方向に移動可能に取り付けてある。
【0032】また、取付台本体1A内にはレバー部材2
7が揺動可能に取り付けてある。すなわち、このレバー
部材27は、図19乃至図21に示すようにその基部側
で連結部30で互いに連結された一対のレバー脚部29
を有しており、これらのレバー脚部29の先側には、円
弧状の底面、すなわち、押圧面28aを有する押圧部2
8が設けてある。そして、レバー脚部29の基部側には
ピン挿入孔部30Aが、また、一方の押圧部28の外面
にはカムピン挿入孔部31がそれぞれ設けてある。そし
て、カムピン挿入孔部31には、図7及び図8に示すよ
うにカムピン33が挿入してあり、カムピン33は、カ
ムピン挿入孔部31に挿入されたスプリング34により
外方に付勢されている。
【0033】そして、レバー部材27は、取付台本体1
Aの前、後面部1b、1cの枢支用孔部11にピン挿入
孔部30Aを合わせた状態で、この枢支用孔部11から
ピン挿入孔部30Aにスナップピン32を挿入すること
で、スナップピン32を支点にして上下方向に揺動可能
に取付台1内に収容してある。そして、カムピン33は
カム部材23の溝カム27に挿入してある。そして、レ
バー部材27とカムピン33とカム部材23とでオルタ
ネート機構部を構成している。
【0034】前記押釦ユニット2は、図22に示すよう
に円筒状のハウジング35を備えており、このハウジン
グ35の外周部にはねじ部36A、36Bと、このねじ
部36Bより先側の挿入部37とが形成してある。この
挿入部37の周部には、対向する位置に一対の切欠き部
38が形成してあり、また、挿入部37の外周には複数
の凸部39と周方向に沿うロック用溝部40とが形成し
てある。そして、ねじ部36Aには上側ナット部材41
が、ねじ部36Bには下側ナット部材42がそれぞれ螺
合していて、ねじ部36Bにはばね座金43が設けてあ
る。
【0035】また、ハウジング35内には円筒状の押釦
本体44がハウジング35の軸線方向に移動可能に収納
してあり、この押釦本体44の下側には、一対の押込用
脚部45が形成してあり、これらの押込用脚部45には
ストッパー部46が突設してある。そして、ハウジング
35内にはスプリング(図示せず)が収容してあり、こ
のスプリングは押釦本体44を押し上げていて、ストッ
パー部46が切欠き部38に引っ掛かっており、押釦本
体44の上端部はハウジング35の上端部より上方に突
出している。押釦本体44の上端部は光拡散部材(図示
せず)と、この光拡散部材に重ねて着色されたキャップ
47とが装着してある。
【0036】また、前記ランプユニット3は、図24に
示すように長方形で且つ偏平なソケット本体3Aを備え
ており、このソケット本体3Aの上端部中央にはランプ
装着部48が突出形成してあり、また、ソケット本体3
Aの左、右側部には係合突起部49、50が突設してあ
り、また、ソケット本体3Aの左、右側部には端子(図
示せず)が設けてある。そして、ソケット本体3A内に
おいて、一方の端子はランプ装着部48内の一方の接触
子(図示せず)に、他方の端子はランプ装着部48内の
他方の接触子(図示せず)にそれぞれ導通している。そ
して、ランプ装着部48にはランプ49Aが装着してあ
る。
【0037】また、前記スイッチユニット4は、図23
に示すように長方形で且つ偏平なスイッチ本体4Aを備
えており、このスイッチ本体4Aの上端部中央には作動
子55が突出しており、また、スイッチ本体4Aの左、
右側部には係合突起部56、57が突設してあり、ま
た、スイッチ本体4Aには端子55Aが設けてある。
【0038】そして、ランプユニット3は、その係合突
起部49、50を、取付台本体1Aのランプ係合孔12
と、ランプ係合用脚部14の係合孔14aとにそれぞれ
係脱可能に係止して取付台本体1Aに取り付けてある。
この場合、ランプ49Aを装着したランプ装着部48
は、レバー部材27の一対のレバー脚部29間の空間を
経て、取付台本体1Aの押釦部挿入孔7に挿入してあ
る。
【0039】この場合、ランプユニット3の装着は、ま
ず、一方の係合突起部49をランプ係合孔12に係合し
て、この一方の係合突起部49を支点にして、ランプユ
ニット3を取付台本体1A側に回動させることにより、
他方の係合突起部50をランプ係合用脚部14に内側に
摺接させ、その後に係合孔14aに係合して行う。
【0040】また、スイッチユニット4は、その係合突
起部56、57を、取付台本体1Aのスイッチ部係合用
脚部13の係合孔13aと、スイッチ部係合用脚部15
の係合孔15aにそれぞれ係脱可能に係合して取付台本
体1Aに取り付けてあり、スイッチユニット4はランプ
ユニット3に隣り合い、並列している。そして、スイッ
チユニット4の作動子55が取付台本体1A内に突入し
ている。
【0041】この場合、スイッチユニット4の装着は、
まず、一方の係合突起部56を一方のスイッチ部係合用
脚部13の係合孔13aに係合して、この一方の係合突
起部56を支点にして、スイッチユニット4を取付台本
体1A側に回動させることにより、他方の係合突起部5
7を他方のスイッチ部係合用脚部15の内側に摺接さ
せ、その後に係合孔15aに係合して行う。
【0042】そして、前記押釦ユニット2は、そのハウ
ジング35の先側の挿入部37を取付台本体1Aの上面
部1aの押釦部挿入孔7に挿入して、ロック部材17の
ハンドル19を操作して、このロック部材17の円環部
18を回転し、このロック部材17の係止部20を押釦
ユニット2のロック用溝部40に係止することにより取
付台本体1Aに装着してある。この場合、押釦本体44
の押込用脚部45は、レバー部材27の押圧部28の上
方に位置し、スイッチユニット4の作動子55がレバー
部材27の押圧部28の下部に当接している。また、ラ
ンプ49Aを装着したランプ装着部48は押釦本体44
内に突入している。
【0043】次に、上記のように構成された押釦スイッ
チの作動を説明する。押釦スイッチは、図1及び図2に
示すように、そのハウジング35を取付板Hの取付孔J
に挿入して上側ナット部材41と下側ナット部材42と
でばね座金43を中にして挟み付けることにより取付板
Hに取り付けてある。
【0044】そして、押釦本体44は、そのスプリング
により上方に付勢されていて、また、スイッチユニット
4の作動子55がレバー部材27の押圧部28を押し上
げて、このレバー部材27の押圧部28が押釦本体44
の押込用脚部45に近接している。したがって、レバー
部材27に設けたカムピン33はカム部材23の溝カム
27の最上部イに位置していて、スイッチオフの状態で
ある。
【0045】次に、押釦本体44のキャップ47を指で
押すことにより、この押釦本体44を押し込むと、押釦
本体44はスプリングに抗して移動して、押釦本体44
の押込用脚部45の先端がレバー部材27の押圧部28
を押圧する。このために、このレバー部材27が、スナ
ップピン32を支点にして下方向に揺動して、このレバ
ー部材27の押圧部28がスイッチユニット4の作動子
55を押し込み、スイッチユニット4がスイッチオンの
状態になる。このために、ランプユニット3に通電され
てランプ49Aが点灯する。このスイッチオンの状態
で、押釦本体44の押し込みを解除する。
【0046】この場合、レバー部材27の下方向の揺動
により、カムピン33は、溝カム27の最上部イから右
連絡部ロを経て右最下部ハに移行する。スイッチオンの
状態での押釦本体44の押し込み解除により、レバー部
材27の押圧部28が作動子55により僅かに持ち上げ
られるために、カムピン33が右最下部ハから下連絡部
ニに移り、ピン係合部28に係合する。このために、ス
イッチユニット4はスイッチオンの状態を保持する。
【0047】また、スイッチオフにする場合には、再
び、押釦本体44を押し込み、カムピン33のピン係合
部28への係合を解除して、カムピン33を左最下部ホ
に移行させる。そして、この押釦本体44を押し込みを
解除することにより、カムピン33を左最下部ホから左
連絡部ヘを介して最上部イに移動させることで、スイッ
チユニット4の作動子55の押圧を解除して行う。この
場合、カム部材23は移動し、スイッチユニット4の作
動子55はレバー部材27の押圧部28を押し上げる。
【0048】上記した実施の形態によれば、オルタネー
ト機構部を、取付台1の内部において、押釦ユニット2
の操作方向に揺動してスイッチユニット4を押圧操作す
るレバー部材27と、取付台1の内部において押釦ユニ
ット2の操作方向に対して垂直方向に移動し且つレバー
部材27に設けたカムピン33に摺接して、このカムピ
ン33を、押釦ユニット2の押圧状態を保持する位置に
一時的に保持するカム部材23とで構成したことによ
り、オルタネート機構部を取付台1の内部に収容するこ
とができる。しかも、取付台1に、押釦ユニット2、ス
イッチユニット4及びランプユニット3を並列状態にし
て着脱可能に取り付け、また、レバー部材27のレバー
脚部29間にランプユニット3の照光手段であるランプ
49Aを配置することにより、押釦スイッチの全長Lが
短くなって、短胴化が可能になり、この押釦スイッチの
取付けに際して省スペース化を図ることができる。
【0049】また、スイッチユニット4及びランプユニ
ット3の取付台1への取付けを係合突起部(56、5
7)、(49、50)を係合孔(12、14a)、(1
3a、15a)に係脱可能に係合することで行うことが
できて、組立作業性が良好になる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る押釦スイッチによれば、取付台に操作部及びスイッ
チ部を取り付け、しかもオルタネート機構部が取付台内
に設けられるために、押釦スイッチの全長Lが短くなっ
て、短胴化が可能になり、この押釦スイッチの取付けに
際して省スペース化を図ることができる。
【0051】また、請求項2の発明に係る押釦スイッチ
によれば、取付台に操作部、スイッチ部及び照光部を取
り付け、しかもオルタネート機構部が取付台内に設けら
れるために、押釦スイッチの全長Lが小さくなって、短
胴化が可能になり、この押釦スイッチの取付けに際して
省スペース化を図ることができる。
【0052】また、請求項3の発明に係る押釦スイッチ
によれば、請求項2の発明の作用効果と同様な作用効果
を奏し得るばかりか、スイッチ部と照光部とを取付台に
並列状態に取り付けることにより、押釦スイッチの全長
Lをより短くすることができる。
【0053】また、請求項4の発明に係る押釦スイッチ
によれば、請求項2の発明の作用効果と同様な作用効果
を奏し得るばかりか、スイッチ部及び照光部の取付台へ
の取付けを係合突起部が係合孔に係脱可能に係合するこ
とで行うことができて、組立作業性が良好になる。
【0054】また、請求項5の発明に係る押釦スイッチ
によれば、請求項2の発明の作用効果と同様な作用効果
を奏し得るばかりか、操作部の押圧操作時に、取付台の
内部において、レバー部材を操作部の操作方向に揺動さ
せ、このレバー部材に設けたカム摺接手段をカム部材に
摺接させて、このカム部材を操作部の操作方向に対して
垂直方向に移動させて、カム摺接手段を、操作部の押圧
状態を保持する位置に一時的に保持することができる。
このように、オルタネート機構部を、操作部の操作方向
に揺動してスイッチ部を押圧操作するレバー部材と、操
作部の操作方向に対して垂直方向に移動するカム部材と
で構成することができるために、オルタネート機構部の
小形化が実現でき、押釦スイッチの全長Lをより短くす
ることができる。
【0055】また、請求項6の発明に係る押釦スイッチ
によれば、請求項2の発明の作用効果と同様な作用効果
を奏し得るばかりか、操作部の押圧操作時に、取付台の
内部において、レバー部材を操作部の操作方向に揺動さ
せ、このレバー部材に設けたカムピンをカム部材の溝カ
ムに摺接させて、このカム部材を操作部の操作方向に対
して垂直方向に移動させて、カムピンをカム部材の溝カ
ムのピン係合部に一時的に保持して、操作部の押圧状態
を保持することができる。このように、オルタネート機
構部を、操作部の操作方向に揺動してスイッチ部を押圧
操作するレバー部材と、操作部の操作方向に対して垂直
方向に移動するカム部材とで構成することができるため
に、オルタネート機構部の小形化が実現でき、押釦スイ
ッチの全長Lをより短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押釦スイッチの正面図である。
【図2】同押釦スイッチの側面図である。
【図3】同押釦スイッチの平面図である。
【図4】同押釦スイッチの底面図である。
【図5】同押釦スイッチの一部断面した正面図である。
【図6】同押釦スイッチの一部省略した底面図である。
【図7】同押釦スイッチの一部断面した側面図である。
【図8】図7のP部の拡大図である。
【図9】同押釦スイッチにおける取付台の平面図であ
る。
【図10】図9のD−D線に沿う断面図である。
【図11】同押釦スイッチにおける取付台の底面図であ
る。
【図12】同取付台の左側面図である。
【図13】図10のE−E線に沿う断面図である。
【図14】同取付台の右側面図である。
【図15】カム部材の表面図である。
【図16】カム部材の裏面図である。
【図17】図15のF−F線に沿う断面図である。
【図18】カム部材のカム溝形状の展開図である。
【図19】レバー部材の平面図である。
【図20】レバー部材の側面図である。
【図21】レバー部材の底面図である。
【図22】押釦ユニットの正面図である。
【図23】スイッチユニットの一部破断した正面図であ
る。
【図24】ランプソケットユニットの正面図である。
【図25】ロック部材の平面図である。
【図26】(1)は従来の押釦スイッチの正面図であ
る。(2)は同押釦スイッチの側面図である。
【符号の説明】
1 取付台 2 押釦ユニット(操作部) 3 ランプユニット(照光部) 4 スイッチユニット(スイッチ部) 23 カム部材 27 レバー部材 33 カムピン(カム摺接手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付台に着脱可能に取り付けられ且つ外
    部から押圧操作可能な操作部と、 前記取付台の内部に配置され且つ前記操作部を押圧状態
    に保持するオルタネート機構部と、 前記取付台に着脱可能に取り付けられ且つ前記操作部の
    操作によって前記オルタネート機構部を介して押圧操作
    されるスイッチ部とを備えたことを特徴とする押釦スイ
    ッチ。
  2. 【請求項2】 取付台に着脱可能に取り付けられ且つ外
    部から押圧操作可能な操作部と、 前記取付台の内部に配置され且つ前記操作部を押圧状態
    に保持するオルタネート機構部と、 前記取付台に着脱可能に取り付けられ且つ前記操作部の
    操作によって前記オルタネート機構部を介して押圧操作
    されるスイッチ部と、 前記取付台に着脱可能に取り付けられ且つ前記スイッチ
    部のスイッチオン作動時に、前記操作部を照光する照光
    部とを備えたことを特徴とする押釦スイッチ。
  3. 【請求項3】 一もしくは複数の前記スイッチ部と前記
    照光部とを前記取付台に並列状態に取り付けた請求項2
    に記載の押釦スイッチ。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記取付台への前記スイッチ
    部及び前記照光部の取付手段を係合突起部とこの係合突
    起部が係脱可能に係合する係合孔とより構成した請求項
    2に記載の押釦スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記オルタネート機構部を、 前記取付台の内部において前記操作部の操作方向に揺動
    して前記スイッチ部を押圧操作するレバー部材と、 前記取付台の内部において前記操作部の操作方向に対し
    て垂直方向に移動し且つ前記レバー部材に設けたカム摺
    接手段に摺接して、このカム摺接手段を、前記操作部の
    押圧状態を保持する位置に一時的に保持するカム部材と
    で構成した請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求
    項4に記載の押釦スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記レバー部材を、その基部側で連結部
    により互いに連結された一対のレバー脚部の先側に押圧
    部を設けて構成すると共に、前記カム摺接手段を、前記
    レバー部材の前記押圧部に設けたカムピン挿入孔部にカ
    ムピンを挿入し、このカムピンをスプリングにより外方
    に付勢して構成し、前記カム部材を、カム本体に略ハー
    ト形状の溝カムを形成し、この溝カムの基部側にピン係
    合部を形成して構成し、前記レバー部材を、その基部側
    を揺動中心にして前記取付台内に収容し、前記カム部材
    を、前記取付台の周壁部に、前記操作部の操作方向に対
    して垂直方向に移動可能に設けると共に、前記カムピン
    を前記溝カムに摺接した請求項5に記載の押釦スイッ
    チ。
JP10194796A 1998-07-09 1998-07-09 押釦スイッチ Pending JP2000030568A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10194796A JP2000030568A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 押釦スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10194796A JP2000030568A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 押釦スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000030568A true JP2000030568A (ja) 2000-01-28

Family

ID=16330410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10194796A Pending JP2000030568A (ja) 1998-07-09 1998-07-09 押釦スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000030568A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019130986A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 オムロン株式会社 押しボタンスイッチ
WO2019130985A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 オムロン株式会社 押しボタンスイッチ
KR20200028471A (ko) * 2017-12-28 2020-03-16 오므론 가부시키가이샤 누름버튼 스위치

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019130986A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 オムロン株式会社 押しボタンスイッチ
WO2019130985A1 (ja) * 2017-12-28 2019-07-04 オムロン株式会社 押しボタンスイッチ
JP2019121481A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 オムロン株式会社 押しボタンスイッチ
JP2019121480A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 オムロン株式会社 押しボタンスイッチ
KR20200027015A (ko) * 2017-12-28 2020-03-11 오므론 가부시키가이샤 누름버튼 스위치
KR20200027016A (ko) * 2017-12-28 2020-03-11 오므론 가부시키가이샤 누름버튼 스위치
KR20200028471A (ko) * 2017-12-28 2020-03-16 오므론 가부시키가이샤 누름버튼 스위치
US10998150B2 (en) 2017-12-28 2021-05-04 Omron Corporation Push-button switch
KR102252304B1 (ko) 2017-12-28 2021-05-14 오므론 가부시키가이샤 누름버튼 스위치
US11011325B2 (en) 2017-12-28 2021-05-18 Omron Corporation Locking push-button switch housing with a jig fulcrum projection
KR102255613B1 (ko) 2017-12-28 2021-05-25 오므론 가부시키가이샤 누름버튼 스위치
KR102300150B1 (ko) 2017-12-28 2021-09-10 오므론 가부시키가이샤 누름버튼 스위치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3831590B2 (ja) 複合型スイッチ装置
JP4248563B2 (ja) プッシュスイッチ
JPH0275111A (ja) スイッチ
JP2000011793A (ja) スイッチ
CA1289177C (en) Push-button switch
JP2000030568A (ja) 押釦スイッチ
CN111928205A (zh) 一种日光灯拼接结构及包含其的日光灯
US3727020A (en) Electrical switch unit
JPH0526661Y2 (ja)
JP2003086050A (ja) 押釦スイッチ
JPS6328812Y2 (ja)
JP2595969B2 (ja) 照光式プッシュスイッチ
KR100524853B1 (ko) 누름 버튼 스위치
JP2003045270A (ja) 押釦スイッチ
JPH11111096A (ja) 押しボタンスイッチ
JPH10269903A (ja) レバー式プッシュスイッチ
JPH0526660Y2 (ja)
JP3751984B2 (ja) スイッチおよびスイッチ装置
JP2524438Y2 (ja) 超小形照光トグルスイッチ
JPS643141Y2 (ja)
JPH11288633A (ja) スイッチ
JP2000048673A (ja) スイッチ構造
JPH1050177A (ja) スイッチ機構
JPS5928579Y2 (ja) 押ボタンスイツチ
JP2592654Y2 (ja) スイッチ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050916

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060125

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060712

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02