JP2524438Y2 - 超小形照光トグルスイッチ - Google Patents

超小形照光トグルスイッチ

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JP2524438Y2
JP2524438Y2 JP1992006395U JP639592U JP2524438Y2 JP 2524438 Y2 JP2524438 Y2 JP 2524438Y2 JP 1992006395 U JP1992006395 U JP 1992006395U JP 639592 U JP639592 U JP 639592U JP 2524438 Y2 JP2524438 Y2 JP 2524438Y2
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Japan
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switch
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converter
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JP1992006395U
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Inventor
重雄 大橋
孝次 神定
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日本開閉器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は照光式スイッチに係り、
特にスイッチ本体内のスペースを有効的に活用した超小
形照光トグルスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野のスイッチとして
は、本願出願人の出願にかかる実公昭52−44865
号に開示されるものがあった。この種のスイッチは、図
5に示すように、ケース1の内底面の左右の位置に発光
素子2を配設し、この発光素子2とレバー6の左右停止
位置にて、レバー6の下端面と対向させ、このレバー6
の軸方向に貫通孔を設けて、このレバー6の下端面より
上方へ導光体5により光通路を形成し、レバー6の左右
傾動により、転換子4を介して可動接触板を傾動せしめ
て、電路の開閉を行なうと共に、レバー6の上端を照光
表示させるものであった。なお、図5において、3は端
子、7は覆蓋、8はスリーブ、9はねじ部である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の照光式トグルスイッチは、発光素子2からの光
をレバー6の上面に導くようにしているため、レバー6
に貫通孔を設けて導光体5を配設しなければならず、構
造が複雑であった。また、切換節度機構は、可動接片の
傾動によるものであるため、自動復帰タイプ等の操作形
態により高価な可動接片を数種類用意しなければならな
かった。また、光の通路の関係からレバー6の傾倒位置
に対応したケース1の内底面に、発光素子2をそれぞれ
配設しなければならず、組み立て工数が多くなり、コス
ト的に高く、また、小形化に問題があった。
【0004】本考案は、上記問題点を解決し、構造が簡
単で、かつ極めて小形の超小形照光トグルスイッチを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、把手を傾動し可動接片を作動して開閉を
行なうスイッチにおいて、スイッチ基板の略中央部の長
手方向に切換部を一体的に設け、それに沿ったいずれか
一方に複数の固定接片を直線状に、他方に発光体をそれ
ぞれ併設し、前記把手と一体的にしかも透光性部材で転
換子を形成して、前記切換部に対応した前記転換子の下
面にバネを介した摺動子を設けると共に前記固定接片に
対応した転換子にクリップ状の可動接片を配設し、しか
も前記発光体に対応した前記転換子の突出導光部を具備
するとともに、その突出導光部は前記発光体を覆う形状
とするようにしたものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、上記したように、透光性部材
で把手と転換子を一体的に形成し、把手の傾倒位置によ
り、スイッチ基板に設けられた発光体と、転換子の一方
の側部に形成される突出導光部の下面が対向し、発光体
の光を把手に導き、照光させると共に、スイッチ基板上
の発光体の反対側に配設した固定接片を、転換子の他方
の側部に配置されるクリップ状の可動接片で挟持し、摺
動接離して電路の開閉を行なう。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本考案の実施例を示す超
小形照光トグルスイッチの正面断面図、図2はその超小
形照光トグルスイッチの分解斜視図、図3はその超小形
照光トグルスイッチの切換機構を示す正面断面図、図4
はその超小形照光トグルスイッチの側面断面図である。
【0008】これらの図において、スイッチ基板11の
上面の長手方向の略中央部に、切換節度を得る凸凹部が
形成された切換部12を形成する。この切換部12は、
スイッチ基板11と凹凸関係により係合するような切換
板として別部品で形成してもよい。スイッチ基板11の
切換部12の側部の、どちらか一方に複数の固定接片1
3を植設すると共に、スイッチ基板11の下面に突出し
てそれぞれ固定接片の端子14を形成する。スイッチ基
板11のもう一方の側部上には発光体16を配置し、ス
イッチ基板11の下面に導出される発光体16の端子1
7を形成する。また、スイッチ基板11の側面には突起
15が形成される。
【0009】スイッチ基板11を覆うハウジング41の
上方には、貫通孔43を有する円筒部42が形成され、
該貫通孔43から上方に把手31が突出するように組み
付けられる。また、貫通孔43の内部に抜止めを防止す
る段部44が形成されており、かつスイッチ基板11の
側面に設けた突起15と対応する矩形孔45が形成さ
れ、前記突起15と矩形孔45が凹凸関係により係合さ
れる。
【0010】把手31は円柱状であり、略中央部に膨大
半球部32と鍔部33を形成し、その下方に後述する転
換子34が設けられる。把手31は、膨大半球部32が
ハウジング41内の段部44に当接され、この膨大半球
部32を中心として左右に傾倒自在となる。膨大半球部
32には塵埃、水滴等の侵入を防止するためのOリング
50が配設される。
【0011】転換子34は回転防止のために略角形に形
成され、両端部に突出部を設けて、一方の突出保持部3
6にクリップ状の可動接片37を配設し、他方を突出導
光部35としている。把手31と転換子34は透光性部
材で形成され、一体に形成しても良いし、把手31と転
換子34を別部品とし、凹凸関係により嵌合して一体化
するようにしてもよい。
【0012】スイッチ基板11上面に形成された切換部
12に対応した転換子34の下面の略中央部からは、内
方へ太径部38とこれに連通する細径部39からなる穴
が形成される。この穴に摺動子21が挿入される。この
摺動子21には下方に太径の摺動部23と段部24と、
上方には細径杆22が形成されており、この細径杆22
にコイルバネ25が装着され、このコイルバネ25は、
把手31内の太径部38と細径部39間の段部と摺動子
23の段部24間に配設され、スイッチ基板11の上面
に設けた切換部12上を、摺動子21が把手31の傾動
とともに摺動し切換節度が得られる。
【0013】この切換部12は、この実施例においては
山形に形成されているが、傾斜面等、把手31の操作形
態により種々の形状に形成することができる。また、転
換子34の突出保持部36にはクリップ状に形成した可
動接片37が配設され、固定接片13を挟持して把手3
1の傾動により摺動して電路の切換を行なうと共に、も
う一方の突出導光部35は発光体16に対応させ、発光
体16の光を把手31に導く集光部として構成してい
る。
【0014】発光体16に対応した導光突出部35は、
発光体の光を把手31に導くような形状であれば良く、
曲面状等、種々考えられる。発光体16は、種々の色に
発光するものや、2色に発光するもの等、用途に応じて
配設すればよい。また、発光体16の光を導く転換子3
4の突出導光部35は、把手31に光を導きやすい形状
に形成する。
【0015】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本考案の範囲から排除するものではな
い。
【0016】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように、本考案に
よれば、次のような効果を奏することができる。 (1)スイッチ基板の略中央部に切換節度を得る切換部
を設け、それに沿った両側部に固定接片と発光体を配設
し、把手と一体的に形成した転換子の下面に前記固定接
片と対応したクリップ状の可動接片、切換部に対応した
摺動子、そして発光体に対応した転換子の突出導光部を
配設したので、スイッチ本体内のスペースを無駄なく有
効的に活用することができ、従来の常識では考えつかな
い超小形の照光トグルスイッチを得ることができる。
【0017】(2)把手と転換子を一体的に形成し、ス
イッチ基板に設けた発光体と対応した転換子の突出導光
部としたので、発光体の光は極めて効率的に把手の上方
に導かれ、照度の高い超小形の照光トグルスイッチを得
ることができる。 (3)把手と転換子を透光性部材で形成するようにした
ので、特別な部品を増やすことなく、従来の構成部品だ
けで照光式スイッチが得られる。また、非照光スイッチ
の部品構成のレバーのみの変更だけで、照光式スイッチ
を構成することができるので、部品の加工、管理面が合
理的であり、部品の識別も明確になるので、混入等の問
題も解消することができる。
【0018】(4)特にスイッチの小形化に伴い、把手
の傾動位置によるON、OFFの状態が分かり難いのが
現状であるが、本考案では、把手を照光させることによ
り、超小形のスイッチにも関わらず、その開閉状態が明
確になり、誤認による事故を未然に防ぐことができる。 (5)現在、非照光スイッチの場合には、開閉状態を明
確にするため、必要に応じて表示灯を設けていたが、本
考案では、把手を照光するようにしたので、表示灯のス
ペースを小形化することができると共に、すっきりした
デザインの機器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す超小形照光トグルスイッ
チの正面断面図である。
【図2】本考案の実施例を示す超小形照光トグルスイッ
チの分解斜視図である。
【図3】本考案の実施例を示す超小形照光トグルスイッ
チの切換機構を示す正面断面図である。
【図4】本考案の実施例を示す超小形照光トグルスイッ
チの側面断面図である。
【図5】従来の照光トグルスイッチの正面断面図であ
る。
【符号の説明】
11 スイッチ基板 12 切換部 13 固定接片 14 固定接片の端子 15 突起 16 発光体 17 発光体の端子 21 摺動子 22 細径杆 23 太径の摺動部 24 段部 25 コイルバネ 31 把手 32 膨大半球部 33 鍔部 34 転換子 35 突出導光部 36 突出保持部 37 クリップ状の可動接片 38 太径部 39 細径部 41 ハウジング 42 円筒部 43 貫通孔 44 段部 45 矩形孔 50 Oリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手を傾動し可動接片を作動して開閉を
    行なうスイッチにおいて、スイッチ基板の略中央部の長
    手方向に切換部を一体的に設け、それに沿ったいずれか
    一方に複数の固定接片を直線状に、他方に発光体をそれ
    ぞれ併設し、前記把手と一体的にしかも透光性部材で転
    換子を形成して、前記切換部に対応した前記転換子の下
    面にバネを介した摺動子を設けると共に前記固定接片に
    対応した転換子にクリップ状の可動接片を配設し、しか
    も前記発光体に対応した前記転換子の突出導光部を具備
    するとともに該突出導光部は前記発光体を覆う形状とし
    ことを特徴とする超小形照光トグルスイッチ。
JP1992006395U 1992-02-18 1992-02-18 超小形照光トグルスイッチ Expired - Lifetime JP2524438Y2 (ja)

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JPH0568037U JPH0568037U (ja) 1993-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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