JPH11288633A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JPH11288633A
JPH11288633A JP9133398A JP9133398A JPH11288633A JP H11288633 A JPH11288633 A JP H11288633A JP 9133398 A JP9133398 A JP 9133398A JP 9133398 A JP9133398 A JP 9133398A JP H11288633 A JPH11288633 A JP H11288633A
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JP
Japan
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case
switch
lock lever
switch case
lock
Prior art date
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Pending
Application number
JP9133398A
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English (en)
Inventor
Toshimichi Iizuka
俊道 飯塚
Shuji Kawakami
修二 川上
Akiyoshi Nagata
昭義 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵌合連結されたスイッチケースと操作ケース
との固定および解除操作を基板の背面側から工具をもち
いることなく簡単容易に行うことができるとともに、そ
の操作状態をも容易に目視確認できるようにする。 【解決手段】 基板Bに実装されるたスイッチケース2
と、操作パネルPに取り付けられた操作ケース1とを、
操作ケース1の脚部1c,1dとスイッチケース2の溝
8c,8dを介して嵌合連結し、脚部1c,1dに係脱
するロックレバー41を、スイッチケース2に揺動可能
に枢支装着するとともに、ロックレバー41の先端を基
板Bに形成した開口49に挿通させ、この開口49を介
してロックレバー41を基板Bの背面から手指で操作可
能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチケースと
操作ケースとを分離可能に嵌合連結したスイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチ、例えば、押しボタン
スイッチとしては、図12に示すように、リード端子6
3を介して基板Bに接続されるとともにスイッチング機
構や作動表示用のLEDランプ64を備えたスイッチケ
ース62と、操作パネルPに取り付けられるとともに操
作ボタン67を備えた操作ケース61とを分離可能に嵌
合連結し、内装したLEDランプ64の交換、基板Bの
点検や回路構成部品の交換、等のメンテナンスなどを行
えるように、スイッチケース62と操作ケース61とを
脱着できるように構成されている。
【0003】この脱着構造においては、嵌合連結したス
イッチケース62と操作ケース61とを固定および解除
できるよう構成しておく必要があり、従来の押しボタン
スイッチでは、スイッチケース62に回動可能なロック
レバー65を組み付け、このロックレバー65を基板B
と平行な面で回動することで、両ケース61,62の固
定および解除を行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構造の脱
着構造においては、手指を基板Bと操作パネルPの間に
差し入れてロックレバー65を操作したり、基板Bに形
成した開口66からドライバーなどの工具を基板Bの裏
面側から挿入して、その先端でロックレバー65を係止
して回動操作したりする必要があり、狭い空間に差し入
れた指先でのレバー操作は難しく、また、小さい開口6
6から挿入した工具の先でロックレバー64を探りなが
らの操作は一層煩わしいものとなっていた。また、ロッ
クレバー64は基板Bと操作パネルPの間の見にくい内
奥にあるので、両ケースを嵌合連結した後のロック操作
において、ロックレバー66が正しくロック位置まで回
動されたかどうかを目視確認しにくいものであり、往々
にして不十分なロック状態のまま使用してしまうおそれ
があった。
【0005】本発明は、このような実情に着目してなさ
れたものであって、嵌合連結されたスイッチケースと操
作ケースとの固定および解除操作を基板の裏面側から簡
単容易に行うことができるとともに、その操作状態をも
容易に目視確認して確実な固定操作を行うことができる
ようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次のように構成している。
【0007】すなわち、請求項1に係る発明のスイッチ
は、スイッチング機構を備えたスイッチケースと、操作
部を備えた操作ケースとを、分離可能に嵌合連結してな
るスイッチであって、嵌合連結した前記操作ケースと前
記スイッチケースとを固定および解除する揺動可能なロ
ックレバーを有し、このロックレバーの先端が、前記固
定した状態では、前記スイッチケースの底面よりも突出
するように延出してあることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明のスイッチは、請求項
1記載の発明において、前記操作ケースから延出した脚
部を、前記スイッチケースに形成した溝に位置決め嵌合
可能に構成し、前記ロックレバーを、前記スイッチケー
スに揺動可能に枢支装着するとともに、該ロックレバー
を前記脚部に係合させることにより、操作ケースとスイ
ッチケースとを固定している。
【0009】請求項3に係る発明のスイッチは、請求項
2記載の発明において、前記脚部を操作ケースの対向位
置に一対設けるとともに、各脚部に係合する前記ロック
レバーを一対備えている。
【0010】請求項4に係る発明のスイッチは、請求項
1ないし3記載の発明において、前記スイッチケース
は、前記底面に突設された接続端子を介して基板に取り
付けられるものであり、前記ロックレバーの先端は、前
記基板に形成された開口に挿入可能に延出している。
【0011】請求項5に係る発明のスイッチは、請求項
1ないし4記載の発明において、前記操作ケースは、パ
ネルの開口から操作部である押しボタンが臨むように前
記パネルに取り付けられる。
【0012】〔作用〕請求項1に係る発明のスイッチに
よると、操作ケースとスイッチケースとを固定および解
除するロックレバーの先端が、スイッチケースの底面よ
りも突出するように延出してあるので、スイッチケース
を、底面に突設された接続端子を介して基板に取り付け
るような場合には、該基板に開口を形成して前記ロック
レバーの先端を前記開口に挿入させるようにすれば、基
板の背面側から手指でロックレバーを操作することでス
イッチケースと操作ケースとの連結状態を解除あるいは
固定することができる。また、開口に臨むロックレバー
の位置から、正しくロックされているか否かを目視確認
することができる。
【0013】請求項2に係る発明の構成によると、スイ
ッチケースの溝に位置決め嵌合された操作ケースの脚部
に、スイッチケースに備えたロックレバーを係合させて
ロックするので、脚部とロックレバーとの相対位置が確
実に決められる。
【0014】請求項3に係る発明の構成によると、溝と
脚部との嵌合連結部が対向位置に存在するので、スイッ
チケースと操作ケースとの位置決めが確実になるととも
に、ロックレバーによる係合ロックが対向位置の2ヶ所
で行われることで、確実なロック状態が得られる。
【0015】請求項4に係る発明の構成によると、ロッ
クレバーの先端は、スイッチケースが取り付けられる基
板に形成された開口に挿入可能に延出しているので、基
板の背面側から手指でロックレバーを操作することでス
イッチケースと操作ケースとの連結状態を解除あるいは
固定することができる。また、開口に臨むロックレバー
の位置から、正しくロックされているか否かを目視確認
することができる。
【0016】請求項5に係る発明の構成によると、押し
ボタンスイッチに好適に実施される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1は本発明を適用した押しボタンスイッ
チAの外観斜視図、図2はその分解斜視図、また、図3
および図4はその縦断側面図、図5は一部を切り欠いた
正面図である。
【0019】この押しボタンスイッチAは、操作パネル
Pに取り付けられる操作用の操作ケース2と、基板Bに
実装されるスイッチケース2とからなり、両ケース1,
2が後述のように分離可能に嵌合連結されている。
【0020】操作ケース1は、上部の角筒部1aと下部
の円筒部1bとを樹脂材で一体成形してなり、角筒部1
aに操作ボタン3が押し込み操作可能に組み込まれてい
る。この操作ケース1の操作パネルPへの取り付けにお
いては、スイッチケース2から分離された操作ケース1
の円筒部1bを操作パネルPの取り付け孔4に挿通し、
円筒部1bにナット5を螺着して締めあげることで、操
作パネルPに操作ケース1を固定する。なお、ナット5
の締めあげに際しては、パッキン6および回り止め座金
7を使用して、弛みのないよう所定姿勢に固定する。
【0021】また、操作ケース1の円筒部1bからは幅
の異なる前後一対の脚部1c,1dが下方に向けて片持
ち状に延出されるとともに、スイッチケース2の前後に
は幅の異なる前後一対の溝8c,8dが形成されてお
り、前記脚部1c,1dを溝8c,8dに係合すること
で両ケース1,2が相対的に位置決めされた状態で嵌合
連結される。
【0022】他方、スイッチケース2の四隅に立設した
支持突部2cには、嵌合連結された操作ケース1とスイ
ッチケース2とを連結状態に固定する前後一対のロック
レバー41が備えられている。各ロックレバー41には
スイッチケース2を左右から抱き込む側片41aが連設
されており、スイッチケース2の支持突部2cの上端部
に設けた枢支ピン42と、側片41aの上端に形成した
枢支孔43とが嵌合連結されて、ロックレバー41が支
点aを中心として前後揺動可能に枢支連結されている。
そして、ロックレバー41をケース外面に沿った位置ま
で揺動させると、レバー内面に設けた係合突起44が前
記脚部1c,1dに設けた係合孔45に係入されて、溝
8c,8dから脚部1c,1dが抜け出すのが阻止さ
れ、もって、両ケース1,2の連結状態が固定(ロッ
ク)されるようになっている。また、ロックレバー41
を脚部1c,1dに係合作用させたロック状態では、ロ
ックレバー41の側片41aに形成した係合孔46が、
スイッチケース2の外面に突設した半球状の小突起47
に弾性嵌合して、ロックレバー41がロック位置に弾性
保持されるようになっている。
【0023】このように、ロックレバー41がロック位
置に弾性係合保持されるので、ロック状態が確実の保持
されるとともに、ロックレバー41に少し力をかけて弾
性係合から離脱させることで、ロック状態を簡単に解除
することができる。
【0024】また、各ロックレバー41にはスイッチケ
ース2を左右から抱き込む側片41aが連設されている
ので、レバー姿勢が安定化する。
【0025】また、前記ロックレバー41からは幅狭の
操作部41bが下方に向けて延出されており、この操作
部41bを指先で操作して、小突起47を乗り越えてロ
ックレバー41をケース外方に揺動させることで係合孔
45から係合突起44を離脱することでロックを解除す
ることができる。。
【0026】スイッチケース2自体は、箱形の外装ケー
ス2aとその下部に嵌合連結される左右一対のスイッチ
ベース2bとからなり、各スイッチベース2bにスナッ
プ作動型のスイッチング機構10が組付けられている。
このスイッチング機構10は、図4および図6に示され
るように、スイッチベース2bにインサート成形されて
貫通装着されたコモン端子金具11と、常閉型の接点1
2を備えた固定端子金具13と、常開型の接点14を備
えた固定端子金具15と、コモン端子金具11の第1起
立片11aに一端を係止されて上下揺動する可動レバー
16と、遊端部の上下に可動接点17を備えるとともに
他端部が可動レバー16の遊端部に係止された可動端子
金具18と、コモン端子金具11の第2起立片11bと
可動端子金具18の遊端部側とに亘って係止された湾曲
板バネ製のスナップバネ19とからなり、外装ケース2
aの上面に付勢突出された操作部材20を上下スライド
させて可動レバー16の遊端を上下に変位させることで
スナップ作動によるスイッチングが行われるようになっ
ている。また、コモン端子金具11および両固定端子金
具13,15の夫々から延出したリード端子11c,1
3a,15aがスイッチベース2bの底面に突設されて
いる。
【0027】そして、操作部材20に押し込み力を作用
させないスイッチ・オフ状態では、図示のように、スナ
ップバネ19の弾性付勢力が上向きに働き、可動端子金
具18の上側の可動接点17が接点12に接触されてい
る。ここで、操作部材20を図3に示される復帰バネ2
1に抗して押し込みスライドさせると、可動レバー16
の遊端が下方に変位され、可動レバー16と可動端子金
具16との係止点がデッドポイントを下方に越えた途端
に、スナップバネ19による付勢力が下向きに反転し、
可動端子金具18の遊端が瞬時に下方に変位して、下側
の可動接点17が接点15に接続されてスイッチ・オン
状態がもたらされる。また、操作部材20の押し込み力
を解除して可動レバー16の遊端を復帰上昇させると、
逆のスナップ作動によって図示のスイッチ・オフ状態に
復帰する。
【0028】また、スイッチケース2の上面中央には、
光源としてのLEDランプ22が挿抜可能に取り付けら
れるとともに、一対のランプ用リード端子23がスイッ
チケース2を貫通して打ち込み装着されている。LED
ランプ22からは一対のランプ端子24が突設されてお
り、ランプ装着状態では、両ランプ端子24がスイッチ
ケース2の中央に形成したガイド25と、ランプ用リー
ド端子23の上端屈曲部23aとの間に圧入されて、ラ
ンプ用リード端子23とランプ端子24とが直接に圧接
導通されるようになっている。
【0029】このように、スイッチケース2の底部から
は、各スイッチング機構に対する2組のリード端子11
c,13a,15aと、一対のランプ用リード端子23
が突設されており、これらリード端子群を基板Bの所定
位置に形成された取り付け孔48に挿入して、基板背面
側からのハンダ付けすることによって、リード端子群が
それぞれ所定のプリント回路に導通接続されるととも
に、スイッチケース2が基板Bに固定される。
【0030】ここで、図3および図7に示すように、操
作ケース1とスイッチケース2とを連結・解除するロッ
クレバー41の操作部41bは、基板Bに形成した開口
49にそれぞれ挿通されており、基板Bの裏面側からロ
ックレバー41を指先で操作することができるととも
に、開口49に対するレバー操作部41bの位置を見る
ことで、ロックレバーが正しくロック位置にあるかどう
かを容易に目視確認することができるようになってい
る。
【0031】前記操作ボタン3は、円筒状のプランジャ
本体30と、これの上端開口部に脱着自在に嵌合連結さ
れる押しボタン本体31とから構成されており、プラン
ジャ本体30の下端が前記操作部材20に対向当接され
ている。また、押しボタン本体31は、LEDランプ2
2からの光を広く反射させ得るように上拡がり形状の箱
型に形成された反射ケース32と、その上端開口に装着
された拡散プレート33と、スイッチングの内容を彫刻
する表示プレート34と、反射ケース32に脱着自在に
嵌合連結された着色透明樹脂からなるキャップ35とで
構成されており、この押しボタン本体31を取り外して
プランジャ本体30の上端開口部を開放することで、操
作ボタン3内に位置するLEDランプ22を操作パネル
4の前面側からも挿抜することが可能となっている。
【0032】また、操作ボタン3におけるプランジャ本
体30の外周にはゴム製のシールリング36が嵌着され
ており、このシールリング36が操作ケース1における
円筒部1bの内周面に摺接することで、操作ケース1内
への液体および塵埃の侵入が阻止されている。そして、
このシールリング36は、プランジャ本体30に嵌着さ
れた押しボタン部31を構成する反射ケース32の下端
によって形成された大きい段差によって上方から受け止
め支持されており、操作プランジャ3が押し込み操作さ
れた際にシールリング36が上方への力を受けて外れる
のを阻止するように構成されている。
【0033】また、この操作ボタン3は、オルタネイト
機構37によって、押し込み操作毎に押し込みロックと
ロック解除を繰り返すよう構成されている。つまり、操
作ボタン3におけるプランジャ本体30の外周面には、
ハート形のカム部38が形成されるとともに、操作ケー
ス1の脚部1cに一端(下端)を固定支持させたロック
用ピン39の遊端(上端)がカム部38に係合されてい
る。
【0034】このオルタネイト機構37によると、図示
のスイッチオフ位置から操作ボタン3が押し込み操作さ
れると、ロック用ピン39の遊端は所定の往路に沿って
カム部38の上部に相対移動し、操作ボタン3の押し込
みを解除しても、ロック用ピン39の遊端がカム部41
の上部に引掛けられて操作ボタン3の上昇復帰が阻止さ
れスイッチオン状態が保持される。次に、操作ボタン3
が再び押し込み操作されると、ロック用ピン39の遊端
の引掛かりが外されるとともに、往路と異なる復路に案
内され、操作ボタン3はその押し込み解除に伴って元の
スイッチオフ位置に上昇復帰するのである。
【0035】押しボタンスイッチAは以上のように構成
されており、スイッチ単体で使用される他に、複数個が
並べられて使用されることも多く、その使用例が図8お
よび図9に示されている。このように使用された場合、
基板Bの裏面からロックレバー41を簡単に操作して各
押しボタンスイッチAにおける操作ケース1と本ケース
2との連結を解除ができるので、操作パネルPと基板B
を分離してメンテナンスを行うことが容易になるととも
に、再度組付けた際に、各ロックレバー41における操
作分41bの開口49に対する操作位置を目視すること
で、ロックのかかり具合を容易に確認することができ
る。
【0036】なお、図10および図11に示すように、
押しボタンスイッチAを複数個並べて装着する際、端部
の押しボタンスイッチAにおけるスイッチケース1の操
作パネルPへの締め込みにおいて、回り止め座金7と操
作パネルPとの間に支持金具50を挟持連結しておき、
各押しボタンスイッチAの操作ケース1とスイッチケー
ス2とを嵌合連結した後に、前記支持金具50の他端を
基板Bにネジ止めすることで、基板Bを高い強度でもっ
て支持することができる。
【0037】すなわち、この図10および図11に示さ
れる取り付け方法は、スイッチケースを基板に、操作ケ
ースをパネルの開口にそれぞれ取り付けるものであっ
て、一端部に、操作ケースの筒部が挿通する挿通孔を有
する屈曲形成された支持具を予め準備し、前記操作ケー
スの筒部をパネルの開口および前記挿通孔に挿通した状
態で、前記操作ケースおよび前記支持具を、パネルに締
め付け固定し、前記支持具の他端部を、前記スイッチケ
ースが取り付けられた前記基板に固定するものである。
【0038】本発明は、以下のような形態で実施するこ
ともできる。
【0039】 ロックレバーは1本で機能するもので
あってもよい。
【0040】 ロックレバーをスイッチケースの底面
から突出させるようにすることもできる。
【0041】 ロックレバーは、操作を容易にする上
では基板の開口から突出させておくことが望ましいが、
開口がある程度大きい場合には、ロックレバーの操作分
を開口に少し挿入しておいて、開口に押し入れた爪先や
指の腹でレバー先端を引っかけて操作するようにしても
よい。これによると、基板の裏面にレバーの突出がない
ので、他の電子部品の配置が容易になるとともに、不用
意にレバーに触れることがなくなる。
【0042】 本発明に係るスイッチは、押しボタン
スイッチに限らず、つまみ式のスイッチであってもよ
い。
【0043】 スイッチケースは必ずしも基板に取り
付けられるものでなくてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基板の開
口に挿入されたロックレバーを基板の背面から工具なし
に手指によって簡単に操作することができ、操作ケース
とスイッチケースとの分離を容易に行うことができるよ
うになった。また、開口に挿入されたロックレバーの位
置を目視することで、正しくロックされているか否かを
容易に目視確認でき、不十分なロック状態での使用を未
然に回避することが容易となる。
【0045】また、スイッチケースの溝部に位置決め嵌
合される操作ケースの脚部にロックレバーを係合作用さ
せるので、ロックレバーを精度よく脚部に作用させるこ
とができ、確実なロック状態を得ることができる。
【0046】さらに、溝部と脚部との嵌合連結部を対向
位置に配備したことで、操作ケースとスイッチケースと
を精度よく位置決め連結できるとともに、その嵌合連結
部でロックをかけることで一層確実なロック状態をもた
らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押しボタンスイッチ全体の外観斜
視図である。
【図2】スイッチ全体の分解斜視図である。
【図3】図1の縦断側面図である。
【図4】図1のスイッチング機構を現した縦断側面図で
ある。
【図5】図1の一部を切り欠いた正面図である。
【図6】スイッチング機構の分解斜視図である。
【図7】ケース連結状態および分離状態を示す側面図で
ある。
【図8】使用状態の一例を示す斜視図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】使用状態の他の例を示す平面図である。
【図11】図10の使用例における一部の分解斜視図で
ある。
【図12】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 操作ケース 1c 脚部 1d 脚部 2 スイッチケース 3 操作ボタン 8c 溝 8d 溝 10 スイッチング機構 B 基板 P 操作パネル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング機構を備えたスイッチケー
    スと、操作部を備えた操作ケースとを、分離可能に嵌合
    連結してなるスイッチであって、 嵌合連結した前記操作ケースと前記スイッチケースとを
    固定および解除する揺動可能なロックレバーを有し、こ
    のロックレバーの先端が、前記固定した状態では、前記
    スイッチケースの底面よりも突出するように延出してあ
    ることを特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記操作ケースから延出した脚部を、前
    記スイッチケースに形成した溝に位置決め嵌合可能に構
    成し、前記ロックレバーを、前記スイッチケースに揺動
    可能に枢支装着するとともに、該ロックレバーを前記脚
    部に係合させることにより、操作ケースとスイッチケー
    スとを固定する請求項1記載のスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記脚部を操作ケースの対向位置に一対
    設けるとともに、各脚部に係合する前記ロックレバーを
    一対備えてある請求項2記載のスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチケースは、前記底面に突設
    された接続端子を介して基板に取り付けられるものであ
    り、前記ロックレバーの先端は、前記基板に形成された
    開口に挿入可能に延出してある請求項1ないし3のいず
    れかに記載のスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記操作ケースは、パネルの開口から操
    作部である押しボタンが臨むように前記パネルに取り付
    けられる請求項1ないし4のいずれかに記載のスイッ
    チ。
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