JPH0722430U - ロータリスライドスイッチ - Google Patents

ロータリスライドスイッチ

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JPH0722430U
JPH0722430U JP5217793U JP5217793U JPH0722430U JP H0722430 U JPH0722430 U JP H0722430U JP 5217793 U JP5217793 U JP 5217793U JP 5217793 U JP5217793 U JP 5217793U JP H0722430 U JPH0722430 U JP H0722430U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
rotary
slide switch
metal plate
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP5217793U
Other languages
English (en)
Inventor
敬一 節政
幾一郎 縄
正博 播磨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication of JPH0722430U publication Critical patent/JPH0722430U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コスト且つ耐久性の高いロータリスライド
スイッチを提供する。 【構成】 鉄板等の金属板12に、円弧状の固定接点1
9,19,…を設けたフレキシブル配線板13を貼付し
て回路基板を形成する。摺動接点25,25,…を有す
る回転板14とフレキシブル配線板13と金属板12と
には夫々中心に孔22,18,17が設けられている。
回転板14の孔22に上方から中空軸16を挿入し、中
空軸16の先端の嵌着部16aを金属板12の孔17に
圧入する。嵌着部16aをかしめ、回転板カバー15を
金属板12に装着してロータリスライドスイッチ11が
形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はロータリスライドスイッチに関するものであり、特に、ロータリス ライドスイッチの基板の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、VTRやVTRのリモートコントローラ等にロータリスライドスイッチ が用いられている。図3に示すように、此種のロータリスライドスイッチ1は、 回転板2の中心孔に鉄製の中空軸3を遊嵌し、この中空軸3の先端部を紙フェノ ール基板4或いは鉄板製回路基板の孔5に嵌着して回転板2を回転自在に装着し ている。また、回転板2の上面にはピン6が立設され、回転板2の上面外縁部を 被蔽する円筒形の回転板カバー7が紙フェノール基板4に装着されている。そし て、スイッチ操作ディスク(図示せず)の中心軸を紙フェノール基板4上の中空 軸3に挿入し、スイッチ操作ディスクの裏面の係合溝に、回転板2のピン6を係 合させて組み立てられる。
【0003】 紙フェノール基板4の上面には中空軸3の軸心を中心とする複数の同心円上に 種々の長さの円弧状の固定接点(図示せず)が形成され、回転板2の裏面には、 固定接点に対応する複数の摺動接点8,8,…が装着されており、回転板2を回 転させることによって、各摺動接点8,8,… が固定接点に接触或いは離反し 、複数の固定接点が選択的に導通され、スイッチ操作ディスクの回転角度に応じ て種々の操作系統の切換え制御が行える。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来、ロータリスライドスイッチの回路基板として紙フェノール基板等を使用 したものは、回転板を支持する金属製の軸を基板にかしめることが不可能である ため、軸の取付強度が十分ではなく耐久性に問題がある。また、取付強度を確保 するために、鉄板製回路基板を使用して軸をかしめることができるように構成す ると、鉄板製回路基板の絶縁層や回路パターンの形成に複雑な工程を要するため 、著しくコストが上昇するという問題がある。
【0005】 そこで、コストを可及的に抑制しつつ、回転板を支持する軸の取付強度を改善 し、ロータリスライドスイッチの耐久性を向上するために解決すべき技術的課題 が生じてくるのであり、本考案はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するために、回路基板に金属製の軸を立設し、前 記回路基板に前記軸を中心とし、且つ軸心からの距離が夫々相違する複数の円弧 状固定接点を設け、前記軸に遊嵌される回転板に前記固定接点に対応する複数の 摺動接点を設け、前記回転板の回転角度に応じて、複数の固定接点を選択的に導 通できるように形成したロータリスライドスイッチに於て、絶縁シート材の表面 に前記固定接点を形成し、前記絶縁シート材を金属板に貼着して回路基板を構成 し、この回路基板に前記金属製の軸を嵌着したことを特徴とするロータリスライ ドスイッチを提案するものである。
【0007】
【作用】
ロータリスライドスイッチの基板は、鉄板等の金属板にて形成され、固定接点 を設けた絶縁シート材が貼着されて回路基板が形成される。回転板を支持する金 属製の軸は、金属板にかしめ加工等によって堅固に嵌着される。鉄板上に回路パ ターンを設けた鉄基板よりも安価に回路基板が形成され、紙フェノール基板等を 使用したものよりも軸の取付強度が増大する。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1及び図2に従って詳述する。図1はロータリ スライドスイッチ11の分解図であり、同図に示すように、鉄板等の金属板12 とフレキシブル配線板13と回転板14、回転板カバー15、及び鉄製の中空軸 16とによって構成される。金属板12は、円盤の一側部を側方へ突出させた形 状に打抜き加工され、円盤部12aの中心に中空軸16の下部の小径な嵌着部1 6aを嵌入するための孔17が開穿されている。
【0009】 プラスチックフィルム等の絶縁シート材製のフレキシブル配線板13は、金属 板12と同一形状に形成され、側方へ延長された端子接続部13aを設け、金属 板12と同一位置に中空軸16の軸部16bを遊挿するための孔18が打ち抜か れている。フレキシブル配線板13の上面には、孔18を中心とする複数の円弧 状固定接点19,19,…を設けてあり、夫々孔18からの距離を相違させて同 心円として配置し、夫々の一端部は端子接続部13aへ延長されて接続端子19 a,19a,…として露出されている。また、金属板12並びにフレキシブル配 線板13の円盤部位の外縁部近傍には、夫々回転板カバー15の爪15a,15 a,…を挿通するための孔20,20,…,21,21,…が開穿され、フレキ シブル配線板13の裏面には粘着材層(図示せず)を設けている。
【0010】 円形の回転板14は、中心に中空軸16の軸部16bを遊挿するための孔22 が開穿され、上面にピン23が立設されている。また、裏面には、導電性バネ材 にて形成された接点基板24が固着され、接点基板24は複数に分岐されてフレ キシブル配線板13の固定接点19,19,…に夫々対応する摺動接点25,2 5,…が形成されている。
【0011】 回転板カバー15は、金属板12の円盤部12aよりも稍小径の円筒体であり 、底面が開放され、上面には回転板14よりも小径の孔26が開穿されている。 また、下縁部には下方へ突出する爪15a,15a,15a,15aがほぼ等間 隔に設けられている。 ロータリスライドスイッチ11を組み立てる際は、先ず、金属板12とフレキ シブル配線板13の周縁を一致させて金属板12の上面にフレキシブル配線板1 3を貼着する。次に、回転板14をフレキシブル配線板13の上面に載置し、そ れぞれの孔22,18を合致させ、上方から中空軸16を孔22,18へ挿入し 、下部の嵌着部16aを金属板12の孔17へ圧入する。これにより、中空軸1 6の上部に設けたフランジ16cと金属板12とによって回転板14が挟持され 、金属板12並びにフレキシブル配線板13に対して回転板14が回転自在に装 着される。続いて、図2に示す中空軸16の嵌着部16aの外縁部にかしめ加工 Cを行い、回転板カバー15の爪15a,15a,15a,15aをフレキシブ ル配線板13と金属板12の孔20,20,20,20,21,21,21,2 1に挿入する。そして、爪15a,15a,15a,15aを折り曲げることに より、図2に示すようにフレキシブル配線板13の縁部は、金属板12と回転板 カバー15によって挟圧されて固定されるので、金属板12からフレキシブル配 線板13が剥離する虞れはない。
【0012】 かくして組み立てられたロータリスライドスイッチ11の中空軸16には、ス イッチ操作ディスク(図示せず)の軸が遊嵌され、スイッチ操作ディスクの裏面 に設けられたガイド溝に回転板14のピン23が係合されて、この操作ディスク を回動操作することにより回転板14が連動し、複数の固定接点を選択的に導通 させて、種々のスイッチ操作を行うことができる。
【0013】
【考案の効果】
この考案は、上記一実施例において詳述したようにロータリスライドスイッチ の回転板を支持する軸を鉄板等の金属板に嵌着するので、かしめ加工によって軸 を堅固に固定でき、従来の紙フェノール基板等に軸を固定したものに比較して回 転機構部の耐久性が著しく向上する。また、固定接点を設けた絶縁シート材を金 属板に貼着して回路基板を形成するので、絶縁層や回路パターンを形成した高価 な鉄板製回路基板に比較して著しく低コストであり、コストの上昇を可及的に抑 制しつつロータリスライドスイッチの耐久性を向上できる実用的価値ある考案で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のロータリスライドスイッチの分解図。
【図2】本考案のロータリスライドスイッチの縦断面
図。
【図3】従来のロータリスライドスイッチの縦断面図。
【符号の説明】
11 ロータリスライドスイッチ 12 金属板 13 フレキシブル配線板 14 回転板 15 回転板カバー 16 中空軸 16a 嵌着部 19 固定接点 25 摺動接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板に金属製の軸を立設し、前記回
    路基板に前記軸を中心とし、且つ軸心からの距離が夫々
    相違する複数の円弧状固定接点を設け、前記軸に遊嵌さ
    れる回転板に前記固定接点に対応する複数の摺動接点を
    設け、前記回転板の回転角度に応じて、複数の固定接点
    を選択的に導通できるように形成したロータリスライド
    スイッチに於て、絶縁シート材の表面に前記固定接点を
    形成し、前記絶縁シート材を金属板に貼着して回路基板
    を構成し、この回路基板に前記金属製の軸を嵌着したこ
    とを特徴とするロータリスライドスイッチ。
JP5217793U 1993-09-27 1993-09-27 ロータリスライドスイッチ Pending JPH0722430U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5217793U JPH0722430U (ja) 1993-09-27 1993-09-27 ロータリスライドスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5217793U JPH0722430U (ja) 1993-09-27 1993-09-27 ロータリスライドスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0722430U true JPH0722430U (ja) 1995-04-21

Family

ID=12907535

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JP5217793U Pending JPH0722430U (ja) 1993-09-27 1993-09-27 ロータリスライドスイッチ

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