JPH07221845A - 交換機 - Google Patents

交換機

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JPH07221845A
JPH07221845A JP1364994A JP1364994A JPH07221845A JP H07221845 A JPH07221845 A JP H07221845A JP 1364994 A JP1364994 A JP 1364994A JP 1364994 A JP1364994 A JP 1364994A JP H07221845 A JPH07221845 A JP H07221845A
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JP
Japan
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time
call
line terminal
outside line
telephone number
Prior art date
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Pending
Application number
JP1364994A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Hirata
好充 平田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1364994A priority Critical patent/JPH07221845A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再度着呼した外線端末を優先的に取り扱う交
換機を提供することである。 【構成】 外線端末4a,4b,4c,4dから着信が
あった場合、局線インターフェース14において外線端
末4a,4b,4c,4dの発信電話番号と着信時刻と
を検出する。中央制御装置11は、検出された発信電話
番号と着信時刻とを着呼した外線端末のそれぞれについ
て主記憶装置12の番号テーブル121に記憶する。内
線端末3a,3b,3cのいずれかが応答状態から通話
可能状態になった場合、中央制御装置11は、番号テー
ブル121から最先の着信時刻に対応する発信電話番号
を検出し、待ち呼状態にある外線端末4a,4b,4
c,4dのうち当該検出された発信電話番号の外線端末
4a,4b,4c,4dを優先的に通話可能状態の内線
端末3a,3b,3cに接続し、優先的に接続された外
線端末4a,4b,4c,4dの発信電話番号と着信時
刻とを番号テーブル121から削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレマーケティングな
どの受付業務に使用する交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、中継網と、単一または複数の
内線端末との間に接続され、中継網を介する複数の外線
端末からの着信が当該内線端末に集中した場合、当該内
線端末が応答状態から通話可能状態になってから、待ち
呼状態にある外線端末と、通話可能状態になった内線端
末とを相互に通話可能に接続する交換機が考えられてい
る。
【0003】従来の第1の交換機では、外線端末からの
着信が内線端末に集中した場合、内線端末が他の外線端
末と通話中であることを表す保留音だけを待ち呼状態に
ある外線端末に対して送信するとともに、内線端末が応
答状態から通話可能状態になった場合、待ち呼状態を継
続している外線端末のうち、最先の着信時刻に対応する
発信電話番号の外線端末から通話可能状態の内線端末に
接続するようにしていた。このため、外線端末の発信者
は、順番がくるまで待ち呼状態で待つか、外線端末を一
旦切断し、第1の交換機に対して再度発信するようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発信者
が第1の交換機に対して再度発信した場合において、他
の外線端末からの着信が内線端末に引き続き集中してい
るときには、従来の第1の交換機は、待ち呼状態を継続
している外線端末を優先するため、再度着呼した外線端
末を後の着信時刻を基準として順番を決める。このた
め、従来の第1の交換機においては、初回の着信時刻と
再度着呼した後の着信時刻との間に他の外線端末から着
信があった場合、他の外線端末が待ち呼状態にあると、
他の外線端末を再度着呼した外線端末より順位を優先す
るため、先に着呼した外線端末を後回しにしてしまうと
いう第1の問題点があった。また、第1の交換機では、
待ち呼状態にある外線端末に対して保留音だけを送信す
るようにしていたので、外線端末の発信者は、待ち呼状
態で待っていればよいのか、一旦切断して再度発信すべ
きか否か判断することができないという第2の問題点が
あった。
【0005】他の従来の第2の交換機では、内線端末に
対し着信できない場合、着信時刻の発生順に通話予約テ
ーブルに外線端末の発信電話番号を登録するとともに、
当該外線端末に対し通話予約が登録されたことを示す音
声メッセージを送出し、内線端末が通話可能状態になっ
たときに通話予約テーブルを参照し、登録されている発
信電話番号の中から最優先順位の外線端末を順次選択し
て呼び出すようにしている。このため、外線端末の発信
者は、外線端末を一旦切断し、第2の交換機からの呼出
を待って通話するようにしていた。このような、第2の
交換機は、特開平5−145639号公報に開示されて
いる。
【0006】しかしながら、従来の第2の交換機では、
外線端末の発信者は、いつ頃呼び出されるかわからない
ため、外線端末の側で待ち続ける必要があるという第1
の問題点があった。さらに、従来の第2の交換機では、
第2の交換機から外線端末を呼び出すようにしているの
で、外線端末を呼び出しても発信者が不在のため、外線
端末を応答状態から通話可能状態になった内線端末に接
続できないという第2の問題点があった。
【0007】本発明は、上述の技術的課題を解決し、再
度着呼した外線端末を優先的に取り扱う交換機を提供す
ることを第1の目的とする。
【0008】本発明は、さらに、外線端末の発信者が、
保留状態で待っていればよいのか、一旦切断して再度発
信すべきかを容易に判断できる交換機を提供することを
第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
中継網と、単一または複数の内線端末との間に接続さ
れ、中継網を介する複数の外線端末からの着信が当該内
線端末に集中した場合、当該内線端末が応答状態から通
話可能状態になってから、待ち呼状態にある外線端末
と、通話可能状態になった内線端末とを相互に通話可能
に接続する交換機であって、外線端末から着信があった
場合、当該外線端末の発信電話番号と着信時刻とを検出
する検出手段、検出手段により検出された発信電話番号
と着信時刻とを着呼した外線端末のそれぞれについて記
憶する記憶手段、内線端末が応答状態から通話可能状態
になった場合、記憶手段の中から最先の着信時刻に対応
する発信電話番号を検出し、待ち呼状態にある外線端末
のうち当該検出された発信電話番号の外線端末を優先的
に通話可能状態の内線端末に接続する接続手段、および
接続手段により優先的に接続された外線端末の発信電話
番号と着信時刻とを記憶手段から削除する削除手段を備
える。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
ものにおいて、記憶手段は、外線端末から初回の着信が
あった場合、当該外線端末の発信電話番号と初回着信時
刻とを記憶する第1の記憶手段、およびすでに第1の記
憶手段に記憶された発信電話番号の外線端末から再度着
信があった場合、当該外線端末の最終着信時刻を記憶す
る第2の記憶手段を含み、削除手段は、接続手段により
優先的に接続された外線端末の発信電話番号と初回およ
び最終着信時刻とを第1および第2記憶手段から削除す
る第1の削除手段、第1の記憶手段に記憶されている初
回着信時刻から所定の時間経過しても該当する外線端末
から着信がない場合、当該外線端末の発信電話番号と初
回着信時刻とを第1記憶手段から削除する第2の削除手
段、および第2の記憶手段に記憶されている最終着信時
刻から所定の時間経過しても該当する外線端末から着信
がない場合、当該外線端末の発信電話番号と初回および
最終着信時刻とを第1および第2の記憶手段から削除す
る第3の削除手段を含む。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に記載のものにおいて、外線端末から着信があった場
合、応答待ち時間を予測する応答待ち時間予測手段、応
答待ち時間予測手段によって予測される応答待ち時間に
基づいて、応答待ち時間に関するメッセージを発生する
第1のメッセージ発生手段、および第1のメッセージ発
生手段により発生されたメッセージを着呼した外線端末
に通知する第1のメッセージ通知手段をさらに備える。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載のものにおいて、内線端末において受
付処理可能な最大数と受付処理完了数とに基づいて、受
付処理可能な残数を管理する受付処理管理手段、受付処
理管理手段により管理される受付処理可能な残数に基づ
いて、受付終了時間を予測する受付終了時間予測手段、
受付終了時間予測手段により予測された受付終了時間に
基づいて、受付終了時間に関するメッセージを発生する
第2のメッセージ発生手段、および第2のメッセージ発
生手段により発生されたメッセージを着呼した外線端末
に通知する第2のメッセージ通知手段をさらに備える。
【0013】
【作用】請求項1に係る発明においては、外線端末から
着信があった場合、当該外線端末の発信電話番号と着信
時刻とを検出し、検出された発信電話番号と着信時刻と
を着呼した外線端末のそれぞれについて記憶手段に記憶
し、内線端末が応答状態から通話可能状態になった場
合、記憶手段の中から最先の着信時刻に対応する発信電
話番号を検出し、待ち呼状態にある外線端末のうち当該
検出された発信電話番号の外線端末を優先的に通話可能
状態の内線端末に接続し、優先的に接続された外線端末
の発信電話番号と着信時刻とを記憶手段から削除するよ
うにしている。したがって、再度着呼した外線端末を後
回しにすることがなく、優先的に取り扱うことができ
る。
【0014】請求項2に係る発明においては、記憶手段
は、外線端末から初回の着信があった場合、当該外線端
末の発信電話番号と初回着信時刻とを記憶する第1の記
憶手段、およびすでに第1の記憶手段に記憶された発信
電話番号の外線端末から再度着信があった場合、当該外
線端末の最終着信時刻を記憶する第2の記憶手段を含
み、削除手段は、接続手段により優先的に接続された外
線端末の発信電話番号と初回および最終着信時刻とを第
1および第2記憶手段から削除する第1の削除手段、第
1の記憶手段に記憶されている初回着信時刻から所定の
時間経過しても該当する外線端末から着信がない場合、
当該外線端末の発信電話番号と初回着信時刻とを第1記
憶手段から削除する第2の削除手段、および第2の記憶
手段に記憶されている最終着信時刻から所定の時間経過
しても該当する外線端末から着信がない場合、当該外線
端末の発信電話番号と初回および最終着信時刻とを第1
および第2の記憶手段から削除する第3の削除手段を含
むようにしている。したがって、所定の時間内に再度着
信しない発信電話番号の外線端末を通話をあきらめたも
のとみなして削除することにより、後の初回着信時刻を
有する発信電話番号の外線端末の待ち順位を繰り上げる
ことができるとともに、記憶装置の有効利用が図れる。
【0015】請求項3に係る発明においては、外線端末
から着信があった場合、応答待ち時間予測手段によって
予測される応答待ち時間に基づいて、応答待ち時間に関
するメッセージを発生し、応答待ち時間に関するメッセ
メッセージを着呼した外線端末に通知するようにしてい
る。したがって、当該外線端末の発信者は、待ち呼状態
で待っていればよいのか、一旦切断して再度発信すべき
か否か容易に判断することができる。
【0016】請求項4に係る発明においては、内線端末
において受付処理可能な最大数と受付処理完了数とに基
づいて受付処理可能な残数を管理し、受付処理可能な残
数に基づいて受付終了時間を予測し、予測された受付終
了時間に基づいて受付終了時間に関するメッセージを発
生し、当該メッセージを着呼した外線端末に通知するよ
うにしている。したがって、当該外線端末の発信者は、
待ち呼状態で待っていればよいのか、一旦切断して受付
終了前に再度発信すべきか否か容易に判断することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1の実施例の全体構成を示す
ブロック図である。図1において、交換機1は、中継網
としてのISDN2と、複数(図示3つ)の内線端末3
a,3b,3cとの間に接続される。ISDN2には、
複数(図示4つ)の外線端末4a,4b,4c,4dが
接続される。交換機1には、代表電話番号、例えば「9
99999」が割り当てられている。各内線端末3a,
3b,3cには、個別の内線電話番号、例えば「000
0」,「0001」,「0002」がそれぞれ割り当て
られている。各外線端末4a,4b,4c,4dには、
個別の電話番号、例えば「990006」,「9900
05」,「970008」,「970003」が割り当
てられている。各外線端末4a,4b,4c,4dが交
換機1の代表電話番号「999999」で発呼した場
合、交換機1に着信する。この場合、交換機1は、内線
端末3a,3b,3cのいずれかが通話可能状態のとき
には、着呼した外線端末4a,4b,4c,4dをIS
DN2を介して内線端末3a,3b,3cのいずれかに
接続する。これにより、着呼した外線端末4a,4b,
4c,4dは、内線端末3a,3b,3cのいずれかと
通話することができる。内線端末3a,3b,3cのい
ずれもが応答状態のときには、交換機1は、着呼した外
線端末4a,4b,4c,4dを、内線端末3a,3
b,3cのいずれかが応答状態から通話可能状態になる
まで接続することはない。
【0018】交換機1は、中央制御装置11と、主記憶
装置12と、交換制御装置13と、局線インターフェー
ス14と、内線インターフェース15と、メッセージ発
生装置16と、時計装置17とを備える。局線インター
フェース14は、ISDN2を介して着呼した外線端末
4a,4b,4c,4dの発信電話番号の検出、メッセ
ージの送信、通話の送受信等を実行する。内線インター
フェース15は、各内線端末3a,3b,3cが応答状
態であるか通話可能状態であるかの検出、通話の送受信
等を実行する。交換制御装置13は、局線インターフェ
ース14および内線インターフェース15を介する外線
端末4a,4b,4c,4dと内線端末3a,3b,3
cとの接続や、局線インターフェース14を介する外線
端末4a,4b,4c,4dとメッセージ発生装置16
との接続等を実行する。メッセージ発生装置16は、例
えば、“しばらくお待ち下さい”と、“ただ今大変電話
が混んでいます。○○分ほどしてもう一度お電話頂きま
すようお願いします”という2種類の音声メッセージの
生成を実行するよう構成されている。中央制御装置11
は、着呼した外線端末4a,4b,4c,4dの接続順
序の管理、待ち呼状態の外線端末4a,4b,4c,4
dに対して通知するメッセージの種別の判断等を実行す
る。時計装置17は、中央制御装置11の時間管理に利
用される。主記憶装置12は、中央制御装置11の管
理、判断等に使用するための番号テーブル121および
内線テーブル122を記憶するとともに、平均通話時間
Tm、通話時間Td、総通話時間Ts、応答待ち時間T
p、しきい値Tps、削除時間Tq、総通話件数Ns、
初回着信時間が先の発信電話番号の数Ncを記憶するよ
う構成されている。
【0019】図2は図1の番号テーブル121の構成を
示す図であり、図3は図1の内線テーブル122の構成
を示す図である。図2において、番号テーブル121に
は、着呼した外線端末4a,4b,4c,4dのうち内
線端末3a,3b,3cに未接続の発信電話番号を記憶
する発信電話番号の欄と、その初回の着信時刻を記憶す
る初回着信時刻の欄と、その初回または後の着信時刻を
記憶する最終着信時刻の欄と、現時点における着呼した
外線端末4a,4b,4c,4dが待ち呼状態か切断呼
の状態かを示す状態の欄とが設けられる。この番号テー
ブル121をサーチすることにより、発信電話番号の順
位等を容易に判断することができる。図3において、内
線テーブル122には、内線端末3a,3b,3cにお
ける平均通話時間Tmを算出するため、外線端末4a,
4b,4c,4dを各内線端末3a,3b,3cに接続
することにより通話を開始した通話開始時刻の欄が設け
られる。
【0020】次いで、交換機1の動作を説明する。ま
ず、平均通話時間Tmの算出動作について説明する。外
線端末4a,4b,4c,4dと内線端末3a,3b,
3cとを接続して通話が行われ、終話した場合、内線イ
ンターフェース15は、中央制御装置11に対して通話
を開始した各内線端末3a,3b,3cの内線番号およ
び通話の開始と、終話した各内線端末3a,3b,3c
の内線番号および終話とをそれぞれ通知する。内線イン
ターフェース15から通話の開始の通知を受けると、中
央制御装置11は、時計装置17によりその時刻を獲得
し、その時刻を通知された内線番号の通話開始時刻に記
憶する。内線インターフェース15から終話の通知を受
けると、中央制御装置11は、内線テーブル122から
通知された内線番号の通話開始時刻を読み出した後、時
計装置17により終話した時刻を獲得し、終話時刻と通
話開始時刻との差分を計算し、1回の通話時間Td(T
d=終話時刻−通話開始時刻)を算出する。中央制御装
置11は、このようにして算出した各内線端末3a,3
b,3cごとの通話時間Tdを総計することにより総通
話時間Tsを算出し、主記憶装置12に記憶する。
【0021】中央制御装置11は、1回の通話時間Td
を算出するごとに、算出した通話時間Tdを主記憶装置
12にすでに記憶している総通話時間Tsに加算する動
作を繰り返す。また、内線インターフェース15から通
話の開始の通知を受けるごとに、中央制御装置11は、
主記憶装置12に記憶している総通話件数Nsを「1」
ずつインクリメントする。そして、中央制御装置11
は、総通話時間Tsと総通話件数Nsとに基づいて平均
通話時間Tm(Tm=Ts/Ns)を新たに算出し、以
前の平均通話時間Tmを新たに算出したものに更新す
る。
【0022】次いで、着信処理動作についてを説明す
る。まず、いずれかの外線端末4a,4b,4c,4
d、例えば外線端末4dからISDN2を介して交換機
1に着信があった場合、局線インターフェース14は、
着信を検出し、中央制御装置11に対して外線端末4d
の発信電話番号「970003」(図2参照)を通知す
る。中央制御装置11は、着信の通知があると、時計装
置17から着信時刻「13:10:35」(図2参照)
を獲得し、主記憶装置12の番号テーブル121にその
発信電話番号「970003」が記憶されているか否か
サーチする。サーチの結果、発信電話番号「97000
3」がない場合には、番号テーブル121に発信電話番
号「970003」を追加記憶し、初回着信時刻および
最終着信時刻に「13:10:35」を記憶するととも
に、状態を“待ち呼”に設定する。
【0023】また、外線端末4aからISDN2を介し
て交換機1に再度の着信があった場合、局線インターフ
ェース14は、着信を検出し、中央制御装置11に対し
て外線端末4aの発信電話番号「990006」(図2
参照)を通知する。中央制御装置11は、着信の通知が
あると、時計装置17から着信時刻「13:10:2
0」(図2参照)を獲得し、主記憶装置12の番号テー
ブル121にその発信電話番号「990006」が記憶
されているか否かサーチする。サーチの結果、発信電話
番号「990006」がある場合には、再度の着信であ
るので、最終着信時刻を「13:10:20」に更新
し、状態を“待ち呼”に設定する。
【0024】次に、中央制御装置11は、主記憶装置1
2に記憶している平均通話時間Tmと、番号テーブル1
21とをサーチし、初回着信時間が先の発信電話番号の
数Nc(例えば、外線端末4dについてはNc=
「3」、外線端末4aについてはNc=「0」)をカウ
ントし、応答待ち時間Tp(Tp=Tm×Nc)を予測
する。予測した応答待ち時間Tp(例えば、1分)が予
め主記憶装置12に設定しておいたしきい値Tps(例
えば、2分)より小さければ、着呼した外線端末4a,
4b,4c,4dに対して待ち呼状態の継続を促すた
め、中央制御装置11は、メッセージ発生装置16に対
して“しばらくお待ち下さい”という音声メッセージを
生成するように指示する。また、中央制御装置11は、
交換制御装置13に対してメッセージ発生装置16と局
線インターフェース14とを接続するように指示する。
これにより、メッセージ発生装置16により生成された
音声メッセージが交換制御装置13、局線インターフェ
ース14およびISDN2を介して着呼した外線端末4
a,4b,4c,4dから流れる。この結果、発信者
は、応答待ち呼の状態でそのまま待っていればよいと容
易に判断することができる。
【0025】一方、予測した応答待ち時間Tp(例え
ば、30分)がしきい値Tps=2分より大きければ、
着呼した外線端末4a,4b,4c,4dに対して切断
を促すため、中央制御装置11は、メッセージ発生装置
16に対して予測した応答待ち時間Tp=30分を通知
するとともに、応答待ち時間Tp=30分を加入した
“ただ今大変電話が混んでいます。30分ほどしてもう
一度お電話頂きますようお願いします”という音声メッ
セージを生成するよう指示する。また、中央制御装置1
1は、交換制御装置13に対してメッセージ発生装置1
6と局線インターフェース14とを接続するように指示
する。これにより、メッセージ発生装置16により生成
された音声メッセージが交換制御装置13、局線インタ
ーフェース14およびISDN2を介して着呼した外線
端末4a,4b,4c,4dから流れる。この結果、発
信者は、一旦切断して、30分後に再度交換機1に対し
て発信すればよいと容易に判断することができる。
【0026】例えば、番号テーブル121に記憶された
発信電話番号「970008」(図2参照)の待ち呼状
態の外線端末4cが内線端末3a,3b,3cのいずれ
かに接続される前に切断した場合、局線インターフェー
ス14は、発信電話番号「970008」の呼の切断を
中央制御装置11に通知する。通知を受けた中央制御装
置11は、時計装置17から時刻(例えば「13:0
5:42」、図2参照)を獲得し、番号テーブル121
の発信電話番号「970008」の最終着信時刻を「1
3:05:42」に更新するとともに、発信電話番号
「970008」の状態を“切断呼”にする。なお、最
終着信時刻を更新せずに、着信時の時刻のまま記憶して
おくようにしてもよい。
【0027】また、中央制御装置11は、定期的に番号
テーブル121の切断呼の状態の最終着信時刻と、主記
憶装置に記憶している所定の削除時間Tq(例えば3時
間)とをサーチする。サーチの結果、最終着信時間から
削除時間Tq経過していない発信電話番号の外線端末4
a,4b,4c,4dについては、再度着信する可能性
があるので、中央制御装置11は、その発信電話番号
と、初回着信時刻と、最終着信時刻とを番号テーブル1
21に保持しておく。サーチの結果、最終着信時間から
削除時間Tq経過した切断呼状態の発信電話番号の外線
端末4a,4b,4c,4dについては、再度着信する
可能性が少ないので、中央制御装置11は、再度着信す
る意志がないものとみなして、その発信電話番号と、初
回着信時刻と、最終着信時刻とを番号テーブル121か
ら削除する。これにより、削除された発信電話番号の初
回着信時刻より後の初回着信時刻を有する発信電話番号
の外線端末4a,4b,4c,4dの順位を繰り上げる
ことができる。また、記憶装置の有効利用が図れる。
【0028】次いで、着信応答動作について説明する。
局線インターフェース14が着信を検出すると、上述し
たように、中央制御装置11は、着呼した外線端末4
a,4b,4c,4dの発信電話番号と、初回着信時刻
と、最終着信時刻とを番号テーブル121に記憶する。
そして、中央制御装置11は、番号テーブル121に他
の発信電話番号が記憶されているか否かサーチする。サ
ーチの結果、他の発信電話番号が全く記憶されていない
場合には、初回着信時刻が先の外線端末4a,4b,4
c,4dが存在しない。この場合には、この発信電話番
号の外線端末4a,4b,4c,4dを内線端末3a,
3b,3cに接続するため、中央制御装置11は、内線
インターフェース15に対して内線端末3a,3b,3
cのいずれかが通話可能状態にあるかどうかを問い合わ
せる。サーチの結果、他の発信電話番号が記憶されてい
る場合には、初回着信時刻が先の外線端末4a,4b,
4c,4dが存在する。この場合には、先の初回着信時
刻の外線端末4a,4b,4c,4dを優先させるた
め、中央制御装置11は、内線インターフェース15へ
の問い合わせを実行せずに、内線インターフェース15
からの通知を待つ。
【0029】内線インターフェース15は、中央制御装
置11から問い合わせがくると、各内線端末3a,3
b,3cが応答状態か通話可能状態かをサーチする。サ
ーチの結果、内線端末3a,3b,3cのいずれかが通
話可能状態であれば、内線インターフェース15は、通
話可能な内線端末3a,3b,3cのいずれかの内線番
号を中央制御装置11に通知する。サーチの結果、内線
端末3a,3b,3cのいずれもが応答状態すなわち、
通話中であれば、内線インターフェース15は、全ての
内線端末3a,3b,3cが応答状態である旨通知す
る。また、全ての内線端末3a,3b,3cが応答状態
である場合において、内線端末3a,3b,3cのいず
れかが応答状態から通話可能状態になったときには、内
線インターフェース15は、通話可能状態になった内線
端末3a,3b,3cの内線番号を中央制御装置11に
通知する。
【0030】内線インターフェース15に問い合わせた
場合において、内線インターフェース15から通話可能
状態の内線番号が通知されたときには、中央制御装置1
1は、内線番号が複数ある時には任意の1つを選択し、
内線番号が1つのときにはその内線番号を選択し、その
内線番号の内線端末3a,3b,3cと外線端末4a,
4b,4c,4dとを接続するように交換制御装置13
に指示する。これにより、着呼した発信電話番号の外線
端末4a,4b,4c,4dを内線端末3a,3b,3
cにただちに接続することができる。したがって、外線
端末4a,4b,4c,4dの発信者は、待つことなく
ただちに通話することができる。また、中央制御装置1
1は、接続した外線端末4a,4b,4c,4dの発信
電話番号と、その発信電話番号と、初回着信時刻と、最
終着信時刻とを番号テーブル121から削除する。これ
により、通話を開始した発信電話番号の初回着信時刻よ
り後の初回着信時刻を有する発信電話番号の外線端末4
a,4b,4c,4dの順位を繰り上げることができ
る。
【0031】内線インターフェース15に問い合わせた
場合において、内線インターフェース15から全ての内
線端末3a,3b,3cが応答状態である旨通知された
ときには、いずれかの内線端末3a,3b,3cが応答
状態から通話可能状態になったときに、優先的に接続す
るため、その発信電話番号と、初回着信時刻と、最終着
信時刻とを番号テーブル121から削除せずに保持して
おく。したがって、外線端末4a,4b,4c,4dの
発信者は、少し待てば、通話することができる。
【0032】内線インターフェース15からの通知を待
った場合において、内線インターフェース15から応答
状態から通話可能状態になった内線端末3a,3b,3
cの内線番号が通知されたときには、中央制御装置11
は、番号テーブル121から待ち呼状態にある外線端末
4a,4b,4c,4dのうち最先の初回着信時刻に対
応する発信電話番号(図2の「990006」)を検出
し、この発信電話番号「990006」の外線端末4
a,4b,4c,4dを接続するよう交換制御装置13
に指示する。これにより、最先の初回着信時刻を有する
発信電話番号の外線端末4a,4b,4c,4dを内線
端末3a,3b,3cに優先的に接続することができ
る。また、中央制御装置11は、接続した外線端末4
a,4b,4c,4dの発信電話番号と、初回着信時刻
と、最終着信時刻とを番号テーブル121から削除す
る。これにより、後の初回着信時刻を有する発信電話番
号の外線端末4a,4b,4c,4dの順位が順次繰り
上げることができる。
【0033】従来の第1および第2の交換機において
は、発信者が応答を待ちきれずに呼を切断し、再度着呼
した場合には、再度着呼した外線端末を後回しにしてし
まうという事態が生じていた。しかしながら、図1の交
換機では、発信者が一旦切断した場合でも、番号テーブ
ル121に初回着信時刻を記憶し、最着信すると待ち呼
状態にし、内線端末3a,3b,3cが応答状態から通
話可能状態になった場合、番号テーブル121の中から
最先の初回着信時刻に対応する発信電話番号を検出し、
その発信番号の外線端末4a,4b,4c,4dを通話
可能状態になった内線端末3a,3b,3cに接続する
ようにしている。したがって、再度着呼した場合であっ
ても、再度着呼した外線端末4a,4b,4c,4dを
後回しにすることがなく、優先的に取り扱うことができ
る。
【0034】また、従来の第1および第2の交換機にお
いては、外線端末の発信者は、待ち呼状態で待っていれ
ばよいのか、一旦切断して再度着信させるべきか否か判
断することができなかった。しかしながら、交換機1で
は、着呼した外線端末に対して、応答待ち時間Tpを予
測し、応答待ち時間Tpに関するメッセージを発生し、
着呼した外線端末に当該メッセージを通知するようにし
ている。したがって、外線端末4a,4b,4c,4d
の発信者は、待ち呼状態で待っていればよいのか、一旦
切断して再度着信させるべきか否か容易に判断すること
ができる。また、発信者の無駄な応答待ちをなくすこと
ができるとともに、外線端末4a,4b,4c,4dの
回線の有効利用を図ることができる。
【0035】次いで、本発明の第2の実施例を説明す
る。なお、第2の実施例の交換機101の構成は、図1
〜図3に示した交換機1とほぼ同一構成であるので、図
1〜図3を用いて説明する。この交換機101において
は、着信応答に関して受付処理が発生するような受付業
務(例えば、チケットの予約)において、特に有効であ
る。交換機101においては、主記憶装置12は、予測
される受付終了時間Tr、受付処理可能な最大数Nma
xおよび受付処理可能な残数Nrも記憶するように構成
されている。また、メッセージ発生装置16は、例え
ば、“しばらくお待ち下さい”と、“ただ今電話が大変
混雑しております。○○分ほどの待ち時間が予想されま
すので、その時分にもう一度お電話下さい。なお、お電
話頂いた時点でチケットが売り切れとなっている可能性
が大きいのでその際には御容赦下さい。”と、“ただ今
電話が大変混雑しています。○○分ほどしてもう一度お
電話頂きますようお願いします。ただし今から□□分程
度でチケットは売り切れとなる恐れがありますので御注
意下さい。”という3種類の音声メッセージの生成を実
行するよう構成されている。
【0036】なお、交換機101の動作は、交換機1と
ほぼ同様であるので、交換機1と異なる動作を説明す
る。まず、受付可能な処理の残数Nrの算出動作につい
て説明する。中央制御装置11は、各内線端末3a,3
b,3cの受付処理の開始前に、予め各内線端末3a,
3b,3cにおいて受付処理可能な最大数Nmax(例
えば、チケット100枚)を主記憶装置12に格納して
いる。各内線端末3a,3b,3cにおいて、1枚のチ
ケット販売の受付処理が実行されるごとに、内線インタ
ーフェース15は、中央制御装置11に対して受付処理
が実行された旨通知する。受付処理が実行された旨の通
知があると、中央制御装置11は、通知があるごとに受
付処理可能な最大数Nmaxから「1」ずつデクリメン
トにより、受付処理可能な残数Nrを算出する。なお、
デクリメントした総数が、受付処理完了数である。
【0037】次いで、着信処理動作についてを説明す
る。外線端末4a,4b,4c,4dが着呼した場合に
おいて、各内線端末3a,3b,3cにただちに接続で
きない場合、中央制御装置11は、まず予測した応答待
ち時間Tpがしきい値Tpsより小さいか大きいかを判
断する。応答待ち時間Tpがしきい値Tpsより小さい
場合には、中央制御装置11は、待ち呼状態を促すた
め、メッセージ発生装置16に対して、“しばらくお待
ち下さい”という音声メッセージを生成するよう指示す
る。応答待ち時間Tpがしきい値Tpsより大きい場合
には、中央制御装置11は、受付可能な処理の残数Nr
と平均通話時間Tmとに基づいて、受付終了時間Tr
(Tr=Nr×Tm)を予測する。次いで、中央制御装
置11は、切断呼を促すためのメッセージの種別を判別
するため、応答待ち時間Tpと受付終了時間Trとを比
較する。
【0038】応答待ち時間Tp(例えば、30分)が受
付終了時間Tr(例えば、40分)以下の場合(Tp≦
Tr)には、中央制御装置11は、メッセージ発生装置
16に対して、応答待ち時間Tpと受付終了時間Trと
を通知するとともに、“ただ今電話が大変混雑していま
す。30分ほどしてもう一度お電話頂きますようお願い
します。ただし今から40分程度でチケットは売り切れ
となる恐れがありますので御注意下さい。”という音声
メッセージを生成するよう指示する。この結果、着呼し
た外線端末4a,4b,4c,4dの発信者は、30分
後に再度電話をかければチケットを買えることがわか
る。応答待ち時間Tp(例えば、30分)が受付終了時
間Tr(例えば、20分)を超えている場合(Tp>T
r)には、中央制御装置11は、メッセージ発生装置1
6に対して、応答待ち時間Tpだけを通知するととも
に、“ただ今電話が大変混雑しております。30分ほど
の待ち時間が予想されますので、その時分にもう一度お
電話下さい。なお、お電話頂いた時点でチケットが売り
切れとなっている可能性が大きいのでその際には御容赦
下さい。”という音声メッセージを生成するよう指示す
る。この結果、着呼した外線端末4a,4b,4c,4
dの発信者は、30分後に再度電話しても、チケットを
買えないことがわかる。
【0039】この交換機101では、受付業務に伴う受
付処理に制限がある場合に、着呼した外線端末に対し
て、応答待ち時間Tpおよび受付終了時間Trを予測
し、応答待ち時間Tpおよび受付終了時間Trに関する
メッセージを発生し、着呼した外線端末に当該メッセー
ジを通知するようにしている。したがって、外線端末4
a,4b,4c,4dの発信者は、待ち呼状態で待って
いればよいのか、一旦切断して受付終了前に再度着信さ
せるべきか否か容易に判断することができ、発信者に注
意を促すことができる。
【0040】なお、上述の実施例では、メッセージ発生
装置16において音声メッセージを生成するようにした
が、文字メッセージを生成するようにしてもよい。な
お、この文字メッセージを、例えばISDN2のDチャ
ネルを用い、通話路形成時の発信者の呼設定信号に対す
る応答信号に付加して通知し、発信者の外線端末4a,
4b,4c,4dに設けられたディスプレイに文字メッ
セージを表示するようにしてもよい。ところで、音声メ
ッセージの場合には、通話料が発生する。しかし、文字
メッセージでこのようにして通知すれば、通話料金が不
要となり、わずかな料金で発信者にメッセージを通知す
ることができる。また、第2の実施例において、応答待
ち時間Tpと受付終了時間Trとの両方を用いるように
したが、受付終了時間Trだけを用いて、受付終了時間
Trに関するメッセージを通知するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、外線端末
から着信があった場合、当該外線端末の発信電話番号と
着信時刻とを検出し、検出された発信電話番号と着信時
刻とを着呼した外線端末のそれぞれについて記憶手段に
記憶し、内線端末が応答状態から通話可能状態になった
場合、記憶手段の中から最先の着信時刻に対応する発信
電話番号を検出し、待ち呼状態にある外線端末のうち当
該検出された発信電話番号の外線端末を優先的に通話可
能状態の内線端末に接続し、優先的に接続された外線端
末の発信電話番号と着信時刻とを記憶手段から削除する
ようにしているので、再度着呼した外線端末を後回しに
することがなく、優先的に取り扱うことができる。
【0042】請求項2に係る発明によれば、初回着信時
刻と最終着信時刻とを記憶し、初回着信時刻または最終
着信時刻から所定の時間経過しても該当する外線端末か
ら着信がない場合、記憶された発信電話番号と初回およ
び最終着信時刻とを削除するようにいているので、所定
の時間内に再度着信しない発信電話番号の外線端末を通
話をあきらめたものとみなして削除することにより、後
の初回着信時刻を有する発信電話番号の外線端末の待ち
順位を繰り上げることができる。また、記憶装置の有効
利用が図れる。
【0043】請求項3に係る発明によれば、外線端末か
ら着信があった場合、応答待ち時間予測手段によって予
測される応答待ち時間に基づいて、応答待ち時間に関す
るメッセージを発生し、応答待ち時間に関するメッセメ
ッセージを着呼した外線端末に通知するようにしている
ので、当該外線端末の発信者は、待ち呼状態で待ってい
ればよいのか、一旦切断して再度着信させるべきか否か
容易に判断することができる。
【0044】請求項4に係る発明によれば、内線端末に
おいて受付処理可能な最大数と受付処理完了数とに基づ
いて受付処理可能な残数を管理し、受付処理可能な残数
に基づいて受付終了時間を予測し、予測された受付終了
時間に基づいて受付終了時間に関するメッセージを発生
し、当該メッセージを着呼した外線端末に通知するよう
にしているので、当該外線端末の発信者は、待ち呼状態
で待っていればよいのか、一旦切断して受付終了前に再
度着信させるべきか否か容易に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の番号テーブル121の構成を示す図であ
る。
【図3】図1の内線テーブル122の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,101…交換機 2…ISDN 3a,3b,3c…内線端末 4a,4b,4c,4d…外線端末 11…中央制御装置 12…主記憶装置 13…交換制御装置 14…局線インターフェース 15…内線インターフェース 16…メッセージ発生装置 17…時計装置 121…番号テーブル 122…内線テーブル Tm…平均通話時間 Td…通話時間 Ts…総通話時間 Tp…応答待ち時間 Tps…しきい値 Tq…削除時間 Tr…受付終了時間 Ns…総通話件数 Nc…初回着信時間が先の発信電話番号の数 Nmax…受付処理可能な最大数 Nr…受付処理可能な残数

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継網と、単一または複数の内線端末と
    の間に接続され、中継網を介する複数の外線端末からの
    着信が当該内線端末に集中した場合、当該内線端末が応
    答状態から通話可能状態になってから、待ち呼状態にあ
    る外線端末と、通話可能状態になった内線端末とを相互
    に通話可能に接続する交換機であって、 前記外線端末から着信があった場合、当該外線端末の発
    信電話番号と着信時刻とを検出する検出手段、 前記検出手段により検出された発信電話番号と着信時刻
    とを着呼した外線端末のそれぞれについて記憶する記憶
    手段、 前記内線端末が応答状態から通話可能状態になった場
    合、前記記憶手段の中から最先の着信時刻に対応する発
    信電話番号を検出し、待ち呼状態にある外線端末のうち
    当該検出された発信電話番号の外線端末を優先的に通話
    可能状態の内線端末に接続する接続手段、および前記接
    続手段により優先的に接続された外線端末の発信電話番
    号と着信時刻とを前記記憶手段から削除する削除手段を
    備える交換機。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、 前記外線端末から初回の着信があった場合、当該外線端
    末の発信電話番号と初回着信時刻とを記憶する第1の記
    憶手段、およびすでに前記第1の記憶手段に記憶された
    発信電話番号の外線端末から再度着信があった場合、当
    該外線端末の最終着信時刻を記憶する第2の記憶手段を
    含み、 前記削除手段は、 前記接続手段により優先的に接続された外線端末の発信
    電話番号と初回および最終着信時刻とを前記第1および
    第2記憶手段から削除する第1の削除手段、 前記第1の記憶手段に記憶されている初回着信時刻から
    所定の時間経過しても該当する外線端末から着信がない
    場合、当該外線端末の発信電話番号と初回着信時刻とを
    前記第1記憶手段から削除する第2の削除手段、および
    前記第2の記憶手段に記憶されている最終着信時刻から
    所定の時間経過しても該当する外線端末から着信がない
    場合、当該外線端末の発信電話番号と初回および最終着
    信時刻とを前記第1および第2の記憶手段から削除する
    第3の削除手段を含む請求項1に記載の交換機。
  3. 【請求項3】 前記外線端末から着信があった場合、応
    答待ち時間を予測する応答待ち時間予測手段、 前記応答待ち時間予測手段によって予測される応答待ち
    時間に基づいて、応答待ち時間に関するメッセージを発
    生する第1のメッセージ発生手段、および前記第1のメ
    ッセージ発生手段により発生されたメッセージを着呼し
    た外線端末に通知する第1のメッセージ通知手段をさら
    に備える請求項1または2に記載の交換機。
  4. 【請求項4】 前記内線端末において受付処理可能な最
    大数と受付処理完了数とに基づいて、受付処理可能な残
    数を管理する受付処理管理手段、 前記受付処理管理手段により管理される受付処理可能な
    残数に基づいて、受付終了時間を予測する受付終了時間
    予測手段、 前記受付終了時間予測手段により予測された受付終了時
    間に基づいて、受付終了時間に関するメッセージを発生
    する第2のメッセージ発生手段、および前記第2のメッ
    セージ発生手段により発生されたメッセージを着呼した
    外線端末に通知する第2のメッセージ通知手段をさらに
    備える請求項1ないし3のいずれかに記載の交換機。
JP1364994A 1994-02-07 1994-02-07 交換機 Pending JPH07221845A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006148616A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Nec Corp 情報提供システム
JP2009218815A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Fujitsu Ltd 接続制御装置及びコンピュータプログラム
JP2010056640A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Nec Infrontia Corp 電話受付け方法およびその方法を用いた装置

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JP2006148616A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Nec Corp 情報提供システム
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