JPH0722024Y2 - スイッチ - Google Patents

スイッチ

Info

Publication number
JPH0722024Y2
JPH0722024Y2 JP6701189U JP6701189U JPH0722024Y2 JP H0722024 Y2 JPH0722024 Y2 JP H0722024Y2 JP 6701189 U JP6701189 U JP 6701189U JP 6701189 U JP6701189 U JP 6701189U JP H0722024 Y2 JPH0722024 Y2 JP H0722024Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact piece
drive lever
switch body
movable contact
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6701189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02128U (ja
Inventor
義久 三又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hosiden Corp filed Critical Hosiden Corp
Priority to JP6701189U priority Critical patent/JPH0722024Y2/ja
Publication of JPH02128U publication Critical patent/JPH02128U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0722024Y2 publication Critical patent/JPH0722024Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えばオーディオ用カセット或はVTR用のカ
セットの誤消去防止爪の有無を検出することに用いるこ
とができるスイッチに関する。
「先行技術」 オーディオ用カセット或はVTR用のカセットには誤消去
防止用爪が設けられている。この誤消去防止用爪を折っ
て取り除くことにより爾後そのカセットに対して記録が
できないように記録再生装置が動作する。
爪の有無を検出するためのスイッチを本出願人は実願昭
61−134136号において提案した。この考案は先に提案し
たスイッチの改良に関するものである。
第3図に先に提案したスイッチの構造を示す。第3図に
おいて1は合成樹脂材の成形品よりなる取付部を示す。
この取付部1は孔1Aを有し、この孔1Aを使ってシャーシ
等に取付けられる。
先に提案したスイッチの特徴とする構造は取付部1と一
体に接片支持部2と、スイッチ本体6、駆動レバー5、
カム5Aの全てを樹脂材によって一体成形した点である。
つまり接片支持部2は肉薄に形成して可撓部2Aを構成
し、この可撓部2Aを介して取付部1から一体に延長形成
する。接片支持部2には固定接片3と可動接片4とから
成る一対の接片を圧入、又はインサート等によって支持
させる。図示の例では固定接点3Aと可動接点4Aが常時開
極状態にある常開スイッチの場合を示す。
接片支持部2の両側の辺からスイッチ本体6を突出形成
する。つまりスイッチ本体6は接片支持部2を底面とす
る枠状とされ、枠によって接片3と4を取り囲み保護す
る。
枠状の一方の開放口に駆動レバー5を突設する。駆動レ
バー5は肉薄部から成る可撓部5Bを介して接片支持部2
から突出形成し、可撓部5Bによって駆動レバー5を接片
支持部2に対して回動自在に支持する。これと共に駆動
レバー5の遊端側にカム5Aを一体に形成する。カム5Aは
上向と下向の傾斜面AとBを有し、カセット11を挿入、
するときと取り出すときの何れの方向でも引掛らないよ
うにしている。
この先願の構造によれば接片支持部2は可撓部2Aに与え
られた可撓性によって取付部1に対して回動自在に支持
される。また接片支持部2が可撓部2Aによって取付部1
に対して回動自在であるため、スイッチ本体6も取付部
1に対し回動自在に支持される。
駆動レバー5は可撓部5Bによって接片支持部2に対し回
動自在に支持され、更に駆動レバー5の遊端にカム5Aを
有し、このカム5Aがスイッチ本体6の枠から前方に傾斜
面AとBを具備して突出しカセット11の前面11Aと係合
する。
駆動レバー5の背面側には突起5Cを有し、この突起5Cに
よって可動接片4を押圧操作する。
スイッチ本体6の上端の前端側に傾斜面6Aを設け、この
傾斜面6Aでカセット11の角を受けカセット11が下方向に
向う力でスイッチ本体6を後方に回動させる。カセット
11は前面側に凹部12を有し、この凹部12の開口部を爪13
が塞いでいる。よって爪13が有りの場合はカム5Aが爪13
によって押圧されて可動接片4と固定接片3をオンにさ
せ、爪有りの信号を発生させる。また爪が無い場合は接
片3と4をオフの状態に保ち爪無の信号を発生する。
この検出動作を確実に行なわせるためにカセット11とス
イッチ本体6の位置関係は図示するように予めGLだけ重
ね合せてある。このようにしておくことによりカセット
11の位置が多少変動してもスイッチ本体6の前面6Bとカ
セット11の前面11Aの間に遊間が生じるようなことはな
い。よってカセット11の位置の変動によってカム5Aに対
する操作量が不足して誤検出が発生するような事故が起
きることを防止し、検出の信頼性を向上するようにして
いる。
「考案が解決しようとする課題」 上述したように先に提案したスイッチは駆動レバー5は
可撓部5Bを介して接片支持部2に支持されているため温
度変化,経時変化等によって可撓部5Bが変形し、駆動レ
バー5が第4図に点線で示すように前傾姿勢に変位して
しまうことがある。また可動接片4の加工上の精度によ
って可動接片4が前傾姿勢になり、可動接片4に押され
て駆動レバー5が前傾姿勢に変位されてしまうこともあ
る。
駆動レバー5が前傾姿勢に変形したとき、その変形量が
大きいと元々寸法GLだけ重なる関係の配置を採っている
ことから、カセット11の挿入支障を来すおそれがある。
また樹脂成形時の条件によって駆動レバー5の姿勢にわ
ずかずつでも前傾姿勢が生じると、駆動レバー5の上端
位置が製品毎にバラツクため、このスイッチの取付に際
し、駆動レバー5の上端位置に応じて取付位置を調整し
なくてはならない不都合も生じる。
「課題を解決するための手段」 この考案においては駆動レバーの上端側にスリットを設
け、このスリットに可動接片を貫通させて駆動レバーと
可動接片とを摩擦係合させると共に可動接片の上端をス
イッチ本体に対してカセットの装着位置に向って弾性的
に圧接係合させるように構成する。
この考案の構成によれば駆動レバーの上端側において駆
動レバーと可動接片とを摩擦係合させたことによって駆
動レバーと可動接片の双方の先端部は回動方向に対し回
動変位に支障を来すことなく一体化される。然も可動接
片はスイッチ本体に対しカセット装着位置に向って圧接
係合するから可動接片と駆動レバーの位置はスイッチ本
体に対して一義的に決定され、スイッチ本体の位置が変
位すると駆動レバーと可動接片の位置もこれに追従して
変位する。
従ってこの考案の構成によれば、駆動レバー5を支持す
る可撓部が変形し、駆動レバーが前傾姿勢に変位しよう
としても、可動接片の先端がスイッチ本体に係合してい
るため、駆動レバーだけが単独で変位することはない。
つまり駆動レバーとスイッチ本体とはカセットの装着時
を除いて常に一定の関係を保ち、駆動レバーが単独で前
傾姿勢に変位することはない。
よってこの考案によれば、駆動レバーが単独で前傾姿勢
に変位することはなく、従ってカセットの挿入が駆動レ
バーの前傾によって不能におちいるような事故に合うこ
とはなく、信頼性の高いスイッチを提供することができ
る。
「実施例」 第1図及び第2図にこの考案の一実施例を示す。第1図
及び第2図において第3図と対応する部分には同一符号
を付して示す。
この考案においては可動接片4を駆動レバー5の裏面に
沿って駆動レバー5の先端側に延長し、駆動レバー5の
遊端に形成したスリット5Dを貫通して駆動レバー5の先
端から可動接片4の遊端部を突出させ、可動接片4の先
端をスイッチ本体6の裏側に係合させる。可動接片4は
スイッチ本体6に対して予め図示の例では反時計廻り方
向に、つまりカセット11の装着位置方向に回動偏倚力を
与え、スイッチ本体6に対して圧接係合させる。
尚この実施例ではカム5Aによって可動される可動接片4
の下端に取付部1の下面に向って折曲た折曲部7を設
け、この折曲部7に舌片8を設けた場合を示す。舌片8
はこの例では二枚形成し、この二枚の舌片8を接片支持
部2から延長して形成した突起2Bに圧接係合させる。
つまり舌片8は取付部1側に基部を有し、その延長端を
接片支持部2の下部に延長させ、接片支持部2の下部に
形成した突起2Bに圧接させる。
固定接片3は接片支持部2に形成したスリット突片3B
(第2図)を差込むと共に固定接片3の基部に形成した
舌片3Cが接片支持部2に形成した凹部に係合し抜け止め
されて支持される。
固定接片3の遊端に接点3Aが形成されるのと同時に両側
に突出した突片3Dを設け、この突片3Dをスイッチ本体6
の裏面に圧接係合させている。この圧接係合によってス
イッチ本体6がカセット11の装着時に時計廻り方向に回
動されるとき、固定接片3と可動接片4をオフの状態を
保ったまま回動操作し、カム5Aに圧接力が与えられたと
きだけ可動接片4が固定接片3に接触する構造としてい
る。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によれば、駆動レバー5の
遊端に形成したスリット5Dに可動接片4を貫通させたか
ら可動接片4は駆動レバー5に対して摩擦係合し、駆動
レバー5と可動接片4は相互に回動変位に支障を来すこ
となく係合し動きを一体化することができる。
然も可動接片4の先端部をスイッチ本体6に対して圧接
係合させたから、駆動レバー5と可動接片4の位置はス
イッチ本体6の位置に対して一義的に決定される。
つまり駆動レバー5の肉薄部5Bが温度変化或は経時変
化、更には製造時の条件等によって駆動レバー5を前傾
姿勢に変位させようとする向に変形しようとしても、そ
の変形力は可動接片の剛性と比較して弱い。
この結果、駆動レバー5が単独で前傾姿勢に変位するこ
とはなく、駆動レバー5と駆動接片4はカム5Aに力が与
えられる場合を除けばスイッチ本体6に対して常に一定
の位置に維持される。
よって実用中に駆動レバー5の姿勢が単独で前傾姿勢に
変形し、カセットの装着に支障を来すような事故が起き
ることはなく、信頼性の高いスイッチを提供することが
できる。更にこのスイッチを取付ける際にも、カセット
11の装着位置に対してスイッチ本体6の位置を決めるだ
けで、駆動レバー5の時にカム5Aの位置も正規な位置に
決まり、取付時に取付位置の調整を行なう必要がない、
等の優れた利点が得られる。
またこの実施例のように可動接片4の一部を利用して舌
片8を形成し、この舌片8を接片支持部2に圧接係合さ
せ肉薄部2Aを補強したから爪13を具備したカセット11が
装着された状態が長期にわたって続き、スイッチ本体6
が時計廻り方向に回動偏倚された状態に長期間放置され
たとしても、金属バネ材によって形成した舌片8の弾性
は弾性限界範囲内であれば劣化することがない。よって
カセット11が取除かれればスイッチ本体1は必ず元の位
置に戻され、初期の性能を維持する。
よって簡単な構造を付加するだけでこの種スイッチの信
頼性は飛躍的に向上し、安価で性能のよい検出用スイッ
チを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図はこ
の考案によるスイッチの背面図、第3図及び第4図は先
行技術を説明するための断面図である。 1…取付部、2…接片支持部、3…固定接片、4…可動
接片、5…駆動レバー、5A…カム、5D…スリット、6…
スイッチ本体、7…折曲部、8…舌片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.合成樹脂材の成形品よりなる取付部と、 B.この取付部と一体に成形された接片支持部と、 C.この接片支持部と一体に成形され、上記接片支持部に
    対して上記合成樹脂材の弾性変形によって回動自在に取
    付けられた枠状スイッチ本体と、 D.この枠状スイッチ本体の枠内に配置され、一端が上記
    接片支持部に連結されて接片支持部と一体に形成され、
    上記合成樹脂材の弾性変形によって回動自在に取付けら
    れ、遊端部にカムが一体成形され、このカムが上記スイ
    ッチ本体の枠面より一方側に突出している駆動レバー
    と、 E.上記接片支持部に一端が取付けられ、上記駆動レバー
    の上記カムが形成されざる側の面に沿って配置されて上
    記駆動レバーの先端部に形成されたスリットに挿通さ
    れ、上記駆動レバーの先端部から突出して上記スイッチ
    本体の裏面に圧接係合した可動接片と、 F.一端が上記接片支持部に支持され、上記可動接片と対
    向して配置され、遊端に上記可動接片と接触する接点が
    設けられた固定接片と、 によって構成したスイッチ。
  2. 【請求項2】上記固定接片には両側に突片が設けられ、
    この突片を上記スイッチ本体の裏面に圧接係合させて構
    成した請求項1記載のスイッチ。
JP6701189U 1989-06-07 1989-06-07 スイッチ Expired - Lifetime JPH0722024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6701189U JPH0722024Y2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6701189U JPH0722024Y2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02128U JPH02128U (ja) 1990-01-05
JPH0722024Y2 true JPH0722024Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31292402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6701189U Expired - Lifetime JPH0722024Y2 (ja) 1989-06-07 1989-06-07 スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0722024Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02128U (ja) 1990-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10270131A (ja) シート状導電路用コネクタ
US5027238A (en) Floating type magnetic head with flexure cutout
JPS6010034Y2 (ja) スイツチ
JPH0722024Y2 (ja) スイッチ
JPH048593Y2 (ja)
JPH0326589Y2 (ja)
JPS6338507Y2 (ja)
JP2572255Y2 (ja) 物体検知スイッチ
JP2563346Y2 (ja) スイッチ
JP2519972Y2 (ja) テープレコーダの再生操作機構
JP2601209Y2 (ja) テープレコーダ等の可動シャーシの浮き防止機構
JP2520360Y2 (ja) 回転式電子部品
JP2505840Y2 (ja) スイッチ取付装置
JP2566771Y2 (ja) 電子部品用スライダ
JP2570003Y2 (ja) カセットダウン検知機能付き誤消去防止スイッチ
JPH0129604Y2 (ja)
JPH0416262Y2 (ja)
JPH0441485Y2 (ja)
JP2862093B2 (ja) センサーリーフスイッチ
JPH0723859Y2 (ja) 時計用スイッチの操作子取付け構造
JPH0514413Y2 (ja)
JPH0627027Y2 (ja) ヘッドキャリッジ駆動装置
JP2526096Y2 (ja) スライド操作スイッチ
JP2505465Y2 (ja) 回動部材取付機構
JPS6220939Y2 (ja)