JPH0721981Y2 - 自動水栓における駆動部ユニット構造 - Google Patents

自動水栓における駆動部ユニット構造

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JPH0721981Y2
JPH0721981Y2 JP1989003181U JP318189U JPH0721981Y2 JP H0721981 Y2 JPH0721981 Y2 JP H0721981Y2 JP 1989003181 U JP1989003181 U JP 1989003181U JP 318189 U JP318189 U JP 318189U JP H0721981 Y2 JPH0721981 Y2 JP H0721981Y2
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耕二 森田
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東陶機器株式会社
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    • E03C1/05Arrangements of devices on wash-basins, baths, sinks, or the like for remote control of taps
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、手感知センサ等からのセンサ出力に基づいて
吐水・止水可能な自動水栓における駆動部ユニット構造
に関する。
(ロ)従来の技術 従来、自動水栓の一形態として、吐水金具の内部に手感
知センサを取付け、手感知センサからの検出出力に基づ
いて、制御装置に電磁開閉弁を駆動させ、吐水金具から
湯水を自動的に吐水可能としたものがある。
また、かかる自動水栓において、電磁開閉弁や制御装置
は、飛散水や結露水による故障を未然に防止するため
に、完全防水機能を有する駆動部ユニットと、同様に完
全防水機能を有する制御装置カバーによって囲繞されて
いる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 このように、従来の自動水栓においては、駆動部ユニッ
トのみならず、制御装置カバーも別途完全防水しなくて
はならず、そのため、構造が複雑となり、部品点数が増
加して、製作費が高くなり、また、電磁開閉弁や制御装
置が故障した場合のメンテナンスも煩雑なものとなって
いた。
本考案は、上記課題を解決することができる自動水栓に
おける駆動部ユニット構造を提供することを目的とす
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、手感知センサを具備するとともに、内部に吐
水流路を形成した吐水金具の基端を電磁開閉弁の下流側
に接続し、かつ、手感知センサの検出出力に基づいて電
磁開閉弁の開閉動作を制御する制御部を具備する自動水
栓において、電磁開閉弁を囲繞する駆動部ユニットに、
水密状態に、制御部を囲繞する制御装置保護カバーを連
設し、かつ、電磁開閉弁と制御部を電気的に接続したこ
とを特徴とする自動水栓における駆動部ユニット構造に
係るものである。
また、本考案は、箱体形状を有する駆動部ユニットの開
口部に、箱体形状を有する制御装置保護カバーの開口部
を、着脱自在に嵌合し、同嵌合部にOリング等からなる
パッキンを介設した構成にも特徴を有する。
また、本考案は、駆動部ユニットを、基端を壁体等に固
定した脚部に分離可能に接続したことにも特徴とする。
また、本考案は、脚部を、壁体に固定した給湯側配管及
び給水側配管によって形成したことにも特徴を有する。
また、本考案は、制御部内に乾電池を設け、同乾電池よ
り電磁開閉弁、制御部及び手感知センサに給電可能とな
し、さらに、乾電池の給電電圧が、設定電圧以下に降下
すると作動する電源切れ表示ランプを設けるとともに、
駆動部ユニットの周壁の一部で、電源切れ表示ランプと
対峙する個所に、透明窓を設けたことにも特徴を有す
る。
また、本考案は、電磁開閉弁から吐水金具へ湯水を供給
する配管を導出するため配管導出用開口を設け、同配管
導出用開口の周縁に、制御部への結露水の流出を防止す
る結露水垂れ防止用堰板を設けたことにも特徴を有す
る。
また、本考案は、駆動部ユニット内に、電磁開閉弁の上
流側に接続するサーモスタット式ミキシングバルブを設
け、同ミキシングバルブの温度設定ネジを、同ミキシン
グバルブを収納したケーシングの前部パネルの前面に露
出させ、同温度設定ネジに外側からカラーリングを嵌装
し、更に、カラーリングの外側に、内周面に突条と表面
から裏面に達する切欠部を形成したカバーリングを嵌装
して、温度設定ネジと突条との締代にて温度設定ネジに
カバーリングを固定すると共に、上記切欠部を通してカ
ラーリングの一部を外部から視認可能に構成したことに
も特徴を有する。
(ホ)実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案を具体的
に説明する。
第1図はキャビネットC上に多数の洗面器Bを取付けた
トイレ内部を示しており、図示するように、各洗面器B
は、本考案に係る自動水栓Aを具備している。
また、第2図及び第3図には、洗面器B及び自動水栓A
の全体構成が示されており、図示する如く、洗面器B
は、キャビネットCの上部をなすカウンターに切欠した
取付溝内に嵌入固定されている。
次に、自動水栓Aの全体構成を、第3図を参照して説明
すると、洗面器Bの洗面ボウル10の奥部載置面10a上に
は、固定状態に吐水金具11が載置されており、また、同
洗面ボウル10の下方には、吐水金具11と湯水供給配管12
を介して連通連結される駆動部ユニット13が配設されて
いる。
また、上記構成において、第3図に示すように、駆動部
ユニット13内には、湯水供給配管12の上流側と連通連結
する電磁開閉弁14と、同電磁開閉弁14と連通連結するサ
ーモスタット式ミキシングバルブ15と、電磁開閉弁14や
後述する各種センサの作動を制御する制御装置16と、電
源装置17とが一体的に収納されている。
また、第4図及び第5図に示すように、サーモスタット
式ミキシングバルブ15には、一端側をそれぞれ壁体Dに
埋設支持させるとともに基部に止水栓を内蔵する給湯側
配管18と給水側配管19の他端側開口部が連通連結されて
いる。
かかる構成によって、電磁開閉弁14を駆動して開弁する
と、給湯側配管18と給水側配管19→サーモスタット式ミ
キシングバルブ15→電磁開閉弁14→湯水供給配管12を通
して、適温の混合湯水を吐水金具11より洗面器B内へ吐
出することができる。
以下、上記自動水栓Aの各構成部位について詳細に説明
する。
まず、本考案の要旨をなす駆動部ユニット13の構成につ
いて、第3図〜第9図を参照して具体的に説明する。
第3図〜第5図、特に第4図に示すように、駆動部ユニ
ット13は、矩形箱体形状の本体ケース13aの上部一側隅
部に形成した矩形空間70内に、同様に小形の矩形箱体形
状を有する制御装置16と、電源装置17とを着脱自在に連
結することによって構成される。
上記構成において、本体ケース13aは、第3図及び第4
図に示すように、厚肉かつ略矩形板状の壁体側基板71
と、同壁体側基板71に連結ボルト71mによって着脱自在
に連結した薄肉の箱状カバー72とからなる。
そして、箱状カバー72は、前板72aと、天板72bと、底板
72cと、左右側板72d,72eとから形成されている。
また、箱状カバー72は、第4図に示すように、右側側板
72eの上部であって制御装置16と連絡する個所に、制御
装置接続用開口72fを設けている。
次に、本体ケース13aの内部構成について説明すると、
本体ケース13a内の中央部において、湯水供給流路40
に、垂直方向に下から上に向けて順に、サーモスタット
式ミキシングバルブ15、止水栓61、電磁開閉弁14が配設
されている。
ここに、サーモスタット式ミキシングバルブ15は、筒状
本体15a内に混合湯水温度に応じて弁開度を調整する進
退弁杆15bを内蔵するものでり、自動的に混合湯水の温
度を設定温度に調節することができる。
また、かかるサーモスタット式ミキシングバルブ15の筒
状本体15aは、第4図に示すように、いったん左右方向
に伸延し、その後、第3図に示すように、本体ケース13
aの壁体側基板71を貫通して外部に突出する一対の屈曲
連絡配管73,74に接続されており、これら屈曲連絡配管7
3,74は、第3図に示すように、環状連結金具73a,74aに
よって、給湯側配管18と給水側配管19に、着脱自在に接
続されている。
また、止水栓61は、湯水供給流路40の中途に設けた開口
61aを止水する弁板61bと、同弁板61bを進退させる進退
操作螺杆61cとから構成されており、電磁開閉弁14以降
の下流側に故障が発生した際に、かかる故障を直すため
に用いるものである。
また、電磁開閉弁14は、本実施例では、ラッチングソレ
ノイドによって作動するダイヤフラム弁を用いており、
電圧の印加又は解除によって、そのプランジャ14cを進
退させ、ダイヤフラムからなる弁体14aを弁座14bに当接
させたり、離隔して、湯水供給流路40の上部に設けた開
口14dを開閉することができる。
次に、駆動部ユニット13内に設けた湯水供給流路40につ
いて説明すると、同流路40は、サーモスタット式ミキシ
ングバルブ15と止水栓61とを連通連結する第1湯水供給
内部配管75と、止水栓61と電磁開閉弁14とを連通連結す
る第2湯水供給内部配管76と、電磁開閉弁14と湯水供給
配管12とを連通連結する第3湯水供給内部配管77とから
形成されている。
また、上記湯水供給流路40の構成において、第3図に示
すように、第3湯水供給内部配管77には、締結ビス78に
よって、本体ケース13aの壁体側基板71の上部が連結固
定されており、一方、同壁体基板71の下部が屈曲連絡配
管73,74によって支持されている。
従って、本実施例においては、駆動部ユニット13は、実
質的に、本体ケース13aの壁体側基板71、湯水供給流路4
0及び屈曲連絡配管73,74を介して、壁体Dに埋設支持し
た給湯側配管18と給水側配管19によって片持梁状に支持
されることになる。
また、かかる駆動部ユニット13は、第3図に示す環状連
結金具73a,74aを弛緩したり、緊締することによって、
容易に給湯側配管18と給水側配管19から取り外し、或い
は連結することができる。
さらに、必要に応じて、本体ケース13aは、壁体側基板7
1と箱状カバー72をそれぞれ別個に分離することができ
る。
従って、駆動部ユニット13の設置作業を容易に行うこと
ができ、また、駆動部ユニット13内の電磁開閉弁14、止
水栓61、サーモスタット式ミキシングバルブ15、或いは
制御装置16や電源装置17に不良が生じた場合であって
も、迅速かつ容易に駆動部ユニット13の全体又はその一
部を給湯側配管18と給水側配管19とから取り外して補修
等の適切な処置を速やかに採ることができ、補修等の終
了後は、速やかに給湯側配管18と給水側配管19に連結す
ることができる。
このように、本実施例では、駆動部ユニット13の施工性
やメンテナンス性を著しく向上することができる。
さらに、上記したように、駆動部ユニット13は、電磁開
閉弁14のみならず、サーモスタット式ミキシングバルブ
15や止水栓61も一体的に内蔵しているので、いわゆる自
動水栓Aの駆動部をコンパクトな形状にすることがで
き、外観も向上することができる。
また、第3図及び第4図に示すように、本実施例におい
て、箱状カバー72の天板72bに設けた配管導出用開口72g
の周縁には、結露水垂れ防止用堰板72hが突設されてお
り、同堰板72hの壁体側基板71に通じる部分のみが切欠
されて流出開口72iを形成している。
かかる構成によって、第3湯水供給内部配管77に接続し
た湯水供給配管12の外周面上に結露水が生じた場合であ
っても、同結露水が箱状カバー72の天板72b上を伝わっ
て制御装置16や電源装置17内に侵入し、故障を生じるの
を確実に防止することができる。
次に、第4図〜第9図を参照して、制御装置16の構成に
ついて説明する。
第5図から明らかなように、駆動部ユニット13の壁体側
基板71は、平面視において、L字形状をなしており、そ
の一部を箱状カバー72の制御装置接続用開口72f内に伸
延して厚肉の仕切壁71aを形成している。
そして、同仕切壁71aは、その制御装置取付側面の全周
縁に渡って矩形環状突条71bを一体的に形成している。
さらに、仕切壁71aは、第5図,第6図及び第7図に示
すように、制御装置側側面に、連結ビス71cによって薄
肉かつ弾性を有する導電板からなる電磁開閉弁用接点71
dを固定している。
そして、この電磁開閉弁用接点71dには、電磁開閉弁用
リード線71fの一端が接続されており、同リード線71fの
他端は、仕切壁71aに開口した連絡開口71eを通して、電
磁開閉弁14に接続されている。
なお、71gは連絡開口71e内に設けたシールキャップであ
る。
一方、制御装置16の外隔を形成する制御装置保護カバー
16aは、仕切壁71a側を開口した矩形箱形形状を有してお
り、第5図、第6図及び第7図に示すように、その環状
の仕切壁側開口部16bを、着脱自在に仕切壁71aの矩形環
状突条71bに着脱自在に嵌入・係合している。
また、上記嵌入・係合面には、Oリング等のパッキン80
が嵌装されており、水密性を確保して、外部から水等が
駆動部ユニット13内に侵入しないようにしている。
なお、第5図において、80a,80bは上記嵌入・係合を確
実に保持するため設けた固定ビス及び固定ボルトであ
る。
かかる構成によって、制御装置16やそれと一体をなす電
源装置17を、容易かつ迅速に駆動部ユニット13に装着或
いは離脱することができ、施工性及びメンテナンス性を
著しく向上することができる。
また、パッキン80によって、制御装置16と駆動部ユニッ
ト13との接続部における水密性を十分に確保できるの
で、制御装置16や電源装置17への水の侵入を確実に防止
することができ、故障を防止することができる。
次に制御装置保護カバー16a内の構成について説明する
と、仕切壁71aに近接した位置に、制御基板取付用ブラ
ケット16cを配設しており、同ブラケット16cには、上面
に制御部81を装着した制御基板16dが取付けられてい
る。
そして、同制御基板16dは、その一側端に、L字形状の
制御装置側の電磁開閉弁用接点16eを取付けており、同
接点16eは、第5図に示すように、制御装置保護カバー1
6aを仕切壁71aの矩形環状突条71bに着脱自在に嵌入・係
合した際に、電磁開閉弁用設定71dと接触して、制御部8
1を電磁開閉弁14に電気的に接続することができる。
このように、何ら別途接続作業を必要とすることなく、
単に制御装置16を駆動部ユニット13に取り付けるのみ
で、制御部81を電磁開閉弁14に接続することができるの
で、駆動部ユニット13の施工性やメンテナンス性を著し
く向上することができる。
また、第5図に示すように、制御基板16dの他端に設け
たターミナル16fには、一端を手感知センサ24に接続し
たセンサコード37の他端が接続されおり、このセンサコ
ード37によって、手感知センサ24よりの検出出力を確実
に制御部81に送り、電磁開閉弁14を駆動することができ
る。
なお、センサコード37の外周面を伝わって水が制御装置
16内に侵入するのを確実に防止するために、壁体側基板
71に設けたセンサコード挿通用開口71h内には、シール
リング71iと、蓋体71jとが装着されており、締付ナット
71kによって締めつけられている。
次に電源装置17について説明すると、第5図、第8図及
び第9図に示すように、制御装置保護カバー16a内にお
いて、制御基板取付用ブラケット16cと略平行に、平坦
板17a-1とL字形状板17a-2とからなる乾電池ケース17a
が配設されている。
そして、同乾電池ケース17aは、その内部に乾電池収納
空間17bを形成するとともに、その一端に乾電池装着開
口17cを設け、他端に上記乾電池収納空間17b内に収納さ
れる乾電池17dの両極を以下に説明する乾電池接点17eに
接続させるための接点接続案内開口17fを設けている。
即ち、乾電池接点17eは、第8図及び第9図に示すよう
に、薄肉かつ弾性を有する導電板からなり、その基部
を、連結ビス17gによって制御基板取付用ブラケット16c
の一端側裏面に固定している。
一方、同乾電池接点17eの先端は、上記乾電池ケース17a
の接点接続案内開口17fを臨んで配設されており、乾電
池収納空間17b内に乾電池17dが収納されると、乾電池17
dの両極と自動的に接続して、導通することになる。
また、第8図及び第9図に示すように、乾電池接点17e
の基端側は、延出部17hを設けており、同延出部17hの先
端は、制御基板16dに設けた導電案内板17iに接続されて
いる。
従って、乾電池収納空間17b内に乾電池17dが装着される
と、乾電池接点17eを通して制御装置16に給電すること
ができるとともに、さらに、前述した電磁開閉弁用接点
16e,71dを通して、電磁開閉弁14にも給電することがで
きる。
また、第8図及び第9図に示すように、上記した乾電池
ケース17aと、制御基板取付用ブラケット16cと、制御基
板16dとは、電磁開閉弁用接点16eと乾電池接点17eとを
組付けた状態で一体物に形成されており、その形態で、
制御装置保護カバー16a内に組み込むことができる。
従って、制御装置16や電源装置17の組立性やメンテナン
ス性を向上することができる。
また、第4図及び第5図に示すように、制御装置保護カ
バー16aの前面には、乾電池収納空間17bと連通する矩形
開口17jが設けられており、同矩形開口17jには中央部に
円形の乾電池装着開口17kが有する蓋板17lが、連結ボル
ト17mによって取り外し自在に取付けられている。
そして、同乾電池装着開口17kを通して乾電池ケース17a
内に収納される乾電池17dの後端上部には乾電池固定用
プレート17nが一体的に連結されており、同プレート17n
は、固定ボルト17oによって、蓋体17lに着脱自在に連結
されている。
従って、乾電池17dの交換は、単に、固定ボルト17oを緩
めて乾電池固定用プレート17nとともに外部に取出し、
新規な乾電池17dの後部に乾電池固定用プレート17nを取
付け、その後、乾電池17dを乾電池装着開口17kを通して
乾電池収納空間17b内に収納するとともに、乾電池固定
用プレート17nを固定ボルト17oによって蓋体17lに連結
することによって容易に行うことができる。
さらに、第4図及び第5図に示すように、制御基板16d
の一側にはLED等の電源切れ表示ランプ82が接続されて
おり、同表示ランプ82の前方をなす制御装置保護カバー
16aの前部壁には、外部からの視認を容易にするための
透明窓83が設けられている。
従って、乾電池17dの電源出力が一定電圧以下に降下し
た場合は、コンパレータ等を用いてそのことを検出し
て、速やかにLED等からなる電源切れ表示ランプ82を点
滅し、保全要員や使用者に乾電池17dの交換時期を速や
かに知らせることができる。
また、一定電圧以下に降下した場合、システムの機械を
一時的に停止するようにして、LED等からなる電源切れ
表示ランプ82に点滅し、保全要員や使用者の目を向けさ
せるようにしている。
また、上記実施例において、電源装置17は乾電池17dを
用い、同乾電池17dから電磁開閉弁14や手感知センサ24
に低電圧で給電するので、感電事故等を確実に防止する
ことができる。
次に、本実施例における自動水栓Aの他の構成について
説明する。
まず、吐水金具11の構成について、第3図及び第10図〜
第16図を参照して詳細に説明する。
吐水金具11は、実質的に、第3図に示すように、その壁
内に一体的に吐水流路20を形成してなる鋳物製の金具本
体21の裏面に、プラスチック等の合成樹脂素材からなる
センサ等保護カバー22を着脱自在に装着するとともに、
金具本体21とセンサ等保護カバー22との間にセンサ等取
付空間Sを形成し、同センサ等取付空間S内に手感知セ
ンサ24等を収納した構成に特徴を有する。
上記構成において、まず、金具本体21の構成について説
明すると、第2図及び第3図に示すように、金具本体21
は、基端側を洗面ボウル10の奥部載置面10aに固着する
とともに、その先端側を洗面ボウル10の前方に向けて上
方に傾斜状態に伸延している。
また、金具本体21は、第10図に示すように、略その全長
にわたって、略半円形断面の長尺空間25を形成してお
り、同長尺空間25の一部を、上部壁21aの一部とL字形
状の隔壁21bとによって区画して、吐水流路20を形成し
ている。
また、金具本体21内に設けた長尺空間25は、後で詳述す
るセンサ等保護カバー22と協働して、前述したセンサ等
取付空間Sを形成することができる。
次に、金具本体21の先端部の構成について、第3図を参
照して説明すると、先端部には前部壁26と、同前部壁26
から一定間隔を開けて横断隔壁27とが設けられている。
そして、前部壁26と横断隔壁27との間には、センサ設置
空間28内には、手感知センサ24が収納されている。
一方、横断隔壁27の後方には、第3図及び第10図に示す
ように、金具本体21の基端部まで伸延するセンサコード
収納空間29が形成されている。
即ち、センサ等取付空間Sは、センサ設置空間28とセン
サコード収納空間29とから形成されることになる。
また、上記金具本体21において、第3図に示すように、
吐水流路20を形成するL字形状の隔壁21bの先端部は、
横断隔壁27から間隔をあけた後方位置において、下方に
屈曲して、横断隔壁27と協働して筒状開口部30を形成し
ている。
そして、同筒状開口部30内に、吐水キャップ30aを着脱
自在に螺着している。
さらに、上記金具本体21の基部の構成について説明する
と、第3図及び第11図に示すように、同基部は、上記し
た上部壁21aの延長部を形成する半円形状の後部壁21c
と、同後部壁21cの両前端部から平行に前方に伸延する
一対の前方伸延壁21d,21dとから形成されている。
そして、かかる金具本体21の基部は、第11図に示すよう
に、センサ等保護カバー22の基部22aと協働して筒状金
具取付部を形成することになる。
次に、センサ等保護カバー22の構成について説明する
と、第3図に示すように、同保護カバー22は合成樹脂素
材からなる薄肉の長尺平板から形成されており、上述し
た金具本体21の裏面に着脱自在に装着することによって
吐水金具11を形成することができる。
本実施例において、かかるセンサ等保護カバー22の装着
は、第3図に示すように、センサ等保護カバー22の先端
部と中央部を、それぞれ連結ビス31,32によって、金具
本体21の先端ボス部33と中央ボス部34とに螺着連結する
ことによって行われている。
また、センサ等保護カバー22は、第3図に示すように、
その先端部に、手感知センサ24のセンサブロック24aを
外部に露出するためのセンサ用透孔35を設けるととも
に、同センサ用透孔35から後方に間隔を開けた位置に、
吐水キャップ30aを螺着した筒状開口部30を外部に露出
するための吐水用開口36を設けている。
さらに、第11図に示すように、センサ等保護カバー22の
基部22cは平板状になっており、前述したように、金具
本体21の後壁部21cと協働して水密状態の筒状金具取付
部を形成することができる。
また、かかる構成によって、センサ等保護カバー22は、
金具本体21に、全長にわたって水密状態に連結されるこ
とになる。
また、センサ等設置空間は完全な水密状態となっておら
ず、そのために、侵入してきた水を、堰100によって、
保護カバー22の両側、あるいはセンサー等保護カバーの
基部22aと後述する上部規制リング45とのすき間から逃
すように構成している。
次に、第3図、第13図及び第14図を参照して、金具本体
21とセンサ等保護カバー22との間に形成したセンサ等設
置空間Sに配設する手感知センサ24及び同手感知センサ
24と制御装置16とを接続するセンサコード37について説
明する。
まず、手感知センサ24の構成について説明すると、第13
図に示すように、センサ等保護カバー22の先端部上面に
は、下面にセンサ用透孔35を開口したセンサ装着空間38
が形成されている。
そして、同センサ装着空間38内には、センサブロック24
aと、後述するセンナコード37の一端を接続するセンサ
基板24bと、透明プレート24cとが、エポキシ樹脂等の樹
脂モールド剤24dによって、矩形筒状のセンサケース24e
とケースカバー24fとからなる矩形箱体形状の密封箱体
内に一体的にモールドされることになる。
上記構成において、センサブロック24a内には、間隔を
開けてセンサ素子取付項24g,24hが設けられており、同
取付孔24g,24h内には、それぞれ、基端をセンサ基板24b
に接続したフォトトランジスタからなる投光素子24i
と、フォトダイオードからなる受光素子24jとが取付け
られている。
そして、投光素子24iから発射され、手によって反射さ
れた赤外線を受光素子24jが受光することによって、手
感知センサ24は検出出力を発生し、制御装置16に出力信
号を送り、電磁開閉弁14に駆動して、自動的に吐水キャ
ップ30aより湯水を吐水することができる。
上記したように、本実施例において、手感知センサ24及
び同センサ24へ接続されるセンサコード37は、実質的に
樹脂モールド構造内に配設されるので、センサブロック
24aやセンサ基板24bへのへの水の侵入を確実に防止する
ことができ、手感知センサ24の誤動作を確実に防止する
ことができる。
次に、上記構成を有する手感知センサ24を制御装置16に
接続するセンサコード37の構成について説明する。
第13図及び第14図に示すように、センサ基板24bの上面
には、複数のセンサコード37の一端が接続されており、
同センサコード37の他端は、ケースカバー24f内に設け
たセンサコード導出通路24kを通して、金具本体21とセ
ンサ等保護カバー22との間に形成したセンサコード収納
空間29内を伸延し、その後、自動水栓Aの筒状金具取付
部を通して、制御装置16に接続される。
かかる構成において、第13図及び第14図に示すように、
センサコード導出通路24kのセンサコード導出端24lに
は、ゴムブッシュ24mを、その弾性力に抗して圧入する
とともに、センサコード37の一端側は、樹脂モールド剤
24d内に埋設されることになる。
従って、上述した樹脂モールド構造と、ゴムブッシュ24
mとの協働によって、センサコード37と樹脂モールド剤2
4dの密着性が向上し、手感知センサ24の防水性を著しく
向上することができ、同手感知センサ24の誤動作をさら
に確実に防止することができる。
また、本実施例において、センサケース24eは、第9図
に示すように、その後部壁から後方に支持ブラケット24
nを延出しており、同ブラケット24nを固定ボルト24oに
よってセンサ等保護カバー22に片持梁状に固着してい
る。
また、複数のセンサコード37は、第3図に示すように、
センサコード収納空間29内に伸延した後、一体的にセン
サコード保護ケーブル39によって囲繞され、同保護ケー
ブル39は、吐水金具11の基部を通して、制御装置16に接
続される。
そして、同センサコード保護ケーブル39は、第3図に示
すように、センサコード収納空間29の後方において、水
返しリング39aを装着しており、同水返しリング39aによ
って、センサコード収納空間29内に侵入した飛散水等が
センサコード保護ケーブル39の外周面を伝わって、制御
装置16まで到達し、制御不良を発生するのを確実に防止
することができる。
また、第10図に示すように、センサコード保護ケーブル
39は、センサ等保護カバー22の中央部に立設した支柱39
bの上面に連結ビス39cによって固定したセンサコード取
付具39dに着脱自在に支持されている。従って、飛散水
が流れるセンサ等保護カバー22の上面より相当上方にセ
ンサコード保護ケーブル39を位置させることができ、こ
の面からのセンサコード37の防水を図ることができる。
次に、第3図を参照して、吐水金具11の金具本体21内に
形成した吐水流路20に、駆動部ユニット13内に形成した
湯水供給流路40から湯水を供給する湯水供給配管構造に
ついて説明する。
第3図に示すように、吐水金具11は、その基端部に、吐
水流路20の下部と連通連結する筒状ねじ部41aを設けて
いる。
同筒状ねじ部41aには、吐水流路接続管41の上端が螺着
されており、同吐水流路接続管41の下端は、洗面ボウル
10の奥部載置面10aであって、吐水金具11の基端直下位
置に設けた吐水金具取付開口42を貫通して、下方に伸延
している。
また、同吐水流路接続管41の下端は、ユニオン43を用い
て水密状態に湯水供給配管12の下流側端と接続されてお
り、一方、同湯水供給配管12の上流側端は、駆動部ユニ
ット13内に形成した湯水供給流路40の下流側開口に接続
している。
かかる構成によって、電磁開閉弁14を駆動すると、混合
湯水を、湯水供給流路40→湯水供給配管12→吐水流路接
続管41を介して吐水流路20に速やかに供給することがで
きる。
次に、第3図、第11図、第12図及び第15図を参照して、
吐水金具11を洗面ボウル10の奥部載置面10aに固定連結
する吐水金具固定構造について説明する。
かかる吐水金具固定構造は、第3図及び第15図に示すよ
うに、実質的に、洗面ボウル10の奥部載置面10aに設け
た吐水金具取付開口42の上方に重合状態に設けた上部シ
ールリング44及び上部規制リング45と、吐水金具取付開
口42の下方に重合状態に設けた菊座金47と、下部取付座
金48と、緊締ナット49とから構成されている。
上記構成において、上部規制リング45は、第15図に示す
ように、その中央外周縁に設けた環状鍔部45aと、その
上下に形成した吐水金具嵌合部45b及び洗面ボウル嵌合
部45cとからなる。
そして、第3図に示すように、吐水金具嵌合部45bは吐
水金具11の基部に嵌合されるとともに、第7図に示す連
結ボルト50によって一体的に連結されることになる。一
方、洗面ボウル嵌合部45cは、洗面ボウル10に設けた吐
水金具取付開口42に嵌合され、吐水金具11の取付位置の
位置決めを確実に行うことができる。
また、第15図に示すように、上部規制リング45は、吐水
流路接続管41,センサコード保護ケーブル39,及び後述す
るガイドピン51を貫通するためのハート形状の変形貫通
孔52を設けるとともに、同貫通孔52に隣接した位置に、
ポップアップ式排水栓操作杆用貫通孔53を設けている。
また、第15図に示すように、下部取付座金48は、馬蹄形
状を有する上部拡径鍔部48aと、同鍔部48aに裏面に中心
から偏心した位置で一体的に連結した下部筒状部48bと
から構成される。
そして、下部取付座金48は、第12図及び第15図に示すよ
うに、その中心から偏心した位置に、吐水流路接続管41
を挿通するための大径貫通孔54と、後述するガイドピン
51を挿通するための小径貫通孔55とを設けている。
また、下部取付座金48は、第15図に示すように、その上
部拡径鍔部48aに周縁に一端を外部に開口した弧状切欠
空間56を設けており、第3図に示すように、同切欠空間
56内に、センサコード37と、ポップアップ式排水栓操作
杆57とが挿通されている。
次に、上記構成を有する吐水金具固定構造による吐水金
具11の洗面ボウル10への固定作業について、第3図、第
15図及び第18図を参照して説明する。
まず、手感知センサ24やセンサコード37を保護するセン
サコード保護ケーブル39を予め組み込んだ吐水金具11の
基端に、第3図及び第18図に示すように、上部規制リン
グ45を嵌合して連結固定するとともに、吐水流路接続管
41の上端と、ガイドピン51の上端を、吐水金具11の基端
に設けた筒状ねじ部41a(第3図),41b(第18図)に螺
着して連結固定する。
上記連結固定作業終了後、第18図に示すように、吐水流
路接続管41を洗面ボウル10に設けた吐水金具取付開口42
に貫通させるとともに、上部規制リング45の下部嵌合部
45cを同吐水金具取付開口42に上部シールリング44を介
して嵌合させる。
吐水流路接続管41の下端から、菊座金47,下部取付座金4
8及び緊締ナット49を、同接続管41の外周面に、順次嵌
合するとともに、ガイドピン51を、下部取付座金48に設
けた小径貫通孔55に貫通させる。
次に、緊締ナット49を回動して、第18図に示すように、
その雌ねじ孔49aに、吐水流路接続管41の中途外周面に
設けた雄ねじ部58を螺着する。
その後、緊締ナット49を回動しつづけると、下部取付座
金48はガイドピン51によって回転できないようになって
いるので、下部取付座金48は上方に移動することにな
る。
さらに、緊締ナット49を回動しつづけると、下部シール
リング46及び菊座金47は洗面ボウル10の奥部載置面10a
に押圧されることになる。
これによって、上部規制リング45は強力に洗面ボウル10
に固定され、同上部規制リング45と一体をなす吐水金具
11も、洗面ボウル10に強力に固定されることになる。
なお、かかる固定作業において、下部取付座金48は、第
8図及び第11図に示すように、馬蹄形状を有し、一端開
口の弧状切欠空間56を具備しているので、センサコード
保護ケーブル39を外部側方から弧状切欠空間56内に嵌入
係合させることができ、同保護ケーブル39の存在にもか
かわらず、吐水金具固定作業を極めて容易に行うことが
できる。
上記固定作業終了後、吐水流路接続管41の下端を、湯水
供給配管12の上流側端に、袋ナット43を用いて水密状態
に連結する。
また、第3図に示すように、ポップアップ式排水栓操作
杆57を、水栓金具11の基部に設けた小径貫通孔59を上部
規制リング45に設けたポップアップ式排水栓操作杆用貫
通孔53,上部シールリング44,吐水金具取付開口42,菊座
金47,下部取付座金48の弧状切欠空間56を通して下方に
伸延して、その伸延端を図示しないポップアップ式排水
栓に連動連結する。
さらに、本実施例では、第16図及び第17図に示すよう
に、ミキシングバルブ15は、筒状本体15a内に、混合湯
水温度に応じて伸縮作動するサーモスタット15cを配設
し、同サーモスタット15cの一端に進退弁杆15bを連動連
結して弁開度を調整することによって湯水の混合比率を
調整して、サーモスタット15cの他端に設けた温度設定
ネジ15dで設定した温度の混合湯水を吐出するように構
成している。
温度設定ネジ15dは、第3図,第16図及び第17図で示す
ように、袋ナット状に形成されており、同温度設定ネジ
15dの螺動により、ミキシングバルブ15から吐出する混
合湯水の温度を調整することができる。
また、温度設定ネジ15dの閉塞端に、ドライバ等の工具
または硬貨等を挿入するための弧状溝15hを形成して、
同閉塞端を駆動部ユニット13の前部パネル15fに穿設し
たネジ挿通孔15gから外部に露出させている。
そして、温度設定ネジ15dに外側方から、視認性が高い
色彩で、略ワッシャ状に形成されたカラーリング15iを
外嵌し、更に、同温度設定ネジ15dに、カラーリング15i
の外側から、カラーリング15iとは異なる色彩のカバー
リング15jを外嵌している。
カバーリング15jには、第17図に示すように、その内周
面に、複数個の突状15kと同カバーリング15jの表面から
裏面に達する略台形状の切欠部15pを形成している。
上記のように、カバーリング15jの内周面に複数個の突
状15kを設けたことで、カバーリング15jを温度設定ネジ
15dに外嵌したときに、カバーリング15jと温度設定ネジ
15dとの間に、適度の締代を設定することができ、一
旦、カバーリング15jを温度設定ネジ15dに外嵌すると、
容易にずれたり外れたりしないようにすることができ
る。
また、カバーリング15jの内周面に切欠部15pを設けたこ
とで、駆動部ユニット13の前方カラーリング、同切欠部
15pを通してカラーリング15iの一部を視認することがで
き、したがって、この切欠部15pの位置を、温度設定ネ
ジ15d側のマークとして用いることができる。
上記のマークは、カラーリング15iとカバーリング15jと
が異なる色彩であるので、マークとしての視認性がよ
く、また、マークとしての体裁も整ったものとなってい
る。
特に、カバーリング15jを温度設定ネジ15dに外嵌する際
に、両者の関係位置を調整することができるので、駆動
部ユニット13の向上からの出荷時に、温度設定ネジ15d
によって、ミキシングバルブ15の吐出水温を標準温度に
調整してから、カラーリング15iを温度設定ネジ15dに取
り付け、その後、カバーリング15jの切欠部15pを、駆動
部ユニット13の前部パネル15fに設けたマーク15m(第16
図参照)に合わせながら装着する事で、体裁がよい温度
設定ネジ15d側のマークを、簡単、かつ、容易に設ける
ことができる。
なお、上記のカラーリング15i及びカバーリング15jは、
合成樹脂素材で作成することができる。
なお、第3図中15nはシール部材、15oはサーモスタット
15cを弁座15e方向に付勢するスプリングである。
次に、上記構成を有する自動水栓Aの作動について説明
する。
上述したように、乾電池17dを乾電池ケース17aに装着す
ることによって、電磁開閉弁14や手感知センサ24に低電
圧で給電して、自動水栓Aを初期状態にする。
用便後等に、使用者が自動水栓Aの先端に位置する吐水
キャップ30aの下方に手を差し出すと、手感知センサ24
がオン出力を出し、同オン出力に基づいて、制御装置16
が駆動信号を電磁開閉弁14に送り、電磁開閉弁14を駆動
して、第3図に示すように、プランジャ14cを後退させ
て、弁体14aを弁座14bから離して開弁する。
これによって、サーモスタット式ミキシングバルブ15に
よって調整した適温の混合湯水が、湯水供給流路40→湯
水供給配管12→吐水流路接続管41を介して吐水流路20に
送給され、その後、吐水キャップ30aより吐出され、手
を洗浄することができる。
洗浄終了後、使用者が手を引けば、手感知センサ24が手
を検出しなくなるので、オフ出力を制御装置16に送り、
同オフ出力に基づいて、制御装置16は、電磁開閉弁14の
プランジャ14cを前進させ、弁体14aを弁座14bから当接
させ閉弁する。
また、上記動作において、電磁開閉弁14をラッチングソ
レノイド駆動とした場合は、一端電磁開閉弁14を駆動し
て開弁又は閉弁した後は、その後、給電されなくても、
開弁または閉弁状態を自己保持することができ、節電を
図ることができる。
さらに、本実施例では、上述したように、電磁開閉弁14
と制御部81の防水は、まず、それぞれを駆動部ユニット
13と制御装置保護カバー16a内に装着し、その後、駆動
部ユニット13に制御装置保護カバー16aを水密状態に嵌
合・連結することによって行うことができる。
また、かかる嵌合連結において、嵌合部にはOリング等
のパッキン80を介設して水密性を完全なものとすること
ができる。
従って、電磁開閉弁14と制御部81とを独立の防水構造と
する必要がないので、防水構造が簡単になり、部品点数
を減らして、安価に製作でき、かつ施工性も向上でき、
さらに、駆動部ユニット13から制御装置保護カバー16a
を取り外して補修作業等を容易に行うことができるの
で、手感知センサ24の感知距離調節等のメンテナンス性
も向上することができる。
(ヘ)効果 この考案では、電磁開閉弁と制御部とを、それぞれ独立
の防水構造を用いて防水を図る必要がないので、全体の
防水構造が簡単になり、部品点数を減らして、安価に製
作でき、かつ施工性も向上でき、さらに、駆動部ユニッ
トから制御装置保護カバーを取り外して補修作業等を容
易に行うことができるので、手感知センサの感知距離調
節等のメンテナンス性も向上することができる。
また、駆動部ユニットを、基端を壁体等に固定した脚部
に分離可能に連結したので、駆動部ユニットを含めた自
動水栓の取付作業やメンテナンス作業の施工性を著しく
向上することができるとともに、駆動部ユニットを含め
た配管構造の外観を向上できる。
また、使用者は、電源切れ表示ランプの点灯を、透明窓
を通して外部から容易に視認して、乾電池の交換時期を
容易に判断することができる。そして、必要な場合に
は、乾電池を速やかに交換して、電磁開閉弁、制御装置
及び手感知センサへの給電電圧を設定電圧以上に常時保
持することができ、電磁開閉弁、制御装置及び手感知セ
ンサの誤動作を確実に防止することができる。
また、電磁開閉弁と吐水金具とを連通連結する湯水供給
配管の外表面に結露が生じ、結露水が駆動部ユニットの
天板上に落下して、制御部へ侵入しようとしても、かか
る侵入を、結露水垂れ防止用堰板によって効果的に防止
することができる。従って、制御部が故障や誤動作を起
こすのを確実に防止することができ、自動水栓を常時正
常に作動させることができる。
さらに、温度設定ネジにカラーリングとカバーリングと
を、単に外嵌するだけで体裁が良いカバーリング側のマ
ークを設けることができ、また、上記切欠部の位置を無
段階に調整することができるので、前部パネル側のマー
クに温度設定ネジ側のマークを正確に合わせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動水栓を具備する洗面器を多数
有するトレイ内部の斜視図、第2図は同洗面器の斜視
図、第3図は同自動水栓の全体構成を示す断面側面図、
第4図は第3図I−I線によるバルブ制御ボックスの矢
視断面側面図、第5図は第3図II-II線によるバルブ制
御ボックスの矢視断面平面図、第6図は駆動部ユニット
への制御装置の取付部の拡大断面平面図、第7図は第6
図III-III線による拡大断面側面図、第8図は制御装置
内部の拡大断面平面図、第9図は第8図IV-IV線による
矢視側面図、第10図〜第12図は第3図V−V線、VI-VI
線及びVII-VII線による吐水金具の横断面図、第13図は
吐水金具の先端部における手感知センサ取付状態説明
図、第14図は第13図VIII-VIII線による手感知センサの
横断面図、第15図は吐水金具固定構造の分解斜視図、第
16図は駆動部ユニットの正面図、第17図は温度設定ネ
ジ、カラーリング及びカバーリングの展開斜視図、第18
図は吐水金具固定作業の説明図である。 図中、 A:自動水栓、B:洗面器 C:キャビネット、D:壁体 11:吐水金具 13:駆動部ユニット 14:電磁開閉弁 16a:制御装置保護カバー 16b:開口部 19:給水側配管 20:吐水流路 24:手感知センサ 80:パッキン 81:制御部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−34389(JP,A) 特開 昭59−126183(JP,A) 特開 昭56−124779(JP,A) 実開 昭62−167979(JP,U) 実開 昭57−172982(JP,U) 実開 昭62−55780(JP,U) 実開 昭62−78193(JP,U)

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手感知センサ(24)を具備するとともに、
    内部に吐水流路(20)を形成した吐水金具(11)の基端
    を電磁開閉弁(14)の下流側に接続し、かつ、手感知セ
    ンサ(24)の検出出力に基づいて電磁開閉弁(14)の開
    閉動作を制御する制御部(81)を具備する自動水栓にお
    いて、 電磁開閉弁(14)を囲繞する駆動部ユニット(13)に、
    水密状態に、制御部(81)を囲繞する制御装置保護カバ
    ー(16a)を連設し、かつ、電磁開閉弁(14)と制御部
    (81)を電気的に接続したことを特徴とする自動水栓に
    おける駆動部ユニット構造。
  2. 【請求項2】箱体形状を有する駆動部ユニット(13)の
    開口部に、箱体形状を有する制御装置保護カバー(16
    a)の開口部(16b)を、着脱自在に嵌合し、同嵌合部に
    Oリング等からなるパッキン(80)を介設したことを特
    徴とする請求項1記載の自動水栓における駆動部ユニッ
    ト構造。
  3. 【請求項3】駆動部ユニット(13)を、基端を壁体
    (D)等に固定した脚部に分離可能に接続したことを特
    徴とする請求項1記載の自動水栓における駆動部ユニッ
    ト構造。
  4. 【請求項4】同脚部は、壁体(D)に固定した給湯側配
    管(18)及び給水側配管(19)であることを特徴とする
    請求項3記載の自動水栓における駆動部ユニット構造。
  5. 【請求項5】制御部(81)内に乾電池(17d)を設け、
    同乾電池(17d)より電磁開閉弁(14)、制御部(81)
    及び手感知センサ(24)に給電可能となし、さらに、乾
    電池(17d)の給電電圧が、設定電圧以下に降下すると
    作動する電源切れ表示ランプ(82)を設けるとともに、
    駆動部ユニット(13)の周壁の一部で、電源切れ表示ラ
    ンプ(82)と対峙する個所に、透明窓(83)を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動水栓における駆動部
    ユニット構造。
  6. 【請求項6】電磁開閉弁(14)から吐水金具(11)へ湯
    水を供給する配管を導出するため配管導出用開口(72
    g)を設け、同配管導出用開口(72g)の周縁に、制御部
    (81)への結露水の流出を防止する結露水垂れ防止用堰
    板(72h)を設けたことを特徴とする請求項1記載の自
    動水栓における駆動部ユニット構造。
  7. 【請求項7】駆動部ユニット(13)内に、電磁開閉弁
    (14)の上流側に接続するサーモスタット式ミキシング
    バルブ(15)を設け、同ミキシングバルブ(15)の温度
    設定ネジ(15d)を、同ミキシングバルブ(15)を収納
    したケーシングの前部パネル(15f)の前面に露出さ
    せ、同温度設定ネジ(15d)に外側からカラーリング(1
    5i)を嵌装し、更に、カラーリング(15i)の外側に、
    内周面に突条(15k)と表面から裏面に達する切欠部(1
    5p)を形成したカバーリング(15j)を嵌装して、温度
    設定ネジ(15d)と突条(15k)との締代にて温度設定ネ
    ジ(15d)にカバーリング(15j)を固定すると共に、上
    記切欠部(15p)を通してカラーリング(15i)の一部を
    外部から視認可能に構成したことを特徴とする請求項1
    記載の自動水栓における駆動部ユニット構造。
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