JP3052752B2 - 自動水栓 - Google Patents
自動水栓Info
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- JP3052752B2 JP3052752B2 JP23519094A JP23519094A JP3052752B2 JP 3052752 B2 JP3052752 B2 JP 3052752B2 JP 23519094 A JP23519094 A JP 23519094A JP 23519094 A JP23519094 A JP 23519094A JP 3052752 B2 JP3052752 B2 JP 3052752B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic faucet
- faucet
- sensor
- sensing distance
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吐水口下方に差し出さ
れた手などをセンサで感知して自動的に吐水、止水を行
なう自動水栓に係り、特にセンサの感知距離の調節装置
を有する自動水栓に関する。
れた手などをセンサで感知して自動的に吐水、止水を行
なう自動水栓に係り、特にセンサの感知距離の調節装置
を有する自動水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】吐水口下方に差し出された手などをセン
サで感知して自動的に吐水を行なわせるようにした自動
水栓において、このセンサの感知距離を調節可能とした
センサ付自動水栓が実開平3−13369号に記載され
ている。
サで感知して自動的に吐水を行なわせるようにした自動
水栓において、このセンサの感知距離を調節可能とした
センサ付自動水栓が実開平3−13369号に記載され
ている。
【0003】この実開平3−13369号に記載の自動
水栓においては、センサは光センサであり、感知距離の
調節装置としてボリューム(可変抵抗器)を用いてい
る。このボリュームの操作部は水栓の上面に配置されて
いる。
水栓においては、センサは光センサであり、感知距離の
調節装置としてボリューム(可変抵抗器)を用いてい
る。このボリュームの操作部は水栓の上面に配置されて
いる。
【0004】なお、このようにセンサの感知距離を調節
可能とすることは、後付け形の自動水栓の場合に特に有
用である。即ち、後付け形の自動水栓が設置される洗面
台や流し台は、洗面鉢やシンクの深さが千差万別であ
り、この深さ等に応じて感知距離を調節する必要があ
る。
可能とすることは、後付け形の自動水栓の場合に特に有
用である。即ち、後付け形の自動水栓が設置される洗面
台や流し台は、洗面鉢やシンクの深さが千差万別であ
り、この深さ等に応じて感知距離を調節する必要があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開平3−13369
号に記載の自動水栓においては、ボリュームの操作部
(摘み)が自動水栓の上面に露出しているため、悪戯を
受け易い。この悪戯を受けにくくするために操作部を水
栓の背面や下面に設けることも考えられるが、その場
合、調節された結果を視覚的に確認することが難しい。
号に記載の自動水栓においては、ボリュームの操作部
(摘み)が自動水栓の上面に露出しているため、悪戯を
受け易い。この悪戯を受けにくくするために操作部を水
栓の背面や下面に設けることも考えられるが、その場
合、調節された結果を視覚的に確認することが難しい。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動水栓は、
先端部の下面に吐水口を有し、後端部に水の導入口を有
する水栓本体と、該水栓本体に設けられた、吐水口下方
の物体を感知するセンサと、該センサの検出信号に基づ
いて吐水及び止水を切り替える制御弁装置と、該センサ
の感知距離の調節装置と、を備えてなる自動水栓におい
て、該調節装置が操作されたときに発光作動され、該調
節装置の操作により選定された距離を点滅回数によって
表示する発光器を設けたことを特徴とするものである。
先端部の下面に吐水口を有し、後端部に水の導入口を有
する水栓本体と、該水栓本体に設けられた、吐水口下方
の物体を感知するセンサと、該センサの検出信号に基づ
いて吐水及び止水を切り替える制御弁装置と、該センサ
の感知距離の調節装置と、を備えてなる自動水栓におい
て、該調節装置が操作されたときに発光作動され、該調
節装置の操作により選定された距離を点滅回数によって
表示する発光器を設けたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2の自動水栓は、請求項1におい
て、前記発光器の点滅回数は、選択された距離が長いほ
ど多数回であることを特徴とするものである。
て、前記発光器の点滅回数は、選択された距離が長いほ
ど多数回であることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1の自動水栓にあっては、調節装置の操
作によって選定された距離を視覚的に確認できる。
作によって選定された距離を視覚的に確認できる。
【0009】請求項2の自動水栓にあっては、距離が大
きくなるほど点滅回数を多くしているため、選定した距
離を容易に確認できる。
きくなるほど点滅回数を多くしているため、選定した距
離を容易に確認できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係る自動水栓の縦断面図、第2図
は自動水栓の制御ブロック図である。
る。第1図は実施例に係る自動水栓の縦断面図、第2図
は自動水栓の制御ブロック図である。
【0011】この自動水栓1は、先端に吐水口2を有
し、後端に水の受入口3を有する。この自動水栓1の外
殻部は合成樹脂製のケーシング1a,1bにて構成され
ており、吐水口2と受入口3とはケーシング内に引き通
された導管4により連通されている。この導管4の途中
にラッチングタイプの電磁弁5が設置されている。
し、後端に水の受入口3を有する。この自動水栓1の外
殻部は合成樹脂製のケーシング1a,1bにて構成され
ており、吐水口2と受入口3とはケーシング内に引き通
された導管4により連通されている。この導管4の途中
にラッチングタイプの電磁弁5が設置されている。
【0012】吐水口2の近傍には発光素子及び受光素子
よりなるセンサ6と、センサ6の感知距離の調節装置7
が設けられている。
よりなるセンサ6と、センサ6の感知距離の調節装置7
が設けられている。
【0013】自動水栓1の背面部に電池8の収納部9が
設けられている。この自動水栓1の背面の電池の交換口
には蓋9aが装着されている。
設けられている。この自動水栓1の背面の電池の交換口
には蓋9aが装着されている。
【0014】自動水栓1内の上面には制御回路基板10
が設けられている。この制御回路基板10には、感知距
離の範囲を示すためのLED11が実装されている。な
お、ケーシング1aのうち、このLED11と対面する
部分は透明となっている。
が設けられている。この制御回路基板10には、感知距
離の範囲を示すためのLED11が実装されている。な
お、ケーシング1aのうち、このLED11と対面する
部分は透明となっている。
【0015】なお、本実施例では調節装置7はタクトス
イッチよりなり、1回押す度に1パルス状の信号が制御
回路基板10上の制御回路12(第2図)に入力され
る。
イッチよりなり、1回押す度に1パルス状の信号が制御
回路基板10上の制御回路12(第2図)に入力され
る。
【0016】本実施例では、感知距離は4段階にわたっ
て切り替えられるようになっており、タクトスイッチよ
りなる調節装置7が1回押されるたびに1段ずつ切り替
えられる。即ち、感知距離は、→→→→→
→→→…………のように順番に切り替えられる。
て切り替えられるようになっており、タクトスイッチよ
りなる調節装置7が1回押されるたびに1段ずつ切り替
えられる。即ち、感知距離は、→→→→→
→→→…………のように順番に切り替えられる。
【0017】この調節装置7により上記感知距離が選
定されると、その直後にLED11が1回点灯され、上
記感知距離が選定されると、その直後にLED11が
1回点灯され、上記感知距離が選定されると、その直
後にLED11が1回点灯される。即ち、点滅回数は選
定された感知距離が大きくなるほど多くなる。
定されると、その直後にLED11が1回点灯され、上
記感知距離が選定されると、その直後にLED11が
1回点灯され、上記感知距離が選定されると、その直
後にLED11が1回点灯される。即ち、点滅回数は選
定された感知距離が大きくなるほど多くなる。
【0018】第2図の通り、この制御回路12には、こ
の調節装置7のほか、センサ6の信号も入力されてい
る。この制御回路12は、電池8から給電を受け、電磁
弁5に駆動電力を供給する。なお、自動水栓1の上面に
設けられたLED11もこの制御回路12から給電され
る。
の調節装置7のほか、センサ6の信号も入力されてい
る。この制御回路12は、電池8から給電を受け、電磁
弁5に駆動電力を供給する。なお、自動水栓1の上面に
設けられたLED11もこの制御回路12から給電され
る。
【0019】このように構成された自動水栓1におい
て、自動水栓1の吐水口2の下方に手やコップ等を差し
出すと、センサ6が感知信号を出力し、電磁弁5に開弁
電流が通電され、吐水が行なわれる。手やコップ等が引
込められると、電磁弁5に閉弁電流が通電され、止水さ
れる。
て、自動水栓1の吐水口2の下方に手やコップ等を差し
出すと、センサ6が感知信号を出力し、電磁弁5に開弁
電流が通電され、吐水が行なわれる。手やコップ等が引
込められると、電磁弁5に閉弁電流が通電され、止水さ
れる。
【0020】感知距離の調節装置7を操作すると、セン
サ6の感知距離が調節される。なお、この感知距離の調
節方式には、発光素子の出力を調節する方式と、受光側
のゲインを調節する方式などがあるが、本発明ではいず
れの方式を採用しても良い。
サ6の感知距離が調節される。なお、この感知距離の調
節方式には、発光素子の出力を調節する方式と、受光側
のゲインを調節する方式などがあるが、本発明ではいず
れの方式を採用しても良い。
【0021】感知距離の調節結果はLED11の点滅回
数にて表示される。なお、LEDは、調節装置7が操作
された直後だけ点灯される。
数にて表示される。なお、LEDは、調節装置7が操作
された直後だけ点灯される。
【0022】本実施例の自動水栓1においては、感知距
離の調節装置7が吐水口2の近傍で且つ吐水口2の後部
に配置されており、全く目立たない。このため、悪戯を
受けることが回避される。また、水がかかりにくいとい
う利点も有する。
離の調節装置7が吐水口2の近傍で且つ吐水口2の後部
に配置されており、全く目立たない。このため、悪戯を
受けることが回避される。また、水がかかりにくいとい
う利点も有する。
【0023】本実施例では水栓本体内に電磁弁5や制御
回路基板10が設置されているが、これらは水栓外部
(例えば洗面台や流し台の内部)に配置されても良い。
回路基板10が設置されているが、これらは水栓外部
(例えば洗面台や流し台の内部)に配置されても良い。
【0024】本発明では感知距離の調節装置7を第1図
のA,Bで示す水栓の背面部分に設けても良い。
のA,Bで示す水栓の背面部分に設けても良い。
【0025】上記実施例は電池を電源とするものである
が、商用電源を電源としても良い。
が、商用電源を電源としても良い。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、請求項1,2の自動水栓
は、感知距離の調節結果を視覚的に確認できるため、感
知距離の調節を容易に行なえる。
は、感知距離の調節結果を視覚的に確認できるため、感
知距離の調節を容易に行なえる。
【0027】なお、請求項2の自動水栓は、選定された
感知距離が大きいほど点滅回数が多いため、選定された
感知距離をきわめて容易に確認することができる。
感知距離が大きいほど点滅回数が多いため、選定された
感知距離をきわめて容易に確認することができる。
【図1】実施例に係る自動水栓の側面図である。
【図2】実施例に係る自動水栓の制御回路のブロック図
である。
である。
1 自動水栓 5 電磁弁 6 センサ 7 感知距離調節装置 8 電池 11 ランプ 12 制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 先端部の下面に吐水口を有し、後端部に
水の導入口を有する水栓本体と、 該水栓本体に設けられた、吐水口下方の物体を感知する
センサと、 該センサの検出信号に基づいて吐水及び止水を切り替え
る制御弁装置と、 該センサの感知距離の調節装置と、 を備えてなる自動水栓において、 該調節装置が操作されたときに発光作動され、該調節装
置の操作により選定された距離を点滅回数によって表示
する発光器を設けたことを特徴とする自動水栓。 - 【請求項2】 請求項1において、前記発光器の点滅回
数は、選択された距離が長いほど多数回であることを特
徴とする自動水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23519094A JP3052752B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23519094A JP3052752B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0893017A JPH0893017A (ja) | 1996-04-09 |
JP3052752B2 true JP3052752B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=16982415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23519094A Expired - Fee Related JP3052752B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052752B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6797366B2 (ja) * | 2017-02-23 | 2020-12-09 | Toto株式会社 | 吐水装置 |
US10697628B2 (en) | 2017-04-25 | 2020-06-30 | Delta Faucet Company | Faucet illumination device |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23519094A patent/JP3052752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0893017A (ja) | 1996-04-09 |
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Legal Events
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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