JPH0285430A - 自動水栓装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は使用者を検知し、自動的に水を供給するように
した自動水栓装置に関する。

（従来の技術） 使用者を検知し、自動的に水を供給するようにした自動
水栓装置は知られている。この水栓装置で水せっけん等
を使用する場合には、手洗器における吐水口部の近傍に
水せっけん液のタンクを設け、このタンク下部の操作部
を使用者が手の平で持ちトげる等の操作により水せっけ
んが供給されるようにしたものが一般的である。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このようにして水せっけんを供給する場
合には、前記水せっけんタンク、及びその吐出部が手洗
器の側部に偏って設けられるため、せっけん液が手洗器
の端部近傍にこぼれ易く、これにより手洗器が汚れ易く
なること、又手洗器に水栓装置の施工とは別に水せっけ
ん供給部を設けなければならず、従ってその施工が面倒
となること、更に水せっけん供給部の前記操作部には使
用者が直接触れなければならず衛生的に好ましくない等
の種々の課題が生じる。

そこでこの発明は、水せっけんがこぼれても手洗器が汚
れることはなく、又その取付施工が容易で、更に衛生的
にも優れた自動水栓装置を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 以上の課題を解決するため、この発明は、光を照射する
発光手段と、この発光手段からの光のうち使用者の手等
によって反射される反射光を検出する受光手段とを備え
、この受光手段の検出信号に基づいて使用者が検出され
たとき水栓を開成して水を供給するようにした自動水栓
装置において、前記吐水部に水せっけんを供給する水せ
っけん供給部を設けるとともに、前記受光手段の信号レ
ベルを検出する信号レベル検出手段を設け、この検出手
段の出力信号に基づいて前記水栓と水せっけん供給部を
選択して駆動する判断手段を設けてなる。

（作用） このような構成によれば、水せっけん供給部は水栓の吐
水部に設けられているので、水せっけんがこぼれても手
洗器の内側にこぼれることとなり水栓からの水できれい
に流し落とすことができる。又、水せっけん供給部と水
栓装置を夫々手洗器等に設ける必要はなく、従って取付
施工が容易となる。そして使用者の光学的な検知により
自動的に且つ非接触にて水せっけんを供給することがで
きるため、衛生的にも優れる。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添伺図面に基づいて説明する。

第１図は本発明に係る自動水栓装置を簡略的に示す断面
側面図、第２図は構成図である。

図において、ｌは手洗器、２はこの手洗器１に設けられ
た自動水栓装置の吐水部である。この吐水部２は手洗器
１の後部上面に起設され、その先端部が前方に延出して
いる。この延出部２ａの下側面には吐水Ｑ３が設けられ
、この吐水口３に水供給管４が接続されている。この吐
水口３の前記延出部２ａにおける前方側には、水せっけ
ん吐出口５が設けられ、この水せっけん吐出口５には水
せっけん供給管６が接続されている。

これら水供給管４及び水せっけん供給ｖ６には夫々水用
バルブ７、水せっけん用バルブ８が設けられ、これらバ
ルブ７．８を制御回路９により開閉することで手洗水又
は水せっけんが供給される。

前記吐水口３と水せっけん吐出口５の間には、光電セン
サ１０が設けられ使用者を検知する。この光電センサ１
０はフォトダイオード等からなる発光手段１１とフォト
トランジスタ等からなる受光手段１２とからなり、受光
手段１２は発光手段１１より照射された光のうち使用者
の手によって反射された光を検出する。この受光手段１
２による検出信号のレベルは光電センサ１０と使用者の
手の距離との関係によって第３図に示す如く変化する。

そこで本実施例ではこの信号レベルを信号レベル検出手
段１３により検出し、この検出信号である信号レベルに
より、使用者の手が光電センサ１０に近い場合、即ち第
１図にＬＬで示す範囲内にある場合には判断手段１４が
水せっけん用バルブ駆動回路１５を駆動して水せっけん
を供給するようにし、一方使用者の手が光電センサ１０
より所定量以上離れている場合、即ち第１図にＬ２で示
す範囲内にある場合には判断手段１４は水用バルブ駆動
回路１６を駆動して水を供給するようにする。

従ってこのような構成によれば使用者は従来のように操
作部に触れることなく水せっけんを得ることができ衛生
的で、又木せっけん吐出口は吐水口の近傍に設けられる
ため、水せっけんがこぼれた場合でも手洗器１の内側に
こぼれることとなり、従って手の洗浄とともに当該こぼ
れたせっけん水は供給水によりきれいに洗われることと
なり手洗器１を常時きれいに保つことができる。そして
更にこのように水せっけん吐出口５、水せっけん供給管
６、水せっけん用バルブ８等の水せっけん供給部は従来
の水栓装置に一体的に設けられているため、水栓装置と
水せっけん供給部を夫々別個に設ける必要がなくなり、
従ってその施工が容易となる。

（発明の効果） 以上の説明より明らかなように本発明によれば、水せっ
けんがこぼれても手洗器が汚れることはなく、又その取
付は施工が容易で、更に衛生的にも優れた自動水栓装置
を提供するにある。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動水栓装置を簡略的に示す断面側面図、第２
図は構成図、第３図は検出信号レベルを示す図である。 そして図面中、１は手洗器、２は吐水部、３は吐水口、
５は水せっけん吐出口、６は水せっけん供給管、７は水
用バルブ、８は水せっけん用バルブ、１０は光電センサ
、１３は信号レベル検出手段、１４は判断手段である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光を照射する発光手段と、この発光手段からの光のうち
   使用者の手等によって反射される反射光を検出する受光
   手段とを備え、この受光手段の検出信号に基づいて使用
   者が検出されたとき水栓を開成して水を供給するように
   した自動水栓装置において、 前記吐水部に水せっけんを供給する水せっけん供給部を
   設けるとともに、前記受光手段の信号レベルを検出する
   信号レベル検出手段を設け、この検出手段の出力信号に
   基づいて前記水栓と水せっけん供給部を選択して駆動す
   る判断手段を設けたことを特徴とする自動水栓装置。