JPH07219609A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH07219609A
JPH07219609A JP6013673A JP1367394A JPH07219609A JP H07219609 A JPH07219609 A JP H07219609A JP 6013673 A JP6013673 A JP 6013673A JP 1367394 A JP1367394 A JP 1367394A JP H07219609 A JPH07219609 A JP H07219609A
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JP
Japan
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abnormality
cycle
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JP6013673A
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English (en)
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Masaru Kobayashi
勝 小林
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力データDの入力周期T0 と入力データの
データ処理周期T1 とが互いに非同期の場合に、たとえ
過渡的な異常が生じたとしても、異常データを用いてデ
ータ処理が実行されることを未然に防止する。 【構成】 入力バッファ4に入力データDと共に格納さ
れた入力装置2で発生した異常情報Eを、入力データD
と共に一括入力レジスタ9aに複写し、データ処理時
に、一括入力レジスタ9aに異常情報Eが記憶されてい
るとき入力装置2を異常と判断する。そして、異常判断
の場合に所定の異常処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力装置を介して一定の
入力周期で読取った入力データを前記入力周期に対して
全く非同期のデータ処理周期でデータ処理する情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等のプラントを構成する各機器の動
作状態を制御する情報処理装置としてのコンピュータ等
で構成されたプロセス制御装置は、例えば図6に示すよ
うに構成されている。
【0003】プラント1を構成する各機器に取付けられ
たセンサにて検出された温度,速度,圧力等の物理量を
示すアナログ信号はそれぞれ1番からN番までの番号が
付された各入力装置2へ入力される。各入力装置2は、
自己の入力装置2に定められた所定の入力周期T0 で前
記物理量を示すアナログ信号を読取って、A/D変換
し、かつ正規化して、プロセス制御装置3が理解できる
フォーマットに変換して、入力データDとしてプロセス
制御装置3の入力バッファ4へ書込む。したがって、入
力バッファ4のデータDは前述した各入力装置2の入力
周期T0 に同期して常に最新値に更新される。
【0004】また、プロセス制御装置3の出力バッファ
5から出力された各出力データDはやはり1番からN番
まで番号が付されそれぞれの出力装置6で各物理量を示
すアナログ信号に変換されて、プラント1を構成する各
機器へ制御信号として送出される。
【0005】プロセス制御装置3においては、図示する
ように、バスライン7に各種情報処理を実行するCPU
8、一括入力レジスタ9,プログラムメモリ10,制御
周期T1 (データ処理周期)を計時するタイマ13.前
記入力バッファ4及び出力バッファ5等が接続されてい
る。前記プログラムメモリ10内には、一括入力処理プ
ログラム11及び制御演算プログラム12が記憶されて
いる。
【0006】一括入力レジスタ9内には、例えば図7に
示すように、1番からN番までの各入力装置2毎に、該
当入力装置2から入力バッファ4を介して読取った各入
力データDを記憶する領域が形成されている。この例に
おいては、一つの入力装置2の領域にはn個の入力ポイ
ントにおける合計n個のデータが記憶される。
【0007】前記プログラムメモリ10に記憶された一
括入力処理プログラム11は、一定の制御周期T1 で、
入力バッファ4に記憶されている各入力データDを一括
入力レジスタ9へ転写する機能を有する。したがって、
一括入力レジスタ9の各入力データDは一定の制御周期
1 経過毎に最新の入力データDに更新される。
【0008】また、前記プログラムメモリ10に記憶さ
れた制御演算プログラム12は、前記制御周期T1 で、
一括入力レジスタ9に記憶されている各入力データDに
対して、所定の制御演算処理を実行し、その演算結果を
出力データDとして出力バッファ5へ書込む。
【0009】なお、一括入力レジスタ9に入力バッファ
4に格納された入力データDを転写する理由は次の通り
である。各入力装置2が入力バッファ4に書込む入力周
期T0 と、制御演算プログラム12が前記入力データD
に対する制御演算を実行する制御周期T1 とは、それぞ
れ異なる装置2,3で実行されるので、全く非同期であ
る。
【0010】したがって、制御演算プログラム12が制
御演算処理を実行している期間T1内に、演算対象であ
る入力データDが入力装置2によって新規の入力データ
Dに更新されてしまうのを防止する必要がある。よっ
て、入力バッファ4に記憶されている入力データDを一
括入力処理プログラム11によって、制御周期T1 に同
期して、一括入力レジスタ9へ複写することによって、
制御周期T1 内において、演算対象の入力データDが変
化しないようにしている。
【0011】また、このようなプロセス制御装置におい
ては、入力装置2等の故障に起因して、入力データDが
異常値を示し、この異常入力データDを用いて制御演算
を実行することを未然に防止するために、各入力装置2
自体に自己診断機能が付加されている。そして、入力装
置2が異常を検出すると、自己がセンサから読取った入
力データDに異常を示す異常情報Eを付加して、入力バ
ッファ4へ書込むようにしている。
【0012】そして、プロセス制御装置3の制御演算プ
ログラム12は前述した制御演算処理の開始に先立っ
て、入力バッファ4に異常情報Eが書込まれているか否
かを調べて、異常情報Eが書込まれていた場合は、一括
入力レジスタ9に複写された入力データDを破棄して、
該当機器に対する制御を中止する等の所定の異常処理を
実行する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手法で入力装置2及び入力データDの異常を検出する
ようにしたプロセス制御装置3においても、まだ解消す
べき次のような課題があった。
【0014】図8は、図6に示す従来のプロセス制御装
置3の一つの入力装置2から得られる入力データDに対
するデータ処理動作を示すタイムチャートである。入力
装置2は一定の入力周期T0 で順次入力データD1 ,D
2 ,D3 .…を読取って.次の入力バッファ4へ書込
む。そして、一括入力処理プログラム11は、入力周期
0 とは全く異なる制御周期T1 でもって、各制御周期
1 の開始タイミング時に入力バッファ4に記憶されて
いる各入力データD1 ,D3 ,D5 ,D7 ,…を読取っ
て一括入力レジスタ9へ複写する。そして、制御演算プ
ログラム12は前記制御周期T1 内において、一括入力
レジスタ9に順次複写されていく各入力データD1 ,D
3 ,D5 ,D7 ,…に対して、所定の制御演処理を実行
して、演算結果を出力バッファ5へ送出する。
【0015】このタイムチャートにおいて、入力装置2
が入力データD3 取込み時に異常が生じると、入力デー
タD3 を含むそれ以降の各入力データD3 ,D4 .D
5 ,D6 ,D7 ,…に異常情報Eが付されるので、制御
演算処理の開始時におけるエラーチエック処理におい
て、該当異常情報Eが検出され、一括入力レジスタ9に
それ以降に複写した各入力データD3 .D5 ,D7 を異
常データとして破棄することかできる。
【0016】しかし、入力装置2の故障の種類には、上
述したように、一旦発生すると何等かの故障対策を人為
的に実施しなければ、復旧しない故障の他に、過渡的に
発生して、自然と元に戻る故障もある。
【0017】例えば、図8のタイムチャートにおいて、
入力装置2が入力データD5 の取込時に異常が発生し
て、次の入力周期T0 にてその異常状態が偶然に解消し
たとする。
【0018】この場合、入力バッファ4には、入力デー
タD5 に異常情報Eが付加されて、[D5 E]のフォー
マットで書込まれる。しかし、次の入力周期T0 におけ
る入力データD6 は異常が解除された後のデータである
ので、異常情報Eは付加されていない。一括入力処理プ
ログラム11が動作して、この誤った入力データD5
一括入力レジスタ9へ転写する。
【0019】しかし、制御周期T1 におけるエラーチェ
ックタイミングにおいては、入力バッファ4の入力デー
タは次の入力周期T0 における正常な入力データD6
更新されているので、この異常情報Eを検出できない。
【0020】よって、制御演算プログラム12が動作し
て、この誤った入力データD5 に対する所定の制御演算
処理を実行する。その結果、誤った演算結果を出力デー
タとしてプラント1の機器へ送出する懸念がある。
【0021】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、入力バッファに入力データと共に格納され
た異常情報を一括入力レジスタに入力データと共に複写
することによって、たとえ入力周期とデータ処理周期と
が一致しなくて、かつ過渡的な異常が生じたとしも、そ
の異常発生時の入力データを異常データと特定でき、確
実に異常処理を実施でき、装置全体の信頼性を大幅に向
上できる情報処理装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部から一定
の入力周期で入力装置を介して入力された入力データを
入力周期に同期して入力バッファに格納して、この入力
バッファに格納した入力データを入力周期と非同期のデ
ータ処理周期で一括入力レジスタに複写し、この一括入
力レジスタに複写された入力データに対してデータ処理
周期でデータ処理を行う情報処理装置に適用される。
【0023】そして、本発明においては、入力バッファ
に入力データと共に格納された入力装置で発生した異常
情報を、入力データと共に一括入力レジスタに複写する
異常情報複写手段と、データ処理時に、一括入力レジス
タに異常情報が記憶されているとき入力装置を異常と判
断する異常判断手段と、この異常判断手段の異常判断に
応動して所定の異常処理を実行する異常処理実行手段と
を備えている。
【0024】
【作用】このように構成された情報処理装置において
は、所定の入力周期で入力バッファに格納されている入
力データは、入力周期に対して非同期のデータ処理周期
で一括入力レジスタに複写される。この場合、入力バッ
ファに格納されている入力データに異常情報が付加され
ていたら、この入力データが一括入力レジスタに複写さ
れる場合に、この異常情報も入力データと同時に一括入
力レジスタへ複写される。
【0025】一括入力レジスタに複写された入力データ
が異常データである可能性がある場合は、必ず異常情報
が付加されている。また、入力データが正常か異常かの
判断を一括入力レジスタに異常情報が記憶されているか
否かで判断している。異常の場合はデータ処理を停止す
る等の所定の異常処理が実行される。よって、誤った入
力データを用いてデータ処理が実施されることはないの
で、情報処理装置全体の信頼性を大幅に向上できる。
【0026】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。なお、実施例の情報処理装置としてブラントの各機
器の動作状態を制御するプロセス制御装置に適用した場
合を説明する。
【0027】図1は情報処理装置としてのプロセス制御
装置3aの概略構成を示すブロック図である。図6に示
す従来のプロセス制御装置3と同一部分には同一符号が
付してある。したがって、重複する部分の詳細説明を省
略する。
【0028】すなわち、CPU8は、バスライン7を介
して、プラント1の各機器に接続された1番からN番ま
での各入力装置2から所定の入力周期T0 で入力データ
Dが書込まれる入力バッファ4,同じくプラント1の各
機器に接続された1番からN番までの各出力装置6へ出
力データを送出するため出力バッファ5,一括入力レジ
スタ9a,制御周期T1 を計時するタイマ13,一括入
力処理プログラム11aと制御演算プログラム12aと
を記憶するプログラムメモリ10等の各動作を制御す
る。
【0029】このプロセス制御装置3aの一括入力レジ
スタ9a内には、図2に示すように、1番からN番まで
の各入力装置2毎に、該当入力装置2から入力バッファ
4を介して読取った各入力テータDを記憶する領域14
aと該当データDが正常か異常かを示す異常有無情報を
記憶する領域14bsと形成されている。この実施例に
おいては、一つの入力装置2にはn個の入力ポイントの
各データDと[1]又は[0]の1ビットで示される各
異常有無情報が記憶される。
【0030】なお、各入力装置2は図6に示した従来の
入力装置2と同様に、一定の入力周期T0 でプラント1
の各機器のプロセスデータを読取って入力データDとし
て入力バッファ4へ書込む。したがって、入力バッファ
4に記憶されている各入力装置2毎のN個の入力データ
Dは入力周期T0 毎に最新の入力データDに更新さされ
る。
【0031】さらに、各入力装置2は自己診断機能を有
する。そして、各入力装置2は、異常が検出されれば、
入力データDに付加されている異常有無情報を[1]に
設定して入力バッファ4へ書込む。なお、異常が検出さ
れなければ、異常有無情報母[0]のままである。
【0032】前記プログラムメモリ10に記憶された一
括入力処理プログラム11aは、データ処理周期として
の一定の制御周期T1 で、入力バッファ4に記憶されて
いる各入力データD及び[1]又は[0]の異常有無情
報を一括入力レジスタ9へ複写する機能を有する。
【0033】図3は上記一括入力処理プログラム11a
を用いた一括入力処理の詳細動作を示す流れ図である。
先ず、入力バッファ4内における入力データDの入力装
置番号jを1に初期化する(P1)。P3にて、入力バ
ッァ4内におけるj番目の入力装置2に対対応する1番
からn番までの全入力ポイントの入力データDを一括レ
ジスタ9aのj番目の入力装置2に対応する各領域14
aに複写する。そして、入力データDに付加されている
異常有無情報も同時に領域14bへ複写する(P4)。
【0034】入力バッァ4内における一つの入力装置2
に対応する入力データD及び異常有無情報の一括入力バ
ッファ9aの各領域14a,14bに対する複写処理が
終了すると、次の番号(j=j+1)の入力装置2の入
力データD及び異常有無情報の複写処理を行う(P
5)。そして、1番からN番までの全ての入力装置2の
入力データD及び異常有無情報の一括入力バッファ9a
に対する複写処理が終了すると、この一括入力処理を終
了する。
【0035】また、前記プログラムメモリ10に記憶さ
れた制御演算プログラム12aは、プラント1を構成す
る各機器に対応する1番からN番までの番号が付された
N個の制御プログラムで構成されている。
【0036】そして、各制御プログラムは、データ処理
周期としての一定の制御周期T1 で、一括入力レジスタ
9aに複写された各入力データDに対する所定の制御演
算処理を実行する。そして、その演算結果を出力データ
として出力バッファ5へ書込む。なお、各入力データD
と同時に各入力データDに付された異常有無情報から異
常情報Eを検出して所定の異常処理を実行する。
【0037】図4は上記制御演算処理プログラム12a
を用いた制御処理の詳細動作を示す流れ図である。先
ず、制御プログラムの番号iを1に初期化する(Q
1)。Q3にて、一括入力レジスタ9a内のi番目の制
御プログラムに対応する入力装置2の各入力データDに
付された異常有無情報を調べて、[1]の異常情報Eが
存在するか否かを判断する(Q3)。
【0038】[1]の異常情報Eが存在しなければ、該
当入力データDは正常であるので(Q4)、該当入力デ
ータDに対して所定の制御演算処理を実行して、その演
算結果を出力データとして出力バッファ5へ書込む(Q
5)。そして、プログラム番号iに1を加算して(Q
6)、加算後の番号iの制御プログラムを起動して、Q
3に戻って、該当制御プログラムに対応する入力装置2
の各入力データDに付された異常有無情報を調べる。
【0039】Q4にて、入力データDに付された異常有
無情報が[1]の異常情報Eの場合は、Q7へ進み、該
当制御プログラムにおける制御動作停止を含む所定の異
常処理を実行する。
【0040】このように構成された情報処理装置として
のプロセス制御装置の動作を図5のタイムチャートを用
いて説明する。図5は、図1に示すプロセス制御装置3
aの一つの入力装置2から得られる入力データDに対す
るデータ処理動作を示すタイムチャートである。図8に
示す従来のプロセス制御装置3におけるタイムチャート
と同様に、入力装置2は一定の入力周期T0 で順次入力
データD1 ,D2 ,D3 .…を読取って.次の入力バッ
ファ4へ書込む。この場合、各入力データD1 ,D2
3 .…と共に各異常有無情報も同時に書込まれる。
【0041】一括入力処理プログラム11aは、入力周
期T0 とは全く異なる制御周期T1でもって、各制御周
期T1 の開始タイミング時に入力バッファ4に記憶され
ている各入力データD1 ,D3 ,D5 ,D7 ,…及び各
異常有無情報を読取って一括入力レジスタ9aの各領域
14a,14bへ複写する。そして、制御演算プログラ
ム12aの該当入力装置2に対応する制御プログラム
は、前記制御周期T1 内において、一括入力レジスタ9
aに順次複写されていく各入力データD1 ,D3,D
5 ,D7 ,…に対して、所定の制御演処理を実行して、
演算結果を出力バッファ5へ書込む。
【0042】そして、このタイムチャートにおいて、入
力装置2において入力データD3 の取込み時に異常が生
じると、入力データD3 を含むそれ以降の各入力データ
3,D4 .D5 ,D6 ,D7 ,…に異常情報Eを示す
[1]の異常有無情報が付されるので、当然一括入力バ
ッファ9aの該当入力装置2に対応する領域14aに転
写されていく各入力データD3 ,D5 ,D7 ,…に対応
して、領域14bに[1]を示す異常情報Eが連続して
転写される。
【0043】したがって、該当制御プログラムは図4に
おけるQ3.Q4にてこの異常情報Eを検出することが
可能であるので、一括入力レジスタ9aにそれ以降に複
写した各入力データD3 .D5 ,D7 を異常データとし
て破棄する等の前述した異常処理が実行される。
【0044】また、図5のタイムチャートにおいて、入
力装置2において入力データD5 の取込み時に異常が発
生して、次の入力周期T0 にてその異常が自動的に解消
したとする。
【0045】この場合、入力バッファ4に、入力データ
5 は異常情報Eが付加されて、[D5 E]のフォーマ
ットで書込まれる。しかし、次の入力データD6 は異常
が解除された後のデータであるので、異常情報Eは付加
されていない。また、一括入力処理プログラケ11aが
動作して、この誤った入力データD5 及び異常情報Eが
同時に領域14a.14bへ転写される。
【0046】よって、制御演算プログラム12aの該当
入力装置2に対応する制御プログラムは、制御周期T1
における制御演算の開始前における図4のQ3.Q4の
エラーチェク処理において、必ずこの異常情報Eを検出
できる。よって、確実に異常処理を実施でてきる。
【0047】すなわち、たとえ、各入力装置2に一時的
な異常(故障)が生じて、直ぐに正常状態に復旧して、
誤った入力データDが一括入力レジスタ9aに転写され
たとしても、その異常データDが正常データと見なされ
て制御演算処理が実行されることが未然に防止される。
よって、プロセス制御装置の信頼性を大幅に向上てき
る。
【0048】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例においてはは、本発明の情報処
理装置をプロセス制御装置3aに適用した場合について
説明したが、特にプロセス制御装置3aに限定されるも
のではない。すなわち、外部から入力データDを周期的
に取込む場合の入力周期T0 と、この取込んだ入力デー
タDをデータ処理するデータ処理周期T1 とが互いに非
同期である各種の情報処理装置に適用できることは言う
までもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報処理装
置においては、入力バッファに入力データと共に格納さ
れた異常情報を一括入力レジスタに入力データと共に複
写し、この一括入力レジスタに複写された入力データに
対する制御演算時にこの転写された異常情報を検出する
ようにしている。
【0050】したがって、たとえ入力周期とデータ処理
周期とが一致しなくて、かつ過渡的な異常が生じたとし
も、その異常発生時の入力データを異常データと特定で
き、確実に異常処理を実施でき、装置全体の信頼性を大
幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる情報処理装置とし
てのプロセス制御装置の概略構成を示すブロック図
【図2】 同実施例装置に組込まれた一括入力レジスタ
の構成を示すメモリフォーマット図
【図3】 同実施例装置における一括入力処理を示す流
れ図
【図4】 同実施例装置における制御処理を示す流れ図
【図5】 同実施例装置の動作を示す流れ図
【図6】 従来のプロセス制御装置の概略構成を示すブ
ロック図
【図7】 同従来装置に組込まれた一括入力レジスタの
構成を示すメモリフォーマット図
【図8】 同従来装置の動作を示す流れ図
【符号の説明】
1…プラント、2…入力装置、3,3a…プロセス制御
装置、4…入力バッファ、5…出力バッファ、6…出力
装置、7…バスライン、8…CPU、9,9a…一括入
力レジスタ、10…プログラムメモリ、11,11a…
一括入力処理プログラム、12,12a…制御演算プロ
グラム、13…タイマ、14a,14b…領域、T0
入力周期、T1 …制御周期(データ処理周期)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から一定の入力周期で入力装置を介
    して入力された入力データを前記入力周期に同期して入
    力バッファに格納して、この入力バッファに格納した入
    力データを前記入力周期と非同期のデータ処理周期で一
    括入力レジスタに複写し、この一括入力レジスタに複写
    された入力データに対して前記データ処理周期でデータ
    処理を行う情報処理装置において、 前記入力バッファに前記入力データと共に格納された前
    記入力装置で発生した異常情報を、前記入力データと共
    に前記一括入力レジスタに複写する異常情報複写手段
    と、 前記データ処理時に、前記一括入力レジスタに前記異常
    情報が記憶されているとき前記入力装置を異常と判断す
    る異常判断手段と、 この異常判断手段の異常判断に応動して所定の異常処理
    を実行する異常処理実行手段とを備えた情報処理装置。
JP6013673A 1994-02-07 1994-02-07 情報処理装置 Pending JPH07219609A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102639A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Digital Electronics Corp プログラマブル表示器、制御プログラムおよびそれを記録した記録媒体

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JP2008102639A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Digital Electronics Corp プログラマブル表示器、制御プログラムおよびそれを記録した記録媒体
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