JPH05120155A - マイクロプログラム制御装置 - Google Patents

マイクロプログラム制御装置

Info

Publication number
JPH05120155A
JPH05120155A JP3277770A JP27777091A JPH05120155A JP H05120155 A JPH05120155 A JP H05120155A JP 3277770 A JP3277770 A JP 3277770A JP 27777091 A JP27777091 A JP 27777091A JP H05120155 A JPH05120155 A JP H05120155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error correction
data
control
output
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3277770A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Fujino
幸広 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP3277770A priority Critical patent/JPH05120155A/ja
Publication of JPH05120155A publication Critical patent/JPH05120155A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロプログラム制御装置の性能を下げず
に、消費電力が少なく、集積度の高いテクノロジーが使
えるようにする。 【構成】 制御記憶1から読み出され、データレジスタ
2に格納されたマイクロ命令は、パリティチェック回路
6でチェックされ、エラーが検出されるとエラー訂正部
30に報告され、制御部20はホールドされる。1ビッ
トエラー訂正回路10により訂正されたデータは制御記
憶1、データレジスタ2に書き戻され、ホールドが解除
される。エラー訂正動作中は、制御部20の動作が停止
するためエラー訂正部は遅いクロックが使えるので、制
御部20のテクノロジーにあわせる必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロプログラム制御
装置に関し、特にエラー訂正方式に関する物である。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のマイクロプログラム制御
装置では、被制御部と同じクロックを用い、同じテクノ
ロジーによって作られていた。従来、この種のマイクロ
プログラム制御装置では、図8に示すような構成になっ
ていた。この従来例では、マイクロプログラムの格納さ
れている制御記憶501によりマイクロ命令を読みだ
し、セレクタ505を通してデータレジスタ502に格
納する。このデータレジスタ502の出力を1ビットエ
ラー訂正2ビットエラー検出(EDAC機能と称する。
EDAC機能については公知文献特公昭53−2036
7「エラー検出及び訂正システム」IBM及び「符号理
論」嵩、都倉、稲垣共著コロナ社発行に詳しく述べられ
ている。)回路506によりエラーチェックを行い1ビ
ットエラーが起こった場合被制御部に抑止信号を送る。
1ビットエラー訂正2ビットエラー検出回路506によ
り訂正されたマイクロ命令は、データレジスタ502に
格納され制御記憶501に再書き込みされる。制御記憶
501の再書き込みが完了した後抑止信号を解除しマイ
クロ命令による制御が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロプログラム制御装置は被制御部と同じ周波数のクロッ
クで動作していた。これは演算処理と同じスピードでマ
イクロ命令を読み出さなければならないからである。し
かし、被制御部と同じ高速で動作させるには、被制御部
と同じ高速のテクノロジーを使用しなければならず集積
度が低く、消費電力が増大するという欠点があった。ま
たマイクロプログラム制御装置を複数台持つ装置の場合
は、エラー訂正回路を各装置が持ちハードウェアに無駄
があった。本発明は以上の欠点を解決することを課題と
し、集積度が高く消費電力の少ないテクノロジーを使っ
たマイクロプログラム制御装置を提供することとエラー
訂正回路を共通化しハード量を削減することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明によれば、マイ
クロ命令が格納されている制御記憶と、該制御記憶のア
ドレスを格納する第1のアドレス格納手段と、前記第1
のアドレス格納手段の出力を格納する第2のアドレス格
納手段と、前記第1のアドレス格納手段のアドレスによ
り前記制御記憶から読み出したマイクロ命令またはエラ
ー訂正が行われたマイクロ命令を選択するデータ選択手
段と、このデータ選択手段の出力を格納する第1のデー
タ格納手段と、この第1のデータ格納手段に格納された
マイクロ命令のパリティエラーを検出するパリティエラ
ー検出手段とを有する制御部と、前記パリティエラー検
出手段からの報告により前記第1のデータ格納手段の出
力を格納する第2のデータ格納手段と、前記制御記憶に
格納されているマイクロ命令のエラー訂正コードが格納
されているエラー訂正コード記憶手段と、前記エラー訂
正コード記憶手段の出力を格納する第3のデータ格納手
段と、前記第2および第3のデータ格納手段の出力によ
りエラー訂正を行なうエラー訂正手段と、該エラー訂正
手段により訂正されたデータを格納し出力を前記制御記
憶および前記第1のデータ選択手段に前記エラー訂正が
行われたマイクロ命令として送る第4のデータ格納手段
とで構成されるエラー訂正部とを備え、前記制御部に於
けるクロック周波数に比較して、前記エラー訂正部のク
ロック周波数が遅いことを特徴とするマイクロプログラ
ム制御装置(発明1)が得られる。
【0005】また本発明によれば、発明1において、前
記エラ−訂正部に、前記エラー訂正エラー検出手段によ
りエラーを検出した場合に正しいマイクロ命令を主記憶
に対して要求するとともに制御信号を発するメモリリク
エスト制御手段と、前記制御信号によって制御され前記
エラー訂正エラー検出手段により訂正されたデータおよ
び前記主記憶から前記要求に応じて送られてきた正しい
マイクロ命令のいずれかを選択して前記第4のデータ格
納手段に送る他のデータ選択手段とを付加して成ること
を特徴とするマイクロプログラム制御装置(発明2)が
得られる。
【0006】さらに本発明によれば、発明1に於いて、
前記制御部が複数個の制御部から成り、前記エラー訂正
部に前記制御部の複数個のパリティエラー検出手段から
の出力により、対応する前記複数個の第1のデータ格納
手段の出力を選択して前記第2のデータ格納手段に送る
別のデータ選択手段と、複数個のエラー訂正コード記憶
手段の出力を複数個のパリティエラー検出手段の出力に
より選択して前記第3のデータ格納手段に送る更に他の
データ選択手段とを備えることを特徴とするマイクロプ
ログラム制御装置(発明3)が得られる。
【0007】さらに他の本発明によれば、発明3におい
て、前記複数の制御部の各々に制御内容の優先度を表示
する優先レベル格納手段を設け、前記エラー訂正部に、
前記複数の優先レベル格納手段の出力によりエラー訂正
処理の優先順位を決定する優先順位決定手段と、低優先
のエラー訂正処理中に高優先のエラー訂正処理を受け付
けた場合に割り込んで先に高優先処理を行なう割込制御
手段とを設けたことを特徴とする発明3マイクロプログ
ラム制御装置(発明4)が得られる。
【0008】さらに別の本発明によれば、発明3におい
て、前記エラー訂正部が、前記エラー訂正エラー検出手
段によりエラー検出した場合に正しいマイクロ命令を主
記憶に対して要求するメモリリクエスト制御手段と、こ
のメモリリクエスト制御手段が処理中に他の制御部のパ
リティエラー検出手段からのエラー報告を受けた場合に
当該エラー訂正部のエラー訂正手段にエラー訂正エラー
処理を行なわせる割込制御手段と、該エラー訂正手、段
の出力と前記要求に応じて前記主記憶から送られてきた
正しいマオクロ命令を選択し前記第3のデータ格納手段
に送る更に別のデータ選択手段とを有していることを特
徴とする請求項3のマイクロプログラム制御装置(発明
5)が得られる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の発明に相当する一実施
例の構成を示すブロック図である。この実施例は特許請
求の範囲の第1項に相当する発明であり、以下単に発明
(1)と省略する(以下同様)。図1の第1の制御記録
部である制御部20は、マイクロ命令が格納されている
制御記憶1と、制御記憶1のアドレスを格納する第1の
アドレス格納手段であるアドレスレジスタ3と、アドレ
スレジスタ3の出力を格納する第2のアドレス格納手段
であるアドレスレジスタ4と、制御記憶1からアドレス
レジスタ3のアドレスにより読みだしたマイクロ命令ま
たは1ビットエラー訂正が行われたマイクロ命令を選択
するセレクタ5と、このセレクタ5の出力を格納する第
1のデータ格納手段であるデータレジスタ2と、データ
レジスタ2に格納されたマイクロ命令のパリティエラー
を検出するパリティエラー検出手段であるパリティチェ
ック回路6とで構成される。
【0010】図1のエラー訂正部30は、パリティチェ
ック回路6からの報告によりデータレジスタ2の出力を
格納する第2のデータ格納手段であるデータレジスタ8
と、制御記憶1に格納されているマイクロ命令のエラー
訂正コードが格納されているエラー訂正コード記憶手段
であるメモリー7と、メモリー7の出力を格納する第3
のデータ格納手段であるデータレジスタ9と、データレ
ジスタ8,9の出力により1ビットエラー訂正を行なう
エラー訂正手段である1ビットエラー訂正回路10と、
1ビットエラー訂正回路10により訂正されたデータを
格納し出力を制御記憶1とデータレジスタ2に送る第4
のデータ格納手段であるデータレジスタ11とで構成さ
れる。
【0011】次に、以上の構成をもつ本実施例の動作に
ついて説明する。アドレスレジスタ3のアドレスで指定
された制御記憶1のマイクロ命令が読みだされセレクタ
5を通ってデータレジスタ2に格納される。同時にアド
レスレジスタ3の出力をアドレスレジスタ4に格納す
る。
【0012】次のステップでデータレジスタ2の出力を
パリティチェック回路6によってチェックを行ない、エ
ラーを検出した場合、被制御部に抑止信号を送り、アド
レスレジスタ4、データレジスタ2の内容をホールド
し、データレジスタ8,9にセット信号を送る。データ
レジスタ8はデータレジスタ2の出力を格納し、データ
レジスタ9はアドレスレジスタ4のアドレスにより読み
出したメモリー7のエラー訂正コードを格納する。この
場合、データレジスタ8,9のセット信号、データレジ
スタ2の出力及びアドレスレジスタ4の出力は変化しな
いため、データレジスタ8,9のクロックは制御部20
のクロックより遅いクロックにする。
【0013】次のステップではデータレジスタ8,9の
出力を1ビットエラー訂正回路10によりエラー訂正を
行なう。この処理は一般に数ステップかかる。エラー訂
正処理終了後、1ビットエラー訂正回路10の出力をデ
ータレジスタ11に格納する。
【0014】次のステップではデータレジスタ11の出
力がデータレジスタ2に格納され制御記憶1に再書き込
みされる。制御記憶1の再書き込みが完了した後抑止信
号を解除し、マイクロ命令による制御が行なわれる。従
ってこのような構成にしたことにより、エラー訂正部3
0のクロックを遅くすることができ、より集積度の高い
低消費電力のテクノロジーを使えるという効果がある。
【0015】図2は本発明(2)に対応する一実施例の
構成を示すブロック図である。制御部120は、マイク
ロ命令が格納されている制御記憶101と、制御記憶1
01のアドレスを格納する第1のアドレス格納手段であ
るアドレスレジスタ103と、アドレスレジスタ3の出
力を格納する第2のアドレス格納手段であるアドレスレ
ジスタ104と、制御記憶101からアドレスレジスタ
103のアドレスにより読み出したマイクロ命令、また
はエラー訂正が行われたマイクロ命令を選択するセレク
タ105と、セレクタ105の出力を格納する第1のデ
ータ格納手段であるデータレジスタ102と、データレ
ジスタ102に格納されたマイクロ命令のパリティエラ
ーを検出するパリティエラー検出手段であるパリティチ
ェック回路106とで構成される。
【0016】エラー訂正部130は、パリティチェック
回路106からの報告によりデータレジスタ102の出
力を格納する第2のデータ格納手段であるデータレジス
タ108と、制御記憶101に格納されているマイクロ
命令のエラー訂正コードが格納されているエラー訂正コ
ード記憶手段であるメモリー107と、メモリー107
の出力を格納する第3のデータ格納手段であるデータレ
ジスタ109と、データレジスタ108,109の出力
により1ビットエラー訂正2ビットエラー検出を行なう
エラー訂正エラー検出手段である1ビットエラー訂正2
ビットエラー検出回路110と、1ビットエラー訂正2
ビットエラー検出回路110により2ビットエラーを検
出した場合に正しいマイクロ命令を主記憶に対して要求
すると共にこの状態を示す制御信号を発する第1のメモ
リリクエスト手段であるメモリリクエスト制御回路11
2と、1ビットエラー訂正2ビットエラー検出回路11
0により訂正されたデータと主記憶から送られてきた正
しいマイクロ命令とを選択するセレクタ113と、セレ
クタ113からのマイクロ命令を格納しその出力を制御
記憶101とデータレジスタ102に送る第4のデータ
格納手段であるデータレジスタ111とで構成される。
【0017】次に、以上の構成をもつ本実施例の動作に
ついて説明する。制御部120において、レスレジスタ
103のアドレスで指定された制御記憶101のマイク
ロ命令が読みだされセレクタ105を通ってデータレジ
スタ102に格納される。同時にアドレスレジスタ10
3の出力をアドレスレジスタ104に格納する。次のス
テップでデータレジスタ102の出力をパリティチェッ
ク回路106によってチェックを行ない、エラーを検出
したた場合、被制御部に抑止信号を送り、アドレスレジ
スタ104、データレジスタ102の内容をホールド
し、エラー訂正部130のデータレジスタ108,10
9にセット信号を送る。
【0018】エラー訂正部130に於いて、データレジ
スタ108はデータレジスタ102の出力を格納し、デ
ータレジスタ109はアドレスレジスタ104のアドレ
スにより読みだしたメモリー107のエラー訂正コード
を格納する。この場合、データレジスタ108,109
のセット信号、データレジスタ102の出力及びアドレ
スレジスタ104の出力は変化しないため、データレジ
スタ108,109のクロックは制御部120のクロッ
クより遅いクロックにすることが可能である。次のステ
ップではデータレジスタ108,109の出力を1ビッ
トエラー訂正2ビットエラー検出回路110によりエラ
ー訂正を行なう。この処理は一般に数ステップかかる。
【0019】エラー訂正処理終了後、1ビットエラー訂
正2ビットエラー検出回路110の出力はセレクタ11
3を通りデータレジスタ111に格納される。1ビット
エラー訂正2ビットエラー検出回路110により2ビッ
トエラーが検出された場合は、メモリリクエスト制御回
路112に2ビットエラー検出を報告する。メモリリク
エスト制御回路112はアドレスレジスタ104からの
アドレスを使って主記憶に対してメモリリクエストを発
行する。主記憶から送られてきたマイクロ命令はセレク
タ113を通ってデータレジスタ11に格納される。
【0020】次のステップではデータレジスタ111の
出力がデータレジスタ102に格納され制御記憶101
に再書き込みされる。制御記憶101の再書き込みが完
了した後抑止信号解除しマイクロ命令による制御が行な
われる。従ってこのような構成にしたことにより、
(1)の場合よりエラーの訂正能力が向上した上に、エ
ラー訂正部130のクロックを遅くすることができ、よ
り集積度の高い低消費電力のテクノロジーを使えるとい
う効果がある。
【0021】図3は本発明(3)の一実施例のブロック
図である。図3に於て、第1の制御記憶部である制御部
220、221及び222の各々は、マイクロ命令が格
納されている制御記憶201と、制御記憶201のアド
レスを格納する第1のアドレス格納手段であるアドレス
レジスタ203と、アドレスレジスタ203の出力を格
納する第2のアドレス格納手段であるアドレスレジスタ
204と、制御記憶201からアドレスレジスタ203
のアドレスにより読みだしたマイクロ命令または1ビッ
トエラー訂正が行われたマイクロ命令を選択するセレク
タ205と、セレクタ205の出力を格納する第1のデ
ータ格納手段であるデータレジスタ202と、データレ
ジスタ202に格納されたマイクロ命令のパリティエラ
ーを検出するパリティエラー検出手段であるパリティチ
ェック回路206とで構成されている。
【0022】エラー訂正部230は、複数個のパリティ
チェック回路206からの報告信号を入力にし1信号だ
け選ぶリーディングゼロ回路210と、その出力を格納
するレジスタ211と、複数のデータレジスタ202の
出力を選択するデータ選択手段であるセレクタ213
と、セレクタ213の出力を格納する第2のデータ格納
手段であるデータレジスタ215と、複数の制御記憶2
01に格納されているマイクロ命令のエラー訂正コード
が格納されているエラー訂正コード記憶手段であるメモ
リー207,208及び209と、メモリー207,2
08及び209の出力を選択する別のデータ選択手段で
あるセレクタ212と、セレクタ212の出力を格納す
る第3のデータ格納手段であるデータレジスタ214
と、データレジスタ214,215の出力により1ビッ
トエラー訂正を行なうエラー訂正手段である1ビットエ
ラー訂正回路216と、1ビットエラー訂正回路216
により訂正されたデータを格納し出力を制御記憶201
とデータレジスタ202に送る第4のデータ格納手段で
あるデータレジスタ217とで構成される。
【0023】次に、以上の構成をもつ本実施例の動作に
ついて説明する。アドレスレジスタ203のアドレスで
指定された制御記憶201のマイクロ命令が読みだされ
セレクタ205を通ってデータレジスタ202に格納さ
れる。同時にアドレスレジスタ203の出力をアドレス
レジスタ204に格納する。次のステップでデータレジ
スタ202の出力をパリティチェック回路206によっ
てチェックを行ない、エラーを検出した場合、被制御部
に抑止信号を送り、アドレスレジスタ204、データレ
ジスタ202の内容をホールドし、リーディングゼロ回
路210に信号を送る。リーディングゼロ回路210に
より1信号が選ばれ出力がレジスタ211に格納され
る。レジスタ211は複数のパリティチェック回路20
6の内1回路でもエラーが検出されればセットされ、エ
ラー処理が終了するまでホールドされる。
【0024】次のステップで、レジスタ211の出力に
よりセレクタ213で選択されたデータレジスタ202
の出力をデータレジスタ215に格納し、メモリー20
7,208,209の出力を、レジスタ211の出力に
よりセレクタ212で選択データレジスタ214に格納
する。この場合、レジスタ211のセット信号、データ
レジスタ202の出力及びアドレスレジスタ204の出
力は変化しないため、データレジスタ214,215の
クロックは制御部220,221,222のクロックよ
り遅いクロックにすることが可能である。
【0025】次のステップではデータレジスタ214,
215の出力を1ビットエラー訂正回路216によりエ
ラー訂正を行なう。この処理は一般に数ステップかか
る。エラー訂正処理終了後、1ビットエラー訂正回路2
16の出力をデータレジスタ217に格納する。
【0026】次のステップでは、データレジスタ217
の出力がレジスタ211の出力信号で選ばれた制御部の
データレジスタ202に格納され制御記憶201に再書
き込みされ、レジスタ211はホールドが解除される。
制御記憶201の再書き込みが完了した後抑止信号を解
除しマイクロ命令による制御が行なわれる。従ってこの
ような構成にしたことにより、複数個の制御部を1個の
訂正部でエラー訂正が行えるため、ハード量が減りエラ
ー訂正部230のクロックを遅くすることができ、より
集積度の高い低消費電力のテクノロジーを使えるという
効果がある。
【0027】図4は本発明(4)の一実施例のブロック
図である。図4に於て、制御部320,321及び32
2は、マイクロ命令が格納されている制御記憶301
と、制御記憶301のアドレスを格納する第1のアドレ
ス格納手段であるアドレスレジスタ303と、アドレス
レジスタ303の出力を格納する第2のアドレス格納手
段であるアドレスレジスタ304と、制御記憶301か
らアドレスレジスタ303のアドレスにより読みだした
マイクロ命令、または1ビットエラー訂正が行われたマ
イクロ命令選択するセレクタ305と、セレクタ305
の出力を格納する第1のデータ格納手段であるデータレ
ジスタ302と、データレジスタ302に格納されたマ
イクロ命令のパリティエラーを検出するパリティエラー
検出手段であるパリティチェック回路306と、マイク
ロ命令に書かれた優先度をデータレジスタ302に読み
だし、その出力を格納する優先レベル格納手段であるレ
ジスタ307とで構成される。
【0028】エラー訂正部330は、複数個のパリティ
チェック回路306からの報告信号と複数個のレジスタ
307の出力を入力にし1信号だけ選ぶ優先順位決定手
段である優先回路311と、複数のデータレジスタ30
2の出力を選択する第1のデータ選択手段であるセレク
タ313と、セレクタ313の出力を格納する第2のデ
ータ格納手段であるデータレジスタ316と、複数の制
御記憶301に格納されているマイクロ命令のエラー訂
正コードが格納されているエラー訂正コード記憶手段で
あるメモリー308,309及び310と、メモリー3
08,309及び310の出力を選択する第1のデータ
選択手段であるセレクタ312と、セレクタ312の出
力を格納する第3のデータ格納手段であるデータレジス
タ315と、データレジスタ315,316の出力によ
り1ビットエラー訂正を行なうエラー訂正手段である1
ビットエラー訂正回路317と、1ビットエラー訂正回
路317により訂正されたデータを格納し出力を制御記
憶301とデータレジスタ302に送る第4のデータ格
納手段であるデータレジスタ318と、低優先のエラー
訂正処理中に高優先のエラー訂正処理を受け付けた場合
に割り込んで先に高優先処理を行なう第1の割り込み手
段である割込制御314とで構成されるとで構成され
る。
【0029】次に、以上の構成をもつ本実施例の動作に
ついて説明する。アドレスレジスタ303のアドレスで
指定された制御記憶301のマイクロ命令が読みだされ
セレクタ305を通ってデータレジスタ302に格納さ
れる。同時にアドレスレジスタ303の出力をアドレス
レジスタ304に格納する。次のステップで、データレ
ジスタ302の出力の1部で処理の優先度を示す部分を
レジスタ307に格納する。データレジスタ302の出
力をパリティチェック回路306によってチェックを行
ない、エラー検出した場合、被制御部に抑止信号を送
り、アドレスレジスタ304、データレジスタ302の
内容をホールドし、優先回路311にエラー検出信号と
レジスタ307の優先度を送る。
【0030】図5に上述の優先回路311と割り込み制
御314の構成を示す。優先回路311では複数個のレ
ジスタ307からの優先レベル信号a1 ,a2 ,a3
複数個のパリティチェック回路からのエラー検出信号b
1 ,b2 ,b3 を入力とし、優先レベルの低い処理のエ
ラーのみの場合はデータレジスタ354に選ばれた制御
部のコードが格納され、そのあと値はホールドされる。
優先レベルの高い処理のエラーがある場合はデータレジ
スタ353に選ばれた制御部のコードが格納され、その
後データはホールドされる。
【0031】優先レベルの高い処理のエラーがある場合
はレジスタ355に1がセットされセレクタ357はデ
ータレジスタ353を選ぶ。優先レベルの高い処理のエ
ラーがない場合はデータレジスタ354が選ばれる。こ
のようにして1制御部のコードが選ばれた出力がセレク
タ312,313に送られる。次のステップで、優先レ
ベルの高い処理のエラーがある場合は割り込み制御31
4内のデータレジスタ371にセット信号が入り中の値
がプラス1される。
【0032】優先レベルの高い処理のエラーがない場合
は、割り込み制御314内のデータレジスタ373にセ
ット信号が入り中の値がプラス1される。また優先回路
311の出力によりセレクタ313で選択されたデータ
レジスタ302の出力を、ORゲート377の出力がセ
ット信号となってデータレジスタ316に格納し、メモ
リー308,309,310の出力を、優先回路311
の出力によりセレクタ312で選択し、ORゲート37
7の出力がセット信号となってデータレジスタ315に
格納する。この場合、選ばれた制御部のデータレジスタ
302の出力及びアドレスレジスタ304の出力は変化
しないため、データレジスタ315,316のクロック
は制御部320,321,322のクロックより遅いク
ロックにすることが可能である。
【0033】次のステップではデータレジスタ371ま
たはデータレジスタ373の値をプラス1する。データ
レジスタ315,316の出力を1ビットエラー訂正回
路317によりエラー訂正を行なう処理が終了するま
で、データレジスタ371またはデータレジスタ373
の値をプラス1する。この処理にかかる時間はハードウ
ェアの作りによって決まるのでコンペア回路375,3
76の入力に決まった値を設定しておき、エラー訂正処
理の完了によりOR回路の出力が1になり、1ビットエ
ラー訂正回路317の出力がデータレジスタ318に格
納される。
【0034】次のステップでは、データレジスタ318
の出力が、割り込み制御314内にあるANDゲート3
79,380,381の出力信号で選ばれた制御部のデ
ータレジスタ302に格納され、制御記憶301に再書
き込みされ、データレジスタ353またはデータレジス
タ354のホールドを解除する。制御記憶301の再書
き込みが完了した後抑止信号を解除しマイクロ命令によ
る制御が行なわれる。また、優先レベルの低い処理のエ
ラー訂正を行なっている最中に優先レベルの高い処理の
エラーが検出された場合、優先回路311内のデータレ
ジスタ354はホールドされたままだが、データレジス
タ353に高優先レベルの処理の制御部のコードが格納
され、ホールドされる。レジスタ355が1になること
によりセレクタ357はデータレジスタ353の出力を
選び、データレジスタ373をリセットする。データレ
ジスタ371はプラス1され、コンペア回路375に設
定されたエラー訂正処理にかかるステップ数とデータレ
ジスタ371の値が一致したときにOR回路の出力が1
になり、1ビットエラー訂正回路317の出力がデータ
レジスタ318に格納される。
【0035】次のステップでは、データレジスタ318
の出力が、割り込み制御314内にあるANDゲート3
79,380,381の出力信号で選ばれた制御部のデ
ータレジスタ302に格納され、制御記憶301に再書
き込みされる。データレジスタ371をリセットし、デ
ータレジスタ353のホールドを解除する。制御記憶3
01の再書き込みが完了した後抑止信号を解除しマイク
ロ命令による制御が行なわれる。他に優先レベルの高い
処理のエラーが検出されなければ、セレクタ357はデ
ータレジスタ354を選択しエラー訂正処理にはいる。
従ってこのような構成にしたことにより、複数個の制御
部を1個の訂正部でエラー訂正が行えるためハード量が
減り、さらに複数個の制御部でエラー処理が競合しても
優先度の高い方を優先させることにより性能にインパク
トを与えず、エラー訂正部230のクロックを遅くする
ことができ、より集積度の高い低消費電力のテクノロジ
ーを使えるという効果がある。
【0036】図6は本発明(5)の一実施例のブロック
図である。図6に於て、第1の制御記憶部である制御部
430,431及び432は、マイクロ命令が格納され
ている制御記憶401と、制御記憶401のアドレスを
格納する第1のアドレス格納手段であるアドレスレジス
タ403と、アドレスレジスタ403の出力を格納する
第2のアドレス格納手段であるアドレスレジスタ404
と、制御記憶401からアドレスレジスタ403のアド
レスにより読みだしたマイクロ命令、または1ビットエ
ラー訂正が行われたマイクロ命令を選択するセレクタ4
05と、セレクタ405の出力を格納する第1のデータ
格納手段であるデータレジスタ402と、データレジス
タ402に格納されたマイクロ命令のパリティエラーを
検出するパリティエラー検出手段であるパリティチェッ
ク回路406とで構成される。
【0037】エラー訂正部440は、複数個のパリティ
チェック回路406からの報告信号を入力にし1信号だ
け選び、エラー訂正部がメモリリクエスト中の他の制御
部からのエラー検出によるエラー訂正を受け付ける第2
の割り込み手段である割込制御413と、複数のデータ
レジスタ402の出力を選択する第1のデータ選択手段
であるセレクタ412と、セレクタ412の出力を格納
する第2のデータ格納手段であるデータレジスタ415
と、複数の制御記憶401に格納されているマイクロ命
令のエラー訂正コードが格納されているエラー訂正コー
ド記憶手段であるメモリー407,408及び409
と、メモリー407,408及び409の出力を選択す
る第1のデータ選択手段であるセレクタ411と、セレ
クタ411の出力を格納する第3のデータ格納手段であ
るデータレジスタ414と、データレジスタ414,4
15の出力により1ビットエラー訂正2ビットエラー検
出を行なうエラー訂正エラー検出手段である1ビットエ
ラー訂正2ビットエラー検出回路416と、1ビットエ
ラー訂正2ビットエラー検出回路416により2ビット
エラーが検出された場合に、主記憶に対してメモリリク
エストを発行する第2のメモリリクエスト手段であるメ
モリリクエスト制御417と、複数個のアドレスレジス
タ404の出力を選択してメモリリクエスト制御417
に送るセレクタ410と、1ビットエラー訂正2ビット
エラー検出回路416により訂正されたデータを格納す
るデータレジスタ418と、主記憶から送られてきた正
しいマイクロ命令を格納するデータレジスタ419と、
データレジスタ418と419を選択し出力を制御記憶
401とデータレジスタ402に送るセレクタ420と
で構成されるエラー訂正部440とで構成される。
【0038】次に、以上の構成をもつ本実施例の動作に
ついて説明する。アドレスレジスタ403のアドレスで
指定された制御記憶401のマイクロ命令が読みだされ
セレクタ405を通ってデータレジスタ402に格納さ
れる。同時にアドレスレジスタ403の出力をアドレス
レジスタ404に格納する。次のステップでデータレジ
スタ402の出力をパリティチェック回路406によっ
てチェックを行ない、エラーを検出した場合、被制御部
に抑止信号を送り、アドレスレジスタ404、データレ
ジスタ402の内容をホールドし、割り込み制御413
に信号を送る。図7に割り込み制御とメモリリクエスト
制御の構成を示す。
【0039】次のステップで、割り込み制御413は複
数個のパリティチェック回路406の出力をレジスタ4
51,452,453に格納し、レジスタ451,45
2,453はホールドされる。次のステップでレジスタ
451,452,453からの信号をリーディングゼロ
回路454により1信号を選び、そのコードをセレクタ
410,411,412に送る。セレクタ410は選ば
れたアドレスレジスタ404の出力をリクエスト制御内
のデータレジスタ470へ送り格納される。セレクタ4
11は、メモリー407,408,409の中から選ば
れたメモリのデータをデータレジスタ414へ送り転送
する。セレクタ412は、選ばれたデータレジスタ40
2の出力をデータレジスタ415へ送り格納する。また
レジスタ451,452,453の出力をORゲート4
59によりOR論理をとりデータレジスタ455のセッ
ト信号となりデータレジスタ455の値をプラス1す
る。この場合、選ばれたデータレジスタ402の出力及
びアドレスレジスタ404の出力は変化しないため、デ
ータレジスタ414,415のクロックは制御部43
0,431,432のクロックより遅いクロックにする
ことが可能である。
【0040】次のステップではデータレジスタ414,
415の出力を1ビットエラー訂正2ビットエラー検出
回路416によりエラー訂正エラー検出を行なう。この
処理は一般に数ステップかかる。各ステップでデータレ
ジスタ455の値をプラス1する。コンペア回路457
にエラー訂正エラー検出処理にかかるステップ数を設定
しておく。エラー訂正エラー検出処理終了後に1ビット
エラー訂正2ビットエラー検出回路416の出力をデー
タレジスタ217に格納する。
【0041】次のステップでは、コンペア回路457の
出力が1になり、ANDゲート463,464,465
の出力がセレクタ478を通って制御部を選ぶ。選ばれ
た制御部のデータレジスタ402にデータレジスタ41
8の出力が格納され制御記憶401に再書き込みされ、
レジスタ451,452,453はホールドが解除され
る。制御記憶401の再書き込みが完了した後抑止信号
を解除しマイクロ命令により制御が行なわれる。1ビッ
トエラー訂正2ビットエラー検出回路416により2ビ
ットエラーが検出された場合、2ビットエラー検出信号
によりデータレジスタ455をリセットし、レジスタ4
51,452,453をリセットし、データレジスタ4
70,477をホールドする。データレジスタ474,
475,476には対応する制御部固有の値を入れてお
き、データレジスタ470のアドレスとマージしてリク
エストコードを作成し、主記憶に対してメモミリリクエ
ストを発行する。メモリリクエスト中に他の制御部のパ
リティチェック回路406がエラーを検出した場合は、
レジスタ451,452,453にエラー信号が格納さ
れエラー訂正処理が行なわれ、訂正されたマイクロ命令
を制御部へ送る。主記憶から正しいマイクロ命令が送ら
れて来るとデータレジスタ419に格納され、セレクタ
420,478を切り換えて制御部へ送り、選ばれた制
御部のデータレジスタ402にデータレジスタ419の
出力が格納され制御記憶401に再書き込みされ、デー
タレジスタ470,477はホールドが解除される。制
御記憶401の再書き込みが完了した後抑止信号を解除
しマイクロ命令による制御が行なわれる。
【0042】従ってこのような構成にしたことにより、
(3)の場合よりエラーの訂正能力が向上した上に、複
数個の制御部を1個の訂正部でエラー訂正が行えるため
ハード量が減り、エラー訂正部230のクロックを遅く
することができ、より集積度の高い低消費電力のテクノ
ロジーを使えるという効果がある。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかなごとく、本発明の
マイクロプログラム制御装置に依れば、クロックの早さ
を落とし、集積度が高く、低消費電力のテクノロジーを
使用することが可能となる。また複数個の制御部がある
場合、エラー訂正部を1個にできハード量を減らすこと
ができるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図5】第4の実施例の一部の構成を示す図である。
【図6】本発明の第5の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図7】第5の実施例の一部の構成を示す図である。
【図8】従来のマイクロプログラム制御装置の構成の一
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,101,201 制御記憶 3,4,103,104,203,204 アドレスレジスタ(アドレス
格納手段) 2,8,9,11,102,108,109,111,202,214,215,217 データ
レジスタ(データ格納手段) 211 レジスタ 5,105,113,205,212,213 セレクタ(デ−タ選択回
路) 6,106,206 パリティチェック回路 7 107 207 208 209 メモリ(エラー訂正コード格納
手段) 10,216,317 1ビットエラー訂正回路 110,416,506 1ビットエラー訂正2ビットエラー検
出回路 112,417 メモリリクエスト制御回路 20,120,220,221,222 制御部 210,351,352,454 リーディングゼロ回路 30,130,230 エラー訂正部 307 レジスタ(優先レベル格納回路) 311 優先回路(優先順位決定回路) 314,413 割込制御 375,376,457 コンペア回路 372,374,456 プラス1回路 382,458,472 デコーダ 30,130,230 エラー訂正部 a1 ,a2 ,a3 優先レベル信号 b1 ,b2 ,b3 エラー検出信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ命令が格納されている制御記憶
    と、該制御記憶のアドレスを格納する第1のアドレス格
    納手段と、前記第1のアドレス格納手段の出力を格納す
    る第2のアドレス格納手段と、前記第1のアドレス格納
    手段のアドレスにより前記制御記憶から読み出したマイ
    クロ命令またはエラー訂正が行われたマイクロ命令を選
    択するデータ選択手段と、このデータ選択手段の出力を
    格納する第1のデータ格納手段と、この第1のデータ格
    納手段に格納されたマイクロ命令のパリティエラーを検
    出するパリティエラー検出手段とを有する制御部と、 前記パリティエラー検出手段からの報告により前記第1
    のデータ格納手段の出力を格納する第2のデータ格納手
    段と、前記制御記憶に格納されているマイクロ命令のエ
    ラー訂正コードが格納されているエラー訂正コード記憶
    手段と、前記エラー訂正コード記憶手段の出力を格納す
    る第3のデータ格納手段と、前記第2および第3のデー
    タ格納手段の出力によりエラー訂正を行なうエラー訂正
    手段と、該エラー訂正手段により訂正されたデータを格
    納し出力を前記制御記憶および前記第1のデータ選択手
    段に前記エラー訂正が行われたマイクロ命令として送る
    第4のデータ格納手段とで構成されるエラー訂正部とを
    備え、 前記制御部に於けるクロック周波数に比較して、前記エ
    ラー訂正部のクロック周波数が遅いことを特徴とするマ
    イクロプログラム制御装置。
  2. 【請求項2】 前記エラ−訂正部に、前記エラー訂正エ
    ラー検出手段によりエラーを検出した場合に正しいマイ
    クロ命令を主記憶に対して要求するとともに制御信号を
    発するメモリリクエスト制御手段と、前記制御信号によ
    って制御され、前記エラー訂正エラー検出手段により訂
    正されたデータおよび前記主記憶から前記要求に応じて
    送られてきた正しいマイクロ命令のいずれかを選択して
    前記第4のデータ格納手段に送る他のデータ選択手段と
    を付加して成ることを特徴とする請求項1のマイクロプ
    ログラム制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部が複数個の制御部から成り、
    前記エラー訂正部に、前記制御部の複数個のパリティエ
    ラー検出手段からの出力により、対応する前記複数個の
    第1のデータ格納手段の出力を選択して前記第2のデー
    タ格納手段に送る別のデータ選択手段と、複数個のエラ
    ー訂正コード記憶手段の出力を複数個のパリティエラー
    検出手段の出力により選択して前記第3のデータ格納手
    段に送る更に他のデータ選択手段とを備えることを特徴
    とする請求項1のマイクロプログラム制御装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の制御部の各々に制御内容の優
    先度を表示する優先レベル格納手段を設け、前記エラー
    訂正部に、前記複数の優先レベル格納手段の出力により
    エラー訂正処理の優先順位を決定する優先順位決定手段
    と、低優先のエラー訂正処理中に高優先のエラー訂正処
    理を受け付けた場合に割り込んで先に高優先処理を行な
    う割込制御手段とを設けたことを特徴とする請求項3の
    マイクロプログラム制御装置。
  5. 【請求項5】 前記エラー訂正部が、前記エラー訂正エ
    ラー検出手段によりエラー検出した場合に正しいマイク
    ロ命令を主記憶に対して要求するメモリリクエスト制御
    手段と、このメモリリクエスト制御手段が処理中に他の
    制御部のパリティエラー検出手段からのエラー報告を受
    けた場合に当該エラー訂正部のエラー訂正手段にエラー
    訂正エラー処理を行なわせる割込制御手段と、該エラー
    訂正手段の出力と前記要求に応じて前記主記憶から送ら
    れてきた正しいマオクロ命令を選択し前記第3のデータ
    格納手段に送る更に別のデータ選択手段とを有している
    ことを特徴とする請求項3のマイクロプログラム制御装
    置。
JP3277770A 1991-10-24 1991-10-24 マイクロプログラム制御装置 Withdrawn JPH05120155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3277770A JPH05120155A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 マイクロプログラム制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3277770A JPH05120155A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 マイクロプログラム制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05120155A true JPH05120155A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17588086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3277770A Withdrawn JPH05120155A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 マイクロプログラム制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05120155A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008152728A1 (ja) * 2007-06-15 2008-12-18 Fujitsu Limited エラー訂正方法および演算器
JP2010198657A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Oki Semiconductor Co Ltd メモリ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008152728A1 (ja) * 2007-06-15 2008-12-18 Fujitsu Limited エラー訂正方法および演算器
KR101034287B1 (ko) * 2007-06-15 2011-05-16 후지쯔 가부시끼가이샤 에러 정정 방법 및 연산기
JP5212369B2 (ja) * 2007-06-15 2013-06-19 富士通株式会社 演算器及び演算器の制御方法
US8732550B2 (en) 2007-06-15 2014-05-20 Fujitsu Limited Processor and error correcting method
JP2010198657A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Oki Semiconductor Co Ltd メモリ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4949241A (en) Microcomputer system including a master processor and a slave processor synchronized by three control lines
US6125443A (en) Interrupt processing system and method for information processing system of pipeline control type
JPH05120155A (ja) マイクロプログラム制御装置
US5210758A (en) Means and method for detecting and correcting microinstruction errors
JPS59214952A (ja) 障害処理方式
JP2001256044A (ja) データ処理装置
US5557772A (en) Data processing apparatus including a register storing a parameter and a microinstruction execution arrangement including a correction arrangement for causing a first value of the parameter to be change to a second, correct value
JPH06324861A (ja) Cpu制御システム及び制御方法
JPH07129414A (ja) データ処理装置
JPH04274520A (ja) マイクロプログラム制御装置
JPH0475147A (ja) 情報処理システムにおける時間監視装置
JPH0135369B2 (ja)
JPH05250161A (ja) マイクロコンピュータ装置
JPH0335327A (ja) 多数決障害処理装置
JPH05216702A (ja) 演算装置
JPH0555895B2 (ja)
JPH07271625A (ja) 情報処理装置
JPH09167117A (ja) マイクロコンピュータおよびこれを用いたリアルタイムシステム
JP2565590B2 (ja) データ処理装置
JPH0823849B2 (ja) メモリ読出レジスタ制御装置
JPH0136137B2 (ja)
JPH04125747A (ja) キャッシュメモリ制御装置
JPH04352244A (ja) 電子装置の制御回路
JPS6059610B2 (ja) 命令処理方式
JPH1097422A (ja) マイクロプロセッサ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107