JPH07219087A - シート状記録媒体処理装置 - Google Patents

シート状記録媒体処理装置

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JPH07219087A
JPH07219087A JP2604194A JP2604194A JPH07219087A JP H07219087 A JPH07219087 A JP H07219087A JP 2604194 A JP2604194 A JP 2604194A JP 2604194 A JP2604194 A JP 2604194A JP H07219087 A JPH07219087 A JP H07219087A
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JP
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magazine
sheet
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cover
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JP2604194A
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Inventor
Kenichi Suzuki
健一 鈴木
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マガジンを容易に装填でき、かつ簡素な構成
で装填用カバーが突出する領域を小さくする。 【構成】 画像記録装置41の前面にはパネル42が取
り付けられており、このパネル42には装填口42a、
42bが上下2段に形成されている。パネル42には、
これらの装填口42a、42bを奥部の回動中心を中心
に回動して開閉する装填用カバー43、44が取り付け
られ、装填用カバー43、44には開閉する際の手掛か
りとなる把手43a、44aがそれぞれ取り付けられて
いる。このような構成により、把手43a、44aを引
いて装填用カバー43、44を外側に向けて回動するこ
とにより、サプライマガジン、レシーブマガジンの挿脱
を行うことができ、装填用カバー43、44を閉じた際
には画像記録装置内を暗部に保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートフィルムに画像
を記録する画像記録装置、シートフィルムの画像を読み
取る画像読取装置、シートフィルムにX線撮影を行うX
線撮影装置、1枚撮影用カセッテにフィルムを挿脱する
フィルム装填機等に使用されるシート状記録媒体処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は第1の従来例の画像記録装置の
外観図、図19は断面図であり、画像記録装置1に形成
された装填口1a、1bには、複数枚のシートフィルム
Sを収納するサプライマガジン2及びレシーブマガジン
3が、図20に示すように画像記録装置1の内部に傾斜
して形成されたマガジンガイド4、5に沿って、それぞ
れ挿入されるようになっている。サプライマガジン2及
びレシーブマガジン3には、装填口1a、1bよりも若
干大きくされたフランジ部2a、3aがそれぞれ設けら
れ、サプライマガジン2又はレシーブマガジン3を装填
した際に光が画像記録装置1内に侵入することを防止し
ている。
【0003】また、サプライマガジン2及びレシーブマ
ガジン3には、持ち運びを容易にする把手2b、3bが
取り付けられると共に、サプライマガジン2及びレシー
ブマガジン3の下部には、シートフィルムSを出し入れ
するための開口2c、3cが形成され、更にこれらの開
口2c、3cを開閉する蓋部2d、3dがそれぞれ設け
られている。なお、蓋部2d、3dを閉じた際には、サ
プライマガジン2、レシーブマガジン3の内部は暗部と
して保たれるようにされ、蓋部2d、3dはサプライマ
ガジン2、レシーブマガジン3を装填する際に自動的に
開けられるか、或いはサプライマガジン2又はレシーブ
マガジン3を装填した後に、図示しない駆動機構により
開けられるようにされている。
【0004】マガジンガイド4、5に形成された凹部4
a、5aには、軸6、7を中心として回動可能とされた
シャッタ8、9がそれぞれ設けられており、サプライマ
ガジン2又はレシーブマガジン3が非装填の状態では、
シャッタ8、9は図示しない付勢手段により遮光位置a
まで移動され、外光が画像記録装置1の内部に侵入する
ことがないようにされている。そして、サプライマガジ
ン2又はレシーブマガジン3を装填する際には、シャッ
タ8、9はサプライマガジン2、レシーブマガジン3の
先端部により位置bまでそれぞれ押されるようになって
いる。なお、マガジンガイド4、5におけるシャッタ
8、9が回動する領域には凹部4b、5bがそれぞれ形
成され、シャッタ8、9の回動を妨げることがないよう
にされている。また、マガジンガイド4、5におけるサ
プライマガジン2、レシーブマガジン3の開口2c、3
cと対向する部位には、開口4c、5cがそれぞれ形成
されている。
【0005】更に、画像記録装置1の下部には、図示し
ない駆動機構により回転するドラム10と、シートフィ
ルムSに記録を行うために扇状に走査されるレーザービ
ームLを、ドラム10に対して垂直に照射する光学ユニ
ット11とが設けられている。
【0006】サプライマガジン2、レシーブマガジン3
が装填され、その蓋2d、3dが開けられた後に指示手
段から記録を行う命令が指示されると、図示しない機構
によりサプライマガジン2内のシートフィルムSの最上
層の1枚が取り出され、シート搬送手段によりドラム1
0に搬送され、シートフィルムSはドラム10に巻き付
けられる。ここで、光学ユニット11が記録する信号に
従って変調したレーザービームLの照射を開始し、同時
にドラム10が一定の速度で回転してシートフィルムS
の副走査を行うことにより、シートフィルムS上には二
次元の画像が記録される。
【0007】記録が終了すると、光学ユニット11はレ
ーザービームLの照射を停止し、シートフィルムSは図
示しないシート搬送機構により、ドラム10からレシー
ブマガジン3内に搬送される。更に、次のシートフィル
ムSに画像を記録する場合には、同様の動作を繰り返せ
ばよい。所定の記録が終了すると、レシーブマガジン3
は画像記録装置1から取り出され、別の現像機で現像処
理がなされる。
【0008】図21は第2の従来例の外観図、図22は
断面図、図23は図22のA−A方向から見た断面図、
図24はB−B方向から見た断面図であり、画像記録装
置16の前面には大きく開かれた装填口16a、16b
が形成されている。これらの装填口16a、16bを覆
うように、把手17a、18aを取り付けたカバー1
7、18が蝶番19、20によりそれぞれ回動自在に蝶
着され、これらのカバー17、18により装填口16
a、16bを共に閉じた際に、画像記録装置16の内部
が暗部に保たれるようになっている。
【0009】また、カバー17、18の裏面にはマガジ
ンガイド21、22がそれぞれ取り付けられ、装填口1
6a、16bの後方にはサプライマガジン23、24を
支持するマガジンガイド25、26が設けられている。
更にサプライマガジン23、24には、挿脱する際の手
掛かりとなる把手23a、24aがそれぞれ取り付けら
れると共に、図22におけるサプライマガジン23、レ
シーブマガジン24の左側上面には開口23b、24b
が形成され、これらの開口23b、24bを開閉する蓋
部23c、24cがそれぞれ設けられている。
【0010】なお、カバー17、18には図示しないロ
ック機構が備えられており、サプライマガジン23、レ
シーブマガジン24の蓋部23c、24cが共に閉じら
れている場合にのみこのロック機構が外れ、カバー1
7、18を開けることができるようにされている。ま
た、これらの蓋部23c、24cは、カバー17、18
が閉じられロック機構が作動している場合にのみ開閉し
得るようにされている。
【0011】サプライマガジン23、レシーブマガジン
24の開口23b、24bの左側上方には搬送路27が
形成され、例えば米国特許第5210616号に開示さ
れるような搬送機構により、サプライマガジン23内の
シートフィルムSを副走査位置の右側に設けられたロー
ラ28、29まで搬送し、更に画像の記録を終了したシ
ートフィルムSをレシーブマガジン24内まで搬送する
ことができるようになっている。ローラ28、29の上
方には、シートフィルムSへの記録のために扇状に走査
されるレーザービームLを、副走査位置にシートフィル
ムS面と垂直に出射する光学ユニット30が設けられて
いる。
【0012】サプライマガジン23、レシーブマガジン
24が手で図25に示すように装填され、カバー17、
18が閉じられた後に指示手段により記録を行う命令が
指示されると、先ず駆動機構によりサプライマガジン2
3、レシーブマガジン24の蓋部23c、24cが開け
られる。次に、サプライマガジン23からシートフィル
ムSの最上層の1枚が取り出され、シート搬送機構によ
りローラ28、29の間に搬送される。更に、光学ユニ
ット30が記録する信号に従って変調したレーザービー
ムLを走査照射し、同時にローラ28、29が一定の速
度で回転して副走査を行うことにより、シートフィルム
S上には二次元の画像が記録される。
【0013】記録が終了すると、シート搬送機構により
シートフィルムSはレシーブマガジン24に搬送され
る。次のシートフィルムSに記録する場合には、同様の
動作を繰り返せばよい。所定の記録が終了すると、操作
者は図示しない指示手段によりサプライマガジン23、
レシーブマガジン24の蓋部23c、24cを閉じる命
令を指示する。これにより蓋部23c、24cが閉じ、
ロック機構が外れてカバー17、18は手動で開けられ
る状態となる。そして、操作者はカバー17、18を開
けてレシーブマガジン24を取り出し、内部のシートフ
ィルムSを他の現像機等により現像処理を行う。
【0014】このように第2の従来例では、画像記録装
置16の装填口16a、16bが大きく開かれているた
め、画像記録装置16の前面がカバー17、18の把手
17a、18aを握っている手の邪魔になることはな
い。
【0015】なお、この第2の従来例ではこのカバー1
7、18を別個に設けたが、図26に示すように画像記
録装置16の前面にパネル全体の大きさのカバー31を
設け、把手31aによりカバー31を横方向に開いた
り、或いは図27に示すように縦方向に開くようにした
装置も使用されている。
【0016】また、図28に示すように2個の観音開き
とされたカバー32、33を設け、それぞれのカバー3
2、33に取り付けられた把手32a、33aによりカ
バー32、33を開くようにしてもよい。更に、図29
に示すように2個のカバー34、35を蝶番36、37
によりそれぞれ蝶着し、カバー34、35に取り付けら
れた把手34a、35aを上方に持ち上げるような構成
にしてもよい。
【0017】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上述
の第1の従来例においては、サプライマガジン2、レシ
ーブマガジン3と画像記録装置1の装填口1a、1bと
の間隙からの光の侵入を防止するため、サプライマガジ
ン2、レシーブマガジン3にフランジ部2a、3a等を
形成しなければならず、外観上望ましくないばかりでな
く、サプライマガジン2、レシーブマガジン3の取り扱
いに際して不便である。
【0018】また、サプライマガジン2、レシーブマガ
ジン3の何れかを外した場合でも、画像記録装置1内を
暗部に保つためにシャッタ8、9が必要であるが、これ
らのシャッタ8、9は機構が複雑であるだけでなく破損
し易く、更には故意に手で押すと光が侵入するという問
題点がある。
【0019】サプライマガジン2、レシーブマガジン3
が外れている場合に、マガジンガイド4、5内に塵埃が
溜まり、サプライマガジン2、レシーブマガジン3を装
填する際にこの塵埃が画像記録装置1の内部に侵入する
ことがある。更に、この塵埃が光学ユニット11の内部
に侵入すると、記録むらを起こす原因となる。また、マ
ガジンを挿入する画像記録装置1の装填口1a、1bが
狭いため、操作者はサプライマガジン2、レシーブマガ
ジン3を慎重に挿入しなければならず、作業性が悪くな
っている。
【0020】第2の従来例においては、第1の従来例の
問題点は解消されており、特に画像記録装置16の装填
口16a、16bが広く形成され、更にマガジンガイド
21、22が設けられているために、サプライマガジン
23、レシーブマガジン24の装填は第1の従来例より
も容易である。しかしながら、カバー17、18のそれ
ぞれを閉じた状態で画像記録装置16内を共に暗部にす
る必要があるため、構成が複雑になる。
【0021】また、サプライマガジン23、レシーブマ
ガジン24を挿入する際に、これらが過って図23、図
24の矢印に示すようにカバー17、18に衝突する虞
れがあるため、カバー17、18の構造を強固にしなけ
ればならないという問題点がある。更に、カバー17、
18を開く際に、カバー17、18が装置全面に突出す
るため、無駄なスペースを必要とする。
【0022】また図26、図27の例では、1個のカバ
ー31、32だけを必要とするため構造は簡素になる
が、カバー31、32を開けた際の突出量が第2の従来
例よりも更に大きくなる。更に、マガジンガイド25、
26に相当する部材が設けられていないため、サプライ
マガジン23、レシーブマガジン24を装填する操作は
行い難い。
【0023】図28の例ではカバー33、34の突出量
は小さくなるが、カバー33、34を開ける際の操作が
左右のカバー33、34で2回になるため煩雑となる。
図29の例では、第2の従来例と比較してカバー35、
36にサプライマガジン23、レシーブマガジン24が
衝突する虞れはないが、サプライマガジン23、レシー
ブマガジン24を装填する際に、カバー35、36が邪
魔になるばかりでなく、カバー35、36を持ち上げた
状態に保持する機構が必要になるという問題点がある。
【0024】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
マガジンを容易に装填でき、かつカバーの構成を簡略化
し、カバーが突出する領域を小さくしたシート状記録媒
体処理装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの第1発明に係るシート状記録媒体処理装置は、シー
ト状記録媒体を収納するシート収納部材を装填口を介し
て挿脱するようにしたシート状記録媒体処理装置におい
て、前記装填口の奥部に回動中心を有し前記装填口の外
側方向に向けて回動可能とした遮蔽用カバーを設けたこ
とを特徴とする。
【0026】また、第2発明に係るシート状記録媒体処
理装置は、シート状記録媒体を収納するシート収納部材
を装填口を介して挿脱するようにしたシート状記録媒体
処理装置において、前記装填口は外装側を広口とし奥部
を該広口部分よりも狭くし、前記奥部に回動中心を有し
前記装填口の外側方向に向けて回動可能とした遮蔽用カ
バーを設けたことを特徴とする。
【0027】更に、第3発明に係るシート状記録媒体処
理装置は、シート状記録媒体を収納するシート収納部材
を装填口を介して挿脱するようにしたシート状記録媒体
処理装置において、前記装填口の奥部に回動中心を有し
前記装填口の外側方向に向けて回動可能とした遮蔽用カ
バーを設け、該遮蔽用カバーは前記装填口開放時に前記
装填口内壁に近接保持するように構成したことを特徴と
する。
【0028】
【作用】上述の構成を有する本発明に係るシート状記録
媒体処理装置は、奥部に回動中心を有する遮蔽用カバー
を外側に向けて回動することにより装填口を開閉し、シ
ート収納部材を挿脱する。
【0029】
【実施例】図1は第1の実施例の外観図であり、画像記
録装置41の前面にはパネル42が取り付けられてお
り、このパネル42には装填口42a、42bが上下2
段に形成されている。装填口42a、42bはパネル4
2に近い側が広口で、奥部がこの広口より狭くなってお
り、この狭くなった部分を通ってマガジンが装脱される
ようになっている。本実施例では特に縦方向の幅を大き
くして広口としている。これらの装填口42a、42b
にはこれらを開閉するカバー43、44が取り付けら
れ、カバー43、44には開閉する際の手掛かりとなる
把手43a、44aがそれぞれ取り付けられている。
【0030】図2は装填口42aの断面図、図3はその
斜視図、図4はカバー43の断面図であり、カバー43
は装填口42aに固定された軸45に軸支され、カバー
43の後方にはレシーブマガジン46を支持するマガジ
ンガイド47が設けられている。なお、レシーブマガジ
ン46には把手46aが取り付けられている。更に、装
填口42aの下部及び両側部には溝42cが形成され、
カバー43を閉じた際にカバー43の先端がこの溝42
cに係合され、外光が進入することを防止するようにさ
れている。
【0031】なお、図5に示すように軸45は装填口4
2aの側面42dに形成された孔42eを嵌通して、カ
バー43の回転中心に形成された孔43bに嵌入されて
いる。装填口42aの側面42dには小突起42fが形
成され、カバー43におけるこの小突起42fと対応す
る位置には、溝状の凹部43cと孔43dが同一円周上
に形成されている。ここで、カバー43を閉じた状態で
は小突起42fは凹部43c内に含まれ、カバー43を
図2における2点鎖線の位置まで開けた際に、小突起4
2fは凹部43cから外れて孔43dに嵌合され、孔4
3dと小突起42fとの係合により、カバー43全体を
開いた状態で保持することができるようになっている。
【0032】図6は図2に図示した部分の変形例であ
る。カバー43は合成樹脂材であり、その板厚の薄い部
分43eは自在に屈曲可能とされている。またカバー4
3の一部には、鉄等の磁性材料43fが取付けられてい
る。カバー43の取付部43gはパネル42に接着され
ており、またパネル42にはマグネット42gが取り付
けられている。
【0033】この構成により、カバー43は部分43e
を中心として回動可能であり、実線の位置と一点鎖線の
位置との間を移動可能であり、一点鎖線の位置ではマグ
ネット42gが磁性材料43fを吸着する力によって、
一点鎖線の位置に保持される。カバー43を閉じる際に
は手で把手43aを持って閉じれば、マグネット42g
の力に打ち勝って閉止することができる。この変形例で
は、図2に図示したものに比べて構造が簡単であり安価
になると共に、ヒンジ部に切れ目がないので遮光に有利
である。
【0034】図7はカバー43のロック機構の構成図で
あり、カバー43の両側の内面には突起43hが取り付
けられている。また、パネル42に固定された軸48に
は、先端部49aが鍵状とされたレバー49が回動可能
に軸支され、このレバー49が図7における実線位置ま
で移動した際に、レバー49の先端部49aがカバー4
3の突起43hの移動を規制し、カバー43を閉じた状
態でロックし得るようになっている。また、レバー49
の他端にはレバー50を介してソレノイド51が連結さ
れている。一方、パネル42にはレバー49の移動を規
制する突起42hが形成されると共に、レバー49の一
部には一端がパネル42に固定されたばね52の他端が
固定されることで、レバー49は矢印に示す方向に付勢
されている。
【0035】このような構成により、ソレノイド51が
オフ状態の場合には、ばね52の作用によりレバー49
が実線位置まで付勢され、ソレノイド51がオン状態の
場合には、ソレノイド51がレバー50を引き込んでレ
バー49を一点鎖線の位置まで移動させるようになって
いる。
【0036】なお、上述の説明では装填口42aに形成
されたカバー43の構成を述べたが、装填口42bに取
り付けられたカバー44にもカバー43と同様の開閉機
構とロック機構が備えられており、カバー44を閉じた
際に画像記録装置41内が暗部となるようにされてい
る。
【0037】図8は画像記録装置41の正面方向から見
た断面図であり、装填口42a、42bを介して、内部
にはレシーブマガジン46、サプライマガジン53が上
下2段に配置された状態で装填されている。レシーブマ
ガジン46、サプライマガジン53の左部には開口46
a、53aが形成され、更にこれらの開口46a、53
aを開閉する蓋部46b、53bがそれぞれ設けられて
いる。
【0038】なお、蓋部46b、53bを閉じた際に、
レシーブマガジン46、サプライマガジン53の内部は
暗部に保たれるようにされており、レシーブマガジン4
6、サプライマガジン53は内部が暗部の状態で装填口
42a、42bを介して画像記録装置41に挿脱するこ
とができるようになっている。また、レシーブマガジン
46、サプライマガジン53の蓋46c、53cが開い
ている場合には、カバー43、44のロック機構が作動
し、不用意にカバー43、44が開けられシートフィル
ムSが感光することを防止している。サプライマガジン
53内には、下面に銀塩乳剤層が形成された未記録のシ
ートフィルムSが積層されており、シートフィルムSの
銀塩乳剤層にレーザービームを照射することにより、シ
ートフィルムSには潜像が形成され、この潜像を他の現
像手段で現像することにより、画像を形成し記録を行う
ことができるようになっている。
【0039】サプライマガジン53の開口53aの上方
には吸盤55が設けられており、この吸盤55は図示し
ない駆動機構により基準位置aから下降位置bまでの下
降と、左方位置cまでの移動と、退避位置dへの退避と
が可能とされている。なお、吸盤55はシートフィルム
Sの進行方向に対して垂直方向に例えば2個等の複数個
設けられている。吸盤55の左方位置cの更に左方に
は、図示しない駆動手段により回転する搬送ローラ5
6、57が上下に設けられ、特に搬送ローラ56は段付
きとされており、シートフィルムSと接触する膨出部
が、シートフィルムSの進行方向に対して垂直方向に例
えば2個所等の複数個所に形成されると共に、搬送ロー
ラ56は点線で示す位置まで退避し得るようにされてい
る。
【0040】搬送ローラ56、57の左方には、ガイド
板58、59から成る搬送路、副走査ローラ60、61
から成る副走査ローラ対、副走査ローラ62、63から
成る副走査ローラ対、フィルムガイド64、65から成
る搬送路が順次に配置されている。なお、フィルムガイ
ド65はフィルムガイド64の略左半分に対応して設け
られ、フィルムガイド65の右方には可動ガイド66を
介して、ガイド板67がフィルムガイド64の略右半分
に対応して設けられている。ここで、可動ガイド66は
図示しない駆動手段により点線位置まで移動可能とさ
れ、フィルムガイド64における可動ガイド66の点線
位置に対応する部位には、図示しない切欠部が形成され
ており、可動ガイド66の移動を妨げることがないよう
にされている。
【0041】更に、フィルムガイド64、67の右方に
は、搬送ローラ68、69を介してフィルムガイド70
が配置されている。また、可動ガイド66の左側上方に
は、フィルムガイド71、72から成る搬送路を介し
て、搬送ローラ73、74が設けられている。なお、搬
送ローラ73は点線位置への移動が可能とされており、
搬送ローラ73が点線位置に移動した際に、シートフィ
ルムSを搬送ローラ74との間に挟み込むことがないよ
うにされている。
【0042】レシーブマガジン46とサプライマガジン
53の間には、光学ユニット75を内蔵するカバー76
が設けられ、光学ユニット75はこのカバー76の左側
に形成された開口76aからレーザービームLを副走査
ローラ61、63の間に照射することができるようにな
っている。図9は図8のC−C線に沿った平面図であ
り、記録する画像データに応じて変調されたレーザービ
ームLを出射するレーザー光源77の出射方向には、レ
ーザービームLを所定の特性に変換するレンズ78、7
9、モータ80により回転可能とされた回転多面鏡81
が順次に配列されている。更に、回転多面鏡81を反射
したレーザービームLはレンズ82、83を通った後
に、副走査ローラ61、63の間に扇状に走査され、シ
ートフィルムSに照射されるようになっている。
【0043】シートフィルムSに画像を記録する場合に
は、操作者は押し釦等の指示手段により、ソレノイド5
1をオン状態にしてカバー43のロック機構を解除した
後に、把手43a、44aを引いてカバー43、44を
開く。カバー43が完全に開けられると、孔43dが小
突起42fに対応する位置まで移動し、カバー43は開
いた状態で保持される。また、同様の機構によりカバー
44も開いた状態で保持される。次に、操作者がレシー
ブマガジン46を装填口42aから装填し、未記録のシ
ートフィルムSを積層したサプライマガジン53を装填
口42bから装填し、カバー43、44を閉じた後に指
示手段により記録を行う命令を指示すると、レシーブマ
ガジン46、サプライマガジン53の蓋部46b、53
bが開けられ、ソレノイドがオフ状態とされてカバー4
3、44がロックされる。
【0044】次に、吸盤55がサプライマガジン53内
の下降位置bに進入し、シートフィルムSの最上層の1
枚を吸着した後に再び基準位置aに戻り、更に左方位置
cに移動してシートフィルムSを搬送ローラ56、57
の間に挟み込む。このとき、搬送ローラ56は実線位置
に移動しており、シートフィルムSが搬送ローラ56、
57の間に挟み込まれると、吸盤55はシートフィルム
Sの吸着を解除し、退避位置dに移動する。更に、搬送
ローラ56、57は回転して、シートフィルムSをガイ
ド板58、59から成る搬送路に沿って左下方向に搬送
し、シートフィルムSは副走査ローラ60、61に挟持
される。このとき、シートフィルムSは或る程度の腰の
強さを有しているため、搬送ローラ56、57を回転す
ることにより、シートフィルムSの先端はガイド板58
に沿って摺動されながら移動する。
【0045】シートフィルムSが副走査ローラ60、6
1の間に挟み込まれると、搬送ローラ56が点線位置ま
で移動し、副走査ローラ60、61は回転してシートフ
ィルムSの先端を副走査ローラ62、63の間に挟み込
む。更に、副走査ローラ60〜63は共に回転して副走
査を行い、同時にレーザー光源77はレーザービームL
を出射する。このとき、回転多面鏡81はモータ80に
より回転しており、レーザー光源77からのレーザービ
ームLを扇状に走査して主走査を行い、シートフィルム
Sに対して垂直に照射する。このようにして、シートフ
ィルムSには二次元の画像が記録され、記録を終了した
シートフィルムSは、副走査ローラ62、63の回転に
伴ってフィルムガイド64に沿うように下方に搬送され
る。なお、このとき可動ガイド66は実線位置に移動し
ている。
【0046】レーザービームLの照射が完了し記録がな
されたシートフィルムSは、搬送ローラ68、69に挟
持されるまで右方に搬送され、シートフィルムSの先端
が搬送ローラ68、69の間に挟み込まれると、搬送ロ
ーラ68、69は回転し、シートフィルムSの後端が可
動ガイド66よりも右側に至るまでその回転を続ける。
シートフィルムSの後端が可動ガイド66の右側に到達
したことは、図示しない検出手段により検出され、この
検出がなされると可動ガイド66は点線位置に移動し、
搬送ローラ68、69は逆方向に回転し、シートフィル
ムSを左方に搬送する。
【0047】このとき、シートフィルムSは可動ガイド
66の作用により進行方向を変えられ、フィルムガイド
71、72から成る搬送路に送り込まれる。また、搬送
ローラ73は実線位置に移動しており、シートフィルム
Sが搬送ローラ73、74の間に挟み込まれると、搬送
ローラ73、74は回転してシートフィルムSを更に右
方に搬送する。これにより、シートフィルムSは先端か
らレシーブマガジン46内に収納され、シートフィルム
Sの後端が搬送ローラ73、74から離れると、シート
フィルムSは自重により落下し、完全にレシーブマガジ
ン46内に収納される。
【0048】このとき、摩擦抵抗が強いためにシートフ
ィルムSの後端が搬送ローラ73、74に掛かり、レシ
ーブマガジン46内に落下しないことがある。このよう
な場合でも、シートフィルムSを確実にレシーブマガジ
ン46内に落下させるために、搬送ローラ73は点線位
置に移動し、レシーブマガジン46を落下させた後に再
び実線位置に戻る。
【0049】連続して記録を行う場合には、全ての動作
が終了した後に上述の動作を繰り返せばよい。或いは、
シートフィルムSの記録中にシートフィルムSの後端が
搬送ローラ56、57を離れた後に、次のシートフィル
ムSの分離動作を開始してもよい。
【0050】所定の記録が終了し、指示手段によりレシ
ーブマガジン46の取り出しを指示すると、ソレノイド
51がオン状態とされてカバー43のロック機構が解除
され、図示しない表示手段にロック機構が解除されてい
る状態であることを表示する。そして、操作者は装填時
と同様に手でカバー43を開けてレシーブマガジン46
を取り出し、記録されたシートフィルムSを他の自動現
像機により現像処理を行う。また、サプライマガジン5
3の取り出しについてもほぼ同様である。
【0051】なお、本実施例ではパネル42の小突起4
2fは固定して形成したが、後方に移動し得るように設
け、更に後方から図示しない付勢手段により付勢しても
よく、このように構成することにより、更に円滑にカバ
ー43を保持/開閉することができる。また、小突起4
2f、カバー43の凹部43c、孔43dを形成せず
に、パネル42の側面42dとカバー43の側面との間
に皿ばねを介在し、適度の摩擦を持たせることにより、
カバー43が任意の位置で停止するようにしてもよい。
【0052】図10は第2の実施例の構成図であり、カ
バー43のロック機構部のみを示しており、パネル42
には折返部42iにより溝42jが形成されている。カ
バー43にはこの溝42jに嵌合される先端部43iが
形成されると共に、この先端部43iと平行して突出板
43jが形成され、更にこの突出板43jには孔43k
が形成されている。パネル42に固定された軸91に
は、先端部92aが鍵状とされたレバー92が回転可能
に軸支され、この先端部92aは孔43kに係合し得る
ようにされている。レバー92の他端には、レバー93
を介してソレノイド94に連結されており、このソレノ
イド94をオン状態にすることにより、レバー93を引
き込んでレバー92を点線位置まで移動させることがで
きるようになっている。また、レバー92の一部には、
一端がパネル42に固定されたばね95の他端が取り付
けられ、レバー92を常に矢印に示す方向に付勢してい
る。更に、パネル42にはレバー92の移動を規制する
ストッパ42kが設けられている。
【0053】ソレノイド94をオフ状態に切換え、ばね
95の作用によりレバー92を実線位置に移動させ、レ
バー92の先端部92aを突出板43jの孔43kに係
合させることにより、カバー43をロックすることがで
き、逆にソレノイド94をオン状態に切換え、レバー9
3をソレノイド94内に引き込んで、レバー92の先端
部92aと孔43kとの係合を外すことにより、ロック
機構を解除することができる。
【0054】本実施例では、ロック機構がレシーブマガ
ジン46の把手46aの近傍に配されているため、把手
46aを無理に引く力に対して第1の実施例よりも有効
にロック機構を作動させることができると共に、1個の
マガジンに対して1個のソレノイド94によりロックを
行うことができるため、使用するソレノイドの個数を減
少することができる。
【0055】なお、第1、第2の実施例においては、カ
バー43、44を手動で開閉する装置を示したが、図1
1に示すように軸45の外周部に歯車45aを形成し、
この歯車45aをモータ98に連結された歯車99に噛
合させ、図示しない指示手段によりカバー43、44の
開閉を指示することにより、電動によりカバー43、4
4を開閉するようにしてもよい。また、この場合にはカ
バー43、44の把手43a、44aと、カバー43、
44を開いた状態で保持する機構は不要である。
【0056】図12は第3の実施例の要部構成図、図1
3は図12のD−D線に沿った平面図であり、画像読取
装置に適用した例を示しており、図8、図9と同一の符
号は同一の部材を示している。副走査ローラ60、62
の左側には、ハロゲンランプ、蛍光灯等の棒状の照明手
段101と、照明手段101から出射される光束を効率
良くシートフィルムS上に集光する反射ミラー102と
が設けられ、副走査ローラ61、63の右方には光学ユ
ニット103が設けられている。光学ユニット103の
左側には装填口103aが形成され、光学ユニット10
3内には、複数個のレンズにより構成された光学系10
4、例えば2000〜5000個の素子を密に等間隔に
並設したライン状のCCD105が順次に設けられてい
る。なお、光学系104は図13におけるP−P’線を
Q−Q’線上に結像するような機能を有している。
【0057】シートフィルムSは第1の実施例と同様
に、副走査ローラ60、61まで搬送された後に、副走
査ローラ60〜63は回転してシートフィルムSを副走
査する。シートフィルムSの副走査が開始されると、照
明手段101は均一な照度でシートフィルムS上を線状
に照射し、透過光が光学系104を介してCCD105
に入射する。これにより、P−P’線上の各微小スポッ
トの濃度に対応する電気信号が、1ライン当り2000
〜5000個のピッチで得られ、副走査を行いながら一
定の時間間隔でCCD105からの電気信号を読み取る
ことにより、シートフィルムS上に記録された二次元の
画像をデジタル信号として読み取ることができる。読み
取りが終了すると、シートフィルムSは第1の実施例と
同様にレシーブマガジン46内に収納される。
【0058】図14は第4の実施例の外観図、図15は
断面図であり、X線撮影装置に適用される例を示してい
る。X線撮影装置111の前面にはパネル112が設け
られ、このパネル112に形成された装填口112a、
112bは、パネルに近い側が広口で、奥側がこれより
も狭くなっており、この狭くなった部分を通ってマガジ
ンが装脱されるようになっている。装填口112a、1
12bには、第1の実施例のカバー43、44と同様の
機構により開閉するカバー113、114が平行に傾斜
して取り付けられている。装填口112a、112bの
後方にはマガジンガイドにより形成されたマガジン収納
スペースがあり、ここに装填口112a、112bを介
して挿脱可能とされたサプライマガジン115、レシー
ブマガジン116がそれぞれ装填され、図15において
これらのサプライマガジン115、レシーブマガジン1
16の左面には装填口115a、116aが形成される
と共に、開口115a、116aを開閉する蓋部115
b、116bがそれぞれ設けられている。サプライマガ
ジン115の左方には、図示しない機構によりシートフ
ィルムSを挟み込んで互いに密着することが可能とされ
た1対の増感紙117が設けられている。
【0059】指示手段によりX線撮影が指示されると、
搬送機構によりサプライマガジン115内のシートフィ
ルムSの最上層の1枚が取り出され、増感紙117の間
に挿入され、増感紙117が互いに密着した後に、X線
撮影が行われる。X線撮影が終了すると、シートフィル
ムSは搬送手段によりレシーブマガジン116内に収納
される。
【0060】図16は第5の実施例の外観図、図17は
断面図であり、1枚撮影用X線カセッテに自動的にシー
トフィルムSを搬送し、自動的に取り出して自動現像機
に搬送するカセッテ装填機に適用した例を示している。
カセッテ装填機120の前面のパネル板121に形成さ
れた装填口121a〜121fは、先の実施例と同様に
パネル側が広く、奥側が狭くなっていて、この狭くなっ
た部分を通ってマガジン又はカセッテが装脱されるよう
になっている。
【0061】装填口121a〜121fには、第1の実
施例におけるカバー43、44と同様の構成とされたカ
バー122〜127がそれぞれ取り付けられている。ま
た、カバー122〜127には図11に示すような自動
的にカバー122〜127を開閉する機構がそれぞれ備
えられると共に、カバー122〜127の側方には、カ
バー122〜127の開閉を指示する押し釦スイッチ1
28〜133がそれぞれ設けられている。
【0062】カバー122〜125の後方には、サプラ
イマガジン134〜137を支持するマガジンガイド1
38〜141がそれぞれ設けられている。サプライマガ
ジン134〜137にはシートフィルムSを取り出すた
めの開口134a〜137aがそれぞれ形成されると共
に、これらの開口134a〜137aを開閉する蓋部1
34b〜137bがそれぞれ取り付けられている。更
に、サプライマガジン134〜137には把手134c
〜137cが取り付られている。
【0063】カバー126の後方には、1枚撮影用カセ
ッテ142を挿脱し得るようになっており、この1枚撮
影用カセッテ142は装填された際に、図示しない機構
により図17の実線位置まで引き込むことと、逆に実線
位置から1枚撮影用カセッテ142の一部が、カセッテ
装填機120の外部に至るまで排出することが可能とさ
れている。更に、この1枚撮影用カセッテ142が図1
7の実線位置まで装填された際に、1枚撮影用カセッテ
142の上部に形成された蓋部142aを、図17の一
点鎖線位置まで移動することができるようにされてい
る。
【0064】カバー127の後方には、レシーブマガジ
ン143を支持するマガジンガイド144が設けられ、
レシーブマガジン143にはシートフィルムSを収納す
るための開口143aが形成され、この開口143aを
開閉する蓋部143bが取り付けられると共に、把手1
43cが取り付けられている。一方、カセッテ装填機1
20の後方には自動現像機145が接続されている。
【0065】1枚撮影用カセッテ142内のシートフィ
ルムSを取り出して現像し、未使用のシートフィルムS
を1枚撮影用カセッテ142内に収納する場合には、操
作者は予めサプライマガジン134〜137内に所定の
種類のシートフィルムSを積層した後に、対応するカバ
ー122〜125を開く押し釦スイッチ128〜131
を押す。押し釦スイッチ128〜131の何れかが押さ
れると、サプライマガジン134〜137の蓋部134
b〜137b、レシーブマガジン143の蓋部143b
が閉じて、サプライマガジン134〜137、レシーブ
マガジン143内が暗部とされ、また1枚撮影用カセッ
テ142の蓋部142aも実線位置まで閉じられた後
に、図11に示すような自動開閉機構により、押された
押し釦スイッチ128〜131と対応するカバー122
〜125の何れかが開かれる。
【0066】次に、操作者がサプライマガジン134〜
137を装填し、再び対応する押し釦スイッチ128〜
131を押すとカバー122〜125が閉じ、蓋部13
4b〜137b、142a、143bが開けられる。更
に、図示しない搬送機構により1枚撮影用カセッテ14
2内のシートフィルムSは自動現像機145に搬送さ
れ、現像処理が行われる。
【0067】同時に、操作者が図示しない指示手段によ
り1枚撮影用カセッテ142内に収納するシートフィル
ムSの種類を選択すると、対応するサプライマガジン1
34〜137からシートフィルムSの最上層の1枚が取
り出され、図示しない搬送機構により1枚撮影用カセッ
テ142内に収納される。最後に、サプライマガジン1
34〜137の蓋部134b〜137b、1枚撮影用カ
セッテ142の蓋部142a、レシーブマガジン143
の蓋部143bが全て閉じられ、カバー126が開けら
れた後に1枚撮影用カセッテ142が排出される。
【0068】また、他の装置で記録又は撮影されたシー
トフィルムSを現像する場合には、先ず押し釦スイッチ
133を押すと、上述の場合と同様に蓋部134b〜1
37b、142a、143bが全て閉じられ、カバー1
27が開けられる。次に、操作者は現像するシートフィ
ルムSが積層されたレシーブマガジン143をカバー1
27内に装填した後に、再び押し釦スイッチ133を押
してカバー127を閉じると、蓋部143bが開けられ
る。次に、図示しない機構によりレシーブマガジン14
3内のシートフィルムSの最上層の1枚が取り出され、
このシートフィルムSは自動現像機145内に搬送さ
れ、現像処理が行われる。1枚目のシートフィルムSが
完全に自動現像機145内に搬送されると、続いて次の
シートフィルムSが自動現像機145内に搬送され、レ
シーブマガジン143内のシートフィルムSがなくなる
まで同一の動作が繰り返される。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係るシー
ト状記録媒体処理装置によれば、遮蔽用カバーを外側か
ら操作できる外開きの構成にも拘らず、遮蔽用カバーが
装置の全面に大きく突出することがないので、遮蔽用カ
バーを収納部材等にぶつける可能性が小さくなり、また
安全性、スペース効率の点でも良好である。
【0070】また第2発明に係るシート状記録媒体処理
装置によれば、装填口付近に広口部分を設け、その装填
口よりも奥部に遮蔽用カバーの回転中心を設けたことに
より、シート収納部材をより装脱し易くなり、またシー
ト収納部材が見易くなる。
【0071】第3発明に係るシート状記録媒体処理装置
によれば、遮蔽用のカバーが解放時に装填口内壁に近接
保持されるように構成したことにより、解放時の遮蔽用
カバーが挿脱時に邪魔にならず、装填口を広く取ること
ができ、安全性、スペース効率を更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の外観図である。
【図2】開口の断面図である。
【図3】開口の斜視図である。
【図4】カバーの断面図である。
【図5】カバー軸支機構の構成図である。
【図6】カバー軸支機構の構成図である。
【図7】ロック機構の構成図である。
【図8】画像記録装置の断面図である。
【図9】図7のC−C線に沿った平面図である。
【図10】第2の実施例のロック機構の構成図である。
【図11】カバーを自動的に開閉する手段の斜視図であ
る。
【図12】第3の実施例の要部構成図である。
【図13】図11のD−D線に沿った平面図である。
【図14】第4の実施例の外観図である。
【図15】断面図である。
【図16】第5の実施例の外観図である。
【図17】第5の実施例の断面図である。
【図18】第1の従来例の外観図である。
【図19】断面図である。
【図20】マガジンの拡大断面図である。
【図21】第2の従来例の外観図である。
【図22】断面図である。
【図23】図21のA−A線に沿った断面図である。
【図24】図21のB−B線に沿った断面図である。
【図25】マガジンを挿脱する際の説明図である。
【図26】従来例のカバー開閉機構の斜視図である。
【図27】従来例のカバー開閉機構の斜視図である。
【図28】従来例のカバー開閉機構の斜視図である。
【図29】従来例のカバー開閉機構の斜視図である。
【符号の説明】
41 画像記録装置 42、112、121 パネル 42a、42b、112a、112b、121a〜12
1f 装填口 43、44、113、114、122〜127 カバー 46、116、143 レシーブマガジン 47、138〜141、144 マガジンガイド 51、94 ソレノイド 53、115、134〜137 サプライマガジン 71、103 光学ユニット 98 モータ 99 歯車 101 照明手段 111 X線撮影装置 120 カセッテ装填機 128〜133 押し釦スイッチ 142 1枚撮影用カセッテ 145 自動現像機
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】図14は第4の実施例の外観図、図15は
断面図であり、X線撮影装置に適用される例を示してい
る。X線撮影装置111の前面にはパネル112が設け
られ、このパネル112に形成された装填口112a、
112bは、パネルに近い側が広口で、奥側がこれより
も狭くなっており、この狭くなった部分を通ってマガジ
ンが装脱されるようになっている。装填口112a、1
12bには、第1の実施例のカバー43、44と同様の
機構により開閉するカバー113、114が平行に傾斜
して取り付けられている。装填口112a、112bの
後方にはマガジンガイドにより形成されたマガジン収納
スペースがあり、ここに装填口112a、112bを介
して挿脱可能とされたサプライマガジン115、レシー
ブマガジン116がそれぞれ装填され、図15において
これらのサプライマガジン115、レシーブマガジン1
16の左面には開口115a、116aが形成されると
共に、開口115a、116aを開閉する蓋部115
b、116bがそれぞれ設けられている。サプライマガ
ジン115の左方には、図示しない機構によりシートフ
ィルムSを挟み込んで互いに密着することが可能とされ
た1対の増感紙117が設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】変更
【補正内容】
【図24】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状記録媒体を収納するシート収納
    部材を装填口を介して挿脱するようにしたシート状記録
    媒体処理装置において、前記装填口の奥部に回動中心を
    有し前記装填口の外側方向に向けて回動可能とした遮蔽
    用カバーを設けたことを特徴とするシート記録媒体処理
    装置。
  2. 【請求項2】 シート状記録媒体を収納するシート収納
    部材を装填口を介して挿脱するようにしたシート状記録
    媒体処理装置において、前記装填口は外装側を広口とし
    奥部を該広口部分よりも狭くし、前記奥部に回動中心を
    有し前記装填口の外側方向に向けて回動可能とした遮蔽
    用カバーを設けたことを特徴とするシート記録媒体処理
    装置。
  3. 【請求項3】 シート状記録媒体を収納するシート収納
    部材を装填口を介して挿脱するようにしたシート状記録
    媒体処理装置において、前記装填口の奥部に回動中心を
    有し前記装填口の外側方向に向けて回動可能とした遮蔽
    用カバーを設け、該遮蔽用カバーは前記装填口開放時に
    前記装填口内壁に近接保持するように構成したことを特
    徴とするシート状記録媒体処理装置。
  4. 【請求項4】 前記シート収納部材は感光性のシート状
    記録媒体を収納し、前記遮蔽用カバーを閉じた際に前記
    遮蔽用カバーにより前記装填口を遮光するようにした請
    求項1に記載のシート状記録媒体処理装置。
JP2604194A 1994-01-28 1994-01-28 シート状記録媒体処理装置 Pending JPH07219087A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8113659B2 (en) 2005-11-02 2012-02-14 Thomas Licensing Visual film identification

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